JP2003327050A - 車両用ルーフコンソール装置 - Google Patents

車両用ルーフコンソール装置

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JP2003327050A
JP2003327050A JP2002134312A JP2002134312A JP2003327050A JP 2003327050 A JP2003327050 A JP 2003327050A JP 2002134312 A JP2002134312 A JP 2002134312A JP 2002134312 A JP2002134312 A JP 2002134312A JP 2003327050 A JP2003327050 A JP 2003327050A
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JP
Japan
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lid
vehicle
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console device
roof console
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JP2002134312A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Sakakibara
義博 榊原
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Imasen Electric Industrial Co Ltd
Original Assignee
Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、夜間や車庫のような暗いところで
も収納物品を容易に確認できる車両の後部荷室部の天井
に取り付けて小物入れとして利用されるルーフコンソー
ル装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 車両の後部荷室の天井に取り付けられ略
箱状の収納空間を有するボデー2と、ボデー2に開閉可
能に支持されるリッド3を備え、リッド3をボデー2に
対して一定角度以上には開かないストッパー機構を設
け、ボデー2の収納空間に隣接して配設されているルー
ムランプ4によってリッド3の内部が照射されるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の天井部分に
配設され小物入れとして利用されるルーフコンソール装
置に関するもので、特に後方にハッチバック式のバック
ドアを備えたワゴン型車両の後部荷室部の天井に取り付
けて使用される場合に好適な車両用ルーフコンソール装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両の後部荷室部に設けられる小
物入れとしては、荷室部床面より下部に収納空間を設け
たものや荷室部側面に適宜の収納部を設けたものが一般
的であった。また、荷室部の天井部に小物等を収納する
小物入れを設置した従来の車両用小物入れの一例とし
て、実開昭63−143443号公報に記載された車両
用物入れが公知である。図5は実開昭63−14344
3号公報に記載された車両用小物入れの配置位置を示す
概略図であり、上端がヒンジ式になっているハッチバッ
ク型のバックドア100を備えたワゴン型車両の後部を
示し、該後部の天井部101に小物入れ200が取り付
けられている。
【0003】図6は前記従来の小物入れ200の斜視図
であり、前記荷室の天井部101には支持部材201,
201が車両幅方向に並列に掛け渡され、公知な固定方
法で天井部101に固定されている。前記並列な支持部
材201,201の車両前方側の支持部材201には蝶
番202,202が取り付けられており、該蝶番20
2,202には上側が開口した有底箱状の収納体203
が固定支持されている。前記支持部材の車両後方側には
ロック部材204,204が設けられ、前記収納体20
3が天井部101に係止されるようになっている。ま
た、前記車両後方側の支持部材には、前記ロック部材2
04,204が解除されたときに収納体203が回動し
すぎて収納体203内の物品が落ちないように一定の角
度で収納体203を保持する鎖205,205が設けら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような荷室部の
床面より下部に収納空間を設けたものや荷室部側面に収
納箱等を設置する従来の車両用小物入れにおいては、該
小物入れに物品を出し入れする際、荷室に物品が積載し
てある状態では、物品を移動したり一度荷室より外に出
さなくてはならず非常に面倒であり、特に荷室床面より
下部に設置してある収納部への物品の出し入れにはその
蓋部を開けるために物品を横に移動するだけでは蓋部が
