JP4341686B2 - 成膜装置および成膜方法 - Google Patents

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Description

本発明は、成膜装置および成膜方法に関し、特に、液滴吐出装置を用いた膜の処理装置(処理方法)に関するものである。
液滴吐出装置の一例であるインクジェット装置は、圧力室を圧電素子により加圧し、その内部の液体(溶液)を圧力室底部のノズル孔から吐出する装置である。このような、インクジェット装置は、インクジェットプリンタのみならず、表示装置のカラーフィルタを形成する際の吐出など工業的にも広く利用されている。
このような工業的な利用においては、吐出する液体は多種におよぶ。よって、使用溶液の中には、例えば、空気中の酸素等と反応し、液質が劣化するものもある。
例えば、下記特許文献1においては、図5に、インクジェットヘッド(22)等がカバー14で覆われたインクジェット装置が開示されている。
特開2003−84124号公報
本発明者は、インクジェット装置の吐出を不活性ガス雰囲気下で行うことにより、吐出液体の変質や劣化を防止する技術を検討している。しかしながら、上記特許文献1に開示の装置では、装置全体を覆っているため不活性ガスによるガスパージ(内部空気の置換)に時間を要する。また、使用する不活性ガスの量も多くなりコスト高となる。このような問題点は、基板の大型化に伴い、益々顕著になる。
本発明は、処理雰囲気の制御を容易にすることができる成膜装置構成および成膜方法を提供することを目的とする。また、当該装置および方法により、スループットを向上させ、また、製品の製造コストを低減することを目的とする。
(1)本発明に係る成膜装置は、処理室内に配置された基板上に塗布部から液体を塗布することにより前記基板上に膜を形成する成膜装置であって、壁で区画された前記処理室と、前記塗布部が一時的に配置される塗布準備室と、前記塗布部を前記塗布準備室から前記処理室に搬送する第1搬送部と、前記基板の載置台と、前記塗布準備室と隣接して設けられる保守部と、を有する。
かかる構成によれば、保守部により塗布部のメンテナンスを効率良く行うことができる。また、保守部は、処理室と独立しているため、処理室への外気の混入を制御することができる。
好ましくは、前記処理室は、前記壁、前記第1搬送部および前記載置台を有する部位により閉空間とされる。かかる構成によれば、載置台と塗布部(第1搬送部)との距離を小さくすることができる。よって、処理室の容量を小さくすることができ、内部雰囲気の制御を容易にすることができる。例えば、その内部を不活性ガスでパージする際、パージに要する時間を低減でき、また、使用する不活性ガス量を少なくすることができる。
より好ましくは、前記載置台は、前記基板を前記処理室に搬送する第2搬送部である。かかる構成によれば、基板を処理室に容易に搬送することができる。
より好ましくは、前記塗布部は、前記塗布準備室から前記保守部まで、第3搬送部により搬送される。かかる構成によれば、第3搬送部により塗布部を搬送することができる。
より好ましくは、前記塗布部は、第1方向に搬送され、前記保守部は、前記塗布準備室の前記第1方向と交差する第2方向に配置される。かかる構成によれば、装置内に保守部を簡易な構成で設けることができる。
例えば、前記保守部内には、前記塗布部を洗浄するための洗浄部が設けられている。かかる構成によれば、保守部にて塗布部の洗浄を行うことができる。
例えば、前記保守部内には、前記塗布部を交換するための空間を有する。かかる構成によれば、保守部にて塗布部の交換を行うことができる。
例えば、前記塗布準備室と保守部との間に、開閉可能に構成された扉を有する。かかる構成によれば、塗布部の搬送をさらに容易にすることができる。
より好ましくは、前記第1搬送部は、前記処理室の上部を覆う板状部材であって、前記塗布部が組み込まれた板状部材である。かかる構成によれば、板状部材をスライドすることで、閉空間を保ちつつ塗布部を移動させることができる。
より好ましくは、前記成膜装置は、さらに、加熱部を有し、前記加熱部は、前記板状部材に組み込まれている。かかる構成によれば、加熱部により基板を加熱処理することができる。
より好ましくは、前記加熱部は、前記塗布部が前記塗布準備室に位置する際に、前記処理室に位置するよう前記板状部材に組み込まれている。かかる構成によれば、塗布部と加熱部とを処理工程と連動して移動させることができる。
(2)本発明に係る成膜装置は、第1及び第2処理室内のいずれか一方に配置された基板上に処理を施す成膜装置であって、壁で区画され、その上部と下部が覆われ、閉空間を構成する前記第1及び第2処理室と、前記第1処理室に塗布部が配置され、前記第2処理室に加熱部が配置される。
かかる構成によれば、第1処理室で塗布を、第2処理室で加熱を行うことができる。
(3)本発明に係る成膜装置は、処理室内に配置された基板上に塗布部から液体を塗布することにより前記基板上に膜を形成する成膜方法であって、前記塗布部が一時的に配置される塗布準備室から前記処理室に前記塗布部を搬送する工程と、前記塗布部から前記基板上に液体を塗布する工程と、前記塗布部を前記塗布準備室に戻す工程と、前記塗布準備室から前記塗布準備室と隣接して設けられる保守部に前記塗布部を搬送する工程と、前記塗布部を保守部にて保守する工程と、を有する。
かかる方法によれば、塗布準備室に塗布部を配置した状態で、処理室から基板を搬送することができる。また、保守部により塗布部のメンテナンスを効率良く行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の機能を有するものには同一もしくは関連の符号を付し、その繰り返しの説明を省略する。
(実施の形態1)
<液滴吐出装置構成>
図1〜図3は、本実施の形態の液滴吐出装置(液体塗布装置、インクジェット装置)を示す図である。図1は、断面斜視図、図2は、上面図、図3は、断面図である。
図示するように、本実施の形態の液滴吐出装置101は、基板搬送ステージ103、インクジェットヘッド(吐出部、塗布部)113が組み込まれた天井板105および側壁(107a、107b、107cu、107cd、107d、109b、109cu、109cd、109d)で構成されている。なお、側壁のうち、開閉可能な壁を「開閉扉」と言う。
これらの部材により処理室(処理空間)107が囲まれ、閉空間を構成する。なお、ここで言う「閉空間」とは、一時的に構成され得る閉空間を言い、常に閉空間を構成する場所を意味するものではない。
この閉空間(処理室)の大きさ(縦、横、高さ)は、例えば、基板の縦のサイズプラス50mm程度、基板の横のサイズプラス50mm、基板の厚さプラス5〜20mm程度とする。もちろん、多種の基板に対応できるよう、処理基板の標準的な大きさを基準に処理室の大きさを設定してもよい。また、壁の位置を適宜変更可能に構成し、基板の大きさに合わせて壁(ヘッドホーム109Uの位置を含む)を組み替えてもよい。
また、処理室107と隣接してヘッドホーム(塗布準備室、スタンバイ室)109Uが設けられている。このヘッドホーム109Uも、基板搬送ステージ103、インクジェットヘッド113が組み込まれた天井板105および側壁(107cu、109b、109cu、109d)で囲まれ、閉空間となる。また、ヘッドホーム109Uの下部の空間(109D)は、基板の搬送路(通路)となる。これらは、板109eで仕切られる。
基板搬送ステージ103は、固定されたステージ103Aとその上部の搬送部103Bよりなり、基板100は、搬送部103Bにより図1中の右から左へ搬送され、処理室107内に収容される。この搬送は、例えば、板状の搬送部103Bがスライド(移動)することにより行われる。
107aは、開閉扉であり、例えば、図1中の手前から奥(y方向)にスライドすることにより開く。107cdおよび109cdも、同様の構成の開閉扉である。
天井板105には、インクジェットヘッド113が組み込まれ、天井板105が図1中の左右(x方向)にスライドすることにより、処理室107の閉空間を維持しつつ、インクジェットヘッド113を基板100上まで移動させることができる。さらに、閉空間内でインクジェットヘッド113を走査(描画)させることで基板上に液滴を吐出(塗布)することができる。この天井板105は、インクジェットヘッド113の搬送部とも言える。
また、ここでは、インクジェットヘッド113のノズル孔(吐出孔)と天井板105とはほぼ同一面に設けられている。また、インクジェットヘッド113の大部分は、天井板105から突きでるよう組み込まれている。かかる構成により、処理室の容量をさらに低減することができる。
このインクジェットヘッド113は、吐出処理(吐出工程)が終了した後に、ヘッドホーム109U上に配置される。
また、処理室107およびヘッドホーム109Uには、ガス供給手段115が管を介して接続され、例えば、窒素(N2)やアルゴン(Ar)などの不活性ガスを処理室107やヘッドホーム109U内にパージ(充填、導入)できる構成となっている。ここで、パージとは、処理室内に残存する空気(酸素等)を不活性ガスで置換することを言う。例えば、処理室内の酸素濃度を数ppm程度とする。
このように、本実施の形態の液滴吐出装置によれば、基板搬送ステージ103、インクジェットヘッド113が組み込まれた天井板105および側壁(107a、107b、107cu、107cd、107d)で処理室107となる閉空間を構成することができる。よって、基板搬送ステージ103と天井板105との距離を小さくすることができ、処理室107の容量を小さくすることができる。よって、処理室107内に、不活性ガスをパージするための時間を短縮することができる。また、パージする不活性ガスの量を低減することができる。その結果、基板100の処理のスループットを向上させることができる。また、製品の製造コストの低減を図ることができる。
なお、本実施の形態においては、上記基板搬送ステージ103、壁(107a、107b、107cu、107cd、107d)、天井板105のみで閉空間が構成されているが、必ずしもかかる構成に限定されるこのではなく、種々の変形が可能である。例えば、基板搬送ステージの両サイドを固定式のステージ(床)とする。もしくは、天井板の両サイドを固定式とし、可動部分は中心部のみとする等の変形が可能である。よって、少なくとも上記基板搬送ステージ103、壁、天井板105を有する部位により閉空間(処理室)が構成されればよい。言い換えれば、上記基板搬送ステージ103が、閉空間の底面部の少なくとも一部を構成すればよい。また、天井板195が、閉空間の上面部の少なくとも一部を構成すればよい。
また、不活性ガス雰囲気下で吐出処理を行うことができ、ヘッド内部の液や吐出液滴の劣化や変質を低減することができ、製品の特性を向上させることができる。
また、本実施の形態の液滴吐出装置によれば、ヘッドホーム109Uを設けたので、その内部に不活性ガスをパージし、インクジェットヘッド113を収容した後、処理室107から基板100を搬出することができる。よって、インクジェットヘッド113と外気(空気)との接触を避けることができ、ヘッド内部の液体の劣化や変質を低減することができる。
また、ヘッドホーム109U内で、インクジェットヘッド113のワイピングや液滴の重量測定など、次の吐出処理を行うための準備をすることができる。ワイピングとは、ノズル孔113a周囲の液垂れのクリーニングをいい、液滴の重量測定とは、所定量の液滴が吐出されているか否かの試験的吐出をいう。これらの準備は、ヘッドホーム109U内に内蔵された手段により、外気に触れることなく行われることが望ましい。
なお、基板100の処理室107への搬入は、上記基板搬送ステージ103を用いる他、天井板105をスライドさせることにより処理室107上部を開口し、上側から処理室107のステージ(載置台)上に配置してもよい。この場合、ステージに搬送機構を設ける必要はない。
また、開閉扉は、上記構成のものに限られず、例えば、上下に開閉可能な機構としてもよい。但し、上記のように図1中のy方向にスライド可能な構成にすれば、より処理室107を小さくすることができる。
インクジェットヘッド113の内部構成は種々のものがあるが、その構成例を図4に示す。図4は、インクジェットヘッド113の構成例を示す分解斜視図である。図示するように、インクジェットヘッドは、圧力室(キャビティ、凹部)CAと、その上部に配置された圧力素子PEと、を有する。
圧力室CAは、底面、側壁および上面を有し、底面はノズルプレート1により構成され、側壁は、シリコン基板(流路基板)3により構成され、上面は、振動板5により構成される。このシリコン基板3には、開口部が設けられ、この開口部が圧力室CAとなる。また、この開口部は、開口領域11a、11b、11cを有し、11bおよび11cが液体の流路となる。
また、圧力室CAの底面にはノズル孔1aが配置されている。このノズル孔1aは、ノズルプレート1に、複数の圧力室CAに対し1つずつ形成されている。
圧電素子PEは、圧力室CAの上部、即ち、振動板5の上部に配置され、下から下部電極7a、圧電体膜(圧電体層)7bおよび上部電極7cが順次積層された構成を有する。圧電体膜7bは、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛、Pb(Zr1-xTix))よりなる。また、圧電素子PE(上部電極7c)の上部には、外部引き出し電極8が配置されている。
また、圧電素子PEの上部には、保護基板(封止樹脂)9が配置されている。この保護基板9には、凹部9aおよび開口領域9b、9cが設けられ、凹部9a内に圧電素子PEが配置される。なお、保護基板9上にはコンプライアンス基板等が設けられる。
従って、液体は、流路(リザーバ)11cから流路11bを介して圧力室CAに充填され、圧電素子PEの駆動によって圧力室CAが加圧され、ノズル孔のノズル孔1aから吐出される。
なお、図4においては、図面を分かり易くするため、ノズル孔1aをノズルプレート1の端部に設けているが、圧力室CAやノズル孔1aのレイアウトは適宜変更可能であり、図1等に示すように、ノズル孔113aをインクジェットヘッド113の底面の略中央部に配置してもよい。
<液滴吐出装置を用いた成膜方法>
次いで、図5〜図11を参照しながら上記構成の液滴吐出装置101を用いて基板100上に膜を形成する方法(成膜方法)について説明するとともに、本実施の形態の液滴吐出装置の構成や動作をさらに明確にする。図5〜図11は、本実施の形態の成膜方法を示す工程断面図である。
図5に示すように、開閉扉107aを開けて基板100を基板搬送ステージ103により、処理室107内に搬入する。なお、この際、インクジェットヘッド113は、ヘッドホーム109U上に位置する。このヘッドホーム109Uは、不活性ガスでパージされている。
次いで、図6に示すように、開閉扉107aを閉める。その結果、処理室107は、閉空間となる。次いで、処理室107内に不活性ガスをパージする。
次いで、図7に示すように、天井板105をスライドさせて、基板100の膜形成予定領域とインクジェットヘッド113とを位置合わせする。図7においては、基板100の図中右端部上にインクジェットヘッド113が位置している。次いで、インクジェットヘッド113から液滴を吐出する。次いで、図8および図9に示すように、天井板105を図中左に移動させ、次の膜形成予定領域上にインクジェットヘッド113を配置し、液滴を吐出する。このように、天井板105を順次移動させつつ液滴を吐出する。
吐出処理中にヘッドホーム109Uに不活性ガスをパージしておく。なお、先の処理によりヘッドホーム109U内が既にパージされている場合には新たにパージする必要はない。吐出処理が終了した後は、インクジェットヘッド113をヘッドホーム109U上に戻す(図10)。なお、107cuを開閉扉とし、インクジェットヘッド113の移動の際、開閉させてもよい。この場合においても、処理室107が、不活性ガスでパージされているため、ヘッドホーム109U内に外気が入ることはない。
次いで、図示しない加熱手段で、処理室107内を加熱し、液滴を乾燥(溶媒を揮発)させ、さらに、焼成(固化)する。なお、この加熱の際、インクジェットヘッド113は、処理室107とは異なるヘッドホーム109U内に配置されているため、加熱によるヘッド内の液の変質等を低減できる。また、ヘッドホーム109U内に冷却不活性ガスを導入、もしくは循環させることで、ヘッドホーム109U内の温度を制御してもよい。例えば、ガス供給部115内、もしくはガス供給部115とヘッドホーム109Uとをつなぐ管の周囲に、ガス冷却部を設けることにより、冷却不活性ガスを処理室107に導入することができる。
上記工程により、基板100上の所望の位置に膜を形成することができる。ここでは、複数の膜をアレイ状に形成することができる。このような成膜は、例えば、液晶装置の画素電極上に配置されるカラーフィルタ(CF基板)の形成の際に用いられる。この他、液滴を重なるよう連続して吐出し、ライン状の膜を形成する。また、吐出回数や吐出量を調整し、一連の膜を形成するなど、種々の形状の膜を形成することができる。
次いで、開閉扉107cdおよび109cdを開け、搬送路109Dを介して基板100を搬出する(図11)。この際、前述したように、インクジェットヘッド113はヘッドホーム109Uに収容されているため、外気に触れることはない。なお、開閉扉107aを開けて、基板100を搬出してもよい。
このように、本実施の形態によれば、処理室107の容量を小さくでき、内部雰囲気の制御を容易にすることができる。具体的には、不活性ガスのパージ時間、使用量を低減することができる。また、ヘッドホーム109Uを設けることで、インクジェットヘッド113と外気との接触を防止することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態においては、基板搬送ステージ103、天井板105およびインクジェットヘッド113の他の構成例について説明する。なお、実施の形態1と対応する箇所には同じ符号を付し、その説明を省略する。
<構成例1>
実施の形態1においては、図3において板状の搬送部103Bをスライドすることにより基板100を搬送したが、図12のようにベルトコンベアを用いて基板100を搬送してもよい。図12は、本実施の形態の液滴吐出装置および当該装置を用いた成膜方法を示す断面図である。
図12(A)に示すように、基板搬送ステージ103の搬送部103Bがベルトコンベアで構成されている。搬送部103Bは、3つのベルトコンベア(搬送部)103Bで構成され、各ベルトコンベア103Bは、複数のローラ104Rと、これらの外周に配置されたベルト104Bとを有する。ローラ104Rが回転することによりベルト104Bが移動し、基板100を搬送することができる。
図示するように、基板100を図中右側のベルトコンベア103B上から処理室107底部のベルトコンベア103B上に搬入し、開閉扉107aを閉じて実施の形態1と同様に吐出処理を行う(図12(B))。
処理後は、インクジェットヘッド113をヘッドホーム109Uに戻し、開閉扉107cdおよび109cdを開け、基板100を処理室107底部のベルトコンベア103B上から図中左側のベルトコンベア103B上に搬出する。
<構成例2>
構成例2においては、処理室107底部のベルトコンベア103Bに昇降手段(104U)を設けた。図13は、本実施の形態の液滴吐出装置および当該装置を用いた成膜方法を示す断面図である。
図示するように、処理室107底部のベルトコンベア103Bは、昇降棒(昇降手段、昇降機構)104Uを有し、この昇降棒104Uにより押し上げられ、その高さを調整することができる。
よって、上記構成例1と同様に、基板100を処理室107内に収容した後(図13(A))、ベルトコンベア103B自身を昇降棒104Uで上昇させることにより、基板100を持ち上げる(図13(B))。その後、インクジェットヘッド113を実施の形態1と同様に基板100上に走査し、基板100上に液滴を吐出する。
このように、本実施の形態においては、昇降棒104Uにより基板100の高さ(基板100とインクジェットヘッド113との距離)を変えることができる。よって、吐出させる液滴の量や性質に応じて、基板100の高さを最適化でき、吐出精度を向上させることができる。なお、昇降手段は、棒状のものに限られず、種々の変形が可能である。
<構成例3>
構成例2においては、ベルトコンベア103Bに昇降手段(104U)を設けたが、天井板105に昇降手段を設け、インクジェットヘッド113を天井板105に昇降可能に組み込んでもよい。図14は、本実施の形態の液滴吐出装置および当該装置を用いた成膜方法を示す断面図である。
図示するように、インクジェットヘッド113は、天井板105に昇降可能に組み込まれている。
よって、上記構成例1と同様に、基板100を処理室107内に収容した後(図14(A))、インクジェットヘッド113を下降させる(図14(B))。その後、インクジェットヘッド113を実施の形態1と同様に基板100上に走査し、基板100上に液滴を吐出する。
このように、本実施の形態においては、インクジェットヘッド113を上昇又は下降させることができる。よって、吐出させる液滴の量や性質に応じて、基板100とインクジェットヘッド(ノズル孔113a)113との距離を最適化でき、吐出精度を向上させることができる。
(実施の形態3)
実施の形態1においては、図3のように天井板105にインクジェットヘッド113を組み込んだが、さらに、図15のようにランプ(加熱部、加熱手段)117を組み込んでもよい。
図15および図16は、本実施の形態の液滴吐出装置を示す図である。図15は、断面斜視図、図16は、断面図である。なお、ランプ117以外の構成部位は、実施の形態1と同様であるためその説明を省略する。
図示するように、ランプ117は、インクジェットヘッド113が、ヘッドホーム109U上に位置する際に、処理室107上に位置するようにインクジェットヘッド113と一定の間隔を置いて配置される(図16参照)。このランプ117は、例えば、天井板105に設けられた開口部に照射部を下に向けてはめ込むことにより組み込まれている。また、ランプ117として、低圧水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ等を用いることができる。
次いで、図17〜図21を参照しながら上記構成の液滴吐出装置101を用いて基板100上に膜を形成する方法(成膜方法)について説明するとともに、本実施の形態の液滴吐出装置の構成や動作をさらに明確にする。図17〜図21は、本実施の形態の成膜方法を示す工程断面図である。
図17に示すように、開閉扉107aを開けて基板100を基板搬送ステージ103により、処理室107内に搬入する。なお、この際、インクジェットヘッド113は、ヘッドホーム109U上に位置し、ランプ117は、処理室107上に位置する。ヘッドホーム109Uは、不活性ガスでパージされている。
次いで、図18に示すように、開閉扉107aを閉める。その結果、処理室107は、閉空間となる。次いで、処理室107内に不活性ガスをパージする。
さらに、基板100をランプ117により加熱し、基板100に付着している有機物を分解、揮発させる。このように、ランプ117の照射により基板100をクリーニング(洗浄)することができる。例えば、UV(紫外線)を照射することによりクリーニングを行うことができる。この場合、処理室107内を低圧にすることが好ましい。また、ランプ117内に、クリーニング用のランプと後述の加熱用のランプの2つのランプを組み込んでもよい。なお、このクリーニング工程は、省略してもよい。
次いで、図19に示すように、天井板105をスライドさせて、基板100の膜形成予定領域とインクジェットヘッド113とを位置合わせする。図19においては、基板100の図中右端部上にインクジェットヘッド113が位置している。次いで、インクジェットヘッド113から液滴を吐出する。次いで、天井板105を図中左に移動させ、基板100上に液滴を順次吐出する。
吐出処理が終了した後は、インクジェットヘッド113をヘッドホーム109U上に戻す。なお、107cuを開閉扉としてもよい。
ここで、インクジェットヘッド113がヘッドホーム109U上に戻るとともに、ランプ117は、処理室107上に配置される(図20)。次いで、ランプ117により、処理室107内を加熱し、液滴を乾燥し、さらに、焼成する。その結果、実施の形態1と同様に、基板100上の所望の位置に膜を形成することができる。
次いで、図21に示すように、開閉扉107cdおよび109cdを開け、搬送路109Dを介して基板100を搬出する。この際、前述したように、インクジェットヘッド113はヘッドホーム109に収容されているため、外気に触れることはない。なお、開閉扉107aを開けて、基板100を搬出してもよい。
このように、本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。即ち、処理室107の容量を小さくでき、不活性ガスのパージ時間、使用量を低減することができる。また、ヘッドホーム109Uを設けることで、インクジェットヘッド113と外気との接触を防止することができる。
さらに、本実施の形態によれば、ランプ117を天井板105に組み込んだので、天井板105をスライドすることで、ランプ117による基板100の熱処理を行うことができる。また、ランプ117を、インクジェットヘッド113が、ヘッドホーム109U上に位置する際に、処理室107上に位置するように配置したので、インクジェットヘッド113による液滴の吐出とランプ117による乾燥・焼成を1つの処理室107内でスムーズに行うことができる。
なお、本実施の形態においては、液滴吐出装置を例に説明したが、インクジェットヘッド113を省略し、加熱装置として用いることも可能である。また、インクジェットヘッド113が天井板105に固定された装置部と、ランプ117が天井板105に固定された装置部(加熱装置部)を並べて配置し、吐出から乾燥・焼成までの処理をそれぞれの装置部(処理室)で行ってもよい。
また、本実施の形態においては、1つの処理室上にインクジェットヘッド113とランプ117が処理工程に応じて順次配置される構成としたが、例えば閉空間を構成する第1処理室、第2処理室を設け、第1処理室でその上部に位置するインクジェットヘッド113により吐出処理を行い、その後、基板を第2処理室に搬送し、その上部に位置するランプ117により加熱処理を行ってもよい。
また、本実施の形態においては、加熱手段としてランプを用いたが、ヒーターなど他の加熱手段を用いてもよい。
(実施の形態4)
実施の形態3の図15においては、装置内に1つの処理室107を設けたが、装置内に2つの処理室を設けてもよい。
図22および図23は、本実施の形態の液滴吐出装置を示す図である。図22は、断面図、図23は、上面図である。なお、実施の形態1および3と同じ機能を有する部位には、同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図示するように、本実施の形態の液滴吐出装置においては、ヘッドホーム109Uの図中右側に処理室107が設けられ、ヘッドホーム109Uの図中左側に処理室108が設けられている。この処理室108は、開閉扉108a、側壁109cu、開閉扉109cd、側壁108bおよび108dで囲まれている(区画されている)。また、天井板105は、インクジェットヘッド113が、ヘッドホーム109U上に位置する際に、その両側の処理室107、108を覆うよう延在している。また、処理室107、108の底部には、基板搬送ステージ103が延在している。これらの部材(側壁、開閉扉、天井板105、基板搬送ステージ103)により、処理室107、108が囲まれ、閉空間を構成する。
さらに、本実施の形態の装置は、2つのランプ117、118を有している。図示するように、ランプ117、118は、インクジェットヘッド113が、ヘッドホーム109U上に位置する際に、それぞれ処理室107、108上に位置するようにインクジェットヘッド113の両側に一定の間隔を置いて配置される。このランプ117、118は、例えば、天井板105に設けられた開口部に照射部を下に向けてはめ込むことにより組み込まれている。
次いで、図24〜図27を参照しながら上記構成の液滴吐出装置101を用いて基板100上に膜を形成する方法(成膜方法)について説明するとともに、本実施の形態の液滴吐出装置の構成や動作をさらに明確にする。図24〜図27は、本実施の形態の成膜方法を示す工程断面図である。
まず、実施の形態3と同様に、開閉扉107aを開けて基板100を基板搬送ステージ103により、処理室107内に搬入する。なお、この際、インクジェットヘッド113は、ヘッドホーム109U上に位置し、ランプ117は、処理室107上に位置する(図17参照)。ヘッドホーム109Uは、不活性ガスでパージされている。
次いで、開閉扉107aを閉める。その結果、処理室107は、閉空間となる。次いで、処理室107内に不活性ガスをパージする(図18参照)。なお、実施の形態3と同様に、ランプ117の照射により基板100をクリーニングしてもよい。
次いで、図24に示すように、天井板105を右側に移動(スライド)させて、基板100の膜形成予定領域とインクジェットヘッド113とを位置合わせする。次いで、インクジェットヘッド113から液滴を吐出する。さらに、天井板105を図中左に移動させ、順次液滴を吐出する。
基板100に対する吐出処理が終了した後は、インクジェットヘッド113をヘッドホーム109U上に戻す。なお、107cuを開閉扉としてもよい。
ここで、インクジェットヘッド113がヘッドホーム109U上に戻るとともに、ランプ117は、処理室107上に配置される(図25)。次いで、ランプ117により、処理室107内を加熱し、液滴を乾燥し、さらに、焼成(固化)する。その結果、実施の形態1と同様に、基板100上の所望の位置に膜を形成することができる。
このランプ117による加熱処理(加熱工程)の際、開閉扉108aを開け、処理室108に次の処理基板である基板100Bを搬入した後、処理室108内に不活性ガスをパージする。さらに、実施の形態3と同様に、ランプ118の照射により基板100Bをクリーニングしてもよい。
次いで、図26に示すように、天井板105を左側にスライドさせて、基板100Bの膜形成予定領域とインクジェットヘッド113とを位置合わせする。次いで、インクジェットヘッド113から液滴を吐出する。さらに、天井板105を図中右に移動させ、順次液滴を吐出する。
基板100Bに対する吐出処理が終了した後は、インクジェットヘッド113をヘッドホーム109U上に戻す。なお、109cuを開閉扉としてもよい。
ここで、インクジェットヘッド113がヘッドホーム109U上に戻るとともに、ランプ118が処理室108上に配置される(図27)。次いで、ランプ118により、処理室108内を加熱し、液滴を乾燥し、さらに、焼成する。その結果、基板100B上の所望の位置に膜を形成することができる。
さらに、このランプ118による加熱工程の際、処理室107に次の処理基板である基板100Cを処理室107内に搬入し、処理室107内に不活性ガスをパージする。さらに、実施の形態3と同様に、ランプ117の照射により基板100Cをクリーニングしてもよい。
次いで、基板100Cに対し、基板100の場合と同様に液滴の吐出、乾燥・焼成の処理(成膜処理)を行う。
このように、本実施の形態によれば、実施の形態3で説明した効果に加え、一の処理室内で成膜処理を行っている間に、他の処理室内の不活性ガスパージを行うことができ、複数の基板の成膜処理を効率良く行うことができる。
なお、天井板105の図中の左右の長さを調整し、例えば、図24および図26において、吐出処理を行っていない側の処理室が天井板105で覆われるように装置を構成してもよい。かかる構成によれば、一の処理室の吐出工程中も、他の処理室において不活性ガスパージなど、次の基板の成膜処理の準備を行うことができる。
(実施の形態5)
本実施の形態においては、上記液滴吐出装置にインクジェットヘッド113のメンテナンス室を設けた。図28および図29は、本実施の形態の液滴吐出装置を示す図である。図28は、斜視図、図29は、断面図である。なお、上記実施の形態と同じ機能を有する部位には、同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図示するように、本実施の形態の装置においては、ヘッドホーム109Uと連結したメンテナンス室(メンテナンス部、保守部)121が設けられている。
ここで、インクジェットヘッド113は、天井板105に移動可能に組み込まれている。即ち、天井板105には、インクジェットヘッド113がはめ込まれるガイド(ガイド溝、搬送部)105Aが設けられている(図32参照)。よって、このガイド105Aに沿ってインクジェットヘッド113をy方向に移動させることができる。この際、インクジェットヘッド113と連動して動作するシャッターをガイド底部に設けてもよい。シャッターによりヘッドホーム109U内への外気混入を防止もしくは低減することができる。
また、メンテナンス室121の上部にも、ガイド(ガイド溝、搬送部)121Aが設けられ、天井板105を移動させ、ガイド105Aと121Aを位置あわせし、インクジェットヘッド113をy方向にスライドさせることにより、インクジェットヘッド113をメンテナンス室121内に移動させることができる。このガイド121Aにもインクジェットヘッド113の挿入と連動して開くシャッターを設けてもよい。
次いで、図30〜図32を参照しながらインクジェットヘッド113のメンテナンス方法について説明するとともに、本実施の形態の液滴吐出装置の構成や動作をさらに明確にする。図30〜図32は、本実施の形態の成膜方法を示す斜視図もしくは断面図である。なお、斜視図において図面を見易くするため107d(図2参照)等の壁の表示を省略してある。
例えば、実施の形態1で説明したように、基板100上にインクジェットヘッド113をx方向に走査し吐出処理を行う。さらに、加熱処理を行い、膜を形成する。この成膜処理が終了した後は、インクジェットヘッド113は、ヘッドホーム109Uに戻っている(図30、図31)。この際、前述したガイド105Aと121Aは連結している。よって、図32に示すように、インクジェットヘッド113をy方向にスライドさせ、メンテナンス室121内に収容することができる。この際、移動をスムーズに行うため、壁109dを開閉可能扉(例えば、上下に開閉する扉、図2参照)とし、当該扉を開け、インクジェットヘッド113を移動させてもよい。
このように、本実施の形態によれば、メンテナンス室121を設けたので、このメンテナンス室121にインクジェットヘッド113を移動させることにより、ヘッドのメンテナンスを行うことができる。このメンテナンス(保守)には、例えば、インクジェットヘッド113のノズル孔やその近傍の液垂れの洗浄や、インクジェットヘッド113の交換などがある。
よって、メンテナンス室121内に洗浄部(洗浄手段)を内蔵しておけば、メンテナンス室121内で自動的に洗浄を行うことができる。また、メンテナンス室121の底部を開閉可能にし、メンテナンス室121からインクジェットヘッド121を取り外した後、洗浄等を行なってもよい。また、メンテナンス室121のスペース(空間、交換部)を利用して、インクジェットヘッド113の交換を行うことができる。このメンテナンス室121は、処理室107と独立しているため、処理室107への外気の混入を防止することができる。
また、本実施の形態においては、メンテナンス室121を天井板105(インクジェットヘッド113)の走査方向(x方向)と直交する方向(y方向)に設けたので、インクジェットヘッド113を容易にメンテナンス室121へ移動させることができる。
以上のように、効率よくメンテナンスを行うことができる。
(実施の形態6)
上記実施の形態1〜5においては、ノズル孔がライン状に配置されたインクジェットヘッド113を例に説明した(図2参照)が、インクジェットヘッド113の形状やノズル孔のレイアウトはこれに限られるものではない。
例えば、ノズル孔が1個のインクジェットヘッドを用いてもよいし、また、ノズル孔が複数列に配置されたインクジェットヘッドを用いてもよい。
図33および図34は、本実施の形態の液滴吐出装置を示す上面図である。図示するように、この場合、ノズル孔が2×2に配置されたインクジェットヘッド113Bが天井板105に組み込まれているなお、実施の形態1等と同じ機能を有する部位には、同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
ここで、インクジェットヘッド113Bが、ヘッドホーム109U上から処理室(基板)107の端部(図中右下)へ移動し、吐出(走査)を開始しても、処理室107が天井板105で覆われるよう、天井板105のy方向の幅(長さ)を調整する必要がある。例えば、処理室107のy方向の幅(長さ)の2倍に設定することで、処理室107を覆うことができる。なお、図34中の実線の矢印は、インクジェットヘッド113の初期の移動ルート例である。また、図34中の一点鎖線の矢印は、インクジェットヘッド113Bの走査ルート例である。
このように、インクジェットヘッド113Bの大きさやノズル孔の数によらず、本発明を適用することができる。
なお、上記実施の形態においては、処理例として液晶装置のカラーフィルタの形成を例に説明したが、上記実施の形態の装置や成膜方法は、配向膜材料や液晶等の吐出にも適用可能である。また、液晶装置の他、例えば、有機EL(Electro Luminescence)装置、表面伝導型電子放出(Surface-conduction Electron-emitting)装置等の液体電極材料等の吐出にも適用可能である。また、バイオチップの製造に用いられる生体有機物の吐出等にも適用可能である。もちろん、インクジェットプリンタにも適用可能である。このように、幅広い分野に適用可能であるが、前述した産業用の液滴吐出装置に用いて好適である。特に、吐出液として、空気に触れることで変質しやすい有機溶媒や有機EL(electroluminescence)材料の吐出に用いて好適である。
また、上記実施の形態を通じて説明された実施例や応用例は、用途に応じて適宜に組み合わせて、又は変更若しくは改良を加えて用いることができ、本発明は上述した実施の形態の記載に限定されるものではない。
実施の形態1の液滴吐出装置を示す断面斜視図である。 実施の形態1の液滴吐出装置を示す上面図である。 実施の形態1の液滴吐出装置を示す断面図である。 インクジェットヘッド113の構成例を示す分解斜視図である。 実施の形態1の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態1の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態1の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態1の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態1の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態1の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態1の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態2の液滴吐出装置および当該装置を用いた成膜方法を示す断面図である。 実施の形態2の液滴吐出装置および当該装置を用いた成膜方法を示す断面図である。 実施の形態2の液滴吐出装置および当該装置を用いた成膜方法を示す断面図である。 実施の形態3の液滴吐出装置を示す断面斜視図である。 実施の形態3の液滴吐出装置を示す断面図である。 実施の形態3の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態3の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態3の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態3の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態3の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態4の液滴吐出装置を示す断面図である。 実施の形態4の液滴吐出装置を示す上面図である。 実施の形態4の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態4の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態4の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態4の成膜方法を示す工程断面図である。 実施の形態5の液滴吐出装置を示す斜視図である。 実施の形態5の液滴吐出装置を示す断面図である。 実施の形態5の成膜方法を示す斜視図である。 実施の形態5の成膜方法を示す断面図である。 実施の形態5の成膜方法を示す斜視図である。 実施の形態6の液滴吐出装置を示す上面図である。 実施の形態6の液滴吐出装置を示す上面図である。
符号の説明
1…ノズルプレート、1a…ノズル孔、3…シリコン基板、5…振動板、7a…下部電極、7b…圧電体膜、7c…上部電極、9…保護基板、9a…凹部、9b、9c…開口領域、11a、11b、11c…開口領域、100…基板、101…液滴吐出装置、103…基板搬送ステージ、103A…ステージ、103B…搬送部(ベルトコンベア)、105…天井板、105A…ガイド、107、108…処理室、107a、108a…開閉扉、107b、107c…側壁、107cu…側壁、107cd…開閉扉、108b、108c…側壁、109U…ヘッドホーム、109D…搬送路、109cu…側壁、109cd…開閉扉、113、113B…インクジェットヘッド、113a…ノズル孔、115…ガス供給部、117、118…ランプ、121…メンテナンス室、121A…ガイド、CA…圧力室、PE…圧力素子

Claims (15)

  1. 基板を配置するよう構成された載置台と、
    前記載置台上に形成され、壁で区画された処理室と、
    前記載置台上に形成された塗布準備室と、
    前記処理室と前記塗布準備室とに重なり、塗布部が組み込まれた板状部材である第1搬送部と、を有し、
    前記第1搬送部が第1方向へスライドすることで前記塗布部を前記塗布準備室から前記処理室へ移動させ、前記処理室が前記壁、前記第1搬送部および前記載置台とにより閉空間となった状態で前記塗布部から前記基板に液体を塗布し膜を形成するものであって、
    前記処理室に不活性ガスをパージした状態で前記塗布部から前記基板に前記液体を塗布するものである、
    ことを特徴とする成膜装置。
  2. 前記載置台は、前記基板を前記処理室に搬送する第2搬送部であることを特徴とする請求項1記載の成膜装置。
  3. 請求項1または2に記載の成膜装置において、さらに、
    前記塗布準備室と隣接して設けられ、前記塗布部を保守する保守部と、を有し、前記塗布部が前記第1搬送部から前記保守部へスライドして移動するものである、
    ことを特徴とする成膜装置。
  4. 前記塗布部は、前記塗布準備室から前記保守部まで、第3搬送部により搬送されることを特徴とする請求項3記載の成膜装置。
  5. 前記塗布部は、第1方向に搬送され、
    前記保守部は、前記塗布準備室に対し前記第1方向と交差する第2方向に配置されることを特徴とする請求項3または4記載の成膜装置。
  6. 前記保守部内には、前記塗布部を洗浄するための洗浄部が設けられていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項記載の成膜装置。
  7. 前記保守部内には、前記塗布部を交換するための空間を有することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項記載の成膜装置。
  8. 前記塗布準備室と保守部との間に、開閉可能に構成された扉を有することを特徴とする請求項3乃至7のいずれか一項記載の成膜装置。
  9. 前記成膜装置は、さらに、
    前記基板上に形成された前記膜を加熱するための加熱部を有し、前記加熱部は、前記板状部材に組み込まれていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項記載の成膜装置。
  10. 前記加熱部は、前記塗布部が前記塗布準備室と重なるよう位置する際に、前記処理室と重なるよう位置するよう前記板状部材に組み込まれていることを特徴とする請求項記載の成膜装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか一項に記載の成膜装置において、
    前記処理室が開閉扉を含み、前記開閉扉が閉まることで前記処理室が閉空間となるものである、ことを特徴とする成膜装置。
  12. 基板を配置するよう構成された載置台と、
    前記載置台上に形成され、壁で区画された処理室と、
    前記載置台上に形成された塗布準備室と、
    前記処理室と前記塗布準備室とに重なり、塗布部が組み込まれた板状部材である第1搬送部と、を有する成膜装置を用いた膜の製造方法であって、
    前記第1搬送部を第1方向へスライドさせて前記塗布部を前記塗布準備室から前記処理室へ移動させる第1工程と、
    前記第1工程のあと、前記処理室が前記壁、前記第1搬送部および前記載置台とにより閉空間となった状態で前記塗布部から前記基板に液体を塗布し膜を形成する工程であって、前記処理室に不活性ガスをパージした状態で前記塗布部から前記基板に前記液体を塗布する第2工程と、
    を含むことを特徴とする膜の製造方法。
  13. 請求項12に記載の膜の製造方法において、
    前記第1工程の前に、前記処理室を閉空間にする第3工程と、
    前記第3工程の前に、前記前記基板を前記処理室に配置する第4工程と、を含むことを特徴とする膜の製造方法。
  14. 請求項13に記載の膜の製造方法において、
    前記第3工程と前記第1工程との間に、前記処理室に不活性ガスを導入する第5工程を含むことを特徴とする膜の製造方法。
  15. 基板を配置するよう構成された載置台と、
    前記載置台上に形成され、壁で区画された処理室と、
    前記載置台上に形成された塗布準備室と、
    前記処理室と前記塗布準備室とに重なり、塗布部が組み込まれた板状部材である第1搬送部と、
    前記塗布準備室と隣接して設けられ、前記塗布部を保守する保守部と、を有する成膜装置を用いた膜の製造方法であって、
    前記第1搬送部を第1方向へスライドさせて前記塗布部を前記塗布準備室から前記処理室へ移動させる第1工程と、
    前記第1工程のあと、前記処理室が前記壁、前記第1搬送部および前記載置台とにより閉空間となった状態で前記塗布部から前記基板に液体を塗布し膜を形成する塗布し膜を形成する工程であって、前記処理室に不活性ガスをパージした状態で前記塗布部から前記基板に前記液体を塗布する第2工程と、
    前記第2工程のあと、前記第1搬送部を第1方向と反対の方向へスライドさせて前記塗布部を前記処理室から前記塗布準備室へ移動させる第3工程と、
    前記第3工程のあと、前記塗布部を前記第1搬送部から前記保守部へスライドさせて前記第1搬送部から外す第4工程と、を含むことを特徴とする膜の製造方法。
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