JP2005129221A - 出力レベル調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 出力レベル調整装置であって、AC−3/DTSのDVDからリニアPCMのDVDへモード切換えしたとき、その切換時に大音量が出力されてしまうことを防止するための、自動出力レベル調整を実現する。
【解決手段】 再生メディアがDVDか否かを識別し、再生メディアがDVDであると識別されたとき、その音源が、高音量で再生される第1の録音形態(リニアPCM)または低音量で再生される第2の録音形態(AC−3,DTS)のいずれの録音形態による音源か、を判別し、第2の録音形態による音源であるとき、再生すべき音量を増大させ、あるいは周波数特性を引き上げる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、出力レベル調整装置、例えば車載用として好適なオーディオ再生装置における出力レベル調整装置に関する。
オーディオ再生装置の音源としては、従前の一般放送波やカセットテープ等のメディアから、近年のCD,MDおよびDVD等のディスクを媒体とするメディアまで、多種に及ぶ。これらのうち、本発明は主として後者のディスクを媒体とするメディアについて述べる。
ディスクを媒体とする音源について見てみると、通常、そのディスクの種類毎に音源の録音形態が異なっている。例えば上記のCD/MDと、DVDとでは、相互に録音形態が異なる。
DVDにあってはそれ自身でさらに異なった録音形態がある。代表例としては、次の3種の録音形態、すなわち
<1> リニアPCM
<2> AC−3(Audio Code Number 3)
<3> DTS(Digital Theater Systems)がある。
上記3種の録音形態をさらに詳しく見てみると、<1>のリニアPCMでの録音は、比較的高い再生音量を生じさせる。一方、<2>および<3>のAC−3/DTSでは、広いダイナミックレンジを確保すべく、全体的に低い再生音量を生じさせるように録音されている。
かくしてDVDからの音楽や音声をユーザが聴取しようとする場合、その音源が、リニアPCMであるか、またはAC−3/DTS等のリニアPCM以外のものであるか、によって再生音の出力レベルは、一般に、前者では高くなり後者では低くなる。
加えて、AC−3/DTS等はもともとセンタースピーカを含む6台のスピーカにより再生することを前提としていることから、一般にセンタースピーカを配置する場合が少ない例えば車載用のオーディオ装置にあっては、なおさら出力レベルは低くなってしまう。
このことから、ユーザが、AC−3/DTS等のリニアPCM以外のものを音源とするDVDからの再生音を聴取し終えて、次に、リニアPCMを音源とするDVDあるいはCD/MDにモード切換えをしたような場合、スピーカから大音量の再生音が出力されてしまう。この結果、ユーザはモード切換え時の突然の大音量に驚かされる、という問題がある。
このとき当然ユーザはあわててボリュームを絞りこむことになる。
したがって本発明は、メディアとして少なくともDVDを再生するオーディオ再生装置において、音源の録音形態の違いに起因して、メディアまたは音源のモード切換え時に生ずる出力レベルの大きな変動を、自動的に抑制することのできる出力レベル調整装置を提供することを目的とするものである。
図1は本発明に係る出力レベル調整動作の基本ステップを示すフローチャートである。
本発明の出力レベル調整方法は、再生メディアとして少なくともDVD(Digital Versatile Disc)をセット可能なオーディオ再生装置に適用するものであり、図示する3つのステップS11,S12およびS13を含む。これらのステップの内容は次のとおりである。
ステップS11:セットされた再生メディアがDVDか否かを識別する。
ステップS12:セットされた再生メディアがDVDであると識別されたとき、そのDVDの音源が、高音量で再生される第1の録音形態または低音量で再生される第2の録音形態のいずれの録音形態による音源か、を判別する。
ステップS13:音源が第2の録音形態による音源であるとき、再生すべき音量を増大(UP)させる。
上記の第1の録音形態は、既述の例によればリニアPCMでありまた既述の例におけるCD/MD等のDVD以外の再生メディアによる録音形態であり、上記の第2の録音形態は、既述の例によればAC−3またはDTSである。ただし、これらに限定するものではない。
尚、上記の例では録音形態として2種類としているが、3種類以上の録音形態でも対応可能で、その場合には録音形態を検出し、検出した録音形態に対応した音量調整を行う。
具体的には、録音形態に対応づけて音量調整データが記憶されており、検出した録音形態に対応した音量調整データを読み出し音量調整を行う。
また、上記の例では再生メディアをDVDをしているが、DVD以外の再生メディアでも対応可能で、CDなど他の再生メディアとしても良い。
かくして、上記のステップS11〜S13を、オーディオ装置内で自動的に行わせることにより、音源が第2の録音形態すなわち例えばAC−3やDTSのように、低音量で再生されるメディアの場合のみ選択的に音量を上げることができ、したがって第1の録音形態すなわち例えばリニアPCMやもしあるとすればMPEG2のように、高音量で再生されるメディアの場合は音量を上げずにしておくことができる。
その結果として、音源が第2の録音形態から第1の録音形態にモード切換えされたときに、ユーザがそのときの突然の大音量に驚く、といった既述の問題点が解決される。また、突然の大音量に驚いてあわててユーザがマニュアルでボリュームを絞りこむといった操作から解放される。
後述するように本発明によれば、各種メディアがセットされるオーディオ再生装置において、各メディアに記録された音源の記録形態に応じて変動する出力レベルを、自動的に調整することができる。
この結果、例えば、AC−3やDTSを音源とするDVDから、リニアPCMを音源とするDVDあるいはCD/MDへモード切換えしたとき、そのモード切換え時に生ずる突然の大音量にユーザが驚かされる、といった事態の発生をなくすことができる。
図2は本発明に係る第1の実施形態を示すフローチャートである。
本図のフローチャートは、第1の録音形態をリニアPCMに特定し、第2の録音形態をAC−3やDTSに特定して示すものである。(なお、以降の各図においては、上記の録音形態として、リニアPCM、AC−3,DTSを具体例として記載する。)
したがって図2におけるステップS21,S22およびS23は、それぞれ図1におけるステップS11,S12およびS13と全く等価である。
図3は本発明に係る第2の実施形態を示すフローチャートである。
図示するとおり、ステップS31およびS32からなり、
再生すべき音量を自動的に増大させるステップS31(図2のS23と同じ)の後に、音源が第2の録音形態(AC−3/DTS等)であるDVDから、それ以外の再生メディア(CD/MD等)へまたはその音源が第1の録音形態(リニアPCM等)であるDVDへ、モード切換えしたとき、
このモード切換え発生前の音量に自動的に戻すステップS32、をさらに有することを特徴とするものである。
この場合、モード切換え発生前の音量を記憶しておく必要があるが、これは電子VOL(ボリューム)に内蔵のメモリに記憶しておくことができる(後述)。
かくして第2の実施形態によれば、再び他の再生メディア(CD/MD、一般放送波等)に切り換わっても、ユーザがマニュアルで音量を絞りこむ必要がなくなる。
図4は本発明に係る第3の実施形態を示すフローチャートである。
図示するとおり、ステップS41〜S43からなり、
再生すべき音量を自動的に増大させるステップS41(図2のS23と同じ)の後に、ユーザがマニュアル(手動)でその音量にさらに微調整を加えるステップS42を有し、
その後、音源が第2の録音形態(AC−3/DTS等)であるDVDから、それ以外の再生メディア(CD/MD等)へまたは音源が第1の録音形態(リニアPCM等)であるDVDへ、モード切換えしたとき、
上記の音量の微調整分を反映させたまま、そのモード切換え発生前の音量に戻すステップS43、を有することを特徴とするものである。
上記ステップS41の状態において、ユーザが自動設定された音量をさらに変更したいと望む状況が考えられる。例えば、当該オーディオ再生装置を搭載する車を運転するユーザは、その車が高速走行に入ったときあるいはトンネル内走行に入ったとき、のような状況下では、そのユーザは上記の自動設定された音量をさらに微調整して音量を上げることを望む。
逆にその車に同乗する子供が眠り込んだような状況では、上記の自動設定された音量をさらに微調整して音量を下げることを望む。
上記のように音量に微調整を加えた後、音源をリニアPCM等にモード切換えしたとき、再び新たな音量に自動設定されるが、この場合でも、上述した状況が維持されているとすれば、各状況下で上記ステップS42にて加えた上記の音量の微調整は、そのまま新たな自動設定音量のもとでも反映させるのが有利である。そうしないと、ユーザは上記のモード切換え後に再び上記ステップS42と同様の操作をしなければならなくなるからである。
かくして第3の実施形態によれば、再び他の再生メディア(CD/MD、一般放送等)に切り換わっても、ユーザの欲する音量を自動的に維持することができる。
図5は本発明に係る第4の実施形態を示すフローチャートである。
図示するとおり、ステップS51およびS52からなり、
再生すべき音量を自動的に増大させるステップS51(図2のS23と同じ)の後に、これまで使用していたDVDがイジェクト(EJECT)されたとき、
そのイジェクト発生前の音量に戻すステップS52、をさらに有することを特徴とするものである。
現在聴取中のDVD(音源がAC−3やDTS等)がオーディオ再生装置から抜かれたとき、その次に、新たな再生メディアがいつ何時その装置に挿入されるか分からないが、直前のDVD(AC−3やDTS等)とは異なる再生メディア(CD/MD、リニアPCMのDVD等)が挿入される可能性が高い。
そこで、AC−3やDTS等のDVDが抜かれたら(EJECT)、即座に、元の音量に戻すように自動設定しておくようにする。
