JP5827517B2 - 眼鏡レンズ光学特性測定装置 - Google Patents

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Description

この発明は、眼鏡レンズの屈折特性および紫外線透過率の測定を行うことが可能な眼鏡レンズ光学特性測定装置に関するものである。
従来の眼鏡レンズの光学特性測定装置には、被検レンズ(眼鏡レンズ)の屈折特性と被検レンズ(眼鏡レンズ)の紫外線透過率を測定することができるようにしたものがある。
この光学特性測定装置としては、光学特性表示用の表示画面を有する表示装置と、この表示装置の表示画面の下縁に沿って入力用の複数のスイッチを設けると共に、レンズ受が設けられた筐体部に光学特性測定用の読取スイッチを設けたレンズメータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このレンズメータでは、紫外線透過率測定モード(UV測定モード)にしておくと、読取スイッチを押したときに、光源を切り替えて被検レンズのUV測定(紫外線透過率の測定)が開始されるようになっている。
この紫外線透過率測定モードでは、被検レンズの紫外線透過率の測定が開始されて、紫外線透過率の測定値が表示画面にホールド表示されるようになっている。
また、このレンズメータでは、複数のスイッチに対応させて表示画面の下縁部に操作内容を示すアイコンの表示をさせ、アイコンに対応するスイッチが押されると、アイコンに対応した表示や測定が可能となっている。
即ち、紫外線透過率測定モードでは、紫外線透過率測定用のUVアイコンと屈折特性測定用アイコンを表示画面の下縁部に表示させて、UVアイコンに対応するスイッチを押す毎に、他の被検レンズの紫外線透過率の測定を順次行って、最初の第一の被検レンズのUV測定値と第二以降の被検レンズのUV測定値を表示画面に同時に複数表示させて、UV測定値の比較を行うことができるようにしている。
また、紫外線透過率測定モードにおいて、屈折特性測定用アイコンに対応するスイッチを押すと、S,C,Aが表示された屈折特性測定用の表示に表示画面が切り替えられるようになっている。
特開2006−58247号公報
しかし、上述したレンズメータでは、紫外線透過率測定モードにおいて屈折特性測定用アイコンに対応するスイッチを押すことにより、紫外線透過率測定モードを終了させると共に被検レンズの屈折度数の測定が開始される屈折特性測定モードとし、この屈折特性測定モードから紫外線透過率測定モードに切り替えた場合、比較元被検レンズの紫外線透過率の測定を最初から行う必要性がある。
本発明は、屈折特性測定モードにする前に比較元被検レンズの紫外線透過率の測定データがあった場合、比較元被検レンズの紫外線透過率を測定することなく、他の比較対象被検レンズの紫外線透過率のみを測定することにより、比較元被検レンズの紫外線透過率と他の比較対象被検レンズの紫外線透過率を比較することができる眼鏡レンズ光学特性測定装置を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するためこの発明は、紫外線発光源と可視光発光源を切り替えて被検レンズに紫外線又は可視光を測定光束として投影させる投影光学系、および前記被検レンズを透過する前記測定光束を受光素子に導く受光光学系を備える測定光学系と、前記表示装置の表示状態を紫外線透過率測定モードにさせる透過率測定モード用ボタンと、前記紫外線透過率測定モードにおいて前記被検レンズの前記光学特性の一つである紫外線透過率を測定して記憶させる記憶ボタンと、前記受光素子の出力信号から前記測定光学系により測定される紫外線透過率を記憶させるメモリと、紫外線透過率表示部を有する表示装置と、前記紫外線透過率測定モードにおいて前記記憶ボタンが操作されたときに前記紫外線発光源から紫外線を紫外線透過率測定用の測定光束として出射させることにより、この測定光束を前記被検レンズを介して前記受光素子に受光させて、前記受光素子の出力から前記被検レンズの紫外線透過率を求め、この求めた紫外線透過率を前記メモリに記憶させると共に、前記メモリに記憶させた前記紫外線透過率を前記紫外線透過率表示部に表示させる演算制御回路と、を備え、前記紫外線透過率表示部は比較元紫外線透過率表示部と比較対象紫外線透過率表示部である眼鏡レンズ光学特性測定装置であって、比較元紫外線透過率を前記比較元紫外線透過率表示部に表示させる比較元表示操作用ボタンを備えると共に、前記演算制御回路は、前記紫外線透過率測定モードにおいて前記記憶ボタンが操作されたときに前記メモリに記憶された紫外線透過率を前記比較対象紫外線透過率表示部に表示させ、比較元表示操作用ボタンが操作されたとき、前記メモリに記憶された紫外線透過率を前記比較元紫外線透過率表示部に比較元紫外線透過率として表示させた後、前記記憶ボタンが再操作される毎に測定される紫外線透過率を前記比較対象紫外線透過率表示部に表示された紫外線透過率に置き換えて表示させることを特徴とする。
この構成によれば、比較元の被検レンズの紫外線透過率を記憶させることにより、屈折特性測定モードにする前に比較元の被検レンズの紫外線透過率の測定データがあった場合、比較元の被検レンズの紫外線透過率を再度測定することなく記憶に基づいて表示させた状態としておくことで、紫外線透過率測定モードを終了させた後に再度紫外線透過率測定モードにした場合でも、他の比較対象の被検レンズの紫外線透過率のみを測定することにより、比較元の被検レンズの紫外線透過率と他の比較対象の被検レンズの紫外線透過率を比較することができる。
この発明に係る眼鏡レンズ光学特性測定装置の一例を示すレンズメータの斜視図である。 図1のレンズメータの使用例を示す部分拡大斜視図である。 図1のレンズメータの光学系を示す説明図である。 図1のレンズメータの制御回路図である。 図1のレンズメータの表示画面の説明図である。 図1のレンズメータの表示画面の説明図である。 図1のレンズメータの作用を説明するフローチャートである。 図1のレンズメータの表示画面の説明図である。 図1のレンズメータの表示画面の他の説明図である。 図1のレンズメータの表示画面の他の説明図である。 図1のレンズメータの表示画面の他の説明図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1は、眼鏡レンズ光学特性測定装置としてレンズメータを示したものである。この図1において、1はレンズメータの本体ケース、2は本体ケース1の正面上部に設けられた表示装置(表示手段)としての液晶表示器である。この液晶表示器2は、タッチパネル式の表示画面2aを有する。また、3は本体ケース1の正面の上下方向の中間部に突設された上筐体部、4は本体ケース1の正面の下部に突設された下筐体部である。
尚、図1,図2においてメガネMは、左右のレンズ枠LF,RFと、レンズ枠LF,RFに枠入れされた眼鏡レンズである被検レンズML(R),ML(L)と、レンズ枠LF,RF間のブリッジBと、レンズ枠LF,RFに設けられた鼻当Nと、レンズ枠LF,RFの互いに反対側に設けられたテンプルTを有する。この被検レンズML(R),ML(L)は、以下単に被検レンズMLとして説明する。
下筐体部4の上面には円錐筒状で且つ頂部が裁断されたレンズ受5が設けられていて、このレンズ受5上には図2,図3に示したようにメガネMの被検レンズMLが載置されるようになっている。この下筐体部4の正面には記憶ボタン4aが設けられている。尚、図2,図3では、被検レンズML(R)がレンズ受5上に載置されている。また、記憶ボタン4aのON・OFFは光源の切替も兼ねている。
図1において、6は筐体部3,4間に位置して本体ケース1の正面に前後移動調整可能に保持されたレンズ当て、7は本体ケース1の横側に前後回動可能に保持されたレンズ当て操作用のレバーで、このレバー7の前後回動によりレンズ当て6が前後移動調整されるようになっている。
レンズ当て6の上縁部にはスライダ8aが左右動自在に保持され、このスライダ8aには鼻当支持部材8が上下回動可能に保持されている。この鼻当支持部材8は、図示を略すスプリングで上方にバネ付勢されていると共に水平位置で上方への回動が規制されるようになっている。この鼻当支持部材8の左右方向への移動により、図示しないポテンショメータやリニアスケール等によりレンズ枠LF,RF間のハーフPDが測定されるようになっている。
また、図1において本体ケース1の正面には、上筐体部3の下方に位置させたレンズ押さえ9が取り付けられている。このレンズ押さえ9は、レバー9aの操作によりピン状の複数のレンズ押さえ部材9bを上下操作することができようになっていて、レンズ押さえ部材9bを下方に移動操作させることにより、レンズ押さえ部材9bをレンズ受5上に載置される被検レンズMLに当接させて、被検レンズMLをレンズ受5に押さえ付ける。この構成には、周知の構成が採用できるので、その詳細な説明は省略する。
<測定光学系Ls>
また、レンズメータは図3に示した測定光学系Lsを有する。この測定光学系Lsは、上筐体部3内に設けられた測定光束投影光学系(投影光学系)La及び下筐体部4内に設けられた受光光学系Lbを有する。
(測定光束投影光学系La)
この測定光束投影光学系Laは、測定光束をレンズ受5上の被検レンズMLに屈折特性測定用の測定光を投影する屈折特性測定用の投影光学系10と、メガネMの紫外線透過率測定用の測定光束を投影する紫外線透過率測定用の投影光学系20を有する。
この屈折特性測定用の投影光学系10は、屈折特性測定用の光源(可視光源)13と、光源13の拡散光を集光させるボールレンズ14aと、拡散板14bと、絞り14、ダミーガラスDgと、全反射ミラー14cと、コリメータレンズ15をこの順に有する。
光源13には、例えば基準波長としてe線(波長が546.07nmの可視光)を発光するものが用いられるが、e線を含むものであればその前後の波長が含まれていても良い。また、光源13としては、緑色の光を発光するLED(緑色発光発光ダイオード)が用いられている。尚、光源13としては、ハロゲンランプと緑色の光のみを透過させるフィルタを用いた構成であっても良い。また、光源13としてはe線以外の波長の可視光を発光するLEDやランプであっても良い。
また、紫外線透過率測定用の投影光学系20は、紫外線透過率測定用の光源(紫外線光源)21と、拡散板22と、ダイクロイックミラー23と、全反射ミラー14cと、コリメータレンズ15をこの順に有する。
この光源21には、320nm〜400nmの波長域のUV−Aの紫外線のうち、例えば365nmの波長の紫外線を基準波長として発光するLED(紫外線発光ダイオード)が用いられている。尚、光源21としては、ハロゲンランプと紫外線のみを透過させるフィルタを用いた構成であっても良い。また、ダイクロイックミラー23は、e線及びその近傍の波長を透過し且つ紫外線を反射するようになっている。更に、紫外線発光用のLEDは365nmの波長以外の波長のUV−Aであっても良い。
更に、光源13,21等にハロゲンランプを用いると共に光源13,21からの光をフィルタを用いて、e線や紫外線を被検レンズに投影する投影光学系を構成することができる。
(受光光学系Lb)
受光光学系Lbは、パターン板16を有し、パターン板16を透過したパターン像が受光素子であるCCD40に直接投影されるようになっている。尚、パターン板16は、多数の孔(図示せず)を縦横に設けたハルトマンプレート又は多数の微小レンズを縦横に配列したレンズアレイ等の周知のものが用いられている。
<制御回路>
図4において、30は制御手段(制御装置)としての演算制御回路である。この演算制御回路30には、鼻当支持部材8の左右方向の位置を検出するポテンショメータ等からの位置検出信号が入力される。また、演算制御回路30には、CCD40からの測定信号が入力されるようになっている。更に、演算制御回路30は、屈折特性測定用の光源13,紫外線透過率測定用の光源21を点灯制御するようになっている。
そして、演算制御回路30は、図示しない電源スイッチ(電源ボタン)をオンさせると、液晶表示器2の表示画面2aに図5に示したような表示を行わせる。この表示画面2aには、測定状態表示部31と、測定状態表示部31の下側のメッセージ表示部32と、メッセージ表示部32の下の測定操作表示部33が設けられている。
この測定状態表示部31の中央部には、複数の同心円34aからなる測定光学系の光路位置マーク34と、レンズ受5上に載置された被検レンズMLの光学中心位置を示す十字状のマーク35が表示される。しかも、この測定状態表示部31の光路位置マーク34の右側には、測定された光学特性の数値データを表示させる屈折特性データ表示部(以下、単にデータ表示部と略称)36が設けられている。このデータ表示部36には、測定された球面度数(S),円柱度数(C),軸角度(A)等の測定データが演算制御回路30により数値表示される。以下、球面度数をS,円柱度数をC,軸角度をAと省略する。
更に、測定状態表示部31の光路位置マーク34の上部の左右には、レンズ受5上の被検レンズMLが左であるか右であるかを示す測定対象表示部37L,37Rが設けられている。この測定対象表示部には、レンズ受5上の測定されているレンズが実線で「R」のように表示される。左のレンズは測定状態にないので波線で示した「L」は表示されない。尚、演算制御回路30は、レンズ受5に対する鼻当支持部材8の左右方向の位置を図示しないポテンショメータ等の位置検出信号から、レンズ受5上のレンズが眼鏡レンズの左のレンズ「L」であるか右のレンズ「R」であるかの判断をして、「L」,「R」の表示をさせる。
また、測定状態表示部31の光路位置マーク34の下方には、紫外線透過率のデータであるUVデータ表示部38が設けられている。
しかも、測定状態表示部31の下方のメッセージ表示部32には、測定操作をガイドするメッセージが表示される。また、測定操作表示部33には、複数のタッチパネル式の操作ボタンH1〜H6が表示される。この操作ボタンH1〜H6には、測定内容に応じたアイコンや測定データ、或いは操作内容等が表示される。
例えば、紫外線透過率の測定では、操作ボタンH3の部分に紫外線透過率の測定を示すアイコンUVが表示され、操作ボタンH4に紫外線透過率を%で表示する数値が表示され、操作ボタンH5に操作内容のCLEARが表示される。この操作ボタンH3のアイコンUVの枠が操作ボタンH3の枠が細線のときには紫外線透過率測定モードが解除されている状態を示し、図6のように太線のときには紫外線透過率測定モードであることを示す。
そして、演算制御回路30は、図示しない電源スイッチをオンさせると、光源13を点灯させると共に、光源21を消灯させて、屈折特性測定モードになる。
また、演算制御回路30は、屈折特性測定モードにおいてレンズ受5上の被検レンズMLのS・C・A等の屈折特性をCCD40からの測定信号に基づいて求め(演算し)て、求めたS・C・A等の屈折特性の測定データ(測定結果)をデータ表示部36に表示している。
データ表示部36「印点OK」というメッセージが表示されたとき、記憶ボタン4aを押すか又は印点する。このとき、操作ボタンH3の枠が太線になっている場合には、光源が切り替わりUV測定(紫外線透過率測定)を行う。
[作用]
次に、このような構成のレンズメータの演算制御回路30による制御を図7に示したフローチャートに基づいて説明する。
ステップS1
演算制御回路30は、レンズメータの図示しない電源スイッチ(電源ボタン)をオンさせられると、測定制御を開始しステップS1で液晶表示器2の表示画面2aに図4に示した初期画面を表示させ、ステップS2に移行する。
尚、この初期画面では、表示画面2aに光路位置マーク34,被検レンズMLの光学中心位置を示す十字状のマーク35,データ表示部36,「L」,「R」等の測定対象表示部,UVデータ表示部38,メッセージ表示部32,操作ボタンH1〜H6等が表示される。この際、アイコンUVの枠すなわち操作ボタンH3の枠は、紫外線透過率の測定モードにない状態、即ち被検レンズMLの屈折特性の測定状態にあることを示すために、細線で表示される。
また、ステップS1において演算制御回路30は、屈折特性測定用の光源13を点灯させて、基準波長としてe線(波長が546.07nmの可視光)を光源13で発光させることにより、S,C,Aの屈折特性の測定を開始する。
この際、屈折特性測定用の光源13からの緑色の測定光束は、ボールレンズ14a,絞り14により絞られた後に、ダミーガラスDg、ダイクロイックミラー23を透過して、全反射ミラー14bによりコリメータレンズ15に導かれ、コリメータレンズ15で平行光束とされてレンズ受5上にセットされた被検レンズMLに投影される。
この投影された測定光束は、被検レンズMLを透過してパターン板16に導かれ、パターン板16のパターン像がCCD40に投影され、このCCD40からの測定信号は演算制御回路30に入力される。
この際、演算制御回路30は、入力される測定信号に基づいて、測定光学系の光路中心における被検レンズMLのプリズム量から被検レンズMLの光学中心を求め、被検レンズMLの光学中心位置を示す十字状のマーク35を図4のように表示させる。しかも、この十字状のマーク35は、被検レンズMLをレンズ受5上で水平方向に移動することにより、多数の同心円よりなる光路位置マーク34に対して移動し、光路位置マーク34の同心円の中心に近づくに従って測定光学系の光路中心に近づくようになっている。また、この図4の十字状のマーク35は、図3の被検レンズMLの光学中心が測定光学系Lsの光路の光軸Oと一致したときを示したもので、被検レンズMLの光学中心が測定光学系Lsの光路の光軸Oからずれるに従って、十字形状が小さく表示される。このような表示制御には周知の技術が用いられている。
更に、演算制御回路30は、被検レンズMLをレンズ受5上で水平方向に移動させる際、CCD40から入力される測定信号に基づいて、測定光学系の光路中心における被検レンズMLの光軸OにおけるS,C,A等の屈折特性をリアルタイムで随時求める。このS,C,A等の屈折特性を求める際にも周知の技術を用いることができるので、その詳細な説明は省略する。
しかも、演算制御回路30は、求めたS,C,A等の屈折特性データを第1のメモリ45に一時記憶させ、ステップS2に移行する。
ステップS2
<測定モード選択>
このステップS2で演算制御回路30は、UV測定(紫外線透過率の測定)を行うか否か、即ち図5のアイコンUVの操作ボタンH3が押された(タッチされた)か否かを判断する。この判断において、操作ボタンH3のアイコンUVが押されていれば紫外線透過率測定モードであると判断してステップS3に移行し、操作ボタンH3が押されていなければ紫外線透過率測定モード以外のS,C,A等の屈折特性測定モードであると判断してステップS20に移行する。
<紫外線透過率測定モード>
ステップS3
このステップS3で演算制御回路30は、アイコンUVの枠(操作ボタンH3の枠)を図6に示したように太線に表示させてステップS4に移行する。
ステップS4
このステップS4において演算制御回路30は、UV測定及び測定結果の記憶のために図1,図2の記憶ボタン4aが押されたか否かを判断し、記憶ボタン4aが押されていればステップS5に移行し、記憶ボタン4aが押されていなければステップS2に戻る。
ステップS5
このステップS5において演算制御回路30は、屈折特性測定用の光源13を消灯させる一方、紫外線透過率測定用の光源21を点灯させ、ステップS6に移行する。この紫外線透過率測定用の光源21が点灯されると、光源21から365nmの紫外線が発光される。この光源21からの紫外線の測定光束は、拡散板22を介して拡散されて、ダイクロイックミラー23および全反射ミラー14cを介してコリメータレンズ15に導かれ、コリメータレンズ15で平行光束とされてレンズ受5上の被検レンズMLに投影される。
この投影された紫外線の測定光束は、一部が被検レンズML透過してパターン板16に導かれ、パターン板16のパターン像がCCD40に投影され、このCCD40からの測定信号は演算制御回路30に入力される。
ステップS6
そして、このステップS6において演算制御回路30は、紫外線によるCCD40からの測定信号に基づいて被検レンズMLの紫外線透過率を求めて、この測定により求めた紫外線透過率を第1のメモリ45に記憶されたS,C,A等の屈折特性データに基づいて補正し、補正した紫外線透過率およびS,C,A等の屈折特性を第2のメモリ46に記憶させ、ステップS7に移行する。
ステップS7
このステップS7において演算制御回路30は、図8に示したように、第2のメモリ46に記憶させた被検レンズMLのS,C,A等の屈折特性データをデータ表示部36に表示させると共に、第2のメモリ46に記憶させた紫外線透過率をUVデータ表示部38に表示させて、ステップS8に移行する。尚、図8は表示の一例を示したもので、屈折特性データとしてS:−3.00,C:−0.50,A:30°等がデータ表示部36に表示され、UV測定結果である紫外線透過率の数値データとして例えば3%がUVデータ表示部38に表示される。
ステップS8
このステップS8において演算制御回路30は、操作ボタンH4が押されたか否かを判断し、押されていればステップS9に移行し、押されていなければステップS10に移行する。
ステップS9
このステップS9において演算制御回路30は、第2のメモリ46に記憶され且つUVデータ表示部38に表示された紫外線透過率(数値データ、上述した例では3%)を、次のUV測定で得られる他の被検レンズ(比較対象被検レンズ)の紫外線透過率と比較するために操作ボタンH4の枠内に測定元被検レンズの紫外線透過率の測定データとして表示させる。この際、演算制御回路30は、操作ボタンH5の枠内に図10に示したようにCLEARを表示させて、操作ボタンH5をクリアアイコン(クリアボタン)とし、ステップS10に移行する。
本実施例では、図9に示したように紫外線透過率(数値データ)3%のが操作ボタンH4の枠内に表示される。
尚、このようにして最初に測定されたS,C,Aや紫外線透過率のデータは、比較対象となる第一の被検レンズMLの測定データである。
ステップS10
このステップS10において演算制御回路30は、図10に示したようにクリアアイコンであるCLEARの操作ボタンH5が押されたか否かを判断し、押されていればステップS11に移行し、押されていなければループして操作ボタンH5が押されるまで待機する。
ステップS11
このステップS11において演算制御回路30は、データ表示部36に表示させた被検レンズMLのS,C,A等の屈折特性データおよびUVデータ表示部38に表示させた紫外線透過率のデータをクリアして、ステップS4に戻る。
この後、ステップS4〜ステップS9の制御を実行することで、次の第二の被検レンズMLの紫外線透過率を測定して、測定結果を図11に示したように測定状態表示部31のデータ表示部36にS,C,Aの測定データ(例えば、S:−4.50,C:0.00,A:0)を表示させると共に、UVデータ表示部38に紫外線透過率の測定結果(例えば、10%)を表示させる。これにより、UVデータ表示部38に表示された紫外線透過率の測定結果(例えば、10%)を操作ボタンH4に表示された紫外線透過率の測定結果(例えば、3%)に対して比較することができる。
尚、第二の被検レンズの測定以降の被検レンズのS,C,Aや紫外線透過率の測定もステップS4〜ステップS9の制御を実行することで行うことができる。この場合も、操作ボタンH4に表示された第一の被検レンズMLの紫外線透過率の測定結果(例えば、3%)はクリアされないので、操作ボタンH4に表示された第一の被検レンズMLの紫外線透過率の測定結果(例えば、3%)と比較することができる。
<S,C,Aのみの屈折特性測定モード>
ステップS20
このステップS20において演算制御回路30は、紫外線透過率以外の光学特性であるS,C,Aの記憶のために図1,図2の記憶ボタン4aが押されたか否かを判断し、記憶ボタン4aが押されていればステップS21に移行し、記憶ボタン4aが押されていなければステップS2に戻る。
ステップS21
このステップS21において演算制御回路30は、第1のメモリ45に記憶されたS,C,A等の屈折特性を第2のメモリ46に記憶させ、ステップS22に移行する。
ステップS22
このステップS22において演算制御回路30は、第2のメモリ46に記憶させたS,C,Aの屈折特性データをデータ表示部38に表示させ、ステップS2に戻る。
尚以上説明した実施例では、表示画面2aの下縁部にタッチパネル式の操作ボタンH1〜H6を表示させるようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、操作ボタンH1〜H6は単に操作内容表示部として、この各操作内容表示部に対応するファンクションキーを操作ボタンとすることもできる。
以上説明したように、この発明の実施の形態の眼鏡レンズ光学特性測定装置は、紫外線,可視光を測定光束として被検レンズ(ML)に投影可能な投影光学系(測定光束投影光学系La)および前記被検レンズ(ML)を透過する前記測定光束を受光素子(CCD40)に導く受光光学系Lbを備える測定光学系Lsと、比較元紫外線透過率表示部(操作ボタンH4)および比較対象紫外線透過率表示部(UVデータ表示部38)を有する紫外線透過率表示部(操作ボタンH4,UVデータ表示部38)が設けられた表示装置(液晶表示器2)を備えている。また、眼鏡レンズ光学特性測定装置は、前記被検レンズ(ML)の紫外線透過率を測定させて記憶させるための記憶ボタン4aと、比較元紫外線透過率を前記比較元紫外線透過率表示部(操作ボタンH4)に表示させる比較元表示操作用ボタン(操作ボタンH4)を有する。更に、眼鏡レンズ光学特性測定装置は、前記受光素子(CCD40)の出力から前記被検レンズ(ML)の紫外線透過率を求めてメモリ(第1,第2のメモリ45,46)に記憶させると共に前記メモリ(第1,第2のメモリ45,46)に記憶させた前記紫外線透過率を前記紫外線透過率表示部(操作ボタンH4,UVデータ表示部38)に表示させる演算制御回路30を有する。しかも、前記演算制御回路30は、前記記憶ボタン4aが操作されたときに前記メモリ(第1,第2のメモリ45,46)に記憶された紫外線透過率を前記比較対象紫外線透過率表示部(UVデータ表示部38)に表示させ、比較元表示操作用ボタン(操作ボタンH4)が操作されたとき、前記メモリ(第1,第2のメモリ45,46)に記憶された紫外線透過率を前記比較元紫外線透過率表示部(操作ボタンH4)に比較元紫外線透過率として表示させた後、前記記憶ボタン4aが再操作される毎に測定される紫外線透過率を前記比較対象紫外線透過率表示部(UVデータ表示部38)に表示された紫外線透過率に置き換えて表示させるようになっている。
この構成によれば、比較元の被検レンズ(ML)の紫外線透過率を記憶させることにより、屈折特性測定モードにする前に比較元の被検レンズ(ML)の紫外線透過率の測定データがあった場合、比較元の被検レンズ(ML)の紫外線透過率を再度測定することなく記憶に基づいて表示させた状態としておくことで、紫外線透過率測定モードを終了させた後に再度紫外線透過率測定モードにした場合でも、他の比較対象の被検レンズの紫外線透過率のみを測定することにより、比較元の被検レンズの紫外線透過率と他の比較対象の被検レンズの紫外線透過率を比較することができる。
また、この発明の実施の形態の眼鏡レンズ光学特性測定装置において、前記表示装置はタッチパネル式のUVアイコン(操作ボタンH3)を前記透過率測定モード用ボタンとして備えると共に、前記演算制御回路は前記UVアイコン(操作ボタンH3)がタッチ操作される毎に紫外線透過率測定モードの状態と紫外線透過率測定モードの解除の状態とが分かる状態に前記UVアイコンの表示状態を変更するようになっている。
この構成によれば、紫外線透過率測定モードの状態と紫外線透過率測定モードの解除の状態を簡易に切り替えることができる。
更に、この発明の実施の形態の眼鏡レンズ光学特性測定装置において、前記演算制御回路は前記UVアイコン(操作ボタンH3)がタッチ操作される毎に前記UVアイコンの表示枠を紫外線透過率測定モードの状態である太線と紫外線透過率測定モードの解除の状態である細線とに変更表示させるようになっている。
この構成によれば、紫外線透過率測定モードの状態である太線と紫外線透過率測定モードの解除の状態を容易に知ることができる。
また、この発明の実施の形態の眼鏡レンズ光学特性測定装置において、投影光学系(測定光束投影光学系La)は紫外線発光源と可視光発光源を切り替えて被検レンズに紫外線又は可視光を測定光束として投影可能に設けられていると共に、前記表示装置(液晶表示器2)の表示状態を紫外線透過率測定モードにさせる透過率測定モード用ボタン(操作ボタンH3)を有し、前記演算制御回路30は前記紫外線透過率測定モードにおいて前記記憶ボタン4aが操作されたときに前記紫外線発光源から紫外線を紫外線透過率測定用の測定光束として出射させるようになっている。
この構成によれば、記憶ボタン4aを操作することで、可視光発光源を紫外線発光源に切り替えて、紫外線を測定光束として被検レンズに投影することにより、紫外線透過率を測定すると共に、測定した紫外線をメモリに記憶させるので、操作のためのボタンを少なくできる。
ML(R)・・・被検レンズ(右眼鏡レンズ)
ML(L)・・・被検レンズ(左眼鏡レンズ)
2・・・液晶表示器(表示手段)
4a・・・記憶ボタン
5・・・レンズ受
La・・・測定光束投影光学系(投影光学系))
Lb・・・受光光学系
10・・・屈折特性測定用の投影光学系
13・・・屈折特性測定用の光源
20・・・紫外線透過率測定用の投影光学系
21・・・紫外線透過率測定用の光源
30・・・演算制御回路
31・・・測定状態表示部
33・・・測定操作表示部
36・・・屈折特性データ表示部
38・・・UVデータ表示部(比較対象UVデータ表示部)
40・・・CCD(受光素子)
45・・・大1のメモリ
46・・・第2のメモリ
H4・・・記憶用の操作ボタン(比較元UVデータ表示部)
H5・・・操作ボタン(再測定操作ボタン)

Claims (4)

  1. 紫外線,可視光を測定光束として被検レンズに投影可能な投影光学系および前記被検レンズを透過する前記測定光束を受光素子に導く受光光学系を備える測定光学系と、比較元紫外線透過率表示部および比較対象紫外線透過率表示部を有する紫外線透過率表示部が設けられた表示装置と、前記被検レンズの紫外線透過率を測定させて記憶させるための記憶ボタンと、比較元紫外線透過率を前記比較元紫外線透過率表示部に表示させる比較元表示操作用ボタンと、前記受光素子の出力から前記被検レンズの紫外線透過率を求めてメモリに記憶させると共に前記メモリに記憶させた紫外線透過率を前記紫外線透過率表示部に表示させる演算制御回路と、を備える眼鏡レンズ光学特性測定装置であって、
    前記演算制御回路は、前記記憶ボタンが操作されたときに前記メモリに記憶された紫外線透過率を前記比較対象紫外線透過率表示部に表示させ、前記比較元表示操作用ボタンが操作されたとき、前記メモリに記憶された紫外線透過率を前記比較元紫外線透過率表示部に前記比較元紫外線透過率として表示させた後、前記記憶ボタンが再操作される毎に測定される紫外線透過率を前記比較対象紫外線透過率表示部に表示された紫外線透過率に置き換えて表示させることを特徴とする眼鏡レンズ光学特性測定装置。
  2. 請求項1に記載の眼鏡レンズ光学特性測定装置において、前記表示装置はタッチパネル式のUVアイコンを透過率測定モード用ボタンとして備えると共に、
    前記演算制御回路は前記UVアイコンがタッチ操作される毎に紫外線透過率測定モードの状態と前記紫外線透過率測定モードの解除の状態とが分かる状態に前記UVアイコンの表示状態を変更することを特徴とする眼鏡レンズ光学特性測定装置。
  3. 請求項2に記載の眼鏡レンズ光学特性測定装置において、前記演算制御回路は前記UVアイコンがタッチ操作される毎に前記UVアイコンの表示枠を前記紫外線透過率測定モードの状態である太線と前記紫外線透過率測定モードの解除の状態である細線とに変更表示させることを特徴とする眼鏡レンズ光学特性測定装置。
  4. 請求項1に記載の眼鏡レンズ光学特性測定装置において、前記投影光学系は紫外線発光源と可視光発光源を切り替えて前記被検レンズに紫外線又は可視光を前記測定光束として投影可能に設けられていると共に、前記表示装置の表示状態を紫外線透過率測定モードにさせる透過率測定モード用ボタンを有し、前記演算制御回路は前記紫外線透過率測定モードにおいて前記記憶ボタンが操作されたときに前記紫外線発光源から紫外線を紫外線透過率測定用の前記測定光束として出射させることを特徴とする眼鏡レンズ光学特性測定装置。
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