JP4353911B2 - 携帯情報機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯情報機器に関し、特に回転体の操作部を有する携帯情報機器に関する。
従来、携帯情報機器において、ディスプレイ上の表示をスクロールしたり、ディスプレイ上に存在するカーソルを移動させたり、表示内容を制御するための操作部として、様々な形態が考えられてきた。特に、携帯情報機器の一つである携帯電話機においては、現在、様々な機能を有するため、操作性を損なわないで効率よく操作可能な操作部が求められている。また、携帯電話機においては、小型化が求められており、操作部をコンパクトに携帯電話機本体に収納する必要がある。
上記要望に応える技術として、特許文献1などに開示されている技術がある。図20は、特許文献1に開示された携帯情報機器の実施の形態を説明する外観図である。図20を参照して、この携帯情報機器1は、側面部に円筒形状の操作部3と操作部回転機構とを備え、この操作部3の中心軸を中心に、携帯情報機器1本体の前面側から、携帯情報機器本体側面を通って、携帯情報機器本体の裏面側に回り込む方向または逆方向(A−A´方向)に操作部3を回転させることができる。そして、操作部3を回転させることでディスプレイ2上のポインティング位置を操作することが可能である。
特開2001−350579号公報
しかしながら、上記の文献などにより提案されているような従来の回転可能な円筒形状の操作部を有する構造の携帯情報機器には、以下に示す問題点があった。
図20に示すように、上記従来の携帯情報機器は、回転可能な円筒形状の操作部を、ディスプレイを有する筐体の側面部または前面周縁部に備えたものである。この従来技術は、折りたたみ型の携帯情報機器に代表されるような、二つの筐体を重ね合わすことができる携帯情報機器に適用することを想定したものではなく、実際に折りたたみ型の携帯情報機器に適用しようとした場合には、様々な問題があった。
二つの筐体を対向させる折りたたみ型の携帯情報機器において、ディスプレイを有する筐体に、円筒形状の操作部を備えると、操作キーからなる操作部を有する筐体と別の筐体に円筒形状の操作部を備えることになり、操作性が悪いという問題があった。また、たとえ操作キーからなる操作部を有する筐体に円筒形状の操作部を備えたとしても、携帯情報機器を折りたたむ際に、円筒形状の操作部がディスプレイを有する筐体と接触するという問題もあった。ここで、折りたたみ型の携帯情報機器を例としたが、スライド型等の他の二つの筐体を重ね合わせる携帯情報機器であっても同様の問題があった。
また、現在の二つの筐体を重ね合わせる携帯情報機器は、サブディスプレイを備えていたり、ディスプレイを備える筐体を表裏反転するように180°回転させる機構を備えディスプレイを有する筐体を表裏反転させることが可能であったり、二つの筐体を重ね合わせた状態でも、サブディスプレイまたはディスプレイを露呈させて表示内容を制御できる構成を有するものがある。上記構成の携帯情報機器においては、二つの筐体を重ね合わせた状態においても、回転可能な円筒形状の操作部で制御したいという要望があり、円筒形状の操作部を、ディスプレイを有する筐体に接触させないで自由に回転させる必要性があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、二つの筐体を重ね合わせる携帯情報機器において、操作キーから構成される操作部を有する筐体の側面部に、回転体操作部を備え、携帯情報機器の二つの筐体を重ね合わせた状態でも、回転体操作部を、ディスプレイを備える筐体と接触させずに回転させることができる、操作性の高い携帯情報機器を提供することを目的とする。
本発明の携帯情報機器は、
表示部を有する第1筐体と、操作キーからなる操作部を有する第2筐体とを備え、第1筐体と第2筐体とを重ね合わせることができる携帯情報機器において、
第2筐体の側面に回転可能に設けられた回転体操作部と、
回転体操作部の回転を検出する回転検出機構と、
回転検出機構の検出結果に基づいて、表示部における表示内容の制御を行う表示制御部とを備えたことを特徴とする。
かかる本発明の構成によれば、第1筐体と第2筐体とを重ね合わせることができる携帯情報機器において、第2筐体に、操作キーや機能キーなどからなる操作部とは別に回転体操作部を設けたものである。また、回転体操作部は、その回転量を検出する回転検出機構を有し、回転量に対応して、表示画面上のカーソル操作などの表示内容の操作を可能とするものである。よって、高い操作性を持たせることが可能となる。また、回転体操作部は、第2筐体の側面に備えられているため、携帯情報機器を開いて第2筐体を保持すると、親指が自然に回転体操作部周辺にあたり、左右の回転方向が親指の自然な動きに合致している為、使用者が無理なく操作することが可能となるものである。
また、本発明の携帯情報機器は、
さらに、回転体操作部は、第1筐体と第2筐体を重ね合わせた状態において、回転体操作部が第1筐体と接触せずに回転できるように備えられていることを特徴とする。
かかる本発明の構成によれば、携帯情報機器を第1筐体と第2筐体を対向して重ね合わせた状態であっても、回転体操作部が第1筐体と接触を起こすことないので、重ね合わせた状態のままでも、回転体操作部を用いて表示内容を制御することが可能となるものである。回転体操作部は、その中心軸の位置と柱径により、第2筐体から突出する形状は異なるが、その突出した部分が第1筐体と接触しないように、両者を設定することにより、接触を避けることが可能である。
また、本発明の携帯情報機器は、
さらに回転体操作部は、第1筐体と第2筐体を重ね合わせた状態において、重ね合わせた第1筐体と第2筐体の側面より外方に回転体操作部の一部が突出するように備えられていることを特徴とする。
かかる本発明の構成によれば、携帯情報機器を第1筐体と第2筐体を対向して重ね合わせた状態で、回転体操作部を回転する際に、重ね合わせた第1筐体と第2筐体の側面より外方に回転体操作部の一部が突出しているため、指が回転体操作部に接しやすく、より容易に回転体操作部を回転させることが可能となるものである。
また、本発明の携帯情報機器は、
さらに、第1筐体は、第1筐体を表裏反転するように少なくとも180°回転させる回転機構を有し、第1筐体の表裏どちらの面を露呈して、携帯情報機器を重ね合わせた状態においても、回転体操作部が第1筐体と接触せずに回転できることを特徴とする。
かかる本発明の構成によれば、第1筐体を少なくとも表裏反転するように180°回転させることができ、表示部を露呈して携帯情報機器を重ね合わせた状態でも、回転体操作部を第1筐体と接触させずに回転させて、表示内容を制御することが可能となるものである。
また、本発明の携帯情報機器は、
さらに、表示内容は動画であり、回転検出機構で検出された回転体操作部の回転に対応して、動画を制御できることを特徴とする。
かかる本発明の構成によれば、回転検出機構で検出された回転に対応して、動画の再生モードや再生速度などを制御することが可能となるものである。よって、片手だけで制御が可能となり、動画の操作性を向上させることができる。また、親指だけで動画を容易に制御することが可能なので、片手での本体の保持性が高まり、手の疲労を軽減できる。従って、揺れの大きな満員電車のような不安定な場所での動画の視聴や、長時間にわたる動画の視聴を可能とするものである。また、回転体操作部を右に回転させれば早送り、左に回転させれば巻き戻しという設定にすれば、親指の動きが時間軸の概念に合致するため、感覚的に操作の認識性を高めることができる。更に、使用者が、見たい場面をより容易に検索がすることができる。また、短時間で動画内容を確認することも可能となるものである。
以上説明したように、本発明の携帯情報機器によれば、第1筐体と第2筐体を重ね合わせることができる携帯情報機器において、第2筐体の側面に操作性の高い回転体操作部を備え、携帯情報機器の操作の効率化と高速化を実現することができる。さらに、携帯情報機器を、第1筐体と第2筐体を対向させて重ね合わせた状態でも、回転体操作部を、第1筐体と接触させずに使用することができる。
また、回転体操作部の回転量に対応した動画制御機能を持たせることにより、表示部の動画の操作性を著しく向上させることが可能となるものである。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1実施形態である携帯情報機器11の外観構成を示す斜視図である。図2、図3及び図4は、本発明の実施形態である携帯情報機器11の正面図、右側面図及び背面図である。
以下、図1〜図4を参照して携帯情報機器11の構成について説明する。
携帯情報端末11は、第1筐体12と、第2筐体13と、第1筐体12と第2筐体13とを連結しそれぞれを対向して回転することができる回転機構14とから構成される。
第1筐体12は、携帯情報機器11の一方の面に、表示部15とスピーカ16―a、16−bとカメラ17とを有する。表示部15は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であり、各種表示を行う。スピーカ16―a、16−bは、表示部15の両隣に一対で備えられている、音声通話中は、スピーカ16−aより音声が出力され、TVなどの動画視聴中は、スピーカ16−a、16−bから音声が出力され、臨場感溢れるステレオ音声出力が可能である。カメラ17は、表示部15と同じ面に備えられており、特に、スピーカ16−aの領域の一部に配置されていることが好ましい。
また、第1筐体12は、携帯情報機器11の表示部15を有する面とは反対の面に、副表示部18とカメラ19を有する。副表示部18も、表示部15と同様、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であり、各種表示を行う。
第2筐体13は、携帯情報機器11を折りたたんだ状態の内側に、複数の操作キー20からなる操作部21とマイク22を有する。複数の操作キー20は、携帯情報機器11の各種設定を行ったり、表示内容を制御したりするために用いられる。また、携帯情報機器11を折りたたんだ状態の外側に、スタンド23を有する。
さらに、第2筐体13は側面に、回転体操作部24を有する。回転体操作部24は、その中心軸が第2筐体13の側面と略平行になるように備えられており、回転体操作部24内部の中心軸を中心に、正逆方向に回転が可能である。回転体操作部24を回転させることにより、表示部15または副表示部18の表示内容を制御することが可能である。この回転体操作部24の詳細な説明は後述する。
図5は、本発明の第1実施形態である携帯情報機器11の折りたたんだ状態の外観構成を示す斜視図である。図6及び図7は、それぞれ本発明の実施形態である携帯情報機器11の折りたたんだ状態の正面図及び右側面図である。
以下、図5〜図7を参照して携帯情報機器11の折りたたんだ状態について説明する。
図5を参照して、携帯情報機器11は、第1筐体12と第2筐体13を、表示部15と操作部21を有する面が対向するように折りたたんだ状態である。この折りたたんだ状態において、回転体操作部24は、第1筐体12と接触しないように設けられている。
図6を参照して、回転体操作部24は、携帯情報機器11本体からX方向に一部分が突出している。これにより、使用者は、携帯情報機器11を折りたたんだ状態でも、回転体操作部24を回転させることができる。さらに、回転体操作部24を保持するための保持部25を、円筒の上下に備える。保持部25により、使用者が携帯情報機器11をポケットなどにしまう際に、回転体操作部24が引っ掛かって破損することを防ぐことができる。この保持部25は、携帯情報機器11の側面に対して、滑らかな形状で設けられていることがより好ましい。これにより、使用者は、突起物に指を当てる不快さを感じずに使用することが可能となる。
図7を参照して、回転体操作部24は、一部が第1筐体の操作部21を有する面よりY方向に一部分が突出した構成となっている。これにより、携帯情報機器11を開いた状態で操作する場合において、回転体操作部24が、一部突出していない場合に比べて、使用者の指により接しやすくなり、操作性を向上させることが可能となる。
図8は、本発明の第1実施形態である携帯情報機器11の第1筐体12の回転を説明するための図である。図9及び図10は、本発明の第1実施形態である携帯情報機器11の表示部を外側に露呈させて折りたたんだ状態の斜視図及び正面図である。
図8を参照して、第1筐体は回転機構14を有し、第1筐体12を表裏反転するように少なくとも180°回転させることが可能となっている。これにより、表示部15と副表示部18とを有する面が入れ替えた形態にすることが可能である。
図9及び図10を参照して、携帯情報機器11を折りたたんだ状態において、表示部15を外側に露呈することができ、使用者が携帯情報機器11を折りたたんだ状態でも表示部15を見ながら、操作することが可能である。また、この場合においても、回転体操作部24は、第1筐体12と接触しないように備えられているため、折りたたんだ状態でも回転体操作部24を自由に回転させて操作することが可能である。
図11は、回転体操作部24の断面図である。
以下、図11を参照して回転体操作部24について説明する。
図11を参照して、回転体操作部24は、ジョグツマミ26、シャフト27、シャフト受け部28から構成される。29は回転検出機構であり、回転検出機構29は、回転検出センサー30、回転検出用基板31、回転検出用基板取付部32から構成される。
ジョグツマミ26は内部に中心軸方向にシャフト27を有し、正逆方向に回転可能である。ジョグツマミ26の一部が、携帯情報機器11の側面及び操作部21を有する面より突出するように、ジョグツマミ26の半径とシャフト27の位置が設定されている。また、ジョグツマミ26の回転を検出できる位置に回転検出センサー30が配置されている。回転検出センサー30は、回転検出用基板取付部32を介して第2筐体底キャビネット33に取り付けられている回転検出用基板31に接続されている。さらに、回転検出用基板31には配線(図示せず)が接続されており、携帯情報機器11の制御部(図示せず)と電気的に接続されている。
上記構成により、回転検出機構29で検出された回転量に関する情報は配線を通じて、携帯情報機器11の制御部(図示せず)に伝えられる。この回転量に対応して、表示部15または副表示部18の表示内容の操作が行われる。ここで示した、制御部に伝えられる回転量とは、ジョグツマミ26の回転角度、回転角速度などである。
次に、図12、図13及び図14を参照して携帯情報機器11の使用方法を説明する。
図12は、携帯情報機器11を開いた状態での使用方法を示す図である。
図12を参照して、使用者が携帯情報機器11を保持した際に、回転体操作部24は丁度親指があたる場所付近に備えられている。よって、従来の携帯情報機器と同様な自然なスタイルで、操作性の高い回転体操作部24と操作部21の操作キーとを併用することが可能となる。この併用により、操作の効率化、高速化を図ることが可能となる。
図13は、携帯情報機器11を閉じて、表示部15を横画面にして視聴する使用方法を示す図である。TV放送などの動画を視聴するには、縦画面より横画面の方が適しているが、本形態をとることにより、携帯情報機器11を横画面で使用することが可能となる。また、縦画面と横画面のどちらでも表示することができるように、表示方向は、使用者の操作または自動制御によって切り替えることが可能である。以上の構成により、図13のように表示部15を露呈して、TV放送などの動画を横画面で視聴する構成にすることが可能である。また、ここで表示内容として、TV放送などの動画を例示したが、メールなどの画面であってもよい。
図14は、スタンド23を使用して、携帯情報機器11を使用する方法を示す図である。
TV放送等は、長時間の視聴が求められるため、携帯情報機器11を手に持って使用すると、使用者に疲労感を与えてしまう。そこで、図14に示すようにスタンド23を使用することによって、携帯情報機器11を置いて使用することができ、手を疲れさせずに長時間の視聴をすることが可能となる。
次に、図15、図16及び図17を参照して回転体操作部24を使用した、動画の操作方法について説明する。
回転体操作部24は、動画の再生に関して、特に効果的に操作性を向上させることが可能である。動画の操作に関して、上記回転検出機構29で検出された回転体操作部24の回転量に対応した動画制御が割り当てられていることが好ましい。たとえば、記録された動画等を視聴する場合において、使用者は動画の再生速度を変えて視聴することが可能となる。
図15〜図17を参照して、動画の制御方法の一例を説明する。
図15を参照して、使用者は、動画の再生中又は一時停止中に回転体操作部24から親指を離すことにより、再生または一時停止の状態を継続することができる。
図16を参照して、使用者は、動画の再生中に回転体操作部24を矢印方向に回転させることにより、動画を巻戻しすることができる。親指で回転体操作部24を矢印方向に回転させ、回転体操作部24に接触させたままの状態であれば、巻戻しが継続され、離すと再生状態に戻る。
図17を参照して、使用者は、動画の再生中に回転体操作部24を矢印方向に回転させることにより、動画を早送りすることができる。親指で回転体操作部24を矢印方向に回転させ、回転体操作部24に接触させたままの状態であれば、早送りが継続され、離すと再生状態に戻る。
上記制御方法を実現するための構成の一例を次に述べる。早送り及び巻戻しは、回転体操作部24に基準位置を設定しておき、回転検出センサーで基準位置からの回転角度を検出し制御部に伝達する構成である。制御部には、回転角度の大きさに比例した電流量またはパルス数で伝達され、制御部は上記量を計測またはカウントする手段をさらに備える。よって、回転角度に比例した速度で早送り及び巻戻しが可能となる。また、回転体操作部24は、指を離すと自然に基準位置に戻る機構をさらに有していてもよい。また、回転体操作部24は、側面に物体が接触しているかどうかを検知するためのセンサー(図示せず)を有していることが好ましい。これにより、再生、一時停止、早送り等の再生モードの切り替えが可能となる。
以上、回転体操作部24による動画制御方法を述べたが、上記例は一例に過ぎず、回転体操作部24の回転量と対応した、他の動画制御方法も考えられる。たとえば、上記例では、早送り及び巻戻しを継続させるために、指を接触させたままの状態を要しているが、回転体操作部24を回転させ続ける方法で制御してもよい。この場合、回転角速度に対応した速度で早送り及び巻戻しが可能となるように、制御部が設計されていることが好ましい。
(実施の形態2)
図18は、本発明の第2実施形態である携帯情報機器41の外観構成を示す斜視図である。
第2実施形態の携帯情報機器41は、図1に示した第1実施形態の携帯情報機器11において一部要素の配置構成と一部構造を変更したものである。第1実施形態との共通の部分に関しては説明を省略して、第2実施形態の特徴部分について説明をする。
携帯情報機器41は、第1筐体42と、第2筐体43と、第1筐体42と第2筐体43とを連結し第1筐体を図の矢印方向にスライドさせて重ねあわせことができるスライド機構(図示せず)とから構成される。
第2筐体43には、特に表示部44の表示を制御するための、回転体操作部45を有する。回転体操作部45は、第1実施形態の携帯情報機器11に備えられている回転体操作部24と同様の構造である。回転体操作部45は、第2筐体43の側面より外方に一部突出しており、また、携帯情報機器41の第1筐体42と第2筐体43が重なりあった状態であっても回転体操作部45が第1筐体42に接触せずに回転できるように備えられている。さらに、回転体操作部45は、第2筐体43の操作キー46のある面よりも一部突出している構造である。以上構成より第1実施形態の携帯情報機器11の回転体操作部24と同様の効果を得ることが可能である。
(実施の形態3)
図19は本発明の第3実施形態である携帯情報機器51の外観構成を示す斜視図である。
第3実施形態の携帯情報機器51は、図1に示した第1実施形態の携帯情報機器11において一部要素の配置構成と一部構造を変更したものである。第1実施形態との共通の部分に関しては説明を省略して、第3実施形態の特徴部分について説明をする。
携帯情報機器51は、第1筐体52と、第2筐体53と、第1筐体52と第2筐体53とを連結し第1筐体52を第2筐体53に対して図の矢印方向に回転し開閉できる回転機構(図示せず)とから構成される。
本実施形態における携帯情報機器51も、第2筐体53に備えられている回転体操作部54は、第1実施形態の携帯情報機器11に備えられている回転体操作部24と同様の構造である。回転体操作部54は、第2筐体53の側面より外方に一部突出しており、また、携帯情報機器51の第1筐体52と第2筐体53が重なりあった状態であっても回転体操作部54が第1筐体52に接触せずに回転できるように備えられている。さらに、回転体操作部54は、第2筐体53の操作キー55のある面よりも一部突出している構造である。以上の構成により、第1実施形態の携帯情報機器11の回転体操作部24と同様の効果を得ることが可能である。
以上、第1〜第3実施形態において、折りたたみ型(第1実施形態)、スライド型(第2実施形態)、回転型(第3実施形態)の携帯情報機器を例示して説明を行ったが、第1筐体と第2筐体を重ね合わせる方式は、他にも考えられ、その場合においても、回転式操作部を同様の構成で備えると、上記説明で行ったような効果が得られるものである。また、第2筐体の側面に設ける操作部は、回転体操作部として、円柱形状を例示して説明を行ったが、使用者が回転させやすいように、多角柱形状としてもよい。また、回転体操作部側面にすべり止めが施されてあってもよい。また、本実施形態は、右利きの使用者を想定して、回転体操作部を第2筐体の右側面に設けたものであるが、左利きの使用者の為に、左側面に設けてあってもよい。
なお、携帯情報機器は、例えば携帯電話機であるが、これに限定されるものではなく、PDA(personal data assistant)、或いはノート型のパーソナルコンピュータなどであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、回転体の操作部を有する携帯情報機器に、有効に適用することができる。
本発明の第1実施形態の携帯情報機器の斜視図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器の正面図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器の右側面図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器の背面図である。 本発明の第1実施形態である携帯情報機器の折りたたんだ状態の外観構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態である携帯情報機器の折りたたんだ状態の正面図である。 本発明の第1実施形態である携帯情報機器の折りたたんだ状態の右側面図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器の第1筐体の回転を示す図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器の表示部を外側に露呈して折りたたんだ形態の斜視図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器の表示部を外側に露呈して折りたたんだ形態の正面図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器の回転体操作部の断面図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器を開いて使用する場合の図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器を、表示部を外側に露呈して折りたたんだ形態で、表示部を横画面にして視聴する場合の図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器を、表示部を外側に露呈して折りたたんだ形態で、スタンドを利用して視聴する場合の図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器を、回転体操作部を利用して動画を操作する場合の図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器を、回転体操作部を利用して動画を操作する場合の図である。 本発明の第1実施形態の携帯情報機器を、回転体操作部を利用して動画を操作する場合の図である。 本発明の第2実施形態の携帯情報機器の斜視図である。 本発明の第3実施形態の携帯情報機器の斜視図である。 特開2001−350579号公報に開示された携帯情報機器の実施の形態を説明する外観図である
符号の説明
11、41、51 携帯情報機器
12、42、52 第1筐体
13、43、53 第2筐体
14 回転機構
15、44 表示部
21 操作部
24、45、54 回転体操作部
29 回転検出機構

Claims (9)

  1. 接合された、表示部を有する第1筐体と、操作キーからなる操作部を有する第2筐体とを備え、第1筐体と第2筐体とを重ね合わせることができる携帯情報機器において、
    前記第2筐体の面のうちの前記操作キーを有さない側面のうち、前記操作キーを有する面に隣接する側面であって、前記第1筐体と前記第2筐体とが並ぶ方向に沿う側面の、前記第1筐体の接合位置に近い位置に、前記側面と略平行に、前記側面と略平行であって前記第1筐体と前記第2筐体とが並ぶ方向の軸を回転軸として回転可能に設けられた、前記軸方向に伸びる円筒形状の回転体操作部と、
    該回転体操作部の回転を検出する回転検出機構と、
    該回転検出機構の検出結果に基づいて、前記表示部における表示内容の制御を行う表示制御部とを備えることを特徴とする携帯情報機器。
  2. 前記回転体操作部は、前記第1筐体と前記第2筐体を重ね合わせた状態において、前記回転体操作部が前記第1筐体と接触せずに回転できるように備えられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報機器。
  3. 前記第2筐体は人の片手で把持可能な大きさであり、
    前記操作キーは、前記第2筐体を人が片手で把持した状態で前記片手の指のうちのいずれかの指で操作可能な範囲に配置され、
    前記回転体操作部は、前記第2筐体の面のうちの前記操作部を有さない側面のうちの前記第1筐体の接合位置に近い位置であって、前記第2筐体を人が片手で把持した状態で前記指で操作可能な位置に設けられる、請求項1または2に記載の携帯情報機器。
  4. 前記操作キーおよび前記回転体操作部は、いずれも、前記第1筐体を上方とし、前記第2筐体を下方として、前記表示部が人の片手よりも上方となるように前記第2筐体を前記人の片手で把持した状態で、前記片手の指のうちの親指で操作可能な位置に設けられる、請求項3に記載の携帯情報機器。
  5. 前記回転体操作部は、前記第1筐体と前記第2筐体を重ね合わせた状態において、重ね合わせた前記第1筐体と前記第2筐体の側面より外方に前記回転体操作部の一部が突出するように備えられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯情報機器。
  6. 前記回転体操作部は、前記操作キーを有する面より外方にその一部が突出するように備えられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の携帯情報機器。
  7. 前記第2筐体の前記回転体操作部が設けられた側面の、前記回転軸方向に前記回転体操作部に隣接する位置に保持部を備える、請求項1〜6のいずれかに記載の携帯情報機器。
  8. 前記第1筐体は、前記第1筐体を表裏反転するように少なくとも180°回転させる回転機構を有し、前記第1筐体の表裏どちらの面を露呈して、携帯情報機器を重ね合わせた状態においても、前記回転体操作部が前記第1筐体と接触せずに回転できることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の携帯情報機器。
  9. 前記表示内容は動画であり、前記回転検出機構で検出された前記回転体操作部の回転に対応して、動画を制御できることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の携帯情報機器。
JP2005078267A 2005-03-18 2005-03-18 携帯情報機器 Expired - Fee Related JP4353911B2 (ja)

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