JPH1148097A - 工具及び工具治具の主軸上での回転数判定方法 - Google Patents
工具及び工具治具の主軸上での回転数判定方法Info
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- JPH1148097A JPH1148097A JP9220252A JP22025297A JPH1148097A JP H1148097 A JPH1148097 A JP H1148097A JP 9220252 A JP9220252 A JP 9220252A JP 22025297 A JP22025297 A JP 22025297A JP H1148097 A JPH1148097 A JP H1148097A
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- revolution
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/404—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control arrangements for compensation, e.g. for backlash, overshoot, tool offset, tool wear, temperature, machine construction errors, load, inertia
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- G—PHYSICS
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異常な主軸回転数を防ぎ、作業者の安全確保
及び機械の損傷防止を行うことを可能にする。 【解決手段】 主軸を回転させた時に、予め設定してお
いた設定回転数に達するまでの加速時間を測定し、この
時間を予め設定しておいた基準時間と比較することによ
り、主軸に慣性力の大きな工具及び工具治具が装着され
ているか否かを判定する。
及び機械の損傷防止を行うことを可能にする。 【解決手段】 主軸を回転させた時に、予め設定してお
いた設定回転数に達するまでの加速時間を測定し、この
時間を予め設定しておいた基準時間と比較することによ
り、主軸に慣性力の大きな工具及び工具治具が装着され
ているか否かを判定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の主軸に
係るもので、主軸に取り付けられた工具及び工具治具を
適正な回転速度で運転する方法に関する。
係るもので、主軸に取り付けられた工具及び工具治具を
適正な回転速度で運転する方法に関する。
【０００２】
【従来技術】作業者やＮＣプログラムのプログラマーが
主軸に装着する工具及び工具治具を決め、任意の加工を
行っており、主軸回転数の制限回転数は作業者やＮＣプ
ログラムのプログラマーが決めるのが一般的であった。
主軸に装着する工具及び工具治具を決め、任意の加工を
行っており、主軸回転数の制限回転数は作業者やＮＣプ
ログラムのプログラマーが決めるのが一般的であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、慣性力の大きな回転数を制限すべき工具及び工具治
具であっても、回転数を自動的に判定する手段が無いた
めに、誤って適さない回転数での回転指令を行った場合
に、作業者の安全が脅かされるか又は機械の損傷の可能
性があった。
は、慣性力の大きな回転数を制限すべき工具及び工具治
具であっても、回転数を自動的に判定する手段が無いた
めに、誤って適さない回転数での回転指令を行った場合
に、作業者の安全が脅かされるか又は機械の損傷の可能
性があった。
【０００４】本発明は主軸の加速時間を正しく管理する
ことにより、異常な主軸回転数を防ぎ、作業者の安全確
保及び機械の損傷防止を行うことを目的としている。
ことにより、異常な主軸回転数を防ぎ、作業者の安全確
保及び機械の損傷防止を行うことを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明による工具及び工具治具の主軸上での回転数判
定方法は、主軸を回転させた時に、予め設定しておいた
設定回転数に達するまでの加速時間を測定し、この時間
を予め設定しておいた基準時間と比較することにより、
主軸に慣性力の大きな工具及び工具を装着している工具
治具が装着されているか否かを判定するものである。
の本発明による工具及び工具治具の主軸上での回転数判
定方法は、主軸を回転させた時に、予め設定しておいた
設定回転数に達するまでの加速時間を測定し、この時間
を予め設定しておいた基準時間と比較することにより、
主軸に慣性力の大きな工具及び工具を装着している工具
治具が装着されているか否かを判定するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図４は本発明を適用する工作
機械の全体構成図を示す。工作機械１はベッド２上にコ
ラム３を有し、コラム３に形成されたコラムすべり面４
に主軸頭５が上下可能に取り付けられている。主軸頭５
の主軸８先端には回転面板６が、又回転面板６には工具
７が取り付けられている。なお回転面板６は図示せぬ回
転駆動機構によって回転駆動される。
図面を参照して説明する。図４は本発明を適用する工作
機械の全体構成図を示す。工作機械１はベッド２上にコ
ラム３を有し、コラム３に形成されたコラムすべり面４
に主軸頭５が上下可能に取り付けられている。主軸頭５
の主軸８先端には回転面板６が、又回転面板６には工具
７が取り付けられている。なお回転面板６は図示せぬ回
転駆動機構によって回転駆動される。
【０００７】図１は主軸１３の回転制御に関するブロッ
ク図であり、工作機械１のＮＣ装置１１が主軸制御装置
１２に対して、主軸回転数及び回転開始の回転指令を出
力することにより、主軸１３はこれに従い、回転を開始
し、加速される。この後、主軸１３に連結され、主軸電
動機１５の主軸回転数を検出する速度検出器１４の主軸
回転数が、主軸制御装置１２を経由し、ＮＣ装置１１に
入力される。
ク図であり、工作機械１のＮＣ装置１１が主軸制御装置
１２に対して、主軸回転数及び回転開始の回転指令を出
力することにより、主軸１３はこれに従い、回転を開始
し、加速される。この後、主軸１３に連結され、主軸電
動機１５の主軸回転数を検出する速度検出器１４の主軸
回転数が、主軸制御装置１２を経由し、ＮＣ装置１１に
入力される。
【０００８】ＮＣ装置１はこの主軸回転数のチェック回
転数までの加速時間Ｔとあらかじめ設定してある比較基
準時間を比較し、比較基準時間よりも加速時間Ｔが大き
い場合は慣性力の大きな工具と判定し、小さい場合は慣
性力の小さい工具と判定する。この後、大きな慣性力の
工具と判定した場合は主軸の回転数に制限を加える。
転数までの加速時間Ｔとあらかじめ設定してある比較基
準時間を比較し、比較基準時間よりも加速時間Ｔが大き
い場合は慣性力の大きな工具と判定し、小さい場合は慣
性力の小さい工具と判定する。この後、大きな慣性力の
工具と判定した場合は主軸の回転数に制限を加える。
【０００９】以下図４に示す主軸８先端に回転面板６と
工具７が装着した場合、工具７のみが装着した場合を例
として、図２及び図３を用いて回転制御の詳細を説明す
る。
工具７が装着した場合、工具７のみが装着した場合を例
として、図２及び図３を用いて回転制御の詳細を説明す
る。
【００１０】図２は主軸回転数の時間変化を表わす図で
あり、図３は図２をフローチャートで表わす図である。
ここで、回転面板６と工具７が装着した場合を工具Ａ
（慣性力の大きい工具）とし、工具７のみが装着した場
合を工具Ｂ（慣性力の小さい工具）とし、おのおのの場
合に分けて説明する。
あり、図３は図２をフローチャートで表わす図である。
ここで、回転面板６と工具７が装着した場合を工具Ａ
（慣性力の大きい工具）とし、工具７のみが装着した場
合を工具Ｂ（慣性力の小さい工具）とし、おのおのの場
合に分けて説明する。
【００１１】図２に示す工具Ａの場合はスタート（ステ
ップ３１）後、主軸回転指令（ステップ３２）を受ける
が、この時、加速時間Ｔは０秒、比較基準時間は１秒に
設定されている。この後、主軸の回転が始まるが、主軸
回転数がチェック回転数（８０回転／分）をこえるまで
加速時間は加算され（ステップ３３、ステップ３４）、
主軸回転数がチェック回転数をこえると加速時間Ｔと比
較基準時間の比較（ステップ３５）が行われる。この場
合は加速時間Ｔが１．４秒と比較基準時間よりもこえて
いる為、慣性力の大きい工具と判定（ステップ３６）さ
れ、主軸回転数の上限回転数が１２０回転／分に設定
（ステップ３７）され、このフローチャートは終了（ス
テップ３８）する。
ップ３１）後、主軸回転指令（ステップ３２）を受ける
が、この時、加速時間Ｔは０秒、比較基準時間は１秒に
設定されている。この後、主軸の回転が始まるが、主軸
回転数がチェック回転数（８０回転／分）をこえるまで
加速時間は加算され（ステップ３３、ステップ３４）、
主軸回転数がチェック回転数をこえると加速時間Ｔと比
較基準時間の比較（ステップ３５）が行われる。この場
合は加速時間Ｔが１．４秒と比較基準時間よりもこえて
いる為、慣性力の大きい工具と判定（ステップ３６）さ
れ、主軸回転数の上限回転数が１２０回転／分に設定
（ステップ３７）され、このフローチャートは終了（ス
テップ３８）する。
【００１２】図２に示す工具Ｂの場合はスタート（ステ
ップ３１）後、主軸回転指令（ステップ３２）を受ける
が、この時、加速時間Ｔは０秒、比較基準時間は１秒に
設定されている。この後、主軸の回転が始まるが、主軸
回転数がチェック回転数（８０回転／分）をこえるまで
加速時間は加算され（ステップ３３、ステップ３４）、
主軸回転数がチェック回転数をこえると加速時間Ｔと比
較基準時間の比較（ステップ３５）が行われる。この場
合は加速時間Ｔが０．６秒と比較基準時間よりも小さい
為、慣性力の小さい工具と判定（ステップ３９）され、
主軸回転数の制限が解除（ステップ４０）され、指令回
転数（３００回転／分）まで主軸回転数が上昇され、こ
のフローチャートは終了（ステップ３８）する。なおこ
の際両者共、比較基準時間、チェック回転数及上限回転
数はＮＣ装置１１に予め格納しておく必要がある。
ップ３１）後、主軸回転指令（ステップ３２）を受ける
が、この時、加速時間Ｔは０秒、比較基準時間は１秒に
設定されている。この後、主軸の回転が始まるが、主軸
回転数がチェック回転数（８０回転／分）をこえるまで
加速時間は加算され（ステップ３３、ステップ３４）、
主軸回転数がチェック回転数をこえると加速時間Ｔと比
較基準時間の比較（ステップ３５）が行われる。この場
合は加速時間Ｔが０．６秒と比較基準時間よりも小さい
為、慣性力の小さい工具と判定（ステップ３９）され、
主軸回転数の制限が解除（ステップ４０）され、指令回
転数（３００回転／分）まで主軸回転数が上昇され、こ
のフローチャートは終了（ステップ３８）する。なおこ
の際両者共、比較基準時間、チェック回転数及上限回転
数はＮＣ装置１１に予め格納しておく必要がある。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、主軸
に装着した工具の慣性力を主軸の起動時のある回転数ま
での加速時間から判定することにより、主軸に装着した
工具、工具治具がどのような慣性力を持っているか判定
できるため、それにより回転数の制限が可能である。
に装着した工具の慣性力を主軸の起動時のある回転数ま
での加速時間から判定することにより、主軸に装着した
工具、工具治具がどのような慣性力を持っているか判定
できるため、それにより回転数の制限が可能である。
【図１】ブロック図
【図２】主軸回転数の時間変化を表わす図
【図３】フローチャート
【図４】工作機械の全体構成図
１ 工作機械 ２ ベッド ３ コラム ４ コラムすべり面 ５ 主軸頭 ６ 回転面板 ７ 工具 １１ ＮＣ装置 １２ 主軸制御装置 １３ 主軸 １４ 速度検出器 １５ 主軸電動機
Claims (1)
- 【請求項１】 主軸を回転させた時に、予め設定してお
いた設定回転数に達するまでの加速時間を測定し、この
時間を予め設定しておいた基準時間と比較することによ
り、主軸に慣性力の大きな工具及び工具を装着している
工具治具が装着されているか否かを判定することを特徴
とする工具及び工具治具の主軸上での回転数判定方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9220252A JPH1148097A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 工具及び工具治具の主軸上での回転数判定方法 |
| US09/126,108 US6040666A (en) | 1997-07-31 | 1998-07-30 | Machine tool control system and machine tool control method, and detection system and detection method therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9220252A JPH1148097A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 工具及び工具治具の主軸上での回転数判定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1148097A true JPH1148097A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16748282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9220252A Pending JPH1148097A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 工具及び工具治具の主軸上での回転数判定方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6040666A (ja) |
| JP (1) | JPH1148097A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021058958A (ja) * | 2019-10-04 | 2021-04-15 | 株式会社ディスコ | 切削方法及び切削装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19945395A1 (de) * | 1999-09-22 | 2001-04-05 | Deckel Maho Gmbh | Überwachungsverfahren und -einrichtung für numerisch gesteuerte Werkzeugmaschinen |
| US6606541B2 (en) * | 2001-04-30 | 2003-08-12 | United Technologies Corporation | Automated system for repairing components |
| FR2867786B1 (fr) * | 2004-03-22 | 2006-05-12 | Rieter Textile Machinery Fr | Dispositif de gestion d'une coupure d'alimentation electrique dans une machine textile notamment de transformation de fils |
| CN108833408A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-11-16 | 杭州数途信息科技有限公司 | 集中式机床数据采集架构 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH616902A5 (ja) * | 1976-10-28 | 1980-04-30 | Sulzer Ag | |
| JP2897333B2 (ja) * | 1990-04-11 | 1999-05-31 | ブラザー工業株式会社 | サーボ制御装置 |
| JPH08273291A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータの回転制御方法及びモータの回転制御装置及びディスク再生装置 |
| US5682334A (en) * | 1996-07-26 | 1997-10-28 | Western Digital Corporation | Motor start acceleration profile |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP9220252A patent/JPH1148097A/ja active Pending
-
1998
- 1998-07-30 US US09/126,108 patent/US6040666A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021058958A (ja) * | 2019-10-04 | 2021-04-15 | 株式会社ディスコ | 切削方法及び切削装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6040666A (en) | 2000-03-21 |
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