JP5876217B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5876217B2
JP5876217B2 JP2010288930A JP2010288930A JP5876217B2 JP 5876217 B2 JP5876217 B2 JP 5876217B2 JP 2010288930 A JP2010288930 A JP 2010288930A JP 2010288930 A JP2010288930 A JP 2010288930A JP 5876217 B2 JP5876217 B2 JP 5876217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
power
solar cell
cell module
mobile phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010288930A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012139009A (ja
Inventor
祐也 中本
祐也 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2010288930A priority Critical patent/JP5876217B2/ja
Publication of JP2012139009A publication Critical patent/JP2012139009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5876217B2 publication Critical patent/JP5876217B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、太陽電池モジュール及び二次電池を搭載した携帯端末装置に関する。
従来より、光を受けて発電を行う太陽電池モジュールを備えた携帯電話機が知られている。この太陽電池モジュールを備えた携帯電話機においては、太陽電池モジュールにより発電された電力を携帯電話機の駆動源である二次電池に充電する。
また、太陽電池モジュール及び二次電池を備えた携帯電話機としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載の携帯電話機においては、太陽電池モジュールは筐体の外部に露出する位置に太陽電池モジュールが配置される。
また、太陽電池モジュールを備えた携帯電話機においては、太陽光を太陽電池モジュールに当てることで、太陽電池モジュールでの発電を良好に行うことができる。
特開2009−10945号公報
しかし、特許文献1に記載されるような携帯電話機においては、太陽電池モジュールが筐体の外部に配置されているために、太陽光に太陽電池モジュールが当たる場合には、太陽電池モジュールが配置される筐体その他の携帯電話機の他の機器も太陽光に晒されることになり、携帯電話機自体が高温になる。
このような高温の状態において、例えば、太陽電池モジュールから発電された電力を二次電池に供給した場合には、二次電池も高温状態にあるために、二次電池の性能が低下してしまうおそれがあった。
上述した問題を避けるために、太陽電池モジュールでの発電を停止することが考えられるが、太陽電池モジュールにおいては好適な発電条件の下で発電の機会を逸するという問題も生じる。
本発明は、二次電池の性能の低下を抑制するとともに、発電した電力を有効に活用する携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、上記課題を解決するために、筐体と、該筐体の外面に配設され、外部から入射される光に基づいて光電変換により発電を行う発電部と、前記発電部により発電された電力を充電可能であるとともに、該電力を自端末の駆動に供給可能な二次電池と、を備える携帯端末装置において、前記発電部から出力される電流または電圧を検出する第1検出部と、前記二次電池の温度を検出する第2検出部と、前記第1検出部および前記第2検出部の検出結果に基づき、前記二次電池の前記充電可能な状態を判定する判定部と、前記発電部により発電された電力の供給を制御する制御部と、前記制御部は、前記判定部により前記二次電池が充電可能な状態であると判定した場合には、前記二次電池への充電を行うように前記発電部により発電された電力の供給を制御し、前記判定部により前記二次電池が充電可能な状態でないと判定した場合には、前記二次電池への充電を抑制するとともに、自端末の駆動を行うように前記発電部により発電された電力の供給を制御する。
また、携帯端末装置では、前記判定部は、第2検出部の検出結果にさらに、ユーザの操作または使用の状況から予想される温度の上昇を加味して、前記二次電池の前記充電可能な状態を判定することが好ましい。
また、携帯端末装置では、ユーザの操作または使用の状況に応じて、前記発電部により発電された電力の供給を制御するモードを設定するモード設定部を備え、前記制御部は、前記モード設定部において設定されたモードに応じて、前記発電部により発電された電力の供給を制御することが好ましい。
また、携帯端末装置では、前記モード設定部は、前記第1検出部により検出される検出結果が所定の閾値以上であり、かつ、ユーザの操作または使用がされている状態において、前記第2検出部により検出される検出結果が所定の閾値未満である場合には、前記発電部により発電された電力を自端末の駆動を行うように前記発電部により発電された電力の供給を行うように前記制御部により制御するモードを有することが好ましい。
また、携帯端末装置では、前記モード設定部は、前記第1検出部により検出される検出結果が所定の閾値以上であり、かつ、ユーザの操作または使用がされていない状態において、前記第2検出部により検出される検出結果が所定の閾値未満である場合には、前記発電部により発電された電力を自端末の駆動を行うように前記発電部により発電された電力の供給を行うように前記制御部により制御するモードを有することが好ましい。
また、携帯端末装置では、前記モード設定部は、前記第1検出部により検出される検出結果が所定の閾値以上であり、かつ、ユーザの操作または使用がされている状態において、前記第2検出部により検出される検出結果が所定の閾値以上である場合には、前記発電部により発電された電力を前記二次電池への供給を行うように前記制御部により制御するモードを有することが好ましい。
本発明によれば、二次電池の性能の低下を抑制するとともに、発電した電力を有効に活用することができる。
本発明の一実施形態の携帯電話機の外観を示す図である。 二次電池の温度特性を示す図である。 本実施形態の携帯電話機の基本的構成を示すブロック図である。 本実施形態の携帯電話機における太陽電池モジュールから発電された電力の供給に係る機能的構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る携帯電話機において、携帯電話機の使用状態の違いにおける図6での動作の違いを示すフローチャートである。 本実施形態の携帯電話機における太陽電池モジュールから発電された電力の供給に係る動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態の一例について説明する。なお、本実施形態では、携帯端末装置の具体例として携帯電話機1を想定して説明するが、これに限られず、例えば、携帯電話機1とは使用周波数帯や変調方式等が異なるPHS(Personal Handy phone System)端末や、PDA(Personal Digital Assistant)等の様々な携帯端末装置に適用可能である。
図1は、本発明の一実施形態の携帯電話機1の外観を示す図である。
携帯電話機1は、図1(a)に示すように、表示部側筐体2Aと操作部側筐体2Bの2つの筐体2からなり、図示しないヒンジ部を介して互いに回動可能な折り畳み式の携帯電話機1である。この携帯電話機1は、使用時には、図1(a)に示すような展開状態にし、不使用時には、図1(b)に示すような折り畳み状態にして使用される。なお、本実施形態において、携帯電話機1は、折り畳み式の携帯電話機として説明するがこれに限られず、例えば、ストレート式の携帯電話機として構成することも可能である。
表示部側筐体2Aは、折り畳み状態で非露出状態となる側(内側)に表示部(図1においては図示せず)と、折り畳み状態においても露出状態となる内側の反対側(外側)に太陽電池モジュール11(発電部)と備えている。
このような携帯電話機1は、表示部と同一面側(内側)に操作部(図1においては図示せず)と、下端部分にACアダプタと接続するコネクタ部(図示せず)と、内部に電池パック12(二次電池)とを備える。
電池パック12は、ACアダプタから供給される電力及び太陽電池モジュール11により発電された電力により充電可能な二次電池として構成される。
また、携帯電話機1は、図1(b)に示す折り畳み状態にして、太陽電池モジュール11を上方に向けえて設置させることで、太陽光からの光を太陽電池モジュール11に入射させて、この入射する光を利用して発電を行う。
また、携帯電話機1は、太陽電池モジュール11により発電した電力を、電池パック12への充電用の電力及び自機を駆動するための電力として利用可能に構成される。電池パック12への充電用の電力及び自機を駆動するための電力として利用するための構成については、後述する。
二次電池として構成される電池パック12は、次のような温度特性を有する。図2は、二次電池の温度特性を示す図である。詳細には、図2(a)は、電圧における特性を示す図であり、図2(b)は、電流における特性を示す図である。なお、図中において、縦軸は、充電電圧(充電電流)を示し、横軸は二次電池の温度を示す。
二次電池は、温度域によって、特性が異なる。温度域は、例えば、低温度域となる第1の温度域(第1温度(0℃)から第2温度(10℃))、標準温度域となる第2の温度域(第2温度(10℃)から第3温度(45℃))、高温度域となる第3の温度域(第3温度(45℃)から第4温度(60℃))に分かれる。
標準温度域は、安定して充電が行える温度域である。
また、高温度域は、標準温度域と同じ上限電圧または最大電流で充電を行うと、安定性の低下が懸念される温度域で、充電の条件を高温用の充電の条件に変更する必要がある。
また、二次電池は、高温度域を超えた温度では、充電を停止させる必要があるとされている(例えば、CIAJ(Communications Industries Association of Japan)勧告)。
このような特性を有する電池パック12を搭載し、さらに太陽電池モジュール11を備えた携帯電話機1は、通常の携帯電話機1に比べて、太陽光に晒される機会が多く、高温になる頻度が高い。したがって、本携帯電話機1においては、上述した二次電池の特性を考慮して、高温状態においては、積極的に、二次電池の充電を行わないように構成される。
このように構成される携帯電話機1は、電池パック12が高温状態になった場合に、太陽電池モジュール11からの電力の供給を抑えて、電池パック12の劣化を低減するとともに、太陽電池モジュール11からの電力を、自機を駆動するための電力に切り替える機能を備える。
この携帯電話機1においては、電池パック12が高温状態になった場合に、太陽電池モジュール11からの電力の供給を抑えて、電池パック12の劣化を低減するとともに、太陽電池モジュール11からの電力を、システム部131(自機)を駆動するための電力に切り替えることができる。
携帯電話機1は、表示部側筐体2A(筐体)と、太陽電池モジュール11(発電部)と、電池パック12(二次電池)と、電圧電流検出回路21(第1検出部)と、温度センサ24(第2検出部)と、CPU13(判定部、制御部)とを備える。
太陽電池モジュール11は、表示部側筐体2Aの外面に配設され、外部から入射される光に基づいて光電変換により発電を行う。
電池パック12は、太陽電池モジュール11により発電された電力を充電可能であるとともに、この電力を自端末の駆動に供給可能に構成される。
電圧電流検出回路21は、発電部から出力される電流または電圧を検出する。
温度センサ24は、電池パック12の温度を検出する。
CPU13は、電圧電流検出回路21および温度センサ24の検出結果に基づき、電池パック12の充電可能な状態を判定する。
また、CPU13は、太陽電池モジュール11により発電された電力の供給を制御する。また、CPU13は、電池パック12が充電可能な状態であると判定した場合には、電池パック12への充電を行うように太陽電池モジュール11により発電された電力の供給を制御し、電池パック12が充電可能な状態でないと判定した場合には、電池パック12への充電を抑制するとともに、システム部131(自端末)の駆動を行うように太陽電池モジュール11により発電された電力の供給を制御する。
このように携帯電話機1を構成することにより、CPU13は、電池パック12が充電可能な状態であると判定した場合には、電池パック12への充電を行うように太陽電池モジュール11により発電された電力の供給を制御することで、通常の状態においては、電池パック12への充電を行う。
一方、CPU13は、電池パック12が充電可能な状態でないと判定した場合には、電池パック12への充電を抑制するとともに、自端末の駆動を行うように制御することで、例えば、太陽電池モジュール11での発電のために、太陽光に晒されて、電池パック12が高温になっている状態においては、電池パック12の性能の低下を抑制するために、電池パック12への充電は行わず、発電された電力をシステム部131(自機)の駆動する電力に充てるように動作する。
したがって、携帯電話機1においては、電池パック12の性能の低下を抑制するとともに、発電した電力を効率的に利用することができる。
また、CPU13は、温度センサ24の検出結果にさらに、ユーザの操作または使用の状況から予想される温度の上昇を加味して、電池パック12の充電可能な状態を判定する。
したがって、携帯電話機1においては、温度の上昇が起こりうるユーザの操作や携帯電話機1の使用の状態(例えば、ネットワークとの通信中の状態)から電池パック12の電池の上昇を加味して、電池パック12への充電の判断を行うために、さらに、高温状態での電池パック12への充電を回避することができるため、電池パック12の性能の低下を抑制することができる。
また、携帯電話機1では、CPU13(モード設定部)が、ユーザの操作または使用の状況に応じて、太陽電池モジュール11により発電された電力の供給を制御するモードを設定する。また、CPU13は、設定されたモードに応じて、太陽電池モジュール11により発電された電力の供給を制御する。
したがって、携帯電話機1においては、ユーザが本機能を使用するか否かを設定することができるため、携帯電話機1の使用の自由度を高めることができる。
CPU13は、電圧電流検出回路21により検出される検出結果が所定の閾値以上であり、かつ、ユーザの操作または使用がされている状態において、温度センサ24により検出される検出結果が所定の閾値未満である場合には、太陽電池モジュール11により発電された電力を自端末の駆動に充てるように太陽電池モジュール11により発電された電力の供給を行うモードを有する。
したがって、携帯電話機1においては、例えば、太陽電池モジュール11で発電された電力が電池パック12での充電に足る電力であり、その時に携帯電話機1が使用されているとき電池パック12の温度が高温でない場合には、システム部131(自機)の駆動の電力に充てるため、電池パック12の電池の消耗や劣化を抑えることできる。
CPU13は、電圧電流検出回路21により検出される検出結果が所定の閾値以上であり、かつ、ユーザの操作または使用がされていない状態において、温度センサ24により検出される検出結果が所定の閾値未満である場合には、太陽電池モジュール11により発電された電力を自端末の駆動を行うように太陽電池モジュール11により発電された電力の供給を行うように制御するモードを有する。
したがって、携帯電話機1においては、例えば、太陽電池モジュール11で発電された電力が電池パック12での充電に足る電力であり、携帯電話機1が不使用状態である場合において、電池パック12の温度が高温でない場合には、電池パック12への劣化が少なく、電池パック12への負担が少ない状況で電池パック12の充電を行うことができる。
次に、携帯電話機の具体的な構成の詳細について説明する。
図3は、携帯電話機1の基本的構成を示すブロック図である。
本実施形態の携帯電話機1は、図3に示すように、基本的構成として、さらに、CPU13(Central Processing Unit、制御部、判定部)と、記憶部14と、操作部15と、表示部16と、マイク17と、スピーカ18と、通信部19と、を備える。
CPU13は、プログラムによって様々な数値計算や情報処理、機器制御等を行う中央演算処理装置であり、例えば、太陽電池モジュール11の発電管理や電池パック12の充電管理に係る各種部位を制御する。
記憶部14は、例えば、後述する設定等の各種データを記憶する。
操作部15は、ユーザによる各種操作を入力する。携帯電話機11では、操作部15へのこの入力操作を受けて、CPU1315等による制御が行われる。
表示部16は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイとして構成され、受信したワンセグ放送を表示したり、着信の表示を行ったりするように構成される。
マイク17は、通話時のユーザからの音声等を入力する。
スピーカ18は、通話時の通信先からの音声等を出力する。
通信部19は、通話やデータ通信に係る信号を送受信する。
このように構成される携帯電話機は、少なくとも、電池パック12から供給される電力により駆動されて、通話やデータ通信を行うことができる。
次に、本実施形態の携帯電話機1における太陽電池モジュール11から発電された電力の供給に係る機能的構成について説明する。図4は、本実施形態の携帯電話機1における太陽電池モジュール11から発電された電力の供給に係る機能的構成を示す機能ブロック図である。
携帯電話機1は、図4に示すように、上述した基本的構成に加えて、電圧電流検出回路21(第1検出部)と、LDO(Low Drop Out)回路22と、充電回路23と、第1から第4スイッチ部SW1、SW2、SW3、SW4と、温度センサ24(第2検出部)と、CPU13においてシステム部131及びスイッチ制御部132と、を備える。
電圧電流検出回路21は、太陽電池モジュール11により発電された電力の電圧値及び電流値の検出を行う。この電圧電流検出回路21は、太陽電池モジュール11と、第1スイッチ部SW1に接続される。
