JP5062055B2 - 音声信号処理装置及び方法 - Google Patents
音声信号処理装置及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5062055B2 JP5062055B2 JP2008164164A JP2008164164A JP5062055B2 JP 5062055 B2 JP5062055 B2 JP 5062055B2 JP 2008164164 A JP2008164164 A JP 2008164164A JP 2008164164 A JP2008164164 A JP 2008164164A JP 5062055 B2 JP5062055 B2 JP 5062055B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure level
- sound pressure
- audio signal
- amplification
- frequency bands
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R3/00—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
- H04R3/04—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for correcting frequency response
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R5/00—Stereophonic arrangements
- H04R5/033—Headphones for stereophonic communication
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S7/00—Indicating arrangements; Control arrangements, e.g. balance control
- H04S7/30—Control circuits for electronic adaptation of the sound field
- H04S7/307—Frequency adjustment, e.g. tone control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2430/00—Signal processing covered by H04R, not provided for in its groups
- H04R2430/03—Synergistic effects of band splitting and sub-band processing
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04S—STEREOPHONIC SYSTEMS
- H04S2420/00—Techniques used stereophonic systems covered by H04S but not provided for in its groups
- H04S2420/07—Synergistic effects of band splitting and sub-band processing
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
ここで、前記音圧レベル増幅部は、最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記第2の点の位置を、前記複数の周波数帯域の内の最も低域の周波数帯域における前記第2の点の位置、及び、前記複数の周波数帯域の内の最も高域の周波数帯域における前記第2の点の位置よりも前記最大音圧レベル側の位置に位置させていることが好ましい。
また、前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置を少なくとも一部で異ならせることが好ましい。
前記音圧レベル増幅部は、最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記中間点の位置を、最も前記高音圧レベル領域側に位置させることが好ましい。
前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域の内の最も低域の周波数帯域における前記中間点の位置を、最も前記低音圧レベル領域側に位置させるとともに、前記複数の周波数帯域の内の最も低域の周波数帯域における前記中間点の位置を、最も前記低音圧レベル領域側に位置させていることが好ましい。
前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を、少なくとも一部で異ならせることが好ましい。
前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の内、最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を最も小さくすることが好ましい。
前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の内、最も低域の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を最も大きくすることが好ましい。
前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を、前記第1の音声信号が有するダイナミックレンジに基づいて算出した最小増幅度から最大増幅度までの範囲で設定することが好ましい。
さらに、前記第1の音声信号はダイナミックレンジが異なる複数の音声信号の内のいずれかの音声信号であり、前記音圧レベル増幅部は、複数のダイナミックレンジそれぞれで前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定し、前記第1の音声信号が有するダイナミックレンジに応じて前記増幅度の組を切り換えるよう制御する制御部を備えることが好ましい。
前記第1の音声信号は複数種類のジャンルのコンテンツの音声信号の内のいずれかの音声信号であり、前記音圧レベル増幅部は、前記複数種類のジャンルそれぞれで前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定し、前記第1の音声信号のジャンルに応じて前記増幅度の組を切り換えるよう制御する制御部を備えることが好ましい。
前記音圧レベル増幅部は、前記第3の音声信号を聴取する際の複数の聴取モードに対応して、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定し、前記複数の聴取モードを選択するための操作部と、前記操作部によって選択した聴取モードに応じて前記増幅度の組を切り換えるよう制御する制御部を備えることが好ましい。
さらにまた、前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域の前記第2の音声信号に対して、前記第2の音声信号の音圧レベルが第1の音圧レベルから第2の音圧レベルへと上昇した時点で第1の時間のアタックタイムを有する過渡応答特性を付与すると共に、前記第2の音声信号の音圧レベルが第3の音圧レベルから第4の音圧レベルへと低下した時点で前記第1の時間よりも長い第2の時間のリリースタイムを有する過渡応答特性を付与することが好ましい。
このとき、前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域の前記第2の音声信号に対して、高い周波数帯域ほど前記第1及び第2の時間が短い過渡応答特性を付与することが好ましい。
前記最小可聴限界は、人間の標準的な聴力特性に基づく最小可聴限界でよく、好ましくは、予め測定した前記第3の音声信号を聴取する聴取者の聴力特性に基づく最小可聴限界である。
ここで、最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記第2の点の位置を、前記複数の周波数帯域の内の最も低域の周波数帯域における前記第2の点の位置、及び、前記複数の周波数帯域の内の最も高域の周波数帯域における前記第2の点の位置よりも前記最大音圧レベル側の位置に位置させていることが好ましい。
また、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置を少なくとも一部で異ならせることが好ましい。
最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記中間点の位置を、最も前記高音圧レベル領域側に位置させるとともに、前記複数の周波数帯域の内の最も低域の周波数帯域における前記中間点の位置を、最も前記低音圧レベル領域側に位置させることが好ましい。
前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を、少なくとも一部で異ならせることが好ましい。
前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の内、最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を最も小さくすることが好ましい。
前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の内、最も低域の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を最も大きくすることが好ましい。
前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を、前記第1の音声信号が有するダイナミックレンジに基づいて算出した最小増幅度から最大増幅度までの範囲で設定することが好ましい。
さらに、前記第1の音声信号はダイナミックレンジが異なる複数の音声信号の内のいずれかの音声信号であり、複数のダイナミックレンジそれぞれで前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定し、前記第1の音声信号が有するダイナミックレンジに応じて前記増幅度の組を切り換えることが好ましい。
前記第1の音声信号は複数種類のジャンルのコンテンツの音声信号の内のいずれかの音声信号であり、前記複数種類のジャンルそれぞれで前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定し、前記第1の音声信号のジャンルに応じて前記増幅度の組を切り換えることが好ましい。
前記第3の音声信号を聴取する際の複数の聴取モードに対応して、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定し、前記複数の聴取モードのいずれかを選択し、選択した聴取モードに応じて前記増幅度の組を切り換えることが好ましい。
さらにまた、前記複数の周波数帯域の前記第2の音声信号に対して、前記第2の音声信号の音圧レベルが第1の音圧レベルから第2の音圧レベルへと上昇した時点で第1の時間のアタックタイムを有する過渡応答特性を付与すると共に、前記第2の音声信号の音圧レベルが第3の音圧レベルから第4の音圧レベルへと低下した時点で前記第1の時間よりも長い第2の時間のリリースタイムを有する過渡応答特性を付与することが好ましい。
ここで、前記複数の周波数帯域の前記第2の音声信号に対して、高い周波数帯域ほど前記第1及び第2の時間が短い過渡応答特性を付与することが好ましい。
前記最小可聴限界は、人間の標準的な聴力特性に基づく最小可聴限界でよく、好ましくは、予め測定した前記第3の音声信号を聴取する聴取者の聴力特性に基づく最小可聴限界である。
図1は本発明の音声信号処理装置の第1実施形態を示すブロック図である。第1実施形態の音声信号処理装置100は本発明の音声信号処理装置の各実施形態における基本的な構成を示すものである。図1において、入力端子1に入力されたデジタル音声信号(第1の音声信号)は帯域分割フィルタ2a〜2eに供給される。帯域分割フィルタ2a〜2eは互いの通過周波数帯域が異なる。人間の可聴範囲を20Hz〜20kHzとすると、帯域分割フィルタ2aは例えば20Hz〜200Hzの低域を通過させるフィルタであり、帯域分割フィルタ2bは例えば200Hz〜600Hzの中低域を通過させるフィルタである。帯域分割フィルタ2cは例えば600Hz〜1.8kHzの中域を通過させるフィルタであり、帯域分割フィルタ2dは例えば1.8kHz〜5.4kHzの中高域を通過させるフィルタである。帯域分割フィルタ2eは例えば5.4kHz〜20kHzの高域を通過させるフィルタである。
