JP4335042B2 - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエハや液晶表示パネル用ガラス基板、プラズマ表示パネル用ガラス基板等の基板に、所定の処理液を供給するための基板処理装置及び基板処理方法に関する。
半導体レジストの現像プロセスにおいては、ウエハ上にアルカリ水溶液等の現像液を供給して現像反応を所定時間行った後、該ウエハ上に純水をリンス液として吐出し、現像反応を終了させている。
従来では、純水吐出は、パイプ状ノズルの先端をウエハ面に向けた状態で行われており、ウエハを回転させることで、純水をウエハ全体に行渡らせる手法がとられていた(第1の技術)。
しかしながら、上記のようにウエハを回転させながら純水を吐出すると、ウエハの回転によってウエハで摩擦帯電が生じ、これにより、溶液中の帯電粒子がウエハ表面に付着して現像欠陥の原因となることがわかった。
ここで、スリット状の吐出口を有するノズルを、ウエハ上方を通過させることで、静止もしくはほぼ静止させたウエハ全体に純水を供給する方式(第2の技術)が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
この方式では、ウエハを静止もしくはほぼ静止させた状態としているため、ウエハでの摩擦帯電を抑制することができ、従って、現像欠陥を減少させることが期待される。
一方、ウエハの帯電現象を防ぐため、二酸化炭素ガスを溶解させた純水をリンス液として用いる手法(第3の技術)が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−100601号公報 特開昭60−165726号公報
しかしながら、発明者らによる試行錯誤検討の結果、以下のような問題点が判明した。
すなわち、上記第2の技術によっても、純水供給時の流れ等による帯電を完全に防ぐことはできず、現像欠陥発生を一定以上に抑えることはできいことが判明した。
また、第3の技術でも、ウエハ全面に、均一な量のリンス液を供給することができず、特に、相対的に供給量が少なくなるウエハのエッジ付近で欠陥が発生し易くなっていることが判明した。
また、リソグラフィに用いられる数多くのレジストの中には、特許文献2のように、二酸化炭素ガスを溶解させた純水を供給する手法をとることで、逆に現像欠陥が発生し易くなるものがあることが判明した。これは、アルカリ性である現像液に対し、酸性である二酸化炭素溶存水が急激に混合・中和することにより、現像液に溶解していたレジストが沈殿を起してしまうためであることがわかった。
そこで、本発明の課題は、基板上に処理液を供給する際に、処理欠陥の発生を可及的に抑止できる技術を提供することにある。
この発明の第1の態様は、現像処理後の基板の主面に処理液を供給する基板処理装置であって、基板を略水平姿勢で保持する基板保持手段と、前記基板の幅寸法と実質的に同寸法又はそれ以上の吐出幅で第1の処理液を吐出する吐出部を有する第1の処理液供給ノズルと、前記第1の処理液供給ノズルに、前記第1の処理液として現像反応を停止させる現像停止液を供給する現像停止液供給手段と、前記基板の上方を通過するように、前記第1の処理液供給ノズルを前記基板の一端側から他端側に向けて移動させるノズル移動手段と、前記基板上に第2の処理液を吐出する第2の処理液供給ノズルと、前記第2の処理液供給ノズルに、前記第2の処理液として帯電防止洗浄液を供給する帯電防止洗浄液供給手段と、を備え、前記基板上に、前記第1の処理液供給ノズルから前記現像停止液を供給した後に、前記第2の処理液供給ノズルから前記帯電防止洗浄液を供給するものである。
この場合において、第2の態様のように、現像停止液として、純水を用いるとよく、また、第3の態様のように、前記帯電防止洗浄液として、気泡を発生させない程度の濃度で、イオンが溶解した液を用いるとよい。
この発明の第4の態様は、現像処理後の基板の主面に処理液を供給する基板処理方法であって、現像処理後の前記基板に現像停止液を供給した後、前記基板に帯電防止洗浄液を供給するものである。
この場合に、第5の態様のように、現像停止液として、純水を用いるとよく、また、第6の態様のように、前記帯電防止洗浄液として、気泡を発生させない程度の濃度で、イオンが溶解した液を用いるとよい。
この発明の第1の態様によると、基板上に、現像停止液を供給した後に、帯電防止洗浄液を供給しているため、現像液と帯電防止洗浄液との反応物の生成を抑制することができ、欠陥の発生を防止できる。

また、現像停止液供給後に、帯電防止洗浄液を供給しているため、基板の帯電を抑制して欠陥の発生を防止できる。
この場合に、帯電防止洗浄液として、気泡を発生させない程度の濃度で、イオンが溶解した液を用いると、気泡によるパターン倒壊等を防止できる。
この発明の第4の態様によると、現像処理後の前記基板に現像停止液を供給した後、前記基板に帯電防止洗浄液を供給しているため、現像液と帯電防止洗浄液との反応物の生成を抑制することができ、欠陥の発生を防止できる。
また、現像停止液供給後に、帯電防止洗浄液を供給しているため、基板の帯電を抑制して欠陥の発生を防止できる。
この場合に、帯電防止洗浄液として、気泡を発生させない程度の濃度で、イオンが溶解した液を用いると、気泡によるパターン倒壊等を防止できる。
{第1の実施の形態}
以下、この発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置および基板処理方法について説明する。この第1の実施の形態では、基板に対して現像液を供給して所定時間現像反応を行わせた後、当該基板に対していわゆるスリットスキャン方式にて帯電防止処理液を供給する基板処理装置及び基板処理方法について説明する。
図1は基板処理装置の概略構成を示す平面図であり、図2は基板処理装置の概略構成を示す側面図であり、図3は図1のIII−III線断面図である。なお、図3において基板を保持する部分についても断面で示している。
