JP4352865B2 - 片引き窓 - Google Patents

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本発明は、片引き窓に関するものである。
窓の一形態として、窓枠の上下枠間の左右方向の一方側に嵌殺し障子を設け、他方側に形成される開口部を引戸障子で閉鎖・開放する片引き窓がある。片引き窓では、引戸障子を室外側に、嵌殺し障子を室内側に取り付けた外動式と、引戸障子を室内側に、嵌殺し障子を室外側に取り付けた内動式とがあるが、引戸障子の建込みの容易さという点では、引戸障子を室内側から建込める内動式が優れている(特許文献1参照。)。窓枠の上枠と下枠には、引戸障子を案内するためのレールが枠と一体に設けてあり、レールは枠から分離できないのが普通である。レールを枠と別体で構成したものとしては、特許文献2に開示されているように、レールを障子一枚分の横幅と同じ長さだけ可動式とし、この可動式レールを障子ごと回動させることで、換気が行えるようにしたものがある。また特許文献3には、外建具と内建具とを備える開口部の構造において、外建具の取外しを容易とするために、内建具を支持する下枠のレールを取外せるようにしたものが開示されている。上枠のレールを取外せるようにしたものは、これまで無かった。
特開昭62−13682号公報 特開平3−115692号公報 特開2000−96933号公報
内動式の片引き窓において、引戸障子をいわゆるけんどん式で上下枠間に建込むときには、障子上部を室外側に向けて傾けた状態で障子を一人で持ち上げて保持し、障子上框のレール呑み込み溝に上枠のレールを深く呑み込ませた上で、障子下框の戸車を下枠のレールに乗せる必要があり、引戸障子が大きく重いものであると、この作業もかなりの重労働である。本発明はこうした実情に鑑み、引戸障子の窓枠への建込みを一層容易に行える片引き窓の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による片引き窓は、上上枠及び下枠と、上下枠間における左右方向の一方側で且つ屋外側位置に取付けた嵌殺し障子と、上下枠間における左右方向の他方側で且つ屋内側位置に取付けてあると共に嵌殺し障子の屋内側に移動自在な引戸障子とを備え、上枠は、左右方向の一方側の屋内側位置に設けた一方側レールと、左右方向の他方側の屋内側位置に設けてあり且つ一方側レールに連続する他方側レールとを有し、一方側レールと他方側レールの何れか一方が上枠に着脱自在としてあり、下枠は、左右方向の一方側屋内側位置から他方側屋内側位置に設けた下側レールを有し、引戸障子は、一方側レール及び他方側レールを呑み込むレール呑み込み溝を上面に有すると共に下側レールと係合する戸車を下面に有し、着脱するほうの一方側レールまたは他方側レールを引戸障子の見付け寸法より長くして、上枠の一方側レールないし他方側レールを取外した範囲の上下枠間から引戸障子を建込めるようにしたことを特徴とする。嵌殺し障子、引戸障子は、各一枚ずつ設けたものに限らず、例えば嵌殺し障子の両側に引戸障子を設けたもの、二枚の嵌殺し障子の間に引戸障子を設けたものであってもよい。
請求項2記載の発明は、嵌殺し障子の上框の下縁と引戸障子の上框の下縁とは略同一高さ位置にあり、嵌殺し障子の下框の上縁と引戸障子の上框の上縁とは略同一高さ位置にあることを特徴とする。
請求項1記載の発明による片引き窓は、上枠に設けた一方側レールと他方側レールの何れか一方を上枠に着脱自在としてあると共に、着脱するほうの一方側レールまたは他方側レールを引戸障子の見付け寸法より長くすることで、このレールを上枠から取外した状態で引戸障子を上下枠間に室内側より建込むことができ、従来のように引戸障子を持ち上げながら引戸障子のレール呑み込み溝に上枠のレールを呑み込ませる必要がないから、引戸障子を建込む際の労力が大いに軽減される。
請求項2記載の発明によれば、引戸障子を閉めたときに、嵌殺し障子の上框の下縁と引戸障子の上框の下縁とが略一直線となり、嵌殺し障子の下框の上縁と引戸障子の下框の上縁とが略一直線となるので、意匠性が良好となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1から図3は本発明の片引き窓の一実施形態を示しており、図1は室内側から見た正面図、図2は縦断面図、図3は横断面図である。この片引き窓は、上枠1、下枠2、左右の縦枠14,15とから窓枠16が構成され、窓枠内の室内側から見て右側の屋外側位置に嵌殺し障子3を取付けてあり、窓枠内の室内側から見て左側の室内側位置に引戸障子4を取付けてあり、引戸障子4は嵌殺し障子3の室内側に移動自在としてある。引戸障子4の横幅は、嵌殺し障子3の略3分の1程度となっている。(以後、単に「右側」、「左側」と言ったときには、室内側から見ての右側、左側を意味する。)
上枠1は、図2に示すように、室内側に引戸障子4の上部を呑み込む引戸障子呑み込み溝部17が下向きに開口するコ字状に形成され、その内底面にレール取付部18を備え、レール取付部18に引戸障子4の上部を案内するレールがビス19で取付けてある。レールは上枠1の全長に亘って設けてあるが、図1に示すように、右側レール5と左側レール6の二部材からなり、これをレール取付部18に取付けて連続させてある。左側レール6の長さは、引戸障子4の横幅よりも何cmか長くしてある。右側レール5及び左側レール6は、断面略L字状の長尺材となっており、上枠1への取付面に室外側に向けて延びる鉤状の係止片20a,20bを備え、これを上枠側に設けた突条に室内側から係止させると共に、レールの室外側面をレール取付部の段部に突き当てた上で、上枠1にビス止めされている。したがって、右側レール5及び左側レール6の上枠1への着脱が容易に且つ強固に行え、しかも取付ける際には正確に位置決めした状態で取付けられる。上枠1の室外側には、上枠の上面から少し下がったところに、嵌殺し障子3の上框22が一体に形成されている。
下枠2には、図2と図3に示すように、室内側位置に全長に亘って、引戸障子4の下部を案内する下側レール7が一体に形成されている。下枠2の室外側位置の中央部から右側の部分には、嵌殺し障子3の下框23が取付けてある。嵌殺し障子下框23の左側端部位置の上下枠間には、室外側召し合せ框24が架設してある。そして室外側召し合せ框24と右縦枠14、上框22、下框23とで形成される枠内にガラス25を保持し、嵌殺し障子3が構成されている。
引戸障子4は、上框26、下框27、室内側召し合せ框28、戸先框29とを枠組みし、その枠内にガラス30を保持させて構成してある。上框26にはレール呑み込み溝8を備え、下框27には戸車9を備えている。なお、図中の31はクレセントである。
本片引き窓は、図2に示すように、嵌殺し障子の上框の下縁10、引戸障子の上框の下縁11、及び上枠の下縁33とが同一高さ位置にあり、嵌殺し障子の下框の上縁12と引戸障子の下框の上縁13とが同一高さ位置にある。そのため、ガラスによって向こう側を見通せる高さ範囲が嵌殺し障子3と引戸障子4とで同一であり、室内側から見ても室外側から見ても段違いの線が表れない。
次に、引戸障子4を上下枠間に建込む際の手順を述べる。まず、上枠1から左側レール6を取外しておく。次に、引戸障子4を両手で持ち上げて室内側より上下枠間に建込むのであるが、そのときは、まず引戸障子4の上部を上枠の引戸障子呑み込み溝部17の左側レール6を取外した範囲内に呑み込ませてから、引戸障子下部の戸車9を下枠の下側レール7上に乗せる。上枠1の引戸障子呑み込み溝部17の開口幅は、引戸障子4の厚みに対して十分余裕を持たせてあるので、この作業はいたって簡単に行える。次に、引戸障子4を図1の二点鎖線で示すように右側に移動させて、引戸障子のレール呑み込み溝8に右側レール5を呑み込ませる。そして、左側レール6を上枠のレール取付部18に取付け、左側レール6を右側レール5と連続させれば、引戸障子4の建込み作業が完了する。なお、この実施形態のものでは、右側レール5を取外し、取外した右側レール5の範囲からも引戸障子4の建込みが可能である。
上述の実施形態では、右側レール5と左側レール6とが両方とも上枠1から取外せるようにしてあったが、どちらかが上枠1と一体に形成され、取外せないようにしてあってもよい。具体的には、上枠1の全長に亘ってレールを一体に押出し成形し、そのレールを一部切除して、そこに別体のレールを着脱自在に設けたものであってもよい。着脱自在とするレールは、引戸障子4の横幅以上の長さにする必要がある。また着脱自在とするレールは、上枠1の全長のどの位置に設けてもよい。
図4は本発明の片引き窓の別の実施形態を示している。上下枠間の左右方向の中央部の室外側位置には嵌殺し障子3を設けてあり、嵌殺し障子3の両側の室内側には引戸障子4,4を設けてあり、各引戸障子4は嵌殺し障子3の室内側に移動自在となっている。上枠1には、全長に亘って引戸障子4を案内するレールを備えており、その左右方向の中央部分34が上枠1に対して着脱自在となっている。引戸障子4を上下枠間に建込む際には、そのレール中央部分34を上枠1から取外して、その範囲の室内側から引戸障子4の建込みを行うことができる。
本発明に係る片引き窓の一実施形態を示す室内側正面図である。 図1に示す片引き窓の縦断面図である。 図1に示す片引き窓の横断面図である。 本発明に係る片引き窓の別の実施形態を示す室内側正面図である。
符号の説明
1 上枠
2 下枠
3 嵌殺し障子
4 引戸障子
5 右側レール(一方側レール)
6 左側レール(他方側レール)
7 下側レール
8 レール呑み込み溝
9 戸車
10 嵌殺し障子上框の下縁
11 引戸障子上框の下縁
12 嵌殺し障子下框の上縁
13 引戸障子下框の上縁

Claims (2)

  1. 上枠及び下枠と、上下枠間における左右方向の一方側で且つ屋外側位置に取付けた嵌殺し障子と、上下枠間における左右方向の他方側で且つ屋内側位置に取付けてあると共に嵌殺し障子の屋内側に移動自在な引戸障子とを備え、上枠は、左右方向の一方側の屋内側位置に設けた一方側レールと、左右方向の他方側の屋内側位置に設けてあり且つ一方側レールに連続する他方側レールとを有し、一方側レールと他方側レールの何れか一方が上枠に着脱自在としてあり、下枠は、左右方向の一方側屋内側位置から他方側屋内側位置に設けた下側レールを有し、引戸障子は、一方側レール及び他方側レールを呑み込むレール呑み込み溝を上面に有すると共に下側レールと係合する戸車を下面に有し、着脱するほうの一方側レールまたは他方側レールを引戸障子の見付け寸法より長くして、上枠の一方側レールないし他方側レールを取外した範囲の上下枠間から引戸障子を建込めるようにしたことを特徴とする片引き窓。
  2. 嵌殺し障子の上框の下縁と引戸障子の上框の下縁とは略同一高さ位置にあり、嵌殺し障子の下框の上縁と引戸障子の上框の上縁とは略同一高さ位置にあることを特徴とする請求項1記載の片引き窓。
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