図7は本発明の音声信号処理装置の第2実施形態を示すブロック図である。第2実施形態の音声信号処理装置200において、第1実施形態の音声信号処理装置100と同一部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略することとする。第2実施形態の音声信号処理装置200は、音圧レベル増幅部3a〜3eによって音声信号を増幅する際の増幅度を制限する点、さらに増幅度の制限値を音声信号のダイナミックレンジに応じて設定することを特徴としている。増幅度とは、上述した増幅度設定部34で設定する変曲点Piの位置における増幅度Gaである。
Gamin+(Gin/Ginmax)×(Gamax−Gamin) …(1)
図10は本発明の音声信号処理装置の第3実施形態を示すブロック図である。第3実施形態の音声信号処理装置300において、第1実施形態の音声信号処理装置100と同一部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略することとする。第3実施形態の音声信号処理装置300は、第2実施形態と同様に音圧レベル増幅部3a〜3eによって音声信号を増幅する際の増幅度を制限し、さらに増幅度Gaをコンテンツのジャンルに応じて設定することを特徴としている。
図11は本発明の音声信号処理装置の第4実施形態を示すブロック図である。第4実施形態の音声信号処理装置400において、第1実施形態の音声信号処理装置100と同一部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略することとする。第4実施形態の音声信号処理装置400は、第2実施形態と同様に音圧レベル増幅部3a〜3eによって音声信号を増幅する際の増幅度を制限し、さらに増幅度Gaを聴取者が指定する聴取モードに応じて設定することを特徴としている。
3a〜3e 音圧レベル増幅部
4a〜4e アンプ
5 加算部
100,200,300,400 音声信号処理装置
Claims (30)
- 第1の音声信号を複数の周波数帯域に分割して、前記複数の周波数帯域毎の第2の音声信号を出力する帯域分割フィルタと、
前記複数の周波数帯域それぞれの前記第2の音声信号を、前記第2の音声信号の最小音圧レベルから最大音圧レベルまでの範囲における前記最小音圧レベルから所定の範囲の低音圧レベル領域と前記最大音圧レベルから所定の範囲の高音圧レベル領域とを除く中間音圧レベル領域で、増幅度を前記低音圧レベル領域側の第1の点から前記中間音圧レベル領域内の中間点まで順次大きくし、前記中間点から前記高音圧レベル領域側の第2の点まで順次小さくする増幅特性で増幅する音圧レベル増幅部と、
前記音圧レベル増幅部によって増幅された前記複数の周波数帯域それぞれの前記第2の音声信号を加算して第3の音声信号として出力する加算部と
を備え、
前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域における前記第2の点の位置を少なくとも一部で異ならせていることを特徴とする音声信号処理装置。 - 前記音圧レベル増幅部は、最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記第2の点の位置を、前記複数の周波数帯域の内の最も低域の周波数帯域における前記第2の点の位置、及び、前記複数の周波数帯域の内の最も高域の周波数帯域における前記第2の点の位置よりも前記最大音圧レベル側の位置に位置させていることを特徴とする請求項1記載の音声信号処理装置。
- 前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置を少なくとも一部で異ならせていることを特徴とする請求項1または2に記載の音声信号処理装置。
- 前記音圧レベル増幅部は、最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記中間点の位置を、最も前記高音圧レベル領域側に位置させるとともに、前記複数の周波数帯域の内の最も低域の周波数帯域における前記中間点の位置を、最も前記低音圧レベル領域側に位置させていることを特徴とする請求項3記載の音声信号処理装置。
- 前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を、少なくとも一部で異ならせていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の音声信号処理装置。
- 前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の内、最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を最も小さくしていることを特徴とする請求項5記載の音声信号処理装置。
- 前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の内、最も低域の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を最も大きくしていることを特徴とする請求項5または6に記載の音声信号処理装置。
- 前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を、前記第1の音声信号が有するダイナミックレンジに基づいて算出した最小増幅度から最大増幅度までの範囲で設定していることを特徴とする請求項5記載の音声信号処理装置。
- 前記第1の音声信号はダイナミックレンジが異なる複数の音声信号の内のいずれかの音声信号であり、
前記音圧レベル増幅部は、複数のダイナミックレンジそれぞれで前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定しており、
