JP4349133B2 - 原子力プラント及びその運転方法 - Google Patents
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Description
10…抽気流量調整弁、11…給水バイパス管、12…湿分分離過熱器、13…蒸気発生器。
Claims (13)
- 原子炉と、
該原子炉で発生する蒸気が供給される高圧タービン及び低圧タービンを含む蒸気系と、
該低圧タービンから排出された蒸気を凝縮する復水器と、
該復水器から供給された給水を加熱する給水加熱器を含み、
該給水加熱器から排出された給水を前記原子炉に向けて導く給水系とを備えた原子力発電プラントの運転方法において、
前記原子炉の第2運転サイクルにおける第2原子炉熱出力を、該第2運転サイクルより前の第1運転サイクルにおける第1原子炉熱出力よりも増大させ、
前記第1運転サイクルにおける前記蒸気系から抽気して前記給水加熱器に導く抽気蒸気に対して、前記第2運転サイクルにおける抽気蒸気の増加割合を、前記第1原子炉熱出力に対する前記第2原子炉熱出力の増加割合よりも小さくすることを特徴とする原子力プラントの運転方法。 - 原子炉と、
前記原子炉で発生する蒸気が供給される高圧タービン及び前記高圧タービンから排出された前記蒸気を導く低圧タービンを含む蒸気系と、
前記低圧タービンから排出された蒸気を凝縮する復水器と、
前記復水器から供給された給水を加熱する給水加熱器を含み、前記給水加熱器から排出された給水を前記原子炉に導く給水系とを備えた原子力プラントの運転方法において、
前記原子炉の第2運転サイクルにおける第2原子炉熱出力を、前記第2運転サイクルより前の第1運転サイクルにおける第1原子炉熱出力よりも増大させ、
前記蒸気系から抽気して前記給水加熱器に導く抽気蒸気の質量流量を、前記第1運転サイクルに対して前記第2運転サイクルでは小さくすることを特徴とする原子力プラントの運転方法。 - 原子炉と、
前記原子炉で発生する蒸気が供給される高圧タービン及び前記高圧タービンから排出された前記蒸気を導く低圧タービンを含む蒸気系と、
前記低圧タービンから排出された蒸気を凝縮する復水器と、前記復水器から供給された給水を加熱する給水加熱器を含み、前記給水加熱器から排出された給水を前記原子炉に導く給水系とを備えた原子力プラントの運転方法において、
前記原子炉の第2運転サイクルにおける第2原子炉熱出力を、前記第2運転サイクルより前の第1運転サイクルにおける第1原子炉熱出力よりも増大させ、
前記原子炉に前記給水系から導く給水の前記原子炉入口における温度またはエンタルピを、前記第1運転サイクルに対して前記第2運転サイクルでは低くすることを特徴とする原子力プラントの運転方法。 - 原子炉と、
前記原子炉で加熱された冷却材を熱源にして蒸気を発生する蒸気発生器と、
この蒸気が供給される高圧タービン及び前記高圧タービンから排出された前記蒸気を導く低圧タービンを含む蒸気系と、
前記低圧タービンから排出された蒸気を凝縮する復水器と、
前記復水器から供給された給水を加熱する給水加熱器を含み、前記給水加熱器から排出された給水を前記蒸気発生器に導く給水系とを備えた原子力プラントの運転方法において、
前記原子炉の第2運転サイクルにおける第2原子炉熱出力を、前記第2運転サイクルより前の第1運転サイクルにおける第1原子炉熱出力よりも増大させ、
前記第1運転サイクルにおける前記蒸気系から抽気して前記給水加熱器に導く抽気蒸気に対して、前記第2運転サイクルにおける抽気蒸気の増加割合を、前記第1原子炉熱出力に対する前記第2原子炉熱出力の増加割合よりも小さくすることを特徴とする原子力プラントの運転方法。 - 原子炉と、
前記原子炉で加熱された冷却材を熱源にして蒸気を発生する蒸気発生器と、
この蒸気が供給される高圧タービン及び前記高圧タービンから排出された前記蒸気を導く低圧タービンを含む蒸気系と、
前記低圧タービンから排出された蒸気を凝縮する復水器と、前記復水器から供給された給水を加熱する給水加熱器を含み、前記給水加熱器から排出された給水を前記蒸気発生器に導く給水系とを備えた原子力プラントの運転方法において、
前記原子炉の第2運転サイクルにおける第2原子炉熱出力を、前記第2運転サイクルの前の第1運転サイクルにおける第1原子炉熱出力よりも増大させ、
前記蒸気系から抽気して前記給水加熱器に導く抽気蒸気質量流量を、前記第1運転サイクルに対して前記第2運転サイクルでは小さくすることを特徴とする原子力プラントの運転方法。 - 原子炉と、
前記原子炉で加熱された冷却材を熱源にして蒸気を発生する蒸気発生器と、
この蒸気が供給される高圧タービン及び前記高圧タービンから排出された前記蒸気を導く低圧タービンを含む蒸気系と、
前記低圧タービンから排出された蒸気を凝縮する復水器と、
前記復水器から供給された給水を加熱する給水加熱器を含み、前記給水加熱器から排出された給水を前記蒸気発生器に導く給水系とを備えた原子力プラントの運転方法において、
前記原子炉の第2運転サイクルにおける第2原子炉熱出力を、前記第2運転サイクルの前の第1運転サイクルにおける第1原子炉熱出力よりも増大させ、
前記給水系から導く給水の前記蒸気発生器入口における温度またはエンタルピを、前記第1運転サイクルに対して前記第2運転サイクルでは低くすることを特徴とする原子力プラントの運転方法。 - 原子炉の熱により発生する蒸気が供給される高圧タービン及び前記高圧タービンから排出された前記蒸気を導く低圧タービンを含む蒸気系と、
前記低圧タービンから排出された蒸気を凝縮する復水器と、
前記復水器から供給された給水を加熱する給水加熱器を含み、前記給水加熱器から排出された給水を前記原子炉に導く給水系と、
前記低圧タービンまでの上流側で前記蒸気系から蒸気を抽気して前記給水加熱器に導く抽気蒸気系と、
前記抽気蒸気系に設けられて抽気蒸気量を調節する抽気蒸気量調節手段とを備えた原子力プラントにおいて、
請求項1から請求項6のうちの一つの請求項の構成を備えたことを特徴とする原子力プラント。 - 原子炉の熱により発生する蒸気が供給される高圧タービン及び前記高圧タービンから排出された前記蒸気を導く低圧タービンを含む蒸気系と、
前記低圧タービンから排出された蒸気を凝縮する復水器と、
前記復水器から供給された給水を加熱する給水加熱器を含み、前記給水加熱器から排出された給水を前記原子炉に導く給水系と、
前記給水系の途中から給水の一部を抜き取り前記給水加熱器の少なくとも1台をバイパスした後に前記給水系に戻す給水加熱器バイパス系を備えた原子力プラントにおいて、
請求項1から請求項6のうちの一つの請求項の構成を備えたことを特徴とする原子力プラント。 - 請求項1から請求項8のいずれかの請求項において、
原子炉の第2運転サイクルにおける第2原子炉熱出力を、前記第2運転サイクルより前の第1運転サイクルにおける第1原子炉熱出力から変化させ、前記第2運転サイクルにおける第2主蒸気圧力を、前記第1運転サイクルから、原子炉熱出力と同じ方向に変化させることを特徴とする原子力プラントの運転方法。 - 請求項7および請求項8のいずれかの請求項において、
原子炉の一運転サイクル中の起動・停止時および事故・過渡時を除く運転状態である第2運転状態における第2原子炉熱出力を、前記第2運転状態の前の第1運転状態における第1原子炉熱出力から変化させ、前記第2運転状態における第2主蒸気圧力を、前記第1運転状態における第1主蒸気圧力から、原子炉熱出力と同じ方向に変化させることを特徴とする原子力プラントの運転方法。 - 請求項1から請求項8のうちの一つの請求項において、
前記原子炉または前記蒸気発生器で発生する蒸気が供給される高圧タービンと、前記高圧タービンから排出された前記蒸気を導く低圧タービンとの間に、湿分分離過熱器または湿分分離再熱器を備えることを特徴とする原子力プラント。 - 請求項1から請求項8のうちの一つの請求項において、
前記復水器と、前記復水器から供給された給水を加熱する給水加熱器を含み、前記給水加熱器から排出された給水を導く原子炉圧力容器または蒸気発生器を備え、前記復水器と前記原子炉圧力容器または蒸気発生器との間にポンプドレンアップシステムを備えることを特徴とする原子力プラント。 - 請求項1から請求項6のうちの一つの請求項において、
前記第1運転サイクルは前記原子力プラント設置後の最初の運転サイクルであり、前記第2運転サイクルは前記第1運転サイクル後の運転サイクルであり、前記第1運転サイクルと前記第2運転サイクルの間には少なくとも1つ以上の運転サイクルを挟むことを特徴とする原子力プラントの運転方法。
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