JP4334431B2 - 回動扉の取付構造 - Google Patents

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本発明は、回動扉を枠体に回動自在に取り付ける回動扉の取付構造に関する。
この種の回動扉の取付構造としては、回動扉を取り付けるための枠体に取り付けられる取付部と、回動扉の端部に取り付けられる回動部とを具備しており、前記取付部に設けられた回動軸に前記回動部が回動自在に支持されたものがある( 特許文献1参照) 。
特開2003−239609号公報
しかしながら、前記回動扉の取付構造は、回動扉を枠体に取り付けた状態で、回動扉を枠体に対して位置調整することができない。このため、回動扉の取付作業が困難になるという問題を有している。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、回動扉を取り付けた状態で回動扉を枠体に対して位置調整することができる回動扉の取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の回動扉の取付構造は、回動扉を取り付けるための枠体に取り付けられる取付部と、回動扉の端部に取り付けられる回動部とを具備しており、前記取付部に設けられた回動軸に前記回動部が回動自在に支持された回動扉の取付構造であって、前記回動部は、前記取付部の回動軸に回動自在に取り付けられるベース部と、このベース部上に配設されており且つ回動扉の端部の枠体対向部位に設けられた凹部に嵌まり込む嵌合部と、この嵌合部を前記ベース部に対して少なくとも回動扉の厚み方向に移動自在にする移動手段とを有することを特徴としている。
前記移動手段は、前記ベース部に固着されており且つ回動扉の幅方向に対して斜めに向いたレールを有するレール部と、このレール部のレール上を移動可能な移動部と、前記嵌合部を貫通すると共に、前記移動部に螺合した第1のネジ部とを有する。
前記移動手段が前記嵌合部を前記ベース部に対して回動扉の幅方向に移動させる機能を有している場合、前記移動手段は前記レール部を前記回動部のベース部に固着するための固定部と、前記嵌合部を貫通すると共に、前記固定部に螺合した第2のネジ部とを有する。
本発明の別の回動扉の取付構造は、回動扉を取り付けるための枠体に取り付けられる取付部と、回動扉の端部に取り付けられる回動部とを具備しており、前記取付部に設けられた回動軸に前記回動部が回動自在に支持された回動扉の取付構造において、前記取付部の前記回動部に対する支持位置を高さ調整可能にする高さ調整手段を備えたことを特徴としている。
前記高さ調整手段は、前記回動部に設けられており且つ前記取付部の回動軸が嵌まり込むネジ孔と、このネジ孔に螺合するネジであって、前記取付部の回動軸に当接するネジ部材とを有する。
前記回動部に設けられた筒体の内部にネジ溝を設け、前記ネジ孔としている場合、前記高さ調整手段は、前記筒体に被せるキャップを有しており、前記筒体には回動扉の長さ方向に沿って溝部が、前記ネジ部材には前記筒体の溝部と連通する凹部が回動扉の長さ方向に沿って設けられており、前記キャップの内部には、前記筒体の溝部及びネジ部材の凹部に係合可能な係合片が設けられていることが好ましい。
本発明の請求項1に係る回動扉の取付構造による場合、移動手段を操作することにより回動扉の端部の枠体対向部位に設けられた凹部に嵌まり込む嵌合部を、取付部の回動軸に回動自在に取り付けられるベース部に対して回動扉の厚み方向に移動させることができる。これにより、回動扉を枠体に取り付けた状態で当該回動扉を回動扉の厚み方向に位置調整することができるので、回動扉の取り付け作業が容易になる。
本発明の請求項2に係る回動扉の取付構造による場合、第1のネジ部を回転させることにより移動部がレール部上を回動扉の幅方向に対して斜めに移動する。この移動部は第1のネジ部により嵌合部と連結されているので、当該移動部の移動に伴って嵌合部が回動扉の厚み方向に移動する。このように簡単な構成で前記移動手段を実現することが可能であるので、低コスト化を図る上でメリットがある。
本発明の請求項3に係る回動扉の取付構造による場合、前記レール部を前記回動部のベース部に固着するための固定部に螺合した第2のネジ部を回転させることにより当該第2のネジ部が前進又は後進する。この移動に伴って嵌合部が回動扉の幅方向に移動する。よって、回動扉を枠体に取り付けた状態で当該回動扉を回動扉の幅方向に位置調整することができるので、回動扉の取り付け作業が更に容易になる。
本発明の請求項4に係る回動扉の取付構造による場合、高さ調整手段を操作することにより取付部の回動部に対する支持位置を高さ調整することができる。これにより、回動扉を枠体に取り付けた状態で当該回動扉を回動扉の長さ方向に位置調整することができるので、回動扉の取り付け作業が容易になる。
本発明の請求項5に係る回動扉の取付構造による場合、取付部の回動軸に当接したネジ部材を回転させると、ネジ孔が回動扉の長さ方向に沿って上下動するようになっている。このネジ孔の移動に伴って回動部が取付部から離れる方向又は近づく方向に移動する。これにより、取付部の回動部に対する支持位置を高さ調整することができる。このように簡単な構成で前記高さ調整手段を実現することが可能であるので、低コスト化を図る上でメリットがある。
本発明の請求項6に係る回動扉の取付構造による場合、キャップを筒体に被せるだけで、当該キャップの内部の係合片が、前記筒体の溝部及びネジ部材の凹部に係合し、これによりネジ部材が回転することにより位置ずれするのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る回動扉の取付構造についてする。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る回動扉の取付構造について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る回動扉の取付構造の回動扉及び枠体との取付関係を示す模式的正面図、図2は同取付構造の下側の取付構造の斜視図、図3は同下側の取付構造の取付状態を示す図であって、( a) が縦断面図、( b) が横断面図、図4は同下側の取付構造の高さ調整手段を断面図で示した正面図であって、( a) が調整前の図、( b) が調整後の図、図5は同取付構造の分解斜視図、図6は同取付構造の上側の取付構造の斜視図、図7は同上側の取付構造の取付手段を断面図で示した正面図であって、( a) が取付前の図、( b) が取付後の図、図8は同上側の取付構造の分解図である。
図1に示す回動扉の取付構造は、矩形状の枠体10の一方の縦枠部に矩形状の回動扉20を回動自在に取り付ける取付構造であって、回動扉20の上端部を枠体10の縦枠部の上端部に取り付けるための上側の取付構造Aと、回動扉20の下端部を枠体10の縦枠部の下端部に取り付けるための下側の取付構造Bとを有する。以下、詳しく説明する。
下側の取付構造Bは、図2、図3及び図4に示すように、枠体10の縦枠部の下端部に取り付けられる取付部100bと、回動扉20の下端部に取り付けられる回動部200bとを具備しており、取付部100bに設けられた回動軸101b( 図4参照) に回動部200bが回動自在に支持されるようになっている。
取付部100bは、断面視略L字状の金属製の板材であって、枠体10の縦枠部の下端部にネジ止めされるネジ止め部110bと、このネジ止め部110bに連なる水平部120bとを有する。水平部120bには、図4に示すように、回動軸101bが嵌まり込む開口が設けられている。即ち、水平部120bの開口にピンを取り付けて回動軸101bとしている。
回動部200bは、図2、図3及び図5に示すように、取付部100bの回動軸101bに回動自在に取り付けられるベース部210bと、このベース部210b上に配設されており且つ回動扉20の下端部の枠体対向部位に設けられた凹部( 図示せず) に嵌まり込む嵌合部220bと、この嵌合部220bをベース部210bに対して回動扉の厚み方向及び幅方向に移動自在にする移動手段230bと、取付部100bの回動部200bに対する支持位置を高さ調整可能にする高さ調整手段240bとを有している。
ベース部210bは、図5に示すように、金属製の板材であって、一端部に嵌合部220aの係合部223bに嵌まり込む凸部211bが設けられている。このベース部210bの中央部には、移動手段230bの固定部232bが嵌合する一対のスリット212b、212bが形成されている。さらに、ベース部210bの他端部には取付部100bの回動軸101bが高さ調整手段240bの筒体241bと共にが嵌まり込む開口213bが設けられたウィング部を有している。
嵌合部220bは下面が開口した内部中空の矩形状のケース体であって、移動手段230bの第1、第2のネジ部235b、233bが嵌合部の長手方向に貫通する。よって、嵌合部220bの長手方向の両側面には、第1のネジ部235bが挿入される第1の孔部221b、221bと、この第1の孔部221b、221bの下側に位置し、第2のネジ部233bが挿入される第2の孔部222b、222bとが設けられている。第2の孔部222bは嵌合部の端手方向に伸びた長孔である。第2の孔部222b、222bを長孔としたのは、後述する第1のネジ部235bの回転による嵌合部220bを回動扉の厚み方向の移動を第2のネジ部233bによって妨げさせないようにするためである。
また、嵌合部220bの端手方向の一側面には、ベース部210bの凸部211bが嵌まり込む係合部223bが設けられている。この係合部223bは嵌合部の長手方向に伸びた矩形状の長孔であって、内部で凸部211bが移動可能になっている( 図3( b) 参照) 。
嵌合部220bは、上面の一部が嵌合部の長手方向の一の側面と水平になるように切り起こされており、この起立部224bが回動扉20の下端部の端面にネジ止めされるネジ止め部となる( 図3( a) 参照) 。また、嵌合部220bには、長手方向の他の側面の下端に上面と平行に突出したネジ止め部225bが設けられている。このネジ止め部225bが回動扉20の下端部の底面にネジ止めされる( 図3参照) 。
移動手段230bは、図3及び図5に示すように、回動扉20の幅方向に対して斜めに向いたレール2311bを有するレール部231bと、このレール部231bを回動部200bのベース部210bに固着するための固定部232bと、嵌合部220b、レール部231bを貫通すると共に、固定部232bに螺合する第2のネジ部233bと、レール部231b上を移動可能な移動部234bと、嵌合部220bを貫通すると共に、移動部234bに螺合した第1のネジ部235bとを有する。
レール部231bは、側面視角張った略O字状の部品であって、両端部に各々連なる三角辺の一辺同士を互いに当接するように設け、これにより回動扉20の幅方向に対して斜めに向けたレール2311bとしている。このレール部231bの下面には、矩形状の開口が設けられている。この開口に固定部232bの先端部が挿入される。また、レール部231bの両端部には第2のネジ部223bが挿入される孔部が各々設けられている。
固定部232bは、側面視略凹字状の部品であって、両先端部にネジ孔が各々設けられている。即ち、固定部232bの先端部はベース部210bのスリット212bに挿入され、レール部231bの開口に挿入された状態で、第2のネジ部233bに螺合される。このようにしてレール部231bをベース部210bに固着し、当該レール部231bを嵌合部220b内に配置する。
第2のネジ部233bは、嵌合部220bの第2の孔部222b、222b及びレール部231bの孔部に挿入されるとと共に、固定部232bのネジ孔に螺合される。この第2のネジ部233bを回転させると、当該第2のネジ部233bがベース部210aに固定された固定部232bのネジ孔を前進又は後進する。この第2のネジ部233bの移動と共に嵌合部220bがベース部210b上を回動扉の幅方向に移動する。
移動部234bは、側面視略凹字状の部品であって、下端部にレール部231bのレール2311bが嵌まり込む溝部2341bが設けられている。この移動部234bの両端部には、第1のネジ部235bが挿入される孔部が各々設けられている。移動部234bの孔部の間には、図示しないナットを介在させる。このナットが第1のネジ部材235bに螺合され、当該第1のネジ部材235bの回転に応じて移動することにより、移動部234bが移動可能になっている。
第1のネジ部235bは、嵌合部220bの第1の孔部222b、222b及び移動部234bの孔部に挿入されると共に、移動部234bの孔部の間のナットに螺合される。この第1のネジ部235bを回転させることにより移動部234bがレール部231bのレール2311bに沿って移動し、これにより嵌合部220bが回動扉の厚み方向に移動する。
高さ調整手段240bは、ベース部210bの開口213bに取り付けられる内部にネジ溝が形成された筒体241bと、この筒体241bに螺合するネジ部材242bと、筒体241bに被せるキャップ243bとを有している。
筒体241bは円筒体であって、その周面に回動扉の長さ方向に沿って溝部2411bが形成されている( 図5参照) 。
ネジ部材242bは、図4に示すように、断面視略逆凹字状の部品であって、筒体241bの下側の開口から挿入された取付部100bの回動軸101bが嵌合する( 即ち、当接) ようになっている。このネジ部材242bを回転させると、筒体241bが当該ネジ部材242bに沿って上下動し、この移動に伴って回動部200bのベース部210bの取付部100bに対する高さ位置が変位する。このようにして取付部100bの回動部200bに対する支持位置を高さ調整する。なお、ネジ部材242bの周面には筒体241bの溝部2411bと連通する凹部2421bが回動扉の長さ方向に沿って設けられている( 図5参照) 。
キャップ243bは、図4及び図5に示すように、樹脂製のキャップであって、筒体241bの溝部2411b及びネジ部材242bの凹部2421bに係合可能な係合片2431bが設けられている。即ち、筒体241bの溝部2411bとネジ部材242bの凹部2421bとが連通するように位置合わせをし、その後、キャップ243bの係合片2431bが筒体241bの溝部2411b及びネジ部材242bの凹部2421bに係合されるように被せる。これにより、ネジ部材242bの位置決めが行われるので、当該ネジ部材242bが振動などにより回転して取付部100bの回動部200bに対する支持位置が不用意に変わるのを防止することができる。
上側の取付構造Aは、図6に示すように、下側の取付構造Bとほぼ同様の構成となっており、異なる部分は高さ調整手段240bの代わりに取付手段300aが設けられている点である。以下、取付手段300aについて詳しく説明し、重複する部分は説明を省略する。
取付手段300aは、図7及び図8に示すように、回動部200aのベース部210aの開口213aに嵌まり込み、当該回動部200aを取付部100aに取付させるための機構である。この取付手段300aは、開口213aに嵌まり込む上面開口の筒体310aと、この筒体310aの開口に取り付けられる筒状のキャップ320aと、筒体310aに移動自在に嵌まり込む突出部330aと、この突出部330aをキャップ320aから突出する方向に付勢する付勢手段340aと、キャップ320aに取り付けられており且つ突出部330aがキャップ320aから突出するのを防止する突出防止部材350aと、突出部330aを筒体310a内でスムーズに移動させるための一対の球体部360a、360aとを有している。
筒体310aは、上面開口の円筒状の部品であって、内部の奥側部分に設けられた小径部311aと、内部の開口側部分に設けられており且つ小径部311aに連続する大径部312aとを有している。この筒体310aの下面には、突出部330aの棒体部332aが突出する開口313aが設けられている。
突出部330aは、筒体310aの小径部311aの径よりも小さい外径を有する筒体部331aと、この筒体部331aに移動自在に嵌まり込む棒体部332aと、この棒体部332aの先端部に取り付けられるピン部333aとを有している。
筒体部331aは、付勢手段340aの付勢力により筒体310aの内部に押し込められた収納位置から筒体310aから突出する突出位置にかけて棒体部332aと共に移動する部品であって、突出位置に位置した状態で取付部100aの水平部120aの開口121aに嵌まり込み可能となっている。このように筒体部331aが取付部100aの水平部120aの開口121aに嵌まり込むことにより、回動部200aを取付部100aに取付することができる。
