JP4357358B2 - 音声回路 - Google Patents

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Description

この発明は、ICレコーダ等に用いられる音声回路に関する。
小型のスレオマイクでは、2つのマイクをそれらの向きが90度異なる方向となるように配置することにより、ステレオ感を得るようにしていた。
例えば、ICレコーダに内蔵されているステレオ用の2つのマイクロホンの間隔は、ICレコーダの筐体が小さいため、非常に小さい。このため、再生された音声は、ステレオ感に乏しいという問題がある。
この発明は、ステレオ感の向上化が図れる音声回路を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ステレオ用の2つのマイクロホン、両マイクロホンの出力信号レベルを比較する比較器、各マイクロホン毎に設けられかつマイクロホンの出力信号を増幅するための2つの利得可変増幅器、および比較器による比較結果に基づいて、両利得可変増幅器の利得を制御する利得制御手段を備えており、利得制御手段は、出力信号レベルが高い方のマイクロホンに対応する利得可変増幅器の利得を大きくさせ、出力信号レベルが低い方のマイクロホンに対応する利得可変増幅器の利得を小さくさせるように、両利得可変増幅器の利得を制御し、比較器による比較結果が一定期間変化しない場合には、出力信号レベルが高い方のマイクロホンに対応する利得可変増幅器の利得をさらに大きくさせ、出力信号レベルが低い方のマイクロホンに対応する利得可変増幅器の利得をさらに小さくさせるように、両利得可変増幅器の利得を制御するものであることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、ステレオ用の2つのマイクロホン、各マイクロホン毎に設けられかつマイクロホンの出力信号を増幅するための2つの利得固定増幅器、両利得固定増幅器の出力信号レベルを比較する比較器、各利得固定増幅器毎に設けられかつ利得固定増幅器の出力信号を増幅するための2つの利得可変増幅器、および比較器による比較結果に基づいて、両利得可変増幅器の利得を制御する利得制御手段を備えており、利得制御手段は、出力信号レベルが高い方の利得固定増幅器に対応する利得可変増幅器の利得を大きくさせ、出力信号レベルが低い方の利得固定増幅器に対応する利得可変増幅器の利得を小さくさせるように、両利得可変増幅器の利得を制御し、比較器による比較結果が一定期間変化しない場合には、出力信号レベルが高い方の利得固定増幅器に対応する利得可変増幅器の利得をさらに大きくさせ、出力信号レベルが低い方の利得固定増幅器に対応する利得可変増幅器の利得をさらに小さくさせるように、両利得可変増幅器の利得を制御するものであることを特徴とする。
この発明によれば、ステレオ感の向上化が図れるようになる。
以下、図面を参照して、この発明をICレコーダの音声回路に適用した場合の実施例について説明する。
図1は、音声回路の構成を示している。
左チャンネル用マイク1Lから出力される音声信号は、利得が固定された前段増幅器2Lによって増幅された後、利得が可変の後段増幅器3Lに送られる。後段増幅器3Lによって増幅された音声信号は、左チャンネル用の出力端子(OUT−L)に送られる。後段増幅器3Lは、オペアンプOP1と、帰還抵抗R1,R2とから構成されている。抵抗R2は可変となっており、抵抗R2の抵抗値が変化せしめられることにより、後段増幅器3Lの利得が変化せしめられる。
右チャンネル用マイク1Rから出力される音声信号は、利得が固定された前段増幅器2Rによって増幅された後、利得が可変の後段増幅器3Rに送られる。後段増幅器3Rによって増幅された音声信号は、右チャンネル用の出力端子(OUT−R)に送られる。後段増幅器3Rは、オペアンプOP2と、帰還抵抗R3,R4とから構成されている。抵抗R4は可変となっており、抵抗R4の抵抗値が変化せしめられることにより、後段増幅器3Rの利得が変化せしめられる。
前段増幅器2Lから出力される音声信号と、前段増幅器2Rから出力される音声信号とは、比較器11にも入力される。比較器11は、前段増幅器2Lの出力信号レベルと前段増幅器2Rの出力信号レベルとを比較し、いずれの出力信号レベルが高いかを示す信号を出力する。例えば、前段増幅器2Lの出力信号レベルが前段増幅器2Rの出力信号レベルより高いときには、比較器11の出力は正の値となり、前段増幅器2Rの出力信号レベルが前段増幅器2Lの出力信号レベルより高いときには、比較器11の出力は負の値となる。
比較器11の出力信号は、A/D変換器12を介してマイコン(マイクロコンピュータ)13に入力する。マイコン13は、A/D変換器12の出力信号に基づいて、前段増幅器2Lの出力信号レベルと前段増幅器2Rの出力信号レベルとのいずれが高いかを判別する。そして、出力レベルが高い方の前段増幅器に対応する後段増幅器の利得を上げ、出力レベルが低い方の前段増幅器に対応する後段増幅器の利得を下げるように、可変抵抗R2,R4を制御する。
つまり、マイコン13は、前段増幅器2Lの出力信号レベルが前段増幅器2Rの出力信号レベルより高いと判別したときには、後段増幅器3L内の可変抵抗R2の抵抗値が小さくなる(利得が大きくなる)ように可変抵抗R2を制御するとともに、後段増幅器3R内の可変抵抗R4の抵抗値が大きくなる(利得が小さくなる)ように可変抵抗R2を制御する。
逆に、前段増幅器2Lの出力信号レベルが前段増幅器2Rの出力信号レベルより低いと判別したときには、後段増幅器3L内の可変抵抗R2の抵抗値が大きくなる(利得が小さくなる)ように可変抵抗R2を制御するとともに、後段増幅器3R内の可変抵抗R4の抵抗値が小さくなる(利得が大きくなる)ように可変抵抗R2を制御する。このようにすると、左チャンネルの入力音声と右チャンネルの入力音声とのうち、大きい方の入力音声はより大きく、小さい方の入力音声はより小さくなるので、入力音声の方向性が強調され、ステレオ感が向上する。
なお、後段増幅器3L,3Rの取りうる利得として、通常値Go、通常値より大きな利得Gu、通常値より小さい利得Gdを予め定めておき、電源投入時には、後段増幅器3L,3Rの利得を通常値Goとし、その後においては次のように、後段増幅器3L,3Rの利得を制御するようにしてもよい。つまり、マイコン13は、前段増幅器2Lの出力信号レベルが前段増幅器2Rの出力信号レベルより高いときには、後段増幅器3Lの利得がGuとなり、後段増幅器3Rの利得がGdとなるように、可変抵抗R2,R4を制御する。前段増幅器2Lの出力信号レベルが前段増幅器2Rの出力信号レベルより低いときには、マイコン13は、後段増幅器3Lの利得がGdとなり、後段増幅器3Rの利得がGuとなるように、可変抵抗R2,R4を制御する。
また、通常値Goより大きな利得Guとして、2つの利得Gu1、Gu2(Gu2>Gu1)を設定しておくとともに、通常値Goより小さな利得Gdとして、2つの利得Gd1、Gd2(Gd2<Gd1)を設定しておき、最初は利得を高くすべき方の後段増幅器の利得をGu1とするとともに、利得を低くすべき方の後段増幅器の利得をGd1とし、比較器11の比較結果が同じ状態が続いた場合に、利得を高くすべき方の後段増幅器の利得をGu2とするとともに、利得を低くすべき方の後段増幅器の利得をGd2とするようにしてもよい。
音声回路の構成を示す電気回路図である。
符号の説明
1L,1R マイク
2L,2R 前段増幅器
3L,3R 後段増幅器
11 比較器
12 A/D変換器
13 マイコン

