JP2021114309A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021114309A JP2021114309A JP2021063470A JP2021063470A JP2021114309A JP 2021114309 A JP2021114309 A JP 2021114309A JP 2021063470 A JP2021063470 A JP 2021063470A JP 2021063470 A JP2021063470 A JP 2021063470A JP 2021114309 A JP2021114309 A JP 2021114309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- setting
- import
- settings
- target
- export
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Stored Programmes (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
Description
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、情報処理システム(データ移行システム)の全体図である。LAN100上には、クライアントPC101、クライアントPC110、ファイルサーバー102、MFP103が互いに通信可能に接続されている。なお、LANはLocal Area Networkの、PCはPersonal Computerの、MFPはMultifunction Peripheralの略称である。
MFP103は、画像処理装置の一例であり、プリンタ機能、FAX機能、コピー機能、スキャナ機能、ファイル送信機能等を備え、クライアントPC101及び104からの指示により印刷やファクス送信を実行する。尚、ファイルサーバー102及びMFP103は本実施形態における文書管理アプリケーション300の機能の説明のために構成に加えているが、システム構成上で必須となる構成ではない。
CPU201は、プログラムを実行することで各種処理を実現するものである。RAM203、ROM204、HDD(ハードディスクドライブ)やFDD(フロッピー(登録商標)ディスクドライブ)などの外部メモリ206は、各種プログラムや実行情報を保管する記憶デバイスである。本実施形態で説明される処理は、ROM204、または外部メモリ206に保存されたプログラムをRAM203にロードし、CPU201で実行することによって実現される。
ディスプレイ202は、ユーザーに視覚的な出力情報フィードバックを与える表示部である。入力デバイス205は、キーボードやポインティングデバイスなどのユーザー操作入力を受信する入力部である。インターフェースデバイスI/O207は、外部機器との通信を行う。クライアントPCは、インターフェースデバイスI/O207を介してファイルサーバー102やMFP103と通信を行う。
入力管理部301は、画面表示管理部302により表示される文書管理アプリケーション300のGUI(Graphical User Interface)を介して、ユーザーによる入力デバイス205の操作を検知し、ユーザーの操作情報を取得する。また入力管理部301は、画面表示管理部302により表示されるGUI上の操作以外にもOSによって処理されるマウスやキーボードの操作イベントを監視してユーザーによる入力操作を検知する。
画面表示管理部302は、文書管理アプリケーション300のGUIの表示や、GUIに対するユーザー操作を受け付けるなどの画面表示制御に関する処理を実行する。
アプリケーション情報管理部303は、文書管理アプリケーション300の起動中にアプリケーションの設定や状態を管理する。アプリケーション情報管理部303はさらに、アプリケーションの設定や状態を外部メモリ206の設定ファイルへ読み書きする処理を実施する。具体的な設定ファイルの例は後述する。
設定移行部305は、アプリケーションの設定を移行するためのエクスポート処理及びインポート処理を実行する。
管理部306は、文書管理アプリケーション300を制御し、前述の各部に対する指示や管理を行う。
メイン画面400は、主なUIコンポーネントとして、例えば、リボン410、クイックアクセスツールバー420、アドレスバー430、ライブラリーペイン440、ファイルリストペイン450、プレビューペイン460、アウトプットバー470を備える。
リボン410は、用途ごとに分類される複数のタブから構成され、タブにはその用途に適する機能のボタンを配置できる。これにより、すばやくユーザーの望む機能へアクセスできる。1つのタブは複数のグループで構成でき、1つのグループには複数のボタンを配置できる。タブやグループはアプリケーションの既定として予め用意されているものが存在し、それに加えてさらにユーザーの好みの構成で作成したタブやグループを追加できる。例えば、図4では、メイン画面400のリボン410が既定のタブであるファイル、ホーム、ファクス、印刷、及び、ユーザーの追加したタブであるマイタブ411で構成される例を示している。また、図4では、ホームタブが選択され、ホームタブが既定のグループであるクリップボード、開く、PDFの操作、及び、ユーザーの追加したグループであるマイグループ412で構成されている状態を示している。マイグループ412には、後述のアウトプットバー470のファイル転送ボタン473、ファクスボタン474、印刷ボタン475が配置されている。これは、アウトプットバー470の設定情報を引用することで実現している。
アドレスバー430は、ファイルリストペイン450で現在表示している文書の格納場所のURL(Uniform Resource Locator)情報を表示、またはURLの文字列を入力することで指定の格納場所を表示できる。
プレビューペイン460はファイルリストペイン450で選択された文書のプレビューを表示する。
メールボタン472は選択文書をメール送信するためのボタンであり、ボタン実行により選択文書が添付ファイルとされた状態でOSの既定メールアプリケーションのメール送信画面を表示する。
ファイル転送ボタン473は選択文書を特定のフォルダへ転送するためのボタンであり、ボタン実行により選択文書をその転送先へ移動やコピーできる。転送先は本ボタンの設定により指定でき、転送先としてライブラリー下のフォルダを指定できる。またその他に実行時の処理内容(移動orコピー、実行時のファイル名指定等)を設定できる。
ファクスボタン474は選択文書をファクス送信するためのボタンであり、ボタン実行によりMFP103に選択文書のファクス送信を指示する。本ボタンの設定としてOSのファクス(キュー)を割り当てることができ、実行時はそのファクスに対して指示することでファクス送信を実行する。
印刷ボタン475は選択文書を印刷するためのボタンであり、ファクスボタン474と同様に、ボタン実行によりMFP103に選択文書の印刷を指示する。本ボタンの設定として、OSのプリンタ(キュー)を割り当てることができ、実行時はそのプリンタに対して指示することで印刷を実行する。また印刷設定情報を持つ印刷テンプレート476を設定でき、印刷テンプレート476が設定されている場合にはその印刷テンプレート476の印刷設定を反映して印刷を実行する。
