JP4353225B2 - 楽音形成装置 - Google Patents
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Description
図11において、CPU(Central Processing Unit)110は、楽音形成装置に備えられ楽音形成装置全体の動作を制御している。音源100は波形メモリタイプの音源とされており、CPUインターフェース111を介してCPU110とバスにより接続されている。音源100は、CPUインターフェース111を介して各種音源パラメータ情報をCPU110から受けてレジスタ114の各バッファに書き込んでいる。レジスタ114には、波形制御用パラメータ、フィルタ係数、エンベロープパラメータや音量パラメータ、ミキサー情報等が格納されるバッファがそれぞれ用意されている。また、発音チャンネルから読み出された現在の出力レベルが書き込まれるバッファもレジスタ114に用意されている。レジスタ114にCPU110から受けたパラメータを書き込む際に、同期書込対象とされているパラメータは同期書込用バッファ112に一時格納されて、同期書込期間となったタイミングでセレクタ113から出力されてレジスタ114に書き込まれる。また、同期書込対象外のパラメータは同期書込用バッファ112に書き込まれることなくセレクタ113から出力されてレジスタ114に書き込まれる。
図12において、横軸は時間とされており2DACサイクル分が示されている。DACサイクルは、最終的に出力する波形データのサンプリング周期である。発音チャンネル数が128チャンネルとされる場合の例が図12に示されており、1DACサイクル内に128の時分割区間が設定されている。時分割区間は、それぞれの発音チャンネルにおいて波形形成に割り当てられる128区間とされており、各発音チャンネルにおいて波形形成する際に必要とされるパラメータの読み出しタイミングがt1,t2,t3,・・・,t128のタイミングとされている。そして、タイミングt128と次の1DACサイクルが開始されるタイミングt0’までの区間における空き時間が同期書込を行うタイミングとされている。各発音チャンネルに割り当てられた各時分割区間においては、その発音チャンネルに対応するt1〜t128の読み出しタイミングで読み出された当該発音チャンネルのパラメータに基づいて波形メモリ120から読み出された波形データから当該発音チャンネルの楽音波形が形成される。
さらに、タイミングt4付近で同期書込を行わないパラメータcを音源100におけるレジスタ114の第25チャンネル(25ch)の位置へ書き込む書込コマンドがCPU110において実行されると、前記したパラメータaを書き込む処理と同様の処理が行われて、パラメータcがレジスタ114の第25チャンネル(25ch)の位置へ書き込まれる。
この後のタイミングにおいて、レジスタ114の第27チャンネル(27ch)からパラメータeを読み込む読込コマンドがCPU110において実行されると、まだ、同期書込中であることを示すビジーフラグがオンとなっていないとCPU110で判断されて、この読込指示と読込先のアドレス(27chのアドレス)とを音源100に出力する。音源100が読込指示と読込先のアドレスとを受け取ると、読込先のアドレスで指定されるレジスタ114の位置(27ch)からパラメータbを読み込んでCPU110に出力する処理が行われる。
さらに後のタイミングにおいて、レジスタ114の第10チャンネル(10ch)からパラメータgを読み込む読込コマンドがCPU110において実行されると、同期書込中であることを示すビジーフラグがオンとなっていないとCPU110で判断されて、この読込指示と読込先のアドレス(10chのアドレス)とを音源100に出力する。音源100が読込指示と読込先のアドレスとを受け取ると、読込先のアドレスで指定されるレジスタ114の位置(10ch)からパラメータgを読み込んでCPU110に出力する処理が行われる。
ここで、現在のDACサイクルが終了すると同期書込中であることを示すビジーフラグはオフ状態となり、次のDACサイクルの開始タイミングt0’の後のタイミングi’においてCPU110からパラメータiに関する書込指示等が音源100に出力され、音源100においてパラメータiが、その書込先のアドレスで示されるレジスタの位置(50ch)に書き込まれる。
そして、タイミングt1’とタイミングt2’との間のタイミングj’においてCPU110からパラメータjの読込指示と読込先のアドレス(17chのアドレス)とが音源100に出力されて、音源100においてパラメータjの読込処理が実行される。この結果、その読込先のアドレスで指定されるレジスタの位置(17ch)からパラメータjが読み込まれCPU110に出力される。さらに、タイミングt3’付近のタイミングk’においてCPU110からパラメータkとその書込先のアドレスを同期書込用バッファ112に書き込む書込指示が音源100に出力され、音源100において同期書込用バッファ112にパラメータkのデータと書込先のアドレス(12chのアドレス)とが書き込まれる。
そして、前述したように音源100が内蔵するレジスタ114に同期するパラメータの同期書き込み中においてはビジーフラグをオンとしているため同期書込対象外のパラメータの書込/読込を行うこともできなくなる。すると、同期を行うパラメータの書き込みが終了してビジーフラグがオフとなるまでは、例えば各発音チャンネルの現在の出力レベルを読み出すことができず新たな発音の発音開始が遅れるおそれがあるという問題点があった。なお、各発音チャンネルの現在の出力レベルを読み出す理由は次の通りである。新たな発音要求があった際に割り当てる発音チャンネルがない場合は、リリース状態となっている各発音チャンネルの現在の出力レベルを読み出して、その発音チャンネルの内の最も小さい出力レベルの発音チャンネルを開放して割り当てる必要があるからである。
図1において、CPU(Central Processing Unit)10は楽音形成装置に備えられ、楽音形成装置全体の動作を制御している。音源1は、波形メモリタイプの音源とされておりCPUインターフェース11とデータバス、アドレスバス及び制御信号バスを介してCPU10と接続されている。楽音形成装置は、図示していないがCPU10の各種プログラムや各種データを格納するROM(Read Only Memory)と、CPU10がプログラムを実行する際のワークエリアや各種データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)を備えている。また、発音すべき楽音の音高を選択するための複数の鍵を備える鍵盤を有していてもよく、鍵盤を操作すると操作された鍵に応じてノートオン、ノートオフ、ベロシティ、ピッチデータ等の各種データがCPU10に出力される。さらに、ROMあるいはRAMに記憶されている演奏データを読み出したり、外部から所望の演奏データを入力するようにしてもよい。
音量制御用RAM15cからR/W回路17cにより読み出されたエンベロープパラメータや音量パラメータ等の音量制御パラメータは音量制御部22に供給され、音量制御部22はフィルタ制御部21から供給された波形データに音量制御パラメータを乗算することにより音量制御を行っている。音量制御された楽音波形のサンプルはミキサー部23に出力される。
図3において、横軸は時間とされており2DACサイクル分が示されている。DACサイクルは、DAC24が変換する最終的に出力される楽音波形のサンプリング周期である。発音チャンネル数が128チャンネルとされる場合の例が図3に示されており、1DACサイクル内に128の時分割区間が設定されている。時分割区間は、t1,t2,t3,・・・,t128で区切られた128の区間とされており、タイミングt1〜t128は各発音チャンネルにおいて波形形成する際に必要とされるパラメータをレジスタ14からR/W回路17a〜17eが読み出す読み出しタイミングとされる。1DACサイクルが開始されるタイミングt0からタイミングt1との区間は空き時間とされている。この空き時間は、タイミングt0において複数の回路が同時に立ち上がった場合に、その競合を解消するための空き時間とされている。また、タイミングt128と次の1DACサイクルが開始されるタイミングt0’までの区間における空き時間において第1バッファ群15に同期書込を行うパラメータが書き込まれる。各発音チャンネルに割り当てられた時分割区間t1〜t128の各時分割区間においては、各発音チャンネルの波形サンプルが波形制御部19により波形メモリ20から読み出されて補間され、フィルタ制御部21においてフィルタリング処理されると共に音量制御部22において音量制御パラメータが乗算されてミキサー部23において他の発音チャンネルの楽音波形のサンプルと合成される。この際に、所望に応じてDSP部25においてエフェクトが付与される。
図3において、タイミングt1付近のタイミングでパラメータaを音源1におけるレジスタ14の所望のバッファの第10チャンネル(10ch)の位置へ書き込む書込コマンドがCPU10において実行されたとする。すると、このパラメータaが同期書込対象のパラメータか否かが判断され、同期書込対象のパラメータと判断された場合は同期書込中であることを示すビジーフラグの状態が判断される。ここでは、ビジーフラグがオンとなっていないと判断されて、書込指示と書き込むパラメータaのデータと、書込先のアドレスとがCPU10から音源1に出力される。音源1が書込指示とパラメータaと書込先のアドレスをCPUインタフェース11を介して受け取ると、パラメータaの書込先のアドレスが同期書込対象のパラメータが保存される第1バッファ群15内のアドレスとされていることから、受け取ったパラメータaをセレクタ13を介して第1バッファ群15のパラメータaの書込先のアドレスで指定されるバッファの位置(10ch)に書き込む処理が行われる。
さらに、タイミングt4付近でパラメータcを音源1におけるレジスタ14の所望のバッファにおける第25チャンネル(25ch)の位置へ書き込む書込コマンドがCPU10において実行された場合は、同期書込中であることを示すビジーフラグがオンとなっていないことから、パラメータcが同期書込対象のパラメータであっても同期書込対象外のパラメータであっても前記したパラメータaを書き込む処理と同様の処理が行われて、パラメータcがレジスタ14の所望のバッファにおける第25チャンネル(25ch)の位置へ書き込まれる。
さらに後のタイミングにおいて、同期書込を行う2番目のパラメータfを音源1における第1バッファ群15の所望のバッファにおける第20チャンネル(20ch)の位置へ書き込む書込コマンドがCPU10において実行されると、パラメータfが同期させる必要があるパラメータと判断されると共に、同期書込中であることを示すビジーフラグの状態が判断される。ここでは、ビジーフラグがオン状態ではないと判断されて、CPU10はパラメータfのデータおよび書込先のアドレスと、これらを同期書込用バッファ12に書き込む書込指示を音源1に出力する。音源1は、この書込指示を受け取ると受け取ったパラメータfおよび書込先のアドレス(20chのアドレス)を同期書込用バッファ12に書き込む処理を行う。
ここで、CPU10が同期書込を行う全てのパラメータを同期書込用バッファ12に書き込んだと判断すると、CPU10は同期書込指示hを音源1に出力する。音源1がこの同期書込指示hを受け取ると、同期書込中であることを示すビジーフラグをオンとして当該DACサイクルにおいて同期書き込みする期間が到来するまで同期書込の実行を待機させる。同期書き込みする期間は、タイミングt128と次の1DACサイクルが開始されるタイミングt0’までの期間における空き時間とされている。これは、1DACサイクルの途中において同期書き込みを行うと、各発音チャンネルにおける波形データの形成はそれぞれ割り当てられた異なる時分割区間で行われているため、同期書込のタイミングによっては書き込まれたパラメータが反映される発音チャンネルと反映されない発音チャンネルとが生じてしまい、ステレオ等の発音チャンネル間の楽音波形の位相がずれて聴取した際に違和感を生じるおそれがあるからである。そこで、全ての発音チャンネルにおいて楽音波形の形成が終了してから同期書込を行うようにしている。
一方、パラメータiが同期書込対象のパラメータではないと判断された場合は、ビジーフラグの状態に関わらず書込指示と書き込むパラメータiのデータと、書込先のアドレスとがCPU10から音源1に出力される。音源1が書込指示とパラメータiと書込先のアドレスをCPUインタフェース11を介して受け取ると、パラメータiのアドレスが同期書込対象外のパラメータが保存される第2バッファ群16内のアドレスとされていることから、受け取ったパラメータiはセレクタ13を介することなく第2バッファ群16のパラメータiの書込先のアドレスで示されるバッファの位置(50ch)に書き込まれる。
一方、CPU10においてパラメータjが同期書込対象のパラメータではないと判断された場合は、そのままパラメータjの読込指示と読込先のアドレスとを音源1に出力する。そして、音源1が読込指示と読込先のアドレスとを受け取ると、セレクタ13を介することなく第2バッファ群16の読込先のアドレスで示されるバッファの位置(17ch)からパラメータjを読み込んで、読み込んだパラメータjを音源1のCPUインタフェース11を介してCPU10に出力する処理が行われる。
以降は、書込コマンドあるいは読込コマンドがCPU10において実行されるたびに前述したパラメータの書き込みの処理あるいは読み出しの処理が音源1において行われるようになる。
書込指示処理は1書込コマンド毎に起動され、起動されるとステップS10にて書き込むデータが同期書込対象のパラメータか否かが判断される。ここで、書き込むデータが同期書込対象のパラメータと判断されると、同期あり系とされてステップS11に進み、同期書込中であることを示すビジーフラグの判定処理が行われる。このビジーフラグの判定処理においては、ビジーフラグがオン状態か否かが判断され、ビジーフラグがオフ状態と判断されるとそのまま判定処理は終了するが、ビジーフラグがオン状態と判断されるとビジーフラグがオフ状態と判断されるまで待機される。そして、ビジーフラグがオフ状態と判断されてビジーフラグの判定処理が終了するとステップS12にて書き込むデータが同期書込を行う必要があるパラメータか否かが判断される。ここで、書き込むデータがステレオ発音している発音チャンネルのパラメータ等の場合は同期書込が必要なパラメータと判断されてステップS13に進む。
音源1において同期書込指示処理が起動されると、ステップS30にてビジーフラグをオン状態にセットする。次いで、ステップS31にて同期書込の期間が到来するまで待機される。同期書込の期間は、DACサイクルにおいて各発音チャンネルに割り当てられた時分割区間の終了から次のDACサイクルが開始されるタイミングまでの期間とされ、この期間における空き時間が同期書込を行うタイミングとされている。そして、同期書込のタイミングが到来すると、ステップS32にて同期書込用バッファ12に格納されているパラメータとその書込先アドレスを読み込んで、書込先で指定される第1バッファ群15の所定のバッファに読み込まれたパラメータを書き込む。この場合、複数のパラメータのデータとその書込先アドレスが順次読み出されて、書込先アドレスで指定されるバッファにそれぞれ書き込むようになる。同期書込を行うパラメータが全て書き込まれると、ステップS33にて現在のDACサイクルが終了するまで待機される。そして、現在のDACサイクルが終了するとステップS34に進みビジーフラグをオフ状態にセットして、同期書込指示処理は終了する。
読込指示処理は1読込コマンド毎に起動され、起動されるとステップS40にて読み込むデータが同期書込対象のパラメータか否かが判断される。ここで、読み込むデータが同期書込対象のパラメータと判断されると、同期あり系とされてステップS41に進み、同期書込中であることを示す図5に示すビジーフラグの判定処理が行われる。このビジーフラグの判定処理において、ビジーフラグがオン状態か否かが判断され、ビジーフラグがオフ状態と判断されるとそのまま判定処理は終了するが、ビジーフラグがオン状態と判断されるとビジーフラグがオフ状態と判断されるまで待機される。そして、ビジーフラグがオフ状態と判断されてビジーフラグの判定処理が終了するとステップS42に進む。また、読み込むデータがステップS40にて同期書込対象外のパラメータと判断された場合は、同期なし系とされてステップS42にジャンプする。ステップS42では、読み込むデータを音源1におけるレジスタ14のバッファから取得し、読込指示処理は終了する。具体的には、読み込むパラメータの読込先のアドレスと読込指示とを音源1に出力することにより、音源1におけるレジスタ14の読込先のアドレスで指定されるバッファから読み込むパラメータを取得する。読み込むパラメータが取得されると、読込指示処理は終了する。
図8に示すレベルデータ取得処理が起動されると、ステップS50にて音量読出用RAM16bに出力レベルを読み出す発音チャンネルがセットされる。この場合、CPU10は出力レベルの読込指示において音量読出用RAM16bのアドレスと読み込む発音チャンネルの番号とを音源1に出力する。次いで、ステップS51にてCPU10から指定された発音チャンネルのその時点の楽音波形のレベル(dB)が波形制御部19から取得され、ステップS52にてCPU10から指定された発音チャンネルのその時点のエンベロープや音量パラメータの音量制御パラメータのレベル(dB)が音量制御部22から取得される。そして、ステップS53にて楽音波形のレベルと音量制御パラメータのレベルとが加算されて得られた出力レベルが音量読出用RAM16bにセットされる。この出力レベルは音量読出用RAM16bからCPU10に読み込まれて、レベルデータ取得処理は終了する。
図9に示すチャンネル割当処理は、ノートオンが検出されて新たに発音チャンネルを割り当てる際に起動され、ステップS60にて空いた発音チャンネルがあるか否かが判断される。ここで、空いた発音チャンネルがないと判断された場合はステップS61にて発音チャンネルを開放するチャンネル開放処理が実行される。そして、チャンネル開放処理により空いた発音チャンネルがステップS62にて新たな発音チャンネルとして割り当てられるようになる。また、ステップS60にて空いている発音チャンネルがあると判断された場合は、ステップS62にジャンプして空いている発音チャンネルが新たな発音チャンネルとして割り当てられるようになる。ステップS62の処理が終了するとチャンネル割当処理は終了する。
チャンネル割当処理が起動されると、ステップS70にて全発音チャンネルの中からリリース状態に入っている発音チャンネルが選択される。次いで、ステップS71にて選択されたリリース状態になっている発音チャンネルの中から最も出力レベルの小さい発音チャンネルが選択される。この場合の発音チャンネルの出力レベルは、前述した図8に示すレベルデータ取得処理により取得する。最も出力レベルの小さい発音チャンネルが選択されると、ステップS72にて選択された発音チャンネルが開放され、チャンネル開放処理は終了する。
以上説明した本発明においては、波形メモリタイプの音源を内蔵した構成としたが、これに限ることはなくFM音源や物理モデル音源を内蔵するようにしてよい。
Claims (2)
- 同期書込み対象のパラメータと同期書込み対象外のパラメータが入力されるインターフェースと、同期書込み対象のパラメータを書込み先のアドレスと共に一時保存する同期書込用バッファと、楽音形成のための各種パラメータが設定されるレジスタとを備え、該レジスタに設定されたパラメータに基づいて、複数のチャンネルについて処理サイクル内で各チャンネルに割り当てられた時分割区間にて処理されて楽音波形を形成して出力する音源手段と、
該音源手段の前記レジスタの所定のアドレスに楽音形成のための各種パラメータを書き込むと共に、前記レジスタの所定のアドレスから所定のパラメータの現在の値を読み込むことができると共に、ランダムなタイミングにおいて前記音源手段の所望のアドレスへの書込みと前記音源手段の所望のアドレスからの読込みを行うことができる制御手段とを備え、
前記音源手段における前記レジスタは、同期書込み対象のパラメータが格納される第1レジスタと、同期書込み対象外のパラメータが格納される第2レジスタからなり、
前記制御手段は、各チャンネルにおける同期書込み対象のパラメータおよび同期書込み対象外のパラメータを前記インタフェースを介して前記音源手段に書き込むと共に読み出しており、さらに、前記制御手段は、前記同期書込用バッファへの全ての同期書込み対象のパラメータの書込み終了に応じて、同期書込指示を前記音源手段に出力することにより、同期書込み対象のパラメータを書き込み中の期間であることを示すビジーフラグをオンとし、
該ビジーフラグは、前記処理サイクルの区切りでオフされるものであり、前記音源手段においては、
前記制御手段がパラメータの書込み先の書込みアドレスを前記第1レジスタとしているときには、同期書込み対象のパラメータについて、
前記ビジーフラグがオフとなっている期間は、書込みが指示された同期書込み対象のパラメータを書込み先のアドレスと共に、前記同期書込用バッファに書き込むと共に、読み出しが指示された同期書込み対象のパラメータを前記第1のレジスタの指示されたアドレスから読み出し、
前記ビジーフラグがオンとなっている期間は、同期書込み対象のパラメータを前記同期書込用バッファへ書き込む処理および同期書込バッファからの読出し処理を前記ビジーフラグがオフとされるまで待機させてから実行すると共に、前記複数のチャンネルに割り当てられた時分割区間の終了から前記処理サイクルの区切りまでの期間において、前記同期書込指示が実行されて、前記書込用バッファに一時保存されている同期書込み対象のパラメータと書込みアドレスを読み出して前記第1のレジスタの対応する書込みアドレスに書き込むようにし、
前記制御手段がパラメータの書込み先の書込みアドレスを前記第2レジスタとしている時には、同期書込み対象外のパラメータについて、前記ビジーフラグがオンとなっている期間においてもオフとなっている期間においても、前記インターフェースを介して前記書込用バッファを経由することなく前記第2レジスタに同期書込み対象外のパラメータの書込/読込を行うことができることを特徴とする楽音形成装置。 - 前記制御手段は、発音チャンネル割当時において空いた発音チャンネルがない場合に、前記同期書込対象外のパラメータとされる各発音チャンネルの出力レベル情報を前記第2レジスタから読み込み、出力レベル情報が読み込まれた発音チャンネルの内の最も出力レベル情報が小さい発音チャンネルを開放して新たな発音チャンネルとして割り当てるようにしたことを特徴とする請求項1記載の楽音形成装置。
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US9574142B2 (en) | 2010-09-07 | 2017-02-21 | Saudi Arabian Oil Company | Process for oxidative desulfurization and sulfone management by gasification |
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