JP4335085B2 - 真空圧力制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造装置で使用される真空圧力制御システムに関する。さらに詳細には、システムにおける各種の異常を検知することができる真空圧力制御システムに関するものである。
従来、例えば、半導体製造装置のCVD装置においては、反応室内を減圧状態、すなわち、真空状態に保ちながら、薄膜材料を構成する元素からなる材料ガスを、ウエハー上に供給している。例えば、図14に示すCVD装置においては、真空容器である反応室10内のウエハーに対して、反応室10の入口11から材料ガスを供給するとともに、反応室10の出口12から真空ポンプ13で排気することによって、反応室10内を真空状態に保っている。
このとき、反応室10内の真空圧力を一定に保持する必要があるが、その一定値は、種々の条件によって変わり、大気圧又は大気圧に近い低真空から高真空までの広いレンジに渡る。そこで、大気圧に近い低真空から高真空までの広いレンジに渡って、真空圧力を精度良く一定に保持する必要がある。また、反応室10内のウエハーに形成される薄膜の品質を一層向上させるため、反応室10内でパーティクルが巻き上がることを防止する観点から、反応室10内の真空圧力を大気圧又は大気圧に近い低真空から目標真空圧力値にまで到達させる真空引きの過程において、反応室10内からガスが排出される進行過程をゆっくりと行う必要もある。
このような必要性を満足させるための真空圧力制御システムとして、例えば、特開2000−163137号公報に開示されているものがある。このシステムでは、真空比例開閉弁の開度を操作して、真空容器内の真空圧力を外部から与えられた又は予めコントローラに設定された目標真空圧力変化速度をもって変化させることにより、真空容器内からガスを排出させる進行過程をゆっくりと行って、真空容器内でパーティクルが巻き上ることを防止するとともに、真空容器内からガスを排出させる際に、真空容器内の真空圧力変化速度を自由に制御することができるようになっている。
より具体的には、真空圧力センサで計測された反応室内の真空圧力に対して取得された目標真空圧力変化速度で変化させた真空圧力値を、内部コマンドとして順次発生させていき、順次発生する内部コマンドをフィードバック制御の目標値とし、フィードバック制御の目標値を順次変更することにより、フィードバック制御を追従制御として実行するようになっている。これにより、この真空圧力制御システムでは、反応室内の真空圧力を目標真空圧力変化速度をもって一律に変化させることができるようになっている。
特開2000−163137号公報(第3〜4頁、図1)
しかしながら、上記した従来の真空圧力制御システムでは、例えば、「真空圧力センサの異常」、「反応室のリーク」、「配管の詰まり」等の異常は、オペレータなどによって発見された後に、その対策処置が実施される。つまり、システム自体で異常を検知することができないという問題があった。
そこで、本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、真空圧力センサの異常、反応炉のリーク、配管のつまり等のシステムにおける異常を早期に検知することができる真空圧力制御システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る真空圧力制御システムは、真空容器と真空ポンプとを接続する配管上にあって開度を変化させることにより前記真空容器内の真空圧力を変化させる真空比例開閉弁と、前記真空容器内の真空圧力を計測する真空圧力センサと、前記真空圧力センサの出力に基づいて前記真空比例開閉弁の開度を制御するコントローラとを有する真空圧力制御システムにおいて、前記コントローラは、システムが正常に作動するときの前記真空圧力センサの出力と前記真空比例開閉弁の開度との関係を予め記憶しており、前記真空圧力センサの出力に基づく前記真空比例開閉弁の開度制御を行っている際に、前記真空圧力センサの実際の出力と前記真空比例開閉弁の実際の開度との関係と、前記記憶された前記真空圧力センサの出力と前記真空比例開閉弁の開度との関係を比較することによりシステムの異常を検知することを特徴とするものである。
この真空圧力制御システムでは、コントローラが真空容器内の真空圧力を計測する真空圧力センサと、真空圧力センサの出力に基づいて真空比例開閉弁の開度を制御して、真空容器内の圧力を下げていく(図5参照)。ここで、システムが正常な場合には、真空圧力センサの出力と真空比例開閉弁の開度とは、常に一定の関係を有する。そこで、この真空圧力制御システムでは、このような正常時における真空圧力センサの出力と真空比例開閉弁の開度との関係をコントローラに記憶させている。
そして、真空圧力制御システムにおいて、「真空圧力センサの異常」、「真空容器のリーク」、あるいは「配管のつまり」等の異常が発生した場合には、上記した真空圧力センサの出力と真空比例開閉弁の開度とにおける一定の関係が崩れる。つまり、真空圧力センサの実際の出力と真空比例開閉弁の実際の開度との関係が、コントローラに記憶されている関係と一致しなくなる。このため、真空圧力センサの出力に基づく真空比例開閉弁の開度制御を行っている際に、真空圧力センサの実際の出力と真空比例開閉弁の実際の開度との関係と、コントローラに記憶された真空圧力センサの出力と真空比例開閉弁の開度との関係を比較することにより、上記したシステムの異常を早期に検出することができる。
また、上記課題を解決するためになされた本発明に係る別の形態の真空圧力制御システムは、真空容器と真空ポンプとを接続する配管上にあって開度を変化させることにより前記真空容器内の真空圧力を変化させる真空比例開閉弁と、前記真空容器内の真空圧力を計測する真空圧力センサと、前記真空圧力センサの出力に基づいて前記真空比例開閉弁の開度を制御するコントローラとを有する真空圧力制御システムにおいて、前記コントローラは、前記真空圧力センサの出力に基づく前記真空比例開閉弁の開度制御を行っている際に、前記真空比例開閉弁の開度が予め設定された所定開度に到達したときに、前記真空圧力センサの出力が予め設定された所定値より大きい場合、システムに異常が発生していると判断することを特徴とするものである。
この真空圧力制御システムでも、コントローラが真空容器内の真空圧力を計測する真空圧力センサと、真空圧力センサの出力に基づいて真空比例開閉弁の開度を制御して、真空容器内の圧力を下げていく(図5参照)。ここで、システムが正常な場合には、真空圧力センサの出力と真空比例開閉弁の開度とは、常に一定の関係を有する。このため、前記真空比例開閉弁の開度が予め設定された所定開度に到達したときの真空圧力センサの出力を予測することができる。
そして、真空容器内の圧力は下げられていくので、真空比例開閉弁の開度が予め設定された所定開度に到達したときに、真空圧力センサの出力が予め設定された所定値より大きい場合にはシステムに異常が発生していると考えられる。そこで、この真空圧力制御システムでは、真空圧力センサの出力に基づく真空比例開閉弁の開度制御を行っている際に、真空比例開閉弁の開度が予め設定された所定開度に到達したときに、真空圧力センサの出力が予め設定された所定値より大きい場合、システムに異常が発生していると判断するのである。これにより、システムの異常を早期に検出することができる。
ここで、システムの異常を検知するために設定する真空比例開閉弁の所定開度および真空圧力センサの所定開度は、検知しようとする異常に最も適した値を実験などにより求めておけばよい。したがって、予め設定される真空比例開閉弁の所定開度および真空圧力センサの所定開度の組み合わせは、一組の場合もあれば複数組の場合もあり得る。
本発明に係る真空圧力制御システムにおいては、前記コントローラは、システムの異常を検知するために、前記真空比例開閉弁の開度の代わりに前記真空比例開閉弁に入力する操作電圧を使用することもできる。
あるいは、本発明に係る真空圧力制御システムにおいては、前記コントローラは、システムの異常を検知するために、前記真空比例開閉弁の開度の代わりに前記真空比例開閉弁に供給される操作空気圧を使用することもできる。
このようにすることにより、真空比例開閉弁の開度を検出する機構(例えば、ポテンショメータ等)が備わっていない弁でシステムを構築しても、システムの異常を早期に検知することができる。
本発明に係る真空圧力制御システムにおいては、前記コントローラは、システムの異常を検知、あるいはシステムに異常が発生していると判断したときに、その旨を報知することが望ましい。
これにより、オペレータがシステムの異常を早期に知ることができ、その後の対策措置を迅速に行うことができるからである。なお、「報知」には、聴覚に対するものや視覚に対するものなどがすべて含まれ、単一手段での報知(例えば、警告音のみ等)や複合手段での報知(例えば、警告音および警告表示等)のいずれであってもよい。
また、本発明に係る真空圧力制御システムにおいては、前記コントローラは、システムの異常を検知、あるいはシステムに異常が発生していると判断したときに、前記真空比例開閉弁をシステムの安全方向に動作させることが望ましい。