かくして第4の実施形態によれば、音源の違うメディア例えばDVD(リニアPCM)に、メディア入替えされたとしても、ユーザに初期化操作を強いることなしに、新たなメディアに対応可能となる。
図6は本発明に係る第5の実施形態を示すフローチャートである。
上述の第1〜第4の実施形態は、オーディオ再生装置からの出力レベルの調整ファクタとして、「音量」に着目するものであるが、第5〜第8の実施形態は、その出力レベルの調整ファクタとして、「周波数特性」に着目する。
まず第5の実施形態は、図6に示すとおり、ステップS61〜S63からなる。以下のとおりである。
ステップS61:セットされた再生メディアがDVDか否かを識別する(図2のステップS21と同じ)。
ステップS62:セットされた再生メディアがDVDであると識別されたとき、そのDVDの音源が、高音量で再生される第1の録音形態(リニアPCM等)または低音量で再生される第2の録音形態(AC−3,DTS等)のいずれの録音形態による音源か、を判別する(図2のステップS22と同じ)。
ステップS63:音源が上記の第2の録音形態による音源であるとき、再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性(f特)を引き上げる。
このステップS63が注目すべきステップである。
一般に、周波数特性を引き上げることによっても、既述の「音量増大」と似たような音量感の増大が期待できる。この場合、特にセリフ(台詞)帯域(例えば、300Hz〜3KHz )の引き上げが有効である。これは、例えばリニアPCM音源からAC−3/DTS音源に切り換わったときに、AC−3/DTS音源のうちセリフ帯域での音量感の著しい落ち込みが経験されること(会話が聞き難くなる)に基づく。
かくして第5の実施形態によれば、AC−3やDTS等の音源のDVDを、他メディアに切り換えたとき、該他メディアとの間のレベル差に対して、ユーザがマニュアルでイコライザ(EQ)の操作をしてセルフ帯域のf特をその都度引き上げる、といった煩わしさがなくなる。
図7は本発明に係る第6の実施形態を示すフローチャートである。
図示するとおり、ステップS71およびS72からなり、
再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性を自動的に引き上げるステップS71(図6のS63と同じ)の後に、音源が第2の録音形態(AC−3/DTS等)であるDVDから、それ以外の再生メディア(CD/MD等)へまたはその音源が第1の録音形態(リニアPCM等)であるDVDへ、のモード切換えしたとき、
このモード切換え前の周波数特性(f特)に自動的に戻すステップS72、をさらに有することを特徴とするものである。
かくして第6の実施形態によれば、再び他の再生メディア(CD/MD、一般放送等)に切り換わっても、ユーザがマニュアルでイコライザを操作して、セリフ帯域のf特を引き下げる必要がなくなる。
図8は本発明に係る第7の実施形態を示すフローチャートである。
図示するとおり、ステップS81〜S83からなり、
再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性(f特)を自動的に引き上げるステップS81(図6のS63と同じ)後に、その再生すべき出力の周波数特性に対しユーザがマニュアル(手動)でイコライザ(EQ)によりさらに微調整を加えるステップS82を有し、
その後、音源が前記第2の録音形態(AC−3/DTS等)であるDVDから、それ以外の再生メディアへまたは前記音源が前記第1の録音形態である前記DVDへ、モード切換えしたとき、
上記周波数特性の微調整分を反映させたまま、そのモード切換え発生前の周波数特性(f特)に戻すステップS83、を有することを特徴とするものである。
この第7の実施形態が有効となる背景は、第3の実施形態(図4)において述べた背景と全く同じであり、当該オーディオ再生装置を搭載する車が高速走行あるいはトンネル走行に入った場合(このときはEQ調整のUP)、または車内で子供が寝ている場合(このときはEQ調整のdown)等の状況を考慮したものである。
かくして第7の実施形態によれば、既述の第3の実施形態と同様に、再び他の再生メディア(CD/MD、一般放送等)に切り換わっても、ユーザが欲する音量(音質)を自動的に維持することができる。
図9は本発明に係る第8の実施形態を示すフローチャートである。
図示するとおり、ステップS91およびS92からなり、
再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性(f特)を自動的に引き上げるステップS91(図6のS63と同じ)の後に、これまで使用したDVDがイジェクト(EJECT)されたとき、
そのイジェクト発生前の周波数特性に戻すステップS92、をさらに有することを特徴とするものである。
この第8の実施形態が有効となる背景は、第4の実施形態(図5)において述べた背景と全く同じであり、現在聴取中のDVD(音源がAC−3やDTS等)が引き抜かれたときに、次に挿入されるメディアのために備えをしておく。この新たなメディアは直前のメディア(上記のAC−3やDTS等)とは異なる、リニアPCM等のDVDあるいはCD/MDの可能性が高いから、そのときのために予め元のf特に戻しておくようにする。
