JP4337365B2 - 自動二輪車のバッテリー保持構造 - Google Patents

自動二輪車のバッテリー保持構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車のバッテリー保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開2002−225765号公報(特許文献1参照)に示されるように、開閉可能な着座シートの下部に上方に開口する収納ボックスが設けられ、収納ボックスの後方に燃料タンクが設けられ、燃料タンクの下方に後輪が設けられた自動二輪車において、電源用のバッテリーを収納ボックスの内部、かつ燃料タンクの前方に配置したものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−225765号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようにバッテリーを収納ボックスの内部、かつ燃料タンクの前方に配置したのでは、バッテリーの容積分だけ収納ボックスの内部容積が縮小されるとともに燃料タンクの容量も制限を受ける。
【0005】
また、重量物であるバッテリーが比較的高所に配置されるため、車体重心が高められて走行安定性や取回し性が劣化する懸念もある。
【0006】
しかし、バッテリーを車体下方に設置すると、走行時に後輪が巻き上げる塵埃や泥砂等の汚物がバッテリーにかかる可能性が生じるとともにバッテリーの着脱性が劣化し、しかもバッテリーが車体を覆うフレームカバーから外部に露呈するために車体の外観性が低下するという難点がある。
【0007】
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、収納ボックスと燃料タンクの容量を制限したり車体の重心を高めることなくバッテリーを着脱性良く設置可能にすると同時に、走行時に後輪が巻き上げる塵埃や泥砂等の汚物がバッテリーに付着するのを防止し、併せて車体外観性と車体製造性を向上させることのできる自動二輪車のバッテリー保持構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る自動二輪車のバッテリー保持構造は、請求項1に記載したように、開閉可能な着座シートの下部に上方に開口する収納ボックスが設けられ、この収納ボックスの後方に燃料タンクが設けられ、上記燃料タンクの下方にスイングアームとリヤクッションユニットを介して後輪が設けられ、上記着座シートの下方から後斜め上方に延びる左右一対のリヤフレームパイプが収納ボックスおよび燃料タンクの左右近傍に配設され、上記収納ボックスと燃料タンクとの外側面がフレームカバーに覆われ、上記フレームカバーよりも車幅方向内側にバッテリーボックスが設置され、このバッテリーボックスにバッテリーが保持された自動二輪車のバッテリー保持構造において、車体側面視で上記バッテリーボックスを上記収納ボックスの後壁よりも後方で、上記燃料タンク底壁の下方、かつ、上記リヤクッションユニットの前方で、さらに上記後輪の一側方に重なるように配置して、前記収納ボックスと燃料タンクとリヤクッションユニットに囲まれる態様で上記リヤフレームパイプに固定したことを特徴とする。
【0009】
上記構成により、収納ボックスも燃料タンクも前後寸法、幅寸法ともにバッテリーの制約を受けなくなるため、その容量を制限されなくなる。しかも、バッテリーの位置が低められるため車体の低重心化に多大に貢献する。また、バッテリーボックスが収納ボックスと燃料タンクとリヤクッションユニットに囲まれて破損から保護される。
【0011】
さらに、本発明に係る自動二輪車のバッテリー保持構造は、請求項2に記載したように、前記バッテリーボックスを、前記後輪を挟んで後輪駆動用チェーンの反対側であって、上記リヤクッションユニットの前方に配置したことを特徴とするため、バッテリーボックスの位置を下げても後輪駆動用チェーンと干渉することがなく、車体の低重心化に一層貢献する。
【0013】
また、本発明に係る自動二輪車のバッテリー保持構造は、請求項3に記載したように、前記フレームカバーの下端から車幅方向内側に突出させたカバーフランジと、前記後輪の上方を覆うリヤフェンダーから車幅方向外側に突出させたフェンダーフランジとを上下に重ね合わせて前記燃料タンクとフレームカバーとリヤフェンダーとに囲まれたカバー内部空間を画成し、このカバー内部空間に前記バッテリーボックスを配置し、上記カバーフランジとフェンダーフランジとの重合部にバッテリー開口部を形成して、このバッテリー開口部からバッテリーボックスの下部を下方に露呈させ、バッテリーボックスを下方に向かって取り外し可能にしたことを特徴とするため、フレームカバーを取り外さずにバッテリーを着脱することができてバッテリーの着脱性が良くなるとともに、後輪が巻き上げる塵埃や泥砂等が上記カバー内部空間に入り込んでバッテリーに付着する懸念がなくなる。
【0014】
さらに、本発明に係る自動二輪車のバッテリー保持構造は、請求項4に記載したように、前記バッテリーボックスをリヤフレームパイプが後斜め上方に立ち上がる区間に設け、バッテリーボックスのリヤフレームパイプへの固定部をバッテリーボックスの前後に設け、後側の固定部を掛止構造にする一方、前側の固定部を締結構造にし、後側の固定部を前記バッテリー開口部の内部に配置し、前側の固定部をバッテリー開口部の外部に配置したことを特徴とするため、外観性を劣化させることなくバッテリーの着脱性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、本発明に係るバッテリー保持構造が適用された自動二輪車の一例を示す右側面図である。
【0017】
この自動二輪車1は、アンダーボーン型の車体フレーム2を備えている。車体フレーム2は例えば鋼管製で、ヘッドパイプ3から1本の太メインフレームパイプ4が後斜め下方に延び、図2および図3にも示すようにメインフレームパイプ4の後端付近より左右一対のリヤフレームパイプ5,5が後斜め上方に延びて後端が略U字状に繋がり、左右のリヤフレームパイプ5,5間がブリッジパイプ6,7およびチャンネル部材8で連結され、メインフレームパイプ4とリヤフレームパイプ5,5の連結部付近に左右一対のセンタープレート9,9とエンジンブラケット10と補強メンバー11等が設けられている。
【0018】
ヘッドパイプ3には前輪14を支持するフロントフォーク15がハンドルバー16や前照灯17、フロントフェンダー18等と共に回動自在に軸支され、センタープレート9,9間に架設されたピボット軸19には後輪20を支持するスイングアーム21が上下回動自在に軸支され、スイングアーム21後端とリヤフレームパイプ5,5中間部との間に左右一対のリヤクッションユニット22,22が連結されて走行時における後輪20とスイングアーム21の動きが緩衝、復元される。
【0019】
センタープレート9,9とエンジンブラケット10にはエンジンユニット25のケーシング26が保持され、ケーシング26の前面に前方略水平にシリンダー27が設置され、シリンダー27上面にキャブレター等の吸気部材(非図示)が設けられる一方、シリンダー27の下面から後方に向かって延出する排気管28が後輪20の右側方に設けられた排気マフラー29に繋がる。エンジンユニット25の出力は、後輪20の左側方に設けられたチェーンケース30内の後輪駆動用チェーン(非図示)によって後輪20に伝達される。なお、エンジンユニット25(ケーシング26)の左右両側には運転者用のフットレスト31が設けられ、その後方に同乗者用のフットレスト32が設けられている。
【0020】
車体フレーム2のメインフレームパイプ4とリヤフレームパイプ5,5との接続部付近には上方に開口する樹脂製の収納ボックス35が固定される。この収納ボックス35はヘルメットを収容可能な容量を備えている。図3に示すように収納ボックス35はその上下4箇所に設けられたボックス固定部36,37がクッション部材38と金属スペーサー部材39を介してボルト40で車体フレーム2のボックス締結座41、42に締結され、車体フレーム2に対して防振的に固定される。なお、収納ボックス35の底部には車載工具43を保持するポケット部44が形成されている。
【0021】
また、収納ボックス35の後方に金属製の燃料タンク46が設けられる。燃料タンク46は後部上面に給油キャップ47を備え、その四隅に設けられた図示しないタンク締結片がボルトでリヤフレームパイプ5,5に設けられたタンク締結座48,49に締結される。
【0022】
燃料タンク46の下方には後輪20が位置し、図2に示すように収納ボックス35の後下部と燃料タンク46の下面は連続する円弧をなし、その下方に後輪20の上方を覆うリヤフェンダー50が固定される。リヤフェンダー50は例えば樹脂製で、その四隅に設けられたフェンダー締結片51,52がボルト53でリヤフレームパイプ5,5に設けられたフェンダー締結座54,55に締結される。
【0023】
収納ボックス35と燃料タンク46の上には、運転者と同乗者が前後に着座可能な着座シート58が設けられる。この着座シート58は前端が収納ボックス35の前上部に設けられたシートヒンジ59に軸着され、中間部がリヤフレームパイプ5,5等に載置され、後部が図示しないロック装置を介してチャンネル部材8に係脱可能に支持される。上記ロック装置を解錠することにより、図2に矢印で示すように着座シート58の後部を持ち上げてシートヒンジ59回りに回動させて開放し、収納ボックス35や燃料タンク46にアクセスすることができる。
【0024】
車体前半部およびメインフレームパイプ4の上部は樹脂製のレッグシールド61に覆われ、車体後半部も同じく樹脂製かつ左右一対のフレームカバー62,62に覆われ、フレームカバー62,62の後端部にリヤコンビネーションランプ63が設けられている。収納ボックス35と燃料タンク46はその左右側面がフレームカバー62,62に覆われることにより外部から隠蔽され、これにより自動二輪車1の外観が整えられる。
【0025】
図2に示すように、リヤフレームパイプ5,5は着座シート58の下方から後斜め上方に急角度で立ち上がり、収納ボックス35後部の左右近傍を通った後、屈曲してほぼ水平に後方へ延び、燃料タンク46の左右近傍を通っている。
【0026】
そして、図4〜図7に示すように、リヤフレームパイプ5,5の立ち上がり部、好ましくは屈曲部付近の下方に樹脂製のバッテリーボックス66が設置され、このバッテリーボックス66にバッテリー67が保持される。このバッテリーボックス66は車体側面視で収納ボックス35の後方かつ燃料タンク46よりも下方、さらに後輪20の一側方に重なるように配置されて左右一方のリヤフレームパイプ5に着脱可能に固定される。
【0027】
後輪20の左側には前述したように後輪駆動用チェーン(チェーンケース30)が設けられているため、バッテリーボックス66は後輪20を挟んで後輪駆動用チェーンの反対側、即ち右側のリヤフレームパイプ5に固定され、リヤクッションユニット22の前方に配置されている。バッテリーボックス66は前傾姿勢で設置され、その底面がフレームカバー62の下縁にほぼ平行している。
【0028】
バッテリーボックス66の前後には、バッテリーボックス66をリヤフレームパイプ5,5に着脱可能に固定するための固定部68,69が設けられている。後側の固定部68はリヤフレームパイプ5,5に溶着した金属棒状の掛止ブラケット71にバッテリーボックス66後上部に一体成形した掛止フック72,72を下方から掛止させる掛止構造であり、前側の固定部69はリヤフレームパイプ5,5に後斜め下方に延びるように溶着された板金製の締結ブラケット73に、バッテリーボックス66前下部に一体成形した締結片74を下方からボルト75で締結する締結構造である。
【0029】
図7に示すように、左右のフレームカバー62,62の下端には車幅方向内側に突出するカバーフランジ77,77が一体形成され、リヤフェンダー50の下端両側には車幅方向外側に突出するフェンダーフランジ78,78が一体形成され、カバーフランジ77,77の上にフェンダーフランジ78,78が重ね合わされている。これにより、燃料タンク46とフレームカバー62,62とリヤフェンダー50とに囲まれてカバー内部空間79,79が画成されている。
【0030】
バッテリーボックス66は右側のカバー内部空間79に配置され、左側のカバー内部空間79にはCDIユニット80等の電装部品が配置されるが、右側のカバーフランジ77とフェンダーフランジ78の重合部にはバッテリー開口部81が形成されており、このバッテリー開口部81からバッテリーボックス66の下部3分の1程度が下方に露呈し、バッテリーボックス66はバッテリー開口部81から下方に向かって取り外し可能である。ここで、バッテリーボックス66の後側の固定部68はバッテリー開口部81の内部(上部)に配置され、前側の固定部69はバッテリー開口部81の外部(下部)に配置されている。なお、右側のフェンダーフランジ78にはバッテリー開口部81において下方に垂下する遮蔽板82が一体成形されている。
【0031】
バッテリー67をバッテリーボックス66とともに車体に取り付ける時は、まず後側の固定部68において車体フレーム2側の掛止ブラケット71にバッテリーボックス66後上部の掛止フック72,72を掛止し、次に前側の固定部69において車体フレーム2側の締結ブラケット73にバッテリーボックス66前下部の締結片74を下方からあてがってボルト75で締結する。バッテリー67とバッテリーボックス66を取り外す時は逆の手順となる。
【0032】
以上のように構成されたバッテリー保持構造によれば、車体側面視でバッテリーボックス66(バッテリー67)が収納ボックス35の後方かつ燃料タンク46よりも下方、なおかつ後輪20の一側方に重なるように配置されたため、収納ボックス35と燃料タンク46がその前後寸法、幅寸法ともにバッテリー67の制約を受けなくなって容量を制限されなくなり、それと同時にバッテリー67の位置が低められて車体の重心が低くなり、走行安定性や取り回し性が向上する。したがって、収納ボックス35と燃料タンク46の容量を制限したり車体の重心を高めることなくバッテリー67を設置することができる。
【0033】
バッテリーボックス66はリヤクッションユニット22の前方に配置されているため、バッテリーボックス66とバッテリー67が収納ボックス35と燃料タンク46とリヤクッションユニット22に囲まれる態様となり、万一の転倒時にもバッテリーボックス66とバッテリー67を破損から保護することができる。
【0034】
また、バッテリーボックス66は後輪20を挟んで後輪駆動用チェーン(チェーンケース30)の反対側に配置されているため、後輪駆動用チェーンと干渉させることなくバッテリーボックス66の位置を下げて車体の低重心化に一層貢献することができる。
【0035】
バッテリーボックス66は、燃料タンク46とフレームカバー62,62とリヤフェンダー50とに囲まれて画成されたカバー内部空間79内に配置されるものの、その下部がフレームカバー62(カバーフランジ77)とリヤフェンダー50(フェンダーフランジ78)との重合部に形成されたバッテリー開口部81から下方に露呈しており、このバッテリー開口部81からバッテリーボックス66が下方に向かって取り外し可能にされているため、フレームカバー62を取り外さなくてもバッテリー67(バッテリーボックス66)を着脱することができ、この点でバッテリー67の着脱性が極めて良好である。
【0036】
バッテリーボックス66はバッテリー開口部81を密に塞ぐように取着されるため、自動二輪車1の走行時に後輪20が巻き上げる塵埃や泥砂等がカバー内部空間79に入り込みにくく、よって塵埃や泥砂等がバッテリー67に付着するのを回避することができる。なお、バッテリー開口部81においてフェンダーフランジ78側に形成された遮蔽板82により塵埃や泥砂等の進入が一層効果的に遮断される。
【0037】
また、バッテリーボックス66はリヤフレームパイプ5が後斜め上方に立ち上がる区間に設けられており、バッテリーボックス66の後上部に設けられた固定部68が掛止構造とされてバッテリー開口部81の内部に配置され、バッテリーボックス66の前下部に設けられた固定部69が締結構造とされてバッテリー開口部81の外部に配置されているため、バッテリーボックス66の着脱性を良好に確保しつつ、後側の固定部68の掛止ブラケット71を非常に小形かつ簡素な形状にして車体製造性を飛躍的に向上させ、同時に固定部68を完全に隠蔽して固定部69(73,74)を小型化し、車体外観性を良くすることができる。
【0038】
なお、固定部68と固定部69の構成は本実施形態のもののみに限定されることはなく、要するに固定部68が掛止構造であってバッテリー開口部81の内部に配置され、固定部69が締結構造であってバッテリー開口部81の外部に配置されるならば、他の構成としてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る自動二輪車のバッテリー保持構造よれば、収納ボックスと燃料タンクの容量を制限したり車体の重心を高めることなくバッテリーを着脱性良く設置可能にすると同時に、走行時に後輪が巻き上げる塵埃や泥砂等の汚物がバッテリーに付着するのを防止し、併せて車体外観性と車体製造性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリー保持構造が適用された自動二輪車の一例を示す右側面図。
【図2】本発明の一実施形態を示す縦断面図。
【図3】本発明の要部を示す分解斜視図。
【図4】本発明の要部を示す右側面図。
【図5】図2のV矢視図。
【図6】本発明の要部を示す右側面図。
【図7】図6のVII-VII線に沿う縦断面図。
【符号の説明】
1 自動二輪車
2 車体フレーム
5 リヤフレームパイプ
20 後輪
22 リヤクッションユニット
35 収納ボックス
46 燃料タンク
58 着座シート
62 フレームカバー
66 バッテリーボックス
67 バッテリー
68,69 バッテリーボックスの固定部
77 カバーフランジ
78 フェンダーフランジ
79 カバー内部空間
81 バッテリー開口部

Claims (4)

  1. 開閉可能な着座シートの下部に上方に開口する収納ボックスが設けられ、この収納ボックスの後方に燃料タンクが設けられ、上記燃料タンクの下方にスイングアームとリヤクッションユニットを介して後輪が設けられ、上記着座シートの下方から後斜め上方に延びる左右一対のリヤフレームパイプが収納ボックスおよび燃料タンクの左右近傍に配設され、上記収納ボックスと燃料タンクとの外側面がフレームカバーに覆われ、上記フレームカバーよりも車幅方向内側にバッテリーボックスが設置され、このバッテリーボックスにバッテリーが保持された自動二輪車のバッテリー保持構造において、車体側面視で上記バッテリーボックスを上記収納ボックスの後壁よりも後方で、上記燃料タンク底壁の下方、かつ、上記リヤクッションユニットの前方で、さらに上記後輪の一側方に重なるように配置して、前記収納ボックスと燃料タンクとリヤクッションユニットに囲まれる態様で上記リヤフレームパイプに固定したことを特徴とする自動二輪車のバッテリー保持構造。
  2. 前記バッテリーボックスを、前記後輪を挟んで後輪駆動用チェーンの反対側であって、上記リヤクッションユニットの前方に配置したことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のバッテリー保持構造。
  3. 前記フレームカバーの下端から車幅方向内側に突出させたカバーフランジと、前記後輪の上方を覆うリヤフェンダーから車幅方向外側に突出させたフェンダーフランジとを上下に重ね合わせて前記燃料タンクとフレームカバーとリヤフェンダーとに囲まれたカバー内部空間を画成し、このカバー内部空間に前記バッテリーボックスを配置し、上記カバーフランジとフェンダーフランジとの重合部にバッテリー開口部を形成して、このバッテリー開口部からバッテリーボックスの下部を下方に露呈させ、バッテリーボックスを下方に向かって取り外し可能にしたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車のバッテリー保持構造。
  4. 前記バッテリーボックスをリヤフレームパイプが後斜め上方に立ち上がる区間に設け、バッテリーボックスのリヤフレームパイプへの固定部をバッテリーボックスの前後に設け、後側の固定部を掛止構造にする一方、前側の固定部を締結構造にし、後側の固定部を前記バッテリー開口部の内部に配置し、前側の固定部をバッテリー開口部の外部に配置したことを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車のバッテリー保持構造。
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