棒体部332aは、筒体部331aと共に筒体310aの内部を移動する部品であって、筒体部331aが突出位置に位置すると、付勢手段340aの付勢力により当該筒体部331a内を移動し、これにより先端部が当該筒体部331aから突出するようになっている。この棒体部332aの先端部には、ピン部333aを取り付けるための取付穴3321aが設けられている。また、棒体部332aの中間部には、突出位置で先端部が筒体部331aから突出すると、当該筒体部331aに覆われる位置に凹部3322aが設けられている。この凹部3322aは突出した先端部を筒体部331a内に押し込むと、当該筒体部331aから露出し、これにより球体部360a、360aが嵌まり込むようになっている。更に、棒体部332aの中間部には、凹部3322aの下方に付勢手段340aのプッシュナット341aが当接する当接部3323aが設けられている。ピン部333aは、外周縁部が拡径しており、筒体部331aの上端面に当接可能になっている。
球体部360a、360aは突出部330aの棒体部332aと筒体310aの内周面との間に筒体の長さ方向に移動自在に介在する鋼球である。この球体部360a、360aは、筒体部331a及び棒体部332aが突出位置に位置し、当該棒体部332aの先端部が当該筒体部331aから突出した状態( 即ち、筒体部331aが棒体部332aの凹部3322aを覆った状態)で、棒体部332aの当接部3323aの側面と筒体310aの小径部311aと大径部312aとの間の段差部との間に位置する。即ち、球体部360a、360aが筒体310aの小径部311aと大径部312aとの間の段差部に係止され、筒体部331aの下端面に当接することにより、筒体部331aが筒体310a内に不用意に引き込まれないようにしている。この状態から棒体部332aの先端部を収納位置に向けて押圧し、当該棒体部332aを筒体部331a内で収納位置に向けて移動させると、当該棒体部332aの凹部3322aが露出し、この凹部3322aに球体部360a、360aが嵌まり込む。これにより棒体部332a及び球体部360a、360aが筒体310aの小径部311a内を移動可能になり、当該棒体部332a及び筒体部331aを収納位置に向けて移動させることが可能になる。
付勢手段340aは、筒体310aの内部に嵌まり込み、突出部330aの棒体部332aの当接部3323aに当接するリング状のプッシュナット341aと、筒体310aの内部に配置され、プッシュナット341aを筒体310aの開口に向けて付勢するコイルバネ342aとを有している。コイルバネ342aは、プッシュナット341aを介して棒体部341aを付勢すると共に、当該棒体部341a及び球体部360a、360aを介して筒体部331aを付勢する。
突出防止部材350aは、略逆U字状の部品であって、キャップ320aの開口を跨ぐように当該キャップ320aに回動可能に取り付けられる。この突出防止部材350aは起立状態で突出部330aの棒状部332の先端部に取り付けられたピン部333aが当接し、これにより突出部330aの突出を防止している。この突出防止部材350aを起立状態から倒すと、突出部330aが突出する。
このように構成された回動扉の取付構造は次のように枠体10及び回動扉20に取り付けられる。まず、上側の取付構造Aの取付部100aと、下側の取付構造Bの取付部100bとを枠体10の縦枠部に各々取り付ける。一方、上側の取付構造Aの回動部200aの嵌合部220aと、下側の取付構造Bの回動部200bの嵌合部220bとを回動扉20の凹部に嵌合させ、これにより回動部200a、200bを回動扉20に取り付ける。
その後、回動扉20を持ち、図4に示すように、下側の取付構造Bの回動部200bのベース部210bの開口213bに、取付部100bの回動軸101bを挿入して当該開口213bに取り付けられた高さ調整手段240bのネジ部材242bに嵌合させる。これにより下側の取付構造Bの回動部200bが取付部100bに回動扉20と共に取り付けられ、支持される。
そして、図7に示すように、上側の取付構造Aの回動部200aのベース部210aに取り付けられた取付手段300aの突出部330aを、取付部100aの水平部120aの開口121aに位置合わせをしつつ、取付手段300aの突出防止部材350aを水平部120aに当接させて倒す。すると、突出部330aが付勢手段340aの付勢力により突出して水平部120aの開口121aに嵌まり込む。これにより上側の取付構造Aの回動部200aが取付部100aに回動扉20と共に取り付けられ、支持される。
その後、回動扉20の枠体10に対する回動扉の厚み方向の位置調整を行う場合には、上側、下側の取付構造A、Bの移動手段230a、230bの第1のネジ部235a、235bを各々回転させる。すると、第1のネジ部235a、235bに螺合された移動部234a、234bがレール部231a、231bのレール2311a、2311b上を各々移動し、これにより嵌合部220a、220bが回動扉20と共にを回動扉の厚み方向に各々移動する。
回動扉20の枠体10に対する回動扉の幅方向の位置調整を行う場合には、上側、下側の取付構造A、Bの移動手段230a、230bの第2のネジ部233a、233bを各々回転させる。すると、第2のネジ部233a、233bが固定部232a、232bのネジ孔を前進又は後進し、当該第2のネジ部233a、233bの移動により、嵌合部220a、220bが回動扉20と共に回動扉の厚み方向に移動する。
回動扉20の枠体10に対する回動扉の幅方向の位置調整を行う場合には、下側の取付構造Bの高さ調整手段240bのキャップ243bを取り外し、ネジ部材242bを回転させる。これによりネジ部材242bが筒体241b内を前進又は後進し、筒体241bが取り付けられた回動部200bのベース部210bが、取付部100bに対して離れる方向又は近づく方向に移動する。
このような回動扉の取付構造による場合、回動扉20を枠体10に取り付けた状態で、回動扉20の枠体10に対する取付位置を回動扉の厚み方向、幅方向、長さ方向に位置調整することができる。このため、回動扉20を精度良く枠体10に取り付ける必要がなく、取付作業が容易になる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る回動扉の取付構造について図面を参照しながら説明する。図9は本発明の第2の実施の形態に係る回動扉の取付構造の上側の取付構造の高さ調整手段を断面図で示した正面図であって、( a) が調整前の図、( b) が調整後の図、図10は同上側取付構造の高さ調整手段の基部の上端部を示す図であって、( a) が平面図、( b) が左半分を断面図で示した正面図、図11は同上側取付構造の高さ調整手段の取付部の上端部を示す図であって、( a) が平面図、( b) が左半分を断面図で示した正面図である。
ここに掲げる回動扉の取付構造は、実施例1の取付構造とほぼ同じ構成となっている。異なる点は上側の取付構造Aの取付手段である。以下、この取付手段について詳しく説明し、重複する部分は説明を省略する。なお、ここでの取付手段の符号は400aとする。
図9に示す取付手段400aは、回動部200aのベース部210aの開口213aに嵌まり込む筒状の基部420aと、この基部420aが嵌まり込む上面開口の筒体410aと、筒体410aに移動自在に嵌まり込み、上端部が基部420aの開口から突出可能な突出部430aと、この突出部430aを基部420aから突出させる方向に付勢する付勢手段440aと、突出部430aが基部420aから突出するのを防止する突出防止部材450aとを有している。
筒体410aの下面には、突出部430aの棒状部432aの下端部が挿入可能な開口411aが設けられている。この筒体410aの下端部には、開口411aを覆う下キャップ412aが取り付けられる。
基部420aは、図9及び図10に示すように、下端部が筒体410aに嵌まり込む筒状の蓋体であって、上端部の周面に突出防止部材450aのリング部451aが嵌まり込む溝部421aが形成されている。また、この基部420aには、溝部421aから内部にかけて貫通する貫通孔422aが開設されている。この貫通孔422aに、突出防止部材450aの係止片452aが嵌まり込み、係止される。また、基部420aの内部には、突出部430aの突出部本体431aの突出片4312aを係止するための段部423aが内周面にわたって設けられている。
突出部430aは、図9及び図11に示すように、断面視略逆U字状の突出部本体431aと、この突出部本体431aに取り付けられる棒状部432aとを有している。突出部本体431aの上端部には、突出防止部材450aの係止片452aを係止する係止溝4311aが設けられている。また、突出部本体431aの下端部には、外周面にわたって外側に凸の突出片4312aが設けられている。この突出片4312aが基部420aの段部423aに係止されることにより、突出部430aが当該基部420aから脱落するのを防止している。なお、突出部本体431aの上端面には棒状部432aを取り付けるための取付孔4313aが設けられている。
棒体部432aは、突出部本体431aの取付孔4313aに取り付けられ、突出部本体431aと共に筒体410a内を移動する部品である。この棒状部432aの下端部は前記移動に応じて筒体410aの開口411aから突出可能になっている。
付勢手段440aはコイルバネであって、突出部本体431aの内部に収容される。即ち、突出部本体431aと筒体410aとの間に介在し、突出部本体431aを基部420aから突出させる方向に付勢する。
突出防止部材450aは、突出部本体431aの溝部421に係合される略C字状のリング部451aと、このリング部451aの中心部に設けられた係止片452aと、リング部451aから垂直に立設されたレバー部453aとを有している。リング部451aを基部420aの溝部421に係合させると共に、係止片452aを当該基部420aの貫通孔422aに挿入し、突出部430aの係止溝4311aに係止させる。これにより突出部430aが基部420aから突出するのを防止することができる。
このような取付手段400aを用いて回動部200aを取付部100aに取り付ける場合、図9に示すように、突出部430aを取付部100aの水平部120aの開口121aに位置合わせをしつつ、突出防止部材450aのレバー部453aを水平部120aに当接させて図示左方向に移動させる。すると、突出防止部材450aの係止片452aと突出部430aの係止溝4311aとの係止が外れ、突出部430aが付勢手段440aの付勢力により突出して水平部120aの開口121aに嵌まり込む。これにより上側の取付構造Aの回動部200aが取付部100aに回動扉20と共に取り付けられ、支持される。その後、筒体410aの下端部に下キャップ412aを取り付ける。
このような回動扉の取付構造であっても、実施例1と同様の効果を得ることができる。しかも、取付手段300aの代わりに取付手段400aを用いると、部品点数を少なくすることができることから低コスト化を図る上で非常にメリットがある。
この回動扉の取付構造については、回動扉20の枠体10に対する取付位置を回動扉の厚み方向、幅方向、長さ方向に位置調整可能であるとしたが、少なくとも回動扉の厚み方向又は回動扉の長さ方向に位置調整可能であれば良い。即ち、嵌合部をベース部に対して少なくとも回動扉の厚み方向に移動自在にする移動手段又は取付部の前記回動部に対する支持位置を高さ調整可能にする高さ調整手段を備えていれば良い。
移動手段230a、bについては、ベース部210a、bに固着されており且つ回動扉の幅方向に対して斜めに設けられたレール部231a、bと、このレール部231a、b上を移動可能な移動部234a、bと、嵌合部220a、b及び移動部234a、bに螺合しており且つ当該移動部234a、bを移動させる第1のネジ部235a、bとを有する限りどのように設計変更しても良い。
高さ調整手段240bについては、回動部200bに設けられており且つ取付部100bの回動軸101bが嵌まり込むネジ孔と、このネジ孔に螺合するネジであって、取付部100bの回動軸101bに当接するネジ部材242bとを有する限りどのように設計変更しても良い。例えば、回動部200bのベース部210bの開口213bにネジ溝を切ってネジ孔を設けるようにしても良し、筒体241bをベース部210bに一体的に設けるようにしても良い。
取付手段300aについては、上面開口の筒体310aと、筒体320aに移動自在に嵌まり込む突出部330aと、この突出部330aを筒体310aの開口から突出する方向に付勢する付勢手段340aと、突出部330aが筒体310aから突出するのを防止する突出防止部材350aとを有している限りどのように設計変更しても良い。
また、ここでは、異なる構造の上側の取付構造Aと下側の取付構造Bとを用いるとしたが、同じ構造の上側、下側の取付構造を用いることも勿論可能である。この場合、上側、下側の取付構造A、Bのいずれか一方の取付構造を用いるようにすれば良い。
本発明の第1の実施の形態に係る回動扉の取付構造の回動扉及び枠体との取付関係を示す模式的正面図である。 同取付構造の下側の取付構造の斜視図である。 同下側の取付構造の取付状態を示す図であって、( a) が縦断面図、( b) が横断面図である。 同下側の取付構造の高さ調整手段を断面図で示した正面図であって、( a) が調整前の図、( b) が調整後の図である。 同取付構造の分解斜視図である。 同取付構造の上側の取付構造の斜視図である。 同上側の取付構造の取付手段を断面図で示した正面図であって、( a) が取付前の図、( b) が取付後の図である。 同上側の取付構造の分解図である。 本発明の第2の実施の形態に係る回動扉の取付構造の上側の取付構造の高さ調整手段を断面図で示した正面図であって、( a) が調整前の図、( b) が調整後の図である。 同上側取付構造の高さ調整手段の基部の上端部を示す図であって、( a) が平面図、( b) が左半分を断面図で示した正面図である。 同上側取付構造の高さ調整手段の取付部の上端部を示す図であって、( a) が平面図、( b) が左半分を断面図で示した正面図である。
符号の説明
10 枠体
20 回動扉
100a、100b 取付部
120a、120b 水平部
200a 200b 回動部
210a、210b ベース部
220a、220b 嵌合部
230a、230b 移動手段
240b 高さ調整手段

Claims (6)

  1. 回動扉を取り付けるための枠体に取り付けられる取付部と、回動扉の端部に取り付けられる回動部とを具備しており、前記取付部に設けられた回動軸に前記回動部が回動自在に支持された回動扉の取付構造において、
    前記回動部は、前記取付部の回動軸に回動自在に取り付けられるベース部と、このベース部上に配設されており且つ回動扉の端部の枠体対向部位に設けられた凹部に嵌まり込む嵌合部と、この嵌合部を前記ベース部に対して少なくとも回動扉の厚み方向に移動自在にする移動手段とを有することを特徴とする回動扉の取付構造。
  2. 請求項1記載の回動扉の取付構造において、前記移動手段は、前記ベース部に固着されており且つ回動扉の幅方向に対して斜めに向いたレールを有するレール部と、このレール部のレール上を移動可能な移動部と、前記嵌合部を貫通すると共に、前記移動部に螺合した第1のネジ部とを有することを特徴とする回動扉の取付構造。
  3. 前記移動手段が前記嵌合部を前記ベース部に対して回動扉の幅方向に移動させる機能を有した請求項1記載の回動扉の取付構造において、前記移動手段は前記レール部を前記回動部のベース部に固着するための固定部と、前記嵌合部を回動扉の幅方向に貫通すると共に、前記固定部に螺合した第2のネジ部とを有することを特徴とする回動扉の取付構造。
  4. 回動扉を取り付けるための枠体に取り付けられる取付部と、回動扉の端部に取り付けられる回動部とを具備しており、前記取付部に設けられた回動軸に前記回動部が回動自在に支持された回動扉の取付構造において、前記取付部の前記回動部に対する支持位置を高さ調整可能にする高さ調整手段を備えたことを特徴とする回動扉の取付構造。
  5. 請求項4記載の回動扉の取付構造において、前記高さ調整手段は、前記回動部に設けられており且つ前記取付部の回動軸が嵌まり込むネジ孔と、このネジ孔に螺合するネジであって、前記取付部の回動軸に当接するネジ部材とを有することを特徴とする回動扉の取付構造。
  6. 前記回動部に設けられた筒体の内部にネジ溝を設け、前記ネジ孔とした請求項5記載の回動扉の取付構造において、前記高さ調整手段は、前記筒体に被せるキャップを有しており、前記筒体には回動扉の長さ方向に沿って溝部が、前記ネジ部材には前記筒体の溝部と連通する凹部が回動扉の長さ方向に沿って設けられており、前記キャップの内部には、前記筒体の溝部及びネジ部材の凹部に係合可能な係合片が設けられていることを特徴とする回動扉の取付構造。
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