かくして第8の実施形態によれば、メディアの入替えがなされたとしても、ユーザに初期化操作を強いることなしに、新たなメディアに対応できる。
図10は本発明に係る第9の実施形態を示すフローチャートである。
上述の第1〜第4の実施形態は出力レベルの調整ファクタとして「音量」に着目し、上述の第5〜第8の実施形態は出力レベルの調整ファクタとして「f特」に着目している。さらに以下に説明する第9の実施〜第11の実施形態は、その出力レベルの調整ファクタとして「音量およびf特」に着目する。
まず第9の実施形態は、図10に示すとおり、ステップS101〜S103からなる。以下のとおりである。
ステップS101:セットされた再生メディアがDVDか否かを識別する(図2のステップS21と同じ)。
ステップS102:セットされた再生メディアがDVDであると識別されたとき、そのDVDの音源が、高音量で再生される第1の録音形態(リニアPCM等)または低音量で再生される第2の録音形態(AC−3,DTS等)のいずれの録音形態による音源か、を判別する(図2のステップS22と同じ)。
ステップS103:音源が上記の第2の録音形態による音源であるとき、再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性(f特)を引き上げると共に、再生すべき音量を増大(音量UP)させる。
このステップS103が、注目すべきステップである。
このように、f特の自動調整と音量の自動調整との複合によって、本発明の目的を達成することもできる。この場合、その複合のすべき両者の重み付けをどのようにするか、というやや複雑な問題を伴うが、その反面、ユーザの感覚により適合した微妙な調整が期待できる。
この第9の実施形態によれば、音量のヘッドクリアランスが少ないようなオーディオ再生装置において、f特の引き上げ過ぎによる出力歪みの発生を防止することができる。具体的には、次の図11に示すステップを実行する。
図11は図10のステップ中ステップS103についての好適な実現例を示すフローチャートである。
すなわち図11は、図10のステップS101〜S103のうち、ステップS103を一層具体的にステップS104およびS105として示すものであり、
再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性を引き上げると共に再生すべき音量を増大させるステップS103において、
オーバーヘッドを生じない程度に周波数特性(f特)を変更すると共にその周波数特性の変更では不足する分だけ音量を増大(音量UP)させることを特徴とするものである。
オーバーヘッド(飽和)が生じると音質が悪化するので、f特での調整は若干抑え気味にし、それによって不足してくる音量感は、音量のUPによって補うのが好ましい。
図12は本発明に係る第10の実施形態を示すフローチャートである。
本図に示すとおり、
再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性を引き上げると共に再生すべき音量を増大させるステップS111(=S103)の後に、音源が第2の録音形態であるDVDから、それ以外の再生メディアへまたは音源が第1の録音形態であるDVDへ、モード切換えしたとき、
そのモード切換え発生前の音量およびそのモード切換え発生前の周波数特性にそれぞれ戻すステップS112、をさらに有することを特徴とするものである。
この第10の実施形態が必要とされる背景とその効果は、既述した第2の実施形態(図3)および第6の実施形態(図7)の場合と同じである。
図13は本発明に係る第11の実施形態を示すフローチャートである。
本図に示すとおり、
再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性を引き上げると共に再生すべき音量を増大させるステップS121(=S103)の後に、DVDがイジェクトされたとき、
そのイジェクト発生前の音量およびそのイジェクト発生前の周波数特性にそれぞれ戻すステップS122、をさらに有することを特徴とするものである。
この第11の実施形態が必要とされる背景とその効果は、既述した第4の実施形態(図5)および第8の実施形態(図9)の場合と同じである。
以上、本発明の主たる実施形態である、第1〜第4の実施形態と、第5〜第8の実施形態と、第9〜第11の実施形態と、について説明したので、さらにこれらに追加する補足的な第12および第13の実施形態について述べる。
図14は本発明に係る第12の実施形態を実例をもって表す図である。
既述の、第1〜第4の実施形態および第9〜第11の実施形態においては、音量を増大させるステップ(自動音量UP)を含むが、このステップにおける音量UP分は、装置任せにするのではなく、ユーザの好みに合せるようにしても良い。
このため第12の実施形態では、増大させる音量のレベルがユーザ毎に可変であるようにする。
図14を参照すると、本図は当該オーディオ再生装置に備えられているディスプレイ部の画面を表しており、タッチパネルとなっていてユーザが直接画面に触れることによって所望の設定ができるようになっている。
本図の例では、セットされたDVDがAC−3/DTSを音源としており、音量の増大量(Volume Up量)が、5dBに設定された場合を示している。
次に、補足的な第13の実施形態について述べる。
図15は本発明に係る第13の実施形態を実例をもって表す図(その1)、
図16は同図(その2)である。
既述の、第5〜第8の実施形態および第9〜第11の実施形態においては、f特を調整するステップ(自動f特調整)を含むが、このステップにおけるf特調整分は、装置任せにするのではなく、ユーザの好みに合せるようにしても良い。
このため第13の実施形態では、周波数特性を引き上げるレベルがユーザ毎に可変であるようにする。
図15を参照すると、本図に示す上記のディスプレイ部の画面においては、AC−3/DTSのDVDが当該オーディオ再生装置にセットされていて、与えられた4種のf特パターン(1,2,3,4)のうち、第2のf特パターンを選択したことを表している。
図15の例では、AC−3とDTSとを区別せずに両者共通にf特パターンを画面上に与えているが、これらAC−3とDTSとを個別に扱うようにしたのが図16に示す例である。
図16の例では、ユーザは、AC−3として第3のf特パターンを選択し、DTSとして第2のf特パターンを選択している。
上述の各実施形態の他に、本発明に基づく変形実施形態について述べておく。
この変形実施形態は、イコライザ(EQ)機能とラウドネス機能とが内蔵されたオーディオ再生装置に適用される。
図17は本発明に係る変形実施形態を示すフローチャートである。
本図のステップS101〜S103は、図10に示したステップS101〜S103と同様に、
セットされた再生メディアがDVDか否かを識別するステップS101、
セットされた再生メディアがDVDであると識別されたとき、そのDVDの音源が、高音量で再生される第1の録音形態または低音量で再生される第2の録音形態のいずれの録音形態による音源か、を判別するステップS102、および
音源が第2の録音形態による音源であるとき、再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性を引き上げるステップS103、である。
そしてそのあとに、
ステップS131で、上記の周波数特性の最大変化幅を求め、
ステップS132で、イコライザ(EQ)のゲインまたはラウドネスのゲインを、その最大変化幅分だけ引き下げる。
そしてさらに、その最大変化幅分だけ引き下げた後に、音源が第2の録音形態であるDVDから、それ以外の再生メディアへまたは音源が第1の録音形態であるDVDへ、モード切換えしたとき、
イコライザ(EQ)のゲインまたはラウドネスのゲインを、上記の最大変化幅分だけ引き下げたまま、そのモード切換え発生前の周波数特性に戻すステップS134、をさらに有する。
上記の最大変化幅分(例えば図15における山の高さ)を求めて、その分、イコライザのレベルまたはラウドネスのレベルを全体的に下げる。そしてそれ以降のメディア入れ替え時にも、その下げた分をそのまま有効にする。
AC−3やDTS音源のDVDへモード切換えした直後はf特変化がないため、出力レベルが上がった感覚が得られないが、他メディアに切り換わっても、DVDと他メディアとの間の出力レベル差がなくなるため、突然の大音量によってユーザがびっくりすることがなくなる。
上述した各実施態様では、音源の録音形態として異なる2つの録音形態、すなわち第1および第2の録音形態を例にとって説明したが、これに限定することなく、第3、第4・・・の録音形態が存在したとしても、同様に本発明を適用することができる。
一方、本発明に係る出力レベル調整機能を常に働かせておく必要はなく、ユーザの都合で所望のときだけ該機能をオンとし、それ以外のときはオフとしても良い。
最後に、上述した本発明に係る出力レベル調整方法を実施可能なオーディオ再生装置の構成例を示す。
図18は本発明を実施可能なオーディオ再生装置の構成例を示す図である。
本図において、参照番号1はオーディオ再生装置の全体を示す。
本図の左端は音源の入力側を示し、DVDとCDとMDとが例示されている。これらDVD/CD/MDのいずれか1つが、スイッチ部2により選択される。この選択は、操作部3の中の所定のキーをユーザが押すことにより、制御部4を介して行われる。
例えばDVDが選択されたとすると、その出力信号はまずデコーダ5に入力される。デコーダ5はその入力された出力信号を復号して、制御データならびに本来の映像データおよび音声データを出力する。
上記制御データは、制御部4に入力される。このデータには、DVD/CD/MDを区別する情報やリニアPCM,AC−3,DTS・・・等の種々の制御情報が含まれる。したがって、例えばステップS21(図2)に示す「再生メディアはDVDか?」の判断は、制御部4が上記の制御情報に基づいて行うことができる。また、例えばステップS22(図2)に示す「音源はリニアPCMか?」の判断についても同様である。
デコーダ5からの出力データのうち、上記映像データはディスプレイ部6に入力され、ここで映像が表示される。
一方、本発明に特に関係するデコーダ5からの上記音声データは、イコライザ(EQ1)7→イコライザ(EQ2)8→ラウドネス回路9→電子VOL(ボリューム)10→パワーアンプ11を経て、スピーカ12より、音楽あるいは音声としてユーザに提供される。
なお本図中、ブロック20の部分はDSP(Digital Signal Processor)により一体に形成されるのが一般的である。したがってこのDSPを用いる場合を例にとって説明を続ける。
図19は図18における制御部4の構成例(音量系)を示す図であり、
図20は図18における制御部4の構成例(周波数系)を示す図である。
まず図19を参照すると、制御部4の音量系において、デコーダ5からの前記制御データにより、再生中の音源の種別を知り、この種別に相当する音量調整値を調整値設定部21より出力する。この調整値は、例えばステップS23(S31でも同じ)に示す「自動音量UP」において用いられる。
一方、操作部3からユーザによって指定された音量値(VOL値)は、VOL値メモリ22に記憶される。このVOL値は、例えばステップS32(図3)の「元の音量に戻す」において利用され、またステップS42(図4)の「手動で音量調整」において変更され、ステップS43(図4)において反映される。
上述した、調整設定部21からのデータとVOL値メモリ22からのデータは、合成部23にて合成され、さらに電子VOL10に印加されて、所定の音量をスピーカ12から得る。
引き続き図19において、その右下側にはラウドネス制御系が示されている。ここには、ラウドネスパターンテーブル24(ROM)とラウドネス係数設定部25がある。
ラウドネス係数設定部25は、DSP20内のラウドネス回路9相当部分へ与えるべきラウドネス係数を生成する。この生成に際しては、再生中の音源の種別を表す情報と、ラウドネスパターンとが必要である。一般にラウドネスパターンは、低音域と高音域を持ち上げるようなパターンであって、上記テーブル24には複数種のパターンP1,P2,P3・・・が用意されている。どのパターンを選択するかは、再生中の音量に従って決定される。このためにVOL値メモリ22の値が用いられる。
最後に図20(制御部4の周波数系)を説明する。制御部4の周波数系において、EQ元パターンテーブル45(ROM)には、音源の種別(AC−3,DTS,CD,MD等)に応じた初期イコライザパターンが格納されている。このテーブル45から、一旦EQパターンテーブル46(RAM)に全ての初期イコライザパターンを転写する。このように転写するのは、ユーザの好みに応じて操作部3よりそのパターンを調整可能とするためである。これは、例えば図15や図16に示すf特パターンの変更に利用することができる。
EQパターンテーブル46内のいずれのEQパターンを選択して読み出すか、は再生中の音源の種別により決定される。この種別が例えばAC−3ならば、AC−3に対応するEQパターンが調整用EQ係数設定部37に書き込まれ保持される。このEQパターンの設定が、例えばステップS63に示す「セリフ帯域のf特を引き上げる」操作に相当する。すなわち、セリフ帯域のf特を特別に引き上げたEQパターンが、図18のDSP20内のイコライザ(EQ2)8相当部分に供給される。ただし図20においては、そのEQ係数が合成部34を介してDSP20に与えられる構成例を示している。
再生中の音源がモード切換えにより、元のモード、例えばリニアPCMに戻ったときは、上記テーブル36の中のリニアPCMに相当するEQパターンを再び読み出し、調整用EQ係数設定部37に書き込まれる。元のモードが何であるかは、次のようにしておけば分かる。例えば、EQパターンテーブル36の各パターン毎にフラグをセットできるようにしておき、モード切換えが生じたときに、他に切換えられるパターン(元のパターン)のフラグに1を立てておく。その切換え後、再び元のパターンに戻るときは、フラグ1になっているパターンを選択すればよい。このときフラグは0にリセットし初期状態に戻す。
上述した合成部34では、上記の調整用EQ係数と、マニュアルEQ係数設定部33からのマニュアルEQ係数とが合成され、該合成EQ係数がDSP20に供給される。
マニュアルEQは、周知のものであり、ユーザの好みに応じてイコライザ特性を変えるためのものである。該EQは図18のイコライザ(EQ1)7に作用する。
図20において、マニュアルEQにさらに関係するのは、EQ元パターンテーブル31(ROM)およびEQパターンテーブル32(RAM)であるが、これらの機能は前述したEQ元パターンテーブル35およびEQパターンテーブル36と同じである。ただし。各パターンの対象は異なる。例えば、ロック調、ポップス調、クラシック調等で再生するためのパターンである。なおEQパターンテーブル32の値もユーザの好みにより、操作部3を介して微調整ができる。
かかるマニュアルEQ係数の設定によって、例えばステップS82(図8)に示す「手動でEQ調整」を行うことができる。
以上本発明に係る出力レベル調整装置の実際に即した実施例動作を詳細に説明したが、本発明の基本思想を機能ブロックとして表すと以下のとおりである。