この基板処理装置は、基板である半導体ウエハSWの表面に形成されたレジスト薄膜を現像するための装置である。なお、本装置により現像処理がなされるのに先立って、レジスト薄膜には、露光装置により所定のパターンが露光されている。
処理対象物である半導体ウエハSWは、実質的に円形板状に形成されている。半導体ウエハSWの直径は、例えば、200mm或は300mmである。また、半導体ウエハSWの外周縁の一部には、ノッチNC或はオリエンテーションフラット(オリフラ)が形成されている。
この基板処理装置は、ウエハ保持・回転機構10と、現像液供給ノズル20と、現像液供給系機構(図7参照)と、現像液供給ノズル走査機構30と、現像液供給ノズル昇降機構39と、処理液供給ノズル40と、処理液供給系機構(図8参照)と、処理液供給ノズル回動機構50と、処理液供給ノズル昇降機構56と、最終リンス液供給ノズル70とを備えている。
ウエハ保持・回転機構10は、半導体ウエハSWを略水平姿勢で保持すると共に回転させるための機構であり、支持軸部11と、支持軸部11の上端部に設けられたスピンチャック12と、支持軸部11の下端部に連結された回転軸を有するスピンモータ13とを備えている。
スピンチャック12は、半導体ウエハSWを略水平姿勢に保持するものであり、半導体ウエハSWを吸着保持するバキュームチャックにより構成されている。スピンチャック12として、その他、半導体ウエハSWの外周縁部を掴んで保持するメカチャックを用いてもよい。
スピンモータ13は、例えば、サーボモータにより構成されるものであり、後述する制御部60から与えられる信号(パルス数信号等)により回転速度及び回転量を可変に制御可能に構成されている。このスピンモータ13の回転が支持軸部11を介してスピンチャック12に伝達される。このスピンモータ13の回転駆動により、半導体ウエハSWが鉛直軸を回転軸として水平面内で回転可能とされることとなる。
なお、スピンチャック12の周りには、スピンチャック12に保持される半導体ウエハSWを囲むようにして平面視略円形状の内カップ16が設けられている。内カップ16の上側開口部は、上方に向けて順次狭まる開口形状に形成されている。そして、その開口上縁部を半導体ウエハSWの外周部周りに配設した上昇位置とそれよりも低い下降位置との間で、エアシリンダ等の昇降機構によって昇降移動自在とされている。
また、内カップ16を囲むようにして平面視略方形状の外カップ17が設けられている。そして、現像液供給ノズル20や処理液供給ノズル40から半導体ウエハSW上に現像液や処理液を吐出する際、該半導体ウエハSWからはみ出た部分に供給された現像液や処理液等が、内カップ16の外周面を伝わって或は内カップ16と外カップ17間を通って、外カップ17の底部に向けて導かれるようになっている。
さらに、外カップ17の外方一側部であって現像液供給ノズル20の待機位置に対応して、待機ポット18が設けられている。待機ポット18は、現像液供給ノズル20を上方から収容配置可能な上方開口状の筺状体に形成されている。
現像液供給ノズル20は、半導体ウエハSWの幅寸法(直径寸法)と実質的に同寸法又はそれ以上の吐出幅で現像液を吐出する吐出部22を有している。
図4は現像液供給ノズル20に形成された吐出部22を示す図である。同図に示すように、現像液供給ノズル20は、長尺状のノズル本体部21の一側部に、スリット状の吐出部22が形成されてなる。吐出部22は、ノズル本体部21の長手方向に沿って延びている。この吐出部22からは、その幅方向全体に亘って一様なカーテン状に現像液が吐出され、半導体ウエハSWの幅方向全体に亘って現像液を供給可能な構成となっている。
また、この現像液供給ノズル20には、現像液供給機構系が連結されている。この現像液供給系機構については、後述する。
図1〜図3に戻って、現像液供給ノズル走査機構30は、半導体ウエハSWの上方を通過するように、現像液供給ノズル20を水平方向に沿って移動させるための機構であり、支持体5の両側部に水平移動自在にガイド支持された一対の支持側板部31a,31bと、一方側の支持側板部31aを水平方向に沿って往復移動させるための水平駆動部35とを備えている。
一方側の支持側板部31aは、長尺板形状に形成されている。この支持側板部31aの上側部分を支持体5よりも上方に突出させた状態で、支持側板部31aの下側部分が、支持体5の一側壁部の外面に設けられた2本のリニアガイド32によって水平方向に沿って移動自在にガイド支持されている。
また、水平駆動部35は、支持体5の一側壁部の両端部に設けられた駆動プーリ36及び従動プーリ37と、駆動プーリ36を回転させるための現像液供給ノズル走査用モータ36aと、これらプーリ36,37に巻掛けられたベルト38とを備えている。また、上記支持側板部31aの下端部は、ベルト38のうち両プーリ36,37間を走行する上側部分に固定されている。そして、現像液供給ノズル走査用モータ36aの駆動により駆動プーリ36を回転させることで、ベルト38が回転し、この回転に伴って支持側板部31aが支持体5の一側で水平方向に沿って往復移動する構成となっている。なお、現像液供給ノズル走査用モータ36aは、例えばステッピングモータにより構成されており、制御部60から与えられる信号(パルス数信号等)に応じて正逆両方向への回転量及び回転速度を制御可能に構成されている。
なお、支持体5の一側壁部の外面には、支持側板部31aの移動位置を検出することで現像液供給ノズル20の移動位置を検出する複数の位置検出センサ34a,34b,34c,34dが設けられている。図2の右側から順に、処理液供給動作位置U1を検出する位置検出センサ34a、待機位置U2を検出する位置検出センサ34b、現像液吐出開始位置U3を検出する位置検出センサ34c、現像液吐出停止位置U4を検出する位置検出センサ34dである。そして、支持側板部31aに取付けられたセクタ31eが各センサ34a,34b,34c,34dに挿入されることで、各位置U1,U2,U3,U4の検出がなされるようになっている。
また、他方側の支持側板部31bは、長尺板形状に形成されている。また、支持体5とは別の支持体にガイドレール33が固定されている。そして、上記支持側板部31bの上側部分を支持体5よりも上方に突出させた状態で、支持側板部31bの下端部がカムフォロワー33aを介してガイドレール33上を水平方向に沿って往復移動自在に支持された構成となっている。なお、現像液供給ノズル20が上昇した位置にある状態では、カムフォロワー33aとガイドレール33とは互いに離間した状態となる。
また、両支持側板部31a,31bの上端部分間に掛渡すようにして現像液供給ノズル20が固定支持されている。現像液供給ノズル20は、略水平姿勢でかつ吐出部22を下方に向けた姿勢で、即ち、ほぼ真下に向けて現像液を吐出させる姿勢とされている。なお、現像液供給ノズル20の一側部にも両支持側板部31a,31bの上端部分間に掛渡すようにして、補強用の横棹部31cが配設されている。なお、これらの両支持側板部31a,31b及び横棹部31cは、例えば鋳物成形等で、一体形成されていることが好ましい。
そして、現像液供給ノズル走査機構30の駆動により、現像液供給ノズル20が半導体ウエハSWの上方を通過可能となっており、また、その通過の際に、吐出部22から現像液を吐出させることで、半導体ウエハSWの主面に現像液が供給される構成となっている。
なお、他方側の支持側板部31b及びこれを支持するガイドレール33を省略し、現像液供給ノズル20を片持ち支持する構成であってもよい。
現像液供給ノズル昇降機構39は、現像液供給ノズル20が半導体ウエハSWの上方を通過可能な位置と、それより低位置にあって現像液供給ノズル20が待機ポッド18内に配設可能な位置との間で、当該現像液供給ノズル20を昇降駆動させる機構であり、ここでは、エアシリンダ39aと現像液供給ノズル昇降ガイド39bとを備えている。
現像液供給ノズル昇降ガイド39bは支持体5を昇降移動自在にガイドしており、エアシリンダ39aは支持体5を昇降移動させる。そして、支持体5が昇降移動することで、該支持体5に取付けられた各構成要素、即ち、現像液供給ノズル20や、現像液供給ノズル走査機構30、処理液供給ノズル40、処理液供給ノズル回動機構50が昇降することとなる。ここで、上記ウエハ保持・回転機構10や内カップ16、外カップ17、待機ポット18は、支持体5とは別の支持体により支持されている。従って、支持体5と共に昇降する現像液供給ノズル20や処理液供給ノズル40は、ウエハ保持・回転機構10により保持される半導体ウエハSWに対して相対的に上下に移動する。
なお、エアシリンダ39aの代りに、サーボモータ、ボールネジ機構を用いてもよい。この場合、現像液供給ノズル20の高さ調整を任意に設定できるという利点がある。
これらの現像液供給ノズル走査機構30及び現像液供給ノズル昇降機構39によって、現像液供給ノズル20を移動させるための移動機構が構成される。
処理液供給ノズル40は、半導体ウエハSWの幅寸法(直径寸法)と実質的に同寸法又はそれ以上の吐出幅で、半導体ウエハSWの帯電を防止しつつ現像反応を停止させる処理液として帯電防止処理液を吐出する吐出部42を有している。
ここでは、処理液供給ノズル40は、上記現像液供給ノズルと同様に、長尺状のノズル本体部41の一側部に、スリット状の吐出部42が形成されてなる。吐出部42は、ノズル本体部41の長手方向に沿って延びている。この吐出部42からは、その幅方向全体に亘って一様なカーテン状に帯電防止処理液が吐出され、半導体ウエハSWの幅方向全体に亘って帯電防止処理液を供給可能な構成となっている。
そして、後述するように、処理液供給ノズル40が半導体ウエハSW上を通過することで、該半導体ウエハSW上に帯電防止処理液が供給される。この帯電防止処理液により、半導体ウエハSW上の現像液が現像反応を停止させる程度の濃度以下に薄められ、或は、現像液が帯電防止処理液に置換され、半導体ウエハSW上での現像反応が停止することになる。
また、この処理液供給ノズル40には、帯電防止処理液の供給を行うための処理液供給系機構が連結されている。この処理液供給系機構については、後述する。
処理液供給ノズル回動機構50は、半導体ウエハSWの上方を通過するように、処理液供給ノズル40を回動させるための機構であり、処理液供給ノズル回動用モータ52と、回転軸部54とを備えている。
処理液供給ノズル回動用モータ52は、ステッピングモータ等により構成されるものであり、ブラケット51及び処理液供給ノズル昇降機構56を介して、上記現像液供給ノズル20の一端部よりの位置に取付けられている。このモータ52の回転速度及び回転量は、制御部60から与えられる信号(パルス数信号等)に応じて可変に制御される。
上記回転軸部54は、処理液供給ノズル回動用モータ52のモータ軸に連結されて、ブラケット51の下面より垂設されている。上記現像液供給ノズル20が処理液供給動作位置U1に位置する状態で、回転軸部54は、ウエハ保持・回転機構10により保持された半導体ウエハSWの周縁部に外接する仮想正方形Sの一頂点を中心として回転自在とされる。
この回転軸部54の下端部に、処理液供給ノズル40の一端部が連結固定されることで、該処理液供給ノズル40が支持体5の上方に略水平姿勢で片持支持されている。また、処理液供給ノズル40の吐出部42は、水平面に対して、処理液供給ノズル40の吐出時の回動方向とは反対方向に向けて例えば15度から60度の範囲で傾斜するように設定されている。なお、このように処理液供給ノズル40の回動方向とは反対方向に傾斜させているのは、処理液供給ノズル40の移動に先行して帯電防止処理液が流れてしまうことを防止するためである。そして、上記処理液供給ノズル回動用モータ52の駆動により回転軸部54が回転することで、処理液供給ノズル40が半導体ウエハSWの上方を通過するように回動する。処理液供給ノズル40が半導体ウエハSWの上方を通過際に、その吐出部42から帯電防止処理液を吐出することで、半導体ウエハSWの主面上に帯電防止処理液が供給されることになる。
処理液供給ノズル40は、ブラケット51、処理液供給ノズル回動用モータ52及び処理液供給ノズル昇降機構56及び後述するシリンダ取付用ブラケット31dを介して、上記横棹部31cに取付けられていることになる。
