JP2001213206A - 自動車用年少者安全座席 - Google Patents

自動車用年少者安全座席

Info

Publication number
JP2001213206A
JP2001213206A JP2000029418A JP2000029418A JP2001213206A JP 2001213206 A JP2001213206 A JP 2001213206A JP 2000029418 A JP2000029418 A JP 2000029418A JP 2000029418 A JP2000029418 A JP 2000029418A JP 2001213206 A JP2001213206 A JP 2001213206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
child
seat
shield member
automobile
shock absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000029418A
Other languages
English (en)
Inventor
健造 ▲葛▼西
Kenzo Kasai
Keiji Inoue
圭史 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aprica Kassai KK
Original Assignee
Aprica Kassai KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aprica Kassai KK filed Critical Aprica Kassai KK
Priority to JP2000029418A priority Critical patent/JP2001213206A/ja
Publication of JP2001213206A publication Critical patent/JP2001213206A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性および快適性に優れたチャイルド&ジ
ュニアシート提供する。 【解決手段】 シールド部材300は年少者が位置する
空間部301aを形成する側壁に第1衝撃吸収部材31
0が設けられ、また、シールド部材300と座席との当
接領域である凹部306および凸部307には第2衝撃
吸収部材304が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用年少者
安全座席に関し、より特定的には、衝撃吸収構造を備え
る、自動車用年少者安全座席の構造に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】自動
車用年少者安全座席において、自動車に備え付けのシー
トベルトを用いて、自動車用年少者安全座席を固定し、
自動車用年少者安全座席に設けられた安全ベルトにより
年少者(新生児、乳児、幼児、学童を含む)をサポート
する自動車用年少者安全座席は一般にベビー&チャイル
ドシートと呼ばれ、自動車に備え付けのシートベルトを
用いて、年少者とともに自動車の座席に固定される自動
車用年少者安全座席は一般にジュニアシートと呼ばれて
いる。また、両方のサポート方法を備えたものとして、
チャイルド&ジュニアシートと呼ばれる自動車用年少者
安全座席の開発も進められている。
【0003】従来から、ベビー&チャイルドシートの開
発は、盛んに行なわれているが、道路交通法の改正に伴
い、学童期まで自動車用年少者安全座席の着用が義務付
けられ、学童期までを対象にしたチャイルド&ジュニア
シートの、より安全性および快適性を追求した開発が急
務となっている。
【0004】したがって、この発明の目的は、安全性お
よび快適性に優れた自動車用年少者安全座席を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた自動
車用年少者安全座席においては、自動車内で年少者をサ
ポートするための座部と背もたれ部とを備える自動車用
年少者安全座席であって、上記年少者の腹部領域および
脚部領域を前部および両側部から取囲むように設けら
れ、上記年少者を保護するためのシールド部材とを備
え、上記シールド部材は上記座席部材に対して着脱可能
に設けられ、上記シールド部材と上記座席部材との当接
領域には、互いに嵌まり合う嵌合領域が設けられる。
【0006】この構成により、自動車の衝突時に年少者
の体が前方に移動した場合、年少者はシールド部材によ
り前方への飛出しが制止されるとともに、上記シールド
部材と上記座席部材との間のずれが防止され、自動車用
年少者安全座席の使用時における年少者に対する安全性
および快適性をさらに向上させることが可能になる。
【0007】また、好ましくは、上記シールド部材は、
上記座部上に搭載され上記年少者との接触時に年少者か
ら与えられる力を吸収するための第1衝撃吸収部材を備
える。さらに好ましくは、上記シールド部材は、上記年
少者側に向く内面の略全面に上記第1衝撃吸収部材が設
けられる。このように、第1衝撃吸収部材を設けること
により年少者のシールド部材への当りを和らげることが
できる。
【0008】また、好ましくは、上記シールド部材と上
記座席部材との当接領域には第2衝撃吸収部材が設けら
れる。自動車の衝突時に年少者の体が前方に移動した場
合、年少者はシールド部材により前方への飛出しが制止
されるが、そのとき、シールド部材と座席部材との当接
領域には、大きな荷重が加わる。したがって、この当接
領域に第2衝撃吸収部材を設けておくことで、さらに衝
撃が吸収され、自動車用年少者安全座席の使用時におけ
る年少者に対する安全性および快適性をさらに向上させ
ることが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に基づいた実施の
形態における自動車用年少者安全座席(以下、チャイル
ド&ジュニアシートと称する。)の構造について、図を
参照して説明する。
【0010】まず、図1を参照して、本実施の形態にお
けるチャイルド&ジュニアシート1の概略構成について
説明する。なお、図1はチャイルド&ジュニアシート1
の全体構成を示す斜視図である。
【0011】(チャイルド&ジュニアシート1の概略構
成)このチャイルド&ジュニアシート1は、年少者10
を背面側からサポートする座席部材をなす座部100と
背もたれ部200とを備える。背もたれ部200の両側
には、年少者10の頭部領域および肩部領域を保護する
ため、外側に向けて移動可能に一対のサイドガード21
0が設けられる。さらに、年少者10の腹部領域および
脚部領域を前部および両側部から取囲むシールド部材3
00が、座部100に搭載されるようにもうけられ、座
部100および背もたれ部200に対して着脱可能に取
付けられる。
【0012】乳児期、幼児期の年少者10に対して、本
チャイルド&ジュニアシート1を用いる場合は、図1に
示すように、本チャイルド&ジュニアシート1を、自動
車に備付けのシートベルト1000を用いて固定し、年
少者10は、座部100および背もたれ部200とシー
ルド部材300とにより形成される空間内においてサポ
ートされる。
【0013】また、幼児期、学童期の年少者10に対し
て、本チャイルド&ジュニアシート1を用いる場合は、
自動車に備付けのシートベルト1000を用いて、年少
者10とともに本チャイルド&ジュニアシート1が固定
される。また、年少者10の体型が大きくなれば、図2
に示すようにシールド部材300を取り外して用いるこ
とができる。
【0014】(シールド部材300の構造)次に、図3
〜図5を参照して、シールド部材300の構造について
説明する。なお、図3はシールド部材300を前側から
見た全体斜視図であり、図4はシールド部材300を後
側から見た全体斜視図であり、図5は図3中X線矢視断
面を示す。
【0015】図3〜図5を参照して、シールド部材30
0は、年少者10との当接時に年少者10から与えられ
る力を吸収するとともに、年少者10を十分にサポート
できる強度を有する必要性から、たとえばウレタン発泡
剤により成形されている。上部領域301は、年少者1
0の腹部を取囲むように設けられ、空間部301aが形
成されるとともに、前側においては十分な厚みを持たせ
ている。
【0016】下部領域302においては、年少者10の
脚を支持するための凹部303,303が設けられ、側
面にはシールド部材300を本チャイルド&ジュニアシ
ート1に取付けた状態において、座部100に設けられ
た凹部101および凸部102(図2参照)に嵌まり合
う凹部306および凸部307が設けられている。
【0017】上部領域301と下部領域302との間に
は、自動車に備付けのシートベルト1000を挿通させ
るためのベルト挿通路としてのベルト挿通部材320が
設けられている。
【0018】さらに、本シールド部材300において
は、年少者10が位置する空間部301aを形成する側
壁に第1衝撃吸収部材310が設けられ、また、シール
ド部材300と座席100との当接領域である凹部30
6および凸部307には第2衝撃吸収部材304が設け
られる。
【0019】以上、本実施の形態における本チャイルド
&ジュニアシート1においては、シールド部材300に
おいて、第1衝撃吸収部材310を設けることにより、
自動車の衝突時に年少者10の体が前方に移動した場
合、年少者10はシールド部材300により前方への飛
出しが制止され、さらに、第1衝撃吸収部材310によ
り年少者10のシールド部材300への当りを和らげる
ことができる。
【0020】また、第2衝撃吸収部材304において
は、自動車の衝突時に年少者10の体が前方に移動した
場合、年少者10はシールド部材300により前方への
飛出しが制止されるが、そのとき、シールド部材300
と座部100との当接領域には、おおきな荷重が加わる
が、この当接領域に第2衝撃吸収部材304を設けてお
くことで、さらに衝撃が吸収されることになる。
【0021】また、シールド部材300と座部100と
の当接領域において、シールド部材300と座部100
とが互いに嵌まり合うように、座部100には凹部10
1および凸部102が設けられ、シールド部材300に
は凹部306および凸部307が設けられることによ
り、両者の間のずれが防止され、チャイルド&ジュニア
シート1の使用時における年少者に対する安全性および
快適性をさらに向上させることが可能になる。
【0022】なお、上記実施の形態において、シールド
部材300の上部領域301と下部領域302とは一体
として形成しているが、別部材で構成することも可能で
ある。
【0023】以上、今回開示された各実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて
特許請求の範囲によって画定され、特許請求の範囲と均
等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれること
が意図される。
【0024】
【発明の効果】この発明に基づいた自動車用年少者安全
座席によれば、自動車の衝突時に年少者の体が前方に移
動した場合、年少者はシールド部材により前方への飛出
しが制止されるとともに、上記シールド部材と上記座席
部材との間のずれが防止され、自動車用年少者安全座席
の使用時における年少者に対する安全性および快適性を
さらに向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるチャイルド&ジュニア
シート1の第1使用形態における全体構成を示す斜視図
である。
【図2】 本実施の形態におけるチャイルド&ジュニア
シート1の第2使用形態における全体構成を示す斜視図
である。
【図3】 シールド部材300を前側から見た全体斜視
図である。
【図4】 シールド部材300を後側から見た全体斜視
図である。
【図5】 図3中X線矢視断面図である。
【符号の説明】 1 チャイルド&ジュニアシート、10 年少者、10
0 座部、101,303,306 凹部、102,3
07 凸部、200 背もたれ部、210 サイドガー
ド、300 シールド部材、301 上部領域、301
a 空間部、302 下部領域、304 第2衝撃吸収
部材、310 第1衝撃吸収部材、320 ベルト挿通
部材、1000 シートベルト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車内で年少者をサポートするための
    座部と背もたれ部とを備える自動車用年少者安全座席で
    あって、 前記年少者の腹部領域および脚部領域を前部および両側
    部から取囲むように設けられ、前記年少者を保護するた
    めのシールド部材とを備え、 前記シールド部材は前記座席部材に対して着脱可能に設
    けられ、前記シールド部材と前記座席部材との当接領域
    には、互いに嵌まり合う嵌合領域が設けられる、自動車
    用年少者安全座席。
  2. 【請求項2】 前記シールド部材は、前記座部上に搭載
    され前記年少者との接触時に年少者から与えられる力を
    吸収するための第1衝撃吸収部材を備えることを特徴と
    する、請求項1に記載の自動車用年少者安全座席。
  3. 【請求項3】 前記シールド部材は、前記年少者側に向
    く内面の略全面に前記第1衝撃吸収部材が設けられる、
    請求項1に記載の自動車用年少者安全座席。
  4. 【請求項4】 前記シールド部材と前記座席部材との当
    接領域には第2衝撃吸収部材が設けられる、請求項1〜
    3のいずれかに記載の自動車用年少者安全座席。
JP2000029418A 2000-02-07 2000-02-07 自動車用年少者安全座席 Withdrawn JP2001213206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000029418A JP2001213206A (ja) 2000-02-07 2000-02-07 自動車用年少者安全座席

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000029418A JP2001213206A (ja) 2000-02-07 2000-02-07 自動車用年少者安全座席

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001213206A true JP2001213206A (ja) 2001-08-07

Family

ID=18554683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000029418A Withdrawn JP2001213206A (ja) 2000-02-07 2000-02-07 自動車用年少者安全座席

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001213206A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1380464A2 (en) 2002-07-08 2004-01-14 Aprica Kassai Kabushikikaisha Child seat for automobile
CN104986061A (zh) * 2015-06-09 2015-10-21 好孩子儿童用品有限公司 儿童汽车座的挡块机构及儿童汽车座

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1380464A2 (en) 2002-07-08 2004-01-14 Aprica Kassai Kabushikikaisha Child seat for automobile
US6893088B2 (en) 2002-07-08 2005-05-17 Aprica Kassai Kabushikikaisha Child seat for automobile
CN104986061A (zh) * 2015-06-09 2015-10-21 好孩子儿童用品有限公司 儿童汽车座的挡块机构及儿童汽车座
CN104986061B (zh) * 2015-06-09 2017-09-05 好孩子儿童用品有限公司 儿童汽车座的挡块机构及儿童汽车座

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Williams Observed child restraint use in automobiles
US4779930A (en) Infant head support for use with infant retaining devices
US7316451B2 (en) Wearable side impact protector
US20080034505A1 (en) Infant head support, safety and comforting device
JPH02501377A (ja) 子供用自動車座席
KR900000804B1 (ko) 자동차용 어린이 안전좌석의 쿠션구조
WO2015076764A1 (en) Child safety seat forward or backward facing integrated in car seat
JP2001213206A (ja) 自動車用年少者安全座席
KR101402737B1 (ko) 운송수단용 보조시트
JPH10226309A (ja) 自動車用年少者安全座席に用いられる安全ベルト
JP3075720B1 (ja) 自動車シートを利用したチャイルドシートシステム及びその保護部材
JPH10226251A (ja) 自動車用年少者安全座席
KR102668214B1 (ko) 휴대용 안전벨트
US11820322B1 (en) Restraint system
JP3520934B2 (ja) 幼児シート兼用のヘッドレスト
JPH10226252A (ja) 保護パッドおよび自動車用年少者安全座席
JP2004098954A (ja) 自動車用子供座席
JP4118415B2 (ja) 乳幼児の保護具
JPS5826203Y2 (ja) 車両用幼児保護装置
JPS6228528Y2 (ja)
KR0115726Y1 (ko) 자동차 뒷자석용 쿠션장치
JPH11189128A (ja) 自動車用年少者安全座席に用いられる安全ベルト
KR200315550Y1 (ko) 헤드레스트 지지대에 설치되는 안전장치
JP3075509U (ja) 衝撃吸収式チャイルドシート
KR20230129680A (ko) 휴대용 안전벨트

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070501