マイグループ508はユーザーによって追加されたマイグループ412に該当する情報であり、定義にはid情報として設定時に動的に生成されるGUID(Globally Unique identifier)が割り当てられる。ファクスボタン509は、マイグループ412上に配置されるファクスボタンの情報を示し、アウトプットバーへのファクスボタン追加時に生成されたGUIDがid情報として割り当てられる。このidは、後述するアウトプットバーの設定中の定義と同一のidであり、このid情報をキーにアウトプットバー中の“ファクス”ボタンを識別できる。またマイタブ510は、ユーザーによって追加された図4におけるマイタブ411の定義を示す。
設定移行画面600は文書管理アプリケーション300の設定移行画面であり、本画面は前述のメイン画面400とは別に単独で起動でき、文書管理アプリケーション300の設定情報をエクスポートまたはインポートするための画面である。エクスポートを実行すると設定ファイルとアプリケーションバージョン情報やユーザー名、エクスポート種別(全設定/一部)等の情報を含むエクスポート情報と同梱するエクスポートファイルを生成し出力する。一方、インポート時はエクスポートファイルを展開し、同梱されている設定ファイルをアプリケーションの設定ファイルの格納場所に配置する。このようにして設定情報を移行する。
図8(A)のインポートボタン601及びエクスポートボタン602は、インポートとエクスポートのどちらを実行するか指定するためのラジオボタンである。インポートボタン601を選択して実行するとインポートを行い、エクスポートボタン602を選択して実行するとエクスポートする。チェックボックス603は、エクスポートの対象とする設定項目を選択するか否かを指定するチェックボックスであり、エクスポートボタン602選択時に表示される。チェックボックス603をOFFにして実行する場合、全設定情報を対象としてエクスポートを実行する。一方、チェックボックス603にチェックを入れて実行する場合、図8(B)に示されるエクスポート対象の選択リスト607へ遷移する。実行ボタン604は選択を実行するためのボタンであり、チェックボックス603がONの場合はボタンの表示を“次へ”とし、実行により項目指定の選択リスト607へ遷移する。キャンセルボタン605はインポートまたはエクスポートの操作を中止するためのボタンであり、キャンセルボタン605が押下されると設定移行画面600を閉じる。図8(A)の設定移行画面600では、エクスポートボタン602が選択され、またエクスポート対象のチェックボックス603がONの状態である。このように指定して実行ボタン604を押すことで図8(B)の設定移行画面606へ移る。
図8(C)の設定移行画面609では、エクスポートファイルの保存先を指定するための保存先の指定画面を表示する。指定画面でファイルの格納場所、ファイル名を指定し、OKボタン610を実行することで、指定の保存先に指定のファイル名でエクスポートファイルを出力する。
図9(C)の設定移行画面613は、全部ではなく一部の設定情報をエクスポート対象として選択した場合であって、エクスポート対象として選択されている設定と関連する設定が存在する場合に表示される画面である。エクスポート対象を選択して一部の設定情報をエクスポートする場合、エクスポート対象として選択されている設定と関連する設定が存在するか確認する。関連する設定が存在する場合には、関連する設定がエクスポート対象に含まれているか確認し、含まれていない場合に、関連する設定が存在する旨を通知してその設定も含めてエクスポートするか否かをユーザーに問う。例えば、エクスポート対象としてアウトプットバーのボタンを含むリボンの設定が指定された場合、このリボンの設定に関連する設定であるアウトプットバーの設定も含めてエクスポートするか否かユーザーに確認する画面を表示する。設定移行画面613ではいボタン614を実行することで、関連する設定であるアウトプットバーの設定を合わせてエクスポートできる。いいえボタン615を実行する場合は、そのまま関連する設定を含めずにエクスポートする。関連した設定も併せてエクスポートすることで、移行先でリボンのボタンが使用不可となることを抑止できる。
図10(A)の設定移行画面616は、インポートボタン601のインポート選択時に表示される画面である。ボックス617はインポートする設定情報(エクスポートファイル)を指定するためのテキストボックスであり、インポートボタン601のインポート選択時に表示される。エクスポートファイルは、ボックス617に直接入力することで指定することも可能であるが、参照ボタン618でファイル参照画面を表示し、ファイル選択によりエクスポートファイルを指定することもできる。参照ボタン618は、エクスポートファイルを指定するためのボタンであり、押下によりファイルを指定するためのファイル参照画面を表示する。実行ボタン604が押下されると、ボックス617において指定されたエクスポートファイルをインポートする。図10(A)の設定移行画面619では、インポートボタン601が選択され、ボックス617にインポートするエクスポートファイルが指定されている。このように指定して実行ボタン604を実行することでインポートを実行する。
図10(B)の設定移行画面619は、インポート処理中を示す画面である。インポートが完了すると、図10(C)に示される設定移行画面620のインポート完了を示すメッセージを表示してインポート処理を終了する。
また、エクスポートされた一部の設定をインポートするときに、一部の機能のみを置き換えることで、既にインポート先で使用している設定が正常に動作しなくなる場合がある。具体的には、インポートによって上書きされる設定と関連している他の設定が存在する場合は、上書きによってその機能が正常に動作しなくなる可能性がある。そのため、上書きによって正常に動作しなくなる可能性があることをユーザーに通知して、どのようにインポート処理するかをユーザーに問う。
S701で管理部306は、エクスポート対象となる設定の選択を受け付ける。具体的には、入力管理部301が、設定移行画面600の実行ボタン604の実行操作を受け付けると、管理部306に該実行指示を通知する。通知を受けた受付手段である管理部306は、画面表示管理部302を介して設定移行画面600でユーザーによって指定されている設定値を取得し、設定移行部305に処理の実行を指示する。設定値は、エクスポートの対象の範囲(一部または全て)、一部エクスポートする場合に対象とする設定項目を指し、設定移行画面600のチェックボックス603及び選択リスト607を参照し取得される。
S702で設定移行部305は、S701で取得した設定値を参照し、チェックボックス603においてエクスポートの対象が一部に指定されているか全てに指定されているかを判断する。エクスポート対象が全てに指定されている場合は、S703に進み、全設定をエクスポート対象をとする。エクスポート対象が一部に指定されている場合は、S704へ進む。
次に、各エクスポート対象の設定に関連する設定の有無を確認する。S705で設定移行部305は、エクスポート対象リストの1つを確認対象とし、S706でその設定に関連する設定を取得する。具体的には、図14に示される関連設定テーブルを参照し、関連設定テーブルの情報からエクスポート対象の設定に関連付く設定を判断して取得する。また、アプリケーション情報管理部303を介して、文書管理アプリケーション300の現在の動作環境における該関連設定の定義を参照し、エクスポート対象と関連設定テーブルから関連付く設定と判断された設定との間に依存関係が存在するか確認する。ここで依存関係のある場合にその設定を関連設定とする。
設定情報の関連を示す関連設定テーブル900には、対象設定ファイル901と関連設定ファイル905とで分類されており、対象設定ファイル901とそれと対になっている関連設定ファイル905とが関連する設定ファイルとして定義されている。設定ファイル名902は対象設定ファイルの設定ファイル名を、設定ファイル名906は関連設定ファイルの設定ファイル名を示す。また対象属性903及び対象属性907は設定ファイル中で対象とする属性の定義を示している。この対象属性は設定ファイル中に該当する定義(さらに条件がある場合は該条件に合致する定義)が存在する場合に、関連する設定の存在があることを示す。また、関連設定が存在する場合に関連設定との参照関係が合致する条件は、キー904及びキー908が比較909の条件に合致するか否かで識別できるものとする。参照関係については、インポートのフローチャート中、S814において説明する。
S707で設定移行部305は、S706で取得した関連設定情報を参照し、関連設定が存在する場合はS708へ進み、存在しない場合はS715へ進む。
S709で設定移行部305は、エクスポート対象リストを参照し、処理対象とした関連設定がリストに含まれるか否かを判断する。ここで既にリストに含まれる場合は、S714へ進む。リストに含まれない場合は、S710へ進む。
S711で入力管理部301は、関連設定をエクスポート対象に含めるか判断する。具体的には、入力管理部301は該メッセージに対するユーザー操作を受け付け、画面表示管理部302を介してメッセージの選択結果を参照し判断する。はいボタン614が実行されたと判断する場合はS712へ進む。S711でいいえボタン615が実行されたと判断する場合は、関連設定をエクスポートの対象に含めないでS714へ進む。キャンセルが実行された場合はエクスポート処理を中止し、本処理フローを終了する。
S712において設定移行部305は、関連設定をエクスポートの対象に追加する。
上記の処理により、一部の設定をエクスポートする場合に、そのエクスポート対象と関連する設定を確認し、関連する設定が有る場合にその設定もエクスポート対象とすることで依存関係のある設定も合わせてエクスポートできる。
S801で管理部306は、インポート対象の設定を受け付ける。具体的には、入力管理部301が、設定移行画面600にて実行ボタン604の実行操作を受け付けると、管理部306にその実行指示を通知する。通知を受けた受付手段である管理部306は、画面表示管理部302を介して設定移行画面600上の指定値を取得し、設定移行部305に処理の実行を指示する。ここでの指定値は、インポートに使用するエクスポートファイルのパスを指す。
S803で設定移行部305は、S802の確認結果を参照し、既に設定ファイルが存在するか否か判断する。既に設定ファイルが存在する場合には、S804へ進む。設定ファイルが存在しない場合には、S807へ進む。
S805で入力管理部301は、S804で表示したメッセージに対するユーザー操作を受け付けると、画面表示管理部302を介してメッセージの選択結果を参照する。上書きしてインポートを実行する選択を示す「はいボタン」が実行されたと判断する場合には、処理を続行するためS806へ進む。インポートの実行を中止する選択を示す「いいえボタン」が実行されたと判断する場合はインポート処理を中止し、本処理フローを終了する。
S806で設定移行部305は、インポート先の上書きされる設定ファイルのバックアップファイルを作成する。具体的には、現在の動作環境における設定ファイルをバックアップ用の保存先にコピーする。このバックアップファイルは、誤操作による設定ファイルの上書き時等に手動で復元できるように退避しておくファイルである。
S808で設定移行部305は、該エクスポートファイルに含まれる設定ファイルをインポートの対象とし、インポート対象のリストに追加する。インポート対象として持つ情報はインポートファイル名及びインポート方法情報(置き換え(既定)/マージ)を指し、これらの情報をリストで持つ。インポート対象のリストが作成された時点では、インポートの方法は既定の「置き換え」が選択されている。
また、S809で該エクスポートファイルに含まれるエクスポート情報のエクスポート種別を参照し、インポートの対象が「一部」であるか「全て」であるか判断する。対象が「全て」の場合はS824へ進み、インポート処理を実行する。対象が「一部」の場合は、S810に進む。
S811で設定移行部305は、インポートによって上書きされる設定と関連する設定を取得する。インポートによって上書きされる設定は、インポート対象の設定と同一のインポート先の設定である。例えば、インポート対象の1つであるライブラリー設定を確認対象とする場合、そのインポートによって上書きされる設定はインポート先のライブラリー設定である。具体的には、設定移行部305はインポート先の文書管理アプリケーションの設定移行部に保持される、図14に示される関連設定テーブル900を参照し、上書きされる設定を参照する設定を関連設定として判断し取得する。例えば、インポート対象をライブラリー設定とする場合に、ライブラリー設定を参照する監視フォルダの設定、ホットフォルダの設定、アウトプットバーの設定を関連設定として取得する。
S812で設定移行部305は、S811の結果、関連設定が存在するか否か判断する。関連設定が存在すると判断した場合にS813へ進み、存在しないと判断した場合はS822へ進む。
S814で設定移行部305は、インポート対象の設定と、インポートによって上書きされる可能性のある既存の設定に関連している設定との間で、参照関係の条件を満たしているか判断する。この参照関係の条件とは、ある既存の設定(上書きされる設定)をインポートした設定に置き換えた場合に、該既存の設定に関連していた設定の機能が使用できなくなる可能性があるか否かを判断するためのものである。ある既存の設定をインポートした設定に置き換えた場合でも、該既存の設定に関連していた設定の機能が使用できる場合は参照関係の条件を満たすと判断する。この条件の判断では、参照関係のある定義情報(XML属性)が存在するかを確認し、存在する場合はその設定値の参照関係が成立しているかを確認する。
S816で入力管理部301は、S815で表示したメッセージに対するユーザー操作を受け付けると、画面表示管理部302を介してメッセージの選択結果を参照する。移行設定画面622において、既存の設定にインポート設定を追加するマージボタン623が実行されたと判断する場合にS817へ進み、それ以外の場合はS818に進む。
S817で設定移行部305は、現在の処理対象としているインポート対象のインポート方法をマージとし、S822へ進む。具体的には、先述のインポート対象リストで持つインポート対象の情報として、そのインポート方法情報をマージ(追加)とする。
S819で設定移行部305は、関連設定を破棄対象として追加し、S822へ進む。ここでは本処理で追加する破棄対象をリストで保持し、該リストを対象として後述のS823の処理で該当する設定を破棄する。
S821において入力管理部301は、不要となるS806で作成したバックアップファイルを破棄してインポート処理を中止し、本処理フローを中止する。
S823で設定移行部305は、破棄対象の関連設定がある場合はその設定を破棄する。この破棄対象とはS818にて破棄対象とした関連設定を指し、インポート先に存在する破棄対象に該当する既存の設定ファイルを削除する。なお、破棄情報として該当する設定値を保持し、設定ファイル中の該当する設定値のみを削除してもよい。破棄対象の削除が完了したら、S824に進む。
第1実施形態では、エクスポート時にエクスポートの対象とする設定項目を選択する例を示したが、インポート時に選択する構成であってもよい。本実施形態はそのような構成を考慮したもので、図15〜図17を用いてインポート時に対象とする設定項目を選択する例を説明する。なお、特に明示していない構成及び処理は、すべて第1実施形態と同じものとする。
S1102で設定移行部305は、該エクスポートファイルに含まれる設定ファイルをインポートの対象とし、インポート対象のリストに追加する。リストは、インポートファイル名及びインポート方法情報(置き換え(既定)/マージ)をインポート対象の情報として持つ。インポート対象のリストが作成された時点では、インポートの方法は既定の「置き換え」が選択されている。
S1104で設定移行部305は、画面表示管理部302へ指示しインポート対象の選択画面の表示を指示する。指示を受けた画面表示管理部302は、S1102で作成したインポート対象のリストに基づき、ユーザーにインポート対象となる設定情報を選択させるためのインポート対象の選択リスト1003を備える設定移行画面1002を表示する。この一例が、図15(B)に示される図である。
S1106で管理部306は、インポート対象の選択を受け付け、画面表示管理部302を介して設定移行画面1002上の指定値を取得し、設定移行部305にインポート対象のリストの更新を指示する。ここで指定される値は、インポート対象を一部もしくは全てとするインポート対象の範囲とインポート対象の選択リスト1003にて選択されている設定項目である。
S1107でインポート処理の実行を受け付けた設定移行部305は、インポート対象リストの1つを確認対象として設定する。
S1108で設定移行部305は、S1107で確認対象として設定された設定に関連する設定を取得する。具体的には、図14に示される関連設定テーブル900を参照し、関連設定テーブル900の情報からインポート対象の設定に関連する設定を判断して取得する。また、アプリケーション情報管理部303を介してエクスポートファイルに含まれる関連設定の定義を参照し、インポート対象との間に依存関係が存在するか確認する。ここで依存関係のある場合にその設定を関連設定とする。例えば、リボン設定をインポート対象とする場合、リボン設定と関連する設定であるアウトプットバーの設定を対象とし、リボンの設定中にアウトプットバーのボタンの定義を含むか、含む場合その定義がアウトプットバー中に存在するかを確認する。そして、存在する場合に関連設定とみなす。
S1109で設定移行部305は、S1108で取得した関連設定情報を参照し、関連設定が存在する場合はS1110へ進み、存在しない場合はS1117へ進む。
S1111で設定移行部305は、S1110で処理対象とした関連設定が既にインポート対象リストに含まれるか否かを判断する。リストに含まれる場合は、S1115へ進み、リストに含まれない場合はS1112へ進む。
S1113で入力管理部301は、設定移行画面1004のメッセージに対するユーザー操作を受け付けると、画面表示管理部302を介してメッセージの選択結果を参照し、はいボタン1005が実行されたと判断する場合にS1114へ進む。S1113で、いいえボタン1006が実行されたと判断する場合は関連設定をインポートの対象に含めないでS1115へ進む。キャンセルボタン1007が実行された場合はエクスポート処理を中止し、本処理フローを終了する。
S1114で設定移行部305は、関連設定をインポートの対象に追加する。
S1116で設定移行部305は、すべてのエクスポート対象に対して確認済みか否かを判断し、未確認のエクスポート対象が存在する場合は、S1107へ進み、次のエクスポート対象に対して同様に関連設定の有無を確認する。すべて確認済みの場合は、S802に進む。
第3実施形態では、インポート対象の設定の選択時に表示される設定移行画面の遷移が、第2実施形態と異なる。以下、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図18は文書管理アプリケーション300のUI画面の一例であり、インポート実行時の設定移行画面の画面遷移を示す図である。
図18(A)は、一部の設定のみをインポートする選択がなされた場合に表示される画面の一例である。設定移行画面1200は、設定移行画面600にてインポート対象のチェックボックス1001がONの状態で実行ボタン604が実行された場合に表示する選択リスト1201を備えている。選択リスト1201では、インポート対象の設定が未選択の状態を示している。ここで選択されたアウトプットバーの設定に関してその関連する設定の有無を確認し、関連設定が存在する場合は、関連する設定が存在する旨を通知してその設定も含めてインポートするか否かをユーザーに問う。関連する設定が存在する旨を通知する画面として、例えば、図15(C)の設定移行画面1004が表示される。
例えば、設定移行画面1200でアウトプットバーの設定にチェックを入れると、関連する設定である印刷テンプレートの設定も含めてインポートするか否かをユーザーに問う画面が表示される。ここで印刷テンプレートの設定も含めてインポートする選択を行うと、図18(B)に示される設定移行画面1202が表示される。設定移行画面1202の選択リスト1203では、アウトプットバーの設定に加え印刷テンプレートの設定のチェックボックスもONの状態になっている。
S1301で画面表示管理部302は、設定移行画面1200を表示し、ユーザー操作を待機する。設定移行画面1200には、インポート対象の選択リスト1201が表示されている。
S1302で入力管理部301は、設定移行画面600にてインポート対象の選択リスト1201へ実行操作を受け付けると、管理部306にその実行指示を通知する。通知を受けた管理部306は、インポート対象の選択リスト1201にて項目のチェックボックスがONに指定されたかどうか判断する。ONに指定された場合はS1303へ進み、選択された設定項目に関連する設定を確認する。それ以外はS1301でユーザー操作を待機する。
S1304で設定移行部305は、インポート対象の選択リスト1003にて選択された設定項目を確認対象とし、その設定に関連する設定を取得する。具体的には、図14に示される関連設定テーブルを参照し、その設定に関連付く設定を取得する。また、アプリケーション情報管理部303を介してエクスポートファイルに含まれる関連設定の定義を参照し、インポート対象との間に依存関係が存在するか確認する。ここで依存関係のある場合にその設定を関連設定とする。例えば、リボン設定をインポート対象とする場合、リボン設定と関連する設定であるアウトプットバーの設定を対象に、リボンの設定中にアウトプットバーのボタンの定義を含むか、含む場合その定義がアウトプットバー中に存在するかを確認する。そして、存在する場合に関連設定とみなす。
S1306で設定移行部305は、S1304で取得した関連設定情報を参照し、関連設定情報の内1つを処理対象とする。
S1307で設定移行部305は、S1306で処理対象とした関連設定が既にインポートの対象に含まれるか否かを判断する。インポートの対象に含まれる場合は、S1308以降の処理は実行せずにS1311へ進む。インポートの対象に含まれない場合は、S1308へ進む。
S1309で入力管理部301は、該メッセージに対するユーザー操作を受け付けると画面表示管理部302を介してメッセージの選択結果を参照する。はいボタン1005が実行されたと判断する場合にS1310へ進み、関連設定をインポートの対象に追加する。いいえボタン1006が実行されたと判断する場合は、関連設定をエクスポートの対象に含めないでS1311へ進む。
S1311で設定移行部305は、S1304で取得した関連設定情報に含む関連設定のすべてに対して確認が済んだか判断する。未確認の関連設定が存在する場合は、S1306へ進み次の関連設定に対して同様に確認処理を実行する。すべて確認済みの場合はS1312へ進む。
第1実施形態〜第3実施形態では、文書管理アプリケーション300の設定間の関連について考慮し、関連する設定が存在する場合にその設定も合わせてエクスポートまたはインポートすることで設定間の整合性が保たれるように処理する例を示した。しかし、文書管理アプリケーション300の設定以外に関連する構成が必要となるケースがある。具体的には、印刷やファクス送信を行う画像処理装置が挙げられる。画像処理装置の一例であるOSのプリンタを使用する機能の設定で、設定の移行先のOSに該当するプリンタが登録されていない場合に文書管理アプリケーション300の該当機能が使用できない。
本実施形態は、そのような構成を考慮したもので、文書管理アプリケーション300のインポート処理において、OSのプリンタを参照する設定のインポート時に、そのプリンタの存在確認及びその対処方法に関する処理例を説明する。具体的には、ドライバは存在するが、同一構成のプリンタが存在する場合の該プリンタへの参照変更の例、同一構成のプリンタが存在しない場合のOSにプリンタを登録する例を示す。さらに、ドライバも存在しない場合のドライバインストールの処理の例を示す。
図20は、クライアントPC101及びクライアントPC110で実行される文書管理アプリケーション300のソフトウェアの構成の一例を示す図である。文書管理アプリケーション300は、クライアントPC101にインストールされ、そのプログラムはクライアントPC101のROM204または外部メモリ206に記憶されている。すなわち、CPU201がRAM203にプログラムをロードして実行することで、文書管理アプリケーション300の機能及び後述するフローチャートに係る処理が実現される。
S1501で設定移行部305は、インポート対象リストの内1つの設定を処理対象とし、該設定に関してS1502〜S1515の確認処理を実行する。
S1504で設定移行部305は、処理対象の設定のプリンタのドライバ名、アドレス情報(IPアドレス)を参照し、プリンタ管理部307を介してインポート先のOSに同一のドライバ名及びアドレス情報で構成されるプリンタが存在するか確認する。ここで同構成のプリンタがOSに登録されていると判断する場合はS1505へ進む。存在しないと判断する場合はS1508へ進む。
S1506で設定移行部305は、画面表示管理部302を介してメッセージのボタン結果を参照する。「参照変更」ボタンが実行されたと判断する場合はS1507へ進み、「プリンタ追加」ボタンもしくは「いいえ」ボタンが実行されたと判断する場合は、S1510へ進む。
S1507で設定移行部305は、設定ファイル内の現在対象としている設定情報のプリンタ名をS1504で同一構成と判断するプリンタのプリンタ名に書き換えて変更する。
S1508で設定移行部305は、プリンタ管理部307へ指示し、現在対象としている設定のプリンタAに割り当てられているドライバがインポート先のOSにインストールされているか否かを確認する。ここでインストールされていると判断する場合は、S1509へ進む。
S1509では、画面表示管理部302に指示し、インポート先に同名のプリンタを追加するか確認するか否かを問うメッセージを表示する。メッセージの選択肢としては、プリンタを追加する「プリンタ追加」ボタンと、プリンタの追加を行わない「いいえ」ボタンがあるものとする。
S1511で設定移行部305は、プリンタ管理部307へ指示し、現在対象としている設定情報内のプリンタAと同名のプリンタをインポート先のOSに登録し、S1516へ進む。
S1512で設定移行部305は、プリンタ管理部307へ指示し、プリンタAに割り当てられているドライバが文書管理アプリケーション300に同梱されているかを判断する。具体的にはドライバ名を参照し、文書管理アプリケーション300で同梱するドライバのリストに存在するか否かを判断する。なお、同梱するドライバは文書管理アプリケーション300との連携に適したドライバで文書管理アプリケーション300の機能を使用する上で推奨するドライバを想定する。文書管理アプリケーション300にプリンタAに割り当てられているドライバが同胞されていると判断された場合は、S1513に進む。一方、同胞されていないと判断された場合はS1516に進む。
S1514で設定移行部305は、画面表示管理部302を介してメッセージに対するボタン結果を参照し、ドライバ追加する「はい」ボタンの実行と判断された場合には、S1515へ進む。さらにS1511で該ドライバのプリンタを追加する。一方、ドライバを追加しない「いいえ」ボタンの実行と判断された場合は、何もせずにS1516へ進む。
S1515で設定移行部305は、プリンタ管理部307へ指示しドライバのインストールを実行する。そしてS1511に進み、OSにプリンタを追加する。
S1517で設定移行部305は、すべてのインポート対象をインポート済みであるか否か判断する。すべてのインポート対象を処理済みと判断する場合は、インポート処理を終了し、本処理フローを終了する。未処理の対象がある場合は、S1501で次の設定を対象とし、上述の確認処理を実行する。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (18)
- 情報処理装置であって、
エクスポート処理を行うアプリケーションのエクスポート対象となる設定の選択を受け付ける受付手段と、
受け付けた前記エクスポート対象の設定に関連する関連設定を取得する取得手段と、
取得した前記関連設定を前記エクスポート対象に追加する追加手段と、
前記エクスポート対象の設定のエクスポート処理を行うエクスポート手段と、を備え、
前記取得手段は、前記受付手段において受け付けた前記エクスポート対象となる設定がアプリケーションの設定の一部であった場合に、前記関連設定を取得する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、さらに、対象設定ファイルと該対象設定ファイルに関連する設定ファイルが定義されている関連設定テーブルを記憶する記憶手段を備え、
前記関連設定は、前記エクスポート対象の設定が参照する設定であり、
前記取得手段は、前記記憶手段が記憶する前記関連設定テーブルに基づき前記関連設定を取得し、
前記追加手段は、前記関連設定がエクスポート対象に含まれているか確認し、前記関連設定がエクスポート対象に含まれていない場合に前記関連設定を前記エクスポート対象に追加する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記エクスポート手段は、前記エクスポート対象の設定の設定ファイルとエクスポート情報とを含むエクスポートファイルを生成し、エクスポート処理を行う
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記エクスポート情報は、前記エクスポート対象の設定が前記アプリケーションの設定の全てであるか一部であるかの情報を含む
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置であって、
インポート処理を行うインポート対象の設定を受け付ける受付手段と、
受け付けた前記インポート対象の設定により上書きされる設定に関連する関連設定を取得する取得手段と、
取得した前記関連設定が前記インポート処理により正常に動作しなくなるか否か判断する判断手段と、
前記判断手段による判断の結果とインポート方法の選択画面を表示する表示手段と、
前記インポート方法についてのユーザーの選択を受け付け、インポート方法を指定する指定手段と、
前記インポート対象の設定のインポート処理を指定されたインポート方法で行うインポート手段と、を備え、
前記取得手段は、前記受付手段において受け付けた前記インポート対象の設定が、アプリケーションの設定の一部であった場合に前記関連設定を取得する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記受付手段は、エクスポートファイルを読み込むことで前記インポート対象の設定を受け付け、
前記取得手段は、エクスポートファイルに含まれるエクスポート対象の設定がアプリケーションの設定の全てであるか一部であるかの情報に基づいて、前記インポート対象の設定が前記アプリケーションの設定の一部であるか否か判断する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、さらに、対象設定ファイルと該対象設定ファイルに関連する設定ファイルが定義されている関連設定テーブルを記憶する記憶手段を備え、
前記関連設定は、前記上書きされる設定を参照する設定であり、
前記取得手段は、前記記憶手段が記憶する前記関連設定テーブルに基づき前記関連設定を取得し、
前記判断手段は、前記関連設定がインポート対象に含まれているか確認し、前記関連設定がインポート対象に含まれていない場合に、前記関連設定が前記インポート処理により正常に動作しなくなると判断する
ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段が、前記関連設定が前記インポート処理により正常に動作しなくなると判断した場合、
前記表示手段は、インポート方法として、上書きされる設定にインポート対象の設定を追加する方法、関連設定を破棄し上書きされる設定をインポート対象の設定に置き換える方法、関連設定は破棄せずに上書きされる設定を破棄しインポート対象の設定に置き換える方法を表示する
ことを特徴とする請求項5から7のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、さらに、前記受付手段が受け付けた前記インポート対象の設定のリストを生成する生成手段を備え、
前記リストは、前記インポート対象の設定ごとにインポート方法情報を保持しており、
前記インポート方法情報は、前記上書きされる設定に前記インポート対象の設定を追加する追加、もしくは、前記上書きされる設定を破棄しインポート対象の設定に置き換える置き換えであり、
前記生成手段により前記リストが生成されたときは、全ての前記インポート対象の設定の前記インポート方法情報が置き換えであり、
前記指定手段は、受け付けた前記インポート方法が、上書きされる設定にインポート対象の設定を追加する方法であった場合、前記リストの前記インポート方法情報を追加に指定する
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記インポート手段は、前記指定手段が受け付けた前記インポート方法が、関連設定を破棄し上書きされる設定をインポート対象の設定に置き換える方法であった場合、該関連設定を破棄してから、インポート処理を行う
ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の情報処理装置。 - 前記受付手段は、エクスポートファイルから読み込んだ設定から前記インポート処理を行う前記インポート対象として選択された設定を受け付け、
前記情報処理装置は、さらに、前記インポート対象の設定に関連する関連設定を取得し、該関連設定が前記インポート対象に含まれていない場合に、該関連設定を前記インポート対象に追加する追加手段を備える
ことを特徴とする請求項請求項5から10のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、さらに、
前記インポート対象の設定が画像処理装置を参照する設定である場合に、前記画像処理装置に前記インポート対象の設定が参照する画像処理装置が存在するか判断する判断手段と、
前記インポート対象の設定が参照する画像処理装置について前記インポート対象の設定を書き換える変更手段と、
前記情報処理装置に前記画像処理装置を登録する登録手段と、を備え、
前記判断手段が、前記情報処理装置に前記インポート対象の設定が参照する画像処理装置は存在しないが、前記インポート対象の設定が参照する画像処理装置とプリンタドライバとIPアドレスが同一の画像処理装置は存在すると判断した場合、前記変更手段は、該インポート対象の設定が参照する画像処理装置を前記ドライバとIPアドレスが同一の画像処理装置に書き換える
ことを特徴とする請求項5から11のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記判断手段が、前記情報処理装置に前記インポート対象の設定が参照する画像処理装置が存在しないと判断した場合に、前記登録手段は、プリンタドライバが前記情報処理装置に存在する場合は、前記情報処理装置に前記画像処理装置を追加し、プリンタドライバが存在しない場合は、前記情報処理装置にプリンタドライバ及び前記画像処理装置を追加する
ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。 - 第1の情報処理装置と第2の情報処理装置を有するデータ移行システムであって、
前記第1の情報処理装置は、
エクスポート処理を行うアプリケーションのエクスポート対象となる設定の選択を受け付ける第1の受付手段と、
受け付けた前記エクスポート対象の設定に関連する第1の関連設定を取得する第1の取得手段と、
取得した前記第1の関連設定を前記エクスポート対象に追加する追加手段と、
前記エクスポート対象の設定のエクスポート処理を行うエクスポート手段と、を備え、
前記第2の情報処理装置は、
インポート処理を行うインポート対象の設定を受け付ける第2の受付手段と、
受け付けた前記インポート対象の設定により上書きされる設定に関連する第2の関連設定を取得する第2の取得手段と、
取得した前記第2の関連設定が前記インポート処理により正常に動作しなくなるか否か判断する判断手段と、
前記判断手段による判断の結果とインポート方法の選択画面を表示する表示手段と、
前記インポート方法についてのユーザーの選択を受け付け、インポート方法を指定する指定手段と、
前記インポート対象の設定のインポート処理を指定されたインポート方法で行うインポート手段と、を備え、
前記第1の取得手段は、前記第1の受付手段において受け付けた前記エクスポート対象となる設定がアプリケーションの設定の一部であった場合に、前記第1の関連設定を取得し、
前記第2の取得手段は、前記第2の受付手段において受け付けた前記インポート対象の設定が、アプリケーションの設定の一部であった場合に前記第2の関連設定を取得する
ことを特徴とするデータ移行システム。 - エクスポート処理を行う第1の情報処理装置とインポート処理を行う第2の情報処理装置を有するデータ移行システムの制御方法であって、
前記エクスポート処理を行う工程は、
前記エクスポート処理を行うアプリケーションのエクスポート対象となる設定の選択を受け付ける第1の受付工程と、
受け付けた前記エクスポート対象の設定に関連する第1の関連設定を取得する第1の取得工程と、
取得した前記第1の関連設定を前記エクスポート対象に追加する追加工程と、
前記エクスポート対象の設定のエクスポート処理を行うエクスポート工程と、を有し、
前記第1の取得工程では、前記第1の受付工程において受け付けた前記エクスポート対象となる設定がアプリケーションの設定の一部であった場合に、前記第1の関連設定を取得する
ことを特徴とする制御方法。 - 前記インポート処理を行う工程は、
前記インポート処理を行うインポート対象の設定を受け付ける第2の受付工程と、
受け付けた前記インポート対象の設定により上書きされる設定に関連する第2の関連設定を取得する第2の取得工程と、
取得した前記第2の関連設定が前記インポート処理により正常に動作しなくなるか否か判断する判断工程と、
前記判断工程における判断の結果とインポート方法の選択画面を表示する表示工程と、
前記インポート方法についてのユーザーの選択を受け付け、インポート方法を指定する指定工程と、
前記インポート対象の設定のインポート処理を指定されたインポート方法で行うインポート工程と、を有し、
前記第2の取得工程では、前記第2の受付工程において受け付けた前記インポート対象の設定が、アプリケーションの設定の一部であった場合に前記第2の関連設定を取得する
ことを特徴とする請求項16に記載の制御方法。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
- 請求項5乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021063470A JP7192023B2 (ja) | 2016-02-26 | 2021-04-02 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016036186A JP2017151915A (ja) | 2016-02-26 | 2016-02-26 | 情報処理装置、データ移行システム、データ移行システムの制御方法およびプログラム |
JP2021063470A JP7192023B2 (ja) | 2016-02-26 | 2021-04-02 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016036186A Division JP2017151915A (ja) | 2016-02-26 | 2016-02-26 | 情報処理装置、データ移行システム、データ移行システムの制御方法およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021114309A true JP2021114309A (ja) | 2021-08-05 |
JP7192023B2 JP7192023B2 (ja) | 2022-12-19 |
Family
ID=59740752
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016036186A Pending JP2017151915A (ja) | 2016-02-26 | 2016-02-26 | 情報処理装置、データ移行システム、データ移行システムの制御方法およびプログラム |
JP2021063470A Active JP7192023B2 (ja) | 2016-02-26 | 2021-04-02 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016036186A Pending JP2017151915A (ja) | 2016-02-26 | 2016-02-26 | 情報処理装置、データ移行システム、データ移行システムの制御方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP2017151915A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7135345B2 (ja) * | 2018-03-06 | 2022-09-13 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラム |
JP7215353B2 (ja) | 2019-06-21 | 2023-01-31 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 画像形成装置およびプログラム |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007128493A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009116402A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-28 | Canon Inc | 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、印刷制御プログラム |
JP2009199321A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Nec Corp | 関連性検査装置、関連性検査方法、及び関連性検査プログラム |
JP2014093640A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Canon Inc | 画像形成装置、システム、制御方法、及びプログラム |
JP2014115970A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-06-26 | Canon Inc | 情報処理装置、制御方法、及びプログラム |
JP2014213459A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP2014222450A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置とその処理方法及びプログラム |
JP2015046075A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム |
US20150286452A1 (en) * | 2014-04-02 | 2015-10-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus and method of cloning using mobile device |
-
2016
- 2016-02-26 JP JP2016036186A patent/JP2017151915A/ja active Pending
-
2021
- 2021-04-02 JP JP2021063470A patent/JP7192023B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007128493A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009116402A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-28 | Canon Inc | 印刷制御装置、印刷制御方法、及び、印刷制御プログラム |
JP2009199321A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Nec Corp | 関連性検査装置、関連性検査方法、及び関連性検査プログラム |
JP2014093640A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Canon Inc | 画像形成装置、システム、制御方法、及びプログラム |
JP2014115970A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-06-26 | Canon Inc | 情報処理装置、制御方法、及びプログラム |
JP2014213459A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP2014222450A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-11-27 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理装置とその処理方法及びプログラム |
JP2015046075A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム |
US20150286452A1 (en) * | 2014-04-02 | 2015-10-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus and method of cloning using mobile device |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
西上原裕明, [逆引き]WORDパワーテクニック601+66TIPS, vol. 初版, JPN6019049451, 15 February 2015 (2015-02-15), JP, pages 742, ISSN: 0004717005 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017151915A (ja) | 2017-08-31 |
JP7192023B2 (ja) | 2022-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8681354B2 (en) | Information processing apparatus for setting a printing attribute to a hot folder | |
JP4780156B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP6157143B2 (ja) | 情報処理装置、制御方法、及びプログラム | |
JP5377044B2 (ja) | 印刷システム、データ処理方法およびプログラム | |
US20070038946A1 (en) | Systems, methods and devices for controlling a multifunctional product using a scriptable user interface | |
JP5460215B2 (ja) | 情報処理装置及びその方法 | |
JP5462610B2 (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、それらの制御方法、及びプログラム | |
JP7192023B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム | |
JP2011076226A (ja) | 情報処理装置及びその方法 | |
KR20110010574A (ko) | 정보 처리 장치, 정보 처리 방법 및 기억 매체 | |
JP6012237B2 (ja) | 情報処理装置、制御方法、及びプログラム | |
JP5451095B2 (ja) | 情報処理装置およびその制御方法 | |
JP2014044745A (ja) | 情報処理装置及びその方法 | |
JP2021039613A (ja) | アプリケーション及び情報処理装置 | |
JP2020192730A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム | |
JP2013003678A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
JP2009110050A (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、表示制御方法、表示制御プログラム及び記録媒体 | |
US9270853B2 (en) | Exporting and importing for display on an image forming apparatus environment setting information of an application | |
JP5843514B2 (ja) | 情報処理装置および制御方法およびプログラム | |
JP6273756B2 (ja) | デバイスドライバ、情報処理装置および出力設定変換方法 | |
JP2018005794A (ja) | 情報処理装置、制御方法、及びプログラム | |
JP2021060751A (ja) | 情報処理装置とその制御方法、及びプログラム | |
JP2007312306A (ja) | ファクシミリシステムおよびファクシミリ装置 | |
JP2021196976A (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム | |
JP2011134267A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム、プログラム、記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210506 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210506 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220621 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221207 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7192023 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |