JP4354802B2 - 塩基性モノ及びビスアゾ化合物 - Google Patents

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Description

本発明は、塩基性モノ及びビスアゾ化合物、その塩及びこの化合物の混合物(これは内部塩でも外部塩であってもよい)に関する。この化合物は染料としての使用に適する。
米国特許第4764175号は、1-ヒドロキシ-5,6-、7-もしくは8-置換1,3,5-トリアジニルアミノ-3-もしくは4-スルホン酸カップリング部分の基を有するモノアゾ及びビスアゾ化合物を提供する。
しかしながら、特性が改良された染料を製造することが要求されている。驚くべきことに、以下に示す式(I)の染料がこの望ましい特性を有することが見出された。
本発明によれば、下式(I)の化合物、並びにその塩及び/又はその混合物が提供される。
Figure 0004354802
[上式中、R1はH;C1-C4アルキル又は−OHで一置換したC1-C4アルキルであり、
1及びX2は互いに独立に、脂肪族、環式脂肪族、芳香族もしくは複素環式アミノ基であり、少なくとも1つのアミノ基はプロトン化可能な窒素原子もしくは4級アンモニウム基を含み、そして脂肪族、環式脂肪族、芳香族もしくは複素環式モノ(C1-4アルキル)アミノ基(このC1-4アルキル基は未置換であるか又はハロゲン、C1-4アルコキシ、C1-4アルキル、フェニルもしくはヒドロキシで一置換している);脂肪族、環式脂肪族、芳香族もしくは複素環式ジ(C1-4アルキル)アミノ基(このC1-4アルキル基は未置換であるか又はハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、フェニルもしくはヒドロキシで一置換している);C5-6シクロアルキルアミノ基(このシクロアルキル基は未置換であるか又は1もしくは2個のC1-2アルキル基で置換している);フェニルアミノ基(このフェニル環は未置換であるか又はハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ヒドロキシもしくはフェニルより選ばれる1もしくは2個の基で置換されている);又はN、OもしくはSに加えて1もしくは2個のヘテロ原子を含む5もしくは6員環(この複素環は未置換であるか又は1もしくは2個のC1-4アルキル基で置換している);又は基Zであり、このZは独立に
Figure 0004354802
より選ばれ、ここで
pは0又は1、2もしくは3の整数であり、
各R2は独立に、H;未置換C1-4アルキル、又はヒドロキシ、ハロゲン、シアノもしくはC1-4アルコキシで一置換したC1-4アルキルであり、
各R3及びR4は独立に、H;未置換C1-6アルキル;ヒドロキシもしくはシアノで一置換したC2-6アルキル;フェニルもしくはフェニルC1-4アルキル(このフェニル環は未置換であるか又は塩素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、未置換C5-6シクロアルキル、もしくは1〜3個のC1-4アルキルで置換したC5-6シクロアルキルより選ばれる1〜3個の基で置換している)、又はピリジニウム基であり、
3及びR4はそれが結合している窒素原子と共に、1〜3個のヘテロ原子(Nに加え、1〜2個のさらなるN、OもしくはS)を含む5もしくは6員環を形成し、このヘテロ環は未置換であるか又は1もしくは2個のC1-4アルキル基で置換しており、
各R5及びR6は独立に、水素を除くR3及びR4の1つを有し、
7はC1-4アルキル又はベンジルであり、但しR5及びR6はR3及びR4の環の1つを有する場合にベンジルではなく、
5、R6及びR7はそれが結合している窒素原子と共に、未置換であるか1もしくは2個のメチル基で置換しているピリジニウム環を形成し、
1はC2-8アルキレン;分枝C2-8アルキレン;1もしくは2個のヒドロキシ基で置換したC2-6アルキレン;C1-6アルキレン-1,3-フェニレン;又はC1-6アルキレン-1,4-フェニレンであり、
2はC2-8アルキレン;分枝C2-8アルキレン;1もしくは2個のヒドロキシ基で置換したC3-6アルキレン;C1-6アルキレン-1,3-フェニレン;C1-6アルキレン-1,4-フェニレン;1,3-フェニレン又は1,4-フェニレンであり、
3はC2-8アルキレンであり、
8はH;未置換C1-6アルキル又はヒドロキシ、シアノ、塩素もしくはフェニルで一置換したC1-6アルキルであり、
9は未置換C1-6アルキル又はヒドロキシ、シアノもしくは塩素で一置換したC1-6アルキルであり、
An-は非発色アニオンであり、
EはNH又は直接結合であり、
mは0又は1であり、mが1である場合、フェニル基はメタもしくはパラ位で置換しており、
nは1又は2であり、但し
(i)nが1である場合、
DKは下式(a)のラジカルであり
Figure 0004354802
(上式中、R10はSO2-Y又は-O-Yであり、ここでYはC2-4アルケニル基又は−CN、−OH、−OSO3H、ハロゲンもしくは−NR1112で所望により置換したC2-4アルキル基であり、ここでR11及びR12は互いに独立にH、C1-4アルキル又は置換したC1-4アルキルであり、又はR11及びR12はそれが結合している窒素原子と一緒になって1〜3個のヘテロ原子(Nに加え、1もしくは2個のさらなるN、OもしくはS)を含む5もしくは6員環を形成し、この複素環は未置換であるか又は1もしくは2個のC1-4アルキル基で置換しており、
R'10及びR"10は互いに独立に、H;C1-2アルキル;OC1-2アルキル;−SO3H;−OH又は−CNである)、又は
DKは下式(b)のラジカルであり
Figure 0004354802
(上式中、R13はH;C1-4アルキル;置換したC1-4アルキル;O-C1-4アルキル;置換したO-C1-4アルキル;−SO3H;−OH;−CN;−COOR11;−NR1112又はハロゲンであり、ここでR11及びR12は上記と同じ意味を有し、
14及びR15は水素を除きR13と同じ意味を有し、
13、R14又はR15の少なくとも1つは−SO3Hである)、又は
DKは各環が互いに独立に5もしくは6員環である2環系であってよく、この2環系はさらにアゾ基で置換しておらず、
(ii)nが2である場合、
DKは直接結合Bである]
この化合物は内部塩又は外部塩の形態であってよい。
存在するアルキルもしくはアルキレンは特に示さない限り直鎖もしくは分枝鎖である。ヒドロキシもしくはアルコキシ置換アルキルもしくはアルキレン基(これは窒素原子に結合している)において、ヒドロキシもしくはアルコキシ基はC1原子以外の炭素原子に結合している。2つのヒドロキシ基で置換しているアルキレン基において、ヒドロキシ基は異なる炭素原子に結合している。
置換したトリアジニル基は6もしくは7位においてナフトール基に結合していることが好ましい。
mが1である場合、[-N(R1)-C(O)-E-フェニレン-]-基のフェニレン基の好ましい置換位置はメタである。
スルホン酸基はナフトール基の3位に結合していることが好ましい。
DKが2環系である場合、各環は1以上のヘテロ原子、好ましくはN、O及び/又はSを含んでよい。各環は芳香族であっても脂肪族であってもよい。各環は置換していてもよい。
1としてのアルキルは好ましくは1又は2個の炭素原子を含み、より好ましくはメチルである。ヒドロキシで1置換したアルキルは好ましくは直鎖もしくは分枝鎖C1-3アルキルである。
1は好ましくはR1aであり、各R1aは独立に、水素;メチル:エチル又は2-ヒドロキシエチルである。
1もしくはX2が脂肪族アミノ基である場合、この基は好ましくはモノ(C1-4アルキル)もしくはジ(C1-4アルキル)アミノ基(各アルキル基は独立に未置換であるか又はハロゲン(特に塩素もしくは臭素)、C1-4アルコキシ、フェニルもしくはヒドロキシで一置換している(このうちヒドロキシが最も好ましい)である。X1もしくはX2としての環式脂肪族基は好ましくは、C5-6シクロアルキルアミノ基(このシクロアルキル基は未置換であるか又は1もしくは2個のC1-2アルキル基で置換している)である。
1もしくはX2が芳香族アミノ基である場合、この基は好ましくはフェニルアミノ基(このフェニル環は見置換であるか又はハロゲン(より好ましくは塩素)、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ヒドロキシ及びフェノキシより選ばれる1もしくは2個の基により置換している)である。
1もしくはX2が複素環アミノ基である場合、これは好ましくは1もしくは2個のヘテロ原子(すなわち、Nに加えOもしくはS)を含む飽和5もしくは6員環であり、この複素環は未置換であるか又は1もしくは2個のC1-4アルキル基で置換している。より好ましくは、これはピペラジノもしくはモルホリノ基である。
3もしくはR4としての未置換C1-6アルキル基は、好ましくはメチルもしくはエチルである。R3もしくはR4としての置換したC1-6アルキル基は、好ましくは2もしくは3位においてシアノもしくはヒドロキシで1置換したエチルもしくはプロピルである。
3もしくはR4としてのフェニルは、好ましくは未置換である。フェニルアルキル基は好ましくはベンジルであり、そのフェニル環は好ましくは未置換である。R3もしくはR4としてのシクロアルキルは好ましくはシクロヘキシルであり、アルキル置換したシクロアルキルは好ましくは1〜3個のメチル基で置換したシクロヘキシルである。
3もしくはR4は好ましくはR3aもしくはR4aであり、各R3aもしくはR4aは独立に、水素;未置換C1-4アルキル;直鎖ヒドロキシC2-3アルキル;フェニル;ベンジル又はピリジニウム環である。
より好ましくは、R3もしくはR4はR3bもしくはR4bであり、各R3bもしくはR4bは独立に、水素;未置換C1-4アルキル;2-ヒドロキシエチル又はピリジニウム環である。
最も好ましくは、R3もしくはR4はR3cもしくはR4cであり、各R3cもしくはR4cは独立に、水素;メチル又はエチルである。
3及びR4は非環式であることが特に好ましい。
5及びR6は好ましくはそれぞれR5a及びR6aであり、各R5a及びR6aは独立に、未置換C1-4アルキル;直鎖ヒドロキシC2-3アルキル又はベンゾイルであり、又はR5a及びR6aはそれらが結合している窒素と一緒になってピペリジン、モルホリン、ピペラジンもしくはN-メチルピペラジン環を形成する。
寄り好ましくは、R5及びR6はそれぞれR5b及びR6bであり、各R5b及びR6bは独立に、未置換C1-4アルキル又は2-ヒドロキシエチルである。
7としてのアルキルは好ましくはメチルもしくはエチル、特にメチルである。
本発明の好ましい態様において、上記ZはZaであり、各Zaは下式より選ばれる基である。
Figure 0004354802
(上式中、p’は0又は1であり、
2bはH;メチル又は2-ヒドロキシエチルであり、
1bは未置換C2-6アルキレン;モノヒドロキシ置換C3-4アルキレン;-(CH2)1-4-1,3-フェニレン;-(CH2)1-4-1,4-フェニレン;1,3-フェニレン又は1,4-フェニレンであり、
各Q2b及びQ3bは直鎖C2-6アルキレン基であり、
各R3b及びR4bは独立にH;未置換C1-4アルキルもしくは2-ヒドロキシエチル、又はピリジニウム環であり、