前記第1の音声信号が有するダイナミックレンジに応じて前記増幅度の組を切り換えるよう制御する制御部を備えることを特徴とする請求項8記載の音声信号処理装置。 - 前記第1の音声信号は複数種類のジャンルのコンテンツの音声信号の内のいずれかの音声信号であり、
前記音圧レベル増幅部は、前記複数種類のジャンルそれぞれで前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定しており、
前記第1の音声信号のジャンルに応じて前記増幅度の組を切り換えるよう制御する制御部を備えることを特徴とする請求項5記載の音声信号処理装置。 - 前記音圧レベル増幅部は、前記第3の音声信号を聴取する際の複数の聴取モードに対応して、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定しており、
前記複数の聴取モードを選択するための操作部と、
前記操作部によって選択した聴取モードに応じて前記増幅度の組を切り換えるよう制御する制御部を備えることを特徴とする請求項5記載の音声信号処理装置。 - 前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域の前記第2の音声信号に対して、前記第2の音声信号の音圧レベルが第1の音圧レベルから第2の音圧レベルへと上昇した時点で第1の時間のアタックタイムを有する過渡応答特性を付与すると共に、前記第2の音声信号の音圧レベルが第3の音圧レベルから第4の音圧レベルへと低下した時点で前記第1の時間よりも長い第2の時間のリリースタイムを有する過渡応答特性を付与することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の音声信号処理装置。
- 前記音圧レベル増幅部は、前記複数の周波数帯域の前記第2の音声信号に対して、高い周波数帯域ほど前記第1及び第2の時間が短い過渡応答特性を付与することを特徴とする請求項12記載の音声信号処理装置。
- 前記最小可聴限界は、人間の標準的な聴力特性に基づく最小可聴限界であることを特徴とする請求項2,4または6のいずれか1項に記載の音声信号処理装置。
- 前記最小可聴限界は、予め測定した前記第3の音声信号を聴取する聴取者の聴力特性に基づく最小可聴限界であることを特徴とする請求項2,4または6のいずれか1項に記載の音声信号処理装置。
- 第1の音声信号を複数の周波数帯域に分割して、前記複数の周波数帯域毎の第2の音声信号を出力し、
前記複数の周波数帯域それぞれの前記第2の音声信号を、前記第2の音声信号の最小音圧レベルから最大音圧レベルまでの範囲における前記最小音圧レベルから所定の範囲の低音圧レベル領域と前記最大音圧レベルから所定の範囲の高音圧レベル領域とを除く中間音圧レベル領域で、増幅度を前記低音圧レベル領域側の第1の点から前記中間音圧レベル領域内の中間点まで順次大きくし、前記中間点から前記高音圧レベル領域側の第2の点まで順次小さくする増幅特性で増幅し、
増幅された前記複数の周波数帯域それぞれの前記第2の音声信号を加算して第3の音声信号として出力し、
前記複数の周波数帯域における前記第2の点の位置を少なくとも一部で異ならせていることを特徴とする音声信号処理方法。 - 最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記第2の点の位置を、前記複数の周波数帯域の内の最も低域の周波数帯域における前記第2の点の位置、及び、前記複数の周波数帯域の内の最も高域の周波数帯域における前記第2の点の位置よりも前記最大音圧レベル側の位置に位置させていることを特徴とする請求項16記載の音声信号処理方法。
- 前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置を少なくとも一部で異ならせることを特徴とする請求項16または17に記載の音声信号処理方法。
- 最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記中間点の位置を、最も前記高音圧レベル領域側に位置させるとともに、前記複数の周波数帯域の内の最も低域の周波数帯域における前記中間点の位置を、最も前記低音圧レベル領域側に位置させることを特徴とする請求項18記載の音声信号処理方法。
- 前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を、少なくとも一部で異ならせることを特徴とする請求項16ないし19のいずれか1項に記載の音声信号処理方法。
- 前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の内、最小可聴限界の音圧レベルが最も小さい部分を含む周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を最も小さくすることを特徴とする請求項20記載の音声信号処理方法。
- 前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の内、最も低域の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を最も大きくすることを特徴とする請求項20または21に記載の音声信号処理方法。
- 前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度を、前記第1の音声信号が有するダイナミックレンジに基づいて算出した最小増幅度から最大増幅度までの範囲で設定することを特徴とする請求項20記載の音声信号処理方法。
- 前記第1の音声信号はダイナミックレンジが異なる複数の音声信号の内のいずれかの音声信号であり、
複数のダイナミックレンジそれぞれで前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定し、
前記第1の音声信号が有するダイナミックレンジに応じて前記増幅度の組を切り換えることを特徴とする請求項23記載の音声信号処理方法。 - 前記第1の音声信号は複数種類のジャンルのコンテンツの音声信号の内のいずれかの音声信号であり、
前記複数種類のジャンルそれぞれで前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定し、
前記第1の音声信号のジャンルに応じて前記増幅度の組を切り換えることを特徴とする請求項20記載の音声信号処理方法。 - 前記第3の音声信号を聴取する際の複数の聴取モードに対応して、前記複数の周波数帯域における前記中間点の位置での増幅度の組を設定し、
前記複数の聴取モードのいずれかを選択し、
選択した聴取モードに応じて前記増幅度の組を切り換えることを特徴とする請求項20記載の音声信号処理方法。 - 前記複数の周波数帯域の前記第2の音声信号に対して、前記第2の音声信号の音圧レベルが第1の音圧レベルから第2の音圧レベルへと上昇した時点で第1の時間のアタックタイムを有する過渡応答特性を付与すると共に、前記第2の音声信号の音圧レベルが第3の音圧レベルから第4の音圧レベルへと低下した時点で前記第1の時間よりも長い第2の時間のリリースタイムを有する過渡応答特性を付与することを特徴とする請求項16ないし26のいずれか1項に記載の音声信号処理方法。
- 前記複数の周波数帯域の前記第2の音声信号に対して、高い周波数帯域ほど前記第1及び第2の時間が短い過渡応答特性を付与することを特徴とする請求項27記載の音声信号処理方法。
- 前記最小可聴限界は、人間の標準的な聴力特性に基づく最小可聴限界であることを特徴とする請求項17,19または21のいずれか1項に記載の音声信号処理方法。
- 前記最小可聴限界は、予め測定した前記第3の音声信号を聴取する聴取者の聴力特性に基づく最小可聴限界であることを特徴とする請求項17,19または21のいずれか1項に記載の音声信号処理方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008164164A JP5062055B2 (ja) | 2007-08-31 | 2008-06-24 | 音声信号処理装置及び方法 |
KR1020080069977A KR100976782B1 (ko) | 2007-08-31 | 2008-07-18 | 음성 신호 처리 장치 및 방법 |
US12/229,952 US20090060209A1 (en) | 2007-08-31 | 2008-08-28 | Audio-signal processing apparatus and method |
EP08163300A EP2031902A3 (en) | 2007-08-31 | 2008-08-29 | Audio-signal processing apparatus and method |
CN2008102149299A CN101378250B (zh) | 2007-08-31 | 2008-08-29 | 声音信号处理装置及方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007226294 | 2007-08-31 | ||
JP2007226294 | 2007-08-31 | ||
JP2008164164A JP5062055B2 (ja) | 2007-08-31 | 2008-06-24 | 音声信号処理装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009077378A JP2009077378A (ja) | 2009-04-09 |
JP5062055B2 true JP5062055B2 (ja) | 2012-10-31 |
Family
ID=40421623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008164164A Expired - Fee Related JP5062055B2 (ja) | 2007-08-31 | 2008-06-24 | 音声信号処理装置及び方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5062055B2 (ja) |
KR (1) | KR100976782B1 (ja) |
CN (1) | CN101378250B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8924220B2 (en) | 2009-10-20 | 2014-12-30 | Lenovo Innovations Limited (Hong Kong) | Multiband compressor |
CN104080024B (zh) | 2013-03-26 | 2019-02-19 | 杜比实验室特许公司 | 音量校平器控制器和控制方法以及音频分类器 |
DE102017218483A1 (de) | 2017-10-16 | 2019-04-18 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Verfahren zur einstellung von parametern zur individuellen anpassung eines audiosignals |
CN108712706B (zh) * | 2018-05-17 | 2020-09-22 | Oppo广东移动通信有限公司 | 发声方法、装置、电子装置及存储介质 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05234249A (ja) * | 1992-02-26 | 1993-09-10 | Pioneer Electron Corp | オーディオ信号処理装置 |
JPH06224670A (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-12 | Sharp Corp | 音声信号出力制御装置 |
JP3373103B2 (ja) * | 1996-02-27 | 2003-02-04 | アルパイン株式会社 | オーディオ信号処理装置 |
JP2000022469A (ja) | 1998-06-30 | 2000-01-21 | Sony Corp | 音声処理装置 |
JP2002281599A (ja) | 2001-03-22 | 2002-09-27 | Victor Co Of Japan Ltd | マルチチャンネルオーディオ再生装置 |
US7551745B2 (en) * | 2003-04-24 | 2009-06-23 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | Volume and compression control in movie theaters |
JP2005175674A (ja) * | 2003-12-09 | 2005-06-30 | Nec Corp | 信号圧縮伸張装置および携帯通信端末装置 |
KR100561440B1 (ko) * | 2004-07-24 | 2006-03-17 | 삼성전자주식회사 | 채널 변경에 따른 음량 자동 보정 장치 및 그 방법 |
JP4275055B2 (ja) * | 2004-11-22 | 2009-06-10 | シャープ株式会社 | 音質調整装置、放送受信機、プログラム、及び記録媒体 |
JP2005129221A (ja) * | 2004-11-29 | 2005-05-19 | Fujitsu Ten Ltd | 出力レベル調整装置 |
JP4437112B2 (ja) * | 2005-11-02 | 2010-03-24 | Necエンジニアリング株式会社 | 音声信号処理装置 |
-
2008
- 2008-06-24 JP JP2008164164A patent/JP5062055B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2008-07-18 KR KR1020080069977A patent/KR100976782B1/ko active IP Right Grant
- 2008-08-29 CN CN2008102149299A patent/CN101378250B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100976782B1 (ko) | 2010-08-18 |
CN101378250B (zh) | 2012-04-11 |
KR20090023080A (ko) | 2009-03-04 |
JP2009077378A (ja) | 2009-04-09 |
CN101378250A (zh) | 2009-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4257079B2 (ja) | 周波数特性調整装置および周波数特性調整方法 | |
US9093968B2 (en) | Sound reproducing apparatus, sound reproducing method, and recording medium | |
JP3295440B2 (ja) | オーディオ装置における信号処理回路 | |
US20090060209A1 (en) | Audio-signal processing apparatus and method | |
JP2008103879A (ja) | オーディオ再生装置 | |
JP2007104407A (ja) | 音響信号処理装置 | |
JP5062055B2 (ja) | 音声信号処理装置及び方法 | |
JP2008527882A (ja) | 音声信号の音響レベルを周波数に依存して増幅する信号処理装置及び音声システム及びその方法 | |
JP4013906B2 (ja) | 音量制御装置 | |
JP4706666B2 (ja) | 音量制御装置及びコンピュータプログラム | |
US20120033835A1 (en) | System and method for modifying an audio signal | |
CN112995854A (zh) | 音频处理方法、装置及电子设备 | |
US8462964B2 (en) | Recording apparatus, recording method, audio signal correction circuit, and program | |
JP4086019B2 (ja) | 音量制御装置 | |
JP4791613B2 (ja) | 音声調整装置 | |
JP5306022B2 (ja) | ハーモニー音量調整機能を備えるカラオケシステム | |
JP4131255B2 (ja) | オーディオ再生装置 | |
JP7427531B2 (ja) | 音響信号処理装置及び音響信号処理プログラム | |
JP2012213114A (ja) | 音響信号処理装置及び音響信号処理方法 | |
JP5194614B2 (ja) | 音場形成装置 | |
JP2011066604A (ja) | 音量制御装置 | |
JP5289099B2 (ja) | 歌唱音量調整機能を備えるカラオケシステム | |
JP2009200777A (ja) | オーディオ信号の利得制御装置および利得制御方法 | |
JP2006174084A (ja) | オーディオ信号処理方法及び装置 | |
JP2006174078A (ja) | オーディオ信号処理方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100624 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100909 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20111012 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111017 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120710 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120723 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5062055 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |