JP4346252B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転する磁気ディスクに対して情報の記録再生を行なう磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスク装置は磁気ディスクを回転し、磁気ディスク上の任意半径位置に位置決めされる磁気ヘッドにより複数の同心円上に情報を記録し或いは読み出すものであるが、磁気ヘッドはロータリーアクチュエータにより回転移動され任意トラックに位置決めされる。ロータリーアクチュエータはアルミ或いはマグネシウム合金製で、その先に磁気ヘッドを支えるためのステンレス板製のサスペンションが固定された状態で一体形成される。若しくは、ヘッドアームの先に先にステンレス板製の薄板のサスペンションが積層される。このロータリーアクチュエータは、当該ロータリーアクチュエータを支持及び回転させる回転軸を中心としてボイスコイルモータ(VCM)によって磁気ディスクの半径方向に回転駆動される。小型装置のボイスコイルモータは、移動平面に平行な平面でコイルを巻いた平面型のものが普通用いられている。
【0003】
ここで、上記の構成を持つロータリーアクチュエータでは、自身の発生する共振周波数が原因となり、磁気ヘッドの位置決め精度を向上できないという課題があった。即ち、磁気ヘッドは位置決めサーボ系で位置決めされているため、サーボ系に影響するロータリーアクチュエータの共振周波数が低いと、サーボ系で安定に位置決め制御のためのサーボが掛けられない。また、通常では安定にサーボが掛けられる場合でも、突発的な外乱によりロータリーアクチュエータの共振周波数の振動が生じたり、サーボ帯域をあまり上げることができず、結果として位置決め精度を向上できない。このため、ロータリーアクチュエータの共振周波数をなるべく高くするか、或いは共振ピークを低くする必要がある。どちらの施策によっても、外乱の影響を低減する、或いは、サーボ帯域の向上により位置決め精度の向上ができる。
【0004】
ステンレスアーム製のロータリーアクチュエータのボイスコイルモータが原因の共振モードの一例を、図8、図9に示す。図8は、ロータリーアクチュエータに上下方向振動モードの共振周波数が発生している様子を示している。この例では、ロータリーアクチュエータ全体がシーク方向に倒れ、1kHz付近に不安定なサブピークが発生している。図9は、ロータリーアクチュエータがシーク方向に振動している様子を示している。この例では、ロータリーアクチュエータに6.6kHzの主共振周波数のモードが発生している。図8、9に示すように、ロータリーアクチュエータに発生する共振周波数が障害となり、これらの共振周波数のモードが励起され発振などの不安定現象を起こすため、ロータリーアクチュエータに発生する共振周波数よりも高くサーボ帯域を上げたくとも上げることができなかった。
【0005】
これを防止するためには、ロータリーアクチュエータに発生する共振周波数の値を上げる必要がある。しかし、共振周波数の値を上げる方法は限度があるためロータリーアクチュエータに対するダンピングを増加させることにより共振ゲインを低下させる必要がある。ロータリーアクチュエータにダンピングを与える方法としては特開平3−173342に、磁気回路の上部に粘性抵抗を有する部材と拘束板を貼る方法が提案されている。これはシーク時の残留振動を低減するために提案されているもので、磁気回路の振動を静止部材の拘束板と磁気回路の間に挟まれた粘性抵抗部材の変形で吸収するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の方法は、拘束板の拘束が不十分のためダンピング効果が少なく位置決めサーボ系が不安定化したり、また、磁気回路の他に拘束板が必要であるため、磁気回路自体が大きく重くなるという不具合がある。
【0007】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、必要体積の少なく軽量で、且つ、ロータリーアクチュエータの共振周波数の共振ゲインを低減することを可能とし、以って位置決めサーボ系の安定度を向上することが可能な磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の磁気ディスク装置は、情報を記録する磁気ディスクと、前記磁気ディスクに対して情報の記録及び再生を行なう磁気ヘッドと、前記磁気ディスクに対して前記磁気ヘッドを移動自在に支持するロータリーアクチュエータと、前記ロータリーアクチュエータを前記磁気ディスクの半径方向に回転駆動するボイスコイルモータとを具備し、前記ボイスコイルモータは、前記ロータリーアクチュエータと一体に形成された駆動コイルと、前記駆動コイルの両側に配置される一対の磁気回路と、前記磁気回路の一方の前記駆動コイルに対向する面に配置されたマグネットとからなり、前記磁気回路の少なくとも一方が粘弾性体を間に挟みこんだ構成であり、前記粘弾性体を間に挟みこんだ構成の磁気回路は、前記粘弾性体からみて前記駆動コイルに近い側の板厚が前記駆動コイルに遠い側の板厚よりも厚いことを特徴とする。
【0009】
また本発明の磁気ディスク装置は、情報を記録する磁気ディスクと、前記磁気ディスクに対して情報の記録及び再生を行なう磁気ヘッドと、前記磁気ディスクに対して前記磁気ヘッドを移動自在に支持するロータリーアクチュエータと、前記ロータリーアクチュエータを前記磁気ディスクの半径方向に回転駆動するボイスコイルモータとを具備し、前記ボイスコイルモータは、前記ロータリーアクチュエータと一体に形成された駆動コイルと、前記駆動コイルの両側に配置される一対の磁気回路と、前記磁気回路の一方の前記駆動コイルと対向する面に配置されたマグネットとからなり、前記磁気回路の少なくとも一方が、前記駆動コイルに対向する面の反対面に粘弾性体を介して薄板を接着した構成を有すること特徴とする。
【0010】
これにより、本発明の磁気ディスク装置では、必要体積の少なく軽量で、且つ、ロータリーアクチュエータの共振周波数の共振ゲインを低減することが可能となり、位置決めサーボ系の安定度を向上することが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の磁気ディスク装置の実施の形態について説明する。図1は、本発明のHDDの概観を示す図である。
【0012】
図1に示されるように、本発明の磁気ディスク装置は、上面の開口した矩形箱上の筐体1と、複数のねじにより筐体1にねじ止めされる筐体の上端開口を閉塞する図示しないトップカバーとを有している。筐体1内には、磁気ディスク2、この磁気ディスク2を支持および回転させる駆動手段としてのスピンドルモータ3、磁気ディスク2に対して情報の記録及び再生を行なう磁気ヘッド4、磁気ヘッド4を先端に搭載したサスペンションを有し且つ磁気ヘッド4を移動自在に支持するロータリーアクチュエータ5、ロータリーアクチュエータ5を回転自在に支持する回転軸6、回転軸6を介してロータリーアクチュエータ5を回動および位置決めするボイスコイルモータ7、ヘッドアンプ回路8が収納されている。
(第1の実施形態)
図2に、本発明の特徴となるボイスコイルモータ7の構成を示している。ボイスコイルモータ7は、例えば、2.5インチの磁気ディスク装置に適用されるものである。板厚が約1.8[mm]の下部磁気回路11に板厚が約1.8[mm]のマグネット13が粘弾性体4を介して接合されている。上部磁気回路12及び下部磁気回路11は、鉄などの磁性対により構成される。
【0013】
粘弾性体4の板厚は、厚いほどダンピング効果が高いが、あまり厚いと下部磁気回路11の効率が低下するので、約50〜100[μm]程度の厚さが好適である。また、粘弾性体4は、ロータリーアクチュエータ5の共振周波数を抑制可能とするために、1〜10[kHz]の周波数帯域の共振を抑制するダンピング効果を持つものが良い。更に、粘弾性体4の材料としては、シリコン(Si)を全く含まないか、また含んでいても極微量であるものが良い。また、粘弾性体4の材料としては、ガスを発生しないか発生しても極微量な低発ガス性のものが良い。
【0014】
マグネット13と上部磁気回路12との間には、約1.7[mm]の磁気ギャップがあり、この間にロータリーアクチュエータ5に一体形成された約1.25[mm]厚の駆動コイル15が配置されている。磁気ギャップ中には上下方向に磁束が走っており、平面型の駆動コイル15に電流を流すと左右方向の駆動力が生じる。駆動コイル15とマグネット13、及び、駆動コイル15と上部磁気回路12との間隔は、それぞれ0.3[mm]程度に設定されている。この値は、駆動力を大きくするためにはなるべく小さくしたいものであるが、あまり小さくすると組立て誤差のため、駆動コイル15がマグネット13や上部磁気回路12に接触する可能性があるので、0.3[mm]程度としている。
【0015】
図3に、2.5インチの磁気ディスク装置に上述したボイスコイルモータを適用した場合の、ロータリーアクチュエータ5の共振ゲインの測定結果を示す。実線が本発明の場合の測定結果を示しており、50[μm]厚の粘弾性体4を用いている。二点鎖線が、粘弾性体を用いていない従来の場合の測定結果を示している。図3から分かるように、共振ピークの値が最も大きい共振周波数の6.7[kHz]付近では、従来に対して本発明は、約3[dB]共振ピークの値が低下している。その他の共振周波数でも、従来に対して本発明は、共振ピークの値が低下している。このように、共振ピークの値を低下することが可能であるため、その結果として、位置決めサーボ系の安定度を向上することが可能となる。
【0016】
また、粘弾性体としては、例えば、日東電工(株)の「LA−50」などの制振材を用いている。更に、下部磁気回路11の上部には、マグネット13を位置決めするために、0.4[mm]程度の高さの凸部が3乃至4箇所設けられる。この凸部によって、マグネット13は、下部磁気回路11の正しい位置に設置される。また予期しない過大な衝撃などでマグネット13が下部磁気回路11から浮き上がる場合が生じたとしても、マグネット13は駆動コイル15までの距離である約0.3[mm]程度しか浮き上がらないので、凸部から外れることは無い。衝撃が無くなると、マグネット13は、下部磁気回路11との間で作用する磁気吸引力によって、元の位置に自動的に戻る。
(第2の実施形態)
次に、図4に示す第2の実施形態の磁気ディスク装置のボイスコイルモータ7の構成を説明する。約1.8[mm]厚の下部磁気回路21に約1.8[mm]のマグネット23が接合されている。上部磁気回路22は、0.7[mm]厚の磁気回路22aと0.7[mm]厚の磁気回路22bとを0.1[mm]厚の粘弾性体24を介して接合した構成としている。即ち、本実施形態では、上部磁気回路22が、略同じ厚さの2つの磁気回路22a、22bが粘弾性体24を挟みこんだ構成となっていることが特徴である。ここで粘弾性体24は、磁気回路22a及び磁気回路22bに対して、接着するか或いは単に挟みこむことで、その中間に配置させる。マグネット23と上部磁気回路22との間には、約1.7[mm]の磁気ギャップがあり、この間にロータリーアクチュエータ5に一体形成された約1.25[mm]厚の駆動コイル25が配置されている。
【0017】
磁気回路21及び22は、鉄などの磁性体により構成される。磁気回路22a、22bには、マグネット23から発生する磁束が通過して磁気ギャップに磁場が形成される。ロータリーアクチュエータ5が共振すると、駆動コイル25が発生する駆動力の反力が磁気回路22a、22bに入るため、磁気回路22a、22bは粘弾性体24を挟んで独立に振動する。このため粘弾性体24には大きな歪みが生じ、その結果、ロータリーアクチュエータ5の共振のエネルギーロスを生じさせることなるため、ロータリーアクチュエータ5の共振をダンピング(減衰させる)を与え、位置決めサーボ系をより安定化することができる。磁気回路22a、22b及び粘弾性体24は、制振鋼板として市販されている同様構成の板をプレス等で成形することで低コストとなる。
(第3の実施形態)
次に図5に示す第3の実施形態の磁気ディスク装置のボイスコイルモータ7の構成を説明する。図5では、駆動コイルを省略している。図4の構成に対して、図5では、磁気回路32を構成する磁気回路32aと磁気回路32bの板厚が異なる点が違っている。即ち、本実施形態では、マグネット33に近い磁気回路32bの板厚が、より遠い位置にある磁気回路32aよりも厚くなっている点に特徴がある。マグネット33に近い磁気回路32bの板厚を厚くすることで、磁気回路の効率が上がり図示しない駆動コイル(磁気回路32bとマグネット33との間に存在する)に発生する駆動力を大きくすることができる。
【0018】
各構成の板厚は、例えば、磁気回路32aは約0.2[mm]、磁気回路32bは1.2[mm]、粘弾性体34は0.1[mm]、下部磁気回路31は1.8[mm]、マグネット33は1.8[mm]、図示せぬ駆動コイルは1.25[mm]、磁気回路32bとマグネット33とのギャップは1.7[mm]である。
(第4の実施形態)
次に図6に示す第4の実施形態の磁気ディスク装置のボイスコイルモータ7の構成を説明する。図6では、駆動コイルを省略している。図6では、上部磁気回路42に、シート状の薄板45が粘弾性体44によって接着されている構成に特徴がある。薄板45は、磁性体、非磁性体のどちらでも良いが、粘弾性体44と合わせても0.1〜0.2[mm]程度の板厚とする必要がある。薄板45の板厚を非常に薄くし、磁気回路44の板厚を十分厚くすることで、図示しない駆動コイルに大きな駆動力を発生させることが可能となる。ロータリーアクチュエータ5の共振時には、上部磁気回路42が板厚方向に振動し粘弾性体44も上下方向に歪もうとするが、粘弾性体44の長手方向は薄板45により拘束されるため、大きなせん断ひずみが生じることから、大きなダンピングを与えることができる。
【0019】
各構成の板厚は、例えば、薄板45は約0.05[mm]、粘弾性体44は0.05[mm]、上部磁気回路42は1.4[mm]、下部磁気回路41は1.8[mm]、マグネット43は1.8[mm]、図示せぬ駆動コイルは1.25[mm]、上部磁気回路42とマグネット43とのギャップは1.7[mm]である。
(第5の実施形態)
次に図7に示す第5の実施形態の磁気ディスク装置のボイスコイルモータ7の構成を説明する。図7では、駆動コイルを省略している。図7では下部磁気回路51が、磁気回路51aと磁気回路51bとの間に粘弾性体54を挟みこんだ構成となっていることが特徴である。ここで粘弾性体54は、磁気回路51a及び磁気回路52bに対して、接着するか或いは単に挟みこむことで、その中間に配置させる。ロータリーアクチュエータ5の共振時は、図示しない駆動コイルが発生する駆動力の反力が磁気回路51a、51bに入るため、磁気回路51a、51bは粘弾性体54を挟んで独立に振動する。このため粘弾性体54には大きな歪みが生じ、その結果、ロータリーアクチュエータ5の共振のエネルギーロスを生じさせ共振をダンピング(減衰させる)することができる。
【0020】
各構成の板厚は、例えば、磁気回路51aは約0.9[mm]、粘弾性体54は0.1[mm]、磁気回路51bは0.8[mm]、上部磁気回路52は1.4[mm]、マグネット53は1.8[mm]、図示せぬ駆動コイルは1.25[mm]、上部磁気回路52とマグネット53とのギャップは1.7[mm]である。
【0021】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明では、必要体積の少なく軽量で、且つ、ロータリーアクチュエータの共振周波数の共振ゲインを低減することが可能となり、位置決めサーボ系の安定度を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク装置の概観を示す図。
【図2】第1の実施形態のロータリーアクチュエータの構成を示す図。
【図3】ロータリーアクチュエータの共振ゲインの測定結果を示す図。
【図4】第2の実施形態のロータリーアクチュエータの構成を示す図。
【図5】第3の実施形態のロータリーアクチュエータの構成を示す図。
【図6】第4の実施形態のロータリーアクチュエータの構成を示す図。
【図7】第5の実施形態のロータリーアクチュエータの構成を示す図。
【図8】ロータリーアクチュエータの上下方向振動モードの共振周波数が発生した際の様子を示す図。
【図9】ロータリーアクチュエータがシーク方向に振動している様子を示す図。
【符号の説明】
1…筐体、 2…磁気ディスク、 3…スピンドルモータ、 4…磁気ヘッド、
5…ロータリーアクチュエータ、 6…回転軸、 7…ボイスコイルモータ、
8…ヘッドアンプ回路、
11、21、31、41、51…下部磁気回路、
12、22、32、42、52…上部磁気回路、
13、23、33、43、53…マグネット、
14、24、34、44、54…粘弾性体、
15、25…駆動コイル、
22a、22b、32a、32b、51a、51b…磁気回路、
45…薄板

Claims (2)

  1. 情報を記録する磁気ディスクと、
    前記磁気ディスクに対して情報の記録及び再生を行なう磁気ヘッドと、
    前記磁気ディスクに対して前記磁気ヘッドを移動自在に支持するロータリーアクチュエータと、
    前記ロータリーアクチュエータを前記磁気ディスクの半径方向に回転駆動するボイスコイルモータとを具備し、
    前記ボイスコイルモータは、
    前記ロータリーアクチュエータと一体に形成された駆動コイルと、前記駆動コイルの両側に配置される一対の磁気回路と、前記磁気回路の一方の前記駆動コイルに対向する面に配置されたマグネットとからなり、前記磁気回路の少なくとも一方が粘弾性体を間に挟みこんだ構成であり、前記粘弾性体を間に挟みこんだ構成の磁気回路は、前記粘弾性体からみて前記駆動コイルに近い側の板厚が前記駆動コイルに遠い側の板厚よりも厚いことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 情報を記録する磁気ディスクと、
    前記磁気ディスクに対して情報の記録及び再生を行なう磁気ヘッドと、
    前記磁気ディスクに対して前記磁気ヘッドを移動自在に支持するロータリーアクチュエータと、
    前記ロータリーアクチュエータを前記磁気ディスクの半径方向に回転駆動するボイスコイルモータとを具備し、
    前記ボイスコイルモータは、
    前記ロータリーアクチュエータと一体に形成された駆動コイルと、前記駆動コイルの両側に配置される一対の磁気回路と、前記磁気回路の一方の前記駆動コイルと対向する面に配置されたマグネットとからなり、
    前記磁気回路の少なくとも一方が、前記駆動コイルに対向する面の反対面に粘弾性体を介して薄板を接着した構成を有すること特徴とする磁気ディスク装置。
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