JP4351585B2 - スイッチング回路及び電圧計測回路 - Google Patents

スイッチング回路及び電圧計測回路 Download PDF

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この発明は、スイッチング回路及び電圧計測回路に係わり、特に、直列に接続されたバッテリの両端をコンデンサに接続するスイッチング回路及び当該スイッチング回路を備えた電圧計測回路に関する。
上述した従来のスイッチング回路として、例えば、図5に示すようなものが提案されている(例えば、特許文献1、2)。同図に示すように、スイッチング回路は、直列に接続された複数の単位セルV1〜Vnに対して1つのコンデンサCと、上記単位セルV1〜Vnの各両端を上記コンデンサCの両端に順次接続するための複数の切替スイッチS1〜Sn+1とを備えている。なお、図5において単位セルV1〜Vnはそれぞれ一つのバッテリから構成されている。
切替スイッチS1〜Sn+1は、n個の単位セルV1〜Vnに対して、(n+1)個設けられている。つまり、例えば、単位セルV1のプラス側と、この単位セルV1のプラス側に接続されている単位セルV2のマイナス側とは、共通の切替スイッチS2を介してコンデンサCに接続されるようになっている。また、図6に示すように、各単位セルV1〜Vnの両側に2つずつ切替スイッチS1〜S2nを設けるスイッチング回路も提案されている(例えば特許文献3)。
特開平11−248755号公報 特開2002−156392号公報 特開平11−248757号公報
図5及び図6に示す従来のスイッチング回路においては、切替スイッチS1〜Sn+1、S1〜S2nとして、リレースイッチを用いていた。しかしながら、リレースイッチは、コスト、大きさ、耐久性、応答速度の面で問題がある。そのため、これらの面で優れている半導体スイッチを切替スイッチS1〜Sn+1、S1〜S2nとして用いたいという要望があった。
しかしながら、半導体スイッチにはソース−ドレイン間に寄生ダイオードが存在するため、切替スイッチS1〜Sn+1、S1〜S2nをオフしても、寄生ダイオードを通じて電流が流れてしまうことがあり、単位セルV1〜VnとコンデンサCとの絶縁を完全に図ることができない。
本発明は、構成が簡単となり安価で、かつ、高性能なスイッチング回路及び電圧計側回路を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、コンデンサと、バッテリからなる単位セルを複数個直列に接続して構成された組電池の各単位セルの両端を前記コンデンサに順次接続するための複数の切替スイッチと、を備え、前記切替スイッチが、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、直列接続された2つの半導体スイッチを有するスイッチング回路において、前記半導体スイッチのソース−ゲート間に設けた抵抗素子と、前記抵抗素子の両端に接続したドライブ用コンデンサと、前記ドライブ用コンデンサを介して前記抵抗素子の両端に交流電圧を印加する発振回路と、を備えたことを特徴とするスイッチング回路に存する。
請求項1記載の発明によれば、発振回路からの交流電圧がドライブ用コンデンサを介して抵抗素子に印加されると、半導体スイッチのソース−ゲート間にバイアスがかかり2つの半導体スイッチをオンすることができる。以上の構成によれば、ドライブ用コンデンサにより発振回路と組電池とは直流的には絶縁することができるため、発振回路は組電池とは異なる低電系電源を電源とすることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のスイッチング回路であって、前記発振回路と前記ドライブ用コンデンサとの間に設けたドライブ用スイッチと、前記ドライブ用スイッチのオンオフを指示する制御信号を出力するロジック回路と、を備えたことを特徴とするスイッチング回路に存する。
請求項2記載の発明によれば、ドライブ用スイッチがオンすると、発振回路からの交流電圧がドライブ用コンデンサを介して、抵抗素子に印加する。このドライブ用スイッチは、ロジック回路からの制御信号によりオンオフが制御される。以上の構成によれば、複数の切替スイッチに対して発振回路を一つにすることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のスイッチング回路と、前記コンデンサの両端電圧を計測する電圧計側手段と、前記コンデンサの両端と前記電圧計側手段との間に設けられた計測スイッチとをさらに備え、前記計測スイッチは、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、直列接続された2つの半導体スイッチを有することを特徴とする電圧計側装置に存する。
請求項3記載の発明によれば、コンデンサと電圧計側手段との間に設けられる計測スイッチが、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、直列接続された2つの半導体スイッチを有する。従って、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、2つの半導体スイッチを接続することにより、ソース−ドレイン方向に発生する寄生ダイオードの順方向が互いに逆向きとなる。これにより半導体スイッチがオフのとき、寄生ダイオードを通じて電流が流れてしまうということがない。
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、ドライブ用コンデンサにより発振回路と組電池とは直流的には絶縁することができるため、発振回路は組電池とは異なる低電系電源を電源とすることができるので、構成が簡単となり安価で、かつ、高性能なスイッチング回路を得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、複数の切替スイッチに対して発振回路を一つにすることができるので、構成が簡単となりコストダウンを図ったスイッチング回路を得ることができる。
請求項3記載の発明によれば、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、2つの半導体スイッチを接続することにより、ソース−ドレイン方向に発生する寄生ダイオードの順方向が互いに逆向きとなる。これにより半導体スイッチがオフのとき、寄生ダイオードを通じて電流が流れてしまうということがないので、計測スイッチとして、半導体スイッチを用いることができる電圧計側回路を得ることができる。
第1実施例
以下、第1実施例における本発明によるスイッチング回路及び電圧計測回路を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明のスイッチング回路としてのフライングキャパシタ回路を組み込んだ電圧計測回路の一実施の形態を示す回路図である。同図に示すように、電圧計測回路は、2つのバッテリからなる単位セルV1〜Vnが複数直列に接続された組電池に対して、一つのコンデンサCを備えている。
また、電圧計測回路は、上記単位セルV1〜Vnの各両端を上記コンデンサCの両端に順次接続するための複数の切替スイッチS11〜S1(n+1)と、この切替スイッチS11〜S1(n+1)と直列に接続された抵抗R11〜R1(n+1)とを備えている。切替スイッチS11〜S1(n+1)は、n個の単位セルV1〜Vnに対して、(n+1)個設けられている。上述した切替スイッチS11〜S1(n+1)及びコンデンサCがスイッチング回路を構成している。また、コンデンサCの両端は、計測スイッチS21及びS22を介して、コンデンサCの充電電圧を計測する計測回路10に接続されている。
上述したフライングキャパシタ回路を組み込んだ電圧計測回路の動作について以下説明する。まず、図示しないロジック回路は、切替スイッチS11及びS12をオンして、単位セルV1の両端をコンデンサCの両端に接続する。これにより、コンデンサCの充電電圧は、単位セルV1の両端電圧に応じた値となる。次に、ロジック回路は、切替スイッチS11及びS12をオフにして、単位セルV1をコンデンサCから切り離すと共に、計測スイッチS21及びS22をオンして、計測回路10によりコンデンサCの充電電圧を計測させる。このコンデンサCの充電電圧を計測することにより、単位セルV1の両端電圧を計測することができる。
さらにロジック回路は、切替スイッチS12及びS13をオンして、単位セルV2の両端をコンデンサCの両端に接続する。以下、ロジック回路は、上述したように切替スイッチS11〜S1(n+1)及び計測スイッチS21、S22のオンオフ制御する。そして、これにより単位セルV1〜Vnの両端を順次コンデンサCに接続させると共に、接続によって単位セルV1〜Vnの両端電圧に応じた値となったコンデンサCの充電電圧を計測回路10により計測させる。
これらの動作から明らかなように、各単位セルV1〜Vn間に接続されている切替スイッチS12〜S1nは2つの単位セルV1〜Vnによって共用されている。具体的に述べると、例えば、単位セルV1のプラス側と、この単位セルV1のプラス側に接続されている単位セルV2のマイナス側とは、共通の切替スイッチS12を介してコンデンサCに接続されるようになっている。このため、各単位セルV1〜Vn間にある切替スイッチS12〜S1nには、双方向の電流が流れることとなる。
次に、上述した切替スイッチS11〜S1(n+1)の詳細な構成について図2及び図3を参照して説明する。図2は、切替スイッチS12〜S1(n+1)のうち任意の切替スイッチSmを示す回路図であり、図3は、最も高電圧となる単位セルV1のプラス側に接続されている切替スイッチS11を示す回路図である。
まず、図2を参照して、切替スイッチS12〜S1(n+1)について説明する。同図に示すように、切替スイッチSmは、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、直列に接続された2つの半導体スイッチとしてのNch.の電界効果トランジスタ(=FET)Q1及びQ2から構成されている。このため、各FETQ1及びQ2のソース−ドレイン間に発生する寄生ダイオードD1及びD2も、その順方向が互いに逆向きになる。
上述したFETQ1及びQ2のゲートは、トランジスタTr1のコレクタ及び抵抗Rb間に接続されている。上記トランジスタTr1のエミッタは、抵抗Ra及びR1(m-1)を介して単位セルVm-1のプラス側に接続されると共に、抵抗Rcを介してベースと接続されている。一方、抵抗Rbは、単位セルVmのマイナス側に接続されている。
また、トランジスタTr1のベースは、抵抗Rd及びReを介してトランジスタTr2のコレクタに接続される。このトランジスタTr2のエミッタはグランドに接続されている。一方、ベースは抵抗Rfを介して図示しないロジック回路に接続されるとともに、抵抗Rgを介してエミッタに接続されている。
これにより、5V系のロジック回路から5Vの制御信号がトランジスタTr2のベースに供給されると、トランジスタTr2がオンする。トランジスタTr2がオンすると抵抗R1(m-1)、Ra、Rc、Rd、Reの順に電流が流れる。このとき抵抗Rcに発生する電圧により、トランジスタTr1のエミッタ−ベース間にバイアスが与えられるため、トランジスタTr1もオンする。
トランジスタTr1がオンすると、FETQ1及びQ2のゲートには、単位セルVm及び単位セルVm-1の両端電圧の合計値を、抵抗R1(m-1)、Raと、抵抗Rbとで分圧した電圧が印加される。これにより、FETQ1及びQ2のゲートには、そのソースより高いバイアス電圧が印加され、FETQ1及びQ2はオンする。以上のことから明らかなように、抵抗Ra〜Rg及びトランジスタTr1、Tr2は5Vの制御信号をレベルシフトして、FETQ1及びQ2のゲートに印加するレベルシフト回路として働く。
次に、図3を参照して切替スイッチS11について説明する。同図に示すように、切替スイッチS11は、切替スイッチS12〜S1(n+1)と同様に、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、直列接続された2つのPch.FETQ1及びQ2から構成されている。このため、各FETQ1及びQ2のソース−ドレイン間に発生する寄生ダイオードD1及びD2も、その順方向が逆向きになる。
上述したFETQ1及びQ2のゲートは、抵抗Rhの一端と、抵抗Riの一端との間に接続されている。上記抵抗Rhの他端は、抵抗R11を介して単位セルV1に接続されている。一方、抵抗Riの他端は、トランジスタTr3のコレクタ−エミッタ間を介してグランドに接続されている。このトランジスタTr3のベースは抵抗Rjを介して図示しないロジック回路に接続されていると共に、抵抗Rkを介してエミッタに接続されている。
これにより、5V系のロジック回路から5Vの制御信号がトランジスタTr3のベースに供給されると、トランジスタTr3がオンする。トランジスタTr3がオンすると、FETQ1及びQ2のゲートには、単位セルV1のプラス側の電圧を抵抗R11、抵抗Rhと、抵抗Riとで分圧した電圧が印加される。これにより、FETQ1及びQ2のゲートには、そのソースより低いバイアス電圧が印加され、FETQ1及びQ2がオンする。以上のことから明らかなように、抵抗Rh〜Rk及びトランジスタTr3は5Vの制御信号をレベルシフトして、FETQ1及びQ2のゲートに印加するレベルシフト回路として働く。
以上のフライングキャパシタ回路を組み込んだ電圧計測回路によれば、切替スイッチS11〜S1(n+1)は、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、直列接続された2つのFETQ1及びQ2からそれぞれ構成されている。従って、切替スイッチS11〜S1(n+1)としてFETを用いれば双方向に電流を流すことができる。
しかも、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、2つのFETQ1及びQ2を接続することにより、ソース−ドレイン方向に発生する寄生ダイオードD1及びD2の順方向が互いに逆向きとなる。これによりFETQ1及びQ2がオフのとき、寄生ダイオードD1及びD2を通じて、オン時における電流方向と逆方向に電流が流れてしまうことも防止することができ、切替スイッチとして、コスト、大きさ、耐久性、応答速度などが優れた半導体スイッチであるFETS11〜S1(n+1)を用いることができる。
また、上述した電圧計測回路によれば、レベルシフト回路により制御信号をレベルシフトしてFETQ1及びQ2のゲートに印加している。このレベルシフト回路により、5V系のロジック回路が出力する制御信号を用いて、高電圧にソースが接続されたFETQ1及びQ2のオンオフを制御することができ、高価なフォトMOSなどを用いる必要がなく、コストダウンを図ることができる。
ところで、切替スイッチS11のFETQ1及びQ2は最も高電圧である単位セルV1のプラス側に接続されているため、ゲートにソースより高い電圧を印加することができず、Nch.FETを用いることができない。そこで、上述した電圧計測回路のように、最も高電圧側にある単位セルV1のプラス側に接続されている切替スイッチS11が有するFETQ1及びQ2を高価なPch.FETとし、他の切替スイッチS12〜S1(n+1)はNch.FETとすれば、コストダウンを図ることができる。
さらに、上述したように、計測スイッチS21及びS22としてもFETQ1及びQ2を用いることにより、計測スイッチS21及びS22に双方向電流を流すことができる。しかも、切替スイッチS11〜S1(n+1)と同様に、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、2つのFETQ1及びQ2を接続することにより、ソース−ドレイン方向に発生する寄生ダイオードD1及びD2の順方向が互いに逆向きとなる。これによりFETQ1及びQ2がオフであっても逆方向に電流が流れてしまうことも防止することができる。
なお、上述した実施の形態では、切替スイッチS11及びS1(n+1)についても、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きとなるように直列接続した2つのFETQ1及びQ2を用いていた。しかしながら、切替スイッチS11及びS1(n+1)には、単方向の電流しか流れないため、トランジスタなどの単方向スイッチを用いることも考えられる。
第2実施例
次に、第2実施例における本発明によるスイッチング回路及び電圧計測回路を、図面に基づいて説明する。図4は、本発明のスイッチング回路としてのフライングキャパシタ回路を組み込んだ電圧計測回路の一実施の形態を示す回路図である。なお、同図において、図1〜図3について上述した第1実施例と同等の部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第1実施例と異なる点は、切替スイッチS11〜S1(n+1)のドライブ回路である。第1実施例では、組電池の電圧を分圧して切替スイッチS11〜S1(n+1)を構成するFETQ1、Q2のゲート電圧を得ていたが、第2実施形態では以下のように構成している。図4に示すように、FETQ1、Q2のドライブ回路は、このFETQ1及びQ2のゲート−ソース間に設けられた抵抗Rdr(=抵抗素子)と、この抵抗Rdrの両端に設けられたコンデンサCr1及びCr2(=ドライブ用コンデンサ)と、コンデンサCr1及びCr2を介して抵抗Rdrの両端に交流電圧を印加する発振回路20とを備えている。
また、ドライブ回路は、発振回路20とコンデンサCr2との間に設けたドライブ用スイッチSWと、このドライブ用スイッチSWのオンオフを指示する制御信号を出力するロジック回路30とを備えている。
上述した構成の電圧計測装置のドライブ回路の動作を以下説明する。上述した発振回路20は、常時発振して、交流電圧を出力している。今、ロジック回路30がドライブ用スイッチSWに制御信号を出力すると、ドライブ用スイッチSWがオンして、抵抗Rdrの両端に発振回路20からの交流電圧が印加される。これによりFETQ1及びQ2のソース−ゲート間にバイアスがかかり2つのFETQ1及びQ2をオンすることができる。一方、ロジック回路30がドライブ用スイッチSWに対する制御信号の出力を停止すると、ドライブ用スイッチSWがオフして、交流電圧の供給経路が断たれるため、FETQ1及びQ2がオフする。
以上の構成によれば、コンデンサCr1及びCr2により発振回路20と組電池とは直流的に絶縁することができるため、発振回路20や、ロジック回路30は組電池とは異なる例えば5V系の低電圧源を電源とすることができる。このため、例えば、発振回路20とコンデンサCr2との間に設けたドライブ用スイッチSWも高耐圧が不要であり、安全な装置を安価に得ることができる。
また、抵抗Rdrに印加する交流電圧をオンオフするドライブ用スイッチSWと、このドライブ用スイッチSWを制御するロジック回路30とを設けることにより、複数の切替スイッチS11〜S1(n+1)に対して発振回路20を一つにすることができ、各切替スイッチS11〜S1(n+1)に対して各々発振回路20を設ける必要がない。このため、構成が簡単となり、コストダウンを図ることができる。
なお、第2実施例としては、さらに、抵抗Rdrと並列にコンデンサを設けることも考えられる。このような構成にすることにより、抵抗Rdrとコンデンサとがフィルタとして働き、ノイズなどによって不用意にFETQ1及びQ2がオンしてしまうことを防ぐことができる。
第1実施例における本発明のスイッチング回路としてのフライングキャパシタ回路を組み込んだ電圧計測回路を示す回路図である。 図1の電圧計測回路を構成する切替スイッチS12〜S1(n+1)を示す詳細回路図である。 図1の電圧計測回路を構成する切替スイッチS11を示す詳細回路図である。 第2実施例における本発明のスイッチング回路としてのフライングキャパシタ回路を組み込んだ電圧計測回路を示す回路図である。 従来のフライングキャパシタ回路の一例を示す回路図である。 従来のフライングキャパシタ回路の一例を示す回路図である。
符号の説明
C コンデンサ
Cr1、Cr2 ドライブ用コンデンサ
11〜S1(n+1) 切替スイッチ
21、S22 計測スイッチ
211〜S21n 計測スイッチ
221〜S22n 計測スイッチ
SW ドライブ用スイッチ
1〜Vn 単位セル
Q1、Q2 電界効果トランジスタ(半導体スイッチ)
Rdr 抵抗素子
20 発振回路
30 ロジック回路

Claims (3)

  1. コンデンサと、バッテリからなる単位セルを複数個直列に接続して構成された組電池の各単位セルの両端を前記コンデンサに順次接続するための複数の切替スイッチと、を備え、前記切替スイッチが、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、直列接続された2つの半導体スイッチを有するスイッチング回路において、
    前記半導体スイッチのソース−ゲート間に設けた抵抗素子と、
    前記抵抗素子の両端に接続したドライブ用コンデンサと、
    前記ドライブ用コンデンサを介して前記抵抗素子の両端に交流電圧を印加する発振回路と、
    を備えたことを特徴とするスイッチング回路。
  2. 請求項1に記載のスイッチング回路であって、
    前記発振回路と前記ドライブ用コンデンサとの間に設けたドライブ用スイッチと、
    前記ドライブ用スイッチのオンオフを指示する制御信号を出力するロジック回路と
    を備えたことを特徴とするスイッチング回路。
  3. 請求項1又は2に記載のスイッチング回路と、
    前記コンデンサの両端電圧を計測する電圧計側手段と、
    前記コンデンサの両端と前記電圧計側手段との間に設けられた計測スイッチとをさらに備え、
    前記計測スイッチは、ソース−ドレイン方向が互いに逆向きになるように、直列接続された2つの半導体スイッチを有することを特徴とする電圧計側装置。
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