JP2009116402A - 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、及び、印刷制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オリジナルファイルの状態に基づいて、印刷機能を制限することができる印刷制御装置を提供する。
【解決手段】印刷制御装置であって、印刷機能を制限する制限情報を格納する格納手段と、制限情報において指定されているデータ格納場所を参照し、データ格納場所に格納されている電子データの属性と印刷データの属性とを比較し、制限情報において指定されている条件を満たしているか否かを判定する判定手段と、条件を満たしていると判定された場合に、印刷データの印刷を制限し、条件を満たしていないと判定された場合に、印刷データの印刷を制限しないように印刷制御する制御手段とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、印刷の機能を制御する印刷制御装置に関する。
従来、印刷を実行する際に、プリンタドライバ等の印刷処理装置は、アプリケーション及びWindows(登録商標)等のOS(Operating System)により作成された印刷用データを受信又は取得する。更に、印刷処理装置は、印刷用データに基づいて、プリンタが理解可能なPDLやイメージ等の印刷データ形式に変換し、プリンタに転送し、出力される。その後、印刷用データに含まれる描画データが解析され、その解析結果に応じて、印刷動作を変更するということが広く行われている。
近年においては、企業の顧客情報等の機密情報漏えい事件が頻発しており、一度情報漏えい事件が公になると、企業にとっては、信用を失い、損害賠償や対応に莫大な出費を強いられる場合が多い。更に、近年においては、情報漏えい事件が大規模化する一方であり、より適切な情報漏えい対策が求められている。そのような背景として、情報のデジタル化、ネットワーク化、モバイル化が進展したことに伴い、一度に大量の情報にアクセスすることができると共に、情報の可搬性が飛躍的に向上したことなどが挙げられる。
そのような情報漏えい対策として、機密情報又は機密情報を格納するストレージサーバにアクセス権を設定し、アクセスできるユーザを限定する方法が、従来より行われている。しかしながら、機密情報へアクセスを許可されたユーザによる情報漏えいの場合には、アクセス権を設定することによる情報漏えい抑止だけでは充分とは言えない。
また、情報漏えいから守るべき情報としては、大企業の顧客情報に代表されるような量的に膨大な情報のみではなく、情報量は少ないが質的に重要な情報の場合も多い。そのような情報は、印刷物として容易に持ち出すことができるので、印刷についても情報漏えいの抑止を行うことが求められている。
特許文献1においては、受信した描画データにおけるテキストやイメージ等を解析し、予め指定しておいた印刷を中止するためのキーワード等が含まれている場合に印刷を中止する印刷処理装置が開示されている。
しかしながら、従来においては、印刷実行に用いられる印刷用データに含まれる描画データによってのみ動作し、アプリケーションが用いる印刷用データの基となったオリジナルファイルに従って動作することができない。従って、オリジナルファイルの状態や格納場所等に応じて、印刷を強制的に中止する等、印刷動作を制限することができない。
特開2005−169672号公報(段落[0012])
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、オリジナルファイルの状態に基づいて、印刷機能を制限することができる印刷制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る印刷制御装置は、属性を有する電子データから生成された印刷に用いられる印刷データを用いて印刷制御を行う印刷制御装置であって、印刷機能を制限する制限情報を格納する格納手段と、制限情報において指定されているデータ格納場所を参照し、データ格納場所に格納されている電子データの属性と印刷データの属性とを比較し、制限情報において指定されている条件を満たしているか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定の結果、条件を満たしていると判定された場合に、印刷データの印刷を制限し、条件を満たしていないと判定された場合に、印刷データの印刷を制限しないように印刷制御する制御手段とを備える。
本発明によれば、オリジナルファイルに基づいて、印刷機能を制限することができ、セキュリティを向上することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。本実施形態において、図1に示すシステムは、単体の機器、又は、複数の機器から構成されるシステムであっても良い。又は、LAN、WAN等のネットワークを介して接続されて処理が行われるシステムであっても良い。図1に示すように、ホストコンピュータ3000は、CPU1を含んでいる。CPU1は、ROM3に含まれるプログラム用ROM、又は、外部メモリ11に記憶された文書処理プログラム等に基づいて、文書処理及びそれに基づく印刷処理の実行を制御する。ここで、文書処理とは、各実施形態における処理を含む、図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を示す。CPU1は、システムバス4に接続されている各デバイスを制御する。また、ROM3に含まれるプログラム用ROM、又は、外部メモリ11には、CPU1の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(OS)等が記憶されている。また、ROM3のフォント用ROM、又は、外部メモリ11には、文書処理に用いられるフォントデータ等が記憶されている。更に、ROM3のデータ用ROM、又は、外部メモリ11には、文書処理等を行う際に用いられる各種データが記憶されている。RAM2は、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ5は、キーボード9や図示されていないポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ6は、地紋画像の表示を含む、CRTディスプレイ10による表示を制御する。ディスクコントローラ7は、外部メモリ11とのアクセスを制御する。ここで、外部メモリ11には、例えば、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマンド生成プログラム等を記憶するハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスクが用いられる。プリンタコントローラ8は、双方向性インタフェース21を介して、プリンタ1500に接続されていて、プリンタ1500との通信制御処理を実行する。なお、CPU1は、CRTディスプレイ10上の図示されていないマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて、予め登録された種々のウィンドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザは、印刷を実行する際に、印刷の設定に関するウィンドウを開き、プリンタの設定や、印刷モードの選択等、印刷処理方法における設定を行うことができる。
プリンタ1500は、CPU12によって制御される。CPU12は、ROM13に記憶された制御プログラム等、又は、外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいて、印刷部インタフェース16を介して、システムバス15に接続される印刷部17に印刷出力情報としての画像信号を出力する。以下、印刷部17をプリンタエンジンともいう。また、このROM13のプログラム用ROMには、CPU12の制御プログラム等が記憶されている。また、ROM13のフォント用ROMには、印刷出力情報を生成する際に用いられるフォントデータ等が記憶されている。また、ROM13のデータ用ROMには、ハードディスク等の外部メモリ14がないプリンタの場合には、コンピュータ上で用いられる情報等が記憶されている。CPU12は、入力部18を介して、ホストコンピュータ3000との通信処理を行うことができ、プリンタ1500内の情報等が、ホストコンピュータ3000に通知される。RAM19は、CPU12の主メモリや、ワークエリア等として機能する。また、図示されていない増設ポートに接続されるオプションRAMにより、メモリ容量を拡張することができる。なお、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。ハードディスクやICカード等である外部メモリ14は、メモリコントローラ20によりアクセスを制御されている。外部メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶している。また、操作部22は、例えば、操作パネルであって、ユーザによる操作のためのスイッチ、LED表示器等を含んでいる。また、本実施形態において、プリンタ1500が図示されていないNVRAMを含み、操作部22から入力されたプリンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。本実施形態において、印刷部17は、電子写真方式のプリンタエンジンであるが、電子写真方式でない他の印刷方式が用いられても良い。
図2は、図1に示すホストコンピュータ3000の構成の一例を示す図である。図2に示すように、ホストコンピュータ3000は、アプリケーション201、グラフィックエンジン202、プリンタドライバ203、システムスプーラ204を含んでいる。それらは、ファイルとして外部メモリ11に保存されているプログラムモジュールであり、OSやプログラムモジュールを用いる他のモジュールによってRAM2にロードされて実行される。また、アプリケーション201とプリンタドライバ203は、外部メモリ11や、図示されていないCD−ROM、又は、図示されていないネットワークを介してハードディスク等の外部メモリ11に追加することができる。外部メモリ11に保存されているアプリケーション201は、RAM2にロードされて実行される。従って、アプリケーション201からプリンタ1500に印刷を行う際には、RAM2にロードされて実行可能となっているグラフィックエンジン202を用いることによって出力(描画)される。グラフィックエンジン202は、プリンタ等の印刷装置毎に用意されたプリンタドライバ203を外部メモリ11からRAM2にロードし、アプリケーション201の出力をプリンタドライバ203に設定する。また、グラフィックエンジン202は、アプリケーション201から印刷設定又は印刷用データを受け取り、プリンタドライバ203に出力する。プリンタドライバ203に含まれるUIコンポーネント205は、グラフィックエンジン202から印刷設定を受信し、印刷設定を表示し又は変更し、グラフィックエンジン202を介して、アプリケーション201に返信する。プリンタドライバ203に含まれるグラフィックコンポーネント206は、グラフィックエンジン202から印刷用データを受信し、例えばPDL(ページ記述言語)等のプリンタが認識可能な制御コマンドに変換する。変換されたプリンタ制御コマンドは、OSによってRAM2にロードされたシステムスプーラ204を介して、双方向性インタフェース21経由でプリンタ1500に印刷データとして出力される。
図3は、本実施形態における運用構成を示す図である。図3の(a)は、本実施形態において、最もシンプルな構成例を示している。ホストコンピュータ3000内に印刷中止制御部310を構成し、印刷中止制御部310において印刷可否が判定され、その判定結果に従って、印刷データをプリンタ1500に直接転送するか、又は、印刷データを破棄する。本構成において、後述する印刷中止情報は、プリンタドライバ203をインストールする前に予め設定されている。図3の(a)は、本実施形態における最小かつ標準的な構成を示しており、以下の説明においては、特に断りがない限り、本構成での実施を説明する。一方、図3の(b)は、プリントサーバ4000をホストコンピュータ3000とプリンタ1500との間に構成した図を示している。ホストコンピュータ3000やプリントサーバ4000の該当するプリンタキューの設定により、ホストコンピュータ3000又はプリントサーバ4000のいずれかで印刷データを生成するかが決定される。ここで、ホストコンピュータ3000において印刷データを生成する場合には、ホストコンピュータ3000のプリンタドライバ203内に構成された印刷中止制御部310において印刷可否が判定される。その判定結果に従って、印刷データが、プリンタドライバ203からプリントサーバ4000の該当するプリンタキュー(プリントスプーラ)を通ってプリンタ1500に転送される。一方、プリントサーバ4000で印刷データを生成する場合、プリントサーバ4000の該当するプリンタキュー(プリントスプーラ)のプリンタドライバ203に構成された印刷中止制御部310において印刷可否が判定される。その判定結果に従って、印刷データが、プリンタ1500に転送される。そのような構成により、プリントサーバ4000を用いる構成にも適応でき、プリントサーバ4000内にプリンタドライバ203を構成することで、ホストコンピュータ3000へのプリンタドライバの配布や同期、設定情報の共有化等を行うことができる。更に、印刷中止機能に係わる各種設定を、プリントサーバ4000上で一括管理することもでき、印刷中止機能の各種設定を実行する権限の無いユーザが設定変更を行えなくすることもできる。
図4は、図3の(b)に示すような構成とした場合に、プリントサーバ4000内のプリンタドライバに印刷中止情報を設定するための画面の一例を示す図である。本実施形態において、印刷中止情報とは、印刷機能を制限するための情報であって、制限情報ともいう。画面401は、プリンタドライバユーザインタフェースのメイン画面である。表示402は、印刷実行時に、指定されたフォルダからの印刷を中止するか否かを示している。表示403は、印刷を中止するフォルダパス(データ格納場所)を表示し、また、そのフォルダパスを変更することができる。表示404は、オリジナルファイルの探索時に、コアプロパティの比較に用いられ、その比較において用いられるプロパティを選択することができる。表示405は、指定数以上のコアプロパティのプロパティが一致した場合に警告するか否かを示している。表示406は、警告画面を表示する場合のプロパティの一致数の条件を示す。ボタン407を押下すると、現在の設定を適用し、画面401を閉じる。また、ボタン408を押下すると、現在の設定を適用せずに、画面401を閉じる。また、ボタン409を押下すると、現在の設定を適用する。ボタン410を押下すると、プリンタドライバ203のヘルプを表示する。
以下、図5〜図9を参照しながら、本実施形態における印刷制限処理の手順について説明する。図5は、本実施形態における印刷設定及び印刷実行時におけるシステムの構成を示す図である。図5を参照しながら、本実施形態における印刷設定及び印刷実行時におけるシステムの構成及びデータフローについて説明する。
電子データ501は、アプリケーション201が編集のために保持するOPC(Open Package Convention)をベースとしたファイルであり、ファイルの一部としてコアプロパティ502を保持している。
ここで、一般的に知られているOPCについて図17及び図18を参照しながら説明する。OPCとは、アプリケーション又はサービス等から印刷を実行する印刷システムにおいて、パッケージ属性を保持するようなパッケージファイルのフォーマットのベースを規定したものである。そのようなOPCがベースとされたパッケージモデルとして、例えば、XPS(XML Paper Specification)がある。図17は、XPSの論理構造を示す図である。OPCをベースとしたパッケージモデルの一例でもあるXPSは、「Parts」と「RelationShip」と呼ばれるコンセプトによって論理構造が規定されている。一般的に、「Parts」は、データストリームを意味し、XML又はバイナリによって定義される。また、「RelationShip」は、「Parts」と「Parts」との結びつきを示し、XMLによって記述される。また、XPSにおいては、標準ZIPアーカイブによって物理構造が規定されている。XPSとはXMLによって記述されたドキュメントフォーマットである。例えば、Windows(登録商標) Vistaでは、XPSドキュメント形式が導入されており、プリンタ用のドキュメント形式、Windows(登録商標)スプールファイル形式、又は、ページ記述言語として用いられている。また、印刷時においては、XPS印刷パスが採用されている。XPSは、「Rels/.rels」で示されるXPSパッケージ本体と「CommonPackageParts」で示されるフォーマット共通のパーツと「XPS Parts」で示される固有のパーツと「RelationShip」とで構成されている。更に、図17に示すように、「CommonPackageParts」は、パッケージの属性を保持する「CoreProperty」とパッケージ全体のサムネイルを示す「Thumbnail」と署名のためのパーツを示す「Signature」を含む。また、「XPS Parts」において、「FixedDocumentSequence」は、XPSドキュメントの最上位の階層であり、下位の「FixedDocument」の順番を記述する。また、「FixedDocument」は、ドキュメントを表し、下位の「FixedPage」の順番を記述する。ここで、「FixedPage」は、ページを表現するパーツである。また、「PrintTicket」は、印刷時の印刷設定を保持する。また、「Image/Font」は、各ページなどから参照されるリソースである。また、OPCにおいては、図18に一例として示されているようなコアプロパティという、パッケージ自体又はパッケージの内容を示すプロパティ(作成者、タイトル、識別子等)を保持することができる。 再び、図5を参照する。印刷設定503は、アプリケーションが設定したデータであり、UIコンポーネント205の印刷設定部518に渡される。その後、印刷設定部518において、受信した印刷設定503に禁則処理を施し、UI表示部519に渡して表示する。その後、ユーザは、必要に応じて、図示されていないプリンタドライバユーザインターフェースを用いて、印刷設定の変更を行い、加工された印刷設定503をアプリケーション201に返信する。 印刷中止情報取得部520は、印刷中止情報521を取得する。ここで、印刷中止情報521は、印刷中止機能に関する情報をレジストリ又はファイルデータ等で保持している。
アプリケーション201は、印刷実行時に電子データ501及び印刷設定503に基づいて、印刷データ(XPS:XML Paper Specification)504をOSを介して作成する。ここで、コアプロパティ505は、コアプロパティ502と等価となり、プリントチケット506は、印刷設定503と等価となる。
印刷中止制御部510は、印刷実行時に、印刷実行又は中止を制御する。印刷中止判断部511は、印刷を実行するか、又は、中止するかを判断する。UI通信部512は、UIコンポーネント205と通信を行うことで印刷中止情報521を取得する。コアプロパティ取得部513は、印刷データ504内のコアプロパティ505を取得する。ファイル探索部514は、印刷中止情報521の印刷中止フォルダパス情報(領域902)に指定された印刷中止フォルダのファイル群のコアプロパティを取得する。コアプロパティ比較部515は、取得したファイル群のコアプロパティとコアプロパティ505とを比較する。UI表示部516は、コアプロパティ比較部515における比較結果に応じて、画面801もしくは803等を表示する。ファイルパス格納部517は、コアプロパティ比較部515において一致したファイルパス情報を格納する。レイアウト部509は、印刷実行時に印刷データ504を加工し、レイアウトを施す。レンダリング部508は、印刷データ504を、例えばPDL(Page Description Language)等のプリンタが認識可能な制御コマンドに変換する。その後、システムスプーラ204を介して、プリンタ1500において出力する。
図6は、本実施形態における印刷制限処理の手順を示すフローチャートである。まず、ステップS601において、UI通信部512は、UIコンポーネント205と通信して印刷中止情報521を取得する。
ステップS602において、コアプロパティ取得部513は、グラフィックコンポーネント206が受信した印刷データ504からコアプロパティ505を取得する。
ステップS603において、ファイル探索部514は、ステップS601において取得された印刷中止情報521の印刷中止フォルダパス情報(領域902)に指定された印刷中止フォルダ内のファイル群のコアプロパティを取得する。
ステップS604において、コアプロパティ比較部515は、ステップS603において取得されたファイルのコアプロパティとステップS602において取得されたコアプロパティ505とを比較する。ここで、制限情報において指定されている条件が満たされている場合には、即ち、コアプロパティが一致した場合には、ステップS605に進み、一方、一致しなかった場合には、ステップS606に進む。
ステップS605において、印刷中止判断部511は、印刷を直ちに中止する。ステップS605においては、印刷中止判断部511は、例えば、読み取りのみや書き込みの権限等、該当フォルダへの印刷実行を行ったユーザのアクセス権限に応じて、印刷中止と印刷実行許可の判断を変更するようにしても良い。ステップS606において、印刷中止判断部511は、印刷を続行する。
図7は、図6に示すフローチャートの詳細を示す図である。ステップS701において、UI通信部512は、UIコンポーネント205と通信し印刷中止情報521を取得する。
次に、ステップS702において、印刷中止制御部510は、印刷制限機能実行可否(領域901)を取得し、印刷制限を行うか否かを判定する。ここで、印刷制限機能を実行しないと判定された場合には、ステップS714に進み、ステップS714において、グラフィックコンポーネント206は、印刷の処理を続行し、本フローチャートを終了する。一方、印刷制限機能を実行すると判定された場合には、ステップS703に進む。
ステップS703において、コアプロパティ取得部513は、グラフィックコンポーネント206が受信した印刷データ504からコアプロパティ505を取得する。
ステップS704において、ファイル探索部514は、ステップS701において取得された印刷中止情報521から印刷中止フォルダパス情報(領域902)を取得し、該当フォルダ内のファイルを取得する。ここで、該当フォルダに到達できない場合等に、直ちに印刷処理を中止するようにしても良い。
ステップS705において、コアプロパティ比較部515は、ステップS704において取得されたファイルのコアプロパティとステップS703において取得されたコアプロパティ505とを比較する。比較に用いられるコアプロパティは、コアプロパティ比較対象情報(領域903)から取得する。ここで、比較した結果、全て一致する場合には、ステップS706に進む。一方、全て一致しなかった場合には、ステップS707に進む。
ステップS706において、UI表示部516は、図8に示す画面801のようなユーザインタフェースを表示することができる。ここで、ボタン802を押下すると、処理が続行される。ステップS713において、グラフィックコンポーネント206は、印刷処理を中止し、本フローチャートを終了する。
ステップS707において、印刷中止条件情報(領域904)を取得し、一致するコアプロパティが指定数存在するか否かを判定する。ここで、指定数以上存在すると判定された場合には、ステップS708に進み、ファイルパス格納部517は、該当ファイルパスを格納する。ここで、指定数以上存在すると判定された場合において、ステップ713に進み、直ちに印刷を中止するようにしても良い。一方、指定数以上存在しないと判定された場合には、ステップS709に進む。
ステップS709において、印刷中止制御部510は、印刷中止フォルダ内の全ファイルのコアプロパティとコアプロパティ505との比較が終了したか否かを判定する。ここで、終了したと判定された場合には、ステップS710に進む。一方、終了していないと判定された場合には、ステップS704に進む。
ステップS710において、ファイルパス格納部517に保存されているファイルパスが存在するか否かを判定する。ここで、存在すると判定された場合には、ステップS711に進む。一方、存在しないと判定された場合には、ステップS714に進む。
ステップS711において、UI表示部516は、図8に示す画面803のようなユーザインタフェースを表示する。
ステップS712において、印刷中止判断部511は、ボタン804が押下されると、印刷続行と判断してステップS714に進み、ボタン805が押下されると、ステップS713に進む。ステップS714において、グラフィックコンポーネント206は、印刷処理を続行し、プリントチケット506に応じて、レイアウト部509においてレイアウトを施し、レンダリング部508においてPDL等のプリンタが認識可能な制御コマンドに変換する。そして、システムスプーラ204を介してプリンタ1500において出力される。
図9は、本実施形態におけるプリンタドライバ203のUIコンポーネント205が取得する印刷制限機能に関する情報の一例を示す図である。領域901には、印刷制限機能を印刷実行時に適用するか否かを示す情報が格納されている。領域902には、印刷制限機能において印刷を中止するフォルダパスが格納されている。ここで、フォルダパスの指定方法として特定のフォルダを指定することもでき、また、特定のフォルダ以下サブフォルダを含む形で指定することもできる。領域903には、コアプロパティの比較対象として用いられるプロパティの情報が格納されている。領域904には、コアプロパティの一致に関する印刷中止の条件情報が格納されている。
以上のように、本実施形態においては、印刷実行時にコアプロパティを比較することでオリジナルファイルを取得し、印刷中止又は続行する。ここで、本実施形態において、オリジナルファイルを取得した後、印刷中止ではなく、他の動作としても良い。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。図10に示すように、本印刷システムは、プリントサーバ4000がホストコンピュータ3000とプリンタ1500との間に構成されている点において、第1の実施形態と異なる。また、図10においては、ホストコンピュータ3000とプリントサーバ4000におけるソフトウエア構成も示されている。オペレーティングシステム1002は、ホストコンピュータ3000及びプリントサーバ4000のメモリ上に読み込まれている。印刷制御プログラム1001は、プリントサーバ4000のメモリ上に読み込まれている。また、プリンタドライバ203は、プリントサーバ4000のメモリ上に読み込まれ、ネットワークプリンタを管理する。印刷中止情報521は、印刷中止機能に関する情報をレジストリ又はファイルデータ等の形式として保持している。電子データ1003は、OPCに対応した電子データであり、コアプロパティ1004を保持している。また、電子データ1005は、OPCに対応した電子データであり、ユーザにより電子データ1003がホットフォルダ(監視フォルダともいう)に格納されることで作成される。コアプロパティ1006は、電子データ1005が保持しているコアプロパティである。
図11は、印刷制御プログラムのモジュール構成の一例を示す図である。出力情報設定手段1101は、オペレーティングシステムのファイルシステム上のフォルダと、出力を行うネットワークプリンタの情報及び出力時の印刷属性情報とを関連付けて、ホットフォルダとして設定する。出力情報を設定する際に、表示手段1105により、オペレーティングシステムの表示手段を介してディスプレイに画面を表示し、出力情報を設定するようにしても良い。
ここで、図12は、プリントサーバにおける、オペレーティングシステム上のフォルダをホットフォルダとして設定する画面の一例を示す図である。既に説明したように、図12に示すユーザインタフェースは、プリントサーバ4000の印刷制御プログラム1001の出力情報設定手段1101より表示手段1105を介して表示される。入力部1201において、ユーザは、オペレーティングシステム上のフォルダを指定するフォルダパスを設定することができる。入力部1202において、ユーザは、印刷制御プログラム上で利用するホットフォルダの名称を設定することができる。入力部1203において、ユーザは、出力先のネットワークプリンタを選択することができる。ここで、入力部1203に表示されるネットワークプリンタは、オペレーティングシステムに登録されているネットワークプリンタでも良いし、また他のシステムにより登録されているネットワークプリンタでも良い。また、新規にネットワークプリンタを追加するようにしても良い。入力部1204において、ユーザは、印刷属性情報が設定されているジョブチケットファイルを設定することができる。ボタン1205は、ユーザにより押下されると、オペレーティングシステムのファイルシステム上のファイルを指定することができる。ボタン1206は、ユーザにより押下されると、ジョブチケットに設定されている出力属性を変更する為の画面を表示することができる。
ここで、図13は、ボタン1206を押下することにより呼び出される、出力属性を変更する画面の一例を示す図である。入力部1301において、ユーザは、電子データ1005の印刷部数を指定することができる。入力部1302において、ユーザは、電子データ1005の印刷するページの範囲を指定することができる。入力部1303において、ユーザは、電子データ1005の印刷に利用する用紙のサイズを指定することができる。入力部1304において、ユーザは、電子データ1005の印刷の際に、片面印刷、両面印刷、中とじ印刷、くるみ製本印刷等、印刷方法を選択することができる。入力部1305において、ユーザは、印刷物の用紙にパンチ穴をあけるか否かを設定することができる。ボタン1306が押下されることにより、出力属性の設定が確定される。また、ボタン1306が押下されると、入力部1204に設定されているファイルの内容が更新される。ボタン1307が押下されることにより、出力属性の設定をキャンセルする。
再び、図12を参照すると、ボタン1207が押下されることにより、印刷制限機能の設定を表示、変更することができる。
ここで、図14は、ボタン1207を押下することにより呼び出される、印刷中止情報変更を変更する画面の一例を示す図である。画面1401は、印刷中止情報変更のためのユーザインタフェースの一例であり、管理者等が、印刷中止情報521を変更することができる。入力部1402は、印刷実行時に、指定されたフォルダからの印刷を中止するか否かを指定することができる。表示部1403は、印刷を中止するフォルダパスを表示し、管理者等が、印刷を中止するフォルダパスを変更することができる。入力部1404において、例えば、管理者が、コアプロパティの比較に用いられるプロパティを選択することができる。入力部1405は、指定数以上のコアプロパティのプロパティが一致した場合に警告するか否かを指定することができる。入力部1406は、警告画面を表示する場合におけるプロパティの一致数の条件を指定することができる。ボタン1407が押下されることにより、現在の設定を適用して画面1401を閉じる。また、ボタン1408が押下されることにより、現在の設定を適用せずに、画面1401を閉じる。
再び、図11を参照する。監視手段1102は、出力情報設定手段1101においてホットフォルダとして設定されたフォルダを監視し、そのフォルダに電子データ1003が格納されたことを検知する。ここで、フォルダの監視は、定期的にフォルダ内のファイル一覧を確認することにより、新規にファイルが格納されたことを検知するようにしても良いし、ファイルが格納された際に発生するイベントを検知することにより、監視を行うようにしても良い。プリンタ構成変更検知手段1103は、ネットワークプリンタのオプション装置が接続又は分離されることにより、構成が変更されたことを検知する。ここで、ネットワークプリンタから構成情報を一定間隔で取得することにより構成の変更を検知するようにしても良い。また、ネットワークプリンタから構成の変更通知を受信することにより検知するようにしても良いし、プリンタドライバがネットワークプリンタの構成情報を取得した際のイベント通知を検知するようにしても良い。出力判断手段1104は、ホットフォルダに設定されているネットワークプリンタにおいてジョブチケットの出力属性の処理の可否を判断する。ここで、ネットワークプリンタの構成情報とジョブチケットの出力属性とを比較しても良いし、プリンタドライバにジョブチケットの出力属性をセットすることにより、印刷の可否を判断するようにしても良いし、その他の方法によって判断するようにしても良い。表示手段1105は、オペレーティングシステムの表示手段を介して、ディスプレイに印刷制御プログラム1001の画面を表示する。出力手段1106は、インタフェースを介して、ネットワークプリンタに印刷ジョブを送信し、印刷を実行させる。フォルダ表示変更手段1107は、ホットフォルダに設定されているフォルダについて、オペレーティングシステム1002のファイルシステム上での表示形式を変更させる。ホットフォルダ管理手段1108は、出力情報設定手段1101により設定されたホットフォルダの情報を、後述するホットフォルダ管理テーブルを用いて管理する。
図15は、本実施形態におけるホットフォルダ管理テーブルの一例を示す図である。表示1501は、出力情報設定手段1101において設定されたホットフォルダ名を保持している。表示1502は、出力情報設定手段1101においてホットフォルダに関連付けられた出力先のプリンタ名を保持している。表示1503は、ホットフォルダの状態を保持している。図15において、「正常」状態は、異常のないホットフォルダの状態を示す。また、「印刷不可」状態は、ホットフォルダに設定されているジョブチケットの全ての設定項目について、ホットフォルダに設定されているネットワークプリンタにおいて処理できない場合のホットフォルダの状態を示す。また、「アクセス拒否」状態は、オペレーティングシステムにログインしているユーザがホットフォルダに設定されているフォルダへのアクセス権が不足している場合のホットフォルダの状態を示す。また、「プリンタ不明」状態は、プリンタ構成変更検知手段1103において設定されたプリンタについて、構成情報等の情報を取得できなかった場合のホットフォルダの状態を示す。また、「ジョブチケット不明」状態は、出力判断手段1104において設定されたジョブチケットについて、ファイルが見つからないか又は破損している、若しくは、ジョブチケットの内容に不備がある場合のホットフォルダの状態を示す。また、「印刷中」状態は、ホットフォルダに投入された電子データ1003とジョブチケットとをホットフォルダに設定されたネットワークプリンタに印刷ジョブとして転送している状態を示している。又は、ネットワークプリンタにおいて印刷ジョブを処理している場合のホットフォルダの状態を示している。また、「フォルダ不明」状態は、ホットフォルダに設定されたオペレーティングシステムのファイルシステム上のフォルダが削除された等により見つからない場合のホットフォルダの状態を示す。表示1504は、出力情報設定手段1101においてホットフォルダに指定されたオペレーティングシステムのファイルシステム上のフォルダパスを保持している。表示1505は、出力判断手段1104においてホットフォルダに関連付けられたジョブチケットの名前を保持している。ここで、ホットフォルダの管理テーブルはクライアントのメモリ上において保持されても良いし、ファイルに保存されても良いし、また、データベース等を用いて保持されても良いし、その他の方法により保持されても良い。
図11に示す印刷中止制御手段1109は、ホットフォルダに電子データ1003の格納が検知された印刷実行時において、印刷実行又は中止を制御する。印刷中止判断部1110は、印刷を実行するか又は中止するかを判断する。コアプロパティ取得部1111は、電子データ1005内のコアプロパティ1006を取得する。ファイル探索部1112は、印刷中止情報521の印刷中止フォルダパス情報(領域902)に指定される印刷中止フォルダのファイル群を取得する。コアプロパティ比較部1113は、取得したファイル群のコアプロパティとコアプロパティ1006とを比較する。UI表示部1114は、コアプロパティ比較部1113における比較結果に応じて、画面801又は803を表示する。ファイルパス格納部1115は、コアプロパティ比較部1113において一致したファイルパス情報を格納する。
図16は、本実施形態における印刷制限処理の手順を示すフローチャートである。まず、ステップS1601において、印刷制御プログラム1001の監視手段1102は、ホットフォルダに電子データ1003が格納されたことを検知する。
ステップS1602において、印刷中止制御手段1109は、印刷中止情報521を取得する。
ステップS1603において、印刷中止制御手段1109は、印刷制限機能実行可否(領域901)を取得し、印刷制限機能を行うか否かを判定する。ここで、印刷制限機能を実行しないと判定された場合には、ステップS1615に進む。ステップS1615において、出力手段1106は、プリンタに電子データ1005と、ホットフォルダの出力属性に従った印刷ジョブを送信する。一方、印刷制限機能を実行すると判定された場合には、ステップS1604に進む。
ステップS1604において、コアプロパティ取得部1111は、電子データ1005からコアプロパティ1006を取得する。
ステップS1605において、ファイル探索部1112は、ステップS1602において取得された印刷中止情報521から、印刷中止フォルダパス情報(領域902)に指定される印刷中止フォルダ内のファイル群のコアプロパティを取得する。ここで、本処理において該当フォルダに到達不可だった場合等において、直ちに印刷処理を中止するようにしても良い。
ステップS1606において、コアプロパティ比較部1113は、ステップS1605において取得されたファイルのコアプロパティとステップS1604において取得されたコアプロパティ1006とを比較する。比較に用いられるコアプロパティはコアプロパティ比較対象情報(領域903)から取得される。ここで、比較した結果、全一致の場合には、ステップS1607に進む。一方、全一致でない場合には、ステップS1608に進む。
ステップS1607において、UI表示部1114は、図8に示す画面801のようなユーザインタフェースを表示する。ここで、ユーザが、ボタン802を押下することで処理が続行される。
ステップS1614において、印刷制御プログラム1001は、印刷処理を中止し、本処理を終了する。
ステップS1608において、印刷中止条件情報(領域904)を取得し、一致するコアプロパティが指定数存在するか否かを判定する。ここで、指定数以上存在する場合には、ステップS1609に進み、ファイルパス格納部1115は、該当ファイルパスを格納する。また、指定数以上存在した場合の処理として、ステップ1614に進み、直ちに印刷を中止しても良い。一方、指定数以上存在しない場合には、ステップS1610に進む。
ステップS1610において、印刷中止制御手段1109は、印刷中止フォルダ内の全ファイルのコアプロパティとコアプロパティ1006との比較が終了したか否かを判定する。ここで、終了したと判定された場合には、ステップS1611に進む。一方、終了していないと判定された場合には、ステップS1605に戻る。
ステップS1611において、ファイルパス格納部1115に保存されているファイルパスが存在するか否かを判定する。ここで、存在すると判定された場合には、ステップS1612に進む。一方、存在しないと判定された場合には、ステップS1615に進む。 ステップS1612において、UI表示部1114は、図8に示す画面803のようなユーザインタフェースを表示する。
ステップS1613において、印刷中止判断部1110は、ボタン804が押下された場合には、印刷続行と判断しステップS1615に進む。一方、ボタン805が押下された場合には、ステップS1614に進む。
ステップS1615において、出力手段1106は、プリンタに電子データ1005と、ホットフォルダの出力属性に従った印刷ジョブとを送信する。
以上のように、本実施形態においては、印刷実行時において、印刷中止フォルダに印刷用データのオリジナルファイルが存在しているか否かを探索することができる。即ち、探索の対象が、印刷用データではなく、オリジナルファイルである。従って、例えば、オリジナルファイル中のテキスト部分がイメージ化され印刷用データとされた場合であっても、オリジナルファイルに基づいて探索を行うので、印刷を中止したい文書の探索の精度を向上することができる。
また、本実施形態において、特定のフォルダが印刷中止とされているのではなく、モノクロ印刷やNup印刷等の特定の印刷機能を行うようにされても良い。また、本実施形態においては、プリンタドライバがオリジナルファイルのコアプロパティを参照することができるので、印刷実行時に、例えば、最終印刷日時を更新し、オリジナルファイルに反映するようにしても良い。
本発明には、印刷制御プログラムとしてのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた場合についても、本発明は適用される。その場合には、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。 図1に示すホストコンピュータの構成の一例を示す図である。 本実施形態における運用構成を示す図である。 プリントサーバ内のプリンタドライバに印刷中止情報を設定するための画面の一例を示す図である。 本実施形態における印刷設定及び印刷実行時におけるシステムの構成を示す図である。 本実施形態における印刷制限処理の手順を示すフローチャートである。 図6に示すフローチャートの詳細を示す図である。 UI表示部により表示される画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるプリンタドライバのUIコンポーネントが取得する印刷制限機能に関する情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。 印刷制御プログラムのモジュール構成の一例を示す図である。 オペレーティングシステム上のフォルダをホットフォルダとして設定する画面の一例を示す図である。 出力属性を変更する画面の一例を示す図である。 印刷中止情報変更を変更する画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるホットフォルダ管理テーブルの一例を示す図である。 本実施形態における印刷制限処理の手順を示すフローチャートである。 XPSの論理構造を示す図である。 コアプロパティの一例を示す図である。
符号の説明
1、12 CPU
2、19 RAM
3、13 ROM
4、15 システムバス
5 キーボードコントローラ
6 CRTコントローラ
7 ディスクコントローラ
8 プリンタコントローラ
9 キーボード
10 CRTディスプレイ
11、14 外部メモリ
16 印刷部インタフェース
17 印刷部
18 入力部
20 メモリコントローラ
21 双方向性インタフェース
22 操作部
201 アプリケーション
202 グラフィックエンジン
203 プリンタドライバ
204 システムスプーラ
205 UIコンポーネント
206 グラフィックコンポーネント
310 印刷中止制御部
401、801、803、1401 画面
402、403、404、405、406、1201、1202、1203、1204、1301、1302、1303、1304、1305、1402、1403、1404、1405、1406、1501、1502、1503、1504、1505 表示
407、408、409、410、802、804、805、1205、1206、1207、1208、1209、1306、1307、1407、1408 ボタン
501、1003、1005 電子データ
502、505、1004、1006 コアプロパティ
503 印刷設定
504 印刷データ
506 プリントチケット
508 レンダリング部
509 レイアウト部
511、1110 印刷中止判断部
512 UI通信部
513、1111 コアプロパティ取得部
514、1112 ファイル探索部
515、1113 コアプロパティ比較部
516、1114 UI表示部
517、1115 ファイルパス格納部
518 印刷設定部
519 UI表示部
520 印刷中止情報取得部
521 印刷中止情報
901、902、903、904 領域
1001 印刷制御プログラム
1002 オペレーティングシステム
1101 出力情報設定手段
1102 監視手段
1103 プリンタ構成変更検知手段
1104 出力判断手段
1105 表示手段
1106 出力手段
1107 フォルダ表示変更手段
1108 ホットフォルダ管理手段
1109 印刷中止制御手段
1500 プリンタ
3000 ホストコンピュータ

Claims (7)

  1. 属性を有する電子データから生成された印刷に用いられる印刷データを用いて印刷制御を行う印刷制御装置であって、
    印刷機能を制限する制限情報を格納する格納手段と、
    前記制限情報において指定されているデータ格納場所を参照し、前記データ格納場所に格納されている電子データの属性と前記印刷データの属性とを比較し、前記制限情報において指定されている条件を満たしているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、条件を満たしていると判定された場合に、前記印刷データの印刷を制限し、条件を満たしていないと判定された場合に、前記印刷データの印刷を制限しないように印刷制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記制限情報において指定されている条件が、前記データ格納場所に格納されている電子データと前記印刷データとを比較した結果、一致する属性が指定数存在するか否かであることを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 前記印刷データの印刷の制限が、前記印刷データを印刷しないことである請求項1又は2記載の印刷制御装置。
  4. プリンタドライバが、前記判定手段により判定して、前記制御手段により印刷制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の印刷制御装置。
  5. 前記制御手段が、前記制限情報において指定されているデータ格納場所に到達できない場合に、前記印刷データの印刷を制限することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の印刷制御装置。
  6. 属性を有する電子データから生成された印刷に用いられる印刷データを用いて印刷制御を行う印刷制御方法であって、
    格納手段が、印刷機能を制限する制限情報を格納する格納工程と、
    判定手段が、前記制限情報において指定されているデータ格納場所を参照し、前記データ格納場所に格納されている電子データの属性と前記印刷データの属性とを比較し、前記制限情報において指定されている条件を満たしているか否かを判定する判定工程と、
    制御手段が、前記判定工程による判定の結果、条件を満たしていると判定された場合に、前記印刷データの印刷を制限し、条件を満たしていないと判定された場合に、前記印刷データの印刷を制限しないように印刷制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする印刷制御方法。
  7. 属性を有する電子データから生成された印刷に用いられる印刷データを用いて印刷制御を行う印刷制御プログラムであって、
    印刷機能を制限する制限情報を格納する格納手段と、
    前記制限情報において指定されているデータ格納場所を参照し、前記データ格納場所に格納されている電子データの属性と前記印刷データの属性とを比較し、前記制限情報において指定されている条件を満たしているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、条件を満たしていると判定された場合に、前記印刷データの印刷を制限し、条件を満たしていないと判定された場合に、前記印刷データの印刷を制限しないように印刷制御する制御手段と、
    してコンピュータを機能させることを特徴とする印刷制御プログラム。
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