なお、ブラケット51には、センサブラケット55aを介して処理液供給ノズル原点位置検出用センサ55bが取付けられている。一方、処理液供給ノズル40のノズル本体部41側には、被検出子であるセクタ41aが固定されている。そして、ノズル40が原点位置(現像液供給ノズル20に対して実質的に平行な姿勢が原点位置)に位置する状態で、該セクタ41aがセンサ55bに挿入される。これにより、センサ55bは、処理液供給ノズル40が原点位置にあるか否かを検出する。
図5及び図6は、現像液供給ノズル20と処理液供給ノズル40とを示す要部拡大図であり、図5は処理液供給ノズル40が上方の位置にある状態を示し、図6は処理液供給ノズル40が下方の位置にある状態を示している。
すなわち、処理液供給ノズル昇降機構56は、ロッド56cを介してブラケット51a側に固定されたブロック片56aとシリンダ取付用ブラケット31dを介して横棹部31c側に固定されたブロック片56bとが上下にスライド自在に連結されてなる。この一方のブロック片56aは、例えばエア駆動により、他方のブロック片56bに対して相対的にスライド移動するようになっている。これにより、ブラケット51が上下に移動することで、現像液供給ノズル20に対して、処理液供給ノズル40が処理液供給ノズル回動用モータ52等と共に昇降移動する構成となっている。
なお、この実施の形態では、処理液供給ノズル40が現像液供給ノズル20に対して一体的に取付けられた構成となっているが、それらを別々に独立して設けてもよい。
また、図1〜図3に戻って、最終リンス液供給ノズル70は、ノズル支持アーム71の先端部とそれよりも手前の位置に2つ取付けられている。各最終リンス液供給ノズル70のそれぞれには配管72を介してリンス液が供給される。
ここで、供給されるリンス液としては、上記処理液供給ノズル40から供給されるのと同様の帯電防止処理液であってもよいし、或は、純水であってもよい。純水を用いることで、省薬液を図ることができる。
先端部の最終リンス液供給ノズル70は、半導体ウエハSWの中央部にリンス液を供給するためのもので、それよりも手前の位置の最終リンス液供給ノズル70は半導体ウエハSWの外周側部分にリンス液を供給するためのものである。ノズル支持アーム71の一端部は半導体ウエハSWの外周側、より具体的には、処理液供給動作位置U1よりも外側の位置に回動自在に取付けられている。そして、半導体ウエハSWに現像液や帯電防止処理液を供給する際には、ノズル支持アーム71は半導体ウエハSWから側方へ外れた待機位置に位置している(1参照)。また、半導体ウエハSWに帯電防止処理液を供給した後、該半導体ウエハSWの上面を洗浄する際には、先端側の最終リンス液供給ノズル70が半導体ウエハSWの上方に位置するように、最終リンス液供給ノズル回転用モータ73(図9参照)を含むノズル回転機構の駆動によりノズル支持アーム71が回動し、該最終リンス液供給ノズル70からのリンス液が半導体ウエハSWの中央部及びそれよりも外周側の部分に向けて吐出される構成となっている。
図7は現像液供給系機構を示す配管図である。
現像液供給系機構は、加圧用の現像液タンク80と、該現像液タンク80とそれとは別の現像液貯留タンク又は工場に設置された所定の現像液供給源である工場ユーティティとの間を結ぶ第1現像液系配管81と、所定のN2ガス供給源と現像液タンク80との間を結ぶ第2現像液系配管82と、現像液タンク80と現像液供給ノズル20との間を結ぶ第3現像液系配管83とを備えている。第1現像液系配管81には、エアオペレーションバルブ81aが介装されている。また、第2現像液系配管82には、N2ガスの流量調整用のレギュレータ82aとエアオペレーションバルブ82bとが介装されている。第3現像液系配管83には、エアオペレーションバルブ83a、現像液供給ノズル20に向けて流れる現像液の流量を計測するとともにこの流量を調整する機構を備えた流量計83b及び該現像液に含まれる異物を除去するためのフィルタ83cが介装されている。上記第1現像液系配管81及び第2現像液系配管82の現像液タンク80側端部は、現像液タンク80内の現像液非貯留空間である上部空間に開口しており、第3現像液系配管83の現像液タンク80側の端部は、現像液タンク80内の底部に向けて引込まれおり、その開口が貯留された現像液に浸された状態となっている。上記各エアオペレーションバルブ81a、82b、83aの開閉制御は、例えばN2ガス等の気体の流量制御により行われ、その開閉制御用の気体の流量は、制御部60による電磁弁の開閉制御により調整される。
現像液供給ノズル20に現像液を供給するにあたって、前もって、現像液タンク80内に現像液を供給する。現像液タンク80内に現像液を供給する際には、エアオペレーションバルブ82b,83aを閉じた状態で、エアオペレーションバルブ81aを開いて、第1現像液系配管81を通じて現像液を現像液タンク80内に供給する。そして、現像液タンク80内に充分に現像液が貯留され、現像液供給ノズル20に現像液を供給する場合には、エアオペレーションバルブ81aを閉じた状態で、エアオペレーションバルブ82b,83aを開く。これにより、第2現像液系配管82を通じて現像液タンク80内にN2ガスが導入され、現像液タンク80の内圧が高まり、この内圧により現像液タンク80が押出され、第3現像液系配管83を通じて現像液供給ノズル20に現像液が供給されることとなる。なお、第3現像液系配管83を通じて現像液供給ノズル20に供給される現像液の流量調整は、流量計83bにより行われる。
図8は処理液供給系機構を示す配管図である。
処理液供給系機構は、加圧用の処理液タンク85と、該処理液タンク85とそれとは別の液貯留タンク又は工場に設置された所定の純水供給源である工場ユーティティとの間を結ぶ第1処理液系配管86と、所定のN2ガス供給源と処理液タンク85との間を結ぶ第2処理液系配管87と、処理液タンク85と処理液供給ノズル40との間を結ぶ第3処理液系配管88とを備えている。第1処理液系配管86には、エアオペレーションバルブ86aが介装されている。また、第2処理液系配管87には、N2ガスの流量調整用のレギュレータ87aとエアオペレーションバルブ87bとが介装されている。第3処理液系配管88には、エアオペレーションバルブ88a、処理液に含まれる異物を除去するためのフィルタ88c及び該処理液供給ノズル40に向けて流れる処理液の流量を計測するとともにこの流量を調整する機構を備えた流量計88bとが介装されている。