第1スイッチ部SW1は、太陽電池モジュール11と、LDO回路22及び充電回路23とに接続される。この第1スイッチ部SW1は、スイッチ制御部132により、太陽電池モジュール11と、LDO回路22及び充電回路23との接続状態を切り替えるスイッチである。すなわち、第1スイッチ部SW1では、太陽電池モジュール11とLDO回路22との接続と、太陽電池モジュール11とLDO回路22との接続とを切り替える。
LDO回路22は、第1スイッチ部SW1と、第2スイッチ部SW2とに接続される。このLDO回路22は、入力電圧が所望の出力電圧をわずかに超える程度の時にも動作するリニア電圧レギュレータであり、太陽電池モジュール11により発電された電力を定電圧電力として使用可能する。システム部131は、このLDO回路22によって、供給される電力により、駆動することができる。
第2スイッチ部SW2は、LDO回路22とシステム部131に接続する。この第2スイッチ部SW2は、スイッチ制御部132により、LDO回路22とシステム部131との接続状態を切り替えるスイッチである。
充電回路23は、第2スイッチ部SW2と、第3スイッチ部SW3とに接続される。この充電回路23は、電池パック12での充電を制御する。
第3スイッチ部SW3は、充電回路23とシステム部131と第4スイッチ部SW4に接続する。この第3スイッチ部SW3は、スイッチ制御部132により、充電回路23とシステム部131との接続状態を切り替えるスイッチである。
第4スイッチ部SW4は、第3スイッチ部SW3と電池パック12に接続する。この第4スイッチ部SW4は、スイッチ制御部132により、第3スイッチ部SW3と電池パック12との接続状態を切り替えるスイッチである。
温度センサ24は、電池パック12の温度を検出可能なセンサである。
CPU13は、システム部131と、スイッチ制御部132とを有する。
システム部131は、CPU13で構成され、アプリの制御等の自機の駆動を行う。また、システム部131は、電池パック12に加えて、LDO回路22からの電力供給を受けて駆動する。
スイッチ制御部132は、第1から第4スイッチ部SW4の切り替えを制御する。
このように構成される携帯電話機1は、第1スイッチ部SW1がLDO回路22に接続するように切り替えられ、第2スイッチ部SW2がLDO回路22とシステム部131とが接続状態になるように切り替えられる。これにより、携帯電話機1においては、太陽電池モジュール11により発電された電力をシステム部131に供給する。なお、この場合、第3スイッチ部SW3と、第4スイッチ部SW4は非接続状態となるように切り替えられる。
このように、電力の供給を受けたシステム部131は、駆動し、電力を他の機能を利用するための電力として利用させるように動作する。
また、携帯電話機1は、第1スイッチ部SW1が充電回路23に接続するように切り替えられ、第3スイッチ部SW3が充電回路23と第4スイッチ部SW4とが接続状態になるように切り替えられる。これにより、携帯電話機1においては、太陽電池モジュール11により発電された電力を電池パック12に供給する。なお、この場合、第3スイッチ部SW3と、第4スイッチ部SW4は非接続状態となるように切り替えられる。
このように、電力の供給を受けた電池パック12は、充電を行う。
以上のように構成される携帯電話機1は、電圧電流検出回路21での検出結果及び使用状況により、各スイッチ部の切り替えが異なるように動作する。
次に、本実施形態の電圧電流検出回路21での検出結果及び使用状況による動作の違いについて、図5及び図6を用いて説明する。図5は、本携帯電話機1の使用状態の違いにおける図6での動作の違いを示すフローチャートである。図6は、本実施形態に係る携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。
ステップST1において、CPU13は、状態の確認を行う。具体的には、CPU13は、現在ユーザの操作等によって動作しているか否かの確認が行われる。ユーザの操作等によって、動作させられていない(ユーザ非動作時)場合には、ステップST3に進む。ユーザの操作等によって、動作させられている(ユーザ動作時)場合には、ステップST4に進む。
ステップST2において、CPU13は、図6に示す動作において、Aルートを許可するとともに、高温充電の場合には第4スイッチをオンするように、携帯電話機1を動作させる。なお、高温充電の場合には電池パック12の性能の低下を考慮して第4スイッチ部SW4をオフするように構成してもよい。
ステップST3において、CPU13は、図6に示す動作において、Aルート及びBルートを許可するように、携帯電話機1を動作させる。
次に、携帯電話機1の電力供給に係る動作について、図6を用いて説明する。
本動作は、図5に示す条件に基づいて、動作する。
以下、まず、ユーザ非動作時(図5のステップST2の条件)について説明し、次に、ユーザ動作時(図5のステップST3の条件)について説明する。
携帯電話機1においては、図5に示すユーザ非動作時の状態であるために、図6に示すAルートが許可されている。
ステップST10において、太陽電池モジュール11は、太陽電池出力を行う。具体的には、太陽電池モジュール11は、発電した電力を出力する。
ステップST11において、電圧電流検出回路21は、電圧電流の確認を行う。具体的には、電圧電流検出回路21は、太陽電池モジュール11により発電された電力の電圧値と電流値の検出を行う。
ステップST12において、CPU13は、検出値が閾値以上であるか否かの判定を行う。具体的には、CPU13は、電圧電流検出回路21により検出された検出値が充電用の電力として使用可能か否かの判定と、システム部131(自機)の駆動用の電力として使用可能か否かの判定を行う。
電圧電流検出回路21により検出された検出値が充電用の電力として使用可能であり、システム部131(自機)の駆動用の電力として使用可能である場合には、図5のステップST2で許可されたAルートであるステップST13に進む。
電圧電流検出回路21により検出された検出値が充電用の電力として使用不可であり、自機の駆動用の電力として使用可能である場合、及び電圧電流検出回路21により検出された検出値が充電用の電力として使用不可であり、システム部131(自機)の駆動用の電力として使用不可である場合には、Cルートに進み、処理はステップST11に戻る。
ステップST13において、スイッチ制御部132は、第1スイッチ部SW1を充電回路23側にし、第2スイッチ部SW2をオフにし、第3スイッチ部SW3をオンにし、第4スイッチ部SW4をオンにする。このように携帯電話機1においては、各スイッチ部を切り替えることにより、太陽電池モジュール11により発電した電力を電池パック12の充電に充てることができる状態となる。
ステップST14において、温度センサ24は、電池パック12の温度の確認を行う。
ステップST15において、CPU13は、温度が閾値以上であるか否かの判定を行う。具体的には、CPU13は、ステップST14において温度センサ24により検出された温度が、高温であるか常温であるか否かの判定を行う。高温であるか常温であるか否かの判定は、検出された温度が予め決定されている閾値以上であるか否かで行い、閾値以上である場合には、高温と判定され、閾値か、閾値以下である場合には、常温と判定される。
高温であると判定された場合には、ステップST16に進み、常温であると判定された場合には、ステップST17に進む。
ステップST16において、スイッチ制御部132は、第4スイッチ部SW4をオフする。しかし、本ステップST16においては、図5のステップST2の条件に基づくため、高温充電で第4スイッチ部SW4をオンし、電池パック12への充電を行う。携帯電話機1においては、ユーザの非動作時では携帯電話機1の各部位が動作しておらず、携帯電話機1の動作に起因して電池パック12がさらに高温とならない。このために、ユーザの非動作時の場合には、高温状態と判定された場合にも充電を行うよう動作させる。なお、本ステップST16においては、電池パック12の性能の低下を考慮して、スイッチ制御部132は、第4スイッチ部SW4をオフするように構成してもよい。その後、処理は、ステップST11に戻る。なお、この際、単に第4スイッチ部SW4をオフするだけでなく、第1スイッチ部SW1をLDO回路22側に切り替えて、第2スイッチ部SW2をオンし、第3スイッチ部SW3をオフして、定電圧電池として自機を駆動する電力の供給を行うように構成してもよい。
ステップST17において、スイッチ制御部132は、第4スイッチ部SW4をオンする。実際には、スイッチ制御部132は、第4スイッチ部SW4の切り替え状態を維持する。その後、処理は、ステップST11に戻る。
以上、ユーザ非動作時(図5のステップST2の条件)について説明した。次に、ユーザ動作時(図5のステップST3の条件)について説明する。
携帯電話機1においては、図5に示すユーザ動作時の状態であるために、図6に示すAルート及びBルートが許可されている。
ステップST10において、太陽電池モジュール11は、太陽電池出力を行う。具体的には、太陽電池モジュール11は、発電した電力を出力する。
ステップST11において、電圧電流検出回路21は、電圧電流の確認を行う。具体的には、電圧電流検出回路21は、太陽電池モジュール11により発電された電力の電圧値と電流値の検出を行う。
ステップST12において、CPU13は、検出値が閾値以上であるか否かの判定を行う。具体的には、CPU13は、電圧電流検出回路21により検出された検出値が充電用の電力として使用可能か否かの判定と、システム部131(自機)の駆動用の電力として使用可能か否かの判定を行う。
電圧電流検出回路21により検出された検出値が充電用の電力として使用可能であり、システム部131(自機)の駆動用の電力として使用可能である場合には、図5のステップST3で許可されたAルートに進む。なお、Aルートの処理については、上述しているため、説明を省略する。
電圧電流検出回路21により検出された検出値が充電用の電力として使用不可であり、システム部131(自機)の駆動用の電力として使用可能である場合には、Bルートに進み、処理はステップST18に進む。
電圧電流検出回路21により検出された検出値が充電用の電力として使用不可であり、システム部131(自機)の駆動用の電力として使用不可である場合には、Cルートに進み、処理はステップST11に戻る。
ステップST18において、スイッチ制御部132は、第1スイッチ部SW1をLDO回路22側にし、第2スイッチ部SW2をオフにし、第3スイッチ部SW3をオフにし、第4スイッチ部SW4をオンにする。このように各スイッチ部を切り替えることにより、携帯電話機1においては、太陽電池モジュール11により発電した電力を定電圧電池として使用する、すなわち、自機を駆動する電力に充てることができる状態となる。
ステップST19において、CPU13は、定電圧電池として使用する。すなわち、CPU13は、太陽電池モジュール11により発電した電力をシステム部131(自機)の駆動を行う電力に使用する。その後、処理はステップST11に戻る。
したがって、携帯電話機においては、電池パックの性能の低下を抑制するとともに、発電した電力を有効に活用することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
また、上述の実施形態では、本発明は、携帯電話機1を例として説明したが、特にこれに限定されない。本発明は、太陽電池モジュール及び二次電池を備える携帯端末装置一般に適用することができる。
1A 操作部側筐体(筐体)
11 太陽電池モジュール(発電部)
12 電池パック(二次電池)
13 CPU(制御部、判定部、モード設定部)
21 電圧電流検出回路(第1検出部)
22 温度センサ(第2検出部)
100 携帯電話機(携帯端末装置)

Claims (2)

  1. 筐体と、
    該筐体の外面に配設され、外部から入射される光に基づいて光電変換により発電を行う発電部と、
    前記発電部により発電された電力を充電可能であるとともに、充電されている電力を自端末の駆動に供給可能な二次電池と、
    前記発電部から出力される電流または電圧を検出する第1検出部と、
    前記発電部により発電された電力の供給を制御する制御部と、を備える携帯端末装置において、
    前記制御部は、
    前記検出された電流または電圧が所定の閾値以上である場合は、前記発電部により発電された電力を前記二次電池に充電するように制御し、前記検出された電流または電圧が所定の閾値未満である場合は、前記発電部により発電された電力を前記二次電池に充電せずに、自端末の駆動に充てるように制御する携帯端末装置。
  2. 前記二次電池の温度を検出する第2検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記検出された温度が所定の閾値以上の場合は、前記二次電池への充電を停止して、自端末の駆動に充てるように制御する請求項1記載の携帯端末装置。
JP2010288930A 2010-12-24 2010-12-24 携帯端末装置 Expired - Fee Related JP5876217B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010288930A JP5876217B2 (ja) 2010-12-24 2010-12-24 携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010288930A JP5876217B2 (ja) 2010-12-24 2010-12-24 携帯端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012139009A JP2012139009A (ja) 2012-07-19
JP5876217B2 true JP5876217B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=46675986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010288930A Expired - Fee Related JP5876217B2 (ja) 2010-12-24 2010-12-24 携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5876217B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3006512A1 (fr) * 2013-05-31 2014-12-05 St Microelectronics Sa Circuit de gestion d'energie d'un capteur autonome
WO2015137099A1 (ja) * 2014-03-14 2015-09-17 株式会社村田製作所 充電回路およびそれを用いたモジュール
JP2016181883A (ja) * 2015-03-25 2016-10-13 シャープ株式会社 モバイル電子機器用ケース
EP3432440B1 (en) * 2017-07-17 2020-09-16 Jiangsu Midea Cleaning Appliances Co., Ltd. Charger for vacuum cleaner and fast charging controlling method thereof
WO2019240302A1 (ko) * 2018-06-11 2019-12-19 엘지전자 주식회사 이동단말기 및 그 제어방법

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3401486B2 (ja) * 2000-08-10 2003-04-28 エステイエナジー株式会社 太陽電池を電源とする夜間給電装置
JP2004336974A (ja) * 2003-05-12 2004-11-25 Origin Electric Co Ltd 電源装置
JP2010098827A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 充放電制御方法、充放電制御器および自立型電源システム
JP5456328B2 (ja) * 2009-01-21 2014-03-26 京セラ株式会社 電子機器及び充電制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012139009A (ja) 2012-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5876217B2 (ja) 携帯端末装置
US7907929B2 (en) Communication apparatus and system for communication
JP2008061328A (ja) 電子機器
WO2007122787A1 (ja) 充電システム、充電制御プログラムおよび携帯端末
JP4463131B2 (ja) 携帯型電子機器及び移動体通信端末
EP3286817A1 (en) Smart power bank and device for efficient energy transfer
TW201737586A (zh) 電子系統與充電方法
JP2005512355A (ja) 電力充電panアーキテクチャ
JP2008167562A (ja) 携帯用電子機器
US20110241427A1 (en) Portable electronic device
KR101973406B1 (ko) 무선 전력 송수신 장치 및 무선 전력 송수신 방법
JP4563909B2 (ja) 携帯端末装置
JP5224975B2 (ja) 移動局
JP5072800B2 (ja) 携帯電子機器
JP2011067072A (ja) 充電回路及び携帯機器
JP2006340586A (ja) 携帯端末及び携帯端末の充電制御方法
JP3721081B2 (ja) 移動電話装置及びそのacアダプタ
JP4354894B2 (ja) 電子装置
JP7021431B2 (ja) 充電システム、充電器、及びプログラム
JP2021065094A (ja) 携帯端末
JP4013764B2 (ja) 携帯電話端末
JP3827665B2 (ja) 携帯通信機における充電回路および充電制御方法
KR200350310Y1 (ko) 유에스비 다기능 장치
JP2008278570A (ja) 携帯端末及び充電方法
JP2005051930A (ja) 携帯無線装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120803

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5876217

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees