JP2007275998A - カップ取付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加工済みレンズへのカップの固定に際して、手間を掛けずに容易にカップを固定でき、また、レンズ外形測定機構を付加することが可能なカップ取付け装置を提供することを技術課題とする。
【解決手段】 カップの取り付けの中心軸を中心にして配置され、眼鏡レンズの後面に当接してレンズを支持するための少なくとも3個の複数の支持ピンを備え、前記支持ピンに支持されたレンズの前面にカップを取り付けるカップ取付け装置において、
前記複数の支持ピンを連動して移動し、前記中心軸に対する前記複数の支持ピンの距離を変える支持ピン移動手段を備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は、眼鏡レンズの周縁加工時に使用するカップを眼鏡レンズに取付けるカップ取付け装置(軸打ち機)に関する。
レンズ周縁加工装置により眼鏡レンズの周縁を加工する前段階工程として、レンズ前面(前側屈折面)に加工冶具としてのカップを取り付けるカップ取付け装置が使用される。この種のカップ取付け装置においては、カップ取り付け時にレンズを安定して保持するために、レンズテーブル等に固定的に配置された3個の支持ピンにてレンズ後面(後側屈折面)を支持するものが一般的であった(特許文献1参照)。また、カップ取付け装置は、照明光学系により照明された眼鏡レンズを撮像する撮像光学系を持ち、撮像されたレンズ像を観察用のディスプレイに表示するものもある(特許文献2参照)。
特開2002−283202号公報 特開2002−292547号公報
しかしながら、複数の支持ピンが固定的に配置された従来装置においては、次のような問題があった。例えば、レンズ周縁が加工されたレンズにカップを取り付ける際、未加工の円形レンズ用に配置された支持ピンの間隔ではレンズが保持できないため、間隔の狭い支持ピンを持つ第2のレンズ支持ユニットを別に用意し、これと付け替えて使用しなければならなかった。これは手間であり、別に第2のレンズ支持ユニットを管理する煩わしさがある。
また、リムレスフレームのデモレンズをカメラで撮像し、撮像したレンズ像を画像処理してデモレンズの外形形状(玉型形状)を測定する機構を付加させようとした場合、レンズテーブルにレンズを直接置くことができず、さらに支持ピンが測定エリア内にあるため、測定の妨げとなる。
本発明は、上記従来装置の問題点に鑑み、加工済みレンズへのカップの固定に際して、手間を掛けずに容易にカップを固定でき、また、レンズ外形測定機構を付加することが可能なカップ取付け装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) カップの取り付けの中心軸を中心にして配置され、眼鏡レンズの後面に当接してレンズを支持するための少なくとも3個の複数の支持ピンを備え、前記支持ピンに支持されたレンズの前面にカップを取り付けるカップ取付け装置において、
前記複数の支持ピンを連動して移動し、前記中心軸に対する前記複数の支持ピンの距離を変える支持ピン移動手段を備えることを特徴とする。
(2) (1)のカップ取付け装置において、未加工レンズにカップを取り付ける第1ブロッキングモードと加工済みレンズにカップを取り付ける第2ブロッキングモードとを選択するブロッキングモード選択手段と、第2ブロッキングモードが選択されたときに、前記中心軸に対する前記複数の支持ピンの距離が第1ブロッキングモードの選択時に対して短くなるように前記支持ピン移動手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
(3) (2)のカップ取付け装置において、前記複数の支持ピンによる支持平面が前記中心軸上の点を中心に自在に傾斜可能に支持ピンを保持する支持ピン保持手段と、レンズ前面の当接平面が水平になるように配置されたレンズ押さえ部材と、該レンズ押さえ部材を上下移動させる上下移動手段と、前記第2ブロッキングモードが選択されたときに、前記支持ピン保持手段により傾斜可能にされている支持ピンの支持平面を水平に固定する固定手段と、を備えることを特徴とする。
(4) (2)のカップ取付け装置は、前記支持ピンの下に配置されたレンズテーブルと、レンズテーブルに載置されたレンズを撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮像されたレンズ像を画像処理してレンズの外形を測定するレンズ外形測定手段とを備え、前記モード選択手段はさらにレンズ外形測定モードを選択する手段を含み、前記制御手段は、レンズ外形測定モードが選択されたときに前記支持ピンをレンズの外側に退避させ、前記第1ブロッキングモードが選択されたときに前記支持ピンをレンズの内側の所定位置に移動させるように前記支持ピン移動手段を制御することを特徴とする。
(5) (1)〜(4)の何れかのカップ取付け装置において、前記複数の支持ピンがそれぞれ設けられた複数のアームであって、前記支持ピンにより支持させる未加工レンズより外側に配置された支持軸を中心に回転可能な複数のアームを備え、前記支持ピン移動手段は、前記支持軸を中心に前記複数のアームを連動して回転させる回転手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、加工済みレンズへのカップの固定を手間を掛けずに容易に行える。また、支持ピンが加工レンズの外形形状測定を妨げることなく、レンズ外形測定機能を付加することができる。
本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
<全体構成>
図1は本発明に係るカップ取付け装置の外観斜視図である。図2は装置の筐体内部の概略構成図であり、図2(a)は装置を正面方向から見た図、図2(b)は装置を側方から見た図である。
装置本体1は側方視が略コの字状をした筐体を持つ。装置本体1の上部奥には眼鏡枠形状測定ユニット5が配置され、その手前の筺体上部に測定ユニット5の操作スイッチ部4、操作画面が表示されるカラーディスプレイのタッチパネル3が配置されている。タッチパネル3は、操作者の作業姿勢又は眼の高さに応じて、図2(b)に示すように、画面の向きが変えられる。装置本体1から前側に張り出した台座1aの上部には、レンズLEが載置される3個の支持ピン120を持つレンズ支持ユニット100が配置されている。レンズ支持ユニット100の上方には、3個の押さえピン220を持つレンズ押さえユニット200が配置されている。装置本体1の左側には、レンズ押さえユニット200を上下移動させる上下移動ユニット250が配置されている。装置本体1の右側には、カップCUをレンズ前面に固定(軸打ち)するためのカップ取付けユニット300が配置されている。カップ取付けユニット300は、カップCUの装着部320の向きを可変に保持するアーム310を備える。装着部320にはカップCUの基部CUaが装着される。台座1aの前側には、レンズ押さえユニット200を作動させるスイッチ2aと、カップ取付けユニット300を作動させるためのスイッチ2bが配置されている。
台座1aの内部には、レンズLEを拡散照明光で照明する照明光学系10が配置されている。装置本体1の前側に張り出した張出上部1bには凹面ミラー21が傾けて配置され、レンズ支持ユニット100の中心を通る中心軸L1からの光が凹面ミラー21によって反射される光軸L2方向に、レンズLE像を撮像するカメラを含む受光光学系20が配置されている。
<カップ取り付けユニットの構成>
カップ取り付けユニット300の構成を、図2〜図5により説明する。装着部320を保持するアーム310はアーム保持ベース312に取り付けられている。保持ベース312は、図2に示すY軸方向移動ユニット302により装置本体1に向かって前後方向(Y軸方向)に移動可能に保持されている。Y軸方向移動ユニット302は、Z軸方向移動ユニット304により上下方向(Z軸方向)に移動可能に保持されている。Z軸方向移動ユニット304は、X軸方向移動ユニット306により装置本体1に向かって左右方向(X軸方向)に移動可能に保持されている。これら移動ユニット302,304,306は、それぞれスライド機構及びモータ等を持つ周知の移動機構で構成できる。
図3(a)は、装着部320の回転機構を説明するための断面図である。図3(a)において、アーム310の先端下部には、装着部320が軸S1を中心に回転可能に設けられている。アーム310の内部にはモータ314が備わっている。モータ314の回転軸は、2つのベアリング316を介して、Y軸方向(前後方向)の軸S2を中心に回転可能に保持されたシャフト318に連結されている。シャフト318の他端部に固着された傘歯車319は、装着部320の後端に固定された傘歯車312と噛み合わされている。モータ314の回転により装着部320が軸S1の軸回りに回転され、装着部320に装着されたカップCUの乱視軸を規定する方向が変えられる。
なお、周知のように、カップCUの基部CUaにはキー溝CUbが形成されており、基部CUaが挿入される装着部320の穴320aには、キー溝CUbに対応するキー320bが形成されている。また、装着部320の穴320aの奥に凸部320cが形成されており、カップCUの基部CUaには凸部320cに嵌合される凹部CUcが形成されている。装着部320のキー320bにカップCU側のキー溝CUbを合わせると共に、凸部320cに凹部CUcを合せて装着することにより、カップCUの軸方向とレンズLEの軸方向が所定の関係とされる。そして、レンズ周縁加工装置のレンズ回転軸が持つカップホルダにカップCUを装着するときにも、カップCUのキー溝CUb及び凹部CUcの方向を一定の関係に合わせることにより、レンズLEの軸方向が管理される。
また、図3(a)において、アーム310は、ベアリング324により、軸S2を中心に回転可能にアーム保持ユニット312に保持されている。アーム保持ユニット312の内部に固定されたモータ330の回転は、モータ330の回転軸に備えられた平歯車332、アーム310の外周に固着された平歯車334に伝達され、モータ330の回転によりアーム310が、装置本体1の前後方向(Y軸方向)に延びる軸S2を中心に回転される。モータ330の回転を制御することにより、装着部320の向きを、図3(a)及び図3(b)に示す下向きから、図3(c)に示す横向き、図3(d)に示す上向き等、複数の方向に変えることができる。
図3では、装着部320がY軸方向に延びる軸S2の軸回りに回転されるようにしたが、X軸方向(左右方向)に延びる軸を中心に回転するようにしても良い。図4は、装着部320をX軸方向に延びる軸S3を中心に回転させる場合の構成図である。図4(a)は、装着部320の回転機構を側面方向(X軸方向)から見たときの図である。図4(b)は、図4(a)を正面方向(Y軸方向)から見たときのA1−A1断面図である。アーム310の先端側には、図4(b)上の左右方向(X軸方向)に延びる軸S3を中心に可動ブロック350が回転可能に保持されている。アーム310の内部には、可動ブロック350を軸S3の軸回りに回転させるためのモータ352が取り付けられている。モータ352の回転軸に取り付けられたシャフト354は、アーム310の内部のベアリングにより回転可能に保持されている。シャフト354の先には傘歯車356が取り付けられている。一方、可動ブロック350に軸S3と同軸のシャフト358が固定されており、シャフト358は2つのベアリング360により回転可能にアーム310の内部で保持されている。シャフト358に固定された傘歯車362は、傘歯車356に螺合されている。
可動ブロック350の内部には、モータ364が取り付けられており、モータ364の回転軸は軸S4と同軸のシャフト366に連結されている。シャフト366は2つのベアリング368を介して可動ブロック350に回転可能に保持されている。シャフト366の先端に装着部320が取り付けられている。モータ364の回転により、装着部320が軸S4の軸回りに回転され、装着部320に装着されたカップCUの乱視軸を規定する方向が変えられる。そして、モータ352の回転を制御することにより、可動ブロック350と共に装着部320が軸S3の軸回りに回転され、装着部320の向きが、図4(a)及び(b)に示す下方向、図5(a)に示す正面方向、図5(b)に示す上方向等に変えられる。
なお、操作者がカップCUを装着部320に装着するに際し、装着部320をY軸回りに回転する構成と、X軸回りに回転する構成の2通りを説明したが、Y軸回りの回転とX軸回りの回転を複合させる構成とすることもできる。これにより、装着部320の向く方向を二次元的に任意の方向に変えることができる。
<レンズ支持ユニットの構成>
レンズ支持ユニット100の構成を、図6〜図11を用いて説明する。図6はレンズ支持ユニット100の斜視図、図7はレンズ支持ユニット100を上から見た図であり、図8は図7のA2−A2断面図である。
円筒ベース102の上部には、レンズテーブルを兼ねる拡散板13がリング部材104により取り付けられている。円筒ベース102の下部に取り付けられた底板106の中央には、照明光学系10の光源11が配置されている。また、円筒ベース102の外周部の3箇所には、スプライン軸110をそれぞれ上下移動可能に支持する3個のボールスプライン112が配置されている。各ボールスプライン112は、それぞれスプライン軸110を中心にして、円筒ベース102に回転可能に保持されている。3つのスプライン軸110は、中心軸L1(受光光学系の光軸と一致する軸)を中心にして等角度に配置されている。各スプライン軸110の上端には、アーム114が取り付けられている。そして、各アーム114の先に支持ピン120が取り付けられている。レンズLEが載せられる3つの支持ピン120は、中心軸L1に対して等距離で、且つ、等角度(120度間隔)となる関係で配置されている。3個の支持ピン120の上端にレンズLEの後面に当接し、支持ピン120がレンズLEを支持する。スプライン軸110は、支持ピン120を支持する支持軸となる。
図9は、図8におけるB−B断面での部分拡大図である。スプライン軸110には、軸方向に沿って半円状の溝110aが2箇所に形成されている。また、ボールスプライン112にも、溝110aに対応した半円状の溝112aが形成されている。そして、溝110aと溝112aとの間にボール116が挿入されている。この構成により、スプライン軸110はボールスプライン112に対して軸方向(上下方向)に摺動可能であると共に、ボールスプライン112を回転させると、スプライン軸110も回転される。他の2箇所のスプライン軸110及びボールスプライン112も同一構成である。
図10は、図8におけるC−C断面の全体図である。回転体であるリング部材130は、ボールスプライン112の下に配置され、中心軸L1を中心にして回転可能に円筒ベース102に取り付けられている。リング部材130には、径方向に延びる長穴132が各ボールスプライン112の位置に対応して形成されている。各ボールスプライン112には、スプライン軸110の軸中心から偏心した位置にピン134が植設されている。この各ピン134は、長穴132に係合するように挿入されている。ピン134がボールスプライン112の回転中心から偏心した位置にあるため、リング部材130が中心軸L1を中心に回転されると、長穴132に誘導されてボールスプライン112が回転される。これに伴って3個のスプライン軸110も連動して回転され、各アーム114の先に取り付けられた各支持ピン120が、図7の退避位置から矢印122方向に回転される。すなわち、中心軸L1に対する各支持ピン120の距離が連動して変えられることにより、3個の支持ピン120の間隔も変えられ、3個の支持ピン120により支持される領域の大きさが変えられる。
図10において、円筒ベース102には、リング部材130を回転させるためのモータ140が取付け板142により取り付けられている。モータ140の回転軸には送りネジ144が連結されている。この送りネジ144に円柱状のナット146が螺合されている。一方、リング部材130には円柱状のナット146に係合させる係合部材148が固定されている。係合部材148に長穴149が形成されており、この長穴149の中に円柱状のナット146が係合するように配置されている。したがって、モータ140の回転により送りネジ144が回転されると、ナット146は送りネジ144の軸方向に移動され、ナット146の直線移動によりリング部材130が中心軸L1を中心に回転される。なお、138はリング部材130の回転の初期位置を検知するためのセンサである。リング部材130の回転により、上述のように、複数の支持ピン120の間隔が連動して変えられる。
なお、上記ではモータ140によりリング部材130を回転させるものとしたが、リング部材130を手動で回転させるためのレバー等の回転伝達部材を設け(係合部材148をレバーに変えればよい)、手動操作でリング部材130を回転させる構成とすることも可能である。
図11は、図8におけるD−D断面の全体図であり、3つの支持ピン120による支持平面Heの傾斜機構を説明する図である。円筒ベース102の外側にx軸傾斜リング144が配置され、x軸傾斜リング144の外側にy軸傾斜リング148が配置されている。x軸傾斜リング144は、図11中のx軸方向に位置する2つの連結軸142により、x軸の軸回りに回転可能に円筒ベース102に接続されている。一方、y軸傾斜リング148は、x軸に直交するy軸に位置する2つの連結軸146により、y軸の軸回りに回転可能にx軸傾斜リング144に接続されている。この構成により、y軸傾斜リング148の上面148a(図8参照)は、その上面148aの平面を通る中心軸L1上の点O2を中心に二次元的に自在に傾斜することができる。そして、図8に示すように、載置部材としてのy軸傾斜リング148の上面148aに、3つのスプライン軸110の下端部110aがそれぞれ載せられている。3つのスプライン軸110がy軸傾斜リング148の二次元的な傾斜にしたがって連動して上下に移動できるため、3つの支持ピン120の支持平面Heが、その支持平面Heを通る中心軸L1上の点O1を中心にして二次元的に自在に傾斜される。点O1と点O2は、共に中心軸L1上の点であり、対応関係にある。なお、支持平面Heの傾斜は、各アーム114の下面がリング部材104の縁に当接する位置で制限され、その傾斜可能な範囲は、例えば、約6度とされている。
