JP2014213459A - 画像処理装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷においてユーザがよく使う機能をひとつにまとめる技術を提供する。【解決手段】複数の印刷ジョブの実行において使用された印刷機能のうち、予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数を示す累積情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された累積情報に基づいて、前記予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数に関する集計結果情報を作成する作成手段と、ネットワークを介して通信可能な複数の情報処理装置から、前記作成手段により作成された集計結果情報の取得要求を受信する要求受信手段と、前記要求受信手段により受信された取得要求に基づいて、前記集計結果情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有することによって課題を解決する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
ユーザは、プリンタや、複合機等の画像出力装置でドキュメントを印刷する場合、クライアント装置上のアプリケーションから所望のドキュメントを開き、プリンタドライバにて印刷設定を行い、印刷を行っている。ユーザは、画像出力装置に印刷指示をする際、印刷出力形態を指定するために、プリンタドライバの印刷設定画面で様々な設定を行う。より具体的には、ユーザは、出力用紙サイズや、部数等の基本的な設定、ステープルや、パンチ等のフィニッシングの設定、カラーかモノクロかの選択や、トナー節約等の画質に関する設定等を行う。
これらの印刷設定に対応する機能には多種多様な機能があるため、プリンタドライバは、ユーザが前記機能を容易に選択することができるように、目的毎に前記機能をまとめている。プリンタドライバは、目的毎にまとめた機能を、例えば複数のプロパティシートや複数のダイアログで表示するようにしている。しかし、このような印刷設定形態の場合、ユーザは、用紙のサイズ、フィニッシング、カラーかモノクロかの選択等の設定を行う場合、その機能の設定項目が含まれるプロパティシートを開き設定を行う必要がある。そのため、ユーザは、1回の印刷において、複数のプロパティシートを開き、それぞれ設定を行う必要がある。更に、このように機能が複数の印刷設定プロパティシートに分散してしまうと、ユーザによっては有用な機能に気づかず、プリンタや、複合機等の機能を十分に使いこなせないというケースが生じ得る。
このような問題に対し、ユーザがよく使う機能を集めてひとつの印刷設定プロパティシートにまとめて表示するプリンタドライバがある。つまり、このプリンタドライバによれは、ユーザは、通常の印刷においてよく使う機能がまとめられた印刷設定プロパティシートのみで設定を完了させることができるようになる。また、上記のプリンタドライバは、ユーザが通常気づかない機能を、よく使う印刷設定プロパティシートに配置することにより、プリンタや複合機等をユーザに有効に使用させることができるというメリットもある。しかし、ユーザは、自身のワークフローによっては、よく使う機能をまとめた印刷設定プロパティシートにない機能を使う場合があり、結局、その機能の設定項目が含まれる別の印刷設定プロパティシートを開く必要がでてきてしまうことがある。
このようなケースを避けるために、ユーザがよく使う機能をまとめる印刷設定プロパティシートを、ユーザ自身でカスタマイズすることができるプリンタドライバもある。しかし、この場合、ユーザが印刷設定プロパティシートを自身でカスタマイズしなければならないという手間がかかる。そこで、特許文献1では、ユーザが印刷に使用した印刷設定に着目した技術が提案されている。より具体的には、特許文献1の技術は、ユーザが使用した印刷設定をサーバ装置に保存しておき、その後、ユーザが印刷を実行する際にその印刷設定を再利用させる。
特開2005−173725号公報
特許文献1に開示されている技術では、ユーザが一度使用した印刷設定を容易に再利用することができる。しかし、特許文献1に開示されている技術では、ユーザが使用した印刷設定以外の設定を行いたい場合、再度、ユーザがプリンタドライバの印刷設定画面において設定を行わなければならない手間がかかるという課題がある。更に、特許文献1に開示されている技術は、印刷設定の組み合わせをサーバ装置に登録することになるため、ユーザがいろいろなワークフローの印刷を行う場合、サーバ装置に多くの組み合わせの印刷設定を登録することになる。そのため、ユーザが印刷設定の再利用をしづらくなるという課題もある。また、特許文献1に開示されている技術は、印刷設定をユーザ毎にサーバ装置に登録するようにする場合、ユーザが自身にとって有用な機能に気づかない可能性がある。このような状況を避けるために、サーバ装置が印刷設定をユーザ毎ではなく全ユーザを対象としてまとめて登録する場合、ユーザは、気づかない機能の印刷設定を利用することができるようになる。これにより、ユーザは、プリンタや、複合機の機能を有効に使用することができるようになる。しかし、この場合、サーバ装置が全ユーザにおける多くの印刷設定を登録してしまうため、ユーザは、登録された印刷設定を再利用しづらいという課題がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、印刷においてユーザがよく使う機能をひとつにまとめる技術を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、複数の印刷ジョブの実行において使用された印刷機能のうち、予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数を示す累積情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された累積情報に基づいて、前記予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数に関する集計結果情報を作成する作成手段と、ネットワークを介して通信可能な複数の情報処理装置から、前記作成手段により作成された集計結果情報の取得要求を受信する要求受信手段と、前記要求受信手段により受信された取得要求に基づいて、前記集計結果情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、印刷においてユーザがよく使う機能をひとつにまとめる技術を提供することができる。
印刷システムのシステム構成の一例を示す図である。 実施形態1のシステムのハードウェア構成等の一例を示す図である。 実施形態1の処理の一例を示すシーケンス図である。 印刷設定ダイアログの一例を示す図(その1)である。 画像出力装置の機能情報の一例を示す図(その1)である。 実施形態1の画像出力装置の処理の一例を示すフローチャートである。 印刷ジョブのジョブ情報の一例を示す図である。 印刷設定集計テーブルの一例を示す図である。 印刷設定デフォルトテーブルの一例を示す図である。 集計結果情報の一例を示す図である。 実施形態1のクライアント装置の処理の一例を示すフローチャートである。 画像出力装置の機能情報の一例を示す図(その2)である。 印刷設定ダイアログの一例を示す図(その2)ある。 実施形態2のシステムのハードウェア構成等の一例を示す図である。 実施形態2の処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態2の画像出力装置の処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態2のクライアント装置の処理の一例を示すフローチャートである。 クライアント装置に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態の印刷システムのシステム構成の一例を示す図である。
図1の印刷システムは、ユーザが操作するクライアント装置101a、クライアント装置101b、クライアント装置101c及び印刷ジョブを受信して出力を行う画像出力装置102を含む。なお、以降の説明では、クライアント装置101a、クライアント装置101b及びクライアント装置101cを総称してクライアント装置101という。また、図1では、クライアント装置を3台含む印刷システムを例に説明しているが、クライアント装置の台数はこれに限る必要はない。クライアント装置101と、画像出力装置102とは、Ethernet(登録商標)等で構成されるネットワーク103を介して互いに通信可能に接続されている。なお、クライアント装置101は、情報処理装置の一例であり、画像出力装置102は、画像処理装置の一例である。
図1の印刷システムにおいて、画像出力装置102は、クライアント装置101が生成した印刷ジョブをネットワーク103を介して受信し、印刷することができる。また、画像出力装置102は、前記印刷ジョブの実行において、予め定められた印刷機能以外の機能を使用した回数を集計することができる。そして、画像出力装置102は、集計した回数に基づいて、前記印刷機能に対応する印刷設定項目(以下、単に設定項目という)に関する印刷設定集計結果情報(以下、単に印刷設定集計結果という)を作成し、クライアント装置101に送信する。そして、クライアント装置101は、画像出力装置102から受信した印刷設定集計結果に基づく設定項目を、前記予め定められた印刷機能に対応する設定項目と共に表示部に表示する。
図2は、図1のクライアント装置101と、画像出力装置102とにおけるハードウェア構成等の一例を示す図である。
以下、クライアント装置101のハードウェア構成等について説明する。
CPU111は、システムバス121に接続される各デバイスを総括的に制御することにより、クライアント装置101全体を制御する。なお、CPU111は、ROM113や、外部メモリ131等に格納されているプログラムをRAM112に展開して実行することにより、後述するクライアント装置101の機能や、OSの機能を実現する。また、CPU111は、同様に前記プログラムをRAM112に展開して実行することにより、後述するクライアント装置101に係るフローチャートの処理及びシーケンス処理におけるクライアント装置101の処理を実現する。
RAM112は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
ROM113は、各種のプログラム及びデータを格納している。
入力部I/F116は、入力部120として機能するキーボードや、ポインティングデバイス等(マウスやタッチパネル等)からの入力を制御する。
表示部I/F115は、ディスプレイ等の表示部119への表示を制御する。
外部メモリI/F117は、例えばフラッシュメモリや、Solid State Disk(SSD)等で構成される外部メモリ131へのアクセスを制御する。
外部メモリ131は、オペレーティングシステム(OS)132の機能を実現するためのプログラムや、各種のアプリケーション133の機能を実現するためのプログラムを記憶している。なお、本実施形態におけるアプリケーション133は、画像出力装置102で印刷出力するための各種の機能を有する。また、外部メモリ131は、プリンタドライバインストーラ134の機能を実現するためのプログラムや、プリンタドライバ135の機能を実現するためのプログラムを記憶している。更に、外部メモリ131は、プリンタドライバ135が使用する後述する画像出力装置印刷機能情報保存領域136や、印刷設定保存領域137としても機能する。
ネットワークI/F118は、ネットワーク端子を介してネットワーク103へのネットワーク接続を制御し、画像出力装置102と通信を行う。
以下、画像出力装置102のハードウェア構成等について説明する。
CPU142は、システムバス141に接続される各デバイスを総括的に制御することにより、画像出力装置102全体を制御する。なお、CPU142は、ROM144や、外部メモリ151等に格納されているプログラムをRAM143に展開して実行することにより、後述する画像出力装置102の機能を実現する。また、CPU142は、同様に前記プログラムをRAM143に展開して実行することにより、後述する画像出力装置102に係るフローチャートの処理及びシーケンス処理における画像出力装置102の処理を実現する。
RAM143は、CPU142の主メモリ、ワークエリア等として機能する。また、RAM143は、NVRAM(Non−volatile RAM)領域も有しており、増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
ROM144は、各種のプログラム及びデータ(各種フォントデータ等を含む)を格納している。
ネットワークI/F145は、ネットワーク端子を介してネットワーク103へのネットワーク接続を制御し、クライアント装置101との通信を制御する。また、ネットワークI/F145は、サービスプロトコルを実装している。更に、ネットワークI/F145は、印刷ジョブを受信するプロトコルに関しても、複数のプロトコルを実装している。より具体的には、ネットワークI/F145は、ローカルネットワークで印刷ジョブが受信可能なLPRや、Port9100、インターネット経由の印刷ジョブの受信に適しているIPP等を実装している。なお、IPPは、Internet Printing Protocolの略称である。CPU142は、ネットワークI/F145を介してクライアント装置101から印刷ジョブを受信することができる。また、CPU142は、画像出力装置102内の情報等をクライアント装置101に送信することができる。
プリンタI/F148は、プリンタエンジンであるプリンタ部149とのインターフェースを制御する。
外部メモリI/F152は、例えばフラッシュメモリや、Solid State Disk(SSD)等で構成される外部メモリ151へのアクセスを制御する。
外部メモリ151は、画像出力装置102を制御するための各種プログラムを格納している。より具体的には、外部メモリ151は、印刷制御プログラム153及び印刷設定集計プログラム154を格納している。印刷制御プログラム153は、CPU142が画像出力装置102の印刷制御を行う機能を実現するためのプログラムである。印刷設定集計プログラム154は、CPU142がクライアント装置101から受信した印刷ジョブの印刷設定を集計する機能を実現するためのプログラムである。また、外部メモリ151は、印刷設定集計テーブル155及び印刷設定デフォルトテーブル156を格納している。印刷設定集計テーブル155は、CPU142が集計した印刷設定集計結果の累積値を管理するためのテーブルである。印刷設定デフォルトテーブル156は、印刷設定のデフォルト設定値と、関連設定項目とが記述されているテーブルである。なお、CPU142は、ハードディスク等の外部メモリ151が画像出力装置102に接続されていない場合、クライアント装置101で利用される情報等をROM144に格納する。
操作部I/F146は、画像出力装置102のコピーや、プリント処理の設定をする操作部147とのインターフェースを制御する。
操作部147は、ユーザによる操作を受け付ける操作パネル等であり、その操作パネルには操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配されている。また、操作部147は、NVRAM等を有し、操作パネルを介して受け付けた印刷設定に係る印刷設定情報を記憶するようにしてもよい。
図3は、本実施形態における処理の一例を示すシーケンス図である。
図3のシーケンス図における処理の主体は、クライアント装置101を操作するユーザ、クライアント装置101及び画像出力装置102である。また、前提として、クライアント装置101には、アプリケーション133は既にインストールされているが、プリンタドライバ135はまだインストールされていないものとする。
S201において、ユーザは、入力部120の操作を介して、クライアント装置101にプリンタドライバインストーラ134の起動を指示する。
S202において、クライアント装置101のCPU111は、外部メモリ131に格納されているプリンタドライバインストーラ134の機能を実現するためのプログラムをRAM112に読み出して実行する。即ち、CPU111は、プリンタドライバインストーラ134をインストールして実行する。
S203において、クライアント装置101のプリンタドライバインストーラ134は、インストールが完了した旨のダイアログを表示部119に表示してユーザに通知する。
S204において、ユーザは、ドキュメントを所望の画像出力装置102で印刷するため、入力部120の操作を介して、クライアント装置101に所望の画像出力装置102におけるプリントキューの作成を指示する。一般的に、クライアント装置101にプリンタドライバがインストールされている状態では、OS132がプリントキューの登録機能を有している。そのため、ユーザは、OS132によるプリントキューの作成をクライアント装置101に指示する。
S205において、クライアント装置101のOS132は、ユーザが入力部120の操作を介して指定した画像出力装置102で印刷を行うためのプリントキューを作成する。S205までの処理により、クライアント装置101のアプリケーション133は、入力部120の操作を介して受け付けたユーザの指示により、ユーザが所望するドキュメントを開くことができるようになる。更に、アプリケーション133は、ユーザが所望する画像出力装置102に、前記ドキュメントの印刷出力を指示することができるようになる。
S206において、ユーザは、入力部120の操作を介して、アプリケーション133からドキュメントを開き、プリントメニューを選択する。
S207において、クライアント装置101のプリンタドライバ135は、印刷における各種設定を行うための印刷設定ダイアログを表示する。
S208において、ユーザは、入力部120の操作を介して、印刷に関わる各種設定を行う。よ具体的には、ユーザは、入力部120の操作を介して、用紙サイズや、用紙タイプの選択、ステープルを行うかといったフィニッシングに関わる設定や、カラーモード等の画質に関わる設定等を行う。
S209において、ユーザは、入力部120の操作を介して、印刷設定ダイアログのOKボタンを押下する等して印刷設定を完了する。
S210において、クライアント装置101のCPU111は、ユーザの印刷設定完了指示に基づき、印刷設定に係る印刷設定情報を印刷設定保存領域137に保存する。
S211において、ユーザは、入力部120の操作を介して、クライアント装置101に印刷を指示する。
S212において、クライアント装置101のプリンタドライバ135は、前記印刷指示に基づいて、S210で保存した印刷設定情報と共に、印刷ジョブを画像出力装置102に送信する。印刷ジョブの詳細については、図7等を用いて後述する。
S213において、画像出力装置102のCPU142は、クライアント装置101から受信した印刷ジョブの処理を実行する。
S214において、画像出力装置102のCPU142は、印刷処理を完了させると、印刷ジョブに使用した印刷機能に対応する印刷設定の集計を行う。より具体的には、CPU142は、ユーザが印刷に使用した印刷機能に対応する印刷設定の累積使用回数を集計する(以下、単に印刷設定の累積使用回数を集計するという)。そして、クライアント装置101のプリンタドライバ135は、その集計結果に基づいてプリンタドライバ135のユーザI/Fの設定項目を更新する。より具体的には、プリンタドライバ135は、累積使用回数が多い順に整列させた場合の順位が予め定められた順位までの設定項目をユーザI/Fに表示する。S214の処理の詳細については、図6等を用いて後述する。
S215において、ユーザは、プリンタドライバ135のユーザI/Fの設定項目を更新するために、入力部120の操作を介して、印刷設定集計結果の取得を行うボタンを押下し、印刷設定集計結果の取得をプリンタドライバ135に指示する。
S216において、クライアント装置101のプリンタドライバ135は、画像出力装置102に対して印刷設定集計結果の取得リクエストを行う。
S217において、画像出力装置102のCPU142は、印刷設定集計結果に関する印刷設定集計テーブル155を生成する。
S218において、画像出力装置102のCPU142は、S217において生成した印刷設定集計テーブル155をクライアント装置101のプリンタドライバ135に送信する。
S219において、クライアント装置101のプリンタドライバ135は、受信した印刷設定集計テーブル155に基づいて、プリンタドライバ135のユーザI/Fにおける設定項目の更新を行う。これにより、ユーザは、S219の処理後に印刷を行う場合、更新された設定項目により印刷設定を行うことができるようになる。
S220からS223までの処理は、S206からS209までの処理と同様であるため、説明を省略する。
以下、ユーザが印刷設定に使用するプリンタドライバ135の印刷設定ダイアログと、それに付随する情報(ファイル)とについて説明する。
図4は、クライアント装置101のプリンタドライバ135が表示する印刷設定ダイアログ401の一例を示す図である。
印刷設定ダイアログ401は、基本設定シート402、ページ設定シート403、仕上げシート404、給紙シート405及び印刷品質シート406の各設定シートから構成されている。上記の各設定シートは、各種設定項目をグルーピングし、ユーザが各設定シートで印刷設定することができるようにしたものである。例えば、ステープルやパンチ等のフィニッシングに関わる印刷機能は、仕上げシート404にまとめられている。また、カラーモードや、トナー節約モード等の画質に関わる印刷機能は、印刷品質シート406にまとめられている。なお、ユーザが様々な設定を行う場合、各シートを開いて設定するのは不便である。そのため、プリンタドライバ135は、ユーザがよく使用する印刷機能に対応する設定項目を予め集めた基本設定シート402を準備しておく。
従来のプリンタドライバでは、ユーザがプリンタドライバを作成する際に予め決めておいた印刷機能の設定項目を基本設定シート402に配置しておく。これにより、ユーザは、大半の印刷設定を基本設定シート402のみで設定することができるようになるため、操作が簡便になる。しかし、ユーザは、基本設定シート402に配置する機能を予め固定してしまうと、基本設定シート402に配置されていない機能を使用したい場合、ページ設定シート403等、他の設定シートを開いて設定しなければならないケースが出てくる。この場合、ユーザが基本設定シート402から得られるメリットが少なくなってしまう。
本実施形態では、このような課題を解決するために、クライアント装置101のプリンタドライバ135は、まず、ユーザにより予め定められた最低限必要な設定項目のみを基本設定シート402の一部の領域に配置しておく。更に、プリンタドライバ135は、その他のよく使われている印刷機能の情報を画像出力装置102から取得し、前記印刷機能に対応する設定項目を他の領域に配置する。
図4の印刷設定ダイアログ401の場合、用紙サイズ設定407、ページレイアウト設定408、部数設定409、印刷の向き設定410及び両面印刷設定411の設定項目は、最低限必要な設定項目であるものとする。そのため、上記の設定項目は、印刷設定ダイアログ401の上半分に配置されている。
下半分の表示領域412は、画像出力装置102が集計した設定項目のうち、累積使用回数の多い上位の設定項目を予め定められた数だけ表示する領域である。
また、印刷設定ダイアログ401には、ユーザがクライアント装置101にプリンタ(画像出力装置102)の情報取得を指示するプリンタ情報取得ボタン413が配置されている。更に、印刷設定ダイアログ401には、ユーザが入力部120の操作を介して設定した内容を破棄してダイアログを閉じるキャンセルボタン414及び前記設定した内容を保存してダイアログを閉じるOKボタン415が配置されている。クライアント装置101のプリンタドライバ135は、印刷設定ダイアログ401を各々の画像出力装置102の印刷機能に応じて構成する。なお、プリンタドライバ135は、画像出力装置102の印刷機能に関する印刷機能情報(以下、単に機能情報という)を有している。
図5は、画像出力装置102の機能情報の一部の一例を示す図である。
機能情報501は、テキストベースで記述され、フォーマットは、アスタリスク(*)の後にキーワード、コロン(:)及びスペースの後にパラメータが記述されるフォーマットである。なお、このフォーマットは一例であり、同様の情報を記述することができるフォーマットであればフォーマットの種別は問わない。
画像出力装置102のひとつの設定項目に対応する印刷機能は、記述511の*BeginUIから、記述519の*EndUIまでの間に記述されている。以下、図5の記述内容について説明する。
記述512の*IDは、この機能の識別子(ID)が101であることを示している。
記述513の*Styleは、この機能のプリンタドライバ135の設定ダイアログにおける表示タイプがドロップリストタイプであることを示している。
記述514の*Nameは、プリンタドライバ135が扱う機能識別子はN−upであり、プリンタドライバ135が設定ダイアログに表示する名称は"ページレイアウト"であることを示している。
記述515の*Defaultは、プリンタドライバ135が扱うこの機能のデフォルト設定値が1−upであることを示している。
記述516の*Optionは、この機能における設定値のひとつで、プリンタドライバ135が扱う設定値は1−up、プリンタドライバが設定ダイアログに表示する文字列は"1ページ/枚"であることを示している。
記述517の*Optionは、この機能における設定値のひとつで、プリンタドライバ135が扱う設定値は2−up、プリンタドライバが設定ダイアログに表示する文字列は"2ページ/枚"であることを示している。
記述518の*Optionは、この機能における設定値のひとつで、プリンタドライバ135が扱う設定値は4−up、プリンタドライバが設定ダイアログに表示する文字列は"4ページ/枚"であることを示している。
以下、記述521の*BeginUIから記述528の*EndUIまでの間の記述内容について説明する。
記述522の*IDは、この機能の識別子(ID)が303であることを示している。
記述523の*Styleは、この機能のプリンタドライバ135の設定ダイアログにおける表示タイプがスピンコントロールであることを示している。
記述524の*Nameは、プリンタドライバ135が扱う機能識別子はGutterであり、プリンタドライバ135が設定ダイアログに表示する名称は"余白"であることを示している。
記述525の*Defaultは、プリンタドライバ135が扱うこの機能のデフォルト設定値が0であることを示している。
記述526の*RangeMinは、設定値の最小値が0であることを示している。
記述527のRangeMaxは、設定値の最大値が50であることを示している。
クライアント装置101のプリンタドライバ135は、図5の機能情報501に基づいてプリンタドライバ135の印刷設定ダイアログを構築することができる。一例として、プリンタドライバ135は、ページレイアウト設定408のように印刷設定ダイアログ401を構築する。
なお、本実施形態では、プリンタドライバ135は、他の設定項目IDを以下のように対応付ける。より具体的には、プリンタドライバ135は、用紙サイズ設定の設定項目IDを100、部数設定の設定項目IDを102、印刷の向き設定の設定項目IDを103、両面印刷設定の設定項目IDを104と対応付ける。更に、プリンタドライバ135は、後述する図13の設定項目については以下のように対応付ける。より具体的には、プリンタドライバ135は、用紙タイプ設定の設定項目IDを201、カラーモード設定の設定項目IDを501、トナー節約設定の設定項目IDを502、パンチ設定の設定項目IDを301と対応付ける。更に、プリンタドライバ135は、とじ位置設定の設定項目IDを302、余白(とじ代)設定の設定項目IDを303と対応付ける。なお、プリンタドライバ135は、これらの設定項目IDを飛び飛びの値で定義しているが、これは設定項目を機能グループ毎に分類しているためである。例えば、プリンタドライバ135は、フィニッシング関連の設定項目に300番台のIDを付与している。
続いて、図6を用いて、画像出力装置102の処理の流れの詳細について説明する。
図6は、本実施形態における画像出力装置102の処理の一例を示すフローチャートである。
S301において、画像出力装置102は、クライアント装置101から各種リクエストを受信し、処理をS302に進める。
S302において、画像出力装置102は、クライアント装置101から受信したリクエストが印刷ジョブであるか否かの判定を行い、印刷ジョブであると判定した場合、処理をS303に進め、印刷ジョブでないと判定した場合、処理をS307に進める。
S307において、画像出力装置102は、クライアント装置101から受信したリクエストが印刷設定集計結果の取得要求であるかを判定する。S307において、画像出力装置102は、印刷設定集計結果の取得要求であると判定した場合、処理をS308に進め、印刷設定集計結果の取得要求でないと判定した場合、処理をS312に進める。なお、画像出力装置102がクライアント装置101から印刷設定集計結果の取得要求を受信する処理は、要求受信処理の一例である。
S312において、画像出力装置102は、印刷設定集計結果の取得要求ではないその他のリクエストに応じた処理を行う。なお、ここでいう、その他のリクエストに応じた処理とは、例えば、画像出力装置102の遠隔管理操作等である。S312の処理の詳細については、説明を省略する。
S303において、画像出力装置102は、受信した印刷ジョブから印刷設定情報を抽出する。ここで、クライアント装置101が画像出力装置102に送信する印刷ジョブの詳細について、図7を用いて説明する。
図7は、印刷ジョブのジョブ情報の一例を示す図である。
図7の(A)は、印刷ジョブのジョブ情報603の構成の一例を示す図である。
図7の(A)は、ジョブ情報603がジョブチケット601と、印刷データ602とから構成されていることを示している。
ジョブチケット601は、印刷に関わる設定が記述された情報である。
印刷データ602は、印刷対象のデータである。
図7の(B)は、ジョブチケット601の記述内容の一例を示す図である。
ジョブチケット601における記述604のフォーマットでは、ジョブチケット記述行であることを示す、"*JT"から始まり、その後にスペースが挿入され、スペースに続き、印刷ジョブの属性を示す属性名と、その値とが記述される。更に、記述604のフォーマットでは、記述内容が設定項目の場合、"ID="の後に設定項目のIDが記述され、その設定項目の設定値については、カンマ","及びスペースの後に、プリンタドライバ135が扱う設定値が記述される。例えば、記述614の場合、前記設定値は、"2−up"である。
記述611は、印刷ジョブのジョブ名を示しており、値は"Test Document"であることを示している。なお、画像出力装置102は、操作部147に印刷処理ステータスを表示する際に前記ジョブ名を使用する。
記述612は、印刷ジョブを生成したユーザ名を示しており、値は"User1"であることを示している。なお、画像出力装置102は、操作部147に印刷処理ステータスを表示する際に前記ユーザ名を使用する。
記述613から記述617までは、印刷設定値に関する記述である。
記述613は、設定項目のIDが100(ページサイズ設定)の印刷機能の設定値を示しており、より具体的には、設定値がA4であることを示している。
記述614は、設定項目のIDが101(ページレイアウト設定)の印刷機能の設定値を示しており、より具体的には、設定値が2−upであることを示している。
記述615は、設定項目のIDが102(部数設定)の印刷機能の設定値を示しており、より具体的には、設定値が1であることを示している。
記述616は、設定項目のIDが103(印刷の向き設定)の印刷機能の設定値を示しており、より具体的には、設定値がPortraitであることを示している。
記述617は、設定項目のIDが104(両面印刷設定)の印刷機能の設定値を示しており、より具体的には、設定値がDuplexであることを示している。
記述618は、設定項目のIDが201(用紙タイプ設定)の印刷機能の設定値を示しており、より具体的には、設定値がPlainであることを示している。
記述619は、設定項目のIDが302(とじ位置設定)の印刷機能の設定値を示しており、より具体的には、設定値がLongEdgeであることを示している。
記述620は、設定項目のIDが303(余白(とじ代)設定)の印刷機能の設定値を示しており、より具体的には、設定値が20であることを示している。
なお、上述した記述604のフォーマットは一例であり、画像出力装置102が解釈することができるフォーマットであれば、フォーマットの種別及び形態は問わない。
図6の説明に戻る。
S303において、画像出力装置102は、クライアント装置101から受信した印刷ジョブのジョブ情報603からジョブチケット601の記述604に基づいて印刷設定情報(設定項目及び設定値の情報を含む)を抽出する。
S304において、画像出力装置102は、印刷ジョブを実行し、印刷出力を行う。
S305において、画像出力装置102は、印刷出力が正常終了したか否かの判定を行い、正常終了したと判定した場合、処理をS306に進める。一方、画像出力装置102は、紙ジャム等が発生して印刷出力が正常に終了しなかったと判定した場合、再度同じ印刷ジョブを実行することになる。この後、画像出力装置102は、上述したように印刷設定に関する集計を行うが、印刷ジョブの印刷出力が失敗したジョブについても集計を行うと、集計が重複してしまうことになる。そのため、画像出力装置102は、印刷設定に関する集計を行う前に、印刷ジョブの処理が正常に終了したか否かに関するS304の判定を行う。
S306において、画像出力装置102は、基本設定シート402に予め配置されている設定項目(デフォルト設定項目)以外の設定項目に対応する印刷機能を使用した場合、図8等を用いて後述する印刷設定集計テーブルを更新する。より具体的には、画像出力装置102は、デフォルト設定項目以外の設定項目における累積使用回数を加算して更新する。更に、画像出力装置102は、デフォルト設定項目以外の設定項目における累積使用回数を集計する。
図8は、印刷設定集計テーブル155の一例を示す図である。
印刷設定集計テーブル155は、設定項目ID802、設定値803及び累積使用回数804により構成される。なお、印刷設定集計テーブル155は、管理テーブルの一例を示す図である。また、設定項目ID802は、識別情報の一例である。また、累積使用回数804が示す情報は、累積情報の一例である。
ここで、ジョブチケット601における記述604を例に以下の説明を行う。
記述604において、印刷設定ダイアログ401の基本設定シート402に予め配置されている設定項目以外の項目は、記述618から記述620までの3つの設定項目である。即ち、画像出力装置102は、記述618から記述620までの3つの設定項目について、設定項目ID及び設定値別に印刷設定集計テーブル155に集計を行い、テーブルを更新する。上記の例の場合、画像出力装置102は、設定項目IDが201で、設定値がPlainである行805の累積使用回数に1を加算する。同様に、画像出力装置102は、設定項目IDが302で、設定値がLongEdgeである行808の累積使用回数に1を加算する。更に、画像出力装置102は、設定項目IDが303で、設定値が20である行811の累積使用回数に1を加算する。
このように、画像出力装置102は、印刷ジョブを正常に印刷出力する度に、印刷設定集計テーブル155を更新して累積使用回数を集計する。
図6の説明に戻る。
S308において、画像出力装置102は、印刷設定集計テーブル155から累積使用回数が上位5位の設定項目と、その設定値との印刷設定集計結果を作成する。ここで、画像出力装置102は、印刷設定集計結果をリストとして作成するようにしてもよい。また、ここでは、画像出力装置102が上位5位までの設定項目と、その設定値とに基づいて印刷設定集計結果を作成するようにしたが、上位5位に限る必要はない。画像出力装置102は、累積使用回数が予め定められた順位までの上位の設定項目と、その設定値とに基づいて印刷設定集計結果を作成する。ここでは一例として、上位5位の設定項目が、カラーモード、トナー節約、用紙タイプ、パンチ、余白(とじ代)の設定であるものと仮定する。なお、画像出力装置102は、印刷設定集計結果を作成するにあたり、設定項目のデフォルト設定値と、図9等を用いて後述する関連設定項目とにおける情報を要する。以下、詳細に説明する。
図9は、画像出力装置102の外部メモリ151に格納されている印刷設定デフォルトテーブル156の一例を示す図である。
印刷設定デフォルトテーブル156は、設定項目ID702、デフォルト設定値703及び関連設定項目ID704から構成されている。ここで、関連設定項目とは、相互に関連する印刷機能に対応する設定項目のことである。また、関連設定項目ID704は、関連設定項目の識別子(ID)を示す。画像出力装置102は、印刷設定デフォルトテーブル156により、複数の印刷機能の関連性を示す関連情報を管理する。なお、画像出力装置102による関連情報の管理は、関連情報管理処理の一例である。
行705は、設定項目IDが201である用紙タイプ設定のデフォルト設定値がPlain、関連設定項目IDがNullであることを示している。関連設定項目がNullとは、関連する印刷設定項目がないことを意味する。
行706は、設定項目IDが301であるパンチ設定のデフォルト設定値がOff、関連設定項目IDが302であることを示している。即ち、行706は、設定項目IDが301であるパンチ設定と、関連設定項目IDが302であるとじ位置設定とは、関連性がある設定項目であることを示している。
行707は、設定項目IDが302であるとじ位置設定のデフォルト設定値がLongEdge、関連設定項目IDが303であることを示している。即ち、行707は、設定項目IDが302であるとじ位置設定と、関連設定項目IDが303である余白(とじ代)設定とは、関連性がある設定項目であることを示している。
行708は、設定項目が303である余白(とじ代)設定のデフォルト設定値が0、関連設定項目IDが302であることを示している。即ち、行708は、設定項目IDが303である余白(とじ代)設定と、関連設定項目IDが302であるとじ位置設定とは、関連性がある設定項目であることを示している。より具体的には、とじ位置が長辺の場合、余白は長辺側になる。また、とじ位置が短辺の場合、余白(とじ代)は短辺側になる。このため、とじ位置設定と、余白(とじ代)設定とは相互に関連し、各々の設定項目が互いに関連設定項目となっている。また、パンチ設定は、どの辺にパンチをするかの情報も必要であるため、パンチ設定と、とじ位置設定との設定項目が互いに関連設定項目となっている。この表では一部の設定項目のみが示されているが、他のプリンタドライバが有する全ての設定項目についても、同様に、設定項目ID702、デフォルト設定値703及び関連設定項目ID704により記述されているものとする。
図6の説明に戻る。
S308において、画像出力装置102は、印刷設定集計テーブル155から、累積使用回数が上位5位の印刷設定項目を抽出した印刷設定集計結果を生成する。ここで、画像出力装置102は、印刷設定集計テーブル155の設定項目ID802が同一の累積使用回数を加算し、加算後の値を、その設定項目ID802の設定項目に対応する印刷機能の累積使用回数とする。画像出力装置102が上記の方法で累積使用回数を算出した結果、上位5位の設定項目は、先に仮定したカラーモード、トナー節約、用紙タイプ、パンチ及び余白(とじ代)の設定に関する設定項目となる。ここで、画像出力装置102が生成する印刷設定集計結果について説明する。
図10は、画像出力装置102が印刷設定集計テーブル155に基づいて生成した画像出力装置102の機能情報に関する印刷設定集計結果の一部の一例を示す図である。
図10の印刷設定集計結果502は、一例として、余白(とじ代)設定の設定項目に関する印刷設定集計結果を示している。また、図10のフォーマットは、図5のフォーマットと同様である。
画像出力装置102のひとつの設定項目に対応する印刷機能は、記述531の*BeginUIから、記述537の*EndUIまでの間に記述されている。以下、図10の記述内容について説明する。
記述532の*IDは、この機能の識別子(ID)が303であることを示している。即ち、記述532の*IDは、余白(とじ代)設定の設定項目であることを示している。
記述533の*Defaultは、デフォルト設定値が20であることを示している。なお、図5の余白(とじ代)設定に関する記述525では、デフォルト設定値が0であった。しかし、印刷設定集計テーブル155から、設定項目IDが303の余白(とじ代)設定における設定値として20が一番使用されていることがわかる。そのため、画像出力装置102は、クライアント装置101のプリンタドライバ135に送信する印刷設定集計結果502におけるデフォルト設定値を20と記述する。画像出力装置102は、このような印刷設定集計結果502を生成することにより、ユーザがよく使用する印刷設定値をデフォルト値にすることができる。
記述534から記述536までは、設定値に関する記述である。画像出力装置102は、余白(とじ代)設定を示すIDである303に基づいて印刷設定集計テーブル155を検索することにより、余白(とじ代)設定の設定値として0、20、25が使用されたと判定する。画像出力装置102は、この判定結果に基づいて、余白(とじ代)設定の設定値として、記述534に0、記述535に20、記述536に25を記述する。図10では、余白(とじ代)設定における印刷設定集計結果についてのみ示した。しかし、画像出力装置102は、他のカラーモード、トナー節約、用紙タイプ及びパンチの設定に関しても同様に印刷設定集計テーブル155に基づいて印刷設定集計結果を生成する。また、画像出力装置102は、上述の印刷設定集計結果をリストとして生成するようにしてもよい。
図6の説明に戻る。
S309において、画像出力装置102は、S308で抽出した累積使用回数が上位5位の設定項目について、関連設定項目があるか否か判定し、関連設定項目があると判定した場合、処理をS310に進める。一方、画像出力装置102は、関連設定項目がないと判定した場合、処理をS311に進める。より具体的には、画像出力装置102は、累積使用回数が上位5位の設定項目における各々の設定項目IDに基づいて印刷設定デフォルトテーブル156を検索することにより関連設定項目があるか否か判定する。図9の例の場合、画像出力装置102は、印刷設定デフォルトテーブル156から、上位5位の設定項目のうち、設定項目IDが301及び303、即ち、パンチ設定及び余白(とじ代)設定に関連設定項目があると判定する。より具体的には、画像出力装置102は、関連設定項目IDが302、即ち、とじ位置設定の設定項目が関連設定項目であると判定する。上述したように、本実施形態では、上位5位の設定項目が、カラーモード、トナー節約、用紙タイプ、パンチ、余白(とじ代)の設定であるものと仮定しているため、とじ位置設定は上位5位に入っていない。しかし、画像出力装置102は、とじ位置設定の設定項目は上位5位の設定項目であるパンチ設定及び余白(とじ代)設定の設定項目と関連性が強いため、とじ位置設定の設定項目を印刷設定集計結果に追加する。