各R5b及びR6bは独立に未置換C1-4アルキル又は2-ヒドロキシエチルであり、
7bはC1-4アルキル又はベンジルであり、又は
5b、R6b及びR7bはそれが結合している窒素と一緒になって、未置換であるか又は1もしくは2個のメチル基で置換しているピリジニウム環を形成し、
8bはH;メチル;エチル2-ヒドロキシエチルであり、
9bはメチル;エチル又は2-ヒドロキシエチルであり、
10は4位にあり、
An-は非発色アニオンである)
本発明の好ましい化合物において、R10は−SO2-Y又は−O−Y基であり、ここでYは−Cl、−OHもしくは−OSO3Hで1置換したC2-4アルキル基である。
本発明の好ましい化合物において、R10は4位にある。
本発明のさらに好ましい化合物において、R10は−SO2-Y又は−O−Y基であり、ここでYは−NR1112で1置換したC2-4アルキル基であり、このR11及びR12はそれらが結合している窒素原子と一緒になって1〜3個のヘテロ原子(Nに加え、1もしくは2個のさらなるNもしくはO)を含む5もしくは6員環を形成し、この複素環は未置換である。
本発明のさらに好ましい化合物において、R13はH;−CH3又は−OCH3である。
本発明のさらに好ましい化合物において、R14及びR15は独立に、−CH3;−CH2CH3;−OCH3;−OCH2CH3又は−SO3Hである。
好ましい二環系は以下の式(c)〜(i)を有するもの、並びにその塩及び混合物である。
Figure 0004354802
(上式中、R16、R17及びR18は互いに独立に、H;−SO3H;−OH;−NR1112であり、ここでR11及びR12は上記と同じ意味を有する)
Figure 0004354802
(上式中、R19及びR20は互いに独立に、H;−OH;ハロゲン;C1-2アルキル又はO−C1-2アルキルである)
Figure 0004354802
(上式中、R21及びR22は互いに独立に、H;C1-4アルキル;フェニル又はC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、CF3、CONH2、CONH(C5-6シクロアルキル)、CON(C1-4アルキル)2、CONH(C1-4)アルキル、COO(C1-4)アルキル、COO(C5-6シクロアルキル)及びCONH(フェニル)からなる群より選ばれる1〜5個の置換基を有する置換したフェニル環であり、
23はH;トリフルオロメチル基;ハロゲン原子;C1-4アルキル;C1-4アルコキシ;ニトロ又はシアノ基であり、
19は上記と同じである)
Figure 0004354802
(上式中、R24はH;メチル;メトキシ;エトキシ;クロロ又はブロモである)
Figure 0004354802
(上式中、R25及びR26は互いに独立に、H;C1-4アルキル又は置換したC1-4アルキルであり、R19は上記と同じである)
Figure 0004354802
(上式中、AはS又はOであり、R19は上記と同じである)
Figure 0004354802
(上式中、AはS又はOであり、R19は上記と同じである)
好ましくは、−N=N−基は式(h)及び(i)においてパラ位にある。
本発明のさらに好ましい化合物において、nが2である場合、Bは以下の2価の基のうちの1つである。
Figure 0004354802
(上式中、各Tは互いに独立に、直接結合;C1-4アルキレン基;置換したC1-4アルキレン基;C2-4アルキレン基又は置換したC2-4アルキレン基であり、Vは以下の基
Figure 0004354802
の1つであり、各R1、各R19及び各Tは互いに独立に、上記の意味の1つを有する)
本発明の特に好ましい化合物は下式を有する。
Figure 0004354802
(上式中、DKは上記基(a)〜(i)の1つであり、ここで
10はSO2Y又は−O−Yであり、Yは−OHにより置換されているC2-4アルキル基であり、又はYは−NR1112により1置換されているC2-4アルキル基であり、ここでR11及びR12はそれらが結合している窒素原子と一緒になって1もしくは2個のヘテロ原子(Nに加え、N又はO)を含む5もしくは6員環を形成し、この複素環は未置換であり、
R'10及びR"10は互いに独立に、H;C1-2アルキル又はOC1-2アルキルであり、
11及びR12は互いに独立に、H;−CH3又は−CH2CH3であり、
13はH;−CH3又はOCH3であり、
14及びR15は互いに独立に、−CH3;−CH2CH3;−OCH3;−OCH2CH3又は−SO3Hであり、
16、R17及びR18は互いに独立に、H;−NH2;−OH;又は−SO3Hであり、
19及びR20は互いに独立に、H;−CH3;ハロゲン;C1-2アルキル;又は−OCH3であり、
21及びR22は互いに独立に、H;−CH3又は−CH2CH3であり、
23はH;−CH3又は−CH2CH3であり、
24はH;−CH3又は−OCH3であり、
25及びR26は互いに独立に、H;−CH3又は−CH2CH3であり、
1及びX2は互いに独立に、上記の基Zaである)
本発明のさらに好ましい化合物は下式を有する。
Figure 0004354802
上式中、DKは2価基Bであり、これは以下の基より選ばれる。
Figure 0004354802
(上式中、Vは以下の基
Figure 0004354802
より選ばれ、各R1及びR19は上記意味を有し、各Tは互いに独立に、直接結合;C1-4アルキレン基;置換したC1-4アルキレン基;C2-4アルキレン基もしくは置換したC2-4アルキレン基であり、X1及びX2は互いに独立に、上記基Zaである)
本発明はさらに、式(I)の化合物の製造方法を提供し、この方法は下式(II)
