JP4348222B2 - 注入型硬化性樹脂組成物および該樹脂組成物を使用してなる複合体 - Google Patents
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Description
しかし、プラスチックフィルムをガラス板間に固着させるには高価な熱圧着装置(オートクレーブ等)を必要とし、作業工程が煩雑であり製造場所が限定されるため設備や費用が掛り、小規模〜中規模の製造には不向きであり、得られた製品の輸送費が高くなる等の問題がある。
(1)A)分子内に少なくとも2つの水酸基を有する化合物と、脂肪族および/または脂環式多価イソシアネートおよびヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物との付加反応により得られるウレタン(メタ)アクリレート反応性オリゴマー、B)テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートを必須成分として含有する(メタ)アクリルモノマー反応性稀釈剤、C)ラジカル重合開始剤、およびD)チオ尿素化合物を含有する硬化性樹脂組成物に、E)2−((メタ)アクリロイロキシ)エチルアシッドフォスフェート、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−((メタ)アクリロキシプロピル)トリメトキシシラン、γ−((メタ)アクリロキシプロピル)メチルジメトキシシラン、γ−((メタ)アクリロキシプロピル)メチルジエトキシランから選ばれる化合物の1種または2種以上を添加してなることを特徴とする注入型硬化性樹脂組成物、(2)前記テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートは反応性稀釈剤中5〜90重量%である上記(1)記載の注入型硬化性樹脂組成物、(3)前記チオ尿素化合物は樹脂組成物100重量部に対して0.01〜3.0重量部である上記(1)記載の注入型硬化性樹脂組成物に係る。
すなわち本発明は、(1)特定のウレタン(メタ)アクリレート反応性オリゴマーと特定の(メタ)アクリル系モノマー、ラジカル重合開始剤を必須成分として含有する硬化性樹脂組成物に係る。また、(2)特定のウレタン(メタ)アクリレート反応性オリゴマーと特定の(メタ)アクリル系モノマー、およびラジカル重合開始剤を必須成分として含有する組成物にさらにチオ尿素化合物を配合してなる硬化性樹脂組成物に係る。
本発明に係る上記(1)〜(3)の硬化性樹脂組成物は優れたラジカル硬化性を有し、加熱下または常温下で短時間に硬化し、適度な伸び率と強度を有し、さらにチオ尿素化合物を配合した上記(2)に係る硬化性樹脂組成物は常温で容易に硬化し特に耐着色性に優れた硬化膜を付与する。
かくして得られる合わせガラスで代表される複合体は、耐打ち破り性、耐こじり破り性などの耐衝撃性、耐貫通性に優れ、透明性、耐着色性に優れた複合体である。上記の「複合体」を代表的な「合わせガラス」を例に以下に説明する。
これらは、2種類以上を適宜混合して用いても良い。これらのうち主として多価アルコール類が汎用される。
本発明の硬化性樹脂組成物は、該反応性オリゴマーに反応性稀釈剤である(メタ)アクリル系モノマーを加えて硬化性樹脂組成物が調製される。硬化性樹脂組成物の調製に際して、これら反応性オリゴマーの使用量は、特に制限されないが10〜90重量%が好ましく、20〜80重量%がさらに好ましい。10重量%より少ないと耐貫通性能が低下し、90重量%を超えると高粘度となり取り扱い性が悪くなる虞がある。
環状エーテル化合物を側鎖に含む(メタ)アクリレートと他の反応性希釈剤と併用することができる。併用される他の反応性希釈剤としては、例えば、メタクリル酸メチル、メタクリル酸、アクリル酸、ベンジル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ノルボルニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート、アクリル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、コハク酸2−(メタ)アクロイルオキシエチル、マレイン酸2−(メタ)アクロイルオキシエチル、フタル酸2−(メタ)アクロイルオキシエチル、ヘキサヒドロフタル酸2−(メタ)アクリオイルオキシエチル、ペンタメチルピペリジル(メタ)アクリレート、テトラメチルピペリジル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等が例示できる。これらは、2種類以上を適宜混合して用いても良い。
このような光重合開始剤としては特に限定されるものではないが、例えば、ベンゾイン誘導体、ベンジルケタール類、α−ヒドロキシアセトフェノン類、α−アミノアセトフェノン類、チオキサントン類、アシルフォスフィンオキサイド類が例示できる。
(ウレタンメタクリレート反応性オリゴマー(UA−1)の合成)
温度計、還流冷却機、攪拌装置を取り付けたセパラブル4つ口フラスコに、ポリプロピレングリコール(三洋化成社製、商品名:PPG−1000)468.5g(0.47mol)、脂環式ジイソシアネートであるイソホロンジイソシアネート(ヒュルスジャパン社製)208g(0.94mol)、ジブチル錫ラウレート 0.50gを投入し、窒素雰囲気下50℃で4時間反応させた。次いで、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(精工化学(株)製、商品名:スワノックス)1.0gを加え、2−ヒドロキシエチルメタクリレート 123g(0.95mol)を滴下しながら、窒素雰囲気下80℃でさらに4時間反応させてウレタンメタクリレート反応性オリゴマー(UA−1)を得た。得られた樹脂の粘度は800mPa・sであった。
(対照の柔軟性アクリルシラップ(AC−1)の合成)
温度計、還流冷却機、攪拌装置を取り付けたセパラブル4つ口フラスコに、メタクリル酸メチル 400g、スチレン 150g、2−エチルヘキシルメタクリレート 166g、イソブチルアクリレート 250g、トリメチロールプロパントリメタクリレート 30g、1−ドデカンチオール 1.0g、アゾビスイソブチロニトリル 3.0gを加え、所定の温度(100〜105℃)に昇温し、4時間反応させた。その後反応物を室温まで冷却しアクリルシラップ(AC−1)を得た。
合成例1で得たUA−1 50部、メタクリル酸メチル 10部、テトラヒドロフルフリルメタクリレート(共栄社化学製、商品名:ライトエステルTHF)30部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート 10部、重合開始剤(日本油脂社製、商品名:パーロイルTCP)1.0部、消泡剤(BYKケミー社製、商品名:BYK−A515)0.05部、紫外線吸収剤(城北化学社製、商品名:JF−80)0.1部、シランカップリング剤(日本ユニカー社製、商品名:A−174)1.0部を高速撹拌装置で混合し硬化性樹脂組成物を調整した。得られた樹脂組成物の粘度は、20mPa・sであった。調製した樹脂組成物を真空脱気し、40℃に温調した20cm×30cmのガラス板一対を重ね合わせた単独セル(厚さ0.8mmのスペーサー使用)の間隙に注入した。注入時樹脂組成物は低粘度であり40秒で注入できた。スペーサーを熱融着して注入口を閉じ、60℃に調整した乾燥炉にて60分で硬化させた。硬化後の合わせガラスは無色透明であり着色性は認められなかった。次いで、80℃で2時間後硬化を行い耐貫通性に優れる合わせガラスを得た。
対照として従来の合わせガラスに汎用される熱可塑フィルムの代表としてポリビニルブチラールについて同様に試験した結果、破断強度14.7MPa、破断伸び率230%であった。
合成例1で得たUA−1 50部、メタクリル酸メチル 10部、テトラヒドロフルフリルメタクリレート 30部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート 10部、エチレンチオ尿素 0.15部、BYK−A515 0.05部、JF−80 0.1部、A−174 1.0部を高速撹拌装置で予備混合し、次いで、重合開始剤(日本油脂社製、商品名:パークミルH−80)1.0部を加えて更に混合して硬化性樹脂組成物を調整した。得られた樹脂組成物の粘度は、21mPa・sであった。調製した樹脂組成物を真空脱気し、20℃に温調した20cm×30cmのガラス板一対を重ね合わせた単独セル(厚さ0.8mmのスペーサー使用)の間隙に注入した。注入時樹脂組成物は低粘度であり50秒で注入できた。スペーサーを熱融着して注入口を閉じ、20℃に調整した恒温室にて120分で硬化させた。常温における硬化性も良好であった。硬化後の合わせガラスは無色透明であり着色性は認められなかった。次いで、同温で72時間養生を行い耐貫通性に優れる合わせガラスを得た。得られた合わせガラスについて、実施例1と同様に下記記載の試験方法により破壊貫通性、打ち破り性、こじ破り性を評価した。また強度、伸び率を測定した。その結果を表1に示す。
合成例1で得たUA−1 50部、メタクリル酸メチル 10部、テトラヒドロフルフリルメタクリレート 30部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート 10部、エチレンチオ尿素 0.15部、BYK−A515 0.05部、JF−80 0.1部、A−174 1.0部を高速撹拌装置で予備混合し次いで、パークミルH−80 1.0部を加えて更に混合して硬化性樹脂組成物を調整した。得られた樹脂組成物の粘度は、21mPa・sであった。調製した樹脂組成物を真空脱気し、20℃に温調した20cm×30cmのガラス板とポリカーボネート板を重ね合わせた複合セル(厚さ0.8mmのスペーサー使用)の間隙に注入した。注入時樹脂組成物は低粘度であり50秒で注入できた。スペーサーを熱融着して注入口を閉じ、20℃に調整した恒温室にて120分で硬化させた。常温における硬化性も良好であった。硬化発熱も温和でありポリカーボネート板に異常はなかった。硬化後の合わせガラスは無色透明であり着色性はなかった。次いで、同温で72時間養生を行い耐貫通性に優れる合わせガラスを得た。
得られた合わせガラスについて、実施例1と同様に下記記載の試験方法により破壊貫通性、打ち破り性、こじ破り性を評価した。また強度、伸び率を測定した。その結果を表1に示す。
合成例1で得たUA−1 50部、メタクリル酸メチル 10部、テトラヒドロフルフリルメタクリレート 10部、イソブチルメタクリレート 20部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート 10部、エチレンチオ尿素 0.15部、BYK−A515 0.05部、JF−80 0.1部、A−174 1.0部を高速撹拌装置で予備混合し次いで、パークミルH−80 1.0部を加えて更に混合して硬化性樹脂組成物を調整した。得られた樹脂組成物の粘度は、10mPa・sであった。調製した樹脂組成物を使用して実施例2と同様に合わせガラスを作製した。注入時樹脂組成物は低粘度であり35秒で注入できた。常温における硬化性も良好であった。硬化後の合わせガラスは無色透明であり着色性はなかった。次いで、得られた合わせガラスについて、実施例1と同様に下記記載の試験方法により破壊貫通性、打ち破り性、こじ破り性を評価した。また強度、伸び率を測定した。その結果を表1に示す。
合成例1で得たUA−1 50部、メタクリル酸メチル 10部、イソブチルメタクリレート 30部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート 10部、パーロイルTCP 1.0部、BYK−A515 0.05部、JF−80 0.1部、A−174 1.0部を高速撹拌装置で混合し硬化性樹脂組成物を調整した。得られた樹脂組成物の粘度は、28mPa・sであった。調製した樹脂組成物を実施例1と同様に注入/硬化させた。また、同様の耐貫通試験および高速引っ張り試験を行った。注入時樹脂組成物は低粘度であり45秒で注入できた。硬化後の合わせガラスは無色透明であり着色性は認められなかった。合わせガラスについて、実施例1と同様に下記記載の試験方法により破壊貫通性、打ち破り性、こじ破り性を評価した。また強度、伸び率を測定した。落球試験では落下面のガラスは割れたが貫通せず、うち破り性に優れた合わせガラスであった。こじ破りには10分を要し、やや耐こじ破り性にも劣る合わせガラスであった。これらの結果を表1に示す。
合成例2で得たAC−1 100部、パーロイルTCP 1.0部、BYK−A515 0.05部、JF−80 0.1部、A−174 1.0部を高速撹拌装置で混合し硬化性樹脂組成物を調整した。得られた樹脂組成物の粘度は、25mPa・sであった。調製した樹脂組成物を実施例1と同様に注入/硬化させた。また、同様の耐貫通試験および高速引っ張り試験を行った。その結果、注入時樹脂組成物は低粘度であり40秒で注入できた。硬化後の合わせガラスは無色透明であり着色性は認められなかった。落球試験では落下面のガラスは割れたが貫通せず、うち破り性に優れた合わせガラスであった。実施例1と同様に下記記載の試験方法により破壊貫通性、打ち破り性、こじ破り性を評価した。また強度、伸び率を測定した。これらの結果を表1に示す。
合成例1で得たUA−1 50部、メタクリル酸メチル 10部、テトラヒドロフルフリルメタクリレート 30部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート 10部、低コバルト系促進剤(日本ユピカ社製、商品名:PR-B)0.5部、促進助剤(日本ユピカ社製、商品名:PR−T)0.2部、BYK−A515 0.05部、JF−80 0.1部、A−174 1.0部を高速撹拌装置で予備混合し次いで、重合開始剤(化薬アクゾ社製、商品名:328E)2.0部を加えて更に混合して硬化性樹脂組成物を調整した。得られた樹脂組成物の粘度は、30mPa・sであった。調製した樹脂組成物を実施例2と同様に注入/硬化させた。その結果、注入時樹脂組成物は低粘度であり55秒で注入できた。20℃の条件で10時間で硬化が認められ300時間同温で後硬化した。樹脂の着色性は認められなかったが光線透過率がやや低下した。しかし、完全硬化に至っておらず密着性が悪く落球試験を実施するとガラスが飛散して割れた。また、1分でこじ破れた。完全硬化の成型品が得られなかったので高速引っ張り試験は中止した。
(1)粘度
JIS-K6901 5.5に準じてブルックフィールドB型粘度計にて測定(温度:25℃)した。
(2)落球試験(耐衝撃性)
JIS−R3205 (合わせガラス)に準じて試験した。
試験は長さ20cm×幅30cmの試験片の両端部を木枠支持台に固定し、試験片を浮かした状態として、重さ5kgの鋼鉄製の球を、2mの高さから試験片に落下させて破壊貫通性を評価した。
評価結果は以下の通り記載した。
◎:合わせガラスに全く異常なし。○:ガラスは割れても樹脂層が割れていない。
×:ガラスおよび樹脂層全てが割れた。
(3)破断強度、破断伸び率
JIS−K7113準じて測定した。 樹脂組成物を硬化させ1号型ダンベル状に調整した試験片を
500mm/min.で高速引張り試験を行い、破断強度および破断伸び率を測定した。
(4)耐こじ破り性
試験者が全長20cmのマイナスドライバーを使用してこじ破り、穴が貫通するまでに要する時間を評価した。
(5)透明性
日本電色工業(株)製 NDH−1001DPにて成形物の光線透過率を測定した。数値は空気中を透過する光を100として%で表した。
(6)着色性
目視により判定した。
(1)本発明の注入型硬化性樹脂組成物は、低粘度であり比較的短時間に単独もしくは複合セルへの注入が容易である。また硬化物はいずれも着色が認められず透明性に優れ、伸び率および強度にすぐれた合わせガラスである。
(2)チオ尿素化合物を配合した常温硬化性樹脂組成物を使用した実施例2,3は20℃で比較的短時間に容易に硬化し、耐貫通性に優れた合わせガラスとすることができる。
(3)比較例3は、触媒として金属コバルト系促進剤を使用する硬化触媒系において、着色を防止するために低コバルト系促進剤を使用した硬化性樹脂組成物である。20℃、10時間で硬化が認められ300時間同温度で後硬化したが、完全硬化に至っておらず密着性が悪く落球試験ではガラスが飛散して割れた。また、耐こじ破り性も不十分であった。樹脂の着色性は認められなかったが光線透過率がやや低下した。
Claims (4)
- A)分子内に少なくとも2つの水酸基を有する化合物と、脂肪族および/または脂環式多価イソシアネートおよびヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物との付加反応により得られるウレタン(メタ)アクリレート反応性オリゴマー、
B)テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートを必須成分として含有する(メタ)アクリルモノマー反応性稀釈剤、C)ラジカル重合開始剤、およびD)チオ尿素化合物を含有する樹脂組成物に、E)2−((メタ)アクリロイロキシ)エチルアシッドフォスフェート、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−((メタ)アクリロキシプロピル)トリメトキシシラン、γ−((メタ)アクリロキシプロピル)メチルジメトキシシラン、γ−((メタ)アクリロキシプロピル)メチルジエトキシランから選ばれる化合物の1種または2種以上を添加してなることを特徴とする注入型硬化性樹脂組成物。 - 前記テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートは反応性稀釈剤中5〜90
重量%である請求項1記載の注入型硬化性樹脂組成物。 - 前記チオ尿素化合物は樹脂組成物100重量部に対して0.01〜3.0重量部である請求項1記載の注入型硬化性樹脂組成物。
- 前記請求項1〜3のいずれかに記載の注入型硬化性樹脂組成物を、少なくとも1枚がガラス板からなる板体で構成された単独セルもしくは複合セルに注入し、0〜80℃で硬化させてなることを特徴とする複合体。
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