S310において、画像出力装置102は、図9の例の場合、関連設定項目としてとじ位置設定を印刷設定集計結果に追加する。即ち、画像出力装置102は、累積使用回数が上位5位の設定項目と、その設定値との印刷設定集計結果に、とじ位置設定の設定項目を関連設定項目として追加する。
S311において、画像出力装置102は、これまでに生成した印刷設定集計結果をクライアント装置101に送信する。
以上の処理により、画像出力装置102は、印刷ジョブの実行においてよく使用される印刷機能の累積使用回数を集計し、前記集計した累積使用回数に基づいて生成した印刷設定集計結果をクライアント装置101に送信することができる。
続いて図11を用いて、クライアント装置101のプリンタドライバ135の処理の流れについて説明する。
図11は、本実施形態におけるクライアント装置101の処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザは、入力部120の操作を介してアプリケーション133から印刷するドキュメントを開き、更に、アプリケーションメニューから印刷を選択する。そして、クライアント装置101のプリンタドライバ135は、印刷設定ダイアログ401を表示部119に表示する。
S321において、プリンタドライバ135は、ユーザによる入力操作をチェックする。
S322において、プリンタドライバ135は、ユーザによる入力操作があるか否かを判定し、入力操作があると判定した場合、処理をS323に進め、入力操作がないと判定した場合、処理をS321に戻す。
S323において、プリンタドライバ135は、画像出力装置102の情報取得要求であるか否か判定し、画像出力装置102の情報取得要求であると判定した場合、処理をS324に進める。一方、プリンタドライバ135は、画像出力装置102の情報取得要求でないと判定した場合、処理をS329に進める。より具体的には、プリンタドライバ135は、ユーザによる印刷設定ダイアログ401のプリンタ情報取得ボタン413の押下を、入力部120を介して受け付けたか否かを判定する。
S329において、プリンタドライバ135は、入力部120を介して受け付けたユーザの指示に応じた処理を行う。S329の処理の詳細については、説明を省略する。
S324において、プリンタドライバ135は、入力部120を介して受け付けたユーザの指示に基づいて、画像出力装置102に対し、印刷設定集計結果の取得要求を行う。なお、クライアント装置101が画像出力装置102に印刷設定集計結果の取得要求を送信する処理は、要求送信処理の一例である。
S325において、プリンタドライバ135は、印刷設定集計結果を取得できたか否かを判定し、取得できたと判定した場合、処理をS326に進め、取得できなかったと判定した場合、処理をS328に進める。
S328において、プリンタドライバ135は、取得エラーが発生した旨のメッセージを表示部119表示し、処理をS321に戻す。
S326において、プリンタドライバ135は、設定項目の表示順序を決定する。プリンタドライバ135は、印刷設定集計結果に含まれる設定項目を印刷設定ダイアログ401の表示領域412に表示するが、その際の表示方法がいくつかある。
まず、1つ目の表示方法について説明する。
プリンタドライバ135は、印刷設定集計結果に含まれる設定項目を、累積使用回数が多い順に印刷設定ダイアログ401の表示領域412に表示する。これにより、ユーザは、画像出力装置102で実行された印刷ジョブの処理において使用された印刷機能のうち、使用頻度が高い印刷機能を使用することができるようになる。
次に、2つ目の表示方法について説明する。
ユーザは、予め設定項目IDを機能グループ毎に付与しているものとする。より具体的には、ユーザは、設定項目IDの100の位の値により前記機能グループを判定できるように設定項目IDを付与しているものとする。これにより、プリンタドライバ135は、前記機能グループを設定項目IDの100の位の値で判定し、100番毎に設定項目をまとめて機能グループ毎に表示する。本実施形態では、用紙タイプの設定項目IDが200番台である。また、カラーモード及びトナー節約設定の印刷品質関連の設定項目IDが500番台である。更に、パンチ、とじ位置及び余白設定のフィニッシング関連の設定項目IDが300番台である。プリンタドライバ135は、上記の設定項目IDに基づいてグループ毎に設定項目を表示する。これにより、ユーザは、印刷機能における機能グループ毎にまとめられた設定項目から印刷設定をすることができるようになり、利便性が向上する。
次に、3つ目の表示方法について説明する。
クライアント装置101のプリンタドライバ135は、ユーザが使用した基本設定シート402に含まれない設定項目の情報をプリンタドライバ135が有する記憶領域に保存しておく。そして、プリンタドライバ135は、印刷設定集計結果に含まれる設定項目に、前記記憶領域に保存した設定項目の情報が示す設定項目と同一の設定項目がある場合、前記ユーザが使用した設定項目と、集計された設定項目とを分けて表示する。これにより、ユーザは、基本設定シート402に含まれない設定項目のうち、自分が使用した設定項目と、集計された設定項目とを分けて操作することができるようになり、利便性が向上する。
S327において、プリンタドライバ135は、画像出力装置102から受信した印刷設定集計結果に基づいて画像出力装置102の印刷設定項目における新たな機能情報を作成する。その際、プリンタドライバ135は、前記印刷設定集計結果と、画像出力装置印刷機能情報保存領域136に保存されている機能情報501とに基づいて、前記新たな機能情報を作成する。以下、S327の処理の詳細について説明する。
図12は、S327の処理により作成された画像出力装置102の機能情報の一部の一例を示す図である。
まず、プリンタドライバ135は、対象となる設定項目ID(ここでは、303)が含まれる機能情報501に基づいて、*Nameに関する情報を記述する。更に、プリンタドライバ135は、印刷設定集計結果502に基づいて、*Default及び*Optionに関する情報を記述する。
また、*Optionの記述から、設定値の入力形式が選択形式であることがわかるため、プリンタドライバ135は、記述543のように、コントロールスタイルにドロップリストタイプを示すDropListを記述する。
当初の余白設定は、機能情報501が示すように、0から50までにおけるスピンコントロールによる数値設定であった。しかし、プリンタドライバ135は、印刷設定集計結果502に基づいて、記述546から記述548までが示すように0、20、25の3つの選択肢となるように記述する。なお、この際、プリンタドライバ135は、記述545が示すようにデフォルト値を20と記述する。
プリンタドライバ135は、上記の手順により、機能情報503のような印刷設定に関する記述をすることができる。
以上の処理を行うことにより、プリンタドライバ135は、当初は数値を指定するスピンコントロールであったが、印刷設定集計結果502に基づいて、よく使う数値のみをドロップリストタイプの形式で表示することができるようになる。
S328において、プリンタドライバ135は、印刷設定集計結果に基づき、印刷設定ダイアログ401の基本設定シート402における表示領域412に印刷設定項目を表示する。即ち、プリンタドライバ135は、基本設定シート402に予め表示されている設定項目に、印刷設定集計結果に基づく設定項目を追加して表示する。
図13は、印刷設定集計結果に基づく設定項目を表示した印刷設定ダイアログ401の一例を示す図である。
領域427における表示は、図4と同じであるため説明を省略する。
図13における印刷設定ダイアログ401の表示領域412は、用紙タイプ設定428、カラーモード設定429、トナー節約設定430、パンチ設定431、とじ位置設定432、余白設定433の設定項目の表示を含む。
以上の処理により、クライアント装置101は、印刷ジョブの実行においてよく使用される印刷機能に対応する設定項目を基本設定シート402に反映させることができる。
以上、本実施形態によれば、画像出力装置102は、クライアント装置101から受信した印刷ジョブから印刷設定情報を抽出し、抽出した印刷設定情報に基づいて予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数を集計する。即ち、画像出力装置102は、ユーザがクライアント装置101の入力部120を介して、基本設定シート402に表示されている予め定められた設定項目以外の設定項目から印刷設定を行った回数を集計する。そして、画像出力装置102は、集計した累積使用回数に基づいて前記予め定められた設定項目以外の設定項目に関する印刷設定集計結果を作成し、クライアント装置101に送信する。一方、クライアント装置101のプリンタドライバ135は、画像出力装置102から受信した印刷設定集計結果に基づいて、基本設定シート402に新たに設定項目を追加して表示する。即ち、プリンタドライバ135は、印刷ジョブの実行によく使われる印刷機能に対応する設定項目を基本設定シート402に追加して表示することができるようになる。これにより、ユーザは、印刷ジョブの処理によく使われる印刷設定項目における印刷設定を基本設定シート402内で行うことができるようなる。また、ユーザは、自分では使用していないが、他のユーザがよく使用する印刷機能の設定項目を確認することができるようになるため、画像出力装置102の印刷機能を有効に活用することができるようなる。
<実施形態2>
実施形態1では、クライアント装置101は、通常のPCを想定しており、プリンタドライバ135のインストールが可能な環境であった。しかし、近年スマートフォンや、タブレットPC等に代表される携帯端末が普及している。携帯端末ではプリンタドライバをインストールするOS構造ではなく、携帯端末から印刷を行う場合、携帯端末のアプリケーションがドキュメントの管理、印刷設定及び印刷ジョブの送信を行う構造が一般的である。
そこで、本実施形態では、実施形態1で説明した図1のクライアント装置101がプリンタドライバをインストールする構造ではないOSを有する携帯端末の場合の実施形態について説明する。なお、本実施形態における印刷システムのシステム構成は、図1と同様であるものとする。なお、クライアント装置101は、情報処理装置の一例である。
図14は、本実施形態におけるクライアント装置101と、画像出力装置102とにおけるハードウェア構成等の一例を示す図である。
以下、実施形態1で説明した図2と異なる点について説明する。
まず、クライアント装置101について説明する。
クライアント装置101は、上述したように、プリンタドライバをインストールする構造ではないOSを有する携帯端末である。
CPU111は、システムバス921に接続される各デバイスを総括的に制御することにより、クライアント装置101全体を制御する。なお、CPU111は、ROM913や、外部メモリ931等に格納されているプログラムをRAM912に展開して実行することにより、後述するクライアント装置101の機能や、OSの機能を実現する。また、CPU111は、同様に前記プログラムをRAM912に展開して実行することにより、後述するクライアント装置101に係るフローチャートの処理及びシーケンス処理におけるクライアント装置101の処理を実現する。
本実施形態のクライアント装置101における入力部920と、表示部919とは、タッチパネルのように互いの機能が一体化したものであってもよい。
外部メモリ931は、OS932の機能を実現するためのプログラムや、各種のアプリケーション933の機能を実現するためのプログラムを記憶している。なお、本実施形態におけるアプリケーション933は、画像出力装置102で印刷出力するための各種の機能を有する。また、外部メモリ931は、図15等を用いて後述するジョブ受付IDの保存領域であるジョブ受付ID保存部934としても機能する。なお、本実施形態における携帯端末のOSでは、メモリ管理がアプリケーション毎に独立しており、複数のアプリケーション間で共通に使用するメモリ領域はない。そのため、アプリケーション933は、各種の情報をアプリケーション933が有するワークメモリ内に保存することになる。
次に、画像出力装置102について説明する。
CPU942は、システムバス941に接続される各デバイスを総括的に制御することにより、画像出力装置102全体を制御する。なお、CPU942は、ROM944や、外部メモリ951等に格納されているプログラムをRAM943に展開して実行することにより、後述する画像出力装置102の機能を実現する。また、CPU942は、同様に前記プログラムをRAM943に展開して実行することにより、後述する画像出力装置102に係るフローチャートの処理及びシーケンス処理における画像出力装置102の処理を実現する。
外部メモリ951は、画像出力装置102を制御するための各種プログラムを格納している。外部メモリ951が格納している印刷設定スクリプト生成プログラム957は、CPU942がクライアント装置101の印刷設定画面に表示するための印刷設定スクリプトを生成する機能を実現するためのプログラムである。更に、外部メモリ951は、ジョブ受付IDと、ジョブ受付IDに対応する印刷設定情報とを関連付けた情報の保存領域である印刷設定保存部958としても機能する。
図15は、本実施形態における処理の一例を示すシーケンス図である。
図15のシーケンス図における処理の主体は、クライアント装置101を操作するユーザ、クライアント装置101及び画像出力装置102である。また、前提として、クライアント装置101には、アプリケーション933は既にインストールされているものとする。
S1001において、ユーザは、入力部920の操作を介して、クライアント装置101に印刷を行うためのアプリケーション933の起動を指示する。
S1002において、クライアント装置101のCPU911は、入力部920を介して受け付けた起動指示基づき、外部メモリ931に格納されているアプリケーション933の機能を実現するためのプログラムをRAM112に読み出して実行する。即ち、CPU911は、アプリケーション933を起動する。
S1003において、ユーザは、入力部920の操作を介して、アプリケーション933が提供する印刷設定メニューから、クライアント装置101に印刷設定の開始を指示する。
S1004において、クライアント装置101のCPU911は、画像出力装置102に印刷設定スクリプトの取得を要求する。なお、ここでいう、印刷設定スクリプトは、印刷設定集計結果に関するスクリプトである。
S1005において、画像出力装置102のCPU942は、印刷設定スクリプトを生成してクライアント装置101に送信する。なお詳細は後述するが、S1005において、CPU942は、印刷設定において、印刷機能の累積使用回数が多い設定項目を優先的に配置する。また、携帯端末のアプリケーション933により印刷を行う場合、印刷設定情報の送信と、印刷ジョブの送信とでは、アプリケーション933と、画像出力装置102との通信におけるセッションが異なる。そのため、アプリケーション933は、印刷設定情報と、印刷ジョブとを関連付ける必要がある。この関連付けのために、S1005において、CPU942は、ジョブ受付IDを生成して印刷設定スクリプトに埋め込む。なお、CPU942は、IDにUUID(Universal Unique ID)等を使用することができる。
S1006において、画像出力装置102のCPU942は、生成した印刷設定スクリプトをクライアント装置101に送信する。
S1007において、クライアント装置101のCPU911は、印刷設定スクリプトに基づき、印刷設定画面を表示する。ここで、CPU911は、例えばHTML(Hyper Text Markup Language)形式で記述されている印刷設定スクリプトをブラウザエンジンを使用して表示することができる。
S1008において、ユーザは、入力部920の操作を介して、印刷設定を行う。なお、上述したように、入力部920と、表示部919とは、タッチパネルのように互いの機能が一体化したものであってもよい。その場合、ユーザは、タッチパネル等の表示画面上で印刷設定の操作を行う。以降の説明においても同様とする。
S1009において、クライアント装置101のCPU911は、S1008でユーザが設定した印刷設定に関する印刷設定情報を画像出力装置102に送信する。ここで、CPU911は、印刷設定情報に先に説明したジョブ受付IDを埋め込む。
S1010において、画像出力装置102のCPU942は、クライアント装置101から印刷設定情報を受信し、印刷設定の集計を行う。
S1011において、ユーザは、入力部920の操作を介して、アプリケーション933が提供する印刷メニューから、クライアント装置101に印刷を指示する。
S1012において、クライアント装置101のアプリケーション933は、印刷対象となるファイルをユーザに選択させるためのファイル選択画面を表示する。
S1013において、ユーザは、入力部920の操作を介して、ファイルを選択する。
S1014において、クライアント装置101のアプリケーション933は、入力部920を介して受け付けたユーザの指示に基づいて、印刷するファイルを決定する。
S1015において、ユーザは、入力部920の操作を介して、クライアント装置101に印刷の開始を指示する。
S1016において、クライアント装置101のアプリケーション933は、ジョブ受付IDを含む印刷ジョブを生成する。
S1017において、クライアント装置101のアプリケーション933は、生成した印刷ジョブを画像出力装置102に送信する。
S1018において、画像出力装置102は、受信した印刷ジョブからジョブ受付IDを取得し、取得したジョブ受付IDに関連付けられている印刷設定情報が示す印刷設定を用いて印刷処理を行う。
図16は、本実施形態における画像出力装置102の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、実施形態1で説明した図6のフローチャートと異なる点について説明する。
S1101の処理は、図6のS301の処理と同様である。
S1102の処理は、図6のS302の処理と同様である。
S1105において、画像出力装置102は、クライアント装置101の入力部920を介したユーザの操作に基づく印刷設定が完了したか否かを判定し、完了したと判定した場合、処理をS1106に進める。一方、画像出力装置102は、完了していないと判定した場合、処理をS1109に進める。
S1109において、画像出力装置102は、S1101でクライアント装置101から受信したリクエストが印刷設定スクリプトの取得要求であるか否かを判定し、印刷設定スクリプトの取得要求であると判定した場合、処理をS1110に進める。一方、画像出力装置102は、印刷設定スクリプトの取得要求でないと判定した場合、処理をS1114に進める。なお、画像出力装置102がクライアント装置101から印刷設定スクリプトの取得要求を受信する処理は、要求受信処理の一例である。
S1114の処理は、図6のS312の処理と同様である。
S1103において、画像出力装置102は、クライアント装置101から受信した印刷ジョブからジョブ受付IDを抽出し、抽出したジョブ受付IDに基づいて、印刷設定情報を印刷設定保存部958から取得する。なお、上述したように、印刷設定保存部958は、ジョブ受付IDと、ジョブ受付IDに対応する印刷設定情報を関連付けた情報を格納している。
S1104において、画像出力装置102は、S1103で取得した印刷設定情報に基づいて、印刷ジョブを実行する。
S1106において、画像出力装置102は、クライアント装置101から印刷設定情報を受信する。
S1107において、画像出力装置102は、S1106で受信した印刷設定情報からジョブ受付IDを抽出し、抽出した受付IDと、前記印刷設定情報とを関連付けて印刷設定保存部958に保存する。
S1108の処理は、図6のS306の処理と同様である。
S1110の処理は、図6のS308の処理と同様である。
S1111の処理は、図6のS309の処理と同様である。
S1112の処理は、図6のS310の処理と同様である。
S1113の処理は、図6のS311の処理と同様である。なお、上述したように、ここでいう印刷設定スクリプトは、S1110で生成した印刷設定集計結果に関するスクリプトである。
以上の処理により、画像出力装置102は、印刷ジョブの実行においてよく使用される印刷機能の累積使用回数を集計し、前記集計した累積使用回数に基づいて生成した印刷設定スクリプトをクライアント装置101に送信することができる。
続いて図17を用いて、クライアント装置101のアプリケーション933の処理の流れについて説明する。
図17は、本実施形態におけるクライアント装置101の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、実施形態1で説明した図11のフローチャートと異なる点について説明する。
S1121の処理は、図11のS321の処理と同様である。
S1122の処理は、図11のS322の処理と同様である。
S1123において、アプリケーション933は、入力部920を介して受け付けたユーザの指示が印刷設定であるか否か判定し、印刷設定であると判定した場合、処理をS1124に進め、印刷設定でないと判定した場合、処理をS1129に進める。
S1129において、アプリケーション933は、入力部920を介して受け付けたユーザの指示が印刷処理であるか否かを判定し、印刷処理であると判定した場合、処理をS1130に進め、印刷処理でないと判定した場合、処理をS1132に進める。
S1132の処理は、図11のS329の処理と同様である。
S1124において、アプリケーション933は、画像出力装置102に対して印刷設定スクリプトの取得を要求する。なお、クライアント装置101が画像出力装置102に印刷設定スクリプトの取得要求を送信する処理は、要求送信処理の一例である。
S1125において、アプリケーション933は、取得した印刷設定スクリプトに含まれているジョブ受付IDを印刷設定保存部958に保存する。
S1126において、アプリケーション933は、表示部919に印刷設定画面を表示する。
図18は、クライアント装置101の表示部919に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
なお、図18の(A)の印刷設定画面は、印刷設定集計結果が反映される前の印刷設定画面の一例を示す図である。一方、図18の(B)の印刷設定画面は、印刷設定集計結果が反映された後の印刷設定画面の一例を示す図である。
まず、図18の(A)の印刷設定画面1201について説明する。
印刷設定画面1201は、部数設定1202、ページレイアウト設定1203及び両面印刷設定1204の設定項目の表示を含む。印刷設定画面1201は、実施形態1における印刷設定ダイアログ401の基本設定シート402に相当し、入力部920を介して受け付けたユーザの指示に基づく予め指定された必要最低限の設定項目だけを表示している。
その他設定ボタン1205は、印刷設定画面1201に表示されている設定項目以外のの設定項目を表示する印刷設定画面を表示するためのボタンである。
OKボタン1206は、設定を保存して印刷設定を終了するためのボタンである。
キャンセルボタン1207は、設定を破棄して印刷設定をキャンセルするためのボタンである。
次に、図18の(B)の印刷設定画面1211について説明する。
印刷設定画面1211は、画像出力装置102が図8の印刷設定集計テーブル155に示されるように印刷設定を集計して印刷設定集計結果を生成し、クライアント装置101がその印刷設定集計結果に基づいて表示部919に表示した印刷設定画面である。
印刷設定画面1211は、図18の(A)の印刷設定画面1201と同様に、部数設定1202、ページレイアウト設定1203及び両面印刷設定1204の設定項目の表示を含む。更に、印刷設定画面1211は、上記の設定項目に加えて、印刷設定集計結果に基づくパンチ設定1215、とじ位置設定1216及び余白設定1217の設定項目の表示を含む。
なお、ユーザは、印刷設定画面1211に表示されてない設定項目の印刷機能を使用したい場合、印刷設定画面1201を用いて説明したように、入力部920を介して、その他設定ボタン1205をタップすればよい。これにより、ユーザは、印刷設定画面1211に表示されない設定項目の印刷機能を使用することができる。また、OKボタン1206及びキャンセルボタン1207の用途は、印刷設定画面1201において説明した用途と同様である。
ここで、クライアント装置101が、印刷設定集計結果に基づいて、設定項目を表示する方法はいくつかある。例えば、クライアント装置101は、使用回数が多い順に設定項目を印刷設定画面に配置するようにしてもよい。また、クライアント装置101は、実施形態1で説明したように、機能グループ毎にまとめて設定項目を表示するようにしてもよい。
図17の説明に戻る。
S1127において、アプリケーション933は、入力部920を介して受け付けたユーザによる印刷設定の操作が完了したか否かを判定し、完了したと判定した場合、処理をS1128に進め、完了していないと判定した場合、処理をS1211に戻す。
S1128において、アプリケーション933は、入力部920を介してユーザが設定した印刷設定に関する印刷設定情報を画像出力装置102に送信する。
以下、S1130以降の処理について説明する。
S1130において、アプリケーション933は、印刷対象の印刷ファイル(データ)の選択画面を表示部919に表示する。
S1131において、アプリケーション933は、入力部920を介してユーザが選択した印刷ファイルと、ジョブ受付ID保存部934に保存しているジョブ受付IDの情報とを画像出力装置102に送信する。
以上の処理により、クライアント装置101は、印刷ジョブの実行においてよく使用される印刷機能に対応する設定項目を印刷設定画面に反映させることができる。
以上、本実施形態によれば、クライアント装置101がプリンタドライバをインストールする構造ではないOSを有する携帯端末の場合においても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。即ち、ユーザは、印刷ジョブの処理によく使われる印刷設定項目における印刷設定を印刷設定画面内で行うことができるようなる。また、ユーザは、自分では使用していないが、他のユーザがよく使用する印刷機能の設定項目を確認することができるようになるため、画像出力装置102の印刷機能を有効に活用することができるようなる。
<実施形態3>
実施形態1及び実施形態2において、画像出力装置102が印刷集計結果を有していない場合、印刷設定画面において、印刷集計結果に基づく設定項目は表示されない。より具体的には、実施形態1で説明した印刷設定ダイアログ401における基本設定シート402の表示領域412は空欄となっている。また、実施形態2で説明したように、印刷設定画面1201は、予め定められた最低限の基本設定のみを表示しており、印刷集計結果に基づく設定項目を表示していない。
ここで、画像出力装置102は、予め累積使用回数が記述されている印刷設定集計テーブルを外部メモリ等に保持しているようにしてもよい。例えば、画像出力装置102は、累積使用回数を50回と記入した印刷設定集計テーブルを予め外部メモリに保持しているとする。そして、画像出力装置102は、他のよく使われる設定項目の累積使用回数が50回を超えれば、累積使用回数の集計に基づいて、前記他のよく使われる設定項目を上位として印刷設定集計結果を生成する。そして、クライアント装置101は、画像出力装置102から受信した印刷設定集計結果に基づいて、前記他のよく使われる設定項目を上位にして設定項目を表示する。
以上、本実施形態によれば、画像出力装置102は、ユーザにより予め定められた回数の累積使用回数が記述された印刷設定集計テーブルを保持している。そして、画像出力装置102は、その後の印刷ジョブの実行において使用された設定項目の使用回数に基づいて、前記印刷設定集計テーブルを更新する。更に、画像出力装置102は、前記印刷設定集計テーブルに基づいて印刷設定集計結果を生成し、クライアント装置101に送信する。即ち、画像出力装置102は、印刷設定集計テーブルに予め記述された累積使用回数を初期値とした設定項目の使用頻度に基づく印刷設定集計結果を生成することができる。そして、クライアント装置101は、前記印刷設定集計結果に基づく設定項目の表示順番で設定項目を表示することができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、印刷においてユーザがよく使う機能をひとつにまとめる技術を提供することができる。
また、例えば、複数のユーザがいる場合、画像出力装置102は、その職場や、家庭でよく使われる印刷機能の設定項目を集計するようになるため、ユーザのワークフローに応じた印刷機能を提供することができるようになる。
また、クライアント装置101は、印刷設定集計結果に基づいて、他のユーザがよく使用する機能の設定項目を、その機能を使用していないユーザの基本設定シートや、印刷設定画面(以下、単に基本設定シートという)にも反映させる。そのため、ユーザは、自身が気づかない有用な機能に気づくことができ、その機能を使用することができるようになる。
また、画像出力装置102は、印刷集計テーブルに基づいて、予め定められた順位まで、例えば印刷機能の使用頻度が上位5位までの設定項目に関する印刷集計結果を生成してクライアント装置101に送信する。これにより、クライアント装置101は、上位5までの設定項目を使用頻度順に基本設定シートに配置する。ここで、例えば、使用頻度が5位の印刷機能と、6位の印刷機能とが相互に関連する場合、画像出力装置102は、上位6位までの印刷機能の設定項目に関する印刷設定集計結果を生成し、クライアント装置101に送信する。そして、クライアント装置101は、受信した印刷設定集計結果に基づいて、上位6までの設定項目を基本設定シートに表示する。これにより、クライアント装置101がペアで使用される印刷機能のうち、片方の印刷機能のみを基本設定シートに配置するということをなくすことができ、ユーザに対する利便性が向上させることができる。
また、例えば、設定項目の入力に関する元のUIが、数値を入力するようなUIコントロールの場合、画像出力装置102は、ユーザが入力に使用した数値を集計する。画像出力装置102が集計した数値が限られる場合、クライアント装置101は、基本設定シートのUIコントロールを、その画像出力装置102が集計した数値のみを選択するUIコントロールに変えて表示することができる。そのため、例えば、ユーザは、その職場や、家庭でよく使用される数値のみが表示されるUIコントロールを使用することができるようになるため、利便性が向上する。
以上、本発明の好ましい形態について詳述したが、本実施形態は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (18)

  1. 複数の印刷ジョブの実行において使用された印刷機能のうち、予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数を示す累積情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された累積情報に基づいて、前記予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数に関する集計結果情報を作成する作成手段と、
    ネットワークを介して通信可能な複数の情報処理装置から、前記作成手段により作成された集計結果情報の取得要求を受信する要求受信手段と、
    前記要求受信手段により受信された取得要求に基づいて、前記集計結果情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記情報処理装置から複数の印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された印刷ジョブのジョブ情報に含まれる印刷設定情報を抽出する抽出手段と、
    を更に有し、
    前記取得手段は、前記抽出手段により抽出された印刷設定情報に基づいて、前記予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数を集計して前記累積情報を取得する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記取得手段は、前記印刷ジョブが正常に実行される度に、前記予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数を管理する管理テーブルを更新することにより前記累積使用回数を集計して前記累積情報を取得する請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記管理テーブルには、前記印刷ジョブが実行される前に、予め定められた累積使用回数が既に記述されており、
    前記取得手段は、前記印刷ジョブが正常に実行される度に、前記管理テーブルを更新することにより前記累積使用回数を集計して前記累積情報を取得する請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記作成手段は、前記予め定められた印刷機能以外の印刷機能に係る機能情報を前記累積使用回数が多い順に整列させ、前記整列させた機能情報のうち予め定められた順位までの機能情報に関する集計結果情報を作成する請求項1乃至4何れか1項記載の画像処理装置。
  6. 複数の印刷機能の関連性を示す関連情報を管理する関連情報管理手段を更に有し、
    前記作成手段は、前記関連情報管理手段により管理されている関連情報が示す関連性のある複数の印刷機能の機能情報のうち、一の機能情報のみが前記整列させた機能情報のうち予め定められた順位までに含まれる場合、一の機能情報に関連する他の機能情報も含めた集計結果情報を作成する請求項5記載の画像処理装置。
  7. ネットワークを介して通信可能な画像処理装置で実行された複数の印刷ジョブの処理に使用された印刷機能のうち、予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数に関する集計結果情報の取得要求を前記画像処理装置に送信する要求送信手段と、
    前記要求送信手段により送信された前記取得要求に基づいて、前記画像処理装置から前記集計結果情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記集計結果情報に基づく印刷機能に対応する印刷設定項目を含む印刷設定画面を表示部に表示する表示手段と、
    を有する情報処理装置。
  8. 前記表示手段は、前記予め定められた印刷機能に対応する印刷設定項目をまとめて表示している印刷設定画面に、前記集計結果情報に基づく印刷機能に対応する印刷設定項目を追加した印刷設定画面を表示部に表示する請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記表示手段は、前記集計結果情報に基づく印刷機能に対応する印刷設定項目を、対応する印刷機能の累積使用回数が多い順に並べた印刷設定画面を表示部に表示する請求項7又は8記載の情報処理装置。
  10. 前記表示手段は、前記集計結果情報に基づく印刷機能に対応する印刷設定項目を、対応する印刷機能の識別情報に基づいて分類してまとめた印刷設定画面を表示部に表示する請求項7又は8記載の情報処理装置。
  11. 前記表示手段は、前記集計結果情報に基づく印刷機能に対応する印刷設定項目と、自装置のユーザが使用した前記予め定められた印刷機能以外の印刷機能に対応する印刷設定項目とを分けて表示する請求項7又は8記載の情報処理装置。
  12. 前記表示手段は、前記集計結果情報に基づく印刷機能に対応する印刷設定項目における設定値の入力形式の表示を、選択形式の表示にして表示する請求項7乃至11何れか1項記載の情報処理装置。
  13. 複数の印刷ジョブの実行において使用された印刷機能のうち、予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数を示す累積情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された累積情報に基づいて、前記予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数に関する集計結果情報を作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された集計結果情報の取得要求を、ネットワークを介して通信可能な画像処理装置に送信する要求送信手段と、
    前記要求送信手段により送信された取得要求を、ネットワークを介して通信可能な情報処理装置から受信する要求受信手段と、
    前記要求受信手段により受信された取得要求に基づいて、前記集計結果情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された集計結果情報を、前記画像処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された集計結果情報に基づく印刷機能に対応する印刷設定項目を含む印刷設定画面を表示部に表示する表示手段と、
    を有するシステム。
  14. 画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    複数の印刷ジョブの実行において使用された印刷機能のうち、予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数を示す累積情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された累積情報に基づいて、前記予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数に関する集計結果情報を作成する作成ステップと、
    ネットワークを介して通信可能な複数の情報処理装置から、前記作成ステップにより作成された集計結果情報の取得要求を受信する要求受信ステップと、
    前記要求受信ステップにより受信された取得要求に基づいて、前記集計結果情報を前記情報処理装置に送信する送信ステップと、
    を含む情報処理方法。
  15. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    ネットワークを介して通信可能な画像処理装置で実行された複数の印刷ジョブの処理に使用された印刷機能のうち、予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数に関する集計結果情報の取得要求を前記画像処理装置に送信する要求送信ステップと、
    前記要求送信ステップにより送信された前記取得要求に基づいて、前記画像処理装置から前記集計結果情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信された前記集計結果情報に基づく印刷機能に対応する印刷設定項目を含む印刷設定画面を表示部に表示する表示ステップと、
    を含む情報処理方法。
  16. システムが実行する情報処理方法であって、
    複数の印刷ジョブの実行において使用された印刷機能のうち、予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数を示す累積情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された累積情報に基づいて、前記予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数に関する集計結果情報を作成する作成ステップと、
    前記作成ステップにより作成された集計結果情報の取得要求を、ネットワークを介して通信可能な画像処理装置に送信する要求送信ステップと、
    前記要求送信ステップにより送信された取得要求を、ネットワークを介して通信可能な情報処理装置から受信する要求受信ステップと、
    前記要求受信ステップにより受信された取得要求に基づいて、前記集計結果情報を前記情報処理装置に送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにより送信された集計結果情報を、前記画像処理装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信された集計結果情報に基づく印刷機能に対応する印刷設定項目を含む印刷設定画面を表示部に表示する表示ステップと、
    を含む情報処理方法。
  17. コンピュータに、
    複数の印刷ジョブの実行において使用された印刷機能のうち、予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数を示す累積情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された累積情報に基づいて、前記予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数に関する集計結果情報を作成する作成ステップと、
    ネットワークを介して通信可能な複数の情報処理装置から、前記作成ステップにより作成された集計結果情報の取得要求を受信する要求受信ステップと、
    前記要求受信ステップにより受信された取得要求に基づいて、前記集計結果情報を前記情報処理装置に送信する送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  18. コンピュータに、
    ネットワークを介して通信可能な画像処理装置で実行された複数の印刷ジョブの処理に使用された印刷機能のうち、予め定められた印刷機能以外の印刷機能の累積使用回数に関する集計結果情報の取得要求を前記画像処理装置に送信する要求送信ステップと、
    前記要求送信ステップにより送信された前記取得要求に基づいて、前記画像処理装置から前記集計結果情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信された前記集計結果情報に基づく印刷機能に対応する印刷設定項目を含む印刷設定画面を表示部に表示する表示ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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