JP4346505B2 - プロペラシャフト支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のプロペラシャフトをセンタベアリングにより軸支するプロペラシャフト支持構造の改良技術に関する。
通常プロペラシャフトは、内環と外環が弾性部材で接続された環状支持部材によりセンタベアリングを介して軸支されており、センタベアリングはそのアウタレースが環状支持部材の内環で支持されるが、内環の前後開口が開放されていると、泥水や塩水、異物等が該開口から浸入してセンタベアリングに至り、軸受としての機能を損ね、焼付きや異音の発生の原因となることがある。
そこで、このような弊害を防ぐための対策として、プロペラシャフトに圧入装着されてセンタベアリングを軸方向所定位置に位置決めするストッパピースに該ピースの削り出し等によりフランジが形成されており、該ストッパピースの圧入装着時にこのフランジにより前記環状支持部材の内環の開口を覆うようにして、前記弊害を防ぐようにしたものが既に知られている。
また、前記フランジがストッパピースに該ピースの削り出し等により形成されるものでなく、該ストッパピースに別部材として形成されたステンレス製のフランジが嵌着され、該フランジにより前記内環の開口を覆うようにして、前記弊害を防ぐようにしたものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−177416号公報(第3頁、第1図)
図9に図示される上述の特許文献1に記載のプロペラシャフト支持構造は、内環02Aと外環02Bとを備え、これらが弾性部材02Cにより互いに接続された環状支持部材02の内環02A内側で、センタベアリング03を介してプロペラシャフト01が回転可能に軸支されており、センタベアリング03はその軸方向位置が、プロペラシャフト01に圧入されるストッパピース04Aにより規制されるようになされており、このストッパピース04Aは、フランジのない単純円筒形状に形成された金属製であり、プロペラシャフト01への圧入時にセンタベアリング03のインナレース03aの側部にその一端面が当接されることで、センタベアリング03の前記軸方向位置の規制をなしている。
ストッパピース04Aは、その他端にステンレス製のフランジ05Aが嵌着されており、ストッパピース04Aの前記圧入時に、その端部に嵌着された前記フランジ05Aにより前記環状支持部材02の内環02Aの開口02dが覆われて、このフランジ05Aにより泥水等の内環02A内側への浸入が阻止される構造を備えている。
上述の特許文献1に記載のプロペラシャフト支持構造においては、ストッパピース04Aとフランジ05Aが別部材とされており、しかもストッパピース04Aは単純な円筒からなり、ストッパピース04Aにステンレス製のフランジ05Aが圧入等により嵌着される構造であるから、長期間に亘る使用においては弛みやがたつきが生じる恐れあり、この弛みやがたつきの発生時には、異音を生じ、該圧入嵌着部分等からの泥水等の浸入も考えられることから、このような弊害の防止のための特別の対策が採られてきた。
また、図9に図示されたプロペラシャフト支持構造において、上述のストッパピース04Aに換えて、図10に図示された上述の鋼材等からなる金属製のストッパピース04Bの削り出しによるフランジ05Bが形成されたものが使用される場合には、ストッパピース04Bの前記環状支持部材内環の特に前側の開口を覆うフランジ05Bに、泥水や塩水が直接かかり易いため、該フランジ05Bの腐食が激しく、最悪の場合にはフランジ05Bが腐食により欠損する恐れがある。
さらに、フランジ05Bが欠損すると内環内に直接水等が浸入し、シール部材では十分にシールができず、センタベアリングにまで水が浸入してセンタベアリングを侵し軸受機能を損ねたり、焼付けや異音を発生する恐れがあるので、この場合においても、これらの弊害の防止のための特別の対策が必要とされる。
上述したような状況の中で、長期使用においてもフランジの弛みやがたつきの発生がなく、泥水等のセンタベアリングへの浸入が効果的に阻止され、フランジやストッパピース等が塩水等により腐食されることがなく、かつシール効果を高く維持することができ、しかも製造が容易で、安価に提供される上述のプロペラシャフト支持構造の開発が待たれるところである。
本発明は、上述した・・・・・・・改良技術の提供に関するものであり、弾性部材により互いに接続される内環と外環とを備えた環状支持部材の内環内側で、センタベアリングを介してプロペラシャフト軸支されるプロペラシャフト支持構造において、金属製の円筒状ストッパピースの一端外周部にフランジを備えた合成樹脂製またはゴム製リング部材が一体にモールド成形されるとともに、該ストッパピースが前記プロペラシャフトに圧入されて、その長手方向他端が前記センタベアリングのインナレースに当接して該センタベアリングが軸方向所定位置に位置決め固定され、これにより該合成樹脂製またはゴム製リング部材が、前記ストッパピースの前記一端に装備されて該リング部材の前記フランジにより前記内環の開口が覆われるとともに、該リング部材のフランジ外側部にリング部材の中心側に向かって延びる被覆延長部形成され、該被覆延長部は、前記ストッパピースの前記一端の端部面の溝部内を延びることで該端部面の一部を被覆する被覆部と、該被覆部の延長端に連接して該端部面の内周側の面取り部を全面的に被覆する環状被覆部とを備え、前記一端端部面の前記溝部内を延びる被覆部は、その被覆部の外側面が該一端端部面の非被覆部端面と略同一平面に形成されていることを特徴とする。
また、前記ストッパピースの一端端部面の内周側面取り部を全面的に被覆する前記環状被覆部は、ストッパピースの内周部において盛上がるようにやや突出する突出部を備えていることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る発明は、前記プロペラシャフト支持構造において、金属製の円筒状ストッパピースが前記プロペラシャフトに圧入されて、その長手方向他端が前記センタベアリングのインナレースに当接して該センタベアリングを軸方向所定位置に位置決め固定するとともに、該ストッパピースの前記一端外周部にフランジを備えた合成樹脂製またはゴム製リング部材が一体にモールド成形され、これにより該合成樹脂製またはゴム製リング部材が前記ストッパピースの前記一端に装備されて該リング部材の前記フランジにより前記内環の開口を覆うようにするとともに、該リング部材のフランジ外側部にリング部材の中心側に向かって延びる被覆延長部を形成し、該被覆延長部は、前記ストッパピースの前記一端の端部面の溝部内を延びることで該端部面の一部を被覆する被覆部と、該被覆部の延長端に連接して該端部面の内周側の面取り部を全面的に被覆する環状被覆部とを備え、前記一端端部面の前記溝部内を延びる被覆部はその被覆部の外側面が該一端端部面の非被覆部端面と略同一平面を形成するようになされているから、以下のような効果を奏する。
すなわち、外部からの泥水や異物の浸入が効果的に阻止される効果に加えて、合成樹脂製またはゴム製リング部材は、ストッパピースに一体にモールド成形されるものであるから、ストッパピースへのリング部材の装備が容易であり、リング部材装備のための作業コストの軽減を図ることができる。また、モールドによる一体成形であるからその結合は強固であり、長期に亘る使用においても弛みやがたつきの発生がなく、脱落も防止され該装着部を通しての外部からの泥水等の浸入は長期に亘り確実に阻止される。
リング部材は合成樹脂製またはゴム製であるから、たとえ塩水等に接触しても錆が発生することがないので、金属製の部材の使用により問題視された錆の発生等により腐食して膨れて変形するようなことがないから、この視点からも外部からの泥水等の浸入阻止効果の増大がもたらされ、また、リング部材における錆の発生による腐食変形が防止されるから、その回転時においては他の隣接部材と接触することがないので、該接触による異音の発生もない。
さらに、前記ストッパピースの前記一端にモールド成形により装備された前記合成樹脂製またはゴム製リング部材はその端部のフランジ外側部に、リング部材の中心側に向かって延長する被覆延長部が形成され、この延長部が、前記ストッパピースの前記一端の端部面の溝部内を延びて該端部面の一部を被覆する被覆部と、該被覆部の延長端に連接する該一端端部面の内周側の面取り部を全面的に被覆する環状被覆部とを備え、しかも前記端部面の溝部内を延びる被覆部はその被覆部の外側面が該端部面の非被覆部端面と略同一平面を形成するものとされているから、ストッパピースのプロペラシャフト支持構造部への圧入組付けに際し、ストッパピース押込み治具の押当部を前記一端端部面に全面当接させても被覆部は該端部面から突出するものでないから非被覆部端面(露出部端面)で直接治具と当接して被覆部への治具当接による押圧損傷を回避できるとともに、非被覆部端面が被覆部から突出しないので非被覆部端面の露出面積を極力小さくできるのでそれだけ錆の防止に対しても有利となる。
したがって、押込み治具による押圧作業は被覆部の存在に格別な配慮を要しないので、ストッパピースの組込みの作業性は良好であり、押込み治具もその押当部が単純な平坦面のものでよいので格別なものを用意する必要性がなくその分コストの低減が図れる。
また、比較的泥水等が溜まりやすく錆の発生しやすいストッパピース内周部の端部面取り部は全面的に合成樹脂製またはゴム製等の被覆部により被覆されているので、この部分における錆の発生による損傷が防止され、ストッパピースの耐久性を向上させることができる。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記ストッパピースの一端端部面の内周側面取り部を全面的に被覆する前記環状被覆部は、ストッパピースの内周部において盛上がるようにやや突出する突出部を備えているから、該突出部がストッパピースの圧入装着時にプロペラシャフト外周に圧接して潰れるように変形するので、該圧接部における高いシール効果を得ることができる。
図1ないし図8に基づいて本発明の実施例について説明する。
図1は、本実施例のプロペラシャフト支持構造を示す一部断面とした側面図であり、該図から理解できるようにこの支持構造部において、プロペラシャフト1は、該図における左方の継手部1dに連なる小径軸部1aから、右方の大径軸部1cへと段階的に異なる軸径を有している。
そして、プロペラシャフト1は、前記異なる軸径の小径軸部1a相当部のやや太めの軸径部1a1において、該プロペラシャフト1の周囲を囲むように配設される後述される環状支持部材2によりセンタベアリング3を介して回転可能に弾性支持されており、該シャフト1の図示における右方の中、大径軸部1b,1cは前記環状支持部材2の後方延長部により覆われており、該軸部1b,1cにはそれぞれ水切り用の環状溝1b1,1c1が備えられている。そして、小径軸部1aの図示における左方には既述の継手部1dが連続している。
プロペラシャフト1を環状支持部材2に回転可能に支持するセンタベアリング3は、ラジアルボールベアリングであり、そのインナレース3aがプロペラシャフト1の前記小径軸部1aのやや太めの軸径部1a1に圧入嵌合されるとともに、該インナレース3aの後端面3a2(図1の図示右方側部)がプロペラシャフト1の中径軸部1bの段部形成面1b2に当接されることで、インナレース3aがプロペラシャフト1に対して位置決め固定されている。
また、センタベアリング3のアウタレース3bは、前記環状支持部材2の内周部に嵌合固定されており、該アウタレース3bの嵌合固定は、環状支持部材2の内環2Aの内径を段階的に変える後述されるその所定の内径部にアウタレース3bの外周部が圧入嵌合されるとともに、該内環2Aの内径を段階的に変えるその所定の形成段部に該アウタレース3bの図示における前端面(図1の図示左方側部)3b1が当接されることでなされている。
そして、インナレース3a内周部のプロペラシャフト1への上述の嵌合固定と、アウタレース3b外周部の環状支持部材2への上述の嵌合固定とにより、プロペラシャフト1の支持のために位置付けられたセンタベアリング3は、プロペラシャフト1を該センタベアリング3を介して前記環状支持部材2に対して回転可能な状態において弾性支持する。
ところで、環状支持部材2は、内環2Aと外環2Bを備え、これらが互いに屈曲された厚めの膜状のゴム弾性部材2Cを介して接続された構造を有しており、その内環2Aは、既述したようにその内径が段階的に変化しており、すなわち、内環2Aは、小径部2a、中径部2b、大径部2cと順次その内径を段階的に変えた円筒状とされており、その上述の所定の内径部とされる中径部2bの内側において上述のセンタベアリング3のアウタレース3bの外周部が嵌合固定されるようになされている。
そして、環状支持部材2の内環2Aの大径部2cは、プロペラシャフト1の中径軸部1bと大径軸部1cの外周を覆うようにして後方へと延出され、また、小径部2aは、プロペラシャフト1の小径軸部1aの前方側を覆うようにして前方へと延出されている。
プロペラシャフト1の環状支持部材2の内環2Aへのセンタベリング3を介した回転可能な支持部には、そのセンタベアリング3を挟むようにして該ベアリング3の前後両側からシール部材S1,S2が挿入されており、前側(図1の図示左方側)のシール部材S1は、その外周部の装着金具S1aが環状支持部材2の内環2Aの小径部2aに圧入されることで挿入保持され、また、後側(図1の図示右方側)のシール部材S2は、その前側から外周部に向けて屈曲した形状とされた装着金具S2aが環状支持部材2の内環2Aの大径部2cに圧入されると同時にセンタベアリング3のアウタレース3b後端面3b2に当接されることで挿入保持されている。
そして、後側のシール部材S2は、前記挿入保持された状態においてプロペラシャフト1の中径軸部1bにその内周が圧接して、また、前側のシール部材S1は、前記挿入保持された状態においてプロペラシャフト1に圧入されるストッパピース4の該シール部材S1内周の貫通による該シール部材S1内周と該ストッパピース4外周部4aとの圧接により、それぞれセンタベアリング3における高いシール性を確保している。
図3および図4に図示されるように、ストッパピース4は、鋼鉄等の材料により形成されており、円筒形状をなし、その外周部4aの一端近傍位置に所定の幅と所定の深さを備えた環状の凹溝4bを備えており、また、該ピース4の一端端部面4dには所定幅で所定深さの同一形状の2個所の溝部4d1が備えられ、この2つの溝部4d1は、互いに円筒の中心軸線を挟んだ対称的な位置で(図3(b)参照)、しかも円筒の中心に向かう指向性をもって延びその開放端を互いに対向させるようにして備えられている。
2個所の溝部4d1はこれに限定される理由はなく、複数の溝部とすることができ、その数は適宜選択されるところであるが、これらの溝部4d1は、円筒の一端端部面4dの周上において互いに等間隔とされ、しかもいずれの溝部4d1も円筒の中心に向かう指向性をもって延びるように形成される。また、ストッパピース4の前記一端端部面4dの内周側には、比較的大きな面取り部4d2が形成されており、この面取り部4d2は、その面取り深さが前記2つの溝部4d1の前記所定の深さと一致する深さとされている。そして、ストッパピース4の内周部4cの内径は、前記プロペラシャフト1の小径軸部1aの外径に略等しくされている。
ストッパピース4には、その一端にモールド成形による合成樹脂製またはゴム製のリング部材5が設けられている(図7等参照)。ストッパピース4にモールド成形される合成樹脂製またはゴム製のリング部材5は、図6に図示される構造を備えている。すなわち、より好ましくは撥水性を有する樹脂により形成され、所定の幅の環状リングをなしており、その外周部5aの両端部には、径方向に延出する環状フランジ5b,5cを備えており、この環状フランジ5b,5cは、図示における左方側の環状フランジ5bがその径方向延出長さが長く、所謂大きなフランジとされ、また、右方側の環状フランジ5cはその径方向長さが小さく、所謂小さなフランジとして構成されている。
大きなフランジ5bは、その図示左方側の側部、すなわち実質的にリング部材5の一端(前側)の端部面を形成する部分である外側部5b3に、該リング部材5のリング中心側へ向って延長する被覆延長部が形成されており、この延長部は、前記モールド成形によるストッパピース4との一体成形状態において、該ストッパピース4の一端端部面4dの一部を覆いつつ延びる。すなわち、図7,8に図示されるように、該端部面4dの前記溝部4d1内を被覆しつつ延びることで該一端端部面の一部を覆う被覆部5b4と、被覆部5b4の延長端に連接される該一端端部面4dの内周側の面取り部4d2に沿って環状に延長する被覆部5b5とからなる(図8参照)。
そして、図7(a)を参照して理解できるように、ストッパピース4の一端端部面4dの溝部4d1は前記2つの溝部であるから、結局、リング部材5のリング中心側へ向かって延長する被覆延長部は、該端部面4dの2つの溝部4d1内を延びる所定幅の2つの被覆部5b4と、該2つの被覆部5b4の延長端にそれぞれ連続する該端部面4d内周側の面取り部4d2に沿いかつ該面取り部4d2を全面的に被覆して周方向で延長する環状の被覆部5b5とからなる被覆延長部である。
したがって、ストッパピース4の一端端部面4dを被覆する被覆延長部は、図7(a)に図示されるようにその端面視において、円筒中心を挟んで対設される対称とされる一対の円弧状の開孔5b6を備える構造をなしており、この一対の開孔5b6相当部によりストッパピース4の一端端部面4dが実質的に露出され、該ピース4の露出部4d3とされる。
そして、2つの溝部4d1内を延びる2つの被覆部5b4は、その外側面が、前記ストッパピース4の一端端部面4dの前記露出部4d3端面と同一面もしくは該露出部4d3端面よりやや内側に位置するように該溝部4d1内で被覆部5b4を形成する。この溝部4d1内における被覆部5b4の構成は、後述のストッパピース4の組込み時の圧入において、該ピース4の一端端部面4dにおける溝部4d1内被覆部5b4とピース4の露出部4d3を含めた該端部面全面への圧入治具押当部の当接を許容する点において格別の寄与をなすものである。
また、面取り部4d2を全面的に被覆する環状被覆部5b5は、図8に図示のように面取り部4d2に沿うものであるがその被覆部5b5の肉厚は外側面部側が肉厚、すなわち、該被覆部5b5の横断面が略三角形の形状を呈する如くなされ、円筒からなるストッパピース4の内周部4cにおいて盛上がるようにやや突出して突出部5b51を形成しており、この被覆部5b5の形状は、後述されるストッパピース4の圧入装着時にプロペラシャフト1の外周テーパ部との圧接構造を構成し、該圧接部のシール性を向上させる。
なお、被覆部5b4は2つの被覆部とされたが、これに限定される理由はなく、被覆部5b4の数は適宜ストッパピース4の一端端部面4dにおける上述の溝部4d1の選択数との関連において設定される。
そして、上述の大小両フランジ5b,5cに挟まれた部分は、実質的に環状の溝部5dとして形成されて、ラビリンス部を構成している。
既述のようにストッパピース4には、その一端に合成樹脂製またはゴム製のリング部材5がモールド成形により一体成形される。
そして、このモールド成形は、圧縮成形やトランスファ成形等の成形法によることも可能であるが、通常周知の射出成形機を用いた射出成形法により行なわれる。
射出成形法によるモールド成形は、高圧のもとにノズルから金型キャビティ内に流動状態とされた樹脂材料が押込まれるので、本実施例においては、ストッパピース4の環状凹溝4bに、また、該ピース4の一端端部面4dの2つの溝部4d1に樹脂材料が確実に押込まれ、さらに、該溝部4d1に押込まれた樹脂材料はその延長端が一端端部面4dの内周側面取り部4d2に沿う周方向に延長する環状の被覆部5b5を形成する。この環状凹溝4bと2つの溝部4d1、さらには面取り部4d2への樹脂材料の押込みはストッパピース4へのモールド成形によるリング部材5の一体被覆形成における強化に大きく寄与するものである。
なお、ストッパピース4の構造の変形例として、ストッパピース4におけるリング部材5のモールド成形相当部分環状凹溝4bに沿って、図5に図示されるようなセレーション4f等の波状凹凸条部を設ける構造の採用が可能であり、この構造においてはストッパピース4へのモールド成形による該リング部材5の更なる結合強化を図ることができる。
ところで、上述のようにその一端にモールド成形による一体のリング部材5を備えるストッパピース4は(図8等参照)、図示されない押込み治具を用いた押圧によりプロペラシャフト1の支持構造部に対して圧入嵌合されるが、この圧入嵌合は、プロペラシャフト1の小径軸部1aにおいてなされており、その図示(図1,2参照)における後端面4eが既述のセンタベアリング3のインナレース3aの図示左方の前端面3a1に当接されて、該ストッパピース4がプロペラシャフト1の軸方向所定の位置に位置決めされている。
また同時に、このストッパピース4の位置決めは、センタベアリング3の軸方向位置を規制し、該ベアリング3を実質的にプロペラシャフト1の軸方向所定位置において固定するものである(図1,2参照)。
そして、ストッパピース4の上述の圧入嵌合による装着状態において、図2に図示されるように、ストッパピース4にモールド成形されたリング部材5の2つのフランジ5b,5cの径方向延出長さが長い一方の大きなフランジ5bは、その外周縁5b1が環状支持部材2の内環2Aの前端開口2d(図2の図示左方端開口)の外方で該内環2Aの開口2d端の開口径を超える径方向位置まで延びており、このフランジ5bの前記開口2dに面するその側部5b2が、環状支持部材2の内環2Aの開口2d端との間に比較的狭い隙間L1を設けて対面されている。
また、モールド成形されたリング部材5の径方向延出長さが短い他方の小さなフランジ5cは、その外周縁5c1が、前記環状支持部材2の内環2Aの開口2d近傍の内方で該環状支持部材2の内環2Aの内径に達することのない径方向位置まで延びており、このフランジ5cの外周縁5c1は、環状支持部材2の内環2Aの内径との間に比較的狭い隙間L2を設けて対面されている。
したがって、ストッパピース4の上述した圧入嵌合による装着状態においては、モールド成形されたリング部材5の前側(図2の図示左方側)の大きなフランジ5bは、環状支持部材2の内環2Aの開口2d外側において該内環2Aに対して前記軸方向の小さな隙間L1をもって、また、後側(図2の図示右方側)の小さなフランジ5cは、環状支持部材の内環2Aの開口2dの内方において該環状支持部材2の内環2Aに対して前記径方向の小さな隙間L2をもって、それぞれ位置付けられている。
そして、モールド成形されたリング部材5の大きなフランジ5bの外側部5b3のストッパピース4の一端端部面4dの一部を覆う、すなわち、該端部面4dの溝部4d1内をリング部材5のリング内方へ向って延びる被覆部5b4のその延長端に設けられた前記端部面4dの内周側の面取り部4d2(図8参照)を覆う環状被覆部5b5は、図2に図示のようにその突出部5b51がプロペラシャフト1の外周テーパ部の周面に当接し、ストッパピース4とプロペラシャフト1との圧入嵌合部におけるシール効果を高めている。
プロペラシャフト1の支持構造部におけるストッパピース4の組込みは、すなわち、その一端にモールド成形のリング部材5が一体装備されたストッパピース4の組込みは、端的には、該ストッパピース4がプロペラシャフト1の小径軸部1aに、図1,2の図示左方側から圧入されることでなされ、該圧入は、センタベアリング3のインナレース3aの前端面3a1にストッパピース4の該図図示における後端面(右方端)4eが当接するまで押込まれることでなされるものである。
ここで、ストッパピース4の組込みの概要を述べておく。
まず、その一端にモールド成形の成形リング部材5が一体装備されたストッパピース4が、プロペラシャフト1の支持構造部における前側(図1,2の図示左方側)から、該プロペラシャフト1の小径軸部1aに対して押込まれ圧入嵌合される。
このストッパピース4の圧入嵌合は、まず押込み治具の押当部をストッパピース4の一端端部面4d(図1,2の図示左方端)に当てがい、該治具を押圧する。そして、この押圧による押込みはストッパピース4の後端面4e(図1,2の図示右方端)がシール部材S1の内側を貫通して、センタベアリング3のインナレース3a前端面3a1(図1,2の図示左方側部)に当接されるまで押込まれる。
押込み治具による押込みのための上述のストッパピース4の一端端部面4dの押圧は、押当部が単純な平坦面とされた治具を用いて行われ、この治具の平坦面からなる押当部の前記端部面4dへの当接は、該端部面4dにおける端部面4dそのものが露出した露出部4d3端面と、溝部4d1内を被覆する被覆部5b4の被覆外側面5b41を含めた全面(図8も参照)に対してなされる。
治具の平坦面からなる押当部による押圧は、上述のように被覆部5b4の被覆外側面5b41を含めた前記端部面4dの全面を押圧するが、被覆外側面5b41はその弾性変形により押圧力の受け止めを回避し、結果として治具の平坦面からなる押当部による押圧力は該端部面4dの露出部4d3に直接作用し、露出部4d3の押圧によりストッパピース4の上述の圧入嵌合がなされる。
そして、ストッパピース4の後端面4eのセンタベアリング3のインナレース3a前端面3a1への前記当接により、ストッパピース4のプロペラシャフト1に対する軸方向における位置決めがなされるとともに、センタベアリング3の該プロペラシャフト1に対する軸方向位置決めと固定がなされる。
ストッパピース4の上述した圧入嵌合による軸方向における位置決めは、ストッパピース4の前側(図1,2の図示左方側)にモールド成形のリング部材5の後側の小さいフランジ5cが図1に図示されるように、環状支持部材2の内環2Aの小径部2a内に入り込むようになし、フランジ5cの外周縁5c1を小径部2aの内径に対して狭い隙間L2で対面させ、また同時に前側の大きなフランジ5bが内環2Aの前端開口2dに前記狭い隙間L1をもって対面するようになし、該開口2dを覆うように位置付けるものである。
本実施例のプロペラシャフト1の支持構造部は、上述した構造を備えるから以下のような作用効果を奏するものである。
環状支持部材2の内環2Aの前端開口2dが、ストッパピース4の圧入嵌合において、その一端のモールド成形のリング部材5の大きなフランジ5bにより覆われるから、プロペラシャフト1の軸受部の前方から泥水や塩水がかかった場合においても、センタベアリング3を内在する内環2A内への該泥水や塩水の直接的な浸入は略完全に阻止することができる。
また、たとえストッパピース4一端のモールド成形リング部材5の大きなフランジ5bと内環2Aとの隙間から水が浸入するようなことがあっても、このような水はリング部材5の大きなフランジ5bと小さなフランジ5cとの間の環状溝部5dに案内されて下方へ落下し、内環2Aの内部に水が浸入することは阻止される。
なお、環状支持部材2の内環2Aの後端開口2e(図1参照)は、プロペラシャフト1の大径軸部1cにより塞がれるようになされるとともに、大径軸部1cと、これに連なる中径軸部1bにそれぞれ水切り用の環状溝部1b1,1c1が形成されているから、この溝部1b1,1c1により上記と同様に水の浸入が防止される。
環状支持部材2の内環2A内のセンタベアリング3は、その前後をシール部材S1,S2によりシールされているが、さらに上記のように内環2Aの前、後端の開口2d,2eで水の浸入が防止されるので、泥水や塩水等からセンタベアリング3が確実に保護される。
ストッパピース4の前側(一端)にモールド成形されたリング部材5が合成樹脂またはゴム製であるから、該リング部材5は塩水等によっても腐食することがなく、長期に亘って内環2Aの前端開口2dをその大きなフランジ5bで覆いシール効果を高く維持することができる。また、リング部材5は塩水等との直接接触によっても錆を発生することがなく、金属に起こりがちな錆の発生により腐食して膨れて変形することがないから、該変形により回転時に他の隣接部材と接触して異音を発することはない。
ストッパピース4の一端の端部面4dは、モールド一体成形の合成樹脂製またはゴム製のリング部材5の大きなフランジ5bの外側部5b3から該リング部材5のリング中心側に向けて延長する被覆延長部により部分的に覆われ、すなわち、前記一端端部面4dの溝部4d1内を延びる被覆部5b4と、この被覆部5b4の延長端に連接する該一端端部面4d内周側の面取り部4d2を全面的に覆う環状被覆部5b5とで覆われ、とりわけ、泥水や塩水等が溜まりやすい面取り部4d2(図8参照)が全面的に前記環状被覆部5b5により覆われるから、面取り部4d2における錆の発生による腐蝕損傷が防止されるので、ストッパピース4の耐久性を向上させることができる。
ストッパピース4の一端端部面4dの内周側の面取り部4d2を被覆する環状の被覆部5b5は、ストッパピース4の内周部4cにおいて突出する突出部5b51を備えるから、ストッパピース4の圧入装着に際し、環状被覆部5b5の突出部5b51がプロペラシャフト1の外周テーパ部に圧接して潰れるように変形するので、該圧接部における高いシール効果が得られる。
モールド成形(射出成形)の際にストッパピース4の外周部4aの環状凹溝4bに樹脂材料が押込まれ、合成樹脂製またはゴム製リング部材5はこれによりその内周部に前記環状凹溝4bに一体となる環状突部5fを備えたものとなり、また、ストッパピース4の一端端部面4dにおける溝部4d1にも樹脂材料が押込まれ、該リング部材5はこれによりその端部フランジ5b外側面5b3の内周側に前記溝部4d1と一体となる被覆部5b4を備えるものとなるから、該リング部材5はストッパピース4とのモールド成形による特に周方向の結合力をさらに強固とするものである。
とりわけ、この環状突部5fの形成によりリング部材5のストッパピース4に対する軸方向への相対的なずれが完全に防止され、長期に亘る使用においても弛みやがたつきの発生はなく、脱落も防止され、該リング部材5のモールド成形部からの泥水等の浸入は長期に亘り確実に阻止される。
また、ストッパピース4のリング部材5をモールド成形する相当個所に、セレーション4f等の凹凸条部(図5参照)を設ける選択がなされれば、モールド成形によるリング部材5の一体成形がより強固になされ、リング部材5は長期の使用においても弛んだりがたついたりすることはなく、脱落することもない。
合成樹脂製またはゴム製のリング部材5は射出成形等によるモールド成形でストッパピース4に一体被覆されるから、その成形が容易であり、生産性の向上が図られ、製造コストが低減される。 また、合成樹脂は比較的軽量であるから、プロペラシャフト1の支持構造部の軽量化に寄与する。さらに、撥水性樹脂の使用により、リング部材5の外周部環状溝5d(ラビリンス部)に入り込んだ泥水等は滞留することなく直ぐに流れ去るので、環状支持部材2の内環2Aの内部への該泥水の浸入は略完全に阻止される。
また、リング部材5がモールド成形される前のストッパピース4自体は、フランジを有せず、単にその外周部4aに一条の環状凹溝4bが形成され、また、その一端端部面4dに単純な複数の溝部4d1が形成されるという比較的単純な円筒形状であるから、その加工が容易であり、製造コストを低く抑えることができる。
合成樹脂製またはゴム製のリング部材5がその一端に予めモールド成形されたストッパピース4が、プロペラシャフト1の小径軸部1aに圧入されるので、効率の良い組付けを行なうことができ、生産性の向上が図られる。
本発明の実施例にかかるプロペラシャフト支持構造を示す一部断面とした側面図である。 本発明のプロペラシャフト支持構造の要部を示す一部断面とした拡大図である。 本発明のストッパピースを示す図であり、(a)はその一部を断面で示す側面図、(b)はその端面図である。 本発明のストッパピースを示す斜視図である。 本発明のストッパピースの別の態様を示す図4と同様の図である。 本発明のリング部材を示す図であり、(a)は側面図、(b)は斜視図である。 本発明のストッパピースにリング部材がモールド成形された状態を示す図であり、(a)は端面図であり、(b)は一部が断面で示される側面図である。 図7の(a)におけるA−A断面図である。 従来の発明のプロペラシャフト支持構造を示す図であり、(a)は、該支持構造部の一部を断面とした側面図、(b)は、部品図である。 従来の他の発明を示すものであり、主要な構造部の部品のみが示される図である。
符号の説明
1・・・プロペラシャフト、1a・・・小径軸部、1b・・・中径軸部、1b1・・・環状溝、1b2・・・段部形成面、1c・・・大径軸部、1c1・・・環状溝、1d・・・継手部、2・・・環状支持部材、2A・・・内環、2B・・・外環、2a・・・小径部、2b・・・中径部、2c・・・大径部、2d・・・前端開口、2e・・・後端開口、3・・・センタベアリング、3a・・・インナレース、3a1・・・前端面、3a2・・・後端面、3b・・・アウタレース、3b1・・・前端面、3b2・・・後端面、4・・・ストッパピース、4a・・・外周部、4b・・・環状凹溝、4c・・・内周部、4d・・・一端端部面、4d1・・・溝部、4d2・・・面取り部、4d3・・・露出部、4e・・・後端面、4f・・・セレーション、5・・・リング部材、5a・・・外周部、5b・・・大きなフランジ、5b1・・・外周縁、5b2・・・フランジ内側部、5b3・・・フランジ外側部、5b4・・・被覆部、5b41・・・被覆部の外側面、5b5・・・環状被覆部、5b51・・・突出部、5b6・・・円弧状開孔、5c・・・小さなフランジ、5c1・・・外周縁、5d・・・環状溝、5e・・・内周部、5f・・・環状突部、L1,L2・・・隙間、S1,S2・・・シール部材、S1a,S2a・・・装着金具。

Claims (2)

  1. 弾性部材により互いに接続される内環と外環とを備えた環状支持部材の内環内側で、センタベアリングを介してプロペラシャフト軸支されるプロペラシャフト支持構造において、
    金属製の円筒状ストッパピースの一端外周部にフランジを備えた合成樹脂製またはゴム製リング部材が一体にモールド成形されるとともに、
    該ストッパピースが前記プロペラシャフトに圧入されて、その長手方向他端が前記センタベアリングのインナレースに当接して該センタベアリングが軸方向所定位置に位置決め固定され、
    これにより該合成樹脂製またはゴム製リング部材が、前記ストッパピースの前記一端に装備されて該リング部材の前記フランジにより前記内環の開口が覆われるとともに、
    該リング部材のフランジ外側部にリング部材の中心側に向かって延びる被覆延長部形成され
    該被覆延長部は、前記ストッパピースの前記一端の端部面の溝部内を延びることで該端部面の一部を被覆する被覆部と、該被覆部の延長端に連接して該端部面の内周側の面取り部を全面的に被覆する環状被覆部とを備え、
    前記一端端部面の前記溝部内を延びる被覆部は、その被覆部の外側面が該一端端部面の非被覆部端面と略同一平面に形成されていることを特徴とするプロペラシャフト支持構造。
  2. 前記ストッパピースの一端端部面の内周側面取り部を全面的に被覆する前記環状被覆部は、ストッパピースの内周部において盛上がるようにやや突出する突出部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のプロペラシャフト支持構造。
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