JP4354894B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、第1電源および第1電源よりも電力が小さい第2電源を備え、これらの第1および第2電源からの電力によって実行される複数の機能を搭載している電子装置に関する。
従来の技術は、特許文献1に開示される。この従来の技術の携帯電話装置は、動作電源となる充電用電池を備える。この充電用電池には、太陽電池の出力が充電回路を介して充電される。
特開平4−269044号公報
前記従来の技術では、充電用電池の残量が減少すると、携帯電話装置は、実質的に太陽電池からの電力供給だけで稼動することになる。このような従来の技術を、多機能を搭載している携帯電話装置に適用すると、以下のような問題が生じる。すなわち、多機能を搭載している携帯電話装置では、消費電力が大きいので、太陽電池からの電力供給だけでは、稼動を維持することができないという問題が生じる。
したがって本発明の目的は、供給電力が小さくなっても、稼動を維持することができる電子装置を提供することである。
本発明は、第1電源および第1電源よりも電力が小さい第2電源を備え、これらの第1および第2電源からの電力によって実行される複数の機能を有する電子装置であって、
第1電源から電力が供給される第1供給状態と第2電源から電力が供給される第2供給状態とを切り換える電源切換え手段と、
前記複数の機能のうち予め定める第1の機能を実行可能な第1機能状態と前記複数の機能のうち前記予め定める第1の機能よりも小さい電力によって実行される予め定める第2の機能を実行可能な第2機能状態とを切り換える機能切換え手段と、
電源切換え手段が第1供給状態と第2供給状態とを切り換えるための切換え指令が入力される入力手段と、
第1電源の残量を監視する残量監視手段と、
入力手段に入力される切換え指令に応答して第1供給状態と第2供給状態とを切り換える手動切換え動作、および残量監視手段による第1電源の残量に基づいて第1供給状態と第2供給状態とを切り換える自動切換え動作のうちのいずれか1つを、第1電源の残量が予め定める閾値以下になった場合と第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になった場合とについて設定する設定手段と、
制御手段であって、
設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になった場合について手動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になったことが監視されたとき、入力手段に入力される切換え指令に応答して、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態切り換えるように、電源切換え手段を制御し、
設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になった場合について自動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になったことが監視されたとき、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態切り換えるように、電源切換え手段を制御し、
設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になった場合について手動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になったことが監視されたとき、入力手段に入力される切換え指令に応答して、電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるように、電源切換え手段を制御し、
設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になった場合について自動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になったことが監視されたとき、電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるように、電源切換え手段を制御し、
電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態に切り換えるとき、機能切換え手段が第1機能状態から第2機能状態に切り換えるように、電源切換え手段および機能切換え手段を制御し、
電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるとき、機能切換え手段が第2機能状態から第1機能状態に切り換えるように、電源切換え手段および機能切換え手段を制御する制御手段とを含むことを特徴とする電子装置である。
た本発明は、第2電源は、太陽電池を含んで構成されることを特徴とする。
本発明によれば、複数の機能が、第1および第2電源からの電力によって実行される。電源切換え手段は、第1電源から電力が供給される第1供給状態と第2電源から電力が供給される第2供給状態とを切り換える。また機能切換え手段は、前記複数の機能のうち予め定める第1の機能を実行可能な第1機能状態と前記複数の機能のうち予め定める第2の機能を実行可能な第2機能状態とを切り換える。入力手段には、第1供給状態と第2供給状態とを切り換えるための切換え指令が入力される。残量監視手段は、第1電源の残量を監視する。設定手段は、入力手段に入力される切換え指令に応答して第1供給状態と第2供給状態とを切り換える手動切換え動作、および残量監視手段による第1電源の残量に基づいて第1供給状態と第2供給状態とを切り換える自動切換え動作のうちのいずれか1つを、第1電源の残量が予め定める閾値以下になった場合と第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になった場合とについて設定する。
制御手段は、設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になった場合について手動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になったことが監視されたとき、入力手段に入力される切換え指令に応答して、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態切り換えるように、電源切換え手段を制御し、設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になった場合について自動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になったことが監視されたとき、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態切り換えるように、電源切換え手段を制御する。
さらに、制御手段は、設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になった場合について手動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になったことが監視されたとき、入力手段に入力される切換え指令に応答して、電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるように、電源切換え手段を制御し、設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になった場合について自動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になったことが監視されたとき、電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるように、電源切換え手段を制御する。
そして、制御手段は、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態に切り換えるとき、機能切換え手段が第1機能状態から第2機能状態に切り換えるように、電源切換え手段および機能切換え手段を制御し、電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるとき、機能切換え手段が第2機能状態から第1機能状態に切り換えるように、電源切換え手段および機能切換え手段を制御する。
第2電源は、第1電源よりも電力が小さいので、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態に切り換えると、供給電力が小さくなる。また予め定める第2の機能は、予め定める第1の機能よりも小さい電力によって実行されるので、機能切換え手段が第1機能状態から第2機能状態に切り換えると、消費電力が小さくなる。
制御手段は、前述のように電源切換え手段および機能切換え手段を制御するので、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態に切り換えることによって供給電力が小さくなるとき、機能切換え手段が第1機能状態から第2機能状態に切り換えることによって消費電力が小さくなる。したがって電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態に切り換えることによって供給電力が小さくなっても、電子装置の稼動を維持することができる。
さらに、設定手段によって手動切換え動作および自動切換え動作のうちのいずれか1つを、第1電源の残量が予め定める閾値以下になった場合と第1電源の残量が予め定める閾値以上になった場合とについて設定することができる。制御手段は、設定手段によって第1電源の残量が予め定める閾値以下になった場合について手動切換え動作に設定されていると、入力手段に入力される切換え指令に応答して、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態に切り換えるように、電源切換え手段を制御し、設定手段によって第1電源の残量が予め定める閾値以上になった場合について手動切換え動作に設定されていると、入力手段に入力される切換え指令に応答して、電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるように、電源切換え手段を制御する。つまり、第1電源の残量が予め定める閾値以下になった場合、および第1電源の残量が予め定める閾値以上になった場合のうちのいずれかの場合、または両方の場合に、操作者の意思による電源の切換えが可能である。
また、設定手段によって第1電源の残量が予め定める閾値以下になった場合について自動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が予め定める閾値以下になったことが監視されたとき、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態に切り換えるように、電源切換え手段を制御し、設定手段によって第1電源の残量が予め定める閾値以上になった場合について自動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が予め定める閾値以上になったことが監視されたとき、電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるように、電源切換え手段を制御する。したがって、電源の切換えにあたって、第1電源の残量が予め定める閾値以下になった場合、および第1電源の残量が予め定める閾値以上になった場合のうちのいずれかの場合、または両方の場合に、操作者の手を煩わすことがないので、利便性が向上される。
また、制御手段は、前述のように、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態に切り換えるとき、機能切換え手段が第1機能状態から第2機能状態に切り換えるように、電源切換え手段および機能切換え手段を制御する。また制御手段は、電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるとき、機能切換え手段が第2機能状態から第1機能状態に切り換えるように、電源切換え手段および機能切換え手段を制御する。
このように制御手段が電源切換え手段および機能切換え手段を制御するので、第1供給状態では第1機能状態となり、第2供給状態では第2機能状態となる。つまり、供給電力に応じて、予め定める第1の機能と予め定める第2の機能とを選択的に実行することができる。
また本発明によれば、第2電源は、太陽電池を含んで構成されるので、この太陽電池に光が照射されていれば、第2電源は、電力を供給することができる。したがって第2電源の太陽電池に光が照射されていれば、前記複数の機能のうち少なくとも予め定める第2の機能はいつでも実行することができる。換言すると、第2電源の太陽電池に光が照射されることによって、電子装置が稼動しないという事態を避けることができる。
図1は、本発明の実施の一形態の携帯電話機1を示すブロック図である。携帯電話機1は電子装置である。携帯電話機1は、第1電源2および第1電源2よりも電力が小さい第2電源3を備え、これらの第1および第2電源2,3からの電力によって実行される複数の機能を有する。
第1電源2は、二次電池を含んで構成される。したがって第1電源2の残量は、放電によって減少し、充電によって増加する。二次電池としては、たとえば内蔵型リチウムボタン充電池が用いられる。
第2電源3は、第1電源2の残量が残り少なくなったときに第1電源2の代わりに電力を供給するための補助電源として備えられる。第2電源3は、太陽電池3aを含んで構成される。したがって第2電源3の太陽電池3aに光が照射されていれば、第2電源3は、電力を供給することができる。
複数の機能は、電話機能と、電話帳機能と、メール機能と、ブラウジング機能と、ゲーム機能と、カメラ機能とを含む。これらの各機能は、アプリケーションによって実現される。各機能の実行にあたって消費される消費電力は、それぞれ異なる。
携帯電話機1は、電源制御部4と、アプリケーション制御部5と、制御部6と、入力部7とを含む。電源制御部4は、電源切換え手段および残量監視手段である。アプリケーション制御部5は、機能切換え手段である。制御部6は、制御手段である。入力部7は、入力手段である。
電源制御部4は、制御部6からの電源切換え指令に応答して、第1供給状態と第2供給状態とを切り換える。第1供給状態では、第1電源2から電力が供給される。第2供給状態では、第2電源3から電力が供給される。
電源制御部4は、第1電源2の残量を監視している。電源制御部4は、第1供給状態において放電によって第1電源2の残量が予め定める閾値以下になると、残量不足通知を制御部6に与える。また電源制御部4は、第2供給状態において充電によって第1電源2の残量が前記予め定める閾値以上になると、残量回復通知を制御部6に与える。前記予め定める閾値は、第1電源2の容量のたとえば20〜30%に選ばれる。
本実施の形態において、第1電源2の残量を監視するとは、第1電源2の電圧を所定の時間間隔で測定することをいう。また、第1電源2の残量が予め定める閾値以下になるとは、第1電源2の電圧が予め定める電圧閾値以下になることをいう。第1電源2の残量が予め定める閾値以上になるとは、第1電源2の電圧が予め定める電圧閾値以上になることをいう。アプリケーション制御部5は、制御部6からの機能切換え指令に応答して、第1機能状態と第2機能状態とを切り換える。第1機能状態では、前記複数の機能のうち予め定める第1の機能を実行可能である。第2機能状態では、前記複数の機能のうち前記予め定める第1の機能よりも小さい電力によって実行される予め定める第2の機能を実行可能である。
アプリケーション制御部5は、第1機能状態から第2機能状態に切り換えるとき、前記複数の機能のうち予め定める第2の機能を除く残余の機能を、停止させる。すなわち、アプリケーション制御部5は、前記残余の機能のためのタスクを、停止させる。このとき、予め定める第2の機能は実行可能としておくために、制御部6および無線制御部8などは、起動状態としておく必要がある。
本実施の形態において、予め定める第1の機能は、前記複数の機能の全てである。また予め定める第2の機能は、前記複数の機能のうち、第2電源3の太陽電池3aに光が照射されているときに第2電源3から供給される電力によって実行可能な機能である。具体的には、予め定める第2の機能は、電話機能および電話帳機能である。
制御部6は、中央演算処理装置(Central Processing Unit、略称CPU)によって実現される。制御部6は、入力部7に入力される切換え指令に応答して、電源制御部4が第1供給状態と第2供給状態とを切り換え、アプリケーション制御部5が第1機能状態と第2機能状態とを切り換えるように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御する。また制御部6は、電源制御部4による第1電源2の残量に基づいて、電源制御部4が第1供給状態と第2供給状態とを切り換え、アプリケーション制御部5が第1機能状態と第2機能状態とを切り換えるように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御する。
制御部6は、電源制御部4が第1供給状態から第2供給状態に切り換えるとき、アプリケーション制御部5が第1機能状態から第2機能状態に切り換えるように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御する。また制御部6は、電源制御部4が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるとき、アプリケーション制御部5が第2機能状態から第1機能状態に切り換えるように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御する。
制御部6は、通常モードと小電力消費モードとを切り換える。通常モードでは、第1供給状態であり、かつ、第1機能状態である。小電力消費モードでは、第2供給状態であり、かつ、第2機能状態である。つまり本実施の形態では、供給電力に応じて、予め定める第1の機能と予め定める第2の機能とを選択的に実行することができる。
小電力消費モードでは、制御部6は、前記複数の機能のうち予め定める第2の機能を除く残余の機能の起動要求を入力部7から与えられても、前記残余の機能の起動要求をアプリケーション制御部5に与えない。すなわち小電力消費モードでは、前記残余の機能については、ロックがかけられる。
入力部7は、電源制御部4が第1供給状態と第2供給状態とを切り換えるための切換え指令が入力される。切換え指令は、操作者によって入力部7に与えられる。入力部7は、1または複数の操作ボタンを含む。入力部7は、前記切換え指令に限らず、種々の指令が入力される。
前記複数の機能を実現するために、携帯電話機1は、無線制御部8と、通話部と、カメラ部と、スピーカ部と、表示部9とをさらに含む。無線制御部8は、アンテナ10を介して受信されるデータを復調して、制御部6に与える。また無線制御部8は、制御部6から与えられるデータを変調して、アンテナ10を介して送信する。
通話部は、電話通話のためのスピーカおよびマイクを有する。カメラ部は、電荷結合素子(Charge Coupled Device、略称CCD)を有し、制御部6からの制御指令に応答して撮像する。スピーカ部は、制御部6からの制御指令に応答して音を発生する。表示部9は、液晶表示素子を有し、制御部6からの制御指令に応答して画面を表示する。
図2は、携帯電話機1の外観を示す図である。携帯電話機1は、折り畳み型である。携帯電話機1は、第1筐体11と、第2筐体12と、ヒンジ部13とを含む。第1筐体11には、表示部9が設けられる。第2筐体12には、入力部7が設けられる。ヒンジ部13は、第1筐体11と第2筐体12とを角変位可能に連結する。
このような携帯電話機1における第2電源3の太陽電池3aの位置は、携帯電話機1が図2に示すような折り畳み状態であっても太陽電池3aが外方に臨み、かつ、操作者による携帯電話機1の使用時でも太陽電池3aが操作者の手指に覆われないような位置に、選ばれる。本実施の形態では、第2電源3の太陽電池3aは、第1筐体11のヒンジ部13側とは反対側の端部11aに、前記折り畳み状態において外方に臨むように、設けられる。
図3は、通常モードにおいて電源制御部4から残量不足通知を与えられたときの制御部6の動作を設定するための設定画面21を示す図である。前記制御部6の動作としては、自動切換え動作および手動切換え動作がある。自動切換え動作では、通常モードから小電力消費モードへの切換えにあたって、操作者の操作が不要である。手動切換え動作では、通常モードから小電力消費モードへの切換えにあたって、操作者の操作が必要である。
前記制御部6の動作は、操作者によって予め設定される。この設定にあたって、表示部9には、図3に示す設定画面21が表示される。この設定画面21が表示されたときに、操作者は、前記制御部6の動作として自動切換え動作および手動切換え動作のいずれか一方を選択する。具体的には、操作者は、入力部7を操作して、図3における「自動」および「手動」のいずれか一方を選択して決定する。これによって、前記制御部6の動作は、自動切換え動作および手動切換え動作のいずれか一方に設定される。
図4は、小電力消費モードにおいて電源制御部4から残量回復通知を与えられたときの制御部6の動作を設定するための設定画面22を示す図である。前記制御部6の動作としては、自動切換え動作および手動切換え動作がある。自動切換え動作では、小電力消費モードから通常モードへの切換えにあたって、操作者の操作が不要である。手動切換え動作では、小電力消費モードから通常モードへの切換えにあたって、操作者の操作が必要である。
前記制御部6の動作は、操作者によって予め設定される。この設定にあたって、表示部9には、図4に示す設定画面22が表示される。この設定画面22が表示されたときに、操作者は、前記制御部6の動作として自動切換え動作および手動切換え動作のいずれか一方を選択する。具体的には、操作者は、入力部7を操作して、図4における「自動」および「手動」のいずれか一方を選択して決定する。これによって、前記制御部6の動作は、自動切換え動作および手動切換え動作のいずれか一方に設定される。
図5は、通常モードにおいて電源制御部4から残量不足通知を与えられたときの制御部6の動作が、自動切換え動作に設定されている場合の制御部6の動作(以下、第1の切換え関連動作と記載する)を説明するためのフローチャートである。
ステップa0で、制御部6は、第1の切換え関連動作を開始して、ステップa1に進む。第1の切換え関連動作は、(1)前記制御部6の動作が自動切換え動作に設定されている場合において、制御部6が小電力消費モードから通常モードに切り換えたとき、または(2)通常モードにおいて、前記制御部6の動作が自動切換え動作に設定されたとき、開始される。
ステップa1で、制御部6は、電源制御部4から残量不足通知を与えられると、ステップa2に進む。ステップa2で、制御部6は、通常モードから小電力消費モードに切り換え、ステップa3に進む。
詳細に述べると、電源制御部4は、第1供給状態において放電によって第1電源2の残量が予め定める閾値以下になると、残量不足通知を制御部6に与える。制御部6は、電源制御部4から残量不足通知を与えられると、機能切換え指令をアプリケーション制御部5に与える。アプリケーション制御部5は、制御部6から機能切換え指令を与えられると、第1機能状態から第2機能状態に切り換える。アプリケーション制御部5は、第1機能状態から第2機能状態に切り換えると、機能切換え完了通知を制御部6に与える。
制御部6は、アプリケーション制御部5から機能切換え完了通知を与えられると、電源切換え指令を電源制御部4に与える。電源制御部4は、制御部6から電源切換え指令を与えられると、第1供給状態から第2供給状態に切り換える。電源制御部4は、第1供給状態から第2供給状態に切り換えると、電源切換え完了通知を制御部6に与える。制御部6は、電源制御部4から電源切換え完了通知を与えられると、通常モードから小電力消費モードに切り換える。
ステップa3で、制御部6は、報知音発生指令をスピーカ部に与え、ステップa4に進む。スピーカ部は、制御部6から報知音発生指令を与えられると、報知音を発生する。これによって制御部6が通常モードから小電力消費モードに切り換えたことを、操作者に通知することができる。ステップa4で、制御部6は、第1の切換え関連動作を終了する。
このように制御部6は、電源制御部4から残力不足通知を与えられると、電源制御部4が第1供給状態から第2供給状態に切り換え、かつ、アプリケーション制御部5が第1機能状態から第2機能状態に切り換えるように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御する。したがって電源および機能の切換え、すなわちモードの切換えにあたって、操作者の手を煩わすことがないので、利便性が向上される。
図6は、通常モードにおいて電源制御部4から残量不足通知を与えられたときの制御部6の動作が、手動切換え動作に設定されている場合の制御部6の動作(以下、第2の切換え関連動作と記載する)を説明するためのフローチャートである。図7は、通常モードから小電力消費モードに変更するか否かを操作者が選択して決定するための画面23を示す図である。
ステップb0で、制御部6は、第2の切換え関連動作を開始して、ステップb1に進む。第2の切換え関連動作は、(1)前記制御部6の動作が手動切換え動作に設定されている場合において、制御部6が小電力消費モードから通常モードに切り換えたとき、または(2)通常モードにおいて、前記制御部6の動作が手動切換え動作に設定されたとき、開始される。
電源制御部4は、第1供給状態において放電によって第1電源2の残量が予め定める閾値以下になると、残量不足通知を制御部6に与える。ステップb1で、制御部6は、電源制御部4から残量不足通知を与えられると、ステップb2に進む。ステップb2で、制御部6は、報知音発生指令をスピーカ部に与えるとともに、図7に示す画面23の表示指令を表示部9に与え、ステップb3に進む。
スピーカ部は、制御部6から報知音発生指令を与えられると、報知音を発生する。これによって第1電源2の残量が予め定める閾値以下になったことを、操作者に通知することができる。表示部9は、制御部6から前記表示指令を与えられると、図7に示す画面23を表示する。これによって通常モードから小電力消費モードに変更するか否かを、操作者に選択させることができる。
図7に示す画面23が表示されたとき、操作者は、通常モードから小電力消費モードに変更することを選択する。操作者は、入力部7を操作して、図7における「はい」を選択して決定する。このとき入力部7には、切換え指令が入力される。入力部7は、切換え指令が操作者によって入力されると、この切換え指令を制御部6に与える。
また図7に示す画面23が表示されたとき、操作者は、通常モードから小電力消費モードに変更しないことを選択する。操作者は、入力部7を操作して、図7における「いいえ」を選択して決定する。このとき入力部7には、維持指令が入力される。入力部7は、維持指令が操作者によって入力されると、この維持指令を制御部6に与える。
ステップb3で、制御部6は、入力部7から切換え指令を与えられると、ステップb4に進む。ステップb4で、制御部6は、前述の図5のステップa2と同様にして、通常モードから小電力消費モードに切り換え、ステップb5に進む。ステップb5で、制御部6は、第2の切換え関連動作を終了する。
ステップb3で、制御部6は、入力部7から維持指令を与えられると、ステップb6に進む。ステップb6で、制御部6は、通常モードのまま、前記ステップb5に進む。
このように制御部6は、入力部7から切換え指令を与えられると、電源制御部4が第1供給状態から第2供給状態に切り換え、かつ、アプリケーション制御部5が第1機能状態から第2機能状態に切り換えるように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御する。したがって操作者によって入力部7に切換え指令が入力されることによって、電源および機能が切り換えられ、モードが切り換えられる。つまり操作者の意思によるモードの切換えが可能である。
図8は、小電力消費モードにおいて電源制御部4から残量回復通知を与えられたときの制御部6の動作が、自動切換え動作に設定されている場合の制御部6の動作(以下、第3の切換え動作と記載する)を説明するためのフローチャートである。
ステップc0で、制御部6は、第3の切換え関連動作を開始して、ステップc1に進む。第3の切換え関連動作は、(1)前記制御部6の動作が自動切換え動作が設定されている場合において、制御部6が通常モードから小電力消費モードに切り換えたとき、または(2)小電力消費モードにおいて、前記制御部6の動作が自動切換え動作に設定されたとき、開始される。
ステップc1で、制御部6は、電源制御部4から残量回復通知を与えられると、ステップc2に進む。ステップc2で、制御部6は、小電力消費モードから通常モードに切り換え、ステップc3に進む。
詳細に述べると、電源制御部4は、第2供給状態において充電によって第1電源2の残量が予め定める閾値以上になると、残量回復通知を制御部6に与える。制御部6は、電源制御部4から残量回復通知を与えられると、電源切換え指令を電源制御部4に与える。電源制御部4は、制御部6から電源切換え指令を与えられると、第2供給状態から第1供給状態に切り換える。電源制御部4は、第2供給状態から第1供給状態に切り換えると、電源切換え完了通知を制御部6に与える。
制御部6は、電源制御部4から電源切換え完了通知を与えられると、機能切換え指令をアプリケーション制御部5に与える。アプリケーション制御部5は、制御部6から機能切換え指令を与えられると、第2機能状態から第1機能状態に切り換える。アプリケーション制御部5は、第2機能状態から第1機能状態に切り換えると、機能切換え完了通知を制御部6に与える。制御部6は、アプリケーション制御部5から機能切換え完了通知を与えられると、小電力消費モードから通常モードに切り換える。
ステップc3で、制御部6は、報知音発生指令をスピーカ部に与え、ステップc4に進む。スピーカ部は、制御部6から報知音発生指令を与えられると、報知音を発生する。これによって制御部6が小電力消費モードから通常モードに切り換えたことを、操作者に通知することができる。ステップc4で、制御部6は、第3の切換え関連動作を終了する。
このように制御部6は、電源制御部4から残力回復通知を与えられると、電源制御部4が第2供給状態から第1供給状態に切り換え、かつ、アプリケーション制御部5が第2機能状態から第1機能状態に切り換えるように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御する。したがって電源および機能の切換え、すなわちモードの切換えにあたって、操作者の手を煩わすことがないので、利便性が向上される。
図9は、小電力消費モードにおいて電源制御部4から残量回復通知を与えられたときの制御部6の動作が、手動切換え動作に設定されている場合の制御部6の動作(以下、第4の切換え動作と記載する)を説明するためのフローチャートである。図10は、小電力消費モードから通常モードに変更するか否かを操作者が選択して決定するための画面24を示す図である。
ステップd0で、制御部6は、第4の切換え関連動作を開始して、ステップd1に進む。第4の切換え関連動作は、(1)前記制御部6の動作が手動切換え動作に設定されている場合において、制御部6が通常モードから小電力消費モードに切り換えたとき、または(2)小電力消費モードにおいて、前記制御部6の動作が手動切換え動作に設定されたとき、開始される。
電源制御部4は、第2供給状態において充電によって第1電源2の残量が予め定める閾値以上になると、残量回復通知を制御部6に与える。ステップd1で、制御部6は、電源制御部4から残量回復通知を与えられると、ステップd2に進む。ステップd2で、制御部6は、報知音発生指令をスピーカ部に与えるとともに、図10に示す画面24の表示指令を表示部9に与え、ステップd3に進む。
スピーカ部は、制御部6から報知音発生指令を与えられると、報知音を発生する。これによって第1電源2の残量が予め定める閾値以上になったことを、操作者に通知することができる。表示部9は、制御部6から前記表示指令を与えられると、図10に示す画面24を表示する。これによって小電力消費モードから通常モードに変更するか否かを、操作者に選択させることができる。
図10に示す画面24が表示されたとき、操作者は、小電力消費モードから通常モードに変更することを選択する。操作者は、入力部7を操作して、図10における「はい」を選択して決定する。このとき入力部7には、切換え指令が入力される。入力部7は、切換え指令が操作者によって入力されると、この切換え指令を制御部6に与える。
また図10に示す画面24が表示されたとき、操作者は、小電力消費モードから通常モードに変更しないことを選択する。操作者は、入力部7を操作して、図10における「いいえ」を選択して決定する。このとき入力部7には、維持指令が入力される。入力部7は、維持指令が操作者によって入力されると、この維持指令を制御部6に与える。
ステップd3で、制御部6は、入力部7から切換え指令を与えられると、ステップd4に進む。ステップd4で、制御部6は、前述の図8のステップc2と同様にして、小電力消費モードから通常モードに切り換え、ステップd5に進む。ステップd5で、制御部6は、第4の切換え関連動作を終了する。
ステップd3で、制御部6は、入力部7から維持指令を与えられると、ステップd6に進む。ステップd6で、制御部6は、小電力消費モードのまま、前記ステップd5に進む。
このように制御部6は、入力部7から切換え指令を与えられると、電源制御部4が第2供給状態から第1供給状態に切り換え、かつ、アプリケーション制御部5が第2機能状態から第1機能状態に切り換えるように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御する。したがって操作者によって入力部7に切換え指令が入力されることによって、電源および機能が切り換えられ、モードが切り換えられる。つまり操作者の意思によるモードの切換えが可能である。
以上のような本実施の形態によれば、第2電源3は、第1電源2よりも電力が小さいので、電源制御部4が第1供給状態から第2供給状態に切り換えると、供給電力が小さくなる。また予め定める第2の機能は、予め定める第1の機能よりも小さい電力によって実行されるので、アプリケーション制御部5が第1機能状態から第2機能状態に切り換えると、消費電力が小さくなる。
これらの点を考慮して、制御部6は、図5および図6に示すように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御する。これによって、電源制御部4が第1供給状態から第2供給状態に切り換えることによって供給電力が小さくなるとき、アプリケーション制御部5が第1機能状態から第2機能状態に切り換えることによって消費電力が小さくなる。
したがって電源制御部4が第1供給状態から第2供給状態に切り換えることによって供給電力が小さくなっても、携帯電話機1の稼動を維持することができる。本実施の形態の携帯電話機1は、携帯電話機として最も重要な機能である電話機能をいつでも実行することができる。
しかも第2電源3は、太陽電池3aを含んで構成されるので、この太陽電池3aに光が照射されていれば、第2電源3は、電力を供給することができる。したがって第2電源3の太陽電池3aに光が照射されていれば、前記複数の機能のうち少なくとも予め定める第2の機能はいつでも実行することができる。換言すると、第1電源2の残量がなくなっても、第2電源3の太陽電池3aに光が照射されることによって、携帯電話機1が稼動しないという事態を避けることができる。
また第2電源3は、第1電源2よりも電力が小さい。したがって第2電源3は、第1電源2および第2電源3の電力が等しい場合に比べて、小形および軽量となり、かつ、安価となる。このような第2電源3が用いられるので、携帯電話機1も、小形および軽量となり、かつ、安価となる。
図11は、本発明の実施の他の形態の携帯電話機31の外観を示す背面図である。本実施の形態の携帯電話機31は、前述の実施の形態の携帯電話機1に類似するので、異なる点だけ説明する。本実施の形態の携帯電話機31は、表示部9および入力部7が同一の筐体32に設けられるストレート型である。表示部9および入力部7は、前記筐体32の厚み方向一方側の表面部に設けられる。
このような携帯電話機1における第2電源3の太陽電池3aの位置は、太陽電池3aが外方に臨み、かつ、操作者による携帯電話機1の使用時でも太陽電池3aが操作者の手指に覆われないような位置に、選ばれる。本実施の形態では、第2電源3の太陽電池3aは、前記筐体32の厚み方向他方側の表面部に配置される。詳しくは、第2電源3の太陽電池3aは、前記他方側の表面部のうち、操作者による携帯電話機1の使用時における筐体32の上端部32aに配置される。
前述の実施の各形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内において構成を変更することができる。たとえば前記複数の機能は、前述の各機能に限らず、たとえば時計機能および計算機能など種々の機能を含んでいてもよい。
予め定める第2の機能は、電話機能および電話帳機能に限らず、前記複数の機能のうち、第2電源3の太陽電池3aに光が照射されているときに第2電源3から供給される電力によって実行可能な機能であればよい。
予め定める第2の機能は、予め定める第1の機能に比べて、表示部9に表示される画面が簡素化されてもよい。これによって消費電力を抑えることができる。また予め定める第2の機能がいくつかの機能を含む場合、各機能が同時に実行されないようにしてもよい。これによっても消費電力を抑えることができる。
前記複数の機能のうち予め定める第2の機能を除く残余の機能としては、ゲーム機能およびカメラ機能などのように画像を処理する機能が選ばれるのが好ましい。これらの画像を処理する機能は、他の機能に比べて消費電力が大きい。したがってこれらの画像を処理する機能が前記残余の機能として選ばれ、停止されることによって、消費電力を効果的に低下させることができる。
前記複数の機能として、表示部9に画面を表示するためのバックライト機能が含まれる場合、このバックライト機能が、前記残余の機能として選ばれるのが好ましい。このバックライト機能も、他の機能に比べて消費電力が大きい。したがってこのバックライト機能が前記残余の機能として選ばれ、停止されることによって、消費電力を効果的に低下させることができる。
制御部6は、必ずしも、電源制御部4が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるとき、アプリケーション制御部5が第2機能状態から第1機能状態に切り換えるように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御する必要はない。電源制御部4が第1供給状態であるときにアプリケーション制御部5が第2機能状態であれば、第1電源2の残量の低下を抑えることができる。
制御部6は、入力部7から切換え指令を与えられたときだけ、電源制御部4が第1供給状態と第2供給状態とを切り換え、アプリケーション制御部5が第1機能状態と第2機能状態とを切り換えるように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御してもよい。また制御部は、電源制御部4から残量不足通知および残量回復通知を与えられたときだけ、電源制御部4が第1供給状態と第2供給状態とを切り換え、アプリケーション制御部5が第1機能状態と第2機能状態とを切り換えるように、電源制御部4およびアプリケーション制御部5を制御してもよい。
電源制御部4が残量不足通知を制御部6に与えるときの第1電源2の残量の閾値と、電源制御部4が残量回復通知を制御部6に与えるときの第1電源2の残量の閾値とは、必ずしも同一である必要はない。これらの閾値のいずれか一方が他方に比べて高くてもよい。
携帯電話機1,31は、制御部6からの制御指令に応答して振動する振動部を含んで構成されてもよい。この場合、制御部6は、振動部を振動させることによって、制御部6が通常モードと小電力消費モードとを切り換えたことを、操作者に通知することができる。また制御部6は、振動部を振動させることによって、第1電源2の残量が予め定める閾値以下になったこと、および第1電源2の残量が予め定める閾値以上になったことを、操作者に通知することができる。
第1電源2は、二次電池に代えて一次電池を含んで構成されてもよく、たとえば乾電池を含んで構成されてもよい。第2電源3は、必ずしも太陽電池を含んで構成される必要はなく、太陽電池に代えて一次電池または二次電池を含んで構成されてもよい。
本発明は、携帯電話機1,31に限らず、簡易型携帯電話機(Personal Handyphone
System、略称PHS)および携帯情報端末機(Personal Digital Assistant、略称PDA)として実現される携帯端末機器に適用することができる。
本発明の実施の一形態の携帯電話機1を示すブロック図である。 携帯電話機1の外観を示す図である。 通常モードにおいて電源制御部4から残量不足通知を与えられたときの制御部6の動作を設定するための設定画面21を示す図である。 小電力消費モードにおいて電源制御部4から残量回復通知を与えられたときの制御部6の動作を設定するための設定画面22を示す図である。 通常モードにおいて電源制御部4から残量不足通知を与えられたときの制御部6の動作が、自動切換え動作に設定されている場合の制御部6の動作を説明するためのフローチャートである。 通常モードにおいて電源制御部4から残量不足通知を与えられたときの制御部6の動作が、手動切換え動作に設定されている場合の制御部6の動作を説明するためのフローチャートである。 通常モードから小電力消費モードに変更するか否かを操作者が選択して決定するための画面23を示す図である。 小電力消費モードにおいて電源制御部4から残量回復通知を与えられたときの制御部6の動作が、自動切換え動作に設定されている場合の制御部6の動作を説明するためのフローチャートである。 小電力消費モードにおいて電源制御部4から残量回復通知を与えられたときの制御部6の動作が、手動切換え動作に設定されている場合の制御部6の動作を説明するためのフローチャートである。 小電力消費モードから通常モードに変更するか否かを操作者が選択して決定するための画面24を示す図である。 本発明の実施の他の形態の携帯電話機31の外観を示す背面図である。
符号の説明
1,31 携帯電話機
2 第1電源
3 第2電源
4 電源制御部
5 アプリケーション制御部
6 制御部
7 入力部

Claims (2)

  1. 第1電源および第1電源よりも電力が小さい第2電源を備え、これらの第1および第2電源からの電力によって実行される複数の機能を有する電子装置であって、
    第1電源から電力が供給される第1供給状態と第2電源から電力が供給される第2供給状態とを切り換える電源切換え手段と、
    前記複数の機能のうち予め定める第1の機能を実行可能な第1機能状態と前記複数の機能のうち前記予め定める第1の機能よりも小さい電力によって実行される予め定める第2の機能を実行可能な第2機能状態とを切り換える機能切換え手段と、
    電源切換え手段が第1供給状態と第2供給状態とを切り換えるための切換え指令が入力される入力手段と、
    第1電源の残量を監視する残量監視手段と、
    入力手段に入力される切換え指令に応答して第1供給状態と第2供給状態とを切り換える手動切換え動作、および残量監視手段による第1電源の残量に基づいて第1供給状態と第2供給状態とを切り換える自動切換え動作のうちのいずれか1つを、第1電源の残量が予め定める閾値以下になった場合と第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になった場合とについて設定する設定手段と、
    制御手段であって、
    設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になった場合について手動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になったことが監視されたとき、入力手段に入力される切換え指令に応答して、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態切り換えるように、電源切換え手段を制御し、
    設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になった場合について自動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以下になったことが監視されたとき、電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態切り換えるように、電源切換え手段を制御し、
    設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になった場合について手動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になったことが監視されたとき、入力手段に入力される切換え指令に応答して、電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるように、電源切換え手段を制御し、
    設定手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になった場合について自動切換え動作に設定されていると、残量監視手段によって第1電源の残量が前記予め定める閾値以上になったことが監視されたとき、電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるように、電源切換え手段を制御し、
    電源切換え手段が第1供給状態から第2供給状態に切り換えるとき、機能切換え手段が第1機能状態から第2機能状態に切り換えるように、電源切換え手段および機能切換え手段を制御し、
    電源切換え手段が第2供給状態から第1供給状態に切り換えるとき、機能切換え手段が第2機能状態から第1機能状態に切り換えるように、電源切換え手段および機能切換え手段を制御する制御手段とを含むことを特徴とする電子装置。
  2. 第2電源は、太陽電池を含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
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