JP4356255B2 - 車両用内装部材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明ランプを備えた車両用内装部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用内装部材としては、例えば車両のドアに設けたドアトリムがある。このドアトリムは、図4(a),(b)に示すように、凹部1aを設けたドアトリムの本体1と、凹部1aを開閉可能に覆うカバー2と、凹部1a内を照らす照明ランプ3と、この照明ランプ3からの光の透過量を減少させる減光部材4を備えている。凹部1a内は減光された光により常時照らされており、したがって凹部1a内は十分な光量にて照らされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなドアトリムにおいては、凹部1a内を十分な光量にて照らしていないため、車室内が暗いときにカバー2を開いても凹部1a内の収容物の取り出しは必ずしも容易ではないという問題があった。これに対処するために、照明ランプ3を明るくすると、収容物の取り出しは容易となるが、その光が車室内にもれて運転者の目が眩むという問題があった。
【0004】
そこで本発明の目的は、カバーの開閉と連動して照明ランプを開放可能に覆う減光部材を設けて、通常は車室内にもれる光を少なくして運転への影響をできるだけ小さく抑え、かつ凹部内の収容物を取り出す時は十分な光量にて凹部内を照らして収容物の取り出しを容易にすることである。
【0005】
【発明の概要(課題を解決するための手段および発明の作用・効果)】
上記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、凹部を設けた車両用内装部材の本体と、凹部を開閉可能に覆うカバーと、凹部内を照らす照明ランプと、この照明ランプからの光の透過量を減少させる減光部材とを備えてなる車両用内装部材において、本体とカバーのいずれか一方に照明ランプを設け、本体とカバーのいずれか一方に、照明ランプを開放可能に覆う減光部材を、カバーが閉状態である時には減光部材が照明ランプを覆うとともにカバーが開状態である時には減光部材が照明ランプを開放するように設けたことにある。
【0006】
これによれば、カバーを閉じた場合には、減光部材が照明ランプを覆っているので、照明ランプからの光は減光されて車両用内装部材の本体に設けた凹部内を照らすこととなる。これにより、カバーが閉じているときには、車室内にもれる光は運転に影響を与えるほど明るくはないので、運転者の目が眩むことを防止することができる。またカバーを開いた場合には、減光部材が照明ランプを覆わなくなるので、照明ランプからの光はそのままの光量にて凹部内を照らすこととなる。これにより、凹部内を十分な光量にて照らすことができるので、車室内が暗いときにカバーを開いて凹部内の収容物を取り出すことを容易にすることができる。したがって、通常は車室内にもれる光を少なくして運転への影響をできるだけ小さく抑え、かつ凹部内の収容物を取り出す時は十分な光量にて凹部内を照らして収容物の取り出しを容易にすることできる。
【0007】
また本発明においては、本体とカバーのいずれか一方に照明ランプを直接的に設け、他方には減光部材をカバーが閉状態である時には減光部材が照明ランプを覆うとともにカバーが開状態である時には減光部材が照明ランプを開放するように一体的に設けることが好ましい。これによれば、照明ランプおよび減光部材をそれぞれ本体およびカバーのいずれか一方と他方に一体的に設けることとなるので、部品点数の増加を抑制しコストの上昇を抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による車両用内装部材を車両のドアを構成するドアトリムに適用した一実施形態を図1乃至図3を用いて説明する。図1はドアトリムの肘掛け部より下の部分を示した斜視図であり、図2はドアトリムの凹部およびカバーを示す縦方向端面図であり、図3(a),(b)はそれぞれカバーの閉状態および閉状態を示す横方向端面図である。
【0009】
ドアトリムは図1に示すように本体10を備えており、この本体10は図2および図3に示すように基材11とこの基材11の表面に張着された表皮材12からなる。本体10には凹部10aが形成されている。この凹部10aの左右両内側には、それぞれ左右一対の支持部材13,14がねじ止め固定されている。両支持部材13,14は、その下部にてカバー20を回動可能に軸架している。左支持部材13の下部には孔13aが形成されており、孔13aには後述するカバーフレーム21を構成する左フレーム24の外側面の下部に設けたピン24aが回転自在に嵌合している。右支持部材14の下部にも左支持部材13と同様に孔(図示省略)が形成されており、この孔には後述する右フレーム24の外側面の下部に設けたピン(図示省略)が回転自在に嵌合している。また、左支持部材13の上部には、凹部10a内を照らす照明ランプ30が取り付けられている。
【0010】
カバー20は、図1に示すように、凹部10aを開閉可能に(図1および図2の矢印方向に)覆うものであり、カバー20の上部には開口20aが形成されている。凹部10aおよびカバー20により形成された空間には収容物が収容される。なお、図2にてカバー20の閉状態を2点破線で示し、カバー20の開状態を実線で示している。カバー20は、図2および図3に示すように、カバーフレーム21と、このカバーフレーム21の外側面に接着固定されたカバー基材22と、このカバー基材22の表面に張着されたカバー表皮材23からなる。カバーフレーム21は左右両フレーム24,25とこれら両フレーム24,25の上部および下部をそれぞれ連結する上部フレーム26および下部フレーム27から構成されている。上部フレーム26および下部フレーム27の表面には凸部が形成されており、この凸部にはカバー基材22が接着固定されている。左フレーム24の上部であってカバー20の閉状態にて照明ランプ30と対向する部位には、減光部材40が組み付けられている。減光部材40は、例えば合成樹脂材料などからなり、照明ランプ30からの光の透過量を減少させるものである。なお減光部材40としては、着色(例えば青色、紫色など)した透明のものを採用してもよい。これによれば減光された光は着色されているので、照明ランプ30はイルミネーションとしても機能する。
【0011】
このように構成したドアトリムによれば、カバー20を閉じたときには、図3(a)で示すように、減光部材40が照明ランプ30を覆っているので、照明ランプ30からの光は減光されてドアトリムの本体10に設けた凹部10a内を照らすこととなる。これにより、カバー20が閉じているときには、車室内にもれる光は運転に影響を与えるほど明るくはないので、運転者の目が眩むことを防止することができる。
【0012】
一方カバー20を開いたときには、図3(b)で示すように、減光部材40が照明ランプ30を覆わなくなるので、照明ランプ30からの光はそのままの光量にて凹部10a内を照らすこととなる。これにより、凹部10a内を十分な光量にて照らすことができるので、車室内が暗いときにカバー20を開いて凹部10a内の収容物を取り出すことを容易にすることができる。したがって、通常は車室内にもれる光を少なくして運転への影響をできるだけ小さく抑え、かつ凹部10a内の収容物を取り出す時は十分な光量にて凹部10a内を照らして収容物の取り出しを容易にすることできる。
【0013】
また、照明ランプ30および減光部材40をそれぞれ左支持部材13およびカバーフレーム23を構成する左フレーム24に一体的に設けることとなるので、部品点数の増加を抑制しコストの上昇を抑えることができる。
【0014】
なお、上記実施形態においては、照明ランプ30および減光部材40をそれぞれドアトリムの本体10およびカバー20に一体的に設けるようにしたが、照明ランプ30および減光部材40をそれぞれカバー20およびドアトリムの本体10に一体的に設けるようにしてもよい。
【0015】
また、上記実施形態においては、照明ランプ30および減光部材40をそれぞれドアトリムの本体10とカバー20のいずれか一方と他方に設けるようにしたが、照明ランプ30および減光部材40をドアトリムの本体10とカバー20のいずれか一方にだけ設けるようにしてもよい。この場合にも、照明ランプ30と減光部材40は、カバー20が閉状態である時には減光部材40が照明ランプ30を覆うとともにカバー20が開状態である時には減光部材40が照明ランプ30を開放するように設けられている。
【0016】
また、本発明をドアトリムに適用したが、これに限られず開閉可能に覆うカバーを備えた車両用内装部材(例えば、インストルメントパネルに設けたグローブボックス、コンソールボックス、サンバイザーに設けたバニティミラー)であれば本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるドアトリムの肘掛け部より下の部分を示した斜視図である。
【図2】 図1に示すドアトリムの凹部およびカバーを示す縦方向端面図である。
【図3】 図3(a)は図1に示すカバーが閉じている状態を示す横方向端面図であり、図3(b)は図1に示すカバーが開いている状態を示す横方向端面図である。
【図4】 図4(a)は従来技術によるドアトリムを示す正面図であり、図4(b)は図4(a)の4b−4b線に沿った端面図である。
【符号の説明】
10…ドアトリムの本体、10a…凹部、20…カバー、30…照明ランプ、40…減光部材。
Claims (2)
- 凹部を設けた車両用内装部材の本体と、前記凹部を開閉可能に覆うカバーと、前記凹部内を照らす照明ランプと、この照明ランプからの光の透過量を減少させる減光部材とを備えてなる車両用内装部材において、
前記本体と前記カバーのいずれか一方に前記照明ランプを設け、
前記本体と前記カバーのいずれか一方に、前記照明ランプを開放可能に覆う前記減光部材を、前記カバーが閉状態である時には前記減光部材が前記照明ランプを覆うとともに同カバーが開状態である時には同減光部材が同照明ランプを開放するように設けたことを特徴とする車両用内装部材。 - 凹部を設けた車両用内装部材の本体と、前記凹部を開閉可能に覆うカバーと、前記凹部内を照らす照明ランプと、この照明ランプからの光の透過量を減少させる減光部材とを備えてなる車両用内装部材において、
前記本体と前記カバーのいずれか一方に前記照明ランプを直接的に設け、他方には前記減光部材を前記カバーが閉状態である時には同減光部材が前記照明ランプを覆うとともに同カバーが開状態である時には同減光部材が同照明ランプを開放するように一体的に設けたことを特徴とする車両用内装部材。
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