JP4352907B2 - コレステリック液晶の駆動方法及び駆動装置 - Google Patents

コレステリック液晶の駆動方法及び駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4352907B2
JP4352907B2 JP2004014901A JP2004014901A JP4352907B2 JP 4352907 B2 JP4352907 B2 JP 4352907B2 JP 2004014901 A JP2004014901 A JP 2004014901A JP 2004014901 A JP2004014901 A JP 2004014901A JP 4352907 B2 JP4352907 B2 JP 4352907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cholesteric liquid
orientation
liquid crystal
period
alignment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004014901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005208344A (ja
Inventor
雅人 西澤
和憲 平松
宗徳 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2004014901A priority Critical patent/JP4352907B2/ja
Publication of JP2005208344A publication Critical patent/JP2005208344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4352907B2 publication Critical patent/JP4352907B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、コレステリック液晶の駆動方法及び当該駆動方法を使用する駆動装置に関する。
コレステリック液晶は、複数の走査線及び複数のデータ線が相互に交差する位置に設けられ、前記走査線及び前記データ線間の電圧により液晶分子の螺旋軸がP配向、F配向及びH配向のいずれかに規定され、当該配向に応じて光を選択的に反射しまたは透過する性質を有する。
コレステリック液晶は、電圧無印加状態でも、P配向、F配向の状態が維持されるため、記憶性を持つ。従って、表示を切り換える場合にのみ電力を供給すればよいので、低消費電力であり、電子ブック、電子ペーパーなどへの応用が適している。電子ブックや電子ペーパーでは、テキストを表示する場合が多いため、高精細な表示能力が要求される。
このため、電子ブックや電子ペーパーに応用される、コレステリック液晶表示体の駆動方法としては、画素にTFTなどのアクティブ素子がないために、高精細化が可能であるパッシブ駆動が適している。しかしながら、単純なパッシブ駆動は低速であるため、高速化を図るために複数の走査線を同時に選択して駆動する、MLS(Multi Line Selection)法が一般的に用いられている。ここで、従来の他の液晶の駆動方法として、例えば、特許文献1に記載の駆動方法が知られている。
USP5、748、277号
しかしながら、パッシブ駆動を高速化するMLS法を用いても、コレステリック液晶の応答速度はあまりに遅く、例えば電子ブックや電子ペーパーに必要とされる200ppiの解像度を持ち、A5サイズのコレステリック液晶表示体で1ページ分描画するには、数秒程度かかるため、コレステリック液晶表示体上でメニュー表示など、高速な表示切換を必要とする場合には対応できなかった。
本発明は上記問題に鑑み、MLS法で駆動するコレステリック液晶表示体において、メニュー表示のような高速な表示切換を必要とする場合に、これを可能にするものである。
本発明に係るコレステリック液晶の駆動は、各々が複数の走査線及び複数のデータ線の交差位置に設けられ、前記走査線及び前記データ線間の電圧によりP配向、F配向及びH配向のいずれかに規定される複数のコレステリック液晶について、MLS法を用いて駆動する際に、同時選択すべきM本(Mは、2以上の任意の整数)の走査線上にある第1のコレステリック液晶をH配向にリセットするためのリセット期間、前記H配向にリセットされた前記第1のコレステリック液晶をTP配向又はH配向に選択するための選択期間、及び前記TP配向に選択された前記第1のコレステリック液晶をF配向に保持し又は前記H配向に選択された前記第1のコレステリック液晶をP配向に保持するための保持期間からなる第1の周期であって前記M本により規定される前記第1の周期に従う前記M本の走査線の同時選択を行うことにより、前記複数のコレステリック液晶が表示すべき第1の画像を表示する第1の駆動機能と、操作ボタンなどの外部ユーザインターフェース装置からの入力があった場合に、ある限定された範囲の走査線上にあるコレステリック液晶のみに電圧を印加して、特定の第2の画像を表示するために、前記限定された範囲にある走査線のみを選択し、MLS法を用いて駆動し、同時選択すべきN本(Nは、Mより大きい任意の整数)の走査線上にある第2のコレステリック液晶をH配向にリセットするためのリセット期間、前記H配向にリセットされた前記第2のコレステリック液晶をTP配向又はH配向に選択するための選択期間、及び前記TP配向に選択された前記第2のコレステリック液晶をF配向に保持し又は前記H配向に選択された前記第2のコレステリック液晶をP配向に保持するための保持期間からなる第2の周期であって前記N本により規定される前記第2の周期に従う前記N本の走査線の同時選択を行うことにより、前記第2の画像を表示する第2の駆動機能とを含む。
本発明に係るコレステリック液晶の駆動によれば、前記駆動機能は前記外部ユーザインターフェース装置の入力を検出した際に、前記限定された範囲の走査線上に、前記MLS法を用いて前記第2の画像を表示する際に、前記限定された範囲の走査線上のコレステリック液晶を、前記第1の画像を前記MLS法を用いて表示する場合の前記M本より大きい、前記N本の走査線の同時選択数で駆動することから、前記第2の画像を前記第1の画像を表示する場合と比較して高速に表示することが可能となる。
本発明に係るコレステリック液晶の駆動装置の具体例について図面を参照して説明する。
(具体例)
図1は、具体例のコレステリック液晶の駆動装置の構成を示すブロック図であり、図2は、具体例のコレステリック液晶の駆動装置が表示する画像を示す図である。具体例のコレステリック液晶の駆動装置1(以下、「駆動装置1」と略称する。)は、図1に示されるように、図2(A)に図示された取扱説明書のような画像8、及び図2(B)に図示されたメニューや目次のような部分画像9を表示すべく、コレステリック液晶表示体2と、フラッシュROM3と、制御部4と、走査制御部5と、ソースドライバ6と、ゲートドライバ7と外部ユーザインターフェース装置(図示なし)を有する。
コレステリック液晶表示体2は、各々がデータ線(ソース線)X1〜Xm及び走査線(ゲート線)Y1〜Ynの交差する位置に設けられた複数の画素P11〜Pmnからなる。
図3は、具体例の画素の配向を示す断面図である。画素P11〜Pmnは、従来知られたように、図3に示される透明電極2a、コレステリック液晶2b、透明電極2c、及び、黒色である光吸収層2dからなり、コレステリック液晶2bの分子の螺旋状のピッチに応じて、即ち、その配向に応じて、特定の波長の光を選択的に反射し又は透過する性質を有する。
コレステリック液晶2bは、図3(A)に図示されたプレーナ配向(以下、「P配向」という。)、図3(B)に図示されたフォーカルコニック配向(以下、「F配向」という。)、及び図3(C)に図示されたホメオトロピック配向(以下、「H配向」という。)の3つの配向に変わることができる。コレステリック液晶2bは、図3(A)のP配向のとき、選択的な反射の機能により”白”を表示し、図3(B)のF配向及び図3(C)のH配向のとき、透過の機能により光吸収層2dの”黒”を表示する。
P配向及びF配向は安定であることから、コレステリック液晶2bに電圧が印加されなくなった後にもP配向、F配向は維持される。H配向であるコレステリック液晶2bは、印加電圧を急激に降下させることにより、P配向へ遷移し(以下、「過渡プレーナ遷移(TP配向)」という。)、過渡プレーナ遷移(TP配向)を経て印加電圧を緩やかに降下させることにより、F配向へ遷移する。
図4は、具体例のコレステリック液晶への印加電圧と配向の種類(反射率)との関係を示すグラフである。コレステリック液晶2bは、初期配向(電圧が印加されている状態から電圧が印加されない状態に切り換わった後の配向)がP配向である場合、印加電圧が0以上V1以下であるときP配向であり、印加電圧がV1以上V2以下であるときP配向からF配向へ遷移し、印加電圧がV2以上V3以下であるときF配向であり、印加電圧がV3以上であるときH配向である。他方で、コレステリック液晶2bは、初期配向がP配向である場合、印加電圧が0以上V2以下であるときP配向であり、印加電圧がV3以上のときH配向である。
図1に戻り、フラッシュROM3は、図2に図示された、コレステリック液晶表示体2が表示すべき、図2(A)で示されるような1画面分の全体画像8を記憶している。また、フラッシュROM3の他の領域には図2(B)に示されているメニュー画面部分の部分画像9を記憶している。
コレステリック液晶2は、記憶性を有することから、例えば、図2(A)の表示から図2(B)へ表示を変える場合、全体画像8を再度表示することなく、部分画像9のみを表示すれば足りる。従って、図2(B)は図2(A)に示される全体画像8を表示している状態から、部分画像9を表示する範囲のみを書き換えて、図に示すようなメニュー画面を表示した状態を示している。
制御部4は、フラッシュROM3に記憶された全体画像8を表示する処理を行う。また、外部ユーザインターフェース装置(図示せず)から入力される命令(以下、「ユーザ命令」という。)を受けて、例えば部分画像9に示すようなメニュー画面表示やメニュー画面書換え、メニュー画面を消去して元の画像を復帰する処理を行う。制御部4は、加えて、後述の演算処理(図7)を行う。
第1の駆動回路及び第2の駆動回路である走査制御部5は、制御部4によって、後述のゲート線Y1〜Ynについての4本同時選択(図8(A))又は8本同時選択(図8(B))に基づき、ゲートドライバ7にゲート線Y1〜Ymを駆動させる。より正確には、走査制御部5は、全体画像8を表示するときには、全体画像8に対応するゲート線の全て、即ちゲート線Y1〜Ynを4本同時選択に基づき順次駆動し、他方で、外部ユーザインターフェース装置からの入力に基づき、所定の範囲のみを書き換えて部分画像9を表示するときには、ゲート線を8本同時選択に基づき順次駆動する。
ソースドライバ6及びゲートドライバ7は、フラッシュROM3に記憶された画像を元に行う後述の演算処理(図7)により得られるデータ電圧及びゲート電圧を、それぞれ、ソース線X1〜Xm、ゲート線Y1〜Ynに印加する。
図5は、コレステリック液晶の駆動動作を示すタイムチャートである。具体例のコレステリック液晶2bの駆動法では、図5(A)、(B)に示されるように、リセット期間Tr、選択期間Ts、及び保持期間Thの3つの期間からなる1周期において、各期間毎に、例えば、ゲート線Y1上の画素P11〜Pm1への印加電圧を変えることにより、当該画素P11〜Pm1のコレステリック液晶2bの配向を変える。
より具体的には、コレステリック液晶2bをF配向にすることにより”黒”を表示すべく、図5(A)に示されるように、リセット期間Trでリセット電圧(V3以上)を印加することによりH配向にし、選択期間Tsで選択電圧(V1以上V2以下)を印加することによりTP配向にし、保持期間Thで保持電圧(V2以上V3以下)を印加することによりF配向にし、これにより、コレステリック液晶2bは、保持期間Thの後にもF配向の状態、すなわち、”黒”の状態を維持する。他方で、コレステリック液晶2bをP配向にすることにより”白”を表示すべく、図5(B)に示されるように、リセット期間Trでリセット電圧(V3以上)を印加することによりH配向にし、選択期間Tsで選択電圧(V3以上)を印加することによりH配向のままにし、保持期間Thで(V3以上)を印加することによりH配向を維持させ、これにより、コレステリック液晶2bは、保持期間Thの後、P配向の状態、即ち、”白”の状態を維持する。
図6は、具体例のコレステリック液晶表示体の駆動動作を示すタイムチャートである。具体例のコレステリック液晶表示体2の駆動法は、図5に図示のコレステリック液晶2bの駆動法を基調としつつ、図6に図示のパイプライン方式を採用する。パイプライン方式を用いる本駆動法では、ゲート線Y1〜Yn間で、選択電圧Vsが印加される選択期間Tsが相互に重複しないように、ゲート線Y1〜Ynの周期が割り当てられている。
図7は、具体例のコレステリック液晶表示体の駆動動作の原理を示す図である。4本同時選択によるコレステリック液晶表示体2の駆動法では、フラッシュROM3に記憶された画像を表す画像データ、例えば、図7(A)に図示の画像データVX1を構成する数字−1、1、1、−1は、ソース線X1と4本同時選択を行う対象である4本のゲート線Y1〜Y4との交点に位置する画素P11、P12、P13、P14の4つの液晶をそれぞれ、オン、オフ、オフ、オンにすべきことを示す。
4本同時選択に基づき、上記した画像データ、例えば、画像データVX1から、ソース線X1に時刻t1〜t4の各時刻に印加すべきソース電圧を決定するために用いられる行列H2では、図7(B)に示されるように、各行は、ゲート線Y1〜Y4の各々に対応し、各列は、時刻t1〜t4の各々に対応する。
より詳しくは、行列H2の1行目の1列目から4列目までが順に1、1、1、1であることから、行列H2の1行目に対応するゲート線Y1には、時刻t1〜t4の各々のときに、選択電圧+Vselを印加する。また、行列H2の2行目の1列目までが順に1、−1、1、−1であることから、行列H2の2行目に対応するゲート線Y2には、時刻1のとき選択+Vselを印加し、時刻t2のとき選択−Vselを印加し、時刻t3のとき選択+Vselを印加し、時刻t4のとき選択−Vselを印加する。ゲート線Y3、Y4にも、上記したゲート線Y1、Y2の駆動と同様に、行列H2に基づき選択電圧を印加する。
図7(C)に示されるように、画像データVX1の転置行列と行列H2との積であるVX1t・H2は、ソース線X1に、時刻t1〜t4の各時刻のときに印加すべき電圧を示す。より具体的には、前記した積における1列目から4列目までが順に0、0、0、−4であることから、ソース線X1に、時刻t1のとき0Vを印加し、時刻t2のとき0Vを印加し、時刻t3のとき0Vを印加し、時刻t4のとき−4Vdを印加する。
8本同時選択に基づく駆動法の原理もまた、上記した4本同時選択の原理と同様である。
図8は、具体例の4本同時選択及び8本同時選択に基づく駆動動作を示すタイムチャートである。具体例の4本同時選択では、図2(A)に図示の全体画像8のみを表示しようとするときには、図8(A)に示されるように、図7を用いて説明した原理に従って、全体画像8に対応するゲート線Y1〜Ynについて、ゲート線Y1〜Ynのうちの4本を同時に選択することを順次行い、即ち、図7(B)、(C)に図示されるゲート電圧及びソース電圧をゲート線Y1〜Yn、ソース線X1〜Xmに順次印加する。
なお、同時選択に用いる行列Hn+1は、式(1)に従って求めても良い。式(1)は一般にウォルシュ−アダマール変換と呼ばれており、この式を用いると4本同時選択の場合に用いる4X4の直交行列データを決めておけば、8X8の直交行列データを容易に求められるので、別に8X8の直交行列データを保持しておく必要が無い。
Figure 0004352907
ここで、行列H1は、式(2)のように表され、また、上記した4本同時選択に用いられる行列H2、及び8本同時選択に用いられる行列H3は、式(3)、式(4)のように表される。
Figure 0004352907
Figure 0004352907
Figure 0004352907
図9は、具体例の部分画像の表示動作を示すフローチャートである。以下、図9に図示のフローチャートに沿って部分画像の表示動作を説明する。
工程S10:外部ユーザインターフェース装置(図示せず)から入力を受けると、部分画像9によるメニュー画面を表示すべく、制御部4は、同時に選択すべきゲート線の本数を4本から8本に切り換える、即ち、ゲート線の選択を4本同時選択から8本同時選択に切り換える。
工程S11:制御部4は、フラッシュROM3からメニューである部分画像9を読み出し、図7を用いて説明した演算処理を行うことにより、部分画像9に対応するゲート線及びソース線にそれぞれ印加すべきゲート電圧及びソース電圧を算出する。
工程S12:制御部4は、演算処理の結果に基づき、図8(A)に図示の8本同時選択を走査制御部5に指示し、当該指示に従って、走査制御部5、ソースドライバ6、ゲートドライバ7は、部分画像9に対応するゲート線及びソース線に、前記算出されたゲート電圧及びソース電圧を印加する。このようにして、コレステリック液晶表示体2は全画面を書き換えることなく、メニュー画面を表示する範囲の走査線だけを選択して書き換えることにより図2(A)の表示状態から図2(B)の表示状態に高速に切り換えることができる。
図10は、具体例の駆動装置の全体画像の表示動作を示すフローチャートである。以下、図10の図示のフローチャートに沿って全体画像の表示動作を説明する。
工程S20:制御部4は、外部ユーザインターフェース装置(図示せず)から入力されたユーザ命令が、「メニュー画面での操作を終了する」旨を指示するか、又は「メニュー画面での操作を終了しない」旨を指示するかを判断する。
工程S21:制御部4は、前記ユーザ命令が「メニュー画面での操作の終了する」旨を指示すると判断すると、同時に選択すべきゲート線の本数を8本から4本に切り換え、即ち、ゲート線の選択を8本同時選択から4本同時選択に切り換える。
工程S22:制御部4は、外部ユーザインターフェース装置から入力された他のユーザ命令が、表示すべきページを現在のページ(例えば、図2(A)に図示された1頁目)から別なページ(例えば、2頁目)に切り換える「ページ切り換え」を指示しているか否かを判断する。
工程S23:制御部4は、ユーザ命令が「ページ切り換え」を指示していると判断すると、工程S21で切り換えた後の4本同時選択に従って、ゲート線Y1〜Ynを4本ずつ順次選択することにより、別なページを表示する。
工程S24:制御部4は、ユーザ命令が「ページ切り換え」を指示していないと判断すると、工程S21で切り換えた後の4本同時選択に従って、ゲート線Y1〜Ynの全てを4本ずつ順次選択することにより、または、全体画像8のうち部分画像9に対応する画像部分に対応するゲート線を4本ずつ順次選択することにより、図2(A)と同一なページを再び表示する。
工程S25:制御部4は、ユーザ命令が「メニュー画面での操作を終了しない」旨を指示していると判断すると、フラッシュROM3から別なメニューの部分画像(図示せず)を読み出し、当該部分画像に対応するゲート線を8本ずつ順次選択することにより、図2(B)に図示されたメニューと異なる別なメニューを表示する。
上述したように、具体例の駆動装置1では、走査制御部5は、部分画像9に対応するゲート線及びソース線、より正確には、部分画像9に対応するコレステリック液晶2bを、4本同時選択ではなく8本同時選択に基づき駆動することから、部分画像9を従来に比して高速に表示することができる。
具体例のコレステリック液晶の駆動装置の構成を示すブロック図。 具体例のコレステリック液晶の駆動装置が表示する画像を示す図。 具体例の画素の配向を示す断面図。 具体例のコレステリック液晶への印加電圧と配向の種類(反射率)との関係を示すグラフ。 具体例のコレステリック液晶の駆動動作を示すタイムチャート。 具体例のコレステリック液晶表示体の駆動動作を示すタイムチャート。 具体例のコレステリック液晶表示体の駆動動作の原理を示す図。 具体例の4本同時選択及び8本同時選択に基づく駆動動作を示すタイムチャート。 具体例の部分画像の表示動作を示すフローチャート。 具体例の全体画像の表示動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 コレステリック液晶の駆動装置 2 コレステリック液晶表示体 3 フラッシュROM 4 制御部 5 走査制御部 6 ソースドライバ 7 ゲートドライバ。

Claims (2)

  1. 各々が複数の走査線及び複数のデータ線の交差位置に設けられ、前記走査線及び前記データ線間の電圧によりP配向、F配向及びH配向のいずれかに規定される複数のコレステリック液晶について、同時選択すべきM本(Mは、2以上の任意の整数)の走査線上にある第1のコレステリック液晶をH配向にリセットするためのリセット期間、前記H配向にリセットされた前記第1のコレステリック液晶をTP配向又はH配向に選択するための選択期間、及び前記TP配向に選択された前記第1のコレステリック液晶をF配向に保持し又は前記H配向に選択された前記第1のコレステリック液晶をP配向に保持するための保持期間からなる第1の周期であって前記M本により規定される前記第1の周期に従う前記M本の走査線の同時選択を行うことにより、前記複数のコレステリック液晶が表示すべき第1の画像を表示する第1の駆動工程と、
    外部ユーザインターフェース装置からの入力を検出する工程と、
    前記検出工程によって入力が検出された場合に、前記複数のコレステリック液晶のうちの一部のコレステリック液晶が表示すべき第2の画像を記憶装置から読み出す工程と、 前記第2の画像に対応する前記一部のコレステリック液晶について、同時選択すべきN本(Nは、Mより大きい任意の整数)の走査線上にある第2のコレステリック液晶をH配向にリセットするためのリセット期間、前記H配向にリセットされた前記第2のコレステリック液晶をTP配向又はH配向に選択するための選択期間、及び前記TP配向に選択された前記第2のコレステリック液晶をF配向に保持し又は前記H配向に選択された前記第2のコレステリック液晶をP配向に保持するための保持期間からなる第2の周期であって前記N本により規定される前記第2の周期に従う前記N本の走査線の同時選択を行うことにより、前記第2の画像を表示する第2の駆動工程とを含むことを特徴とするコレステリック液晶の駆動方法。
  2. 各々が複数の走査線及び複数のデータ線の交差位置に設けられ、前記走査線及び前記データ線間の電圧によりP配向、F配向及びH配向のいずれかに規定される複数のコレステリック液晶について、同時選択すべきM本(Mは、2以上の任意の整数)の走査線上にある第1のコレステリック液晶をH配向にリセットするためのリセット期間、前記H配向にリセットされた前記第1のコレステリック液晶をTP配向又はH配向に選択するための選択期間、及び前記TP配向に選択された前記第1のコレステリック液晶をF配向に保持し又は前記H配向に選択された前記第1のコレステリック液晶をP配向に保持するための保持期間からなる第1の周期であって前記M本により規定される前記第1の周期に従う前記M本の走査線の同時選択を行うことにより、前記複数のコレステリック液晶が表示すべき第1の画像を表示する第1の駆動回路と、
    外部ユーザインターフェース装置からの入力を検出する回路と、
    前記検出工程によって入力が検出された場合に、前記複数のコレステリック液晶のうちの一部のコレステリック液晶が表示すべき第2の画像を記憶装置から読み出す回路と、
    前記第2の画像に対応する前記一部のコレステリック液晶について、同時選択すべきN本(Nは、Mより大きい任意の整数)の走査線上にある第2のコレステリック液晶をH配向にリセットするためのリセット期間、前記H配向にリセットされた前記第2のコレステリック液晶をTP配向又はH配向に選択するための選択期間、及び前記TP配向に選択された前記第2のコレステリック液晶をF配向に保持し又は前記H配向に選択された前記第2のコレステリック液晶をP配向に保持するための保持期間からなる第2の周期であって前記N本により規定される前記第2の周期に従う前記N本の走査線の同時選択を行うことにより、前記第2の画像を表示する第2の駆動回路とを含むことを特徴とするコレステリック液晶の駆動装置。
JP2004014901A 2004-01-22 2004-01-22 コレステリック液晶の駆動方法及び駆動装置 Expired - Fee Related JP4352907B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004014901A JP4352907B2 (ja) 2004-01-22 2004-01-22 コレステリック液晶の駆動方法及び駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004014901A JP4352907B2 (ja) 2004-01-22 2004-01-22 コレステリック液晶の駆動方法及び駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005208344A JP2005208344A (ja) 2005-08-04
JP4352907B2 true JP4352907B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=34900549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004014901A Expired - Fee Related JP4352907B2 (ja) 2004-01-22 2004-01-22 コレステリック液晶の駆動方法及び駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4352907B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5352957B2 (ja) 2007-02-14 2013-11-27 富士通株式会社 電子ペーパー装置および電子ペーパー用データ生成装置
JP5056843B2 (ja) * 2007-03-08 2012-10-24 富士通株式会社 液晶表示素子及びその駆動方法、及びそれを用いた電子ペーパー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005208344A (ja) 2005-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8300009B2 (en) Electrophoretic display, method for driving electrophoretic display, and storage display
US7391414B2 (en) Electro-optical device, controller for controlling the electro-optical device, method for controlling the electro-optical device, and electronic device
JP2011186220A (ja) 電気光学装置の駆動方法、及び電気光学装置
JP2008111930A (ja) 情報表示装置および駆動方法
JP4352907B2 (ja) コレステリック液晶の駆動方法及び駆動装置
JP2005140959A (ja) 表示装置及びこれを用いた携帯機器
JP4599049B2 (ja) 表示装置及びこれを用いた携帯機器
JP2006064910A (ja) 表示装置
JP4644156B2 (ja) メモリ性液晶のリセット方法及び液晶表示装置
JP5446961B2 (ja) 電気泳動ディスプレー
JP2006215293A (ja) メモリー性液晶パネル
JP2008009227A (ja) 画像データ出力装置及び液晶表示装置
JP3290494B2 (ja) 相転移型液晶書込み装置
JP2007128043A (ja) 情報表示装置
JP4513336B2 (ja) コレステリック液晶の駆動装置及び駆動方法
JP5321040B2 (ja) 表示装置
JP4492759B2 (ja) 表示装置
JP5437737B2 (ja) 双安定液晶表示パネル及びその駆動方法
JP2002297112A (ja) 液晶表示素子の駆動装置
JP2006064912A (ja) 情報表示装置
JP2008122688A (ja) 情報表示装置および駆動方法
JP2001275128A (ja) 情報表示装置、表示方法及び筆記方法
JP2006276626A (ja) 画像表示装置およびデータ電極駆動回路
JP2006018125A (ja) 液晶表示装置
JP4807391B2 (ja) 情報処理装置および制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061110

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees