JP4339142B2 - 監視装置、およびそれを備えた画像形成装置ならびに監視システム、監視プログラム、記録媒体 - Google Patents

監視装置、およびそれを備えた画像形成装置ならびに監視システム、監視プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、印刷装置等の情報処理装置に対して送信されるデータファイルの識別情報および処理条件を監視する監視装置に関するものであり、より詳細には、データファイルの識別情報と処理条件との組み合わせが不適切であると判断した場合にはその旨を報知する監視装置、およびそれを備えた画像形成装置ならびに監視システム、監視プログラム、記録媒体に関するものである。
近年、ネットワークを介して接続された複数の操作者が共同で利用することができる情報処理装置がある。具体的には、例えば、複数のパソコンとネットワークで接続されたネットワークプリンタ装置がある。
このようなネットワークプリンタ装置または当該ネットワークプリンタでは、効率的に使用するために、送受信した印刷ジョブを保存して管理するものがある(特許文献1、2参照)。
具体的には、特許文献1、2には、プリンタに印刷要求が出されたときに、当該印刷要求を保存し、該保存したデータを加工する構成が開示されている。
特開2003−186655(公開日;2003年7月4日) 特開2002−215341(公開日;2002年8月2日)
しかしながら、上記従来の構成では、複数の操作者が特定のデータファイルを、共通の処理条件にて処理する必要がある場合、処理装置に対して、同じ処理条件を指示する必要があるが、この処理条件を知らない場合には、他の操作者と異なった処理条件を指示する場合があるという問題点がある。
具体的には、例えば、表計算ソフトを用いて作成したデータファイルにおいて、2枚のシートを両面印刷して出力しなければならない場合、操作者は上記処理条件を知らないと2枚のシートを別の紙に出力する場合がある。
つまり、単に、情報処理装置に送信されたジョブを蓄積したり、利用状況を管理したりすることができるが、処理方法が適切であるか否かを判断することは不可能である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、予め処理方法が決定されているデータファイルについて、送信されてきた処理条件が不適切か否かを判断し、不適切である場合には報知する監視装置、およびそれを備えた画像形成装置ならびに監視システム、監視プログラム、記録媒体を提供することにある。
本発明にかかる監視装置は、上記課題を解決するために、情報処理装置に対して送信されたデータファイルと当該データファイルを情報処理装置にて処理する際の処理条件とを監視する監視装置であって、データファイルを識別する識別情報と当該識別情報の処理条件との対応関係が予め記憶されている記憶手段と、情報処理装置に対して送信されたデータファイルの識別情報である送信識別情報と当該データファイルの処理条件である送信処理条件とを取得する取得手段と、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、記憶手段に記憶されている識別情報と処理条件との対応関係に当てはまるか否かを判定する判定手段と、上記判定手段が当てはまらないと判断した場合に、上記データファイルの送信元に対して当てはまらない旨を報知する報知手段とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、判定手段は、情報処理装置に対して送信されたデータファイルおよび処理条件から、送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを取得し、この組み合わせが、記憶手段に記憶されている対応関係に当てはまるか否かを判定する。つまり、予め記憶手段に上記対応関係を記憶させておくことにより、情報処理装置に送信されるデータファイルと処理条件との組み合わせが適切であるか否かを判定することができる。従って、例えば、予め処理方法が決定されているデータファイルについて、送信されてきたデータファイルの処理条件が不適切か否かを判断し、不適切である場合には報知することができる。なお、上記当てはまらない旨を報知するとは、何らかの情報が送信元に報知されることを示す。
本発明にかかる監視装置は、上記判定手段は、上記記憶手段に記憶されている対応関係から、送信識別情報に類似している識別情報を有する検索対応関係を検索する検索手段と、上記送信処理条件が、上記検索対応関係に含まれる処理条件に当てはまるか否かを判断する条件判断手段とを備える構成であることがより好ましい。
上記の構成によれば、送信識別情報に基づいて、記憶手段に記憶されている対応関係から適切な検索対応関係を検索した後で、送信処理条件が上記検索対応関係に含まれる処理条件に当てはまるか否かを判断している。つまり、処理条件が予め決められているデータファイルに対して指示されている処理条件が適切であるか否かを判断することができ、不適切であれば、送信元に対して報知することができる。なお、上記「類似」とは、完全に一致している場合も含むものとする。つまり、上記「類似」とは、完全に一致している場合であってもよく、一部が一致している(全体として類似している)場合であってもよい。換言すると、上記「類似」とは、少なくとも一部が一致しているものであればよい。なお、少なくとも一部が一致しない場合であっても、例えば、予め送信識別情報と記憶手段に記憶されている識別情報との対応関係が対応付けられている場合には、「類似」とみなしてもよい。
本発明にかかる監視装置は、上記データファイルは、複数の操作者が共有している共有ファイルまたは複数の操作者に使用される雛型を用いて作成されたものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、雛型(テンプレート)または共有ファイルに関して、当該雛型または共有ファイルの処理条件が適切であるか否かを判断することができるので、複数の操作者間で処理条件を簡単に統一することができる。
本発明にかかる監視装置は、上記記憶手段は、上記対応関係と併せて上記データファイルおよび処理条件に関する問合せ先を記憶しており、報知手段は、上記判定手段が当てはまらないと判断した場合には、上記データファイルの送信元に対して、上記問合せ先を報知するものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、問合せ先を送信元に対して送信するようになっているので、送信元の操作者が適切な処理条件等が分からない場合であっても、問合せ先に対して簡単に問合せを行うことができる。
本発明にかかる監視装置は、上記記憶手段は、上記対応関係と併せて上記データファイルおよび処理条件に関する注意事項を記憶しており、報知手段は、上記判定手段が当てはまらないと判断した場合には、上記送信データファイルの送信元に対して、注意事項を報知するものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、注意事項を併せて送信元に送信することができるので、送信元の操作者は、次回以降の処理条件の設定を適切に行うことができる。
本発明にかかる監視装置は、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを記憶する履歴記憶手段と、上記履歴記憶手段に記憶された組み合わせから、識別情報と処理条件との対応関係を作成して記憶手段に記憶する対応関係作成手段とを備える構成がより好ましい。
上記の構成によれば、過去に情報処理装置に対して送信されたデータファイルの送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを蓄積して、この組み合わせから上記対応関係を作成するようになっている。これにより、操作者が予め対応関係を作成する必要がなくなる。
本発明にかかる監視装置は、上記報知手段は、上記判定手段が当てはまらないと判断すると、情報処理装置に対して上記データファイルの処理を中止させるものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、報知手段は、上記組み合わせが対応関係に当てはまらないと判断すると、データファイルの処理を中止させるようになっている。これにより、無駄な処理が行われることを防止することができる。なお、上記情報処理に対してデータファイルの処理を中止させる方法としては、例えば、情報処理装置に対して処理を中止する中止命令を送信するようにしてもよく、例えば、上記データファイルが上記監視装置を介した後で情報処理装置へ送信される場合には、情報処理装置へデータファイルの供給を中止してもよい。
本発明にかかる画像形成装置は、上記の課題を解決するために、上記監視装置を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、適切な処理を行うことができる画像形成装置を提供することができる。
本発明にかかる監視システムは、上記の課題を解決するために、上記監視装置と、情報処理装置に対してデータファイルを送信するデータ送信装置と、受信したデータファイルを処理する上記情報処理装置とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、送信されてくるデータファイルと処理条件との組み合わせが適切であるか否かを判断することができる監視システムを提供することができる。また、上記データ送信装置は、例えば、共有ファイルをデータファイルに変換するものである。
本発明にかかる監視システムは、上記情報処理装置には、上記監視装置に対して、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを送信する送信手段が備えられている構成がより好ましい。
上記の構成によれば、情報処理装置に上記組み合わせを送信する送信手段が設けられているので、情報処理装置は、上記組み合わせを監視装置に送信することができる。これにより、例えば、監視装置を情報処理装置とデータ送信装置との間に配置しなくても監視することができる。
本発明にかかる監視方法は、上記の課題を解決するために、情報処理装置に対して送信されたデータファイルと当該データファイルを情報処理装置にて処理する際の処理条件とを監視する監視方法であって、データファイルを識別する識別情報と当該識別情報の処理条件との対応関係を記憶する記憶工程と、情報処理装置に対して送信されたデータファイルの識別情報である送信識別情報と当該データファイルの処理条件である送信処理条件との組み合わせを取得する取得工程と、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、記憶工程で記憶された識別情報と処理条件との対応関係に当てはまるか否かを判定する判定工程と、当てはまらないと判断すると、上記データファイルの送信元に対して、当てはまらない旨を報知する報知工程とを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、予め処理方法が決定されているデータファイルについて、送信処理条件が不適切か否かを判断し、不適切である場合には報知することができる。
本発明にかかる監視プログラムは、上記の課題を解決するために、上記監視装置を動作させる監視プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための監視プログラムである。
上記の構成により、コンピュータで上記監視装置の各手段を実現することによって、上記監視装置を実現することができる。
本発明にかかる記録媒体は、上記監視プログラムを記録した、コンピュータ読取り可能な記録媒体である。
上記の構成により、上記記録媒体から読み出された監視装置の制御プログラムによって、上記監視装置をコンピュータ上に実現することができる。
本発明にかかる監視装置は、データファイルを識別する識別情報と当該識別情報の処理条件との対応関係が予め記憶されている記憶手段と、情報処理装置に対して送信されたデータファイルの識別情報である送信識別情報と当該データファイルの処理条件である送信処理条件とを取得する取得手段と、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、記憶手段に記憶されている識別情報と処理条件との対応関係に当てはまるか否かを判定する判定手段と、上記判定手段が当てはまらないと判断した場合に、上記データファイルの送信元に対して当てはまらない旨を報知する報知手段とを備える構成である。
それゆえ、予め記憶手段に上記対応関係を記憶させておくことにより、情報処理装置に送信されるデータファイルと処理条件との組み合わせが適切であるか否かを判定することができる。従って、例えば、予め処理方法が決定されているデータファイルについて、送信されてきたデータファイルの処理条件が不適切か否かを判断し、不適切である場合には報知することができるという効果を奏することができる。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について説明すると以下の通りである。
本実施の形態にかかる監視システムは、予め処理方法が決定されているデータファイルについて、送信されてきた処理条件が不適切か否かを判断し、不適切である場合には報知する構成である。なお、以下の説明では、データ送信装置としてパソコンを、情報処理装置として画像形成装置の1つであるプリンタを用いた例について説明する。
図2は、本実施の形態にかかる監視システム1の概略の構成を示すブロック図である。上記監視システム1は、パソコン2(データ送信装置)とプリンタ3(情報処理装置)とを備えている。また、必要に応じて共有文書サーバ5が設けられていてもよい。なお、以下の説明では、共有文書サーバ5、パソコン2、および、プリンタ3がネットワーク4で接続されている構成について説明する。
上記パソコン2は、プリンタ3に対してデータファイルを送信するものである。また、パソコン2は、例えば、外部から取得したデータファイルをプリンタ3に対して送信するものであってもよく、当該パソコン2にて上記データファイルを作成するものであってもよい。また、上記パソコン2では、上記データファイルをプリンタ3に対して送信する際に、上記データファイルをプリンタ3にて処理する処理条件(例えば、印刷部数や両面印刷の可否等)も送信するようになっている。つまり、パソコン2は、プリンタ3に対して、データファイルと当該データファイルを処理する処理条件を送信するものである。なお、上記処理条件は、適宜設定できるようになっている。つまり、データファイルの種類・内容によって処理条件は変更される。
上記パソコン2は、ネットワークI/F(A)11、制御部(A)12、入力部13、および、ドキュメント格納部を備えている。
ネットワークI/F(A)11は、パソコン2とネットワーク4を介して接続されている機器に対して情報を実際に送受信するものである。つまり、ネットワークI/F(A)11は通信回路(図示せず)有している。
入力部13は、例えば、キーボードやマウス、テンキー等によって構成されており、パソコン2に対して情報の入力を行うものである。また、入力部13を介して、データファイルの処理条件を入力することもできる。
ドキュメント記憶部14は、アプリケーションソフト等を用いて作成されたドキュメント(データファイル)を記憶するものである。なお、上記ドキュメント記憶部14には、上記ドキュメントだけでなく、例えば、各種のアプリケーションソフトやOS(オペレーティングシステム)等が記憶されていてもよい。
制御部(A)12は、ネットワークI/F(A)11、入力部13、および、ドキュメント格納部を制御するものである。また、制御部(A)12は、データ作成部16およびプリンタドライバ17を備えている。
上記データ作成部16によって、プリンタ3で出力するためのアプリケーションデータファイルが作成される。そして、プリンタドライバ17によって上記アプリケーションデータファイルをプリンタ3にて処理するための形式であるデータファイルに変換するとともに、当該データファイルを処理する処理条件が作成される。そして、プリンタドライバ17は、作成した上記データファイルと処理条件とをネットワークI/F(A)11を介してプリンタ3に送信する。
ここで、プリンタ3について説明する。上記プリンタ3は、ネットワークI/F(B)21、制御部(B)22およびプリンタドライバ17を備えている。
上記ネットワークI/F(B)21は、プリンタ3とネットワーク4を介して接続されている機器に対して情報を送受信するものである。つまり、ネットワークI/F(A)11は通信部(図示せず)有している。
プリンタドライバ17とは、上記プリンタ3における画像形成部を示しており、データ作成部16から送信されてくるデータに基づいて画像形成を行うものである。なお、画像形成部の詳細な構成については公知であり詳細な説明は省略する。
制御部(B)22は、ネットワークI/F(B)21およびプリンタドライバ17を制御するものである、具体的には、制御部(B)22は、印刷ジョブ受付部25、印刷ジョブ管理部26、印刷出力部29、記憶部28および設定監視部30(監視装置)を備えている。なお、上記設定監視部30の詳細な説明については後述する。
上記印刷ジョブ受付部25は、ネットワークI/F(B)21を介して送信されてきたデータの中からデータファイルおよび当該データファイルの処理条件のみを抽出し、印刷ジョブ管理部26に送信するものである。
印刷ジョブ管理部26は、印刷ジョブ受付部25から送信されてきたデータファイルおよび当該データファイルの処理条件を管理するものである。具体的には、印刷ジョブ管理部26は、データファイルおよび上記処理条件を記憶部28に記憶させるとともに、適宜上記データファイルおよび上記処理条件を印刷出力部29に出力するようになっている。
記憶部28は、上記データファイルおよび上記処理条件を一時的に記憶するものである。また、記憶部28には、上記プリンタ3を動作させる種々の設定等も記憶されている。
印刷出力部29は、上記処理条件に基づいてデータファイルをプリンタドライバ17で処理するための印刷データに加工するものである。具体的には、印刷出力部29は、印刷処理部29を備えており、当該印刷処理部29が、データファイルを印刷データに加工する。そして、印刷出力部29は、上記印刷データをプリンタドライバ17に送信するとともに、プリンタドライバ17を動作させる制御信号を送信するようになっている。
次に、共有文書サーバ5について説明する。共有文書サーバ5は、複数の操作者が共通のデータファイルの形式でデータを作成するために、テンプレートや、共通帳票、共有ファイル等を保管するものである。上記共有文書サーバ5は、ネットワークI/F(C)31、制御部(C)32および文書記憶部33を備えている。
ネットワークI/F(C)31は、共有文書サーバ5とネットワーク4を介して接続されている機器に対して情報を送受信するものである。文書記憶部33は、テンプレートや、共通帳票、共有ファイル等を記憶するものである。制御部(C)32は、文書記憶部33およびネットワークI/F(C)31を制御するものである。
上記テンプレートとは、複数の操作者間で同じ形式でデータファイルを作成する場合等に用いる雛型である。また、共通帳票および共有ファイルとは、複数の操作者間で1つのデータを共有することができるデータファイルである。
ここで、データファイルについて説明する。上記データファイルとは、プリンタ3(情報処理装置)によって処理されるものである。本実施の形態では、このデータファイルは、例えば、プリンタ3に送信される場合における、パソコン2が有するプリンタドライバ17によって印刷用の形式に変換されたものを示している。なお、上記データファイルには、当該データファイルをプリンタ3にて処理する処理条件が含まれていてもよい。つまり、本実施の形態においては、データファイルと処理条件とが一体となったものをプリンタ3に送信するようになっていてもよく、互いに別個となった2つのデータをプリンタ3に送信するようになっていてもよい。また、上記処理条件とは、上記データファイルをプリンタ3にて処理するための条件である。プリンタドライバ17は、操作者からの入力によって処理条件を作成する。また、データ作成部16は、プリンタドライバ17に印刷要求を行う際に、アプリケーションデータファイルとともに、アプリケーションデータファイルの名前や、拡張子およびテンプレート名等の情報も併せてプリンタドライバ17に送信する。そして、プリンタドライバ17では、受信したアプリケーションデータファイルをデータファイルに変換する際に、上記アプリケーションの名前(アプリケーションデータファイルの名前)や、拡張子およびテンプレート名等の識別情報を付加する。なお、プリンタドライバ17は、上記データファイルの名前を作成する場合、例えば、新たに作成してもよく、アプリケーションファイルデータの名前をデータファイルの名前としてもよい。
また、上記データファイルとは、パソコン2からプリンタ3に対して送信されるものである。つまり、例えば、何らかのアプリケーションで作成されたデータそのものをプリンタ3に送信する場合には、上記データがデータファイルに相当する。また、何らかのアプリケーションで作成されたデータを一旦プリンタドライバ17等のコンバーターによって変換された変換データをプリンタ3に送信する場合には、この変換データがデータファイルに相当する。
また、上記データファイルには、当該データファイルを識別するための識別情報が含まれている。具体的には、上記データファイルには、当該データファイルの名前および拡張子等の識別情報が含まれている。つまり、識別情報とは、データファイルの種類を表すものであってもよく、また、データファイルそのものを特定するようなデータファイルの名前であってもよい。なお、上記拡張子とは、特定のアプリケーションにて上記データファイルを作成したことを示す識別情報である。
また、上記アプリケーションデータファイルが、例えば、テンプレート(雛型)を用いて作成された場合には、プリンタ3テーブルは、テンプレートに関する情報をデータファイルの識別情報に付加してもよい。
本実施の形態では、プリンタ3がデータファイルを処理する際に、当該データファイルが適切な処理条件で処理されるか否かを監視する設定監視部(監視装置)30が設けられている。より具体的には、上記設定監視部30は、プリンタ3に設けられている。ここで、上記設定監視部30について詳細に説明する。
設定監視部30は、図1に示すように、抽出部41、比較部42、設定記憶部44および通知部43を備えている。そして、設定監視部30は、プリンタ3の制御部(B)22に設けられている。
上記抽出部41は、ネットワークI/F(B)21を介して印刷ジョブ受付部25に送信されてきたデータファイルおよび当該データファイルの処理条件のうち、上記データファイルの識別情報および処理条件の組み合わせを取得するものである。つまり、上記抽出部41は、データファイルを取得するものではなく、データファイルの識別情報を取得するようになっている。具体的には、本実施の形態では、上記データファイルの識別情報(ここではデータファイルの名前)を取得するようになっている。つまり、上記抽出部41は、データファイルの名前と処理条件との組み合わせを取得するようになっている。なお、以下の説明では、抽出部41によって取得された識別情報を送信識別情報、抽出部41によって取得された処理条件を送信処理条件として説明する。
上記設定記憶部44は、特定のデータファイルの識別情報(ここでは、データファイルの名前)と、当該特定のデータファイルの処理条件との対応関係が記憶されている。
上記比較部42は、上記抽出部41によって取得したデータファイルの送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、上記設定記憶部44に記憶されている対応関係に当てはまるか否かを判断するものである。具体的には、上記比較部42は、ファイル名比較部46と処理条件比較部45とを備えている。
上記ファイル名比較部46は、上記抽出部41によって取得された送信識別情報と送信処理条件との組み合わせに含まれるデータファイルの名前と、設定記憶部44に記憶されているデータファイルのとが一致するか否かを判断するものである。また、上記処理条件比較部45は、上記抽出部41によって取得された組み合わせに含まれる処理条件と、設定記憶部44に記憶されている処理条件とが一致するか否かを判断するものである。
上記通知部43は、上記比較部42によって、送信されてきたデータファイルの名前および処理条件の組み合わせが、設定記憶部44に記憶されている対応関係に当てはまらないと判断した場合に、上記データファイルの送信元に対してその旨を報知するものである。
そして、本実施の形態では、まず、ファイル名比較部46が、外部から送信されてきたデータファイルの名前が設定記憶部44に記憶されている対応関係に含まれているデータファイルの名前に当てはまるか否かを判断している。なお、上記「当てはまる」とは、例えば、完全一致している場合を当てはまるとしてもよく、また、前方一致または後方一致している場合を当てはまるとしてもよい。
次に、上記処理条件比較部45は、外部から送信されてきたデータファイルの処理条件が、上記ファイル名比較部46によって、「当てはまる」と判断された上記対応関係に当てはまるか否かを判断している。
つまり、本実施の形態では、まず、外部から送信されてきたデータファイルの名前から、設定記憶部44に記憶されている対応関係を検索し、対応する名前があると判断された場合には、検索された対応関係に含まれる処理条件と、上記データファイルの処理条件とが一致しているか否かを判断するようになっている。
ここで、上記設定記憶部44に記憶されているデータファイルの名前および処理条件との対応関係について、図3を参照して説明する。なお、図3は、データファイルの名前および処理条件との対応関係を示すテーブルである。
設定記憶部44には、図3に示すように、データファイルの名前、データファイルを作成したアプリケーション名、設定郡(処理条件)、ファイル作成者およびコメントが記憶されている。なお、上記項目については、特に限定されるものではなく、データファイルの名前と処理条件と以外は任意に記憶するようになっている。なお、図中では、網掛けのある部分が処理条件となっている。つまり、上記の説明では、処理条件とは、ファイルデータを処理するための全ての条件を示すものではなく、複数の条件の中の特定の条件のみを示している。
上記のような構成で、外部から送信されてきたデータファイルの名前と処理条件との組み合わせが、設定記憶部44に記憶されている対応関係に当てはまるか否かを判断し、その結果に基づいて各種の処理を行う処理方法について説明する。図4のフローチャートを参照して説明する。なお、図4は、本実施の形態にかかる監視方法を用いて監視する処理の流れを説明するフローチャートである。なお、以下の説明では、上記監視装置に入力されるデータファイルは、特定のテンプレートによって作成されたものである場合について説明する。また、以下の説明では、設定記憶部44には、データファイルの名前とテンプレートの名前と処理条件とコメントとが記憶されている例について説明する。そして、上記テンプレートの名前とデータファイルの名前とが識別情報である。
まず、抽出部41は、プリンタ3の印刷ジョブ受付部25に送信されてくるデータファイルおよび処理条件の組み合わせを取得する(S10)。
次に、比較部42は、抽出部41によって取得された上記組み合わせの送信識別情報から、当該送信識別情報と対応している設定記憶部44に記憶されている上記対応関係を検索する(S11)。
具体的には、上記比較部42のファイル名比較部46は、上記組み合わせに含まれているデータファイルのテンプレートの名前が、設定記憶部44に記憶されているデータファイルのテンプレートの名前とが一致しているか判断する(S12)。
上記ステップS12にて、一致していないと判断すると、上記ファイル名比較部46は、上記組み合わせに含まれているデータファイルの名前と類似する名前があるか否かを設定記憶部44に記憶されているデータファイルの名前から検索して判断する(S13)。ここで、上記「類似する名前がないか」とはデータファルダの名前が完全に一致するか、前方一致するかまたは後方一致するかを判断している。
そして、上記ステップS13にて、組み合わせに含まれるデータファイルの名前と類似した名前が設定記憶部44に記憶されているデータファイルの名前にはないと判断すると、比較部42は、上記組み合わせが設定記憶部44に記憶されている対応関係を満足するとして処理を終了する。つまり、比較部42は、上記抽出部41によって取得されたデータファイルの名前が、設定記憶部44に記憶されている対応関係が記されたテーブルに記載されたデータファイルの名前以外であると判断した場合には、抽出部41によって取得されたデータファイルの名前および処理条件の組み合わせが、設定記憶部44に記憶された対応関係に当てはまると判断するようになっている。なお、上記比較部42が、上記対応関係に当てはまるか否かを判断する方法としては、例えば、特定のデータファイルの名前に相当しないファイルは全て対応関係を満たすことが記憶されているテーブルを用いて判断してもよい。また、例えば、テーブルに記録されているデータファイルの名前以外の名前に関しては、全て対応関係を満たすというプログラムを用いてもよい。
一方、送信されてきたデータファイルと設定記憶部44に記憶されているデータファイルとについて、上記ステップS12にてテンプレートの名前が一致していると判断した場合、または、上記ステップS13にてデータファイルの名前が一致したと判断した場合には、比較部42の処理条件比較部45は、上記2つのデータファイルの処理条件を比較する(S14)。
そして、処理条件比較部45は、設定記憶部44に記憶されているデータファイルと取得したデータファイルとの2つのデータファイルの名前またはテンプレートの名前が一致しているものについて、両者の処理条件が一致しているか否かを判断する(S15)。
上記ステップS15にて、両者の処理条件が一致していると判断すると、抽出部41によって取得されたデータファイルの名前および処理条件の組み合わせが、設定記憶部44に記憶された対応関係を満足すると判断し、処理は終了する。
一方、上記ステップS15にて、両者の処理条件が一致していないと判断すると、比較部42は通知部43に送信元に対して報知を行う命令を出す。そして、通知部43は、上記データファイルを送信した送信元に対して報知を行う(S16)。具体的には、通知部43は、両者の処理条件が異なっている点や、設定記憶部44に記憶されており、ステップS13またはS14において一致すると判断された対応関係に記載されているコメント等を送信元に通知する。
以上のように、本実施の形態にかかる設定監視部30(監視装置)は、プリンタ3に対して送信されたデータファイルと当該データファイルを上記プリンタ3にて処理する際の処理条件とを監視する設定監視部30であって、データファイルを識別する識別情報と当該識別情報の処理条件との対応関係が予め記憶されている設定記憶部44と、上記プリンタ3に対して送信されたデータファイルの識別情報である送信識別情報と当該データファイルの処理条件である送信処理条件とを取得する抽出部41と、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、上記設定記憶部44に記憶されている識別情報と処理条件との対応関係に当てはまるか否かを判定する比較部42と、上記比較部42が当てはまらないと判断した場合に、上記データファイルの送信元に対して当てはまらない旨を報知する通知部43とを備える構成である。
これにより、パソコン2からプリンタ3に対して送信されたデータファイルおよび処理条件との組み合わせが特定の対応関係に当てはまらない場合には、その旨が報知されるので、操作者は、データファイルと処理条件との対応が不適切であることを知ることができる。
また、上記通知部43は、上記比較部42が「当てはまらない」と判断した場合には、送信元に対して報知するのみでなく、例えば、プリンタ3の処理を中止させるようにしてもよい。これにより、誤った出力を防止することができる。
なお、上記の説明では、データファイルの名前と当該データファイルの名前の場合に行うべき処理条件との対応関係が1:1の場合について説明している。しかしながら、対応関係は、1:1に限らず、1:多となるように対応関係が構築されていてもよい。例えば、データファイルの名前に「極秘」という文字列があった場合には、印刷部数が1〜10の範囲に入っていればよい等のように、ある識別情報と特定の範囲となるような処理条件
との対応関係であってもよい。
また、上記の説明では、識別情報としてデータファイルの名前を用いた例について説明しているが、識別情報としては、上記に限定されるものではなく、例えば、ファイルの拡張子等を識別情報としてもよい。
また、上記の説明では、抽出部41によって取得されたデータファイルの名前と処理条件と組み合わせが、上記設定記憶部44に記憶されている対応関係に当てはまるか否かを判断する方法として、まず、データファイルの名前を比較した後、対応する処理条件を比較する例について説明している。しかしながら、上記比較方法については、上記に限定されるものではない。これについて以下に説明する。
例えば、データファイルの名前を特定の変数Aとし、処理条件を特定の変数Bとする。そして、設定記憶部44は、変数Aと変数Bとの積を記憶しておく。このとき、例えば、外部からプリンタ3に送信されてきたデータファイルおよび処理条件における変数Aと変数Bとの積が、設定記憶部44に記憶されている変数Aと変数Bとの積に当てはまっているか否かを判断してもよい。このように、送信されてきた2つの変数(データファイルの名前と処理条件と)の両方を用いて判定してもよい。
また、上記の説明では、設定記憶部44が、データファイルの名前と処理条件とコメントとが記憶されている例について説明したが、例えば、上記データファイルが共有ファイルであり、かつ、上記設定記憶部44にファイルの作成者を記憶している場合であって、送信されてきたデータファイルと当該対応するデータファイルの対応関係において、処理条件が当てはまらないと判断した場合には、共有ファイルの作成者を示すようにしてもよい。これにより、上記共有ファイルの作成者に直接連絡することが可能となり、正しい処理条件に設定することが可能となる。つまり、比較部42によって、送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、設定記憶部44に記憶されている対応関係に当てはまらないと判断した場合、通知部43は、送信元に対して、例えば、上記共有ファイルの作成者等の問合せ先や、コメント等の注意事項等を報知するようにしてもよい。
また、上記の説明では、プリンタ3において、設定監視部30の設定記憶部44と記憶部28(B)とが別に設けられている例について説明したが、これらは、同じ記憶装置に設けられていてもよい。
なお、上記実施の形態では、監視装置を構成する各部材が、「CPUなどの演算手段がROMやRAMなどの記録媒体に格納されたプログラムコードを実行することで実現される機能ブロックである」場合を例にして説明したが、同様の処理を行うハードウェアで実現してもよい。また、処理の一部を行うハードウェアと、当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うプログラムコードを実行する上記演算手段とを組み合わせても実現することもできる。さらに、上記各部材のうち、ハードウェアとして説明した部材であっても、処理の一部を行うハードウェアと、当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うプログラムコードを実行する上記演算手段とを組み合わせても実現することもできる。なお、上記演算手段は、単体であってもよいし、装置内部のバスや種々の通信路を介して接続された複数の演算手段が共同してプログラムコードを実行してもよい。
上記演算手段によって直接実行可能なプログラムコード自体、または、後述する解凍などの処理によってプログラムコードを生成可能なデータとしてのプログラムは、当該プログラム(プログラムコードまたは上記データ)を記録媒体に格納し、当該記録媒体を配付したり、あるいは、上記プログラムを、有線または無線の通信路を介して伝送するための通信手段で送信したりして配付され、上記演算手段で実行される。
なお、通信路を介して伝送する場合、通信路を構成する各伝送媒体が、プログラムを示す信号列を伝搬し合うことによって、当該通信路を介して、上記プログラムが伝送される。また、信号列を伝送する際、送信装置が、プログラムを示す信号列により搬送波を変調することによって、上記信号列を搬送波に重畳してもよい。この場合、受信装置が搬送波を復調することによって信号列が復元される。一方、上記信号列を伝送する際、送信装置が、デジタルデータ列としての信号列をパケット分割して伝送してもよい。この場合、受信装置は、受信したパケット群を連結して、上記信号列を復元する。また、送信装置が、信号列を送信する際、時分割/周波数分割/符号分割などの方法で、信号列を他の信号列と多重化して伝送してもよい。この場合、受信装置は、多重化された信号列から、個々の信号列を抽出して復元する。いずれの場合であっても、通信路を介してプログラムを伝送できれば、同様の効果が得られる。
ここで、プログラムを配付する際の記録媒体は、取外し可能である方が好ましいが、プログラムを配付した後の記録媒体は、取外し可能か否かを問わない。また、上記記録媒体は、プログラムが記憶されていれば、書換え(書き込み)可能か否か、揮発性か否か、記録方法および形状を問わない。記録媒体の一例として、磁気テープやカセットテープなどのテープ、あるいは、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスクなどの磁気ディスク、または、CD−ROMや光磁気ディスク(MO)、ミニディスク(MD)やデジタルビデオディスク(DVD)などのディスクが挙げられる。また、記録媒体は、ICカードや光カードのようなカード、あるいは、マスクROMやEPROM、EEPROMまたはフラッシュROMなどのような半導体メモリであってもよい。あるいは、CPUなどの演算手段内に形成されたメモリであってもよい。
なお、上記プログラムコードは、上記各処理の全手順を上記演算手段へ指示するコードであってもよいし、所定の手順で呼び出すことで、上記各処理の一部または全部を実行可能な基本プログラム(例えば、オペレーティングシステムやライブラリなど)が既に存在していれば、当該基本プログラムの呼び出しを上記演算手段へ指示するコードやポインタなどで、上記全手順の一部または全部を置き換えてもよい。
また、上記記録媒体にプログラムを格納する際の形式は、例えば、実メモリに配置した状態のように、演算手段がアクセスして実行可能な格納形式であってもよいし、実メモリに配置する前で、演算手段が常時アクセス可能なローカルな記録媒体(例えば、実メモリやハードディスクなど)にインストールした後の格納形式、あるいは、ネットワーク4や搬送可能な記録媒体などから上記ローカルな記録媒体にインストールする前の格納形式などであってもよい。また、プログラムは、コンパイル後のオブジェクトコードに限るものではなく、ソースコードや、インタプリトまたはコンパイルの途中で生成される中間コードとして格納されていてもよい。いずれの場合であっても、圧縮された情報の解凍、符号化された情報の復号、インタプリト、コンパイル、リンク、または、実メモリへの配置などの処理、あるいは、各処理の組み合わせによって、上記演算手段が実行可能な形式に変換可能であれば、プログラムを記録媒体に格納する際の形式に拘わらず、同様の効果を得ることができる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、上記実施の形態1にて示した各部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
本実施の形態にかかる監視システム1は、パソコン2からプリンタ3へ送信されるデータファイルおよび処理条件を監視する監視装置が、パソコン2およびプリンタ3から独立して設けられている構成である。
図5は、本実施の形態にかかる監視システム1の他の構成を示すブロック図である。上記監視システム1は、図5に示すように、監視装置がプリンタ3とは別に設けられている。つまり、本実施の形態にかかる監視システム1は、共有文書サーバ5、パソコン2、プリンタ3および設定監視サーバ(監視装置)を含んでいる。
そして、プリンタ3の制御部(B)22には、外部から印刷ジョブ受付部25に送信されてくるデータファイルおよび処理条件から、データファイルの送信識別情報および送信処理条件との組み合わせを抽出して、設定監視サーバに転送する設定転送部24が設けられている。
また、設定監視サーバは、ネットワークI/F(D)51と設定監視部30(B)とを備えている。上記ネットワークI/F(D)51は、設定監視サーバとネットワーク4を介して接続されている機器に対して情報を送受信するものである。
上記設定監視部30(B)は、比較部42、設定記憶部44および通知部43を備えている。そして、上記比較部42は、上記設定転送部24からネットワークI/F(D)51を介して転送されてきたデータファイルの名前(送信識別情報)と送信処理条件との組み合わせが、上記設定記憶部44に記憶されている対応関係に当てはまるか否かを判断するものである。具体的には、上記比較部42は、ファイル名比較部46と処理条件比較部45とを備えている。
上記の構成において、パソコン2からプリンタ3に送信されたデータファイルと処理条件とに基づいて、当該データファイルに適切な処理が施されるか否かを判断する場合について説明する。
まず、パソコン2のデータ作成部16は、アプリケーションデータファイルおよび当該アプリケーションデータファイルの名前や拡張子等をプリンタドライバ17に送信する。そして、プリンタドライバ17は、受信したアプリケーションデータファイルおよびその名前、拡張子等をデータファイルに変換する。また、プリンタドライバ17は、操作者からの入力に基づいて当該データファイルを処理するための処理条件を作成する。つまり、プリンタドライバ17では、操作者によって入力された情報に基づいて処理条件が作成される。また、上記データファイルには、データファイルの名前、当該データファイルの基となるアプリケーションデータファイルを作成したアプリケーション名および当該アプリケーションファイルがテンプレートを用いて作成され場合にはテンプレート名等の識別情報が含まれている。
そして、上記プリンタドライバ17にて作成されたデータファイルと処理条件とは、ネットワーク4を介してプリンタ3に送信される。
そして、送信されたデータファイルと処理条件とは、印刷ジョブ受付部25にて受信される。そして、設定送信部は、印刷ジョブ受付部25が受信したデータファイルと処理条件とから、データファイルの送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを設定監視サーバに送信する。
設定監視サーバの比較部42は、ネットワークI/F(D)51を介して、設定送信部から送信されてきた上記組み合わせを受信し、当該組み合わせが設定記憶部44に記憶されている対応関係と当てはまっているか否かを判断する。具体的な判断方法については上記説明と同様である。
なお、上記の説明では、設定監視部30(B)が、ネットワーク4を介して、接続されている構成について説明している。しかしながら、上記の構成に限定されるものではなく、例えば、パソコン2とプリンタ3との間に監視装置を設ける構成としてもよい。つまり、上記パソコン2から送信されるデータファイルと処理条件とが監視装置を経由してプリンタ3に入力される構成としてもよい。この場合には、上記通知部43は、上記比較部42が「当てはまらない」と判断した場合には、上記データファイルと処理条件とをプリンタ3に送信することを中止することにより、不適切な処理を防止することができる。
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施の形態について説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、上記実施の形態1および2にて示した各部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
本実施の形態にかかる監視装置は、外部から取得したデータファイルの送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを記憶しておき、この記憶された組み合わせの履歴に基づいて設定記憶部44に記憶する対応関係を作成するようになっている。これについて以下に説明する。
図6は、本実施の形態にかかる過去の履歴から対応関係を記憶する監視装置の概略の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明では、監視装置が、プリンタ3に備えられている例について説明する。
上記監視装置は、上記抽出部41、比較部42、設定記憶部44および通知部43に加えて、さらに、履歴記憶部48と対応関係作成部47とを備えている。
上記履歴記憶部48は、抽出部41によって取得された送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを記憶するものである。
上記対応関係作成部47は、履歴記憶部48に記憶された組み合わせの履歴から、設定記憶部44に記憶する対応関係を作成するものである。具体的には、対応関係作成部47は、設定記憶部44に記憶されている複数の組み合わせから、まず、データファイルの名前が類似しているか否かを判断する。そして、類似しているデータファイルの名前がある場合には、当該これらの処理条件について、類似している処理条件があるか否かを判断する。そして、類似している処理条件がある場合には、上記データファイルと類似した処理条件との対応関係を作成し、この対応関係を設定記憶部44に記憶する。このようにして、対応関係を作成している。なお、処理条件については、例えば、範囲とすることも可能である。つまり、1つのデータファイルの名前について特定の範囲を有する処理条件となるように対応関係を作成することも可能である。
図7は、履歴記憶部48に記憶されているデータファイルの名前と処理条件とを説明するテーブルである。
図7に示すように履歴記憶部48には、データファイルの名前と処理条件とが記憶されている。なお、上記図6に示すテーブルでは、ファイルの名前から共通した文字列を抜き出してデータファイルの識別情報を作成している。そして、この場合には、対応関係作成部47は、履歴記憶部48に送信されてきたデータファイルの名前そのものではなく、上記データファイルの名前に基づいて、データファイルの識別情報と処理条件との対応関係を作成するようになっている。
このように、プリンタ3に送信されたデータファイルおよび処理関係に基づいて対応関係を作成することにより、予め対応関係を作成する必要がない。
以上のように本発明にかかる監視装置は、プリンタ3に対して送信されたデータファイルと当該データファイルをプリンタ3にて処理する際の処理条件とを監視する監視装置であって、データファイルを識別する識別情報と当該識別情報の処理条件との対応関係が予め記憶されている設定記憶部44と、プリンタ3に対して送信されたデータファイルの識別情報である送信識別情報と当該データファイルの処理条件である送信処理条件とを取得する抽出部41と、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、設定記憶部44に記憶されている識別情報と処理条件との対応関係に当てはまるか否かを判定する比較部42と、上記比較部42が当てはまらないと判断した場合に、上記データファイルの送信元に対して当てはまらない旨を報知する通知部43とを備える構成である。
上記の構成によれば、比較部42は、プリンタ3に対して送信されたデータファイルおよび処理条件から、送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを取得し、この組み合わせが、設定記憶部44に記憶されている対応関係に当てはまるか否かを判定する。つまり、予め設定記憶部44に上記対応関係を記憶させておくことにより、プリンタ3に送信されるデータファイルと処理条件との組み合わせが適切であるか否かを判定することができる。従って、例えば、予め処理方法が決定されているデータファイルについて、送信されてきたデータファイルの処理条件が不適切か否かを判断し、不適切である場合には報知することができる。なお、上記当てはまらない旨を報知するとは、何らかの情報が送信元に報知されることを示す。
本発明にかかる監視装置は、上記比較部42は、上記設定記憶部44に記憶されている対応関係から、送信識別情報に類似している識別情報を有する検索対応関係を検索するファイル名比較部46と、上記送信処理条件が、上記検索対応関係に含まれる処理条件に当てはまるか否かを判断する処理条件比較部45とを備える構成であることがより好ましい。
上記の構成によれば、送信識別情報に基づいて、設定記憶部44に記憶されている対応関係から適切な検索対応関係を検索した後で、送信処理条件が上記検索対応関係に含まれる処理条件に当てはまるか否かを判断している。つまり、処理条件が予め決められているデータファイルに対して指示されている処理条件が適切であるか否かを判断することができ、不適切であれば、送信元に対して報知することができる。
本発明にかかる監視装置は、上記データファイルは、複数の操作者が共有している共有ファイルを用いて作成されたものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、共有ファイルに関して、当該共有ファイルの処理条件が適切であるか否かを判断することができるので、複数の操作者間で処理条件を簡単に統一することができる。
本発明にかかる監視装置は、上記設定記憶部44は、上記対応関係と併せて上記データファイルおよび処理条件に関する問合せ先を記憶しており、通知部43は、上記比較部42が当てはまらないと判断した場合には、上記データファイルの送信元に対して、上記問合せ先を報知するものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、問合せ先を送信元に対して送信するようになっているので、送信元の操作者が適切な処理条件等が分からない場合であっても、問合せ先に対して簡単に問合せを行うことができる。
本発明にかかる監視装置は、上記設定記憶部44は、上記対応関係と併せて上記データファイルおよび処理条件に関する注意事項を記憶しており、通知部43は、上記比較部42が当てはまらないと判断した場合には、上記送信データファイルの送信元に対して、注意事項を報知するものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、注意事項を併せて送信元に送信することができるので、送信元の操作者は、次回以降の処理条件の設定を適切に行うことができる。
本発明にかかる監視装置は、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを記憶する履歴記憶部48と、上記履歴記憶部48に記憶された組み合わせから、識別情報と処理条件との対応関係を作成して設定記憶部44に記憶する対応関係作成部47とを備える構成がより好ましい。
上記の構成によれば、過去にプリンタ3に対して送信されたデータファイルの送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを蓄積して、この組み合わせから上記対応関係を作成するようになっている。これにより、操作者が予め対応関係を作成する必要がなくなる。
本発明にかかる監視装置は、上記通知部43は、上記比較部42が当てはまらないと判断すると、プリンタ3に対して上記データファイルの処理を中止させるものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、通知部43は、上記組み合わせが対応関係に当てはまらないと判断すると、データファイルの処理を中止させるようになっている。これにより、無駄な処理が行われることを防止することができる。なお、上記情報処理に対してデータファイルの処理を中止させる方法としては、例えば、プリンタ3に対して処理を中止する中止命令を送信するようにしてもよく、例えば、上記データファイルが上記監視装置を介した後でプリンタ3へ送信される場合には、プリンタ3へデータファイルの供給を中止してもよい。
本発明にかかるプリンタ3は、上記監視装置を備える構成である。これにより、適切な処理を行うことができるプリンタ3を提供することができる。
本発明にかかる監視システム1は、上記監視装置と、プリンタ3に対してデータファイルを送信するパソコン2と、受信したデータファイルを処理する上記プリンタ3とを備える構成である。
上記の構成によれば、送信されてくるデータファイルと処理条件との組み合わせが適切であるか否かを判断することができる監視システム1を提供することができる。また、上記パソコン2は、例えば、共有ファイルをデータファイルに変換するものである。
本発明にかかる監視システム1は、上記プリンタ3には、上記監視装置に対して、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを送信する設定転送部24が備えられている構成がより好ましい。
上記の構成によれば、プリンタ3に上記組み合わせを送信する設定転送部24が設けられているので、プリンタ3は、上記組み合わせを監視装置に送信することができる。これにより、例えば、監視装置をプリンタ3とパソコン2との間に配置しなくても監視することができる。
本発明にかかる監視方法は、プリンタ3に対して送信されたデータファイルと当該データファイルをプリンタ3にて処理する際の処理条件とを監視する監視方法であって、データファイルを識別する識別情報と当該識別情報の処理条件との対応関係を記憶する記憶工程と、プリンタ3に対して送信されたデータファイルの識別情報である送信識別情報と当該データファイルの処理条件である送信処理条件との組み合わせを取得する取得工程と、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、記憶工程で記憶された識別情報と処理条件との対応関係に当てはまるか否かを判定する判定工程と、当てはまらないと判断すると、上記データファイルの送信元に対して、当てはまらない旨を報知する報知工程とを含む方法である。
上記の構成によれば、予め処理方法が決定されているデータファイルについて、送信処理条件が不適切か否かを判断し、不適切である場合には報知することができる。
本発明にかかる監視プログラムは、上記の課題を解決するために、上記監視装置を動作させる監視プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための監視プログラムである。
上記の構成により、コンピュータで上記監視装置の各手段を実現することによって、上記監視装置を実現することができる。
ところで、上記監視装置は、ハードウェアで実現してもよいし、プログラムをコンピュータに実行させることによって実現してもよい。具体的には、本発明に係るプログラムは、監視装置としてコンピュータを動作させるプログラムである。また、本発明に係る記録媒体には、当該プログラムが記録されている。
本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明にかかる監視装置は、例えば、複数の操作者者によって利用されるネットワークプリンタ等において、処理が適切に行われているか否かを監視する用途等に適用できる。
本発明の形態にかかる監視装置の概略の構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる監視システムの概略の構成を示すブロック図である。 データファイルの名前および処理条件との対応関係を示すテーブルである。 本実施の形態にかかる監視方法を用いて監視する処理の流れを説明するフローチャートである。 本実施の形態にかかる監視システムの他の構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる過去の履歴から対応関係を記憶する監視装置の概略の構成を示すブロック図である。 履歴記憶部に記憶されているデータファイルの名前と処理条件とを説明するテーブルである。
符号の説明
1 監視システム
2 パソコン
3 プリンタ
4 ネットワーク
5 共有文書サーバ
12 制御部
13 入力部
14 ドキュメント記憶部
16 データ作成部
17 プリンタドライバ
22 制御部
24 設定転送部
25 印刷ジョブ受付部
26 印刷ジョブ管理部
28 記憶部
29 印刷出力部
30 設定監視部(監視装置)
32 制御部
33 文書記憶部
41 抽出部(取得手段)
42 比較部(判定手段)
43 通知部(報知手段)
44 設定記憶部(記憶手段)
45 処理条件比較部(条件判断手段)
46 ファイル名比較部(検索手段)
47 対応関係作成部(対応関係作成手段)
48 履歴記憶部(履歴記憶手段)

Claims (13)

  1. 情報処理装置に対して送信されたデータファイルと当該データファイルを情報処理装置にて処理する際の処理条件とを監視する監視装置であって、
    テンプレートまたは共通帳票を示す特定のデータファイルを識別する識別情報と当該識別情報の処理条件との対応関係が予め記憶されている記憶手段と、
    情報処理装置に対して送信されたデータファイルの識別情報である送信識別情報と当該データファイルの処理条件である送信処理条件とを取得する取得手段と、
    上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、記憶手段に記憶されている識別情報と処理条件との対応関係に当てはまるか否かを判定するものであって、上記記憶手段に記憶されている対応関係の中に上記送信識別情報に類似している識別情報を有する対応関係が存在するか否かを確認し、上記送信識別情報に類似している識別情報を有する対応関係が存在する場合において、当該対応関係の処理条件と上記送信処理条件とが一致していないときに、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、記憶手段に記憶されている識別情報と処理条件との対応関係に当てはまらないと判定する判定手段と、
    上記判定手段が当てはまらないと判断した場合に、上記データファイルの送信元に対して当てはまらない旨を報知する報知手段とを備えることを特徴とする監視装置。
  2. 上記判定手段は、上記記憶手段に記憶されている対応関係から、送信識別情報に類似している識別情報を有する検索対応関係を検索する検索手段と、
    上記送信処理条件が、上記検索対応関係に含まれる処理条件に当てはまるか否かを判断する条件判断手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  3. 上記データファイルは、複数の操作者が共有している共有ファイルまたは複数の操作者に使用される雛型を用いて作成されたものであることを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  4. 上記記憶手段は、上記対応関係と併せて上記データファイルおよび処理条件に関する問合せ先を記憶しており、
    報知手段は、上記判定手段が当てはまらないと判断した場合には、上記データファイルの送信元に対して、上記問合せ先を報知するものであることを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  5. 上記記憶手段は、上記対応関係と併せて上記データファイルおよび処理条件に関する注意事項を記憶しており、
    報知手段は、上記判定手段が当てはまらないと判断した場合には、上記データファイルの送信元に対して、注意事項を報知するものであることを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  6. 上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせを記憶する履歴記憶手段と、
    上記履歴記憶手段に記憶された組み合わせから、識別情報と処理条件との対応関係を作成して記憶手段に記憶する対応関係作成手段とを備える請求項1記載の監視装置。
  7. 上記報知手段は、上記判定手段が当てはまらないと判断すると、情報処理装置に対して上記データファイルの処理を中止させるものであることを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の監視装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の監視装置と、情報処理装置に対してデータファイルを送信するデータ送信装置と、受信したデータファイルを処理する上記情報処理装置とを備えることを特徴とする監視システム。
  10. 上記情報処理装置には、上記監視装置に対して、上記送信識別情報と送信処理条件との
    組み合わせを送信する送信手段が備えられていることを特徴とする請求項9記載の監視システム。
  11. 情報処理装置に対して送信されたデータファイルと当該データファイルを情報処理装置にて処理する際の処理条件とを監視する監視方法であって、
    テンプレートまたは共通帳票を示す特定のデータファイルを識別する識別情報と当該識別情報の処理条件との対応関係を記憶する記憶工程と、
    情報処理装置に対して送信されたデータファイルの識別情報である送信識別情報と当該データファイルの処理条件である送信処理条件との組み合わせを取得する取得工程と、
    上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、記憶工程で記憶された識別情報と処理条件との対応関係に当てはまるか否かを判定する工程であって、上記記憶工程で記憶された対応関係の中に上記送信識別情報に類似している識別情報を有する対応関係が存在するか否かを確認し、上記送信識別情報に類似している識別情報を有する対応関係が存在する場合において、当該対応関係の処理条件と上記送信処理条件とが一致していないときに、上記送信識別情報と送信処理条件との組み合わせが、記憶工程で記憶された識別情報と処理条件との対応関係に当てはまらないと判定する判定工程と、
    当てはまらないと判断すると、上記データファイルの送信元に対して、当てはまらない旨を報知する報知工程とを含むことを特徴とする監視方法。
  12. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の監視装置を動作させる監視プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための監視プログラム。
  13. 請求項12に記載の監視プログラムを記録した、コンピュータ読取り可能な記録媒体。
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