JP4342132B2 - 制御機器用ヒートシンクおよび制御機器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、サーボドライバなどの制御機器に搭載される高熱電子部品を冷却する制御機器用ヒートシンクおよび制御機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、サーボドライバなどの制御機器に搭載される高熱電子部品を冷却するために使用する制御機器用ヒートシンクは、図4、図5のようになっている。図4は従来のヒートシンクであって、(a)は平面図、(b)は(a)の矢視B方向から見た側面図、図5はヒートシンクを制御機器に取り付けた状態を示す概観図である。図において、1はヒートシンク本体、2は取付壁、3はフィン、4はベース部、5は押出しピン跡、6は係合部、8は制御機器である。ここで、ヒ−トシンク本体1は金型鋳造法を用いたアルミダイカストより製作されたものであって、図4(a)に示すようにフィン3の先端部に押出しピン跡5が形成される。ヒートシンク本体1は、図5に示すように、高熱電子部品を搭載してなる制御機器8などを取り付けるための平板状のベース部4と、ベース部4に複数配設されたフィン3と、ベース部4の一端に設けられ、フィン3と対向して配置された外部の筐体などに取り付けるための取付壁2と、を一体に配設したものとなっている。それから、図4(b)に示すように、取付壁2の端部には係合部6を設けて外部の筐体などを取り付けると共に、取付壁2とベース部4の接続部には曲率部4Aを設けて強度を確保するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来技術において。ヒートシンク本体1を取りつけた制御機器8は、例えば図示しない高振動環境における工作機械などに一体化して設置されることが多い。ところが、上記の制御機器8は、ヒートシンク本体の取付壁2の係合部6を介して外部の工作機械(不図示)に取り付けられる構成では、取付壁2あるいは係合部6近傍の機械強度が弱く、ヒートシンク本体を含めた制御機器全体の固有振動数が低いことから、機械が発生する振動に耐えられずに大きく振動を起こし、動作が不安定になるという問題があった。また、ヒートシンク本体1は、ヒートシンクとなるアルミダイカストを金型から抜く際の抵抗が大きいため、ダイカストに変形が生じ、強度上の問題を生じると共に、さらにフィン先端側にできる押出しピン跡5は、ヒートシンク1の外観を損なうという問題があった。これより、ヒートシンク一体型の制御機器を外部の筐体などに取り付ける際に、高振動環境下で振動に強く、強固な構造を有し、外観の良好なヒートシンクが望まれていた。
本発明は、上記問題を解消するためになされたものであり、高振動環境下で耐久性に優れ、強固で外観の良好な制御機器用ヒートシンクおよび制御機器を提供することを目的とする。
【0004】
【発明が解決しようとする手段】
上記問題を解決するため、請求項1の本発明は、制御機器に搭載される高熱電子部品を取り付けるための平板状のベース部と、前記ベース部に複数配設されたフィンと、前記ベース部の一端に設けられ、前記フィンと対向して配置された外部の筐体に取り付けるための取付壁と、を一体に配設した制御機器用ヒートシンクにおいて、前記取付壁と前記フィンの間に、前記取付壁と前記フィンを繋ぐ壁を形成するリブを少なくとも1箇所設けてあり、前記取付壁に外部の筐体を取り付けるための係合部を設けると共に、前記リブを前記係合部の近傍に設けてあり、前記リブの断面形状を長辺の2角の角度が60度以下とする三角形状とすると共に、当該リブの長辺を前記ベース部となるように配置したことを特徴としている。
請求項2の本発明は、請求項1に記載の制御機器用ヒートシンクを備えた制御機器を特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の実施例を示す制御機器用ヒートシンクであって、(a)は正面図、(b)は(a)の矢視A−A線に沿う側断面図である。なお、本発明の構成要素が従来技術と同じものについてはその説明を省略し、異なる点のみ説明する。図1において、7はリブである。本発明が従来技術と異なる点は以下のとおりである。すなわち、取付壁2とフィン3の間に、取付壁2とフィン3を繋ぐ壁を形成するリブ7を少なくとも1個所設けると共に、同じくフィン3、3同志の間にもリブ7を少なくとも1個所設けた点である。このように、第1の実施例は取付壁2とフィン3の間に、取付壁2とフィン3を繋ぐリブ7を設けたので、ヒートシンク本体1の取付壁2の係合部6を介して外部の工作機械に取り付けた際に、制御機器8とヒートシンク本体1の取付壁3における接続部が強固となり固有振動数が高くなることから、高振動下でも機械が発生する振動に耐えることができ、動作を安定にすることができる。
【0006】
図2は本発明の第2の実施例を示す制御機器用ヒートシンクであって、(a)は正面図、(b)は(a)の矢視A−A線に沿う側断面図である。第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、リブ7を、取付壁2の係合部6の近傍に設けた点である。このように、第2の実施例はリブ7を取付壁2の係合部6の近傍に設けたので、ヒートシンク本体1の取付壁2の係合部6を介して外部の工作機械に取り付けた際に、第1の実施例に比べて制御機器8とヒートシンクの取付壁2における接続部がより強固となる上、固有振動数もさらに高くすることができる。
【0007】
図3は本発明の第3の実施例を示す制御機器用ヒートシンクであって、(a)は正面図、(b)は矢視A−A線に沿う側断面図である。第3の実施例が第2の実施例と異なる点は、リブ7の断面形状を長辺の2角の角度が60度以下とする三角形状とすると共に、当該リブ7の長辺をベース部7Aとなるように配置した点である。このように。第3の実施例はリブ7の断面形状をその長辺の角度が60度以下とする三角形状にしたので、ヒートシンク本体1の取付壁2の係合部6を介して外部の工作機械に取り付けた際に、第1および第2の実施例に比べて制御機器8とヒートシンクの取付壁2における接続部がより強固となり固有振動数を高くできることは言うまでもない。また、リブ7の断面形状を三角形状とすることで、ヒートシンクとなるアルミダイカストを金型から抜く際の抵抗を小さくすることができるので、ダイカストの変形を抑えることができ、しかもダイカスト時にできる押出しピンをヒートシンクのフィン側からなくすことができる。その結果、押出しピン跡5がヒートシンク1の表面からなくなるので、ヒートシンク1の外観を良好にすることができる。
【0008】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)第1の実施例は、取付壁とフィンの間に取付壁とフィンを繋ぐリブを設けたため、ヒートシンク本体の取付壁の係合部を介して外部の工作機械に取り付けた際に、制御機器とヒートシンク本体の取付壁における接続部が強固となり固有振動数が高くなることから、高振動下でも機械が発生する振動に耐えることができ、動作を安定にすることができる。
(2)第2の実施例は、リブを取付壁の係合部の近傍に設けたため、ヒートシンク本体の取付壁の係合部を介して外部の工作機械に取り付けた際に、第1の実施例に比べて制御機器とヒートシンクの取付壁における接続部がより強固となる上、固有振動数もさらに高くすることができる。
(3)第3の実施例は、リブの断面形状をその長辺の角度が60度以下とする三角形状にしたため、ヒートシンク本体の取付壁の係合部を介して外部の工作機械に取り付けた際に、第1および第2の実施例に比べて制御機器とヒートシンクの取付壁における接続部がより強固となり固有振動数を高くできる。また、リブの断面形状を三角形状とすることで、ヒートシンクとなるアルミダイカストを金型から抜く際の抵抗を小さくすることができるので、ダイカストの変形を抑えることができ、しかもダイカスト時にできる押出しピンをフィン側からなくすことができる。その結果、押出しピン跡がヒートシンク表面からなくなるので、ヒートシンクの外観を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示すヒートシンクであって、(a)は正面図、(b)は(a)の矢視A−A線に沿う側断面図である。
【図2】 本発明の第2の実施例を示すヒートシンクであって、(a)は正面図、(b)は(a)の矢視A−A線に沿う側断面図である。
【図3】 本発明の第3の実施例を示すヒートシンクであって、(a)は正面図、(b)は(a)の矢視A−A線に沿う側断面図である。
【図4】 従来技術のヒートシンクを示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)の矢視B方向から見た側面図である。
【図5】 ヒートシンクを制御機器に取り付けた状態を示す概観図である。
【符号の説明】
1 ヒートシンク本体、
2 取付壁、
3 フィン、
4 ベース部、
4A 曲率部、
5 押出しピン跡、
6 係合部、
7 リブ、
8 制御機器

Claims (2)

  1. 制御機器に搭載される高熱電子部品を取り付けるための平板状のベース部と、前記ベース部に複数配設されたフィンと、前記ベース部の一端に設けられ、前記フィンと対向して配置された外部の筐体に取り付けるための取付壁と、を一体に配設した制御機器用ヒートシンクにおいて、
    前記取付壁と前記フィンの間に、前記取付壁と前記フィンを繋ぐ壁を形成するリブを少なくとも1箇所設けてあり、
    前記取付壁に外部の筐体を取り付けるための係合部を設けると共に、前記リブを前記係合部の近傍に設けてあり、
    前記リブの断面形状を長辺の2角の角度が60度以下とする三角形状とすると共に、当該リブの長辺を前記ベース部となるように配置したことを特徴とする制御機器用ヒートシンク。
  2. 請求項1に記載の制御機器用ヒートシンクを備えたことを特徴とする制御機器。
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