つまり、この処理液供給系機構は、第3処理液系配管88におけるフィルタ88cと流量計88bの位置が逆になっている点と、次述するガス溶解部89が付加された点を除けば、上記現像液供給系機構と同様構成となっており、同様の原理・動作にて、処理液供給ノズル40に対して帯電防止処理液の供給を行う。
また、第3処理液系配管88の途中、ここでは、流量計88bと処理液供給ノズル40との間に、ガス溶解部89が介挿されている。このガス溶解部89には、図示省略の炭酸ガス供給源からの炭酸ガスが供給されており、ガス溶解部89は、供給された炭酸ガスを純水に溶解させる。このようなガス溶解部89としては、例えば、水分子を透過させずに気体分子だけを透過させる隔膜を用いて炭酸ガスを純水に溶解させる構成や、超音波ノズルにより純水を炭酸ガス雰囲気中に噴霧して炭酸ガスを純水に溶解させる構成等を採用することができる。
このように、純水に炭酸ガスを溶解させることで得られた炭酸水溶液では、水素イオンと炭酸水素イオンとが解離しているため電気比抵抗値が小さい。このため、かかる炭酸水溶液が基板上に供給されると、該基板の帯電を解消する役目を持つ帯電防止処理液として機能する。
なお、帯電防止処理液としては、上述のような炭酸水溶液の他、基板の帯電を解消できる程度にイオンが解離した種々の処理液を用いることができる。
図9は、本基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。
制御部60は、後に説明する一連の動作制御を行うものであり、CPU、ROMおよびRAM等を備え、予め格納されたソフトウェアプログラムによって所定の演算動作を行う一般的なマイクロコンピュータにより構成されている。
この制御部60には、現像液供給ノズル20の移動位置を検出する位置検出センサ34a,34b,34c,34dと、処理液供給ノズル原点位置検出用センサ55bとが接続されており、各検出信号が制御部60に入力される。また、操作パネル62が制御部60に接続されており、該操作パネル62を通じて所定の操作指令が制御部60に入力される構成となっている。
また、サーボモータ等により構成されるスピンモータ13が制御部60に接続されている。制御部60は、該スピンモータ13側のロータリーエンコーダ等の回転量検出機構等により出力される検出信号を受取り、該検出信号に基づいてスピンモータ13の回転量をフィードバック制御する。
さらに、現像液供給ノズル走査用モータ36aと、現像液供給ノズル昇降用のエアシリンダ39aと、処理液供給ノズル回動用モータ52と、処理液供給ノズル昇降機構(エアシリンダ)56と、最終リンス液供給ノズル回転用モータ73と、上記現像液供給系機構及び処理液供給系機構におけるエアオペレーションバルブ81a、82b、83a、86a、87b、88a用の各電磁弁もそれぞれ制御部60に接続されており、それぞれ制御部60によって動作制御がなされる。
次に、この基板処理装置による半導体ウエハSWの現像処理動作について説明する。
図10は基板処理装置による一連の現像処理動作を示すフローチャートであり、図11は現像液供給ノズル20の動きを説明するための説明図であり、図12は処理液供給ノズル40の動きを説明するための説明図である。
処理開始後、まず、ステップS1において、搬送ロボットにより半導体ウエハSWがウエハ保持・回転機構10のスピンチャック12上に搬入される。なお、初期状態において内カップ16は下降している。
続いて、ステップS2で半導体ウエハSWに対して現像液が供給される。
すなわち、図11に示すように、初期状態では、現像液供給ノズル20は、待機位置U2において待機ポット18内に下降した位置にある。そして、ステップS2の処理開始後、矢符(i)に示すように当該待機位置U2において現像液供給ノズル20が上昇し、待機ポット18から上方に離れる。続いて、矢符(ii)に示すように、現像液供給ノズル20が半導体ウエハSWの一端部の現像液吐出開始位置U3に向けて一定速度で水平移動した後、現像液吐出開始位置U3で矢符(iii)に示すように現像液供給ノズル20が下降し、現像液供給ノズル20からの現像液の吐出が開始される。次に、矢符(iv)に示すように、現像液供給ノズル20は現像液吐出開始位置U3から半導体ウエハSWの他端部の現像液吐出停止位置U4に向けて一定速度で水平移動しつつ、一定流量で現像液を半導体ウエハSWに向けて供給する。これにより、現像液が半導体ウエハSW上に液盛りされる。
次に、矢符(v)に示すように、現像液吐出停止位置U4で、現像液供給ノズル20が上昇する。
なお、このステップS2において、処理液供給ノズル40は、上昇位置にあって、現像液供給ノズル20と共に移動している。また、半導体ウエハSWは静止している。
次に、ステップS3において、静止現像処理を行う。
すなわち、半導体ウエハSWの静止させた状態で、露光後の半導体ウエハSWに対する現像処理を行う。この静止現像時間は、レジストの溶解速度や装置のスループット等に依存し、3秒から120秒の範囲内で設定される。
なお、この静止現像処理が終了した後、図11の矢符(vi)に示すように、現像液供給ノズル20は一旦待機位置U2に戻り待機ポット18内に下降する。なお、処理液供給ノズル40と現像液供給ノズル20とは別に設けた構成にあっては、後述する基板搬出工程(ステップS7)後、即ち、半導体ウエハSWを取出した後で、現像液供給ノズル20が待機位置U2に戻る構成であってもよい。
次に、ステップS4に示すように、半導体ウエハSWに対して帯電防止処理液の供給を行う。
まず、図11の矢符(vii)に示すように、現像液供給ノズル20が上昇し、半導体ウエハSWから離れた位置である処理液供給動作位置U1に向けて移動する。現像液供給ノズル20は上昇位置のまま静止する。このとき、処理液供給ノズル40は半導体ウエハSWの一端部上に位置することとなる。この位置は、現像液供給ノズル20が現像液の吐出を開始する位置とは若干異なっており、当該位置よりも若干半導体ウエハSWに近づいた位置である。
この状態で、図12の矢符aに示すように、現像液供給ノズル20に対して処理液供給ノズル40が下降する。続いて、処理液供給ノズル40からの帯電防止処理液の吐出を開始する。帯電防止処理液吐出開始後、処理液供給ノズル40の回動を開始するのと同時に、半導体ウエハSWの回転を開始する。なお、半導体ウエハSWの周方向において、帯電防止処理液の供給がなされる位置と現像液の供給がなされる位置とは実質的に同じである。そして、処理液供給ノズル40をπ/2rad(90度)回動させる(図12の矢符b参照)と共に、半導体ウエハSWを同じくπ/2rad(90度)回転させる。
この際、半導体ウエハSWのうち帯電防止処理液の供給を開始する供給開始端とこれに対して半導体ウエハSWの中心を挟んで反対側となる供給終了端とを結ぶ方向を仮想走査方向とすると、この仮想走査方向と処理液供給ノズル40の延在方向とが可及的に直交する関係にあることが好ましい。
また、半導体ウエハSWにおける処理液供給ノズル40の仮想走査方向における処理液供給ノズル40の速度成分と、上記現像液供給ノズル20の速度とが可及的に等しい関係にあることが好ましい。
これら両関係を可及的に満足するように、処理液供給ノズル40の回転速度や半導体ウエハSWの回転速度が適宜制御される。
なお、この場合、従来のようにウエハの中央部に供給されたリンス液をウエハ全面に行渡らせるように、該ウエハを高速回転させる必要はない。従って、回転によって半導体ウエハSWに帯電が過度に生じない程度の低速で半導体ウエハSWが回転する。
このように半導体ウエハSW上に帯電防止処理液が供給されることで、当該半導体ウエハSW上における現像反応が停止する。
そして、処理液供給ノズル40が半導体ウエハSW上を回動した後、図12の矢符cに示すように、処理液供給ノズル40が現像液供給ノズル20に対して上昇し、矢符dに示すように、処理液供給ノズル40が先ほどとは逆方向に元の原点位置に戻る。そして、図11の矢符(viii)(ix)に示すように、現像液供給ノズル20が待機位置U2に移動し待機ポット18内に下降する。
次に、ステップS5において、半導体ウエハSW上に最終的なリンス供給が行われる。
すなわち、内カップ16を上昇させ、半導体ウエハSWを回転させつつ、リンス液(純水)を最終リンス液供給ノズル70から半導体ウエハSWの中央部に供給して、現像生成物を洗浄して除去する。
このときの半導体ウエハSWの回転数は、例えば、500rpmから1000rpmである。
次に、ステップS6において、半導体ウエハSWを高速回転させて、半導体ウエハSW上のリンス液を振り切り乾燥する。
このときの半導体ウエハSWの回転数は、例えば、1500rpmから3000rpmである。
最後に、ステップS7において、内カップ16を下降させ、スピンチャック12による半導体ウエハSWの吸着保持を解除した後、搬送ロボットにより半導体ウエハSWを搬出する。
以上のように構成された基板処理装置によると、所定の吐出幅で帯電防止処理液を吐出する吐出部42を有する処理液供給ノズル40が、半導体ウエハSWの上方を通過することで、帯電防止処理液が半導体ウエハSW全体にほぼ均一な態様で供給される。
この際、従来のように、処理液を半導体ウエハSW全体に行渡らせるために該半導体ウエハSWを高速回転させる必要がないため、半導体ウエハSWの帯電を防止できる。また、半導体ウエハSW上に炭酸水等の帯電防止処理液を供給しているため、半導体ウエハSWに僅かに生じた帯電もその帯電防止処理液によって解消される。従って、半導体ウエハSWの帯電防止効果に優れ、現像欠陥の発生を防止できる。
しかも、スリット状の吐出部42が半導体ウエハSW上方を移動することで、現像停止液が、半導体ウエハSW上に供給されるため、半導体ウエハSW上における現像液の濃度変化が比較的緩やかになり、現像反応が緩やかに停止する。これにより、急激な中和による欠陥発生を抑制することができる。
さらに、その帯電防止処理液は、所定の吐出幅の吐出部42を有する処理液供給ノズル40により、半導体ウエハSW全体にほぼ均一な態様で供給されるため、該帯電防止処理液が供給されない領域を可及的に無くすことができ、この点からも現像欠陥の発生を防止できる。
また、この基板処理装置では、図13に示すように、処理液供給ノズル40は、半導体ウエハSWに対して仮想走査方向Laに沿って非直線的に、即ち、円弧状に移動する。このため、帯電防止処理液を半導体ウエハSW全体に均一に供給できる。
図14及び図15を参照してより詳細に説明する。図14及び図15は、処理液供給ノズル40の延在方向に沿った所定箇所で帯電防止処理液の非供給箇所P1が生じた状態で、帯電防止処理液の供給を行った場合における、半導体ウエハSWに対する帯電防止処理液の供給状態を示している。なお、図14及び図15において、右上がりの斜線を付した領域は、図14に示す時点において、帯電防止処理液が供給された領域を示している。また、図15において、左上がりの斜線を付した領域は、図15に示す時点において、帯電防止処理液が供給された領域を示している。
図14に示すように、処理液供給ノズル40が半導体ウエハSWの仮想走査方向Laの途中まで移動した状態を想定すると、前記非供給箇所P1の後方延長上において、半導体ウエハSW上で帯電防止処理液の非供給領域E1が筋状に残ることとなる。
そして、図15に示すように、処理液供給ノズル40が半導体ウエハSW上を略弧状に移動すると、処理液供給ノズル40は、仮想走査方向Laに沿って距離Mx移動すると共に、仮想走査方向Laに実質的に直交する方向に沿って距離My移動することとなる。従って、吐出部42の非供給箇所P1も、図14に示す位置から、仮想走査方向Laに実質的に直交する方向に沿って距離Myずれた位置に移動し、吐出部42のうち帯電防止処理液を供給可能な部分(非供給箇所P1以外の部分)が上記非供給領域E1に対応する位置に配設される。そして、図15に示す状態では、吐出部42のうち帯電防止処理液を供給可能な部分から吐出される帯電防止処理液が、上記非供給領域E1に供給されることとなる。
これらの動作が処理液供給ノズル40の回転移動に伴い、連続的に行われるので、半導体ウエハSW上における帯電防止処理液の非供給領域を無くすことができる。これにより現像の均一化、現像欠陥の防止が図られる。
なお、本実施形態において、最終リンス工程(ステップS5)における最終リンスの供給態様は、上記の態様に限られない。例えば、処理液供給ノズル40と同様、スリット状の吐出部を有するノズルを用いて、リンス液を供給してもよい。また、この最終リンス工程(ステップS5)自体を省いてもよい。
{第2の実施の形態}
この発明の第2の実施の形態に係る基板処理装置について説明する。なお、本実施形態の説明において、上記第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様構成要素については同一符号を用いてその説明を省略する。
この第2の実施の形態に係る基板処理装置では、処理液供給ノズル40に、上記1実施形態の図8に示す処理液供給系機構に換えて、図16に示す処理液供給系機構が連結されている。
図16に示す処理液供給系機構は、第1の処理液供給ノズルである処理液供給ノズル40に対して、第1の処理液として現像反応を停止させる現像停止液(例えば純水)を供給する機構である。具体的な構成は、図8に示す処理液供給系機構においてガス溶解部89を除いた構成と同じである。
また、この基板処理装置では、第2の処理液供給ノズルである最終リンス液供給ノズル70に、第2の処理液として帯電防止洗浄液を供給する帯電防止洗浄液供給機構が連結されている。
この帯電防止洗浄液供給機構は、図17に示すように、加圧用の処理液タンク185と、該処理液タンク185とそれとは別の液貯留タンク又は工場に設置された所定の純水供給源である工場ユーティティとの間を結ぶ第1帯電防止洗浄液系配管186と、所定のN2ガス供給源と処理液タンク185との間を結ぶ第2帯電防止洗浄液系配管187と、処理液タンク185と最終リンス液供給ノズル70との間を結ぶ第3帯電防止洗浄液系配管188とを備えている。第1帯電防止洗浄液系配管186には、エアオペレーションバルブ186aが介装されている。また、第2帯電防止洗浄液系配管187には、N2ガスの流量調整用のレギュレータ187aとエアオペレーションバルブ187bとが介装されている。第3帯電防止洗浄液系配管188には、エアオペレーションバルブ188a、帯電防止洗浄液に含まれる異物を除去するためのフィルタ188c及び該最終リンス液供給ノズル70に向けて流れる帯電防止洗浄液の流量を計測するとともにこの流量を調整する機構を備えた流量計188bとが介装されている。さらに、第3帯電防止洗浄液系配管188の途中、ここでは、流量計88bと最終リンス液供給ノズル70との間に、ガス溶解部189が介挿されている。
すなわち、この帯電防止洗浄液供給機構は、図8に示す処理液供給系機構と同様構成となっており、同様の原理・動作にて、最終リンス液供給ノズル70に対して帯電防止洗浄液の供給を行う。
なお、この最終リンス液供給ノズル70に供給される帯電防止洗浄液には、気泡を発生させない程度の濃度で、イオン、即ち、炭酸が溶解しいることが好ましい。
次に、この基板処理装置による半導体ウエハSWの現像処理動作について説明する。
図18は基板処理装置による一連の現像処理動作を示すフローチャートである。
処理開始後、半導体ウエハSWの搬入が行われ(ステップS11(基板搬入工程))、この後、半導体ウエハSWに対して現像液の供給が行われ(ステップS12(現像液供給工程(ステップS12))、さらにこの後、静止現像処理(ステップS13(静止現像工程))を行う。このステップS11〜S13までの処理は、上記ステップS1〜S3と同様工程である。
そして、現像液供給後所定時間が経過して静止現像処理が終了すると、ステップS14において、半導体ウエハSWに対して現像停止液の供給を行う。
すなわち、処理液供給ノズル40からの現像停止液の吐出を開始した後、処理液供給ノズル40の回動を開始するのと同時に、半導体ウエハSWの回転を開始する。
これにより、第1実施形態において、半導体ウエハSW上に帯電防止処理液が供給されるのと同様態様で、半導体ウエハSW上に現像停止液が供給される。このように半導体ウエハSW上に現像停止液が供給されることで、当該半導体ウエハSW上における現像反応が停止する。
なお、この際、処理液供給ノズル40からは、半導体ウエハSW上の現像液を所定濃度(現像反応が停止する程度の濃度)以下にできる程度の量、態様で現像停止液が供給される。このため、この工程S14直後では、半導体ウエハSW上には、現像処理等による生成物等が残存している。
次に、ステップS5において、半導体ウエハSW上に最終的なリンス供給が行われる。
すなわち、最終リンス液供給ノズル70を半導体ウエハSWの上方に移動させ、半導体ウエハSWを回転させつつ、帯電防止洗浄液を最終リンス液供給ノズル70から半導体ウエハSWの中央部に供給する。このとき、半導体ウエハSW上の現像液が完全に帯電防止洗浄液に置換、除去されると共に、現像生成物が洗浄除去される程度の量、態様で、帯電防止洗浄液が供給される。
この際、半導体ウエハSWには、帯電防止洗浄液が供給されているため、半導体ウエハSWを高速回転させた場合であっても、高速回転による半導体ウエハSWの摩擦帯電は抑制される。
なお、ステップS14,15における処理液供給ノズル40等の動作は、上記第1実施形態におけるステップS4,S5における動作とほぼ同じである。
次に、上記ステップS6,S7と同様に、ステップS16において、半導体ウエハSWを高速回転させて、半導体ウエハSW上のリンス液を振り切り乾燥する。最後に、ステップS17において、搬送ロボットにより半導体ウエハSWを搬出する。
以上のように構成された基板処理装置及び基板処理方法によると、半導体ウエハSW上に、現像停止液を供給した後に、帯電防止洗浄液を供給しているため、現像液と帯電防止洗浄液との反応物の生成を抑制することができ、欠陥の発生を防止できる。
しかも、スリット状の吐出部42が半導体ウエハSW上方を移動することで、現像停止液が、半導体ウエハSW上に供給されるため、半導体ウエハSW上における現像液の濃度変化が比較的緩やかになり、現像反応が緩やかに停止する。これにより、急激な中和による欠陥発生を抑制することができる。
そして、この現像停止液供給後に続いて、半導体ウエハSW上の現像液及び生成物を除去洗浄すべく帯電防止洗浄液を供給しているため、現像停止後の洗浄処理において、半導体ウエハSWの帯電が抑制される。従って、半導体ウエハSW上の液中の帯電粒子が半導体ウエハSW表面に付着することに起因する現像欠陥を抑制できる。
特に、帯電防止洗浄液として、気泡を発生させない程度の濃度で、炭酸イオン等のイオンが溶解した液を用いると、気泡によるパターン倒壊等を防止できる。
なお、本実施形態において、帯電防止洗浄液を供給する構成は上記の態様に限られない。例えば、処理液供給ノズル40と同様に、スリット状の吐出部を有するノズルを用いて帯電防止洗浄液を供給してもよい。
{変形例}
なお、上記各実施形態では、処理液供給ノズル40と半導体ウエハSWとの双方を回転させた例について述べたが、図19に示すように、半導体ウエハSWを静止状態に保ったままで、処理液供給ノズル40を、その半導体ウエハSWの一端側から他端側に向けて直線的に移動させるようにしてもよい。
また、図20に示すように、半導体ウエハSWを静止状態に保ったままで、処理液供給ノズル40を、その半導体ウエハSWの一端側と他端側とを結ぶ方向に対して斜行するラインに沿って直線的に移動させるようにしてもよい。なお、このとき、処理液供給ノズル40の移動方向と処理液供給ノズル40の延在方向とは常に同じ角度を保つ姿勢で、処理液供給ノズル40を移動させるようにする。
また、現像液供給ノズル20について、処理液供給ノズル40と同様に、現像液供給ノズル20と半導体ウエハSWとの双方を回転させて、現像液を供給するようにしてもよい。
この発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図である。 同上の基板処理装置の概略構成を示す側面図である。 図1のIII−III線断面図である。 現像液供給ノズルに形成された吐出部を示す図である。 現像液供給ノズルと処理液供給ノズルとを示す要部拡大図である。 現像液供給ノズルと処理液供給ノズルとを示す要部拡大図である。 現像液供給系機構を示す図である。 処理液供給系機構を示す図である。 基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 基板処理装置による一連の現像処理動作を示すフローチャートである。 現像液供給ノズルの動きを説明するための図である。 処理液供給ノズルの動きを説明するための図である。 半導体ウエハに対する相対的な処理液供給ノズルの動きを説明する図である。 処理液供給状態を示す説明図である。 他の処理機液供給状態を示す説明図である。 この発明の第2実施形態に係る基板処理装置の処理液供給系機構を示す図である。 同上の基板処理装置の帯電防止洗浄液供給機構を示す図である。 同上の基板処理装置による一連の現像処理動作を示すフローチャートである。 処理液供給ノズルの移動態様に係る変形例を示す図である。 処理液供給ノズルの移動態様に係る他の変形例を示す図である。
符号の説明
12 スピンチャック
20 現像液供給ノズル
30 現像液供給ノズル走査機構
40 処理液供給ノズル
42 吐出口
50 処理液供給ノズル回動機構
60 制御部
70 最終リンス液供給ノズル
85 処理液タンク
86 第1処理液系配管
87 第2処理液系配管
88 第3処理液系配管
89 ガス溶解部
185 処理液タンク
186 第1帯電防止洗浄液系配管
187 第2帯電防止洗浄液系配管
188 第3帯電防止洗浄液系配管
189 ガス溶解部
SW 基板

Claims (6)

  1. 現像処理後の基板の主面に処理液を供給する基板処理装置であって、
    基板を略水平姿勢で保持する基板保持手段と、
    前記基板の幅寸法と実質的に同寸法又はそれ以上の吐出幅で第1の処理液を吐出する吐出部を有する第1の処理液供給ノズルと、
    前記第1の処理液供給ノズルに、前記第1の処理液として現像反応を停止させる現像停止液を供給する現像停止液供給手段と、
    前記基板の上方を通過するように、前記第1の処理液供給ノズルを前記基板の一端側から他端側に向けて移動させるノズル移動手段と、
    前記基板上に第2の処理液を吐出する第2の処理液供給ノズルと、
    前記第2の処理液供給ノズルに、前記第2の処理液として帯電防止洗浄液を供給する帯電防止洗浄液供給手段と、
    を備え、
    前記基板上に、前記第1の処理液供給ノズルから前記現像停止液を供給した後に、前記第2の処理液供給ノズルから前記帯電防止洗浄液を供給する、基板処理装置。
  2. 請求項1記載の基板処理装置であって、
    前記現像停止液は、純水である、基板処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の基板処理装置であって、
    前記帯電防止洗浄液は、気泡を発生させない程度の濃度で、イオンが溶解した液である、基板処理装置。
  4. 現像処理後の基板の主面に処理液を供給する基板処理方法であって、
    現像処理後の前記基板に現像停止液を供給した後、前記基板に帯電防止洗浄液を供給する、基板処理方法。
  5. 請求項4記載の基板処理方法であって、
    前記現像停止液は、純水である、基板処理方法。
  6. 請求項4又は請求項5記載の基板処理方法であって、
    前記帯電防止洗浄液は、気泡を発生させない程度の濃度で、イオンが溶解した液である、基板処理方法。
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