JP4354027B2 - 2サイクルエンジン油組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は2サイクルエンジン油組成物に関し、更に詳しくは、特にレジャーボートやジェットスキー等水上で使用される2サイクルエンジンに好適な潤滑油組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
レジャーボートやジェットスキー等水上で使用される2サイクルエンジン油として、水質汚濁防止のため生分解性を有するものが求められている。また、最近になって、自然環境に対する意識が高まるにつれ、2輪車用2サイクルエンジン油と同様に低排気煙のエンジン油が求められるようになった。
【0003】
生分解性の良好なエンジン油として、ポリオールエステルを主成分としたものが提供されているが、ポリオールエステルは耐熱性に優れているため、未燃焼状態で排出される量が多く、したがって排気煙量が多い。
一方、排気煙は排出される未燃焼状態の潤滑油が主成分であるため、熱分解しやすくエンジンから未燃焼状態で排出しにくいポリブテンを基油として使用することが試みられている。しかしながら、ポリブテンは極めて生分解性が低い。したがって、生分解性に優れ、かつ排気煙量の少ない2サイクルエンジン油が求められている。
【0004】
特開平4−122794号公報、特開平5−194980号公報、特開平5−331481号公報には、ポリオールエステルとポリブテンを併用した2サイクルエンジン油が開示されているが、生分解性と排気煙を同時に解決したものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記観点からなされたもので、生分解性に優れ、かつ排気煙量の少ない2サイクルエンジン油組成物を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、特定のポリブテン、特定のポリオールエステル、及び特定のパラフィン系炭化水素溶剤を使用することにより、本発明の目的を効果的に達成しうることを見出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は下記のとおりである。
(1)組成物全量基準で、(a)100℃における動粘度が100〜300mm2 /sのポリブテン15〜25重量%、(b)100℃における動粘度が4〜20mm2 /sのポリオールエステル30〜50重量%、(c)第三級炭素含有率が20%以下で、引火点が70℃以上、かつ数平均分子量が300以下であるパラフィン系炭化水素溶剤20〜32重量%、及び(d)無灰清浄剤5〜15重量%を含有してなることを特徴とする2サイクルエンジン油組成物。
(2)ポリオールエステルが、3又は4価のアルコールと炭素数5〜20の脂肪酸とのエステルである(1)記載の2サイクルエンジン油組成物。
(3)100℃における動粘度が6〜10mm2 /sである(1)又は(2)に記載の2サイクルエンジン油組成物。
(4)生分解試験による生分解率が67%以上である(1)〜(3)のいずれかに記載の2サイクルエンジン油組成物。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
先ず、本発明を構成する(a)成分のポリブテンは、例えば、ナフサを分解してエチレンを製造する際に副生するB−B留分からブタジエンを抽出除去したスペントB−B留分を、無水塩化アルミニウム等のフリーデル・クラフツ触媒を使用して得られる低重合体であり、イソブチレンに少量のn−ブチレンが共重合した構造を有するものである。本発明においては、100℃における動粘度が100〜300mm2 /sのポリブテンが必須である。100mm2 /s未満のものを使用すると、最終製品の粘度を調整する炭化水素溶剤の配合量が少なくなり、結果として排気煙量が増え好ましくない。300mm2 /sを超えるものを使用すると、排気系の閉塞が起こり易くなり好ましくない。
【0008】
本発明において、(a)成分の配合量は、組成物全量基準で、15〜25重量%、好ましくは16〜24重量%である。15重量%未満では、排気煙量が多くなり、25重量%を超えると、生分解性が悪くなり好ましくない。
次に、本発明を構成する(b)成分のポリオールエステルは、100℃における動粘度が4〜20mm2 /sであることが必須である。4mm2 /s未満であると、潤滑性が劣り、20mm2 /sを超えると、排気系の閉塞が起こり易くなり好ましくない。
【0009】
該ポリオールエステルとしては、3又は4価のアルコールと炭素数5〜20の脂肪酸とのエステルが好適である。
3又は4価のアルコールとしては、具体的には、トリメチロールエタン,トリメチロールプロパン,グリセリン,エリスリトール,ペンタエリスリトールを挙げることができ、中でもトリメチロールプロパン,ペンタエリスリトールが好ましい。
【0010】
炭素数5〜20の脂肪酸としては、直鎖状,分岐鎖状でもよく、また飽和,不飽和でもよい。直鎖状の飽和脂肪酸として、具体的には、バレリアン酸,カプロン酸,エナント酸,カプリル酸,ペラルゴン酸,カプリン酸,ウンデカン酸,ラウリン酸,トリデシル酸,ミリスチン酸,ペンタデシル酸,パルミチン酸,マルガリン酸,ステアリン酸,ノナデシル酸,アラキン酸を挙げることができる。直鎖状の不飽和脂肪酸として、具体的には、2−ペンテン酸,3−ヘキセン酸,5−ヘプテン酸,3−オクテン酸,3−ノネン酸,カプロレイン酸,9−ウンデシレン酸,リンデル酸,5−ラウロレイン酸,ツズ酸,ミリストレイン酸,ゾーマリン酸,ペトロセリン酸,オレイン酸,エライジン酸,コドイン酸などを挙げることができる。
【0011】
分岐鎖状の飽和脂肪酸として、具体的には、イソ吉草酸,各種メチルペンタン酸,2−エチルヘキサン酸,4−プロピルペンタン酸,各種メチルデカン酸,各種エチルノナン酸,各種プロピルオクタン酸,各種メチルウンデカン酸,各種プロピルノナン酸,各種メチルドデカン酸,各種プロピルデカン酸,各種メチルトリデカン酸,各種メチルテトラデカン酸,各種メチルペンタデカン酸,各種エチルテトラデカン酸,各種メチルヘキサデカン酸,各種プロピルテトラデカン酸,各種エチルヘキサデカン酸,各種メチルヘプタデカン酸,各種ブチルテトラデカン酸,各種メチルオクタデカン酸,各種エチルオクタデカン酸,各種メチルノナデカン酸,2−ブチル−5−メチルペンタン酸,2−イソブチル−5−メチルペンタン酸;2,3−ジメチルノナン酸;2−ブチル−5−メチルヘキサン酸;4,4−ジメチルデカン酸;2−エチル−3−メチルノナン酸;2,2−ジメチル−4−エチルオクタン酸;2−プロピル−3−メチルノナン酸;2,3−ジメチルドデカン酸;2−ブチル−3−メチルノナン酸;3,7,11−トリメチルドデカン酸;4,4−ジメチルテトラデカン酸;2−ブチル−2−ペンチルヘプタン酸;2,3−ジメチルテトラデカン酸;4,8,12−トリメチルトリデカン酸;14,14−ジメチルペンタデカン酸;3−メチル−2−ヘプチルノナン酸;2,2−ジペンチルヘプタン酸;2,2−ジメチルヘキサデカン酸;2−オクチル−3−メチルノナン酸;2,3−ジメチルヘプタデカン酸;2,4−ジメチルオクタデカン酸;2−ブチル−2−ヘプチルノナン酸などを挙げることができる。
【0012】
分岐鎖状の不飽和脂肪酸として、3−メチル−2−ブテン酸,4−メチル−3−ペンテン酸,2−メチル−2−ヘキセン酸,2−メチル−2−ヘプテン酸,3−メチル−2−ノネン酸,5−メチル−2−ウンデセン酸,2−メチル−2−ドデセン酸,5−メチル−2−トリデセン酸,2−メチル−9−オクタデセン酸,2−エチル−9−オクタデセン酸などを挙げることができる。以上の炭素数5〜20の脂肪酸の中で、ラウリン酸,オレイン酸,16−メチルヘプタデカン酸(イソステアリン酸)などが好ましい。
なお、上記のエステルについては、ヒドロキシル基が一部残った部分エステルを含んでいてもよい。
【0013】
本発明において、(b)成分は、一種又は二種以上を組み合わせて使用してもよいし、また、一種のアルコールと二種以上の脂肪酸を反応させたものを使用してもよい。その(b)成分の配合量は、組成物全量基準で、30〜50重量%、好ましくは35〜50重量%である。30重量%未満であると、生分解性が悪くなり、50重量%を超えると、排気煙量が多くなり好ましくない。
【0014】
次に、本発明を構成する(c)成分のパラフィン系炭化水素溶剤の第三級炭素含有率が20%以下であり、引火点が70℃以上、かつ数平均分子量が300以下(好ましくは200〜300)であることが必須である。第三級炭素含有率が20%を超えると、生分解性が悪くなり好ましくない。引火点が70℃未満であると、潤滑性が劣り、数平均分子量が300を超えると、生分解性が劣り好ましくない。
好ましいパラフィン系炭化水素溶剤として、ノルマルパラフィン、ポリα−オレフィン(PAO)などを挙げることができる。
【0015】
本発明において、(c)成分は一種又は二種以上を組み合わせて使用してよく、その配合量は、組成物全量基準で、20〜32重量%、好ましくは22〜31重量%である。20重量%未満であると、ガソリンとの混合性が不良となり、32重量%を超えると、潤滑性が劣り好ましくない。
【0016】
最後に、本発明を構成する(d)成分の無灰清浄剤は、ポリアミド類、コハク酸イミド類、ベンジルアミン類が好ましく、船外機用エンジンオイルの国際規格N.M.M.A.(国際船艇製造者協会)の規格TC−W3に合格していることが必要である。
本発明において、(d)成分は一種又は又は二種以上を組み合わせて使用してもよく、その配合量は、組成物全量基準で、5〜15重量%、好ましくは10〜15重量%である。5重量%未満であると、清浄剤としての効果が出ず、15重量%を超えると、配合量に見合った効果が見られず経済的でない。
【0017】
なお、最終製品であるエンジン油の組成物の100℃における動粘度を6〜10mm2 /sに調整することが望ましい。6mm2 未満であると、潤滑性が劣る可能性があり、10mm2 /sを超えると、ガソリンとの混合性が不良になる可能性があり好ましくない。
また、最終製品であるエンジン油の生分解試験による生分解率(C.E.C.;欧州規格諮問委員会)が67%以上である方が望ましい。
本発明の2サイクルエンジン油組成物には、上記の(a)〜(d)成分の他に、更に他の物性を向上させるために、酸化防止剤,流動点降下剤,消泡剤,防錆剤,耐摩耗剤などを本発明の目的を阻害しない範囲で適宜配合することができる。
【0018】
【実施例】
次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
実施例1〜3及び比較例1〜6
第1表に示す各成分を第1表に示す割合(重量%)で配合し各種の2サイクルエンジン油組成物を調製した(100℃における動粘度は全て8.5mm2 /sに調整した)。これら各組成物について、下記の要領で生分解性と排気煙を評価した。その結果を第1表に示す。
評価方法
1.生分解性
CEC試験法(CEC−L−33−T82)に従って生分解率(%)を求めた。67%以上を合格とした。
2.排気煙
JASO M 342−92に従って排気煙指数を求めた。値が大きい程排気煙量が少なく、85以上を合格とした。
*JASO:社団法人自動車技術会の自動車規格組織
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
(注)
*1:EMERY2969B(ヘンケル社製);トリメチロールプロパンのC5 〜C18脂肪酸エステル,100℃における動粘度7mm2 /s
*2:100℃における動粘度206mm2 /s
*3:100℃における動粘度87mm2 /s
*4:1−デセンの二量体の水素化物
*5:ポリブテンの水素化物;数平均分子量250,第三級炭素含有率50%
引火点140℃
*6:鉱油系パラフィン系溶剤;引火点146℃,第三級炭素含有率50%
*7:LZ400(ルブリゾール社製)
第1表から明らかなように、実施例の2サイクルエンジン油組成物は比較例に比較して、生分解性に優れ、かつ排気煙量が少ないことがわかる。
【0022】
【発明の効果】
本発明の2サイクルエンジン油組成物は生分解性に優れ、かつ排気煙量が少なく、特にレジャーボートやジェットスキー等水上で使用される2サイクルエンジンに好適に利用される。
Claims (4)
- 組成物全量基準で、(a)100℃における動粘度が100〜300mm2/sのポリブテン15〜25重量%、(b)100℃における動粘度が4〜20mm2/sのポリオールエステル30〜50重量%、(c)1−デセンの二量体の水素化物20〜32重量%、及び(d)無灰清浄剤5〜15重量%を含有してなることを特徴とする2サイクルエンジン油組成物。
- ポリオールエステルが、3又は4価のアルコールと炭素数5〜20の脂肪酸とのエステルである請求項1記載の2サイクルエンジン油組成物。
- 100℃における動粘度が6〜10mm2 /sである請求項1又は2に記載の2サイクルエンジン油組成物。
- 生分解試験による生分解率が67%以上である請求項1〜3のいずれかに記載の2サイクルエンジン油組成物。
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