JP4354384B2 - プッシュスイッチ - Google Patents

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Description

この発明は、フレキシブルプリント配線板に形成された接点を、スイッチノブを押圧操作することにより開閉するプッシュスイッチに関するものである。
プッシュスイッチは、一般的に、いわゆるスイッチングを行うスイッチノブや前記スイッチノブが収納されるスイッチケース等から構成される。このスイッチケースの内部には、スイッチノブの動作に基づいて接点をオン、オフする接点部や、回路を形成している基板もしくは配線板、イルミネーション等が収納されている。
前記配線板の一例としてフレキシブルプリント配線板(FPC)等を使用することも行われている。このフレキシブルプリント配線板は可撓性を有する基板であり、例えば、絶縁体であるフィルム等の表面に銅などの導電体によって回路を形成した基板である。そのため、回路を形成するために金属のケーブル等で配線を行った場合と、フレキシブルプリント配線板を用いた場合とを比較すると、大幅に回路を小型、軽量化することができる。このような構造のプッシュスイッチの一例が特許文献1に記載されている。
特開2002−157943号公報
上記の特許文献1のプッシュスイッチは、操作ノブを押圧することにより、フレキシブルプリント配線板に形成された接点を閉じ、同時に節度発生機構を動作させて、節度感を生じさせるように構成されている。しかしながら、この特許文献1に記載された構成では、一つの操作ノブに対して一対(一つ)の接点および回路が設けられているので、開閉できる回路は一つに限られる。したがって、その操作ノブによって異なる回路を閉じ、もしくは異なる電気部品を操作する場合には、回路が形成されているフレキシブルプリント配線板自体を変更する必要が生じる。
また、スイッチパネルなどに複数の操作ノブを配列した構成の場合、その操作ノブの必要数や操作ノブの配列が異なる複数種類のスイッチパネルを必要とすれば、各種類ごとにフレキシブルプリント配線板を用意しなければならなくなる。そのために、フレキシブルプリント配線板自体の製造コストが高くなるのみならず、フレキシブルプリント配線板を用いたスイッチのコストが高くなるなどの問題があった。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、接点を備えているフレキシブルプリント配線板を共通化可能にしたプッシュスイッチを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、フレキシブルプリント配線板に形成された接点を、スイッチノブを押圧操作することにより閉じるプッシュスイッチであって、一つのスイッチノブで選択的に閉じられ接点に対して複数の回路が前記フレキシブルプリント配線板に形成されるとともに、そのスイッチノブに、押圧操作されることにより前記複数の回路のうち少なくとも一つの回路を残して他の回路を切断する切断部が形成されていることを特徴とするプッシュスイッチである。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、一対の前記接点に対して、切断する回路が異なる切断部を有する複数種類のスイッチノブが用意されていることを特徴とするプッシュスイッチである。
さらに、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記スイッチノブが複数個設けられるとともに、各スイッチノブごとに複数の回路が前記フレキシブルプリント配線板に形成され、かつ各スイッチノブにそれぞれ種類の相違する前記切断部が形成され、前記各スイッチノブの組み合わせによって前記フレキシブルプリント配線板に複数の回路を形成することを特徴とするプッシュスイッチである。