図11において、円筒ベース102の外周縁とx軸傾斜リング144の内周縁には、円柱状のマグネット150a,150bが向かい合う位置で固定されている。また、x軸傾斜リング144の外周縁とy軸傾斜リング148の内周縁にも、円柱状のマグネット152a,152bが向かい合う位置で固定されている。マグネット150a,150b,152a,152bは、支持ピン120の支持平面Heを水平に維持する手段として機能する。レンズ押さえユニット200を使用してレンズLEの表面に押さえピン220を当接させていないときは、マグネット150aと150bがそれぞれ引き合う磁力、及びマグネット152aと152bがそれぞれ引き合う磁力により、図8のように、y軸傾斜リング148の上面148aは水平状態に保たれ、支持平面Heも水平状態に保たれる。すなわち、マグネット150a等は、支持平面Heが水平となるように支持ピン120に付勢力を付与する付勢部材とされる。付勢部材としてのマグネット150a等の磁力(付勢力)は、レンズLEが支持ピン120に載置されたときの荷重に対して、支持平面Heを十分に水平状態に維持する強さであり、且つ、レンズ押さえユニット200側のレンズ押さえピン220によりレンズLEの表面が押さえられたときに、その荷重により支持ピン120及びスプライン軸110等が上下移動される強さとされている。
なお、支持平面Heを水平に復帰させ、それを維持する手段としては、マグネット150a,150bの位置、及びマグネット152a,152bの位置に、それぞれ付勢部材としての板バネ等の弾性部材を配置することでも実現できる。あるいは、他の適当な場所にバネ等の弾性部材を配置することでも良い。
図8において、支持ピン120の支持平面Heを水平状態で固定するための手段として、x軸傾斜リング144及びy軸傾斜リング148の下方に押さえリング160が上下移動可能に配置されている。押さえリング160の上面は、リング144及びリング148の下面に当接する大きさを持つ。押さえリング160は、上下移動ユニット164により上下移動される支持アーム162に固定されており、上下移動ユニット164の駆動によって上下移動される。押さえリング160がリング144及びリング148に当接する位置まで上昇すると、支持ピン120の支持平面Heは水平状態で固定される。押さえリング160が下がると、スプライン軸110は再び上下移動可能となり、支持平面Heが自在に傾斜可能となる。なお、支持平面Heを水平状態で固定するための手段としては、上記に限られない。例えば、リング148の外周側面方向からリング144及び円筒ベース102に亘って一直線で通過する穴を形成し、この穴に円筒ベース102まで延びるピンを通す構成でも実現できる。
なお、上記では複数の支持ピン120の間隔を移動させる機構を例にとって説明したが、マグネット150a等による支持平面Heを水平に維持する手段、及び押さえリング160等により支持平面Heを水平状態で固定するための手段は、支持ピン120の間隔が固定されているタイプにおいても適用すると都合が良い。
<レンズ押さえユニット及びその上下移動ユニットの構成>
レンズ押さえユニット200の構成を図2、図12、図13により説明する。図12は、レンズ押さえユニット200を下方向から見たときの図である。装置本体1の奥側方向に、上下移動ユニット250により上下移動されるブロック210は配置されている。ブロック210には、中心軸L1を半径中心とするリング部材212が固定されている。図12において、リング部材212には、レンズ押さえピン220をその先端に持つ3つのアーム214が、それぞれ固定軸216を中心として回転可能に取り付けられている。リング部材212の外側には、回転リング222が中心軸L1を中心にして回転可能に取り付けられている。なお、3個のレンズ押さえピン220は、中心軸L1を中心に等距離で、且つ等間隔(120度間隔)となるように配置されている。また、3個のレンズ押さえピン220は、レンズ前面に当接する平面が水平となるように配置されている。
図13に、固定軸216及びアーム214の基部部分の拡大図を示す。アーム214は、その基部から回転リング222まで延びた基部板214aを持つ。回転リング222には、長穴224が形成されている。一方、基部板214aには、図12及び図13において、下側(図2においては上側)に延びるピン218が植設されており、ピン218が長穴224に係合するように通されている。他の2箇所の固定軸216部分も同じように構成されている。ピン218が長穴224に係合することにより、回転リング222の回転によって、アーム214が固定軸216を中心に回転され、3つの押さえピン220が同時に矢印221方向に移動される。
図12において、ブロック210には、回転リング222を回転させるためのモータ230が取り付けられている。モータ230の回転軸には送りネジ232が連結されている。この送りネジ232に円柱状のナット234が螺合されている。一方、回転リング222には円柱状のナット234に係合させる係合部材238が固定されている。係合部材238に長穴239が形成されており、この長穴239の中に円柱状のナット234が係合するように配置されている。モータ230の回転により送りネジ232が回転されると、ナット234は送りネジ232の軸方向に移動される。ナット234が長穴239に係合するため、ナット234の移動により回転リング222が中心軸L1を中心に回転される。これにより、前述のように、3つの押さえピン220が連動して同時に矢印221方向に移動される。なお、ブロック210には、回転リング222の初期位置を検出するためのセンサ240が取り付けられている。
上下移動ユニット250の構成を、図14により説明する。図14(a)は上下移動ユニット250を正面から見た図である。固定ベース252に上下方向に延びる2つのガイド軸254が配置され、ガイド軸254に沿って上下移動ベース256が上下移動可能に配置されている。上下移動ベース256にレンズ押さえユニット200のブロック210が固定されている。固定ベース252の下に、上下移動ベース256を上下移動するためのモータ260が配置され、モータ260の回転軸に送りネジ262が連結されている。