Claims (2)

  1. ステレオ用の2つのマイクロホン、
    両マイクロホンの出力信号レベルを比較する比較器、
    各マイクロホン毎に設けられかつマイクロホンの出力信号を増幅するための2つの利得可変増幅器、および
    比較器による比較結果に基づいて、両利得可変増幅器の利得を制御する利得制御手段を備えており、
    利得制御手段は、出力信号レベルが高い方のマイクロホンに対応する利得可変増幅器の利得を大きくさせ、出力信号レベルが低い方のマイクロホンに対応する利得可変増幅器の利得を小さくさせるように、両利得可変増幅器の利得を制御し、
    比較器による比較結果が一定期間変化しない場合には、出力信号レベルが高い方のマイクロホンに対応する利得可変増幅器の利得をさらに大きくさせ、出力信号レベルが低い方のマイクロホンに対応する利得可変増幅器の利得をさらに小さくさせるように、両利得可変増幅器の利得を制御するものであることを特徴とする音声回路。
  2. ステレオ用の2つのマイクロホン、
    各マイクロホン毎に設けられかつマイクロホンの出力信号を増幅するための2つの利得固定増幅器、
    両利得固定増幅器の出力信号レベルを比較する比較器、
    各利得固定増幅器毎に設けられかつ利得固定増幅器の出力信号を増幅するための2つの利得可変増幅器、および
    比較器による比較結果に基づいて、両利得可変増幅器の利得を制御する利得制御手段を備えており、
    利得制御手段は、出力信号レベルが高い方の利得固定増幅器に対応する利得可変増幅器の利得を大きくさせ、出力信号レベルが低い方の利得固定増幅器に対応する利得可変増幅器の利得を小さくさせるように、両利得可変増幅器の利得を制御し、比較器による比較結果が一定期間変化しない場合には、出力信号レベルが高い方の利得固定増幅器に対応する利得可変増幅器の利得をさらに大きくさせ、出力信号レベルが低い方の利得固定増幅器に対応する利得可変増幅器の利得をさらに小さくさせるように、両利得可変増幅器の利得を制御するものであることを特徴とする音声回路。
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