請求項1の発明によれば、スイッチノブを押圧することにより、切断部によって所定の回路が切断され、そのスイッチノブによって閉じられる回路が選択される。したがって、必要とする回路を残して他の回路を切断する切断部を有するスイッチノブを選択して作用することにより、複数設けられている回路のいずれかを使用することができるので、フレキシブルプリント配線板を共通化することができる。したがってまた、フレキシブルプリント配線板を製造する金型や検査設備等も共通化して、フレキシブルプリント配線板やこれを用いたプッシュスイッチの製造コストを低減できる。さらに、フレキシブルプリント配線板を共通化することに伴って、プッシュスイッチの作業工程から、複数のフレキシブルプリント配線板から必要な1つのフレキシブルプリント配線板を選択する工程を省略することができる。その結果、プッシュスイッチの組み立てが容易になり、製造コストを低減できる。
また、請求項2の発明によれば、一つもしくは一対の接点が、選択されるスイッチノブに応じてことなる回路の接点となるので、その接点もしくはスイッチノブを所定の電気部品に対するものから他の電気部品に対するものに転用することが可能になり、この点でもスイッチノブやフレキシブルプリント配線板の共用化を図ることができる。
さらに請求項3の発明によれば、切断部がそれぞれ相違する複数のスイッチノブの組み合わせを変更することによって、前記切断部によって切断される回路を変更することができる。その結果、各スイッチノブの組み合わせによって複数の回路を実現できる。その結果、さらに効率良くフレキシブルプリント配線板を共通化できるので、プッシュスイッチの製造コストをさらに低減することができる。
以下、本発明を実施した最良の形態について説明する。図1に示すプッシュスイッチ1は、スイッチノブ2と、スイッチケース3と、基板4とによって構成されている。このプッシュスイッチ1では、外側からスイッチケース3、スイッチノブ2の順で所定間隔をおいて配置されており、スイッチノブ2の一部はスイッチケース3の開口部3Aからスイッチケース3の外側に突出している。さらに、スイッチケース3には基板4が収納されており、この基板4の表面には複数の回路が形成されている。この基板4には一例としてフレキシブルプリント配線板(FPC)が使用されている。また、スイッチケース3の内側には接点部6と図示しないイルミネーション等が収納されており、この2つの電子部品が基板4に電気接続されている。一方、前記スイッチノブ2の内側には押圧部9が形成されており、前記押圧部9の反対側の面9Aからスイッチノブ2が押圧されると押圧部9が接点部6に接触し、電源のオン、オフが行われるようになっている。
スイッチノブ2の外周部分の所定の箇所には、スイッチノブ2の押圧方向に突出して切断部10が形成されている。プッシュスイッチ1において、スイッチノブ2が押圧される前には、切断部10は基板4の回路の一部と対向して配置される。また、スイッチケース3の内部であって切断部10と対向する前記回路の下方には、凹部11が形成されている。
プッシュスイッチ1の作用を説明する。まず、スイッチノブ2の面9Aが押圧される。そのため、スイッチノブ2の突出した部分がスイッチケース3の内部に収納される。このとき、図2に示すように、スイッチケース3の内部において、スイッチノブ2に設けられた切断部10が対向して配置された基板4の回路の一部を切断する。さらに、スイッチノブ2が所定の位置まで収納されると押圧部9が接点部6に接触し電源の切替が行われ、必要な回路のみが導通する。
したがって、上記のプッシュスイッチ1では、スイッチノブ2を押圧するだけで、切断部10によって基板4の所定の回路が切断され、基板4に必要な回路を形成することができる。その結果、基板4を共通化することができる。また、基板4が共通化することに伴って、基板4を形成する金型や検査設備等も共通化できる。その結果、さらにプッシュスイッチ1のコストを低減できる。さらに、基板4が共通化することに伴って、プッシュスイッチ1の作業工程から、複数の基板から必要な1つの基板を選択する工程を省略することができる。その結果、プッシュスイッチ1の組み立てが容易になり、コストを低減できる。
この発明の切断部の例を図3に示す。図3(a)に示す切断部は、断面形状がスイッチノブを押圧する方向に対して窪んでいる。切断部がこのような形状に形成された場合、図2に示す切断部10のように基板4を打ち抜くことができる。そのため、切断部10による基板4上の回路の切断が完全に行われ、その結果、基板4上に必要な回路形成を効率良く行うことができる。なお、このスイッチノブの押圧方向に対して窪んだ図3の(a)のような切断部にとしては、全体形状が円柱状、角形状のものが例示される。
また、この発明の切断部は、図3(c)に示すようにスイッチノブの押圧方向に対して突出した断面形状にすることもできる。具体的には、切断部10をスイッチノブの押圧方向に対して斜めに切断して先端部分を形成した形状とすることができる。図3の(c)のような切断部としては、全体形状が円柱状、角形状のものが例示される。さらに、この発明の切断部は、図3(b)に示すような中心部分に先端部分を形成した形状とすることもできる。図3の(b)のような切断部にとしては、全体形状が三角錐状、円錐状のものが例示される。切断部10を図3(b)あるいは図3(c)に示す各形状とした場合、図4に示すように、基板4の所定の一部分のみが切断されて切断されない他の部分が残る。その結果、基板4の切断部分が廃材とならず、この廃材を処理する分のコストを削減できる。
図5にプッシュスイッチ1が利用された例を示す。図5に示すプッシュスイッチ1は、複数個のスイッチノブ2が設けられる構成となっている。具体的には、図5に示すスイッチノブ2A〜2Dは切断部10の配置される位置およびその個数などが相違する構成となっている。このスイッチノブ2A〜2Dの組み合わせを変更すると、図6ないし図9に示す複数種の回路を実現することができる。なお、図6ないし図9に示す回路例は、この発明のプッシュスイッチ1が車両のECUと電気的に接続された場合の例であり、図6ないし図9における半欠けの丸印は切断部10によって回路Ctが切断され、導通のない様子を示している。また、図6ないし図9に示す回路例では、スイッチノブ2A〜2Dが必ず左側からアルファベット順に配列されることを条件としている。
上記の例では、スイッチノブ2A〜2Dの配列、あるいは組み合わせを変更することによって、切断部10で切断される回路Ctを変更することができる。その結果、各スイッチノブの組み合わせによって複数の回路Ctを実現することができる。その結果、さらに効率良く基板4を共通化することができるので、プッシュスイッチ1のコストを低減することができる。
なお、上述の例で基板4はフレキシブルプリント配線板とされたが、この発明の基板はフレキシブルプリント配線板に限定されず、スイッチノブの押圧によって切断できる強度の基板であれば任意の基板を使用できる。したがって、リジット基板であってもよい。
この発明のプッシュスイッチを模式化して示す縦断面図である。 そのスイッチノブの切断部の一例を示す部分断面図である。 この発明による切断部の形状の数例を示す縦断面図である。 図3の(c)に示す切断部による切断状態を示す縦断面図である。 切断部の配列パターンが異なるスイッチノブの例を示す斜視図である。 図5のプッシュスイッチによって形成される回路の一例である。 図5のプッシュスイッチによって形成される回路の他の例である。 図5のプッシュスイッチによって形成される回路のさらに他の例である。 図5のプッシュスイッチによって形成される回路のさらに他の例である。
符号の説明
1…プッシュスイッチ、 2…スイッチノブ、 3…スイッチケース、 4…基板(フレキシブルプリント配線板)、 6…接点部、 10…切断部、 Ct…回路。

Claims (3)

  1. フレキシブルプリント配線板に形成された接点を、スイッチノブを押圧操作することにより閉じるプッシュスイッチにおいて、
    一つのスイッチノブで選択的に閉じられ接点に対して複数の回路が前記フレキシブルプリント配線板に形成されるとともに、そのスイッチノブに、押圧操作されることにより前記複数の回路のうち少なくとも一つの回路を残して他の回路を切断する切断部が形成されていることを特徴とするプッシュスイッチ。
  2. 一対の前記接点に対して、切断する回路が異なる切断部を有する複数種類のスイッチノブが用意されていることを特徴とする請求項1に記載のプッシュスイッチ。
  3. 前記スイッチノブが複数個設けられるとともに、各スイッチノブごとに複数の回路が前記フレキシブルプリント配線板に形成され、かつ各スイッチノブにそれぞれ種類の相違する前記切断部が形成され、前記各スイッチノブの組み合わせによって前記フレキシブルプリント配線板に複数の回路を形成することを特徴とする請求項1に記載のプッシュスイッチ。
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