JP4357283B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般家庭の厨房で誘導加熱を熱源としてトッププレート上に載置した鍋などの調理器具を加熱する誘導加熱調理器に関するものである。
誘導加熱調理器は、高周波電流を加熱コイルに流してその加熱コイル上面のトッププレート上に載置した金属性の鍋などの調理器具に渦電流を発生させ、そのジュール熱によって鍋自体が自己発熱することで鍋を効率よく加熱するものである。
このような従来の誘導加熱調理器においては、加熱コイルの中央部に耐熱樹脂からなるセンサー保持部材によって鍋センサーを設置し、この鍋センサーをトッププレートの下面に密着させて鍋の底面温度を間接的に検出するようにしていた。また、前記センサー保持部材は加熱コイルのコイルベースにスプリングを介して取り付けられていた。(特許文献1)
特許第2870045号公報
しかしながら、近年の加熱コイルのハイパワー化や、鍋が加熱コイルの中心部に載置されない状態で加熱が行われる等の場合には、加熱コイル中央部の鍋センサーだけでは鍋の空焼き等の検出が遅れて鍋の変形や少油量での発火の危険性が生じる場合があり、また、これらを防止するために鍋センサーを加熱コイルの上部に別途追加した場合には、鍋センサーを保持するセンサー保持部材の追加部品が必要となり、コストアップの要因になるものであった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、請求項1では、本体内の上部に、コイルベースの上面に固定される加熱コイルを設置し、前記本体の上面をトッププレートで覆い、前記加熱コイルの上面に前記トッププレートに当接して前記トッププレートの上面に載置した鍋と前記加熱コイルとのギャップを維持するギャップスペーサーを設け、前記ギャップスペーサーは、前記加熱コイルを固定するコイルベースの外周縁部に取り付けられた支持部材によりコイルベース上面の外周から中心側に向けて適宜間隔を保持して複数個設けられ、前記複数個のギャップスペーサーの内、2つ以上のギャップスペーサーの上面略中央部に前記トッププレートを介して前記鍋の底面温度を検出する鍋センサーを取り付けたものである。
上記本発明によれば、加熱コイルのギャップスペーサーにトッププレートを介して鍋底面の温度を検出する鍋センサーを取り付けたので、近年のハイパワー化や鍋を加熱コイルの中心に載置されない場合など、加熱コイルの中央部の鍋センサーだけでは検出できない鍋の空焼き等や、鍋の変形、少油量での発火を防止することができる。
また鍋センサーを加熱コイルのギャップスペーサーを利用して取り付けているため、別途鍋センサーを保持する追加部品を使用する必要がなくなり、最小限のコストアップで性能向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施例を添付図面に従って説明する。図1は本発明の誘導加熱調理器のトッププレートを外した状態の斜視図であり、図2は同誘導加熱調理器の外観斜視図であり、図3は加熱コイル部の詳細を示した縦断面図である。
図において、1は誘導加熱調理器の本体、2はこの本体1の上面に設置されたトッププレートであり、耐熱性が高い結晶化ガラスで構成されている。3はトッププレート1の周りに固着されたトッププレートカバー枠であり、このトッププレートカバー枠3とトッププレート2との間にはシール材(図示せず)が充填され水密構造となっている。
また前記トッププレートカバー枠3は、本体1にも固定されており、本体1をシステムキッチン(図示せず)に据付ける際にはこのトッププレートカバー枠3で本体1を吊り上げて設置する。従ってシステムキッチンの表面に出るのはトッププレート2とトッププレートカバー枠3の部分である。
トッププレート2の上面には鍋4が載置されており、鍋4の手前には後記する加熱コイル6の運転状態および運転するための設定状態(火力、タイマーの設定状態、揚げ物調理時の油温等)を数値や文字、図形表示等によりトッププレート2の上面を通して表示する表示部5を備えている。
6は加熱コイルで、図3に示すように樹脂で成形されたコイルベース18の上面にシリコン樹脂製の接着剤20により固定されており、その上面に設けられた複数個のギャップスペーサー19を介して本体1内の上部左右に2個設置されている。なお、この加熱コイル6は1個以上であればよい。
前記ギャップスペーサー19はトッププレート2の上面に載置される鍋4と加熱コイル6とのギャップを一定に保持するためのものであり、コイルベース18の外周縁部に取り付けられた支持部材22によりコイルベース18上面の外周から中心側に向けて適宜間隔を保持して複数個設けられている。
7はラジェントヒータで、本体1内の上部後方の中央部に設置されている。
8は本体1内の左側下部に配備された魚焼きグリル部である。9はトッププレート2の後方に設けられた排気口であり、魚焼きグリル部8から排出される排気および本体1内の加熱コイル6及び制御部の基板(図示せず)を冷却した廃熱を排出する。15は本体1の内部に冷却用空気を吸引する吸気口である。
11は本体1の前面右側垂直面部に配置された操作パネル部であり、メインスイッチ12および加熱コイル6やラジェントヒータ7、魚焼きグリル部8への通電入り切りや火力調節を行うスイッチ類で構成されている。
13は加熱コイル6を制御するためのスイッチおよびツマミであり、その他のスイッチについてはここでの説明を省略する。
14はトップケースで、本体1内において魚焼きグリル部8や制御部の基板(図示せず)の上面に配置されており、その上面に上記した加熱コイル6やラジェントヒータ7がスプリング21を介して固定されている。
16はセンサーベースで、スプリング17を介して加熱コイル6の中央部に位置するようにコイルベース18に取り付けられており、トッププレート2の下面に接して鍋4の温度を間接的に検出するものである。
10は鍋センサーで、前記センサーベース16の上面と複数個よりなるギャップスペーサー19の上面に取り付けてあり、トッププレート2の下面に密着して鍋4の温度を間接的に検出するものである。尚、複数個のギャップスペーサー19に取り付けられる鍋センサー10は2つ以上であればよい。
次に上記構成において動作を説明する。
使用者がトッププレート1の上面、つまり加熱コイル6の上に鍋4を載置して加熱する場合について説明する。
鍋4を載置した後、操作パネル部11のメインスイッチ12をONにする。次に加熱コイル6を制御するスイッチおよびツマミ13を操作すると、加熱コイル6に通電し、表示部5にその通電状態が表示される。
ここで、鍋4が加熱コイル6の中心よりずれて置かれて加熱された場合には、加熱コイル6の中央部の鍋センサー10では温度検出が遅れる。しかし、そのずれて載置された側の加熱コイル6上部のギャップスペーサー19に固定された鍋センサー10で鍋4の温度を正確に、かつ素早く検出し、加熱コイル6を安全な状態に制御する。
また、トッププレート2と当接している鍋4が高温になって空焼きされた場合でも加熱コイル6上部のギャップスペーサー19に固定されている鍋センサー10で素早く温度検出して加熱コイル6を安全な状態に制御する。
上記したように本発明によれば、加熱コイル6のギャップスペーサー19にトッププレート2を介して鍋4の底面温度を検出する鍋センサー10を取り付けたので、加熱コイル6のハイパワー化や鍋4を加熱コイル6の中心に載置されない場合など、加熱コイル6の中央部の鍋センサー10だけでは検出できない鍋4の空焼き等や鍋4の変形、少油量での発火を防止することができる。
また鍋センサー10を加熱コイル6のギャップスペーサー19を利用して取り付けているので、別途鍋センサーを保持する追加部品を使用する必要がなくなり、最小限のコストアップで性能向上を図ることができる。
本発明の誘導加熱調理器のトッププレートを外した状態の斜視図である。 同誘導加熱調理器の外観斜視図である。 同加熱コイル部の詳細を示した縦断面図である。
符号の説明
1 本体
2 トッププレート
4 鍋
5 表示部
6 加熱コイル
10 鍋センサー
14 トップケース
16 センサーベース
18 コイルベース
19 ギャップスペーサー





Claims (1)

  1. 本体内の上部に、コイルベースの上面に固定される加熱コイルを設置し、前記本体の上面をトッププレートで覆い、前記加熱コイルの上面に前記トッププレートに当接して前記トッププレートの上面に載置した鍋と前記加熱コイルとのギャップを維持するギャップスペーサーを設け、前記ギャップスペーサーは、前記加熱コイルを固定するコイルベースの外周縁部に取り付けられた支持部材によりコイルベース上面の外周から中心側に向けて適宜間隔を保持して複数個設けられ、前記複数個のギャップスペーサーの内、2つ以上のギャップスペーサーの上面略中央部に前記トッププレートを介して前記鍋の底面温度を検出する鍋センサーを取り付けたことを特徴とする誘導加熱調理器。
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