DK−NH2 (II)
(上式中、DKは上記の規定と同じであり、好ましくは式(I)の好ましい化合物を与えるように配置されている)
を有するアミンのジアゾニウム塩を下式(III)
Figure 0004354802
(上式中、R1、X1及びX2は上記の規定と同じである)
の化合物と反応させることを含む。
DKがBである場合、化合物(III)のモル濃度は化合物(II)のモル濃度の少なくとも2倍である。
ジアゾ化及びカップリングは従来の方法により行ってよい。カップリング反応は有利には、0〜60℃、好ましくは20〜50℃の温度、3〜9、好ましくは4〜6のpHにおいて水性反応媒体中で行われる。
こうして得られる式(I)の化合物を含む反応混合物は、限外ろ過による脱塩によって、改良された長期安定性を有する安定な液体組成物に転化される。
こうして得られる式(I)の化合物は公知の方法によって単離してよい。
遊離塩基を含む式(I)の化合物は、無機酸もしくは有機酸、例えば乳酸、酢酸もしくは蟻酸、又は塩酸もしくは硫酸と反応させることにより水溶性塩に完全にもしくは一部転化される。
出発化合物である式(II)のアミンは公知であるか又は入手可能な材料より公知の方法により製造してもよい。式(III)の化合物は、塩化シアヌルの塩素原子の段階的置換により製造され、第1及び第2段階において、塩化シアヌルが式(IV)及び(V)のジアミンと反応される。
Figure 0004354802
(上式中、R2bは上記規定と同じであり、Q及びXは以下の意味を有し、QはQ1、Q2又はQ3の意味のいずれかを有し、XはX1の意味を有する)
同じアミノ基が導入された場合、この第1及び第2の段階は1つの段階にしてもよく、この1つの段階は0〜30℃の温度及び好ましくは4〜6のpHにおいて行われる。
異なるジアミノ基が導入された場合、好適には、縮合反応に対して高い選択性を示すジアミンが、好ましくは0〜20℃、より好ましくは0〜5℃の温度において第1段階で導入される。縮合段階は、pHの上限が7である従来の反応媒体を用いて行われる。第2の段階は好ましくは10〜40℃、より好ましくは12〜30℃で行われる。
最終の第3段階、すなわちアミノナフトール成分との縮合は、60〜100℃の高温及び2〜3のpHにおいて行われる。
式(IV)及び(V)の出発化合物は公知であるか又は入手可能な材料より公知の方法により製造してもよい。
本発明の化合物は、酸付加塩の形態又は4級アンモニウム塩の形態において、カチオン染色性材料、例えばアクリロニトリルのホモポリマーもしくは混合ポリマー、酸改質ポリエステルもしくはポリアミド、ウール、低親和性植物なめし皮革を含む皮革、コットン、靭皮繊維(アサ、アマ、サイザル、ジュート、コイア及びワラを含む)、再生セルロース繊維、ガラスもしくはガラス製品(ガラス繊維を含む)、及びセルロース含有製品(例えば紙及びコットン)の染色に用いることができる。この化合物は公知の方法により、上記材料を含む繊維、フィラメント及び織物の捺染に用いることもできる。捺染は、捺染しようとする材料を、1種以上の本発明の化合物を含む捺染ペーストで浸漬することにより行われる。用いる捺染ペーストのタイプは、捺染しようとする材料によってきまる。好適な市販入手可能な捺染ペーストの選択及び好適なペーストの製造は当業者に周知である。あるいは、本発明の化合物を用いて、従来の方法によりジェットプリントに適するようなインクを製造することもできる。
最も好ましくは、この染料は紙、例えばサイジングしたもしくは未サイジングの木材を含まないもしくは木材含有紙、又は紙をベースとする製品、たとえばボール紙の染色もしくは捺染に用いられる。この染料は従来の浸漬もしくは表面着色法におけるサイズプレスにおける染色、連続染色に用いることができる。この紙の染色及び捺染は公知の方法により行われる。
染色及び捺染、特に紙に得られるものは、優れた堅牢性を示す。
式(I)の化合物は染料にすることができる。安定な液体、好ましくは水性、又は固体(粒状もしくは粉末形態)染料への加工は公知の方法により行われる。有利には、好適な液体染料は、染料を適当な溶媒、例えば鉱酸もしくは有機酸(例えば塩酸、硫酸、リン酸、蟻酸、乳酸、グリコール酸、クエン酸及びメタンスルホン酸)に溶解することにより製造される。さらに、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ウレア、グリコール及びこれらのエーテル、デキストリン又は硼酸とソルビットの酸付加塩を水と一緒に用いてよく、所望により助剤、例えば安定剤を加えてよい。そのような染料は、例えば仏国特許明細書第1,572,030号に記載されているようにして得られる。
式(I)の化合物(対応する塩形態)は優れた溶解性、特に冷水に対する溶解性を有する。その高い直接染色性のため、本発明の化合物は特に定量的に吸尽し、優れた付着力を示す。これは色の輝度を低下させることなく乾燥粉末もしくは粒子として直接、すなわちあらかじめ溶解することなくストックに加えることができる。これは収率を損なうことなく軟水に用いることもできる。これは紙に適用した場合にもまだらを生ずることなく、紙を両面染色せず、pH変化に影響されない。これは3〜10の広範囲のpHに用いることができる。サイジングもしくは未サイジング紙を製造する場合、排水は無色である。この特徴は環境の観点から特に重要である。サイジング紙の染色は未サイジング紙と比較し、強度の低下を示さない。
本発明の化合物により得られる紙染色もしくは捺染は明りょうかつ輝いており、優れた光堅牢性を有する。光に長時間暴露すると、染色の色合いは低下する。また、この染色はとても優れた湿潤堅牢性を示し、水、牛乳、果汁、甘味水、炭酸水、石鹸及びエンカナトリウム溶液、尿等に対し堅牢性がある。さらに、この染色は優れたアルコール堅牢性を有する。この湿潤堅牢性は同様の特性を示す公知の染料と比較して向上している。この染色は両面性の傾向を示さない。
本発明の化合物により染色もしくは捺染された紙は酸化もしくは還元により漂白され、この特徴は古紙のリサイクルに重要である。
本発明の化合物は木材パルプを含む紙の染色に用いることができ、優れた堅牢性を有するものが得られる。さらに、公知の方法によりコート紙の製造に用いることもできる。好ましくは、コートする場合、片面コート紙を得るために、好適なフィラー、例えばカオリンが用いられる。
本発明の化合物は、他の染料、例えば他のカチオンもしくはアニオン染料と組み合わせた染色にも適している。本発明の化合物の相溶性は、他の市販入手可能な染料との混合物に染料として用いた場合、従来の方法により決定される。こうして得られる染色は優れた堅牢性を有する。
本発明はさらに、上記基材の染色もしくは捺染用の本発明の化合物の使用を提供する。
本発明はさらに、本発明の化合物により染色もしくは捺染された基材を提供する。この基材は、蒸気の機材より選ばれる。好ましい基材は、コットンもしくは紙のようなセルロースを含む基材又は紙ベース製品である。
以下の例は本発明を説明するものである。この例において、部及びパーセントは質量又は体積を基準とし、温度は摂氏である。
例1
168.5部の4-(2-ヒドロキシエトキシ)-アニリンを1760部の水及び293部の30%塩酸溶液と混合し、0〜5℃において286.2部の亜硝酸ナトリウムの4N溶液で1時間ジアゾ化した。1時間の間、反応混合物を534.2部の下式
Figure 0004354802
のカップリング成分を含む水溶液4803部に加えた。カップリング反応の間、水酸化ナトリウムの30%溶液を加えることによりpHを4.5〜5に保った。反応混合物を室温及びpH4.5〜5においてさらに10〜14時間攪拌した。8.2のpH値にまで洗浄し、沈殿した染料をろ過し、2000部の5%炭酸水素ナトリウム溶液、1000部の2%炭酸水素ナトリウム溶液及び2000部の1%炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄した。下式
Figure 0004354802
の染料プレスケーキが2043.1部得られた(タイター約31.4%)。λmax=1%酢酸中512nm
例1a
例1からの染料プレスケーキ33.5部を真空中、80℃において一晩乾燥させ、粉砕し、11.5部の染料粉末を得た。これはサイズ紙及び未サイズ紙を緋色に染色した。得られた堅牢性は優れていた。
例1b
例1からの染料プレスケーキ300部を60〜65℃において、100部の蟻酸と600部の水の混合物に加え、さらに30分攪拌した。16部のHyflo-Supercel(ろ過助剤)を60〜65℃において加え、10分攪拌後、この混合物を濾過した。1000部の長期安定性液体染料が得られた。これはサイズ紙及び未サイズ紙を緋色に染色した。得られた堅牢性は優れていた。
表1(例2〜108)
適当な出発材料を用いて例1、1a及び1bと同様にして、式(I)の他の化合物を製造した。この化合物は下式
Figure 0004354802
(上式中、各符号は以下の表に示す意味を有する)
を有する。
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
例109
61.3部の4-(2-ヒドロキシエトキシ)-アニリンを640部の水及び106.5部の30%塩酸溶液と混合し、0〜5℃において102.4部の亜硝酸ナトリウムの4N溶液で1時間ジアゾ化した。1時間の間、反応混合物を228.4部の下式
Figure 0004354802
のカップリング成分を含む水溶液1560部に加えた。カップリング反応の間、水酸化ナトリウムの15%溶液を加えることによりpHを4.5〜5に保った。反応混合物を室温及びpH4.5〜5においてさらに10〜14時間攪拌した。4.0のpH値までに調整し、800部の塩化ナトリウムを少しずつ加えた。沈殿した染料をろ過し、692.5部の染料プレスケーキを得た。80℃において12時間乾燥後、429部の下式
Figure 0004354802
の染料が得られた(λmax=1%酢酸中513nm)。これはサイズ紙及び未サイズ紙を緋色に染色した。得られた堅牢性は優れていた。
表2(例110〜160)
適当な出発材料を用いて例109と同様にして、式(I)の他の化合物を製造した。この化合物は下式
Figure 0004354802
(上式中、各符号は以下の表に示す意味を有する)
を有する。
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
例161
12.2部の1,2-ビス(4-アミノフェノキシ)エタンを250部の水及び40部の30%塩酸溶液と混合し、0〜5℃において25.7部の亜硝酸ナトリウムの4N溶液で1時間ジアゾ化した。1時間の間、反応混合物を50.9部の下式
Figure 0004354802
のカップリング成分を含む水溶液405部に加えた。カップリング反応の間、水酸化ナトリウムの15%溶液を加えることによりpHを4.5〜5に保った。反応混合物を室温及びpH4.5〜5においてさらに10〜14時間攪拌した。沈殿した染料をろ過し、241.7部の染料プレスケーキを得た。80℃において12時間乾燥後、83.3部の下式
Figure 0004354802
の染料が得られた(λmax=1%酢酸中556nm)。これはサイズ紙及び未サイズ紙を緋色に染色した。得られた堅牢性は優れていた。
表3(例162〜180)
適当な出発材料を用いて例161と同様にして、式(I)の他の化合物を製造した。この化合物は下式