開けれないという問題があり、また荷室側部に収納部を
設けたものでは、車体の側面の形状や構造上の制限があ
り、車両によっては採用が困難な場合があった。
【0005】また、実開昭63−143443号公報に
記載されているような従来の小物入れ200において
は、通常荷室の天井部101にはルームランプが設置さ
れているため、当該構成の小物入れを後付けで取り付け
ることが困難であった。更に、夜間や車庫などの暗い場
所で物品を出し入れする場合、車両用物入れ200は荷
室の天部井101に設置されていると共に、小物入れ2
00が傾斜した状態で開かれる構造となっているため、
荷室の天井部101に設置されている公知の照明装置
(図示省略)からの照射が収納体203自身で遮られ、
収納体203内の物品が見難いという問題があった。
【0006】そこで本発明は、車両後部の荷室天井部に
取り付けて使用する構成の小物入れにおいて、暗い場所
でも収納部の内部が確認しやすい車両用ルーフコンソー
ル装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【発明を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1記載の発明は、車両の後部荷
室の天井に取り付けられるボデーと、当該ボデーには下
方に開口した収納空間が設けられており、上方に開口し
た収納空間を有するリッドと、前記ボデーの前端とリッ
ドの前端を回転可能に連結する連結手段と、ボデーに対
するリッドの回転角度を規制する規制手段と、リッドを
開閉可能にボデーに保持する保持手段と、ボデーの後方
に一体に取り付けられた照明装置と、を備えた車両用ル
ーフコンソール装置であって、前記リッドが開いた状態
において前記リッドの収納空間が照射されるように前記
照明装置が設定されていることを特徴とする。
【0008】また、本発明のうち請求項2記載の発明
は、請求項1に記載の車両用ルーフコンソール装置にお
いて、前記照明装置から照射される光が前記ボデーの収
納空間の側壁から収納空間内に入射する透過部分を設け
たことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。本発明の実施例に係る車両用ルー
フコンソール装置1は、図5に示すように上記従来の小
物入れ200と同様に車両後部の荷室部の天井部101
に配置されている。図1は本発明の実施の形態を示す斜
視図である。本発明の実施例に係る車両用ルーフコンソ
ール装置1は合成樹脂により形成され、車両の天井部1
01に沿うように滑らかな曲面で形成されている。車両
用ルーフコンソール装置1は天井部101に取り付けら
れるボデー2を有し、該ボデー2は下方に開口した略箱
状の収納空間2aを有し、収納空間2aの後方(バック
ドア方向)の側壁24の開口端24aから後方に前後方
向に幅をもった略平面状の枠部21を備えルームランプ
4が取り付けられている。また、ボデー2には前記収納
空間2aの前方(車両進行方向)に一体に形成された引
掛部22,22が設けられており、該引掛部22,22
は天井部101のクロスメンバ110に固定されたブラ
ケット102に嵌挿され、前記収納空間2aの上面25
の後方に設けられた取付穴23,23を公知のスクリュ
ウでクロスメンバ111に固定することで天井部101
に固定されている。
【0010】前記ボデー2の下方にはリッド3が配設さ
れている。リッド3は前記ボデー2の略箱状の収納空間
2aを覆う側壁の高さが低い略箱状の蓋体で、前端部に
設けられた軸受部31とボデー2の前端部に設けられた
軸受部26をピン11で挿通することでボデー2に開閉
自在に取り付けられている。リッド3の後方にはノブ5
が配設されており、該ノブ5とボデー2側に取り付けら
れているロック部材6により、前記リッド3が前記ボデ
ー2に閉じた状態に保持できるようになっている。前記
ボデー2の枠部21に取り付けられるルームランプ4は
公知の車両用室内灯で、ルームランプ4と一体に配設さ
れているスイッチ41の操作により、常時点灯、消灯、
ドア開放時に点灯を切り換えることができる。
【0011】図2はリッド3を開いた状態を示す斜視図
である。略箱状のリッド3の収納空間3aの側壁には底
部32に略垂直に設けられた溝33を有する突部34が
リッド3と一体に突設されており、また該突部34はリ
ッド3の側壁の対向する面に対で設けられている。前記
溝33には仕切板7が嵌挿され、収納する物品に応じて
選択的にリッド3の収納空間3aを分割することができ
る。
【0012】ボデー2とリッド3の間にはリンク8,8
とリンク9,9が備えられている。前記ボデー2の収納
空間2aの前後方向側壁、また前記リッド3の収納空間
3aの前後方向側壁のそれぞれの両側面には突部2b,
2bと3b,3bが設けられており、該突部に前記リン
ク8,8とリンク9,9が接続している。両側面各々の
リンク8とリンク9は一方の端末がボデー2とリッド3
の突部2b,3bのそれぞれに回動自在に接続し、他方
の端末はリンク同士が回動自在に接続している。リッド
3がボデー2に閉じた状態ではリンク8とリンク9は折
り畳まれ、リッド3が開いた状態ではリンク9はリンク
8の端末に設けられたストッパー10に係止し、一定の
開口角度をもってリッド3が保持されるようになってい
る。これにより鉛直方向にリッド3がぶら下がることが
なく、収納されている物品が落ちることが防止されてい
る。また、リンク8,8がボデー2と回動自在に接続し
ている前記突部2b,2bの軸部分には図示されていな
いダンパー部材が設けられており、開閉動作の際にリッ
ド3が急激に開くことを防止している。リッド3の底部
32には緩衝材のシートが貼設してあり、収納されてい
る物品の滑り防止とリッド3が閉じた収納状態において
車両走行時の振動による異音の発生を軽減している。
【0013】前記ルームランプ4は通常のリッド3が閉
じた状態では車両の後方荷室を照射することができ、ま
た、リッド3が開いた状態ではルームランプ4はリッド
3の開口方向に配設されているので、リッド3の収納空
間を照射することができ、暗い場所での物品の出し入れ
が容易にできる。
【0014】本発明の実施例においては、ボデー2の枠
部21に取り付けられるルームランプ4は枠部21の下
面から光を照射する構成となっているが、図7(A)に
示されるようにボデー2の収納空間の側壁24に光透過
部27を設けルームランプ4の光源であるバルブ42の
光を収納空間内に照射することもでき、また、図7
(B)に示されるようにレンズ43を略L字型に成形し
収納空間方向に照射できるようにすることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では荷室を
照射できる照明装置をリッドの開口方向よりも後方に配
設し、リッドを開いた状態では前記照明装置がリッド内
部を照射できるようにしたので、暗い場所においても物
品の出し入れが容易になるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の斜視図である。
【図2】本発明実施例の斜視図である。
【図3】本発明実施例の断面図である。
【図4】本発明実施例の正面図である。
【図5】従来例及び本発明実施例の配置位置を示す概略
図である。
【図6】従来の実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ルーフコンソール装置 2 ボデー 3 リッド 4 ルームランプ 5 ノブ 6 ロック部材 7 仕切板 8,9 リンク 10 ストッパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後部荷室の天井に取り付けられる
    ボデーと、当該ボデーには下方に開口した収納空間が設
    けられており、上方に開口した収納空間を有するリッド
    と、前記ボデーの前端とリッドの前端を回転可能に連結
    する連結手段と、ボデーに対するリッドの回転角度を規
    制する規制手段と、リッドを開閉可能にボデーに保持す
    る保持手段と、ボデーの後方に一体に取り付けられた照
    明装置と、を備えた車両用ルーフコンソール装置であっ
    て、 前記リッドが開いた状態において前記リッドの収納空間
    が照射されるように前記照明装置が設定されていること
    を特徴とした車両用ルーフコンソール装置。
  2. 【請求項2】 前記照明装置から照射される光が前記ボ
    デーの収納空間の側壁から収納空間内に入射する透過部
    分を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ル
    ーフコンソール装置。
JP2002134312A 2002-05-09 2002-05-09 車両用ルーフコンソール装置 Pending JP2003327050A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3023228A1 (fr) * 2014-07-03 2016-01-08 Peugeot Citroen Automobiles Sa Element de rangement installe sous le pavillon d'un vehicule
FR3023756A1 (fr) * 2014-07-21 2016-01-22 Peugeot Citroen Automobiles Sa Element de rangement mobile muni d'une cinematique integre sous le pavillon d'un vehicule
FR3025155A1 (fr) * 2014-08-29 2016-03-04 Peugeot Citroen Automobiles Sa Element de rangement a volume variable installe sous le pavillon d'un vehicule

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