JP5327865B2 - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル音楽データを再生する音楽再生手段を備えた携帯端末装置及びプログラムに関する。
従来、デジタル音楽データを再生する再生装置として、このデジタル音楽データを用いて仮想的にスクラッチ奏法(アナログレコード盤を短い周期で正逆転させことによって独特のリズムを生成する奏法)を行うようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。この場合、スクラッチキーを操作してスクラッチ可能な状態とした後に、ジョグダイヤルを回転させることによってその回転の速さ、方向、停止に応じてスクラッチ再生を行うことができるようになっている。
特開2001−312857号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、専用の装置及び操作子(ジョグダイヤル)を必要とするために、例えば、携帯端末装置のように実装スペースに制限がある小型機器に適用することは、操作性や部品数の点で難点があった。
本発明の課題は、デジタル音楽データに対して所定のエフェクト処理を施すために専用の装置や操作子を必要とせず、容易にエフェクト処理を施すことができるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、デジタル音楽データを再生する音楽再生手段を備えた携帯端末装置であって、当該端末装置を振る操作の種類として、振られた方向と、振り量と、振られた速度とを検出する操作検出手段と、この操作検出手段によって、筐体の第1の方向への振る操作が検出されると、前記デジタル音楽データの音楽再生位置を、前記第1の方向への振り量に応じた位置に移動し、前記操作検出手段によって、前記第1の方向とは異なる、筐体の第2の方向への振る操作が検出されると、前記第2の方向への振り量と振り速度とに基づいて、前記デジタル音楽データをスクラッチ再生する制御を行う制御手段と、を具備したことを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために請求項記載の発明は、デジタル音楽データを再生する音楽再生手段を備え、複数の筐体が開閉可能に取り付けられた折り畳み型で、一方の筐体に対して他方の筐体が回転可能に取り付けられている携帯端末装置であって、当該携帯端末装置を構成する複数の筐体を開閉させるための操作と、一方の筐体に対して他方の筐体を、連結状態を変更可能な範囲で回転させるための操作とを検出する操作検出手段と、この操作検出手段によって、筐体の回転操作が検出されると、前記デジタル音楽データの音楽再生位置を、回転角度に応じた位置に移動し、前記操作検出手段によって、筐体の開閉操作が検出されると、開閉角度と速度とに基づいて、前記デジタル音楽データをスクラッチ再生する制御を行う制御手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項に従属する発明として、当該携帯端末装置は、複数の筐体がスライド可能に取り付けられたスライド型の携帯端末装置であり、前記操作検出手段は、一方の筐体に対して他方の筐体を、連結状態を変更可能な範囲でスライドさせるための操作を検出前記制御手段は、前記操作検出手段によって、筐体のスライド操作が検出されると、スライド量とスライド速度とに基づいて、前記デジタル音楽データをスクラッチ再生するようにしたことを特徴とする請求項記載の発明であってもよい。
請求項1または請求項載に従属する発明として、前記エフェクト処理が施されるデジタル音楽データは、前記音楽再生手段によって再生中の音楽データ、その再生を一時停止している一時停止中の音楽データ、再生対象として任意に選択された音楽データのいずれかである、ことを特徴とする請求項記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項記載の発明は、コンピュータに対して、デジタル音楽データを再生する機能と、振る操作の種類として、振られた方向と、振り量と、振られた速度とを検出する機能と、前記検出された振る操作として、筐体の第1の方向への振る操作が検出されると、前記デジタル音楽データの音楽再生位置を、前記第1の方向への振り量に応じた位置に移動し、前記操作検出手段によって、前記第1の方向とは異なる、筐体の第2の方向への振る操作が検出されると、前記第2の方向への振り量と振り速度とに基づいて、前記デジタル音楽データをスクラッチ再生する制御を行う機能と、を実現させるためのプログラムを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために請求項記載の発明は、コンピュータに対して、デジタル音楽データを再生する機能と、複数の筐体を開閉させるための操作と、一方の筐体に対して他方の筐体を、連結状態を変更可能な範囲で回転させるための操作とを検出する機能と、前記検出された筐体を動かす操作として、筐体の回転操作が検出されると、前記デジタル音楽データの音楽再生位置を、回転角度に応じた位置に移動し、前記操作検出手段によって、筐体の開閉操作が検出されると、開閉角度と速度とに基づいて、前記デジタル音楽データをスクラッチ再生する制御を行う機能と、を実現させるためのプログラムを特徴とする。
本発明によれば、デジタル音楽データに対して所定のエフェクト処理を施すために専用の装置や操作子を必要とせず、容易にエフェクト処理を施すことができ、いつでもどこでもエフェクトが施された音楽を再生することができる。
携帯端末装置として適用した携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図。 (1)〜(6)は、2軸ヒンジタイプの携帯電話機を示した外観図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話機側の全体動作の概要を示したフローチャート。 図3に続く動作を示したフローチャート。 図4に続く動作を示したフローチャート。 振り操作処理(図5のステップA21)を詳述するためのフローチャート。 回転操作処理(図5のステップA25)を詳述するためのフローチャート。 開閉操作処理(図5のステップA23)を詳述するためのフローチャート。 (1)〜(3)は、音楽再生開始に応じてスクラッチ用高速メモリSCMの内容が変遷する様子を示した図。 振り操作、折り畳み開閉操作、回転操作に応じて再生位置移動量、スクラッチ量、スクラッチ速度を算出する場合の各計算式を示した図。 (1)〜(6)は、実施形態の変形例としてスライドタイプの携帯電話機の外観図。 実施形態の変形例としてスライド開閉操作に応じた実行されるスクラッチ量及びスクラッチ速度を算出する場合の各計算式を示した図。
以下、図1〜図10を参照して本発明の実施形態を説明する。
本実施形態は、携帯端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図である。
携帯電話機は、2つの筐体が開閉可能(折り畳み可能)に取り付けられていると共に、一方の筐体が回転可能に取り付けられている2軸ヒンジタイプで、音声通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)のほか、デジタル音楽データを再生する音楽再生機能などを備えている。
制御部1は、二次電池を備えた電源部2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機の全体動作を制御するもので、この制御部1にはCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部3は、ROM、RAMなどの内部メモリで、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図5〜図8に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。また、記憶部3のデータ領域には、フラグ情報、この携帯電話機の動作に必要な各種の情報が一時記憶されていると共に、各種のデジタル音楽データなどが記憶されている。
操作部4は、十字キー(決定キーやカーソルキー)、数値キー、文字キーなど、各種の押し釦式のキーを備え、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、制御部1は、操作部4からの操作信号に応じた処理として、例えば、発信処理、電子メール作成処理など、各種の処理を行う。表示部5は、例えば、高精細液晶や有機ELなどを使用したもので、この携帯電話機の主画面を構成し、例えば、待受画像、アイコン、日時情報などのほか、各種のコンテンツを表示する。なお、表示部5は携帯電話機に備えられている表示部としたが、外部モニタなど、任意の外部表示装置であってもよい。
通信部6は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能の動作時に最寄りの基地局(図示省略)との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、電話部7を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを電話部7から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナATから発信出力させる。
加速度センサ8は、携帯電話機を構成する筐体に加わる振動(加速度)を検出するもので、例えば、3軸タイプの加速度センサ(3軸方向振動センサ)によって構成されている。この場合、加速度センサ8は、筐体を振ることによって生じた加速度の大きさを振動波形信号として出力するようにしているが、その際、加速度センサ8から出力される振動波形信号は増幅されてノイズ成分が除去されたものとなる。制御部1は、加速度センサ8からの振動波形信号を解析した結果、筐体を振る操作の種類として、振られた方向、振り量、振られた速度を検出し、この振る操作の種類に応じて、デジタル音楽データに対して所定のエフェクト処理を施すための制御を行ったり、その他の制御を行ったりするようにしている。
ここで、所定のエフェクト処理とは、再生中あるいは再生一時停止中のデジタル音楽データに対してスクラッチ奏法を施すための処理で、上述したようにアナログレコード盤を短い周期で正逆転させことによって独特のリズムを生成するための処理である。この場合、制御部1は、筐体が振られた方向が左右方向か上下方向かを判別し、左右方向の振り操作であれば、加速度センサ8の出力から振り量を検出し、上下方向の振り操作であれば、その振り量及び振られた速度を検出し、この振り量及び振られた速度に応じて、デジタル音楽データに対して施されるスクラッチの仕方を制御するようにしている。
なお、制御部1は、音楽再生中あるいは再生一時停止中に筐体を振る操作が行われた場合には、その振る操作に応じて、デジタル音楽データに対してスクラッチ奏法を施す処理を行うが、その他の制御としては、例えば、電話着信時にオフフック操作に代わって筐体を振る操作が行われた場合には、通話可能状態とし、また、オンフック操作に代わって筐体を振る操作が行われた場合には、回線を切断する処理を行うようにしている。また、Webページが表示されている状態において筐体を振る操作が行われた場合には、その振り方向に表示内容をスクロールする処理を行うようにしている。
開閉検出センサ9は、2軸ヒンジタイプの携帯電話機の開閉状態を検出するためのセンサで、制御部1は、開閉検出センサ9の出力(開閉状態)からその開閉角度及び開閉速度を解析取得するようにしている。また、回転検出センサ10は、2軸ヒンジタイプの携帯電話機においてその一方の筐体の回転状態を検出するためのセンサで、制御部1は、回転検出センサ10の出力(回転状態)からその回転速度を解析取得するようにしている。そして、制御部1は、この開閉角度、開閉速度、回転速度に基づいてデジタル音楽データに対して施されるスクラッチの仕方を制御する。すなわち、筐体を動かす操作に応じてデジタル音楽データに対して所定のエフェクト処理を施すための制御を行う。
音楽再生部11は、デジタル音楽データを再生出力するもので、サウンドスピーカSNPなどのほか、スクラッチ用高速メモリSCMを有する構成で、選曲されたデジタル音楽データを取得して再生させる。この音楽再生中あるいは再生一時停止中において、加速度センサ8によって筐体を振る操作が検出されたり、開閉検出センサ9によって筐体の開閉操作が検出されたり、回転検出センサ10によって筐体の回転操作が検出されたりすると、制御部1は、音楽再生部11を制御することによって、この音楽再生中あるいは再生一時停止中のデジタル音楽データに対してスクラッチを施すようにしている。
図2は、2軸ヒンジタイプの携帯電話機を示した外観図である。
この携帯電話機は、操作部4を備える操作部筐体12と表示部5を備える表示部筐体13とを有し、この操作部筐体12と表示部筐体13とは、2軸ヒンジ部14を介して取り付けられている。すなわち、操作部筐体12と表示部筐体13とは、開閉可能(折り畳み可能)に取り付けられていると共に、操作部筐体12に対して表示部筐体13がその表裏が反転するように回転可能に取り付けられている。図2(1)は、表示部筐体13の折り畳みを開いた状態で操作部4及び表示部5が露出した状態となる全開状態(オープンスタイル)を正面方向から見た図である。図2(2)は、この全開状態を側面方向から見た図である。
図2(3)は、この全開状態において操作部筐体12と表示部筐体13との角度が略90度となるように途中まで閉じた状態を示し、図2(4)は、操作部筐体12と表示部筐体13とを完全に閉じた全閉状態(クローズスタイル又はビュースタイル)を示している。図2(5)は、全開状態(オープンスタイル)において操作部筐体12に対して表示部筐体13を90度回転させた回転途中の状態を示し、図2(6)は、操作部筐体12に対して表示部筐体13を180度回転させた状態を示している。
次に、この実施形態における携帯電話機の動作概念を図3〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなど伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図3〜図5は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話機側の全体動作の概要を示したフローチャートである。
先ず、制御部1は、電源を投入する電源オン操作が行われると、所定の待受画像を読み出して表示させたり、最寄り基地局(図示省略)との間で通信を行って位置登録をしたりする待ち受け状態となる(ステップA1)。この状態において、電話着信を検出した場合に(ステップA2でYES)、回線接続させるオフフック操作が行われると(ステップA3でYES)、その操作に応答して、通話可能状態とする通話処理に移る(ステップA5)。ここで、このオフフック操作の代わりに、加速度センサ8によって筐体を振る操作が検出されたときにも(ステップA4でYES)、通話処理に移る(ステップA5)。この通話状態において、オンフック操作が行われると(ステップA6でYES)、その操作に応答して、通話を切断する処理に移るが(ステップA8)、この場合においてもオンフック操作の代わりに、加速度センサ8によって筐体を振る操作が検出されたときには(ステップA7でYES)、この切断処理に移る(ステップA8)。その後、上述のステップA2に戻る。
また、待ち受け状態においては、所望する音楽を選曲するための選曲操作が行われたかを調べたり(図4のステップA9)、選曲した音楽の再生の開始を指示する音楽再生開始操作が行われたかを調べたり(ステップA11)。音楽再生の終了を指示する音楽再生終了操作が行われたかを調べたり(ステップA14)、音楽再生の一時停止を指示する音楽再生一時停止操作が行われたかを調べたり(ステップA16)、音楽再生中かを調べたり(図5のステップA18)、音楽再生の一時停止中かを調べたり(ステップA26)、加速度センサ8によって筐体を振る操作が検出されたかを調べたり(ステップA27)、その他の操作が行われたかを調べたりする(ステップA29)。
いま、加速度センサ8によって筐体を振る操作が検出されたときには(図5のステップA27でYES)、その振る操作に応じた処理を実行するが(ステップA28)、この場合、例えば、Webページを表示させて閲覧している状態において筐体を振る操作が行われたときには、その振り方向に表示内容をスクロールする処理を行い、また、電子ブックのページ内容を表示している状態において筐体を振る操作が行われたときには、その振り方向にページを切り替える処理を行う。また、その他の操作が行われたときには(ステップ29AでYES)、例えば、操作に応じた処理として、発信処理などを行う(ステップA30)。
また、選曲操作が行われたときには(図9のステップA9でYES)、その操作に応じて選曲処理を行う(ステップA10)。すなわち、音楽一覧画面を表示させた状態において、この一覧画面の中からユーザの所望する音楽が選択されたときには、その音楽を再生対象として指定する選曲処理を行う。その後、図3のステップA2に戻る。また、音楽再生開始操作が行われたときには(図4のステップA11でYES)、上述の選曲処理(ステップA10)で選曲された音楽データを読み出して音楽再生開始処理を行う(ステップA12)。そして、選曲された音楽データを読み出して音楽再生部11に与え、その音楽再生を開始させてサウンドスピーカSNPから出力させた後、再生開始位置(例えば、先頭位置)以降のn秒分(例えば、10秒分)の音楽データをスクラッチ用の初期データとしてスクラッチ用高速メモリSCMに記憶させる(ステップA13)。その後、図3のステップA2に戻る。
図9は、音楽再生開始に応じてスクラッチ用高速メモリSCMの内容が変遷する様子を示した図である。
スクラッチ用高速メモリSCMは、例えば、標準速度で再生が行われている場合に最大20秒分の音楽データを記憶可能なものであるが、このスクラッチ用高速メモリSCMの記憶容量に相当する値は、20秒に限らず、任意であり、ユーザ操作によって任意に変更可能となっている。図9(1)は、音楽再生開始時の初期データとしてn秒分(例えば、10秒分)の音楽データを記憶させた場合を示している。なお、スクラッチ用高速メモリSCMに初期データとしてn秒分(例えば、10秒分)の音楽データが記憶されている状態においては、図9(1)に示すように、スクラッチ用高速メモリSCMの前半領域(図中、破線領域)に曲の先頭位置からn秒分(例えば、10秒分)の音楽データが記憶されるが、その後半領域は空き領域となる。
このような状態において音楽再生が開始されると、音楽再生中であることが図5のステップA18で検出されるために次のステップA19に移り、スクラッチ用高速メモリSCMの内容を音楽再生の進行に応じて随時更新する処理を行う。すなわち、現在の再生開始位置を基準にその前後n秒分(例えば、±10秒分)の音楽データをスクラッチ用のデータとしてスクラッチ用高速メモリSCMに記憶させる。なお、図9(2)に示すように音楽再生の開始から“1秒”が経過した時点では、現在の再生開始位置は“1秒”の位置にあるため、この位置の前後にn秒分(例えば、±10秒分)の音楽データに記憶させたとしても、実質的にはスクラッチ用高速メモリSCMの後半領域に1秒分の音楽データが追加記憶された状態となる。
その後、図9(3)に示すように音楽再生を開始してから“10秒”が経過した時点では、現在の再生位置は“10秒”の位置となるため、スクラッチ用高速メモリSCMの前半領域の内容は、図9(1)の内容のままとなるが、その後半領域に“10秒”分の音楽データが追加記憶された状態となる。なお、図9では、スクラッチ用高速メモリSCMに初期データとしてn秒分(10秒分)の音楽データを記憶させるようにしたが、スクラッチ用高速メモリSCMの記憶容量分のデータ(20秒分あるいは40秒分など)を記憶させるようにしてもよい。また、スクラッチ用高速メモリSCMの内容を随時更新する場合に、現在の再生開始位置を基準にその前後n秒分(例えば、±10秒分)の音楽データをスクラッチ用のデータとして記憶させるようにしたが、例えば、1秒毎にスクラッチ用高速メモリSCMの内容をシフト更新するようにしてもよい。
このような音楽再生中においては、加速度センサ8によって筐体を振る操作が検出されたかを調べたり(図5のステップA20)、開閉検出センサ9によって筐体の開閉操作が検出されたかを調べたり(ステップA22)、回転検出センサ10によって筐体の回転操作が検出されたかを調べたりする(ステップA24)。いま、筐体を振る操作が行われたときには(ステップA20でYES)、後述する振り操作処理に移り(ステップA21)、筐体の開閉操作が行われたときには(ステップA22でYES)、後述する開閉操作処理に移り(ステップA23)、筐体の回転操作が行われたときには(ステップA24でYES)、後述する回転操作処理に移る(ステップA25)。
図6は、振り操作処理(図5のステップA21)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、制御部1は、加速度センサ8の検出結果に基づいて筐体が左右方向に振られたのかを判別し(ステップB1)、左右方向に振られたときには(ステップB1でYES)、加速度センサ8の出力から振り量を解析取得すると共に(ステップB2)、この振り量に応じて音楽再生位置を算出して移動させる処理を行う(ステップB3)。ここで、図10に示す計算式にしたがって振り操作に応じた音楽再生位置を算出する。図10は、振り操作、折り畳み開閉操作、回転操作に応じて再生位置移動量、スクラッチ量、スクラッチ速度を算出する場合の計算式を示した図である。
振り操作に応じて音楽再生位置を移動させる移動量は、
音楽再生位置移動量=曲の再生時間(秒)×振り量(mm)/300(mm)
によって求められる。ここで、「音楽再生位置移動量」とは、スクラッチ基準点まで移動する量(秒)であり、「曲の再生時間(秒)」とは、1曲分の合計再生時間である。「振り量(mm)」とは、筐体を振ったときの往路の距離であり、「300(mm)」とは、振り量の最大値である。なお、振り量は、その振り量の最大値300(mm)を超えた場合には、その最大値300(mm)となる。また、スクラッチ基準点となる音楽再生位置は、筐体が右方向に振られたときには、早送り方向(順方向)に移動し、また、左方向に振られたときには、巻き戻し方向(逆方向)に移動するようにしている。このようにして音楽再生位置を移動させた後は、図5のフローを介して図3のステップA2に戻る。
次に、ユーザは、スクラッチ再生を開始させるために筐体を上下方向に振る操作を行う。この場合、図5のステップA20では筐体の振る操作が検出されるため、再度、上述の振り操作処理に移るが(ステップA21)、いま、筐体が上下方向に振られた場合であるから(図6のステップB4でYES)、加速度センサ8の出力から振り量及び振られた速度を解析取得した後(ステップB5)、この振り量及び振られた速度に応じてスクラッチ用高速メモリSCM内の音楽データをスクラッチ再生する処理に移る(ステップB6)。ここで、図10に示す計算式にしたがって振り量及び振られた速度に応じてスクラッチ量及びスクラッチ速度を算出する。
振り量に応じたスクラッチ量は、
スクラッチ量=メモリ記憶時間n(秒)×振り量(mm)/300(mm)
によって求められる。ここで、「スクラッチ量」とは、スクラッチ基準点の前後を移動しながらスクラッチ奏法を行う際の移動量で、例えば、±10秒などである。また、「メモリ記憶時間n(秒)」とは、スクラッチ用高速メモリSCMに音楽データを記憶可能な最大値で、図9に示したようにスクラッチ用高速メモリSCMの記憶容量に相当する値(20秒)であり、ユーザ操作によって任意に変更可能となっている。
振られた速度に応じたスクラッチ速度は、
スクラッチ速度=現在の再生速度×振り速度(mm)/500(mm/s)
によって求められる。「スクラッチ速度」とは、スクラッチ演奏時の再生速度である。「500(mm/s)」とは、30cmLPレコード盤の回転数33.1/3r.p.mを基に概算した値であり、ユーザ操作によって任意に変更可能となっている。
このようにして算出したスクラッチ量及びスクラッチ速度に応じてスクラッチ用高速メモリSCM内の音楽データをスクラッチ再生する動作を行うが、その際、スクラッチ基準点の前後をスクラッチ量に応じた移動量とスクラッチ速度に応じた移動速度で往復動しながらスクラッチ再生を行う。このようにしてスクラッチ再生を行った後は、図5のフローを介して図3のステップA2に戻る。
図7は、回転操作処理(図5のステップA25)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、制御部1は、回転検出センサ10の出力から回転角度を解析取得すると共に(図7のステップC1)、この回転角度に応じて音楽再生位置を算出して移動させる処理を行う(ステップC2)。ここで、図10に示す計算式にしたがって回転角度に応じた音楽再生位置を算出する。
回転角度に応じた音楽再生位置は、
音楽再生位置移動量=曲の再生時間(秒)×回転角度(°)/180(°)
によって求められる。
ここで、「回転角度(°)」とは、上述した全開状態(オープンスタイル)において操作部筐体12に対して表示部筐体13を回転させた場合の角度で、「回転角度(°)」は、例えば、図2(5)の場合には、90度となり、図2(6)の場合には、180度となる。「180(°)」は、最大の回転角度である。このようにして音楽再生位置移動量を算出した後は、図5のフローを介して図3のステップA2に戻る。
次に、ユーザは、スクラッチ再生を開始させるために筐体を開閉する操作を行う(ステップA22でYES)。すなわち、上述のように操作部筐体12に対して表示部筐体13を回転させる操作を行うことによって(図5のステップA24でYES)、その回転角度に応じてスクラッチ基準点(音楽再生位置)を所望する位置に移動させた後(ステップA25)、筐体を開閉する操作を行うと(ステップA22でYES)、次の開閉操作処理に移る(ステップA23)。
図8は、開閉操作処理(図5のステップA23)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、制御部1は、開閉検出センサ9の出力から開閉角度及び開閉速度を解析取得し(図8のステップD1)、この開閉角度及び開閉速度に応じてスクラッチ用高速メモリSCM内の音楽データをスクラッチ再生する処理に移る(ステップD2)。ここで、図10に示す計算式にしたがって開閉角度及び開閉速度に応じてスクラッチ量及びスクラッチ速度を算出する。
開閉角度に応じたスクラッチ量は、
スクラッチ量=メモリ記憶時間n(秒)×開閉角度(°)/180(°)
によって求められる。ここで、「開閉角度(°)」とは、操作部筐体12と表示部筐体13とがなす角度で、図2(3)の場合には、90度を示している。「180(°)」は、最大の開閉角度である。
開閉速度に応じたスクラッチ速度は、
スクラッチ速度=現在の再生速度×開閉速度(mm/s)/500(mm/s)
によって求められる。ここで、「開閉速度」とは、操作部筐体12に対して表示部筐体13を開閉させた場合に速度である。このようにして算出したスクラッチ量及びスクラッチ速度に応じてスクラッチ用高速メモリSCM内の音楽データをスクラッチ再生するが、その際、スクラッチ基準点の前後をスクラッチ量に応じた移動量とスクラッチ速度に応じた移動速度で往復動しながらスクラッチ再生を行う。このようにしてスクラッチ再生を行った後は、図5のフローを介して図3のステップA2に戻る。
他方、音楽再生中において、音楽再生の一時停止を指示する操作が行われると(図4のステップA16でYES)、その操作に応答して音楽再生動作を一時停止させる処理を行った後(ステップA17)、図3のステップA2に戻る。このように音楽再生動作を一時停止させると、そのことが図5のステップA26で検出されてステップA20に移り、以下、上述の場合と同様に、筐体を振る操作に応答して(ステップA20でYES)、振り操作処理(ステップA21)、開閉操作に応答して(ステップA22でYES)、開閉操作処理(ステップA23)、回転操作に応答して(ステップA24でYES)、回転操作処理を実行する(ステップA25)。なお、音楽再生の終了を指示する操作が行われたときには(図4のステップA14でYES)、その操作に応答して音楽再生を終了させる処理を行った後(ステップA15)、図3のステップA2に戻る。
以上のように、この実施形態において制御部1は、筐体を振る操作に応じてデジタル音楽データに対して所定のエフェクト処理を施すための制御を行うようにしたので、エフェクト処理を施すために専用の装置や操作子を必要とせず、容易にエフェクト処理を施すことができ、いつでもどこでもエフェクトが施された音楽を再生することが可能となる。
振る操作の種類に応じて音楽データに施すエフェクト処理の種類を制御するようにしたので、振り方を変えるだけで、音楽に色々なエフェクトをかけて楽しむことができる。
振る操作の種類として、振られた方向、振り量、振られた速度を検出するようにしたので、振られた方向、振り量、振られた速度に応じて色々なエフェクトをかけることが可能となる。
所定のエフェクト処理は、楽データに対してその再生位置を変更するスクラッチ奏法を施す処理であるので、専用の装置や操作子を必要とすることなく簡単な操作で仮想的なスクラッチ奏法が可能となる。
複数の筐体の連結状態を変更するために筐体を動かす操作に応じてデジタル音楽データに対して所定のエフェクト処理を施すための制御を行うようにしたので、筐体を動かすという簡単な操作で、いつでもどこでも音楽にエフェクトをかけて楽しむことができる。
操作部筐体12と表示部筐体13を開閉させるための操作を検出するようにしたので、筐体を開閉させるだけでエフェクトが施された音楽を楽しむことができる。
2軸ヒンジタイプにおいて、操作部筐体12に対して表示部筐体13の回転操作を検出するようにしたので、筐体を回転させるだけでエフェクトが施された音楽を楽しむことができる。
筐体を動かす操作の種類の種類に応じて音楽データに施すエフェクト処理の種類を制御するようにしたので、エフェクト処理を施すために専用の装置や操作子を必要とせず、容易にエフェクト処理を施すことができ、いつでもどこでもエフェクトが施された音楽を再生することが可能となる。
筐体を動かす操作の種類として、筐体が開閉された角度、筐体が開閉された速度、筐体が回転された角度、筐体が回転された速度を検出するようにしたので、開閉角度、開閉速度、回転角度、回転速度に応じて色々なエフェクトをかけることが可能となる。
エフェクト処理は、筐体を動かす操作に応じて音楽データに対してその再生位置を変更するスクラッチ奏法を施す処理であるので、専用の装置や操作子を必要とすることなく簡単な操作で仮想的なスクラッチ奏法が可能となる。
エフェクト処理が施されるデジタル音楽データは、再生中の音楽データ、その再生を一時停止している一時停止中の音楽データであるので、所望の音楽データにエフェクトを施すことができる。
なお、上述した実施形態においては、2軸ヒンジタイプの携帯電話機に適用した場合を例示したが、スライドタイプの携帯電話機に適用してもよい。
すなわち、図11は、スライドタイプの携帯電話機の外観図で、表示部筐体13は、操作部筐体12に対してスライド可能に取り付けられている。図11(1)は、操作部筐体12に対して表示部筐体13をスライドさせることによって操作部4が完全に露出した状態(全開状態)を正面方向から見た図であり、図11(2)は、この全開状態を側面方向から見た図である。図11(3)は、この全開状態において表示部筐体13を中程まで閉じた状態(操作部4が半分程度露出している状態)を正面方向から見た図であり、図11(4)は、この途中状態を側面方向から見た図である。図11(5)は、操作部筐体12の上に表示部筐体13が完全に重なっている状態(操作部4が露出していない全閉状態)を正面方向から見た図であり、図11(6)は、この全閉状態を側面方向から見た図である。
このようなスライドタイプの携帯電話機においても、一方の筐体に対して他方の筐体をスライドさせるための操作(筐体を動かす操作)を検出し、このスライド操作に応じて音楽データに施すエフェクト処理としてスクラッチを施すようにしている。
図12は、スライド開閉操作に応じた実行されるスクラッチ量及びスクラッチ速度を算出する場合の計算式を示した図である。
スライド量に応じたスクラッチ量は、
スクラッチ量=メモリ記憶時間n(秒)×スライド量(mm)/スライド全開量(mm)
によって求められる。ここで、「スライド量」とは、操作部4を露出するために操作部筐体12に対して表示部筐体13をスライドさせた場合の移動量を示している。「スライド全開量」は、図11(1)に示す全開状態時のスライド量を示している。
スライド速度に応じたスクラッチ速度は、
スクラッチ速度=現在の再生速度×スライド速度(mm)/500(mm/s)
によって求められる。ここで、「スライド速度」とは、操作部筐体12に対して表示部筐体13をスライドさせた場合の速度である。
このようにして算出したスクラッチ量及びスクラッチ速度に応じてスクラッチ用高速メモリSCM内の音楽データをスクラッチ再生するが、その際、スクラッチ基準点の前後をスクラッチ量に応じた移動量とスクラッチ速度に応じた移動速度で往復動しながらスクラッチ再生を行うようにすればよい。
このようにスライドタイプの携帯電話機に適用することによって、操作部筐体12に対して表示部筐体13をスライトさせるだけで、エフェクトが施された音楽を楽しむことができるようになる。
また、上述した実施形態においては、音楽データにスクラッチを施してサウンドスピーカSNPから再生出力させるようにしたが、外部スピーカから再生出力させてもよく、また、単体の携帯電話機で音楽データを再生出力する場合に限らず、例えば、複数台の携帯電話機が音声通話機能を利用して接続されている状態において、スクラッチを施した音楽データを通信相手側に互いに送信することによって、ジョイント演奏を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、音楽データにエフェクトとしてスクラッチを施す場合を例示したが、スクラッチに限らず、例えば、リアルタイムの音と遅れた音との干渉を利用するフランジャー、音の高さを揺らすビブラート、音色のパラメータであるエンベロープ、再生速度を変えずに音程を変更するピッチシフト、予めエフェクトをかけた状態でサンプリングするリサンプル、逆再生のリバースなどであってもよい。
また、2軸ヒンジタイプの携帯電話機、スライドタイプの携帯電話機に限らず、折り畳みタイプ、スピントップタイプなど任意の筐体構造であってもよい。
また、上述した実施形態においては、携帯端末装置として携帯電話機を例示したが、これに限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、それらの複合機など、任意の携帯端末装置であってもよい。
上述した実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 制御部
3 記憶部
4 操作部
5 表示部
6 通信部
8 加速度センサ
9 開閉検出センサ
10 回転検出センサ
11 音楽再生部
12 操作部筐体
13 表示部筐体
SCM スクラッチ用高速メモリ
SNP サウンドスピーカ

Claims (6)

  1. デジタル音楽データを再生する音楽再生手段を備えた携帯端末装置であって、
    当該端末装置を振る操作の種類として、振られた方向と、振り量と、振られた速度とを検出する操作検出手段と、
    この操作検出手段によって、筐体の第1の方向への振る操作が検出されると、前記デジタル音楽データの音楽再生位置を、前記第1の方向への振り量に応じた位置に移動し、前記操作検出手段によって、前記第1の方向とは異なる、筐体の第2の方向への振る操作が検出されると、前記第2の方向への振り量と振り速度とに基づいて、前記デジタル音楽データをスクラッチ再生する制御を行う制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. デジタル音楽データを再生する音楽再生手段を備え、複数の筐体が開閉可能に取り付けられた折り畳み型で、一方の筐体に対して他方の筐体が回転可能に取り付けられている携帯端末装置であって、
    当該携帯端末装置を構成する複数の筐体を開閉させるための操作と、一方の筐体に対して他方の筐体を、連結状態を変更可能な範囲で回転させるための操作とを検出する操作検出手段と、
    この操作検出手段によって、筐体の回転操作が検出されると、前記デジタル音楽データの音楽再生位置を、回転角度に応じた位置に移動し、前記操作検出手段によって、筐体の開閉操作が検出されると、開閉角度と速度とに基づいて、前記デジタル音楽データをスクラッチ再生する制御を行う制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 当該携帯端末装置は、複数の筐体がスライド可能に取り付けられたスライド型の携帯端末装置であり、
    前記操作検出手段は、一方の筐体に対して他方の筐体を、連結状態を変更可能な範囲でスライドさせるための操作を検出
    前記制御手段は、前記操作検出手段によって、筐体のスライド操作が検出されると、スライド量とスライド速度とに基づいて、前記デジタル音楽データをスクラッチ再生する
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の携帯端末装置。
  4. 前記エフェクト処理が施されるデジタル音楽データは、前記音楽再生手段によって再生中の音楽データ、その再生を一時停止している一時停止中の音楽データ、再生対象として任意に選択された音楽データのいずれかである、
    ことを特徴とする請求項1または請求項載の携帯端末装置。
  5. コンピュータに対して、
    デジタル音楽データを再生する機能と、
    振る操作の種類として、振られた方向と、振り量と、振られた速度とを検出する機能と、
    前記検出された振る操作として、筐体の第1の方向への振る操作が検出されると、前記デジタル音楽データの音楽再生位置を、前記第1の方向への振り量に応じた位置に移動し、前記操作検出手段によって、前記第1の方向とは異なる、筐体の第2の方向への振る操作が検出されると、前記第2の方向への振り量と振り速度とに基づいて、前記デジタル音楽データをスクラッチ再生する制御を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  6. コンピュータに対して、
    デジタル音楽データを再生する機能と、
    複数の筐体を開閉させるための操作と、一方の筐体に対して他方の筐体を、連結状態を変更可能な範囲で回転させるための操作とを検出する機能と、
    前記検出された筐体を動かす操作として、筐体の回転操作が検出されると、前記デジタル音楽データの音楽再生位置を、回転角度に応じた位置に移動し、前記操作検出手段によって、筐体の開閉操作が検出されると、開閉角度と速度とに基づいて、前記デジタル音楽データをスクラッチ再生する制御を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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