Figure 0004354802
を有する。
Figure 0004354802
Figure 0004354802
Figure 0004354802
例181
11.7部の1-ジメチルアミノ-2-(4-アミノフェノキシ)エタンを150部の水及び27部の30%塩酸溶液と混合し、0〜5℃において15.8部の亜硝酸ナトリウムの4N溶液で1時間ジアゾ化した。その後、46.5部の下式
Figure 0004354802
のカップリング成分を加えた。まず、室温におけるカップリング反応の間、pHを4.0〜4.5に2時間保ち、次いで炭酸水素ナトリウムの15%溶液を100部加えることによりpHを5.5〜6.0に12時間保った。沈殿した染料をろ過し、138.6部の染料プレスケーキを得た。60℃において12時間乾燥後、60.9部の下式
Figure 0004354802
の染料が得られた(λmax=1%酢酸中511nm)。
表4(例182〜202)
適当な出発材料を用いて例181と同様にして、式(I)の他の化合物を製造した。この化合物は下式
Figure 0004354802
を有する。
Figure 0004354802
Figure 0004354802
表5(例203〜212)
適当な出発材料を用いて例181と同様にして、式(I)の他の化合物を製造した。この化合物は下式
Figure 0004354802
を有する。
Figure 0004354802
Figure 0004354802
適用例A
松の木から得られた70部の化学漂白した亜硝酸セルロース及びカバの木から得られた30部の化学漂白したセルロースを2000部の水中において叩解した。例1aの染料0.2部をこのパルプに加えた。10分混合後、このパルプより紙を製造した。こうして得られた吸水紙は緋色に染色された。廃水は透明であった。
適用例B
例1aの染料粉末0.2部を100部の熱水に溶解し、室温に冷却した。この溶液を2000部の水と共に粉砕した100部の化学漂白した亜硫酸セルロースに加えた。15分混合後、樹脂サイズ及び硫酸アルミニウムを加えた。こうして製造した紙は緋色に染色され、完全な光及び湿潤堅牢性を示した。
適用例C
以下の組成を有する染料溶液に通して40〜50℃において未サイズ紙を引いた。
0.3部の例1aの染料
0.5部のスターチ
99.0部の水
過剰の染料溶液を2本のローラーに通して絞った。乾燥した紙は緋色に染色された。
例2〜212の染料並びに例1a〜212の混合物も適用例A〜Cと同様の方法の染色に用いることができる。得られた紙染色は優れた堅牢性を示す。
適用例D
酸付加塩の形態の例1aの染料0.2部を40℃において4000部の脱イオン水に溶解した。100部の湿ったコットン織物基材を加え、槽を沸点まで30分加熱し、1時間沸騰させた。染色の間蒸発した水は連続的に戻した。染色された基材を槽から取り出し、洗浄及び乾燥後、緋色の染色が得られ、これは優れた光及び湿潤堅牢性を有する。この染料は実質的にすべて繊維に吸尽し、廃水はほとんど透明であった。
適用例Dと同様にして、例2〜212の染料並びに例1a〜212の混合物もコットンの染色に用いることができる。
適用例E
100部の新たになめしかつ中和したクロム皮革を、250部の55℃の水及び0.5部の酸付加塩の形態の例1aの染料からなる液体を含む容器中で30分攪拌し、次いで同じ槽内でスルホン化鯨油をベースとするアニオン脂肪液2部により30分処理した。次いで皮革を乾燥し、緋色に均一に染色された皮革を得た。
適用例Eと同様にし、例2〜212の染料を皮革の染色に用いることができる。
低親和性の植物なめし皮革も公知の方法で染料を用いて染色することができる。
適用例F
60wt%の機械木材パルプ及び40wt%の未漂白亜硫酸セルロースからなるHollander中の乾燥パルプに水を加え、このスラリーを叩解し、2.5%をわずかに越える乾燥含量にし、40°SR(Schopper-Riegler度)の叩解度を得た。次いで水を加えることにより、このスラリーの高密度乾燥含量を2.5wt%に正確に調整した。例1aの染料の2.5%水溶液5部を200部の上記スラリーに加えた。この混合物を約5分攪拌し、乾燥質量を基準として2wt%の樹脂サイズ及び4wt%のミョウバンを加えた後、均一になるまでさらに攪拌した。得られたパルプを約500部の水で700部の体積まで希釈し、シート形成機上に吸引することによる紙製造に用いた。得られた紙シートは緋色に染色された。
適用例Fと同様の方法により、例2〜212の染料並びに例1a〜212の混合物も用いることができる。すべての場合、廃水は実質的に低染料残留濃度を示した。
適用例G
松の木から得られた50wt%の化学漂白した亜硫酸セルロース及びカバの木から得られた50wt%の化学漂白した亜硫酸セルロースからなるHollander中の乾燥パルプに水を加え、このスラリーを叩解し、35°SRの叩解度を得た。次いで水を加えることにより、このスラリーの高密度乾燥含量を2.5wt%に正確に調整し、この懸濁液のpHを7に調整した。例1aの染料の0.5%水溶液10部を200部の上記スラリーに加え、この混合物を約5分攪拌した。得られたパルプを約500部の水で700部の体積まで希釈し、シート形成機上に吸引することによる紙製造に用いた。得られた紙シートは緋色に染色された。
適用例Gと同様の方法により、例2〜212の染料のいずれかからなる染料混合物も用いることができる。すべての場合、紙シートは緋色に染色された。
適用例H
12.6部の例1の染料を室温において、20.0部のジエチレングリコール及び67.4部の脱イオン水の攪拌した混合物に加えた。得られたインクは優れた光及び水堅牢性を示した。適用例Hと同様にして、表1〜5のすべての例の染料も用いることができる。

Claims (10)

  1. 下式(I)の化合物並びにその塩及び/又はその混合物。
    Figure 0004354802
    [上式中、R1はH;C1-C4アルキル又は−OHで一置換したC1-C4アルキルであり、
    1及びX2は互いに独立に、脂肪族、環式脂肪族、芳香族もしくは複素環式アミノ基であり、少なくとも1つのアミノ基はプロトン化可能な窒素原子もしくは4級アンモニウム基を含み、そして脂肪族、環式脂肪族、芳香族もしくは複素環式モノ(C1-4アルキル)アミノ基(このC1-4アルキル基は未置換であるか又はハロゲン、C1-4アルコキシ、C1-4アルキル、フェニルもしくはヒドロキシで一置換している);脂肪族、環式脂肪族、芳香族もしくは複素環式ジ(C1-4アルキル)アミノ基(このC1-4アルキル基は未置換であるか又はハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、フェニルもしくはヒドロキシで一置換している);C5-6シクロアルキルアミノ基(このシクロアルキル基は未置換であるか又は1もしくは2個のC1-2アルキル基で置換している);フェニルアミノ基(このフェニル環は未置換であるか又はハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ヒドロキシもしくはフェニルより選ばれる1もしくは2個の基で置換されている);又はN、OもしくはSに加えて1もしくは2個のヘテロ原子を含む5もしくは6員環(この複素環は未置換であるか又は1もしくは2個のC1-4アルキル基で置換している);又は基Zであり、このZは独立に
    Figure 0004354802
    より選ばれ、ここで
    pは0又は1、2もしくは3の整数であり、
    各R2は独立に、H;未置換C1-4アルキル、又はヒドロキシ、ハロゲン、シアノもしくはC1-4アルコキシで一置換したC1-4アルキルであり、
    各R3及びR4は独立に、H;未置換C1-6アルキル;ヒドロキシもしくはシアノで一置換したC2-6アルキル;フェニルもしくはフェニルC1-4アルキル(このフェニル環は未置換であるか又は塩素、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、未置換C5-6シクロアルキル、もしくは1〜3個のC1-4アルキルで置換したC5-6シクロアルキルより選ばれる1〜3個の基で置換している)、又はピリジニウム基であり、
    3及びR4はそれが結合している窒素原子と共に、1〜3個のヘテロ原子(Nに加え、1〜2個のさらなるN、OもしくはS)を含む5もしくは6員環を形成し、このヘテロ環は未置換であるか又は1もしくは2個のC1-4アルキル基で置換しており、
    各R5及びR6は独立に、水素を除くR3及びR4の1つを有し、
    7はC1-4アルキル又はベンジルであり、但しR5及びR6はR3及びR4の環の1つを有する場合にベンジルではなく、
    5、R6及びR7はそれが結合している窒素原子と共に、未置換であるか1もしくは2個のメチル基で置換しているピリジニウム環を形成し、
    1はC2-8アルキレン;分枝C2-8アルキレン;1もしくは2個のヒドロキシ基で置換したC2-6アルキレン;C1-6アルキレン-1,3-フェニレン;又はC1-6アルキレン-1,4-フェニレンであり、
    2はC2-8アルキレン;分枝C2-8アルキレン;1もしくは2個のヒドロキシ基で置換したC3-6アルキレン;C1-6アルキレン-1,3-フェニレン;C1-6アルキレン-1,4-フェニレン;1,3-フェニレン又は1,4-フェニレンであり、
    3はC2-8アルキレンであり、
    8はH;未置換C1-6アルキル又はヒドロキシ、シアノ、塩素もしくはフェニルで一置換したC1-6アルキルであり、
    9は未置換C1-6アルキル又はヒドロキシ、シアノもしくは塩素で一置換したC1-6アルキルであり、
    An-は非発色アニオンであり、
    EはNH又は直接結合であり、
    mは0又は1であり、mが1である場合、フェニル基はメタもしくはパラ位で置換しており、
    Kは下式(a)のラジカルであり
    Figure 0004354802
    (上式中、R10はSO2-Y又は-O-Yであり、ここでYはC2-4アルケニル基又は−CN、−OH、−OSO3H、ハロゲンもしくは−NR1112で所望により置換したC2-4アルキル基であり、ここでR11及びR12は互いに独立にH、C1-4アルキル又は置換したC1-4アルキルであり、又はR11及びR12はそれが結合している窒素原子と一緒になって1〜3個のヘテロ原子(Nに加え、1もしくは2個のさらなるN、OもしくはS)を含む5もしくは6員環を形成し、この複素環は未置換であるか又は1もしくは2個のC1-4アルキル基で置換しており、
    R'10及びR"10は互いに独立に、H;C1-2アルキル;OC1-2アルキル;−OH又は−CNである)、又
    DKは下式の基(e)、(f)又は(g)
    Figure 0004354802
    (上式中、R 21 及びR 22 は互いに独立に、H;C 1-4 アルキル;フェニル又はC 1-4 アルキル、C 1-4 アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ、CF 3 、CONH 2 、CONH(C 5-6 シクロアルキル)、CON(C 1-4 アルキル) 2 、CONH(C 1-4 )アルキル、COO(C 1-4 )アルキル、COO(C 5-6 シクロアルキル)及びCONH(フェニル)からなる群より選ばれる1〜5個の置換基を有する置換したフェニル環であり、
