JP4348144B2 - 遠心分離機 - Google Patents

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Description

本発明は各種の試料を成分毎に分離することに利用する遠心分離機に関し、特に運転中にロータが浮き上がって危険な状態に至ることを未然に防止することができる遠心分離機を提供しようとするものである。
遠心分離機は、遠心分離する試料を装着した各種のロータを高速で回転させるための装置であり、用塗によってロータを頻繁に取り替えて実験目的に合ったロータを使用するという使われ方をする。
遠心分離機の制御方法としては、ロータの種類が変わればそのロータに許容された最高回転数や加速特性、減速特性などの駆動条件に合った制御を行わなければならない。
例えば、高周波インダクションモータをインバータで制御する場合には、負荷であるロータの慣性モーメントの大きさに応じて加速特性、減速特性を設定しないと、過電流が流れインバータやモータの故障につながる不具合がある。またロータに過大なアンバランスがあった場合には、危険防止の為に運転を停止する必要がある。
このように遠心分離機を起動させるためには各種の設定が必要なため、その取り扱いが繁雑になる欠点があった。特に多くの試料を次々に分析を行わなければならない場合には面倒な作業を強いられ、分析作業に時間がかかる不都合があった。
このため、本出願人は特許文献1及び特許文献2でこれらの設定作業を自動化した遠心機を提案した。この先に提案した遠心機は各ロータの仕様を予めROM或いはRAM等の記憶手段に記憶させておくと共に、各ロータには各ロータの仕様を表わす複数の磁石を装着し、この磁石を読み取ることにより、その読み取った磁石に従って記憶手段をアクセスし、各ロータの仕様を表わすデータを読み出し、この読み出したデータを起動制御器に設定することにより遠心分離機の起動時の各種設定を自動的に行わせる構成としたものである。
尚、特許文献1では固定部に360°にわたって磁気センサを配置し、ロータを回転駆動軸に装着しただけで磁石列を読み取ることができるように構成している。また、特許文献2では、固定部に2個の磁気センサを装着しロータが少なくとも1回転する間にロータに設けた磁石の配列個数を読み取る構造を提案している。
特許第2514554号明細書 特開2001−246292号公報
上述した先行技術によれば、ロータを遠心分離機に装着するだけでロータの仕様が判別され、起動に必要な各種の設定が自動的に行なわれ直ちに運転が開始されるから、短時間に分析作業を完了することができる利点が得られる。
然し乍らロータに載せるサンプルの量、バランスにより回転中に異常振動が発生することや、ロータ付近の気流の影響により、ロータが回転軸より浮き上がり、ロータが回転軸から外れて飛び、試料を損失したり遠心分離機を破損したり場合によっては人身事故に発展するなど重大事故にもつながる場合がある。
従来はロータの浮き上がりを直接検出する方法はなく、ロータが回転軸から抜け始めると、ロータがアンバランスになるのでモータに異常な振動が発生する。その振動をセンサにより検出し、事故を防いでいた。しかし、高速に回転している場合にはモータの振動を検出してもすでにロータが抜けかかっているので必ずしも事故を確実に防げるとは言い難い。
この発明の目的はロータの浮き上がりを直接検出し、ロータがアンバランスな状態に至る前の状態で危険を検知することができ遠心分離機を提案しようとするものである。
この発明の請求項1では回転駆動軸に対して各種仕様が異なるロータが着脱自在に装着され、ロータの仕様に合わせて回転駆動軸の回転駆動特性が制御され、ロータには回転駆動軸を軸芯とする円周に沿って各ロータの仕様を表わす磁石を具備し、この磁石の取付面と対向する固定部に磁石の配列パターンを読み取るための磁気センサを装備した遠心分離機において、運転初期に検出した磁石の配列パターンを記憶する記憶手段と、運転中に検出した磁石の配列パターン憶手段に記憶した磁石の配列パターンとを比較する比較手段と、この比較手段が磁石の配列パターンの一致を検出する間上記回転駆動軸の駆動を維持し、磁石の配列パターンの不一致を検出すると上記回転駆動軸の駆動を停止させる停止制御手段とを具備している遠心分離機を提案する。
この発明の請求項2では回転駆動軸に対して各種仕様が異なるロータが着脱自在に装着され、ロータの仕様に合わせて回転駆動軸の回転駆動特性が制御され、ロータには回転駆動軸を軸芯とする円周に沿って各ロータの仕様を表わす磁石を具備し、この磁石の取付面と対向する固定部に磁石の個数を読み取るための磁気センサを装備した遠心分離機において、運転初期に検出した磁石の個数を記憶する記憶手段と、運転中に検出した磁石の個数と記憶手段に記憶した磁石の個数とを比較する比較手段と、この比較手段が磁石の個数の一致を検出する間上記回転駆動軸の駆動を維持し、磁石の個数の不一致を検出すると上記回転駆動軸の駆動を停止させる停止制御手段とを具備している遠心分離機を提案する。
この発明の請求項3では回転駆動軸に対して各種仕様が異なるロータが着脱自在に装着され、ロータの仕様に合わせて回転駆動軸の回転駆動特性が制御され、ロータには回転駆動軸を軸芯とする円周に沿って各ロータの仕様を表わす磁石を具備し、この磁石の取付面と対向する固定部に磁石相互間の角度を読み取るための磁気センサを装備した遠心分離機において、運転初期に検出した磁石相互間の角度を記憶する記憶手段と、運転中に検出した磁石相互間の角度と記憶手段に記憶した磁石相互間の角度とを比較する比較手段と、この比較手段が磁石相互間の角度の一致を検出する間上記回転駆動軸の駆動を維持し、磁石相互間の角度の不一致を検出すると上記回転駆動軸の駆動を停止させる停止制御手段とを具備している遠心分離機を提案する
この発明による遠心分離機によればロータに装着した磁石の配列パターン、または磁石の個数、または磁石相互間の角度を運転中も常時読み取り、磁石の配列パターン、または磁石の個数、または磁石相互間の角度が運転初期の状態から変化したことを検出してロータの浮き上がりを検出する。この検出方法を採ることによりロータの浮き上がりを初期の段階から検出することができる。この結果、安全性の高い遠心分離機を提供することができる。
従来より遠心分離機に装着されているロータ判別センサを流用してロータに装着した磁石の配列パターン、または磁石の個数、または磁石相互間の角度を読み、運転開始時又は運転開始の初期の段階で正常な磁石の配列パターン、または磁石の個数、または磁石相互間の角度を記憶する。ロータの回転が高められていく過程及びロータの回転が予定した回転域に達した時点でも常時、磁石の配列パターン、または磁石の個数、または磁石相互間の角度を読み取り、この読み取った磁石の配列パターン、または磁石の個数、または磁石相互間の角度と初期の段階で記憶した磁石の配列パターン、または磁石の個数、または磁石相互間の角度とを比較し、不一致が発生した時点でロータの浮き上がりと判定し、ロータを停止させる制御を施す。
図1乃至図4を用いてこの発明の実施例1を説明する。図1にロータと、このロータに装着した磁石と、磁石の配列を読み取る磁気センサの配置を示す。図1に示す1はロータ室、2はモータ、3は固定部、4は回転駆動軸、5はロータ、7は磁気センサをそれぞれ示す。
ロータ5は回転駆動軸4に対して着脱自在に支持され、モータ2の駆動によりロータ室1の内部で高速回転する。ロータ5の底部に磁石が装着される図2に示すように例えば180°の角度範囲を30°ずつに区切り、30°角間隔にこの例では7個所の磁石の装着可能位置u1〜u7を設定する。磁石の装着可能位置u1〜u7の何れかに任意の組合せの配列で磁石を装着する。図2Aに示す例では磁石M1,M2,M3,M4をそれぞれ装着可能位置u1,u3,u5,u7に装着した場合を示す。装着可能位置を7個所としてから、磁石の配列のパターンは128通りの組合せが可能である。
図2Bに磁気センサ7の配置の例を示す。図2Bに示す例では12個のA群のセンサA1〜A12と、12個のB群の磁気センサB1〜B12を交互に15°角間隔で360°の範囲にわたって配置した場合を示す。このA群の磁気センサA1〜A12とB群の磁気センサB1〜B12の検出信号を使って磁石の配列パターンを読み取る。このように磁気センサを配置することによりロータ2が静止状態でも、回転状態でも何れでも磁石の配列パターンを読み取ることができる。磁石の配列パターンの読み取りに関しては特許文献1を参照。
図3に遠心分離機の電気系の構成を示す。制御器としてマイクロコンピュータ20を用いた場合を示す。マイクロコンピュータ20は周知のように、中央演算処理装置(CPU)21と、読出専用メモリ(ROM)22と、書き替え可能なメモリ(RAM)23と、入力ポート24、出力ポート25とを具備して構成される。
入力ポート24には磁気センサ7、回転検出器8、スタートスイッチ9、回転条件設定器10等が接続され、各種の検出信号及び操作系の設定信号等が入力される。出力ポート25には運転条件表示器11と、モータ12、冷凍機13、各種装置14が接続され、運転条件の表示、モータ12のスタート/ストップ、冷凍機13のスタート/ストップ等が制御される。
特許文献1で提案された遠心分離機では読出専用メモリ(以下ROMと称す)22に予め駆動可能なロータの種別を表わす磁石の配列パターンの表を用意し、回転駆動軸4にロータ5を装着すると、磁気センサ7がその装着されたロータの磁石の配列パターンを読み取り、その磁石の配列パターン磁石の配列パターンの表に存在するか否かを照合し、存在した場合は、その表に用意して各ロータ5の運転条件を読み出し、その運転条件に従ってモータ12、冷凍機13、各種装置14を制御し、ロータ5を駆動する構成としたものである。
この発明では、先に提案した磁石の配列パターンの読み取り機能を利用してロータ5の浮き上がりを検出しようとするものである。このためにこの発明では書き替え可能なメモリ(以下RAMと称す)23に記憶手段23Aと、比較手段23Bと、停止制御手段23Cとを設ける
憶手段23Aにはロータ5を回転駆動軸4に装着した時点で読み取った磁石の配列パターンを記憶する。比較手段23Bは運転中に読み取った磁石の配列パターンと記憶手段23Aに記憶した磁石の配列パターンとを一定の時間毎(例えば30ms毎)に比較する。停止制御手段23Cは比較手段23Bが磁石の配列パターンの一致を検出している間はモータ2の駆動を維持し、磁石の配列パターンの不一致を検出すると、モータ12の駆動を停止させる制御を施す。
ここで記憶手段23Aに記憶した磁石の配列パターンと運転中に読み取った磁石の配列パターンとが不一致になる現象としては、ロータ5が所定の装着装置より浮き上がった状況が考えられる。つまり、ロータ5が所定の装着位置より浮き上がることにより、磁石と磁気センサ7との間の間隔が大きくなって磁気センサ7が磁石の通過を検知できなくなったと判定することができる。
従って、記憶手段23Aに記憶した磁石の配列パターンと運転中に読み取った磁石の配列パターンとが不一致の状態になった時点でロータ5が浮き上がったと判定し、モータ12の駆動を停止させることにより、ロータ5の浮き上がりによって発生する可能性の高い事故を未然に防止することができる。
図4は上記の動作を実行するプログラムの概要を説明するためのフローチャートを示す。電源オンと同時にステップSP1で磁気センサによりロータ5に付した磁石の配列パターンを読み取る。
ステップSP2で磁石の配列パターンを決定。
ステップSP3で磁石の配列パターンの表に該当するロータが有るか否かを判定。該当するロータが無い場合はステップSP4に分岐し、エラー表示と共に運転不可を表示する。
該当するロータが存在した場合はステップSP5に進み、このステップSP5でステップSP1で読み取った磁石の配列パターンを記憶手段23Aに記憶する。
ステップSP6ではスタートスイッチ9の入力信号待ちの状態となる。
スタートスイッチ9がスタート信号を発信すると、運転が開始される(ステップSP7)。
運転中も磁気センサ7は磁石の配列パターンを読み取る(ステップSP8)。
ステップSP9では記憶手段23Aに記憶した磁石の配列パターンと、運転中に読み取った磁石の配列パターンとを比較する。磁石の配列パターンが一致している間はステップSP11に進み、このステップSP11でスタート/ストップスイッチ9からストップ指令が出されていないかを判別し、ストップ指令が出されていなければステップSP8に戻り、ステップSP8とSP9とSP11を繰返す。
ステップSP9で磁石の配列パターンに不一致が検出された場合はステップSP10に分岐し、エラー表示と共にモータ12の停止制御を実行する。
図5を用いてこの発明の実施例2を説明する。この実施例2では特許文献2で提案した遠心分離機にこの発明を適用した場合を示す。特許文献2では磁石の数を計数し、磁石の数を利用し、ロータ5の種別を判定する方法を採る。
磁石Mの数の計数方法を簡単に説明する。磁石Mを180°の角度範囲に配置した場合には固定部3(図1参照)には磁石Mを配列した円周と対向して磁気センサ7Aと7Bを磁石Mを配置した角度範囲の両端に配置する。つまり、図5Aに示すように磁気センサ7Aと7Bを180°の位置に配置する。
図5Aに示した状態で磁気センサ7Aと7Bは同時に磁石M1とM7の存在を検知する。この検知状態を計数の開始信号として利用することにより、その状態からロータ5が時計廻り方向に半回転する間に磁気センサ7Bは磁石M2、M3、M4、M5、M6の通過を検出する。磁気センサ7Bの検出信号を計数することにより5個の磁石M2〜M6の存在を検出することができる。磁石M6が磁気センサ7Bを通過し、磁石M7が磁気センサ7Bと対向する位置に到来すると、このときは磁石M1は磁気センサ7Aと対向している。従って、磁石M1とM7が同時に磁気センサ7Aと7Bに対向している状態となる。この状態で磁石Mの計数終了と、計数の開始とを指令させ、2回目の計数を開始させる。1回目の計数値と2回目の計数値が一致した段階で磁石Mの数を正しく計数したと判定し、磁石Mの数値に従ってロータ5の品種の決定をすることができる。図5Bは磁石を6個とした場合を示す、この場合は磁気センサ7Aと7Bが同時に磁石を検出した時点から磁石の個数を計数すれば正しい個数を計数することができる。
このように、磁石の取付角度範囲の両端に磁気センサ7Aと7Bを配置する構成とし、更に磁石の取付角度範囲を180°に採った場合はロータ5が1回転する間に磁気センサ7Aと7Bが同時に磁石の存在を検出する機会は必ず2回与えられる。また、磁石の取付角度範囲を180°より小さい角度に配置し、磁気センサ7Aと7Bをその取付角度範囲の両端に配置した場合は磁気センサ7Aと7Bは少なくともロータ5が1回転する間に必ず1回は磁石の存在を同時に検出する機会が与えられる。
従って、他に回転軸4が1回転したことを検出する手段を設けなくても、磁気センサ7Aと7Bが同時に磁石の存在を検出した信号を利用することにより、ロータ4の回転速度が不明であってもロータ5に取り付けられている磁石の数を正確に計数することができることになる。
この発明の実施例2ではこの磁石の個数検出機能を利用して運転初期(ロータ5の回転速度が比較的遅い状態)で検出した磁石の個数と運転中に検出した磁石の個数を比較し、数に不一致が検出された場合はロータ5が浮き上がったと判定し、モータ12の駆動を停止させるように構成する。
従って、この実施例では図3に示した電気系において、記憶手段23Aに運転開始直後に検出した磁石の数を正しい磁石の個数として記憶し、この記憶した磁石の個数と運転中に検出した磁石の個数とを比較手段23Bで比較し、数値が一致している間は運転を続けるが、不一致が発生した場合はロータ5が浮き上がったと判定し、停止制御手段23Cによりモータ12の駆動を停止させる。このようにしても、ロータ5の浮き上がりによる事故を未然に防ぐことができる。
図6にこの発明の実施例3で用いるセンサの部分を説明する。この実施例3では1個の磁気センサ7と、回転駆動軸4の回転が所定の角度、例えば6°進む毎にパルスを発生し、回転駆動軸4の回転角位置を検出する回転検出器8(図1及び図3参照)を利用して磁石の取付位置の角度の最大値を計測し、取付位置の角度の最大値が変化したことを検出してロータ5の浮き上がりを検出する構成とした場合を示す。
このためにこの実施例ではロータ5に複数個の磁石、図6では3個の磁石M1,M2,M3を等間隔に装着した場合を示す。3個の磁石M1〜M3の取付角θ1,θ2,θ3を例えばθ1=θ2=θ3=120°とし、この角度120°をそのロータに割当た品種の角度に設定する。固定部3には1個の磁気センサ7を装着し、この1個の磁気センサ7で磁石M1〜M3の通過を検出する。磁石M1〜M3が磁気センサ7の位置を通過する毎に回転検出器8が出力する角度パルスの計数動作の開始と停止を繰返し、磁石M1とM2及びM2とM3、M3とM1の相互の取付位置の角度θ1,θ2,θ3を計測する。運転に先だってロータ5の品種を特定するための仮運転を行ない磁石M1,M2,M3の各相互の取付角度θ1,θ2,θ3を計測し、ロータ5の品種を特定する。ロータ5の品種が図3に示したマイクロコンピュータ20に登録されてあれば引き続いて運転開始となる。このとき、初期の角度を記憶手段23Aに記憶する。
運転開始後、ロータ5の回転速度が高められていく過程及び目的とする回転速度に達した時点でも磁石M1,M2,M3の相互の取付角度θ1,θ2,θ3の計測を継続し、その最大角度を求め、その最大角度を求める毎に比較手段23Bで初期の計測値と比較する。
比較の結果、計測した最大角度と記憶してある角度の値が一致している間は運転を継続する。不一致が発生した場合はロータ5の浮き上がりと判定し、モータ12の駆動を停止させる。
このように、この発明によれば各種の方法を利用してロータ5の浮き上がりを検出することができる。
本発明による遠心分離機によれば、取扱が容易なことと、大きな事故の発生を防ぐ機能を備えているから、誰にでも簡単に然も安全に利用することができる。この結果、病院等で広く利用することができる。
遠心分離機の基本的な構造を説明するための側面図。 実施例1を説明するための図。 実施例1を説明するためのブロック図。 実施例1の動作を説明するためのフローチャート。 実施例2を説明するための図。 実施例3を説明するための平面図。
符号の説明
1 ロータ室
2 モータ
3 固定部
4 回転駆動軸
5 ロー
1〜M7 磁石
7 磁気センサ
8 回転検出器
20 マイクロコンピュータ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
23A 憶手段
23B 比較手段
23C 停止制御手段
24 入力ポート
25 出力ポート

Claims (3)

  1. 回転駆動軸に対して各種仕様が異なるロータが着脱自在に装着され、ロータの仕様に合わせて上記回転駆動軸の回転駆動特性が制御され、上記ロータには上記回転駆動軸を軸芯とする円周に沿って各ロータの仕様を表わす磁石を具備し、この磁石の取付面と対向する固定部に磁石の配列パターンを読み取るための磁気センサを装備した遠心分離機において、
    運転初期に検出した磁石の配列パターンを記憶する記憶手段と、
    運転中に検出した磁石の配列パターンと上記記憶手段に記憶した磁石の配列パターンとを比較する比較手段と、
    この比較手段が磁石の配列パターンの一致を検出する間上記回転駆動軸の駆動を維持し、磁石の配列パターンの不一致を検出すると上記回転駆動軸の駆動を停止させる停止制御手段と、
    を具備していることを特徴とする遠心分離機。
  2. 回転駆動軸に対して各種仕様が異なるロータが着脱自在に装着され、ロータの仕様に合わせて上記回転駆動軸の回転駆動特性が制御され、上記ロータには上記回転駆動軸を軸芯とする円周に沿って各ロータの仕様を表わす磁石を具備し、この磁石の取付面と対向する固定部に磁石の個数を読み取るための磁気センサを装備した遠心分離機において、
    運転初期に検出した磁石の個数を記憶する記憶手段と、
    運転中に検出した磁石の個数と上記記憶手段に記憶した磁石の個数とを比較する比較手段と、
    この比較手段が磁石の個数の一致を検出する間上記回転駆動軸の駆動を維持し、磁石の個数の不一致を検出すると上記回転駆動軸の駆動を停止させる停止制御手段と、
    を具備していることを特徴とする遠心分離機。
  3. 回転駆動軸に対して各種仕様が異なるロータが着脱自在に装着され、ロータの仕様に合わせて上記回転駆動軸の回転駆動特性が制御され、上記ロータには上記回転駆動軸を軸芯とする円周に沿って各ロータの仕様を表わす磁石を具備し、この磁石の取付面と対向する固定部に磁石相互間の角度を読み取るための磁気センサを装備した遠心分離機において、
    運転初期に検出した磁石相互間の角度を記憶する記憶手段と、
    運転中に検出した磁石相互間の角度と上記記憶手段に記憶した磁石相互間の角度とを比較する比較手段と、
    この比較手段が磁石相互間の角度の一致を検出する間上記回転駆動軸の駆動を維持し、磁石相互間の角度の不一致を検出すると上記回転駆動軸の駆動を停止させる停止制御手段と、
    を具備していることを特徴とする遠心分離機。
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