ここで、システムの安全方向は各システムの構成によって異なるため、「真空比例開閉弁をシステムの安全方向に動作させる」には、「弁を閉じる」、「弁を開く」、あるいは「弁開度を維持する」のいずれかが該当することになる。つまり、この真空圧力制御システムでは、異常時において各システムの安全性を高めるように、コントローラによって真空比例開閉弁の動作が制御される。このため、異常時の対処を自動的に行うことができるためシステムの安全性をより一層高めることができる。
本発明に係る真空圧力制御システムによれば、上記した手段によって、真空圧力センサの異常、反応炉のリーク、配管のつまり等のシステムにおける異常を早期に検知することができる。
以下、本発明の真空圧力制御システムを具体化した最も好適な実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。そこで、図1に従来技術の欄で示した図14に対する、本実施の形態に係る真空圧力制御システムのブロック図を示す。本実施の形態に係る真空圧力制御システムは、コントローラ20、空気圧制御部30、操作部40である真空比例開閉弁16、検出部60である真空圧力センサー14、15とを備える。
コントローラ20は、インターフェイス回路21、真空圧力制御回路22、シーケンス制御回路23とを備える。インターフェイス回路21は、コントローラ20のフロントパネルのボタンを介した現場入力による信号、及び、コントローラ20のバックパネルのコネクタを介した遠隔入力による信号を、真空圧力制御回路22やシーケンス制御回路23などに適した信号に変換するものである。また、コントローラ20は、後述するように、正常時における真空圧力センサの出力と真空比例開閉弁の開度とにおける一定の関係を記憶しており、この一定の関係と、真空圧力センサの実際の出力と真空比例開閉弁の実際の開度の関係とを比較してシステムの異常を検知(判断)するものである。
真空圧力制御回路22は、図14の反応室10内の真空圧力に対するフィードバック制御をPID制御で行わせる回路である。シーケンス制御回路23は、インターフェイス回路21から与えられた動作モードに従って、空気圧制御部30内の第1電磁弁34の駆動コイルSV1と第2電磁弁35の駆動コイルSV2とに対し、予め定められた動作をさせる回路である。
空気圧制御部30は、位置制御回路31、パルスドライブ回路32、時間開閉動作弁33、第1電磁弁34、第2電磁弁35とを備える。位置制御回路31は、真空圧力制御回路22から与えられた弁開度指令値と、真空比例開閉弁16に設けられたポテンショメータ18からアンプ19を介して与えられた弁開度計測値とを比較して、真空比例開閉弁16の弁の位置を制御するものである。パルスドライブ回路32は、位置制御回路31からの制御信号に基づいて、時間開閉動作弁33へパルス信号を送信するものである。
時間開閉動作弁33は、図示しない給気側比例弁及び排気側比例弁を内蔵するものであって、パルスドライブ回路32からのパルス信号に応じて、給気側比例弁及び排気側比例弁を時間開閉動作させるものであり、第2電磁弁35と第1電磁弁34を介して、真空比例開閉弁16の空気圧シリンダ41(後述する図2、図3参照)内の空気圧力を調整するものである。
操作部40である真空比例開閉弁16は、図14について言えば、反応室10から真空ポンプ13までの排気系のコンダクタンスを変化させるものである。図2、図3に真空比例開閉弁16の断面を示す。図に示すように、その中央には、ピストンロッド43が設けられている。そして、ピストンロッド43に対し、真空比例開閉弁16の上部である空気圧シリンダ41内において、ピストン44が固設され、真空比例開閉弁16の下部であるベローズ式ポペット弁42内において、ポペット弁体45が固設されている。従って、空気圧シリンダ41によりポペット弁体45を移動させることができる。
この真空比例開閉弁16では、空気圧シリンダ41内に供給ポート18Aを介して圧縮空気が供給されず、空気圧シリンダ41内が排気ポート18Bを介して排気ラインと連通するときは、空気圧シリンダ41内の復帰バネ46による下向きの付勢力がピストン44に作用するので、図2に示すように、ポペット弁体45は弁座47に密着し、真空比例開閉弁16は遮断した状態となる。
一方、空気圧シリンダ41内に給気ポート18Aを介して圧縮空気が供給されるときは、空気圧シリンダ41内の復帰バネ46による下向きの付勢力と、空気圧シリンダ41内の圧縮空気による上向きの圧力とがピストン44に同時に作用するので、そのバランスに応じて、図3に示すように、ポペット弁体45は弁座47から離間し、真空比例開閉弁16は開いた状態となる。
よって、ポペット弁体45が弁座47から離間する距離は、弁のリフト量として、空気圧シリンダ41に対する圧縮空気の供給と排気で操作することができる。尚、ポペット弁体45が弁座47から離間する距離は、弁のリフト量として、ピストン44に連結されたスライドレバー48を介して、ポテンショメータ18で計測されるものであり、真空比例開閉弁16の開度に相当するものである。
検出部である真空圧力センサー14、15は、図14の反応室10内の真空圧力を計測するキャパシタンスマノメータである。ここでは、計測される真空圧力のレンジに応じて、2個のキャパシタンスマノメータを使い分けている。
このような構成を持つ本実施の形態に係る真空圧力制御システムでは、動作モードとして、強制クローズモード(CLOSE)を、コントローラ20で選択すると、シーケンス制御回路23は、第1電磁弁34及び第2電磁弁35を図1に示すように動作させる。これにより、空気圧シリンダ41内には圧縮空気が供給されず、空気圧シリンダ41内は排気ラインと連通するので、空気圧シリンダ41内の空気圧が大気圧となり、真空比例開閉弁16は遮断した状態となる。
また、動作モードとして、真空圧力コントロールモード(PRESS)を、コントローラ20で選択すると、シーケンス制御回路23は、第1電磁弁34を動作させることによって、時間開閉動作弁33と空気圧シリンダ41とを連通させる。これにより、真空比例開閉弁16の空気圧シリンダ41内の空気圧力が調整され、弁のリフト量が、空気圧シリンダ41で操作できる状態となる。
また、このとき、真空圧力制御回路22は、現場入力又は遠隔入力で指示された目標真空圧力値を目標値とするフィードバック制御を開始する。すなわち、図14において、真空圧力センサー14、15で反応室10内の真空圧力値を計測し、それと目標真空圧力値との差(制御偏差)に応じて、真空比例開閉弁16の弁のリフト量を操作し、排気系のコンダクタンスを変化させることによって、反応室10内の真空圧力を目標真空圧力値に一定に保持する。
また、真空圧力制御回路22においては、フィードバック制御の制御偏差が大きいときは、フィードバック制御の操作量を最大にさせているので、フィードバック制御の速応性が十分に確保されている。一方、フィードバック制御の制御偏差が小さいときは、予め調整された時定数に段階的に移行するので、反応室10内の真空圧力を安定した状態で維持することができる。
具体的には、図4のブロック図のように、真空圧力センサー14、15で計測された反応室10内の真空圧力値を比例微分回路105、106により調整した値は、現場入力又は遠隔入力で指示された目標真空圧力値と比較した後、比例微分積分回路102、103に入力される。その後、直列に接続された積分回路104は、位置制御回路31に出力するため、0〜5Vの範囲の電圧を出力する。積分回路104の時定数は、積分時間調整回路101により決定される。
真空圧力センサー14、15の計測値が、目標真空圧力値に対し離れているときは、内部演算回路により積分回路の積分時間が極小となるように動作する。これにより、積分回路104は、ほぼ無限大のゲインをもつ増幅回路として機能する。
すなわち、
(真空圧力センサー14、15の計測値)>(目標真空圧力値)
となる場合は、積分回路104の最大値である5Vが、位置制御回路31に対して出力される。その結果、真空比例開閉弁16は急速に開く方向に動作する。一方、
(真空圧力センサー14、15の計測値)<(目標真空圧力値)
となる場合は、積分回路104の最小値である0Vが位置制御回路31に対して出力される。その結果、真空比例開閉弁16は、急速に閉じる方向に動作する。
これらの動作により、真空比例開閉弁16の弁開度は、目標真空圧力値にするための位置の近くまで、最短時間で到達できる。その後、目標真空圧力値にするための位置の近くまで到達したと判断した積分時間調整回路101は、その位置にて真空圧力を安定した状態で保持するため、予め調整された積分回路104の時定数に段階的に移行する動作を行う。
さらに、本実施の形態に係る真空圧力制御システムでは、動作モードとして、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)を、コントローラ20で選択すると、反応室10内の真空圧力を目標真空圧力に到達させる際に、反応室10内の真空圧力変化速度までも制御することができる。
このように、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)では、フィードバック制御を行うことにより、図5に示すように、真空比例開閉弁16のコンダクタンス(バルブ開度)を変化させて、設定された一定の速度で反応室10内の圧力を低下させていく。このため、真空圧力制御システムにおいて、「真空圧力センサ14,15の異常」、「反応室10のリーク」、あるいは「配管のつまり」等の異常が発生している場合には、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)のある時点で、「真空比例開閉弁16のバルブ開度」と「真空圧力センサ14,15の値」との関係が図5に示すようにならない。そして、この現象を利用して、本実施の形態に係る真空圧力制御システムでは、上記した異常を検知するようになっている。
そこで、本実施の形態に係る真空圧力制御システムにおける動作について、図6〜図9を参照しながら説明する。図6は、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)についてのフローチャートである。図7は、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)の準備時間についてのフローチャートである。図8は、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)の実行時間についてのフローチャートである。図9は、正常時における真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)での反応室の圧力変化と真空比例開閉弁16のバルブ開度の変化の一例を示す図である。なお、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)は、強制クローズモード(CLOSE)から移行するものとする。
真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)は、図6に示すように、2つのサブルーチン、つまり、準備時間処理と実行時間処理の2つを実行する。そして、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)を、コントローラ20で選択すると、まず、準備時間処理が実行される。
そうすると、まず、反応室10内の現在の真空圧力を真空圧力センサー14、15を介して取得する(S1)。ここでは、反応室10内の現在の真空圧力は大気圧V0であるので(図9参照)、大気圧V0が取得される。
次に、真空比例開閉弁16のバルブ開度をポテンショメータ18を介して取得する(S2)。そして、取得したバルブ開度が設定値X1に到達しているか否かを判断する(S3)。このとき、バルブ開度が設定値X1に到達している場合には(S3:YES)、反応室10内の現在の真空圧力を真空圧力センサー14、15を介して取得する(S4)。そして、取得した反応室10内の現在の真空圧力が設定値X2以下であるか否かを判断する(S5)。このとき、反応室10内の現在の真空圧力が設定値X2よりも大きい場合には(S5:NO)、異常が発生していると判断して、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)を終了し異常時処理を行う(S6)。
ここで、設定値X1は、システムの異常の検知(判断)を行うための閾値である。つまり、真空比例開閉弁16のバルブ開度が設定値X1に到達したときにシステムの異常検知処理が実施される。また、設定値X2は、異常検知処理が実施された際に、システムに異常が発生しているか否かを判断するための閾値である。つまり、異常検知処理が実施されて、反応室10内の現在の真空圧力が設定値X2より大きい場合に、システムに異常が発生していると判断される。
一方、バルブ開度が設定値X1に到達していない場合(S3:NO)、あるいは反応室10内の現在の真空圧力が設定値X2以下である場合には(S5:YES)、弁のリフト量ランプアップ処理を行う(S7)。ここでは、強制クローズモード(CLOSE)から移行しているので、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)が選択されたときは、真空比例開閉弁16は遮断した状態にある。そこで、図10に示すように、真空比例開閉弁16の弁のリフト量がランプ関数的に変化するように、バイアス制御回路110が位置制御回路31へ指令電圧を出力し、位置制御回路31がパルスドライブ回路32へ制御信号を発信する(図4参照)。ここでは、一例として、時間t1を10secとし、弁のリフト量の値L1を0.1266mmとする。
そして、時間t1である10secが経過したか否かを判断する(S8)。時間t1である10secが経過したと判断したときは(S8:YES)、S11に進むが、時間t1である10secが経過していないと判断したときは(S3:NO)、S9に進んで、反応室10内の現在の真空圧力を真空圧力センサー14、15を介して取得する。その後、反応室10内の真空圧力について、僅かな圧力降下があったか否かを判断する(S10)。僅かな圧力降下がないと判断したときは(S10:NO)、S2に戻って、上述した処理を繰り返す。尚、ここでは、僅かな圧力降下を、266Pa以上の圧力降下とする。
一方、266Pa以上の圧力降下があると判断したときは(S10:YES)、時間t1である10secが経過したと判断したとき(S3:YES)と同様にして、S11に進む。S11では、反応室10内の真空圧力についてのフィードバック制御の目標値が、現在の真空圧力から266Paを引いた値V1(図9参照)に設定される。
その後、真空比例開閉弁16のバルブ開度をポテンショメータ18を介して取得する(S12)。そして、取得したバルブ開度が設定値X1に到達しているか否かを判断する(S13)。このとき、バルブ開度が設定値X1に到達している場合には(S13:YES)、反応室10内の現在の真空圧力を真空圧力センサー14、15を介して取得する(S14)。そして、取得した反応室10内の現在の真空圧力が設定値X2以下であるか否かを判断する(S15)。このとき、反応室10内の現在の真空圧力が設定値X2よりも大きい場合には(S15:NO)、異常が発生していると判断して、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)を終了し異常時処理を行う(S16)。
一方、バルブ開度が設定値X1に到達していない場合(S13:NO)、あるいは反応室10内の現在の真空圧力が設定値X2以下である場合には(S15:YES)、反応室10内の真空圧力について、現在の真空圧力から266Paを引いた値V1(図9参照)を目標値としたフィードバック制御を、所定の時間(ここでは、10sec)が経過するまで定値制御として行う(S17)。そして、フィードバック制御を開始して10secが経過したと判断したら(S18:YES)、実行時間処理に移行する。
なお、S6およびS16における異常時処理は、システムに異常が発生していることを報知して、真空比例制御弁16を安全方向に動作させる。本実施の形態では、真空比例制御弁16を閉方向に動作させるが、システムによっては、弁を開方向に動作させる場合、あるいは現状の弁開度を維持する場合もあり得る。システムによって安全方向が異なるからである。したがって、異常時処理では、各システムに適した弁動作を行えるように設定しておけばよい。また、「報知」には、聴覚に対するものや視覚に対するものなどがすべて含まれ、単一手段での報知(例えば、警告音のみ等)や複合手段での報知(例えば、警告音および警告表示等)のいずれであってもよい。
実行時間処理では、まず、真空比例開閉弁16のバルブ開度をポテンショメータ18を介して取得する(S21)。そして、取得したバルブ開度が設定値X1に到達しているか否かを判断する(S22)。このとき、バルブ開度が設定値X1に到達している場合には(S22:YES)、反応室10内の現在の真空圧力を真空圧力センサー14、15を介して取得する(S23)。そして、取得した反応室10内の現在の真空圧力が設定値X2以下であるか否かを判断する(S24)。このとき、反応室10内の現在の真空圧力が設定値X2よりも大きい場合には(S24:NO)、異常が発生していると判断して、真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)を終了し異常時処理を行う(S25)。
一方、バルブ開度が設定値X1に到達していない場合(S32:NO)、あるいは反応室10内の現在の真空圧力が設定値X2以下である場合には(S24:YES)、現場入力又は遠隔入力で指示された目標真空圧力値を取得する(S26)。また、反応室10内の現在の真空圧力を真空圧力センサー14、15を介して取得する(S27)。そして、反応室10内の現在の真空圧力が目標真空圧力値に到達したか否かを判断する(S28)。反応室10内の現在の真空圧力が目標真空圧力値に到達していない場合には(S28:NO)、現場入力又は遠隔入力で指示された目標真空圧力変化速度を取得する(S29)。
また、反応室10内の現在の真空圧力値を真空圧力センサー14、15を介して取得する(S30)。そして、S30で取得した現在の反応室10の真空圧力値に対し、S29で取得した目標真空圧力変化速度で変化させた真空圧力値を、内部コマンドとしてコントローラ20で発生させる。そして、内部コマンドをフィードバック制御の目標値とし、フィードバック制御の目標値を変更する(S31)。その後、フィードバック制御を行う(S32)。
具体的には、図4のブロック図に示すように、現場入力又は遠隔入力で指示された目標真空圧力値や真空圧力変化速度は、インターフェース回路21(図1参照)で0〜5Vの範囲の電圧で出力され、内部コマンド発生回路111へ入力される。内部コマンド発生回路111では、現在の反応室10の真空圧力値から、真空圧力変化速度の大きさに応じて、所定の真空圧力値を引き、その値をフィードバック制御の目標値として出力する。
一方、反応室10内の現在の真空圧力が目標真空圧力値に到達している場合には(S28:YES)、S26で取得した目標真空圧力値をフィードバック制御の目標値に設定する。その後、フィードバック制御を行う(S32)。
なお、S32のフィードバック制御は、動作モードが真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)から変更されない限り続行される。
ここで、異常が検出されて異常時処理が行われる場合について図11〜図13に示す具体例を参照しながら説明する。図11は、真空圧力センサ14,15に異常が発生した状態を示す図である。図12は、反応室10のリーク時の状態を示す図である。図13は、配管が詰まった状態を示す図である。
まず、真空圧力センサ14,15に異常が発生して、図11に示すように、反応室10の圧力が下がらない場合には、時刻t2にて真空比例開閉弁16のバルブ開度が設定値X1に到達する。このとき、反応室10の真空圧力が設定値X2以下になっていない。
つまり、時刻t2が真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)開始から10秒経過していない場合には、図7のS3〜S6の処理にてシステムに異常が発生している判断される。そして、真空比例開閉弁16を閉じる異常時処理が実行される。一方、時刻t2が真空圧力変化速度コントロールモード(SVAC)開始から10秒経過している場合には、図7のS13〜S16の処理にてシステムに異常が発生している判断される。そして、真空比例開閉弁16を閉じる異常時処理が実行される。
次に、反応室10にリークが発生して、図12に示すように、反応室10の圧力降下途中から圧力が下がらなくなった場合には、時刻t3にて真空比例開閉弁16のバルブ開度が設定値X1に到達する。このとき、反応室10の真空圧力が設定値X2以下になっていない。
つまり、時刻t3が反応室10の圧力降下開始から10秒経過していない場合には、図7のS13〜S16の処理にてシステムに異常が発生している判断される。そして、真空比例開閉弁16を閉じる異常時処理が実行される。一方、時刻t3が反応室10の圧力降下開始から10秒経過している場合には、図8のS22〜S25の処理にてシステムに異常が発生している判断される。そして、真空比例開閉弁16を閉じる異常時処理が実行される。
最後に、配管が詰まり、図12に示すように、反応室10の圧力降下途中から圧力が下がらなくなった場合には、時刻t4にて真空比例開閉弁16のバルブ開度が設定値X1に到達する。このとき、反応室10の真空圧力が設定値X2以下になっていない。
つまり、時刻t4が反応室10の圧力降下開始から10秒経過していない場合には、図7のS13〜S16の処理にてシステムに異常が発生している判断される。そして、真空比例開閉弁16を閉じる異常時処理が実行される。一方、時刻t3が反応室10の圧力降下開始から10秒経過している場合には、図8のS22〜S25の処理にてシステムに異常が発生していると判断される。そして、真空比例開閉弁16を閉じる異常時処理が実行される。
一方、正常時には、図9に示すように、時刻tにおいて真空比例開閉弁16のバルブ開度が設定値X1に到達するが、そのときの反応室10の真空圧力が設定値X2よりも小さいので、システムに異常は発生していないと判断される。
このように、本実施の形態に係る真空圧力制御システムでは、真空圧力センサ14,15、反応室10のリーク、あるいは配管の詰まりなどのシステムにおける異常を迅速に検知することができる。そして、異常を検知した場合には、その旨を報知するとともに、真空比例開閉弁16を閉じる。したがって、非常に安全性の高い真空圧力制御システムを構築することができる。
なお、上記した各異常を検出ために設定しておく設定値X1,X2は、それぞれの異常を適切に検出することができるように実験などにより予め求めておけばよい。
ここで、真空比例開閉弁16のようにバルブ開度を検知する機構(ポテンショメータ18)が備わっていない弁を使用する場合には、システムの異常を検知するために、バルブ開度を使用する代わりに弁に入力する操作電圧または弁に供給される操作空気圧を使用するようにしればよい。これにより、弁の開度を検出する機構が備わっていない弁でシステムを構築しても、システムの異常を早期に検知することができる。
以上、詳細に説明したように本実施の形態に係る真空圧力制御システムでは、コントローラ20が、真空比例開閉弁16のバルブ開度が予め設定された設定値X1に到達したときに反応室10の真空圧力が予め設定された設定値X2よりも大きい場合に、システムに異常が発生していると判断する。そして、設定値X1,X2は、各異常を適切に検出することができるように実験などにより予め求められたものである。したがって、本実施の形態に係る真空圧力制御システムによれば、真空圧力センサ14,15、反応室10のリーク、あるいは配管の詰まりなどのシステムにおける異常を迅速に検知することができる。そして、異常を検知した場合には、その旨を報知するとともに、真空比例開閉弁16を閉じる。したがって、非常に安全性の高い真空圧力制御システムを構築することができる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、上記した実施の形態においては、本発明をCVD装置の反応室10に対して適用した場合を例示したが、それ以外の半導体製造ラインの真空容器についても本発明を適用することは可能である。
実施の形態の真空圧力制御システムの概略を示したブロック図である。 真空比例開閉弁が遮断した状態にあるときの断面図である。 真空比例開閉弁が開いた状態にあるときの断面図である。 実施の形態の真空圧力制御システムの概略を示したブロック図である。 真空圧力変化速度コントロールモードにおいて、真空比例開閉弁のコンダクタンス(バルブ開度)を変化させて、設定された一定の速度で反応室内の圧力を低下させていく様子を示す図である。 真空圧力変化速度コントロールモードの処理内容を示すフローチャートである。 真空圧力変化速度コントロールモードの準備時間処理の内容を示すフローチャートである。 真空圧力変化速度コントロールモードの実行時間処理の内容を示すフローチャートである。 正常時における真空圧力変化速度コントロールモードでの反応室の圧力変化と真空比例開閉弁のバルブ開度の変化の一例を示す図である。 弁のリフト量ランプアップ処理における入力信号を示した図である。 異常が検出されて異常時処理が行われる場合における反応室の圧力変化と真空比例開閉弁のバルブ開度の変化の一例を示す図である。 異常が検出されて異常時処理が行われる場合における反応室の圧力変化と真空比例開閉弁のバルブ開度の変化の一例を示す図である。 異常が検出されて異常時処理が行われる場合における反応室の圧力変化と真空比例開閉弁のバルブ開度の変化の一例を示す図である。 CVD装置及びその排気系の概要を示した図である。
符号の説明
10 CVD装置の反応室
14、15 真空圧力センサ
16 真空比例開閉弁
18 ポテンショメータ
20 コントローラ

Claims (5)

  1. 真空容器と真空ポンプとを接続する配管上にあって開度を変化させることにより前記真空容器内の真空圧力を変化させる真空比例開閉弁と、前記真空容器内の真空圧力を計測する真空圧力センサと、前記真空圧力センサの出力に基づいて前記真空比例開閉弁の開度を制御するコントローラとを有する真空圧力制御システムにおいて、
    前記コントローラは、前記真空比例開閉弁の開度を変化させて設定された一定の速度で前記真空容器内の圧力を低下させる真空圧力変化速度コントロールモードが選択された際に、前記真空比例開閉弁の開度が予め1点として設定された所定開度に到達したときに、前記真空圧力センサの出力が予め設定された所定値より大きい場合、前記真空容器の密閉状態に異常が発生していると判断することを特徴とする真空圧力制御システム。
  2. 請求項1に記載する真空圧力制御システムにおいて、
    前記コントローラは、システムの異常を検知するために、前記真空比例開閉弁の開度の代わりに前記真空比例開閉弁に入力する操作電圧を使用することを特徴とする真空圧力制御システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載する真空圧力制御システムにおいて、
    前記コントローラは、システムの異常を検知するために、前記真空比例開閉弁の開度の代わりに前記真空比例開閉弁に供給される操作空気圧を使用することを特徴とする真空圧力制御システム。
  4. 請求項1から請求項に記載するいずれか1つの真空圧力制御システムにおいて、
    前記コントローラは、システムの異常を検知、あるいはシステムに異常が発生していると判断したときに、その旨を報知することを特徴とする真空圧力制御システム。
  5. 請求項1から請求項に記載するいずれか1つの真空圧力制御システムにおいて、
    前記コントローラは、システムの異常を検知、あるいはシステムに異常が発生していると判断したときに、前記真空比例開閉弁をシステムの安全方向に動作させることを特徴とする真空圧力制御システム。
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