JP4348417B2 - 自動車用子供座席 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車の座席に取り付けられる自動車用子供座席に関し、特に着座する子供の拘束構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用子供座席には、生後9ヶ月頃から学童(11歳程度)までの子供を対象としたジュニアシートと、乳幼児を対象としたチャイルドシートとがある。チャイルドシートの場合、チャイルドシートに備え付けのベルトによって乳幼児の身体を拘束する。一方、ジュニアシートの場合、着座した子供の前方に位置するシールド部材を設けることによって子供を拘束したり、自動車に備え付けのシートベルトによって子供を拘束したりしている。
【0003】
特開2001−213206号公報に開示されたジュニアシートは、着座した子供の腹部および脚部を前方および両側方から取り囲むシールド部材を備えている。自動車の前方衝突時、シールド部材によって子供の前方への飛び出しを防ぐことができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−213206号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
シールド部材を備えた従来のジュニアシートの場合、前方衝突時における子供の前方への飛び出しを防ぐことができるが、側面衝突時における子供の保護が不十分である。特に、頭が無防備の状態になっているジュニアシートの場合、側面衝突時に側頭部を強打する恐れがある。シールド部材は、子供の上方への飛び出しを有効に防ぐことができない。そのため、例えば車が横転したとき、子供がジュニアシートから上方に飛び出してしまう恐れもある。
【0006】
乳幼児用のチャイルドシートの場合、いわゆる首吊り状態を回避したい。チャイルドシートに備え付けの肩ベルトは、ゆるく引っ張れば前方に引き出すことができるので、乳幼児の頭が肩ベルトを潜り抜け、首吊り状態になる恐れがある。
【0007】
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、着座している子供を安全に保護することのできる自動車用子供座席を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に従った自動車用子供座席は、座壁および背もたれ壁を含む座席本体と、座席本体に着座した子供の身体を拘束するために、子供の両肩の上から下方に延びるV字形状のシールド構造体を備える。V字形状シールド構造体は、V字状に延びるベルトと、ベルトを挿通させるベルト案内部材と、ベルト案内部材の周りを取り囲む弾性カバーとを含む。弾性カバーは、座席本体に着座する子供の腰部分に向かって張出している1対の側方張出部を含む。
【0009】
V字形状シールド構造体は、子供の前方および上方への飛び出しを有効に防止する。また、側面衝突時においても、V字形状シールド構造体は子供の頭の側方への移動を有効に阻止する。さらに、V字形状シールド構造体は剛性があるので、頭の潜り抜けの心配はない。V字形状シールド構造体は、V字状に延びるベルトと、ベルトを挿通させるベルト案内部材と、ベルト案内部材の周りを取り囲む弾性カバーとを含む。弾性カバーは、着座する子供に対して柔らかい感触を与える。弾性カバーは、座席本体に着座する子供の腰部分に向かって張出している1対の側方張出部を含む。このような側方張出部を備えることにより、着座した子供の腰の位置を安定して固定することができる。
【0010】
一つの実施形態ではV字形状シールド構造体は、子供の両股の間にまで延びている。この場合、例えば、V字形状シールド構造体は、座席本体の背もたれ壁との接続状態を保つ背面当接部と、座壁から離れることが可能な座面当接部とを含む。好ましくは、自動車用子供座席は、V字形状シールド構造体の座面当接部と、座席本体の座壁とを着脱可能に接続するためのバックルをさらに備える。
【0012】
好ましくは、弾性カバーは、座席本体に着座する子供の両肩の上でほぼ水平方向に延在する肩当部を含む。水平方向に延在する弾性肩当部は、子供が上方に移動したとき、両肩への衝撃を和らげながら両肩を安定して抑えるように作用する。
【0014】
好ましくは、弾性カバーは、座席本体に着座した男児の急所に接触する部分に凹部を有している。
【0015】
典型的には、弾性カバーは、ビーズ発泡体である。ビーズ発泡体は、弾力性があり、小さな衝撃力を吸収する機能を有している。従って、子供に対して、柔らかい感触を与えることができる。
【0016】
また、典型的には、ベルト案内部材は、ブロー成形された樹脂である。V字形状シールド構造体が、ベルトと、ブロー成形された樹脂製のベルト案内部材と、ビーズ発泡体からなる弾性カバーとを含むものであれば、この構造体をカッターで切り込むことができる。したがって、緊急時にV字形状構造体を切断して子供を脱出させることができる。
【0017】
一つの実施形態では、座席本体は、前記背もたれ壁の両側部から前方に張出した1対の側壁を含む。各側壁は、その前方部分に切欠き部を、その後方部分に開口部を有する。自動車に備え付けのシートベルトは上記の切欠き部または開口部に通される。
【0018】
一つの実施形態では、自動車用子供座席は、座席本体を支えるフレームアセンブリを備える。このフレームアセンブリは、座席本体の背もたれ壁および座壁の両側部に沿って延在する1対のL字状フレームと、1対のL字状フレームの上方部分を連結する金属製の上部連結ロッドと、1対のL字状フレームの下方部分を連結する下部連結ロッドとを含む。前述したV字状に延びるベルトは、金属製上部連結ロッドを巻回って前記下部連結ロッドに連結されている。このような構造であれば、金属製上部連結ロッドに衝撃荷重が作用する。したがって、自動車の衝突時に金属製上部連結ロッドは塑性変形し、ある程度の衝撃力を吸収する。
【0019】
一つの実施形態では、自動車用子供座席は、座席本体を支えるフレームアセンブリを備え、このフレームアセンブリは、座席本体の背もたれ壁および座壁の両側部に沿って延在する1対のL字状フレーム、各L字状フレームの縦方向延在部分と水平方向延在部分とを接続する上部補強フレームおよび下部補強フレームを含む。上部補強フレームは、各側壁の前方切欠き部にあるベルト支え面を下から支持し、下部補強フレームは、各側壁の後方開口部にあるベルト支え面を下から支持する。このような構造であれば、上部および下部補強フレームは、フレームアセンブリの構造を強化することに加えて、ベルト支え面の強度も高める。
【0020】
この発明の他の実施形態では、自動車用子供座席は、座席本体の座壁から子供の両股の間を上方に延びる股パッドと、V字形状シールド構造体の下端部と股パッドとを着脱可能に接続するためのバックルとをさらに備える。股パッドに代えて股ベルトを備えるようにしても良い。あるいは、股ベルトと股パッドとを結合したものでもよい。
【0021】
好ましくは、股パッドは、座席本体に着座する子供の腰部分に向かって張出している1対の側方張出部を含む。自動車用子供座席は、好ましくは、股パッドを座席本体の座壁に着脱可能に接続するための接続手段をさらに備える。
【0022】
さらに他の実施形態では、自動車用子供座席は、V字形状シールド構造体に連結され、座席本体の背もたれ壁背面から座壁を通って座壁の前方端に引出されるベルトと、座壁の前方端に設けられ、ベルトの移動を禁止するためのロック部材とをさらに備える。
【0023】
子供が成長して大きくなった段階では、V字形状シールド構造体を座席本体から取外す。この場合には、車に備え付けのシートベルトを利用して子供の身体を拘束する。股パッドを備えた実施形態の場合、股パッドを座席本体に接続した状態のままで使用するようにしても良い。この場合、好ましくは、股パッドは、その前面に、車に備え付けの肩ベルトを案内するための肩ベルト案内手段を備える。
【0024】
この発明のさらに他の実施形態では、V字形状シールド構造体は、閉鎖位置と開放位置との間を変位し得るように座席本体に対して回動可能に連結されている。閉鎖位置は子供の身体を拘束する位置であり、開放位置は子供を座席上に乗せたり座席から降ろしたりするために座席本体の前面を開放する位置である。この実施形態の場合、自動車用子供座席は、例えば、V字形状シールド構造体を常に開放位置に付勢する弾性部材を備える。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1〜図3に示す自動車用子供座席10は、生後9ヶ月頃から学童までの子供を対象にするジュニアシートの範疇に入るものであり、座席本体とV字形状のシールド構造体20とを備える。座席本体は、座壁1と、背もたれ壁2と、背もたれ壁の両側部から前方に張出した1対の側壁3とを含む。図示した実施形態では、1対の側壁3は、座壁1および背もたれ壁2から一体的に延びている。
【0026】
各側壁3は、前方部分に切欠き4(前方切欠き部)を有し、後方部分に開口部5(後方開口部)を有する。自動車に備え付けのシートベルトを前方切欠き部4または後方開口部5に通すことによって、自動車用子供座席10を自動車の座席に固定する。
【0027】
子供の体重が9kg(生後9ヶ月程度)〜18kg(4歳位まで)までの間は、図3に示すように、V字形状シールド構造体20を装着する。この場合、自動車に備え付けのシートベルトは後方開口部5に通され、後方開口部5の底壁5aがベルト支え面となる。
【0028】
子供の体重が15kg〜36kg(11歳位)までの間は、図2に示すように、V字形状シールド構造体20を取り外す。この場合、自動車に備え付けのシートベルトは前方切欠き部4に通され、前方切欠き部4の底壁4aがベルト支え面となる。
【0029】
図2から明らかなように、座席本体の背もたれ壁2の上方領域にベルト通し穴6が設けられ、座壁1の前方領域にバックル受け穴7が設けられている。これらについては、後に詳しく説明する。
【0030】
図1および図3に示すように、V字形状シールド構造体20は、座席本体に着座する子供の両肩の上から両股の間にまで延びる。具体的には、V字形状シールド構造体20は、子供の両肩の上に延びる1対の縦棒部21と、1対の縦棒部21の下端を連結する連結部22とを含む。図示した実施形態では、V字形状構造体20は、さらに、着座する子供の腰部分に向かって張出している1対の側方張出部23を含む。1つの側方張出部23は、着座した子供の腰の位置を安定させる。
【0031】
図4および図5に示すように、自動車用子供座席は、座席本体を支えるフレームアセンブリを備える。フレームアセンブリは、座席本体の背もたれ壁2および座壁1の両側部に沿って延在する1対のL字状フレーム40と、1対のL字状フレーム40の上端を連結する上端連結フレーム41と、1対のL字状フレーム40の前端を連結する前端連結フレーム42と、各L字状フレーム40の縦方向延在部分と水平方向延在部分とを連結する上部補強フレーム43および下部補強フレーム44と、1対のL字状フレーム40の上方部分を連結する金属製の上部連結ロッド45と、1対のL字状フレーム40の下方部分を連結する金属製の下部連結ロッド46と、1対のL字状フレーム40の前方部分を連結する金属製の前部連結ロッド47とを含む。
【0032】
図4、図6および図7に示すように、V字形状シールド構造体20は、V字状に延びるベルト30と、このベルト30を挿通させるベルト案内部材24と、ベルト案内部材24を取り囲む弾性カバー25とを含む。図6では、ベルト案内部材の図示を省略している。
【0033】
図4から明らかなように、V字状に延びるベルト30は、その中央部分、すなわちV字形状の先端部分に差込金具31を有している。フレームアセンブリの前部連結ロッド47には、ベースベルト33を介して受け金具32が取り付けられている。差込金具31が受け金具32に嵌ることによって、V字状ベルト30の装着状態がロックされる。受け金具32は、図2に示す座壁1のバックル受け穴7内に収まるようにする。
【0034】
V字状ベルト30は、図2に示す背もたれ壁2のベルト通し穴6を通して座席本体の背後に導かれる。図4に示すように、V字状ベルト30は、フレームアセンブリの金属製上部連結ロッド45を巻き回り、さらに下部連結ロッド46を巻き回って固定具34で固定される。たとえば、自動車の前方衝突時には、ベルト30を介して上部連結ロッド45に前方へ向く衝撃荷重が作用する。この際、金属製上部連結ロッド45は塑性変形してある程度の衝撃力を吸収する。
【0035】
図7を参照してV字形状のシールド構造体20の断面構造を説明する。ベルト案内部材24は、好ましくは、ブロー成形された樹脂である。また、弾性カバー25は、好ましくは、弾力性があり、小さな衝撃力を吸収し得るビーズ発泡体である。このような断面構造は、V字形状シールド構造体20の縦棒部21および連結部22に採用される。V字形状シールド構造体20の側方張出部23は、たとえば、ビーズ発泡体のみから形成される。
【0036】
ベルト30、ベルト案内部材24および弾性カバー25は、それぞれナイフまたはカッターによって切り込んで切断することが可能な素材である。したがって、緊急時に、差込金具31と受け金具32とを分離することができなかった場合には、V字形状シールド構造体20をナイフまたはカッターで切断して子供を脱出させることができるので安全上好ましい。
【0037】
図8に示すように、V字形状シールド構造体20の連結部22の下方には、着座した男児の急所を圧迫しないように凹部26を形成している。
【0038】
図6に示すように、V字形状シールド構造体20の弾性カバー25は、座席本体の背もたれ壁2に当接する背面当接部27と、座壁1に当接する座面当接部28と、座席本体に着座する子供の両肩の上でほぼ水平方向に延在する肩当部29とを含む。図示した実施形態では、背面当接部27と背もたれ壁2との接続状態は常に維持されるが、座面当接部28は座壁1から離れることができる。
【0039】
V字状に延びるベルト30に取り付けられた差込金具31と、前部連結ロッド47に連結された受け金具32とが係合している状態では、弾性カバー25の背面当接部27が背もたれ壁2に面接触し、座面当接部28が座壁1に面接触する。したがって、V字形状シールド構造体20の姿勢および位置が安定する。
【0040】
弾性カバー25の肩当部29は、着座した子供の両肩の上でほぼ水平方向に延在しているので、子供が衝撃力によって上方へ移動したとき、両肩への衝撃を和らげながら両肩を安定して抑えるように作用する。なお、V字形状シールド構造体20は、子供の両肩をきつく拘束するものではないので、肩当部29は子供の両肩よりも間隔を空けて上に位置する。
【0041】
シールド部材を備えた従来のジュニアシートの場合、シールド部材の位置は、身体の小さい幼児にとってかなり高いところにある。そのため、幼児の両手の動きが制約されてしまうことがある。一方、図3に示すように、V字形状シールド構造体20を備える場合には、両手の動きは比較的自由である。
【0042】
次に図5を参照して、フレームアセンブリの上部補強フレーム43および下部補強フレーム44の作用を説明する。言うまでもなく、上部補強フレーム43および下部補強フレーム44は、フレームアセンブリの1対のL字状フレームの形状を強固に固定する役割を果たす。それに加えて、図示した実施形態では、上部補強フレーム43は、座席本体の各側壁3の前方切欠き部4にあるベルト支え面4aを下から支えるように作用し、下部補強フレーム44は、座席本体の各側壁3の後方開口部5にあるベルト支え面5aを下から支えるように作用している。
【0043】
V字形状シールド構造体20は、座席本体に着座する子供の両肩の上から両股の間にまで延びる剛性のある構造体であるので、子供の前方および上方への飛び出しを有効に防止する。また側面衝突時においても、V字形状シールド構造体20は、子供の頭の側方への移動を有効に阻止する。さらに、剛性のある構造体であるので、着座した子供の頭がV字形状シールド構造体20の縦棒部21を潜り抜ける危険性はない。
【0044】
子供が成長して体重が15kg程度になったら、図2に示すようにV字形状シールド構造体20を取り外す。ベルト30を固定具34(図4参照)から分離させれば、V字形状シールド構造体20を簡単に取り外すことができる。
【0045】
図1〜図8を参照してこの発明の一実施形態を説明したが、この実施形態に対して種々の変更を加えることが可能である。そのいくつかを例示的に列挙して説明する。
【0046】
図示した実施形態では、V字形状シールド構造体は、内部にベルトを挿通させていたが、そのようなベルトを有さないものであってもよい。たとえば、金属または樹脂などの剛性体でV字形状シールド構造体を形成してもよい。この場合であっても、子供に対して柔らかい感触を与えるために、表面に弾性カバーを装着するのが望ましい。
【0047】
また、図示した実施形態では、V字形状シールド構造体は、座席本体の背もたれ壁に対しては常に当接状態を保ち、座壁に対しては離れることが可能なように設けられていた。変形例として、その逆の構成、すなわち座壁に対して常に当接状態を保ち、背もたれ壁に対して離れることが可能にしてもよい。あるいは、V字形状シールド構造体全体を座席本体に対して着脱可能にしてもよい。
【0048】
図9〜図15は、この発明の他の実施形態を示している。
【0049】
図示する自動車用子供座席60は、座席本体と、V字形状シールド構造体70と、股パッド80とを備える。座席本体は、座壁61と、背もたれ壁62と、側壁63とを含む。V字形状シールド構造体70の下端部は、バックルを介して、股パッド80に着脱可能に接続される。
【0050】
図示するように、股パッド80は、座席本体の座壁61から子供の両股の間を上方に延びている。この股パッド80は、座席本体に着座する子供の腰部分に向かって張出している1対の側方張出部88を含む。座席本体の座壁61には、前方端から内方に向かって延びている溝67が形成されており、この溝部分に股パッド80は、着脱可能に取り付けられている。
【0051】
図10および図11から明らかなように、股パッド80は、座席本体の座壁61に固定された前方横軸66に係合する取付金具82と、この取付金具82から上方に延びる股ベルト83と、股ベルト83の先端に取り付けられた受け金具84と、股ベルト83および受け金具84に沿うように配置されたクッション部材81とを含む。取付金具82はフック形状をしているので、所定の操作を行なうことにより前方横軸66から取外すことができる。また、V字形状シールド構造体60との連結が解かれた股パッド80は、前方横軸66の周りを自由に回動することができる。
【0052】
V字形状シールド構造体70は、1対の縦棒部71と、1対の縦棒部71の下端を連結する連結部72とを含む。
【0053】
V字形状シールド構造体80の中には、差込金具74を有するシールドベルト73が挿通している。差込金具74は、股パッド80の受け金具84に着脱可能に係合する。V字状の形態となって延びているシールドベルト73の後方部分は、図12に示すように、座席本体の背もたれ壁62の貫通孔62aを通過し、座席本体の上部横軸64で方向転換して背もたれ壁の背面に沿って下方に延び、中継プレート75に連結されている。
【0054】
中継プレート75には、1本の延長ベルト76が連結されている。この延長ベルト76は、座席本体の下部横軸65で方向転換して座壁61に沿って前方に延び、座壁61の前方端から外に引出されている。
【0055】
座席本体の座壁61の前方端部分には、延長ベルト76の移動を禁止するためのロック部材68が設けられている。ロック部材68は、軸69を介して座壁61に回動可能に取り付けられており、延長ベルト76に係合するカム部68aと、指で回動操作されるための操作部68bとを備える。
【0056】
図10は、座席本体に着座した子供を拘束する状態を示している。この状態では、V字形状シールド構造体70と股パッド80とは連結されており、延長ベルト76の動きは、ロック部材68によって禁止されている。
【0057】
子供を座席本体から降ろすとき、あるいは、子供を座席本体に着座させようとするときには、図11に示すように、V字形状シールド構造体70と股パッド80との係合を解除し、両者を分離する。このとき、座席本体の座壁61の前方に引出されている延長ベルト76を前方に引出すと、V字形状シールド構造体70は、延長ベルト76に引張られて上方に大きく回動する。この状態で、ロック部材68により延長ベルト76の動きを禁止すれば、V字形状シールド構造体70を図11に示す開放状態に維持することができる。
【0058】
股パッド80は、座席本体の前方横軸66の周りを自由に回動することができる。従って、図11に示すように、股パッド80を前方に倒すことにより、子供を座席から降ろしたり、座席に乗せたりする作業が楽になる。
【0059】
子供が成長して大きくなったときには、V字形状シールド構造体70および股パッド80を座席本体から取外す。この場合、車に備え付けのシートベルトを用いて子供座席に着座した子供の身体を拘束する。
【0060】
子供の成長途中の段階で、V字形状シールド構造体70を座席本体から取外すが、股パッド80を座席本体に取り付けたままのものであっても良い。このような使用に便宜を与えるために、股パッド80は、図13および図14に示すように、肩ベルト案内フラップ85を有する。肩ベルト案内フラップ85は、例えば、布製の縫製生地であり、雄ボタン86と雌ボタン87との係合により股パッド80の外面に固定されるようになっている。
【0061】
図15に示すように、車に備え付けのシートベルトの腰ベルト部分91は、直接子供の腹部の上を通過するが、肩ベルト部分90は肩ベルト案内フラップ85によって案内される。肩ベルトをこのように肩ベルト案内フラップ85に通すことにより、肩ベルトが子供の首に引っ掛かるのを防ぐことができる。
【0062】
図示した実施形態では、V字形状シールド構造体は、閉鎖位置と開放位置との間を変位し得るように座席本体に対して回動可能に連結されている。この場合、一つの例として、自動車用子供座席は、V字形状シールド構造体を常に開放位置に付勢する弾性部材を備えるものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】 V字形状シールド構造体を取り外した状態を示す斜視図である。
【図3】 子供が着座している状態を示す正面図である。
【図4】 フレームアセンブリとベルトとの連結状態を示す斜視図である。
【図5】 フレームアセンブリを示す側面図である。
【図6】 V字形状シールド構造体と座席本体との取り付け構造を示す側面図である。
【図7】 V字形状シールド構造体の縦棒部の横断面図である。
【図8】 V字形状シールド構造体の連結部の下方部分を示す断面図である。
【図9】 この発明の他の実施形態を示す斜視図である。
【図10】 図9の実施形態の要部断面図である。
【図11】 図10に示す状態からV字形状シールド構造体を上方に回動させた後の状態を示す図である。
【図12】 図9の実施形態の背面側の部分を示す図である。
【図13】 股パッドを示す正面図である。
【図14】 股パッドの肩ベルト案内フラップを開放した状態を示す図である。
【図15】 肩ベルト案内フラップに車に備え付けのシートベルトの肩ベルト部分を通過させている状態を示す図である。
【符号の説明】
1 座壁、2 背もたれ壁、3 側壁、4 前方切欠き部、4a ベルト支え面、5 後方開口部、6 ベルト通し穴、7 バックル受け穴、10 自動車用子供座席、20 V字形状シールド構造体、21 縦棒部、22 連結部、23 側方張出部、24 ベルト案内部材、25 弾性カバー、26 凹部、27 背面当接部、28 座面当接部、29 肩当部、30 ベルト、31 差込金具、32 受け金具、33 ベースベルト、34 固定具、40 L字状フレーム、41 上端連結フレーム、42 前端連結フレーム、43上部補強フレーム、44 下部補強フレーム、45 上部連結ロッド、46 下部連結ロッド、47 前部連結ロッド、60 自動車用子供座席、68 ロック部材、70 V字形状シールド構造体、73 シールドベルト、74 差込金具、75 中継プレート、76 延長ベルト、80 股パッド、81 クッション部材、82 取付金具、83 股ベルト、84 受け金具、85 肩ベルト案内フラップ、86 雄ボタン、87 雌ぼたん、88 側方張出部、90 肩ベルト部分、91 腰ベルト部分。
Claims (17)
- 座壁および背もたれ壁を含む座席本体と、
前記座席本体に着座した子供の身体を拘束するために、子供の両肩の上から下方に延びるV字形状のシールド構造体とを備え、
前記V字形状シールド構造体は、V字状に延びるベルトと、前記ベルトを挿通させるベルト案内部材と、前記ベルト案内部材の周りを取り囲む弾性カバーとを含み、
前記弾性カバーは、前記座席本体に着座する子供の腰部分に向かって張出している1対の側方張出部を含む、自動車用子供座席。 - 前記V字形状シールド構造体は、子供の両股の間にまで延びている、請求項1に記載の自動車用子供座席。
- 前記V字形状シールド構造体は、前記座席本体の背もたれ壁との接続状態を保つ背面当接部と、前記座壁から離れることが可能な座面当接部とを含み、
前記V字形状シールド構造体の座面当接部と、前記座席本体の座壁とを着脱可能に接続するためのバックルをさらに備える、請求項2に記載の自動車用子供座席。 - 前記弾性カバーは、前記座席本体に着座する子供の両肩の上でほぼ水平方向に延在する肩当部を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用子供座席。
- 前記弾性カバーは、前記座席本体に着座した男児の急所に接触する部分に凹部を有している、請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用子供座席。
- 前記弾性カバーは、ビーズ発泡体である、請求項1〜5のいずれかに記載の自動車用子供座席。
- 前記ベルト案内部材は、ブロー成形された樹脂である、請求項1〜6のいずれかに記載の自動車用子供座席。
- 前記座席本体は、前記背もたれ壁の両側部から前方に張出した1対の側壁を含み、
前記各側壁は、その前方部分に切欠き部を、その後方部分に開口部を有し、自動車に備え付けのシートベルトは前記切欠き部または前記開口部に通される、請求項1〜7のいずれかに記載の自動車用子供座席。 - 前記座席本体を支えるフレームアセンブリを備え、
前記フレームアセンブリは、前記座席本体の背もたれ壁および座壁の両側部に沿って延在する1対のL字状フレームと、前記1対のL字状フレームの上方部分を連結する金属製の上部連結ロッドと、前記1対のL字状フレームの下方部分を連結する下部連結ロッドとを含み、
V字状に延びる前記ベルトは、前記上部連結ロッドを巻回って前記下部連結ロッドに連結されている、請求項1〜8のいずれかに記載の自動車用子供座席。 - 前記座席本体を支えるフレームアセンブリを備え、
前記フレームアセンブリは、前記座席本体の背もたれ壁および座壁の両側部に沿って延在する1対のL字状フレーム、前記各L字状フレームの縦方向延在部分と水平方向延在部分とを接続する上部補強フレームおよび下部補強フレームを含み、
前記上部補強フレームは、前記各側壁の前方切欠き部にあるベルト支え面を下から支持し、
前記下部補強フレームは、前記各側壁の後方開口部にあるベルト支え面を下から支持する、請求項8に記載の自動車用子供座席。 - 前記座席本体の座壁から子供の両股の間を上方に延びる股パッドと、
前記V字形状シールド構造体の下端部と前記股パッドとを着脱可能に接続するためのバックルとをさらに備える、請求項1に記載の自動車用子供座席。 - 前記座席本体の座壁から子供の両股の間を上方に延びる股ベルトと、
前記V字形状シールド構造体の下端部と前記股ベルトとを着脱可能に接続するためのバックルとをさらに備える、請求項1に記載の自動車用子供座席。 - 前記股パッドは、前記座席本体に着座する子供の腰部分に向かって張出している1対の側方張出部を含む、請求項11に記載の自動車用子供座席。
- 前記股パッドを前記座席本体の座壁に着脱可能に接続するための接続手段をさらに備える、請求項11または13に記載の自動車用子供座席。
- 前記V字形状シールド構造体に連結され、前記座席本体の背もたれ壁背面から座壁を通って座壁の前方端に引出されるベルトと、
前記座壁の前方端に設けられ、前記ベルトの移動を禁止するためのロック部材とをさらに備える、請求項1に記載の自動車用子供座席。 - 前記股パッドは、その前面に、車に備え付けの肩ベルトを案内するための肩ベルト案内手段を備える、請求項11に記載の自動車用子供座席。
- 前記V字形状シールド構造体は、閉鎖位置と開放位置との間を変位し得るように前記座席本体に対して回動可能に連結されており、
当該自動車用子供座席は、前記V字形状シールド構造体を常に開放位置に付勢する弾性部材を備える、請求項1〜16のいずれかに記載の自動車用子供座席。
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