    23 はH;トリフルオロメチル基;ハロゲン原子;C 1-4 アルキル;C 1-4 アルコキシ;ニトロ又はシアノ基であり、
    19 はH;−OH;ハロゲン;C 1-2 アルキル又はO−C 1-2 アルキルである)
    Figure 0004354802
    (上式中、R 24 はH;メチル;メトキシ;エトキシ;クロロ又はブロモである)
    Figure 0004354802
    (上式中、R 25 及びR 26 は互いに独立に、H;C 1-4 アルキル又は置換したC 1-4 アルキルであり、R 19 は上記と同じである)
    2環系であってよく、この2環系はさらにアゾ基で置換していない]
  2. 置換したトリアジニル基が6もしくは7位においてナフトール基に結合していることを特徴とする、請求項1記載の化合物。
  3. 1がR1aであり、各R1aが独立にH;メチル;エチル又は2-ヒドロキシエチルであることを特徴とする、請求項1又は2記載の化合物。
  4. 1及びX2が互いに独立にモノ(C1-4アルキル)アミノ基;ジ(C1-4アルキル)アミノ基;各アルキル基が独立にハロゲン、C1-4アルコキシ、フェニルもしくはヒドロキシで一置換したモノ(C1-4アルキル)もしくはジ(C1-4アルキル)アミノ基;C5-6シクロアルキルアミノ基;シクロアルキル基が1もしくは2個のC1-2アルキル基で置換したC5-6シクロアルキルアミノ基;フェニルアミノ基;フェニル環がハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ヒドロキシ及びフェノキシより選ばれる1もしくは2個の基により置換しているフェニルアミノ基;1もしくは2個のヘテロ原子を含む飽和5もしくは6員環;複素環が1もしくは2個のC1-4アルキル基で置換している1もしくは2個のヘテロ原子を含む飽和5もしくは6員環であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  5. ZがZaの意味を有し、各Zaが独立に下式
    Figure 0004354802
    (上式中、p’は0又は1であり、
    2bはH;メチル又は2-ヒドロキシエチルであり、
    1bは未置換C2-6アルキレン;モノヒドロキシ置換C3-4アルキレン;-(CH2)1-4-1,3-フェニレン;-(CH2)1-4-1,4-フェニレン;1,3-フェニレン又は1,4-フェニレンであり、
    各Q2b及びQ3bは直鎖C2-6アルキレン基であり、
    各R3b及びR4bは独立にH;未置換C1-4アルキルもしくは2-ヒドロキシエチル、又はピリジニウム環であり、
    各R5b及びR6bは独立に未置換C1-4アルキル又は2-ヒドロキシエチルであり、
    7bはC1-4アルキル又はベンジルであり、又は
    5b、R6b及びR7bはそれが結合している窒素と一緒になって、未置換であるか又は1もしくは2個のメチル基で置換しているピリジニウム環を形成し、
    8bはH;メチル;エチル2-ヒドロキシエチルであり、
    9bはメチル;エチル又は2-ヒドロキシエチルであり、
    10は4位にあり、
    An-は非発色アニオンである)
    より選ばれる基であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物。
  6. DKが基(a)、(e)、(f)、又は(g)の1つであり、ここで
    10はSO2Y又は−O−Yであり、YはCl、−OHもしくは−OSO3Hにより置換されているC2-4アルキル基であり、
    R'10及びR"10は互いに独立に、H;C1-2アルキル又はOC1-2アルキルであり、
    16 、R17及びR18は互いに独立に、H;−NH2;−OH;又は−SO3Hであり、
    19及びR20は互いに独立に、H;−CH3;ハロゲン;C1-2アルキル;又は−OCH3であり、
    21及びR22は互いに独立に、H;−CH3又は−CH2CH3であり、
    23はH;−CH3又は−CH2CH3であり、
    24はH;−CH3又は−OCH3であり、
    25及びR26は互いに独立に、H;−CH3又は−CH2CH3であることを特徴とする、請求項1記載の化合物。
  7. 下式(II)
    DK−NH2 (II)
    (上式中、DKは上記の規定と同じである)
    を有するアミンのジアゾニウム塩を下式(III)
    Figure 0004354802
    (上式中、R1、X1及びX2は上記の規定と同じである)
    の化合物と反応させることを特徴とする、m=0である請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物の製造方法。
  8. カチオン染色性材料を染色もしくは捺染用の又はインクジェットインクの製造用の液体染料を製造するための、請求項1〜のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその混合物の使用。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその混合物を含む液体染料又はインクジェットインク。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載の式(I)の化合物又はその混合物より染色もしくは捺染されたカチオン染色性材料。
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