図21は本発明に係る出力レベル調整装置の原理構成を表すブロック図である。
各種録音形態によって記録された再生メディアを再生可能なオーディオ再生装置1において、原理構成に基づく出力レベル調整装置50は、
録音形態種別を判別する判別手段51と、判別された録音形態種別に応じて、再生すべき音量を可変させる可変手段52と、を有する。
図22は本発明に係る出力レベル調整装置の第1の基本構成を表すブロック図である。
再生メディアとして少なくともDVDをセット可能なオーディオ再生装置1において、第1の基本構成による出力レベル調整装置50は、
セットされた再生メディアがDVDか否かを識別する識別手段61と、セットされた再生メディアがDVDであると識別されたとき、このDVDの音源が、高音量で再生される第1の録音形態または低音量で再生される第2の録音形態のいずれの録音形態による音源か、を判別する音源判別手段62と、その音源が第2の録音形態による音源であるとき、再生すべき音量を増大させる音量可変手段63と、を有する。
また、音量可変手段63による再生すべき音量の増大の後に、音源が第2の録音形態であるDVDから、それ以外の再生メディアへまたは音源が第1の録音形態であるDVDへ、モード切換えしたとき、そのモード切換え発生前の音量に戻す元音量可変手段64をさらに有する。
さらにまた、再生すべき音量を増大させる音量可変手段63の後に、その音量にさらに微調整を加える微調整手段65を有し、その後、音源が第2の録音形態であるDVDから、それ以外の再生メディアへまたは音源が第1の録音形態であるDVDへ、モード切換えが発生したとき、上記の音量の微調整分を反映させたまま、そのモード切換え発生前の音量に戻す音量反映可変手段66を有する。
また、再生すべき音量を増大させる音量可変手段63に対し、DVDがイジェクトされたときに、そのイジェクト発生前の音量に戻す引き戻し手段67をさらに有する。
図23は本発明に係る出力レベル調整装置の第2の基本構成を表すブロック図である。
再生メディアとして少なくともDVDをセット可能なオーディオ再生装置1において、第2の基本構成による出力レベル調整装置50は、
セットされた再生メディアがDVDか否かを識別する識別手段71と、セットされた再生メディアがDVDであると識別されたとき、そのDVDの音源が、高音量で再生される第1の録音形態または低音量で再生される第2の録音形態のいずれの録音形態による音源か、を判別する判別手段72と、その音源が第2の録音形態による音源であるとき、再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性を引き上げる音量特性調整を行う引き上げ手段73と、を有する。
また、再生すべき出力の音量特性調整後に、音源が第2の録音形態であるDVDから、それ以外の再生メディアへまたは音源が第1の録音形態であるDVDへ、モード切換えしたとき、そのモード切換え前の状態に戻す第1状態可変手段74をさらに有する。
さらにまた、再生すべき出力の音量特性調整後に、その再生すべき出力の音量特性調整に微調整を加える微調整手段75を有し、その後、音源が第2の録音形態であるDVDから、それ以外の再生メディアへまたは音源が第1の録音形態であるDVDへ、モード切換えしたとき、周波数特性の微調整分を反映させたまま、そのモード切換え発生前の状態に戻す第2状態可変手段76を有する。
また、再生すべき出力の音量特性調整後に、DVDがイジェクトされたとき、このイジェクト発生前の状態に戻す第3状態可変手段77をさらに有する。
さらに、音源が第2の録音形態による音源であるとき、再生すべき音量も増大させる音量特性調整を行う周波数音量可変手段78を有する。
ここに、再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性を引き上げると共に再生すべき音量を増大させる周波数音量可変手段78において、オーバーヘッドを生じない程度に周波数特性を変更すると共にその周波数特性の変更では不足する分だけ音量を増大させるようにする。
図24は本発明に係る出力レベル調整装置の第3の基本構成を表すブロック図である。
再生メディアとして少なくともDVDをセット可能なオーディオ再生装置1において、第3の基本構成による出力レベル調整システム50は、
セットされた再生メディアがDVDか否かを識別する識別手段81と、セットされた再生メディアがDVDであると識別されたとき、そのDVDの音源が、高音量で再生される第1の録音形態または低音量で再生される第2の録音形態のいずれの録音形態による音源か、を判別する判別手段82と、音源が第2の録音形態による音源であるとき、再生すべき出力のセリフ帯域での周波数特性を引き上げる引き上げ手段83と、上記の周波数特性の最大変化幅を求める算出手段84と、イコライザのゲインまたはラウドネスのゲインを、上記の最大変化幅分だけ引き下げる引き下げ手段85と、を有する。
また、引き下げ手段85に対し、音源が第2の録音形態であるDVDから、それ以外の再生メディアへまたは音源が第1の録音形態であるDVDへ、モード切換えしたとき、上記のイコライザのゲインまたはラウドネスのゲインを、上記の最大変化幅分だけ引き下げたまま、そのモード切換え発生前の状態に戻す状態可変手段86をさらに有する。
本発明に係る出力レベル調整動作の基本ステップを示すフローチャートである。 本発明に係る第1の実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る第2の実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る第3の実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る第4の実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る第5の実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る第6の実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る第7の実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る第8の実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る第9の実施形態を示すフローチャートである。 図10のステップ中ステップS103についての好適な実現例を示すフローチャートである。 本発明に係る第10の実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る第11の実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る第12の実施形態を実例をもって表す図である。 本発明に係る第13の実施形態を実例をもって表す図(その1)である。 本発明に係る第13の実施形態を実例をもって表す図(その2)である。 本発明に係る変形実施形態を実例を示すフローチャートである。 本発明を実施可能なオーディオ再生装置の構成例を示す図である。 図18における制御部4の構成例(音量系)を示す図である。 図18における制御部4の構成例(周波数系)を示す図である。 本発明に係る出力レベル調整装置の原理構成を表すブロック図である。 本発明に係る出力レベル調整装置の第1の基本構成を表すブロック図である。 本発明に係る出力レベル調整装置の第2の基本構成を表すブロック図である。 本発明に係る出力レベル調整装置の第3の基本構成を表すブロック図である。
符号の説明
1 オーディオ再生装置
3 操作部
4 制御部
5 デコーダ
7 イコライザ(EQ1)
8 イコライザ(EQ2)
9 ラウドネス回路
10 電子VOL
20 DSP
21 調整値設定部
22 VOL値メモリ
23 合成部
24 ラウドネスパターンテーブル
25 ラウドネス係数設定部
32 EQパターンテーブル(手動)
33 マニュアルEQ係数設定部
34 合成部
36 EQパターンテーブル(自動)
37 調整用EQ係数設定部
50 出力レベル調整装置
51 判別手段
52 可変手段
61 識別手段
62 音源判別手段
63 音量可変手段
64 元音量可変手段
65 微調整手段
66 音量反映可変手段
67 引き戻し手段
71 識別手段
72 判別手段
73 引き上げ手段
74 第1状態可変手段
75 微調整手段
76 第2状態可変手段
77 第3状態可変手段
78 周波数音量可変手段
81 識別手段
82 判別手段
83 引き上げ手段
84 算出手段
85 引き下げ手段
86 状態可変手段

Claims (4)

  1. 各種再生メディアを再生可能な再生装置における出力レベル調整装置において、
    所定の再生メディアが再生されるとき音量を増大し、前記所定の再生メディア以外の再生メディアが再生されるとき音量を維持するとともに、再生メディアが前記所定の再生メディアから前記所定の再生メディア以外の再生メディアに切り換えられたとき再生音量を前記音量増大前の音量に戻す音量可変手段を備えたことを特徴とする出力レベル調整装置。
  2. 各種再生メディアを再生可能な再生装置における出力レベル調整装置において、
    所定の再生メディアが再生されるとき音量を増大し、前記所定の再生メディア以外の再生メディアが再生されるとき音量を維持するとともに、前記所定の再生メディアがイジェクトされた場合に再生音量を前記音量増大前の音量に戻す音量可変手段を備えたことを特徴とする出力レベル調整装置。
  3. 前記所定の再生メディアがDVDであることを特徴とする請求項1又は2に記載の出力レベル調整装置。
  4. 音量を調整可能な音量調整手段を有し、
    前記音量可変手段は、前記再生音量を音量増大前の音量に戻す場合、前記音量調整手段により調整された調整量を反映させた音量に戻すことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の出力レベル調整装置。
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