図14(b)は、2つのガイド軸254及び送りネジ262のそれぞれの中心を通る面での断面図である。図14(b)において、送りネジ262にはナット264が螺合し、ナット264は上下移動ベース256の内部に、回転不能に、且つ上下移動可能に配置されている。ナット264の下端と上下移動ベース256の底部256aとの間に、コイルバネ268が配置されている。ナット264の上端は、上下移動ベース256の上部に固定された上板256bで制限されている。
モータ260の回転により、ナット264を下降させる駆動力が与えられると、ナット264がバネ268を介して上下移動ベース256を下降させ、上下移動ベース256に固定されたレンズ押さえユニット200も下降される。図14(a)において、ナット264には遮光板270が固定されており、上下移動ベース256には遮光板270の位置を検知するセンサ272が取り付けられている。レンズ押さえユニット200の下降により、押さえピン220が支持ピン120に支持されたレンズLEに当接すると、レンズ押さえユニット200及び上下移動ベース256が下降することができず、ナット264のみがバネ268の付勢力に抗して下降される。ナット264が下降すると、遮光板270も下降し、これがセンサ272に検知される。センサ272の検知信号により、レンズLEの前面がレンズ押さえユニット200に押さえられたことが検知される。そして、カップCUの固定時には、センサ272の検知時点からモータ260を駆動して、さらにナット264を下降させると、コイルバネ268の付勢力によりレンズ押さえユニット200によりレンズ押さえ力が強められる。カップCUの固定後、モータ260の駆動によりナット264を上昇させると、上下移動ベース256と共にレンズ押さえユニット200が上昇される。
<光学系及び制御系の構成>
図15は、装置1が持つ照明光学系10,受光光学系20の配置図及び制御系のブロック図である。照明光学系10は、白色光を発するLED等の光源11と、レンズLEより大きな拡散面を持つ拡散板12とを備える。拡散板12の上面は、デモレンズの外形測定時にデモレンズを載せるレンズテーブルを兼ねる。また、拡散板12の表面には、中心軸L1を中心に規則的なパターンを持つ指標部13が形成されている。指標部12が持つ指標は、例えば、等間隔に配置された多数のドット指標からなる。受光光学系20を構成する凹面ミラー21の反射方向の光軸L2上には、ハーフミラー22、CCDカメラ24を持つ指標検出光学系25が配置されている。また、ハーフミラー22の反射方向には、撮像素子を持つCCDカメラ28が配置されている。カメラ28によりレンズLEの像が撮像され、その像がタッチパネル3に表示される。凹面ミラー21、ハーフミラー22及びカメラ28からなる撮像光学系は、デモレンズが拡散板12上に置かれたときに、その外形形状(輪郭)を測定する測定光学系として兼用される。
カメラ28及び指標検出光学系25のカメラ24は、制御部50に接続されている。制御部50は、カメラ28により撮像されたレンズLEの像からその輪郭やデモレンズに形成された穴形状を読み取る。また、制御部50は、屈折力を持つレンズLEが支持ピン120に置かれたとき、指標検出光学系25により得られる指標部13の像を基にレンズLEの光学中心位置及び乱視軸方向を求める。
指標部13の像を基にレンズLEの光学中心位置及び乱視軸方向を求める方法を簡単に説明する。例えば、指標部13を多数のドットが等間隔の格子の交点に配置された構成の場合、光学中心を検出するには、レンズLEの無い状態でのドット像に対して、レンズLEが載せられた状態におけるドット像の座標位置変化を調べ、ドット像がどの位置を中心に拡散又は収束しているかを求める。すなわち、この拡散又は収束の中心が光学中心として検出できる。ドット間に光学中心が位置する場合であっても、ドット像の移動方向と移動量からその移動中心を補間して求めればよい。また、レンズLEが乱視度数を持つ場合、ドット像はレンズの母線に向かう方向(又は離れる方向)に移動する。よって、レンズLEのない状態でのドット像の座標位置に対して、各ドット像がどの方向に移動しているかを調べることにより、同様に乱視軸の方向を検出できる。この検出方法は、特開2002−292547号公報と同様な方法が採用できる。また、検出光学系25においても、スクリーンに指標像を投影する方式を利用することができる。
図15において、制御部50には、カップ取り付けユニット300の移動ユニット302,304,306及びモータ314,330等が接続され、また、レンズ支持ユニット100のモータ140,上下移動ユニット164が接続され、また、レンズ押さえユニット200のモータ230,上下移動ユニット250のモータ260等が接続されている。
以上のような構成を持つ装置の動作を説明する。
<カップ装着の動作>
初めに、カップ取り付けユニット300において、退避位置に置かれた装着部320の初期設定の向きを操作者の好みに応じて変える動作を説明する。カップCUを装着するときのアーム310の退避位置は、図1及び図2に示すように、本体1に向かって右側の位置である。操作者は、図15に示すタッチパネル3の初期画面で表示されるメニューボタン30aを押して装着部320の初期設定画面を表示させる。図16は、この時の設定画面の例である。ここでは、図3に示した構成にて、装着部320が横回転できる構成の場合を説明する。操作者は、図16のボタン31a〜31fのいずれかを押すことにより、装着部320の向きの設定を、左横向き、左45度上向き、上向き、右向き、右45度上向き及び下向きに選択できる。ボタン31a〜31fの何れかが押されると、制御部50によりモータ330の駆動が制御され、装着部320が選択された向きとなる位置で停止される。操作者が立って作業を行う場合、装着部320の向きを上向きに設定すると、装着部320の穴320aの位置が見やすく、さらにキー320b及び凸部320cの方向も見やすくなり、カップCU側のキー溝CUb及び凹部CUcの向きを合わせ、カップCUの基部CUaの装着がし易くなる。操作者が座ってカップCUを装着する場合には、その姿勢に合わせて装着部320の向きを右向き、右45度上向き等に変えられる。従来のように、装着部320の向きが下向きで慣れている作業者の場合には、下向きのままとしておけばよい。
また、ボタン31gのアップ/ダウンにより装着部320の向きを微調整してすることもできる。ボタン31gのアップボタンを押している間は、装着部320が左回転(反時計回り)され、ダウンボタンを押している間は装着部320が右回転(時計回り)される。さらにまた、ボタン31hのアップ/ダウンにより装着部320の高さも設定できる。アップ又はダウンのボタン31hを押している間、制御部50によりZ軸方向移動ユニット304の駆動が制御され、アーム310の高さが変えられる。装着部320の高さを変えることにより、さらに操作者の姿勢に合わせることができ、また、スムーズに作業ができる。
操作者は装着部320の向き及び高さを所望の状態に設定した後、メニューボタン30を押して図16の設定画面を閉じると、記憶手段としてのメモリ51に装着部320の向き及び高さの初期位置の設定データが記憶される。以後、カップCUのレンズLEへの取りつけが終了し、アーム310が図1に示す退避位置に戻ってきたときに、装着部320の向き及び高さが設定された位置で停止される。
なお、図4のように装着部320がX軸方向の軸S3を中心に回転できる構成とした場合、装着部320の向きを操作者に対して正面方向、45度上向きなどに設定できる。さらに、図3と図4の構成を複合させた場合には、装着部320の向きを、操作者に対して斜め方向にも向けることができる。これらの場合についても、装着部320の向きを設定する入力画面を設けることで、装着部320の初期設定の向きを操作者の好みに応じたものとすることができる。
<未加工レンズへのカップのブロッキング動作>
次に、未加工のレンズLEにカップCUを固定する場合の動作を説明する。タッチパネル3の初期画面で表示されるモード選択用のボタン30b(図15参照)を押すと、未加工レンズのブロッキングモードとされ、パネル3には玉型データ及びレイアウトデータを入力できる画面が表示される。操作者は、眼鏡枠形状測定ユニット5を使用して眼鏡枠の形状を測定する。操作スイッチ部4のスイッチで測定を実行するとトレースが行われ、眼鏡枠のトレースデータが得られる。測定ユニット5で得られた形状データは、メモリ51に記憶されると共に、パネル3の画面上に測定データに基づく玉型図形が表示される。操作者はパネル3に表示されるスイッチキーで、FPD(フレーム中心間距離)、PD(瞳孔間距離)及び玉型の幾何中心に対する光学中心の高さ等のレイアウトデータ、レンズの種類等のデータを入力することができる。レンズLEが柱面度数を持つ場合は、その軸角度データを入力しておく。また、このときレンズ周縁加工装置で行う加工条件も入力しておくことができる。
また、ボタン30bにより未加工レンズのブロッキングモードが選択されると、制御部50は、レンズ支持ユニット100のモータ140を駆動することにより、退避位置に置かれたアーム114を回転させ、3個の支持ピン120を未加工レンズLEの載置に適した位置に移動させる。例えば、中心軸L1を中心に直径40mmの円周上に3個の支持ピン120を位置させる(図17(a)参照)。3個の支持ピン120の位置(間隔)は、メニューボタン30を押して選択できる設定画面により、任意に変更できる。なお、このモードでは、押さえリング160は下方の退避位置に置かれ、レンズ押さえユニット200を使用したときに3個の支持ピン120は自在に上下移動でき、支持平面Heが傾斜可能とされている。
また、未加工レンズのブロッキングモードが選択されると、制御部50は、レンズ押さえユニット200のモータ230を駆動することにより、退避位置に置かれたアーム214を回転させ、3個のレンズ押さえピン220を所定のレンズ押さえ位置に移動させる。例えば、中心軸L1を中心に直径50mmの円周上に3個のレンズ押さえ220を位置させる。
操作者は、カップCUを固定させるレンズLEを支持ピン120に載せる。このとき、マグネット150a等の水平維持手段により、3つの支持ピン120の支持平面Heが水平に保たれているので、操作者がレンズLEから手を離してもレンズLEは支持ピン120から滑り落ちることなく、安定してレンズLEを支持ピン120により支持できる。
操作者は、レンズLEを支持ピン120に載置したら、スイッチ2aを押してレンズ押さえユニット200によりレンズLEを押さえる。スイッチ2aのスタート信号により、制御部50は、上下移動ユニット250を作動することにより、上下移動ブロック210を下降させ、3個のレンズ押さえピン220がレンズLEの前面に当接する位置まで下降させる。レンズ押さえピン220がレンズLEに当接したことはセンサ272により検知され、制御部50はセンサ272からの検知信号が出力されるとモータ260の駆動を停止する。この段階ではレンズLEは軽く押さえられているので、レンズLEを支持ピン120上で移動させ、その位置の調整が可能である。
ここで、レンズ前面に対してレンズ後面の形状が方向によって変化しているプリズムレンズや乱視レンズ(トーリックレンズ)を支持ピン120に載せている場合であっても、支持ピン120の支持平面Heを自在に傾斜できるレンズ支持ユニット100及びレンズ押さえユニット200を使用することにより、カップCUを固定するレンズ面を略水平に維持できる。このため、カップCUをレンズ前面に精度良く固定することできる。
レンズ押さえユニット200によりレンズLEを押さえることができたら、続いて、スイッチ2bを押してブロッキング動作を開始する。スイッチ2bの入力信号により、制御部50は、指標検出光学系25による検出結果に基づいてレンズLEの光学中心を検出し、中心軸L1に対する光学中心の偏位データ及び乱視軸の軸角度データを得る。そして、これらのデータと玉型に対するレイアウトデータとに基づいて、カップCUの固定位置及びカップCUの取付け角度を定める。続いて、制御部50は、カップ取付ユニット300の各モータ及び移動ユニットの駆動を制御する。
ここで、装着部320の向きが上向き等に設定されていた場合、制御部50は、モータ330の駆動を制御して装着部320を上向きに移動させ、カップCUの固定面を下向きに位置させる。その後、制御部50は、カップCUの固定位置及びカップCUの取付け角度に基づいて、従前と同様に、モータ314を駆動して装着部320を回転すると共に、移動ユニット302,304,306の駆動を制御してアーム310を移動させ、レンズ前面にカップCUを固定する。
なお、スイッチ2bの信号が入力されたときは、制御部50は、上下移動ユニット250側のモータ260を一定パルス分だけ回転させることによりナット264を下降させ、バネ268の付勢力によってレンズ固定時の押さえ力を強める。これにより、安定してカップをレンズ前面に固定できる。
カップCUの固定が終了すると、アーム310は再び退避位置に戻され、装着部320の向きは、初めに設定された初期設定の向きとされる。また、カップCUの固定が終了すると、レンズ押さえユニット200が上昇され、退避位置に戻される。レンズ押さえピン220の上昇に伴い、レンズ前面に対する荷重が取り除かれると、マグネット150a等の水平維持手段により、3つの支持ピン120の支持平面Heが再び略水平状態に戻される。このため、操作者がレンズLEを手で保持していなくても、レンズLEが支持ピン120から滑り落ちることが防止される。カップの固定動作の間、作業者は別の作業ができるため、作業効率が向上する。大量のレンズを加工する加工センターにおいては、作業効率を向上できるので、特に都合が良い。
なお、支持平面Heを水平に維持する手段としては、マグネット150a等の代わりに、固定手段としてのリング160及び上下移動ユニット164を利用することも可能である。すなわち、3つの支持ピン120による支持平面Heの傾斜は、レンズ押さえユニット200のレンズ押さえピン220によりレンズLEを押さえているときに機能すれば良いので、制御部50は次のようにして水平を維持する。レンズ押さえピン220が上昇しているときは、移動ユニット164を駆動して押さえリング160を上昇させ、y軸傾斜リング148を水平に固定させる。これにより、支持平面Heも水平に固定され、レンズLEが滑り落ちることなく、支持ピン120にレンズLEを載置できる。
支持ピン120にレンズLEが載せられた後、レンズ押さえユニット200を下降させるためのスイッチ2aが押されると、制御部50はレンズ押さえピン220をレンズ前面に当接する位置まで下降させるが、このとき、レンズ押さえピン220の下降に連動して、押さえリング160も下降させ、支持平面Heの固定を解除する。カップCUの固定後、制御部50はレンズ押さえピン220を上昇させると共に、この上昇に連動して押さえリング160も上昇させ、再びy軸傾斜リング148を水平に固定させることにより、支持平面Heを水平状態に固定する。これにより、レンズLEが支持ピン120から滑り落ちることが防止される。
<加工済みレンズへのカップのブロッキング動作>
レンズ周縁が加工されたレンズLEにカップCUを固定する場合の動作を説明する。加工済みレンズ、例えば枠替えのために再び研削加工を行うレンズにブロッキングする場合、タッチパネル3の初期画面で表示されるモード選択用のボタン30c(図15参照)を押すと、加工済みレンズのブロッキングモードとされる。玉型データ及びレイアウトデータを前述と同様に入力できる。
加工済みレンズのブロッキングモードが選択されると、制御部50は、レンズ支持ユニット100のモータ140を駆動し、3個の支持ピン120を加工済みレンズLEの載置に適した位置に移動させる。3個の支持ピン120の間隔は、未加工レンズのブロッキングモードに対して狭い間隔であり、例えば、中心軸L1を中心に直径20mmの円周上に3個の支持ピン120を位置させる(図17(b)参照)。3個の支持ピン120の位置(間隔)は、メニューボタン30を押して選択できる設定画面により、任意に変更できる。
加工済みレンズLEの場合、レンズLEの外形が小さいため、レンズ押さえピン220の間隔を狭めてレンズLEを押さえると、カップCUの固定に際して、レンズ押さえピン220とカップが干渉してしまう。このため、レンズ押さえユニット200は使用できない。加工済みレンズの場合は、作業者は手でレンズLEを保持してブロッキングを行う。そのため、加工済みレンズのブロッキングモードが選択されると、制御部50は、移動ユニット164を駆動して押さえリング160を上昇させ、支持ピン120の上下移動を固定することにより、支持平面Heを水平状態に固定する。支持平面Heが自在に傾斜可能であると、カップCUの固定時に不安定となるが、支持ピン120の上下移動が固定されることにより、安定した固定が可能となる。
レンズLEを支持ピン120に載置したら、スイッチ2bを押してブロッキング動作を開始する。カップCUのブロッキング動作は、未加工レンズの場合と同様であるので、省略する。
<デモレンズの外形測定の動作>
リムレスフレームのデモレンズ(型板の場合も含む)の外形(輪郭)を測定し、穴位置を編集する場合の動作を説明する。タッチパネル3の初期画面で表示されるモード選択用のボタン30d(図15参照)を押すと、レンズ外形測定モードとされる。このモードの場合、支持ピン120やアーム114がデモレンズの外形測定エリアにあると測定の妨げとなるので、制御部50は支持ピン120を拡散板12の外側の退避位置(測定エリア外)に移動させる。また、このモードが選択されると、パネル3の画面は図18(a)に示す測定画面に切り替えられる。デモレンズの外形測定する場合、外形を測定しやすくするために、デモレンズの縁にマジックインク等で輪郭を強調する処理を施しておく。
図17(c)のように拡散板12の上に置かれたデモレンズLEは、照明光学系10により拡散照明光で照明される。拡散照明光で照明されたレンズ像は、受光光学系20のカメラ28により撮像され、その像がパネル3の画面に表示される。図18(a)の測定画面において、測定ボタン33aを押すと、カメラ28により撮像された画像に基づいてレンズ外形及び穴位置の測定が開始される。拡散板12に対するカメラ28等の撮像光学系の距離及び撮像倍率は設計的に既知であるので、カメラ28により撮像されたレンズ像の明暗を画像処理して検出することにより、レンズ外形の寸法を計測できる。制御部50はレンズ像を画像処理して、デモレンズの外形(玉型)データ及び穴位置データを得る。制御部50は、外形データが得られると、図18(a)の画面に表示されたレンズ像に重ねて、レンズの輪郭線FTを赤色で表示させる。また、外形データからレンズ形状の幾何学中心Oを求め、幾何学中心Oに対する穴HOの中心位置の座標位置を得る。なお、デモレンズLEの前面には予めレンズメータにより水平方向を示す3つの印点を施しておき、画面のレンズ像を見ながら3つの印点がx軸と平行になるようにデモレンズの傾きを調整しておく。
穴HOの穴サイズ及び穴位置を詳細に設定する場合は、穴HOの部分をタッチして穴を指定した後、穴設定ボタン33bを押すと、図18(b)に示すように、指定された穴HO部分の拡大画面が表示される。図18(b)の拡大画面において、撮像された穴HOは黒い影として表示される。また、穴HOには穴マークMHが表示される。タッチパネルの機能により、穴マークMHをドラッグして穴HOの影に合わせることにより穴位置を決定できる。穴位置データは、幾何学中心Oに対するxy座標として得られる。また、ボタン34aにより穴マークMHを穴HOの影の大きさに変更することにより、穴径を入力できる。穴径は表示欄34bに表示される。ボタン34cを押すと、図18(a)の画面に戻り、穴位置の編集データを完了する場合は、ボタン33cを押して穴編集を終了する。測定されたレンズ外形データ、穴編集データは、メモリ51に記憶される。メモリ51に記憶されたデータは、出力部52に接続された別の穴あけ加工装置に穴加工データとして出力される。
カップ取付け装置の外観斜視図である。 装置の筐体内部の概略構成図である。 装着部の回転機構の説明図である。 装着部をX軸方向に延びる軸を中心に回転させる場合の構成図である。 図4の構成において、装着部の向きを変えた場合を示す図である。 レンズ支持ユニットの斜視図である。 レンズ支持ユニットを上から見た図である。 図7のA2−A2断面図である。 図8におけるB−B断面での部分拡大図である。 図8におけるC−C断面の全体図である。 図8におけるD−D断面の全体図であり、支持ピンによる支持平面の傾斜機構を説明する図である。 レンズ押さえユニットを下方向から見たときの図である。 レンズ押さえピンのアームの固定軸及び基部部分の拡大図を示す。 上下移動ユニットの構成の説明図である。 装置1が持つ照明光学系,受光光学系の配置図及び制御系のブロック図である。 装着部の初期設定画面の例である。 未加工レンズ、加工済みレンズを載せるときの支持ピンの移動位置及びデモレンズを拡散板に置いたときの状態を示す図である。 デモレンズの測定画面及び穴位置の設定画面の例を示す図である。
符号の説明
3 タッチパネル
10 照明光学系
20 受光光学系
25 指標検出光学系
28 CCDカメラ
50 制御部
100 レンズ支持ユニット
110 スプライン軸
114 アーム
120 支持ピン
200 レンズ押さえユニット
220 押さえピン
250 上下移動ユニット
300 カップ取付けユニット
310 アーム
320 装着部





Claims (5)

  1. カップの取り付けの中心軸を中心にして配置され、眼鏡レンズの後面に当接してレンズを支持するための少なくとも3個の複数の支持ピンを備え、前記支持ピンに支持されたレンズの前面にカップを取り付けるカップ取付け装置において、
    前記複数の支持ピンを連動して移動し、前記中心軸に対する前記複数の支持ピンの距離を変える支持ピン移動手段を備えることを特徴とするカップ取付け装置。
  2. 請求項1のカップ取付け装置において、未加工レンズにカップを取り付ける第1ブロッキングモードと加工済みレンズにカップを取り付ける第2ブロッキングモードとを選択するブロッキングモード選択手段と、第2ブロッキングモードが選択されたときに、前記中心軸に対する前記複数の支持ピンの距離が第1ブロッキングモードの選択時に対して短くなるように前記支持ピン移動手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とするカップ取付け装置。
  3. 請求項2のカップ取付け装置において、前記複数の支持ピンによる支持平面が前記中心軸上の点を中心に自在に傾斜可能に支持ピンを保持する支持ピン保持手段と、レンズ前面の当接平面が水平になるように配置されたレンズ押さえ部材と、該レンズ押さえ部材を上下移動させる上下移動手段と、前記第2ブロッキングモードが選択されたときに、前記支持ピン保持手段により傾斜可能にされている支持ピンの支持平面を水平に固定する固定手段と、を備えることを特徴とするカップ取付け装置。
  4. 請求項2のカップ取付け装置は、前記支持ピンの下に配置されたレンズテーブルと、レンズテーブルに載置されたレンズを撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮像されたレンズ像を画像処理してレンズの外形を測定するレンズ外形測定手段とを備え、前記モード選択手段はさらにレンズ外形測定モードを選択する手段を含み、前記制御手段は、レンズ外形測定モードが選択されたときに前記支持ピンをレンズの外側に退避させ、前記第1ブロッキングモードが選択されたときに前記支持ピンをレンズの内側の所定位置に移動させるように前記支持ピン移動手段を制御することを特徴とするカップ取付け装置。
  5. 請求項1〜4の何れかのカップ取付け装置において、前記複数の支持ピンがそれぞれ設けられた複数のアームであって、前記支持ピンにより支持させる未加工レンズより外側に配置された支持軸を中心に回転可能な複数のアームを備え、前記支持ピン移動手段は、前記支持軸を中心に前記複数のアームを連動して回転させる回転手段を備えることを特徴とするカップ取付け装置。


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