JP4333899B2 - トランスポンダカード、制御システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に原子炉に関し、特に制御棒駆動装置水圧制御ユニットトランスポンダカードに関する。
【0002】
【発明の背景】
沸騰水型原子炉(BWR)の原子炉圧力容器(RPV)は通常はほぼ円筒形であり、両端部で、例えば、ボトムヘッドと取り外し自在のトップヘッドにより閉鎖されている。通常、RPV内部のコアプレートの上方に間隔をおいてトップガイドが配置されている。炉心シュラウド、又は単にシュラウドは通常は炉心を包囲しており、シュラウド支持構造により支持されている。詳細にいえば、シュラウドはほぼ円筒形であり、コアプレートとトップガイドの双方を包囲している。円筒形の圧力容器と円筒形のシュラウドとの間には環状の空間が位置している。
【0003】
炉心は複数の燃料要素から形成されている。燃料要素は互いに一定の距離をおいて1つの燃料束として一体にまとめられている。十分な数のそのような燃料束を組み合わせて、自己持続連鎖反応が可能な炉心を形成している。炉心の反応度を制御するために、炉心の内部に中性子吸収制御棒が挿入される。制御棒の挿入、引き出しの増分量により炉心の反応度を調整することができる。
【0004】
各制御棒は、制御棒の垂直の向きと垂直運動を確保する垂直の案内管の中に収納されている。制御棒は、案内管の底部を支持する働きもするスタブ管に少なくとも一部が収納されている制御棒駆動機構を使用して移動される。制御棒駆動装置制御システムは、制御棒駆動機構に制御棒を運動させる、すなわち、制御棒を燃料束の中へ挿入させるか、又は燃料束から引き出させる水圧制御ユニット(HCU)を制御する。HCUは、HCU内部のソレノイドを制御するトランスポンダカード(中継器)を含む。
【0005】
制御棒は原子炉の出力を調整するための主要な手段であるので、制御棒駆動装置は完全に機能する状態にとどまっていることが不可欠である。トランスポンダカードの1つに何らかの故障が生じた場合、HCUが完全動作状態を回復できるように、発電装置操作担当者は直ちに欠陥のある電子回路を交換する作業にとりかかる必要がある。場合によっては、故障モードにより、トランスポンダが制御棒運動回路を動作させ、制御システムが故障を検出して、制御棒の運動を停止させる前のある時間の間に、制御棒を追加的に挿入せざるを得なくなるという不慮の事態が起こることもある。
【0006】
【発明の概要】
1つの面においては、原子炉制御棒駆動装置制御システムのトランスポンダカードを提供する。制御システムは制御プロセッサと、制御プロセッサに動作結合する複数の電気装置とを含む。トランスポンダカードは制御プロセッサから指令を受信し、指令を受信したときに適切な電気装置を動作させ、トランスポンダカードの制御回路の故障を検出し、故障警報を送信し、制御回路故障事象の間に電気装置を動作させるための指令がないときには電気装置への給電を停止するように構成されている。
【0007】
別の面においては、原子炉制御棒駆動装置制御システムが提供される。原子炉は複数の制御棒を含み、制御システムは制御プロセッサと、制御棒に接続するように構成された制御棒駆動装置と、制御棒駆動装置に接続する水圧制御ユニットとを含む。水圧制御ユニットは少なくとも1つのソレノイドと、少なくとも1つの方向制御弁と、少なくとも1つのトランスポンダカードとを含む。各ソレノイドは方向制御弁のうちの1つに接続し、各トランスポンダカードは制御プロセッサに動作結合している。各トランスポンダカードは制御プロセッサからの指令を受信し、制御プロセッサにより指令されたときに適切なソレノイドを励磁し、トランスポンダカードの制御回路の故障を検出し、制御プロセッサへ故障警報を送信し、制御回路故障事象の間にソレノイドを励磁するための指令がないときにはソレノイドへの給電を停止するように構成されている。
【0008】
別の面においては、原子炉炉心における制御棒の運動を制御する方法が提供される。方法は制御棒制御プロセッサから水圧制御ユニットのトランスポンダカードへ指令を送信することと、トランスポンダカードからの出力によって適切な方向制御弁ソレノイドを励磁することとを含む。水圧制御ユニットは複数の方向制御弁と、複数のソレノイドとを含む。各ソレノイドは1つの方向制御弁に接続している。トランスポンダカードは制御プロセッサからの指令を受信し、制御プロセッサにより指令されたときに適切なソレノイドを励磁し、トランスポンダカードの制御回路の故障を検出し、制御プロセッサへ故障警報を送信し、制御回路故障事象の間にソレノイドを励磁するための指令がないときにはソレノイドへの給電を停止するように構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、原子炉制御棒駆動装置制御システムのトランスポンダカードを更に詳細に説明する。トランスポンダカードは、制御棒の運動を制御するトランスポンダカード回路が故障した場合にシステムを継続して動作させる。トランスポンダカードは、その制御棒制御回路の故障を検出し、且つトランスポンダカードから電力を除去するために、制御棒制御システムに頼らないで、偶発的な制御棒の追加的な挿入を防止するように構成されている。更に、トランスポンダカードは、トランスポンダカードがそれ自体の欠陥を検出したことをシリアルデータ語の1つのビットによって制御棒制御システムに告知することができる。
【0010】
図面を参照すると、図1は、沸騰水型原子炉圧力容器(RPV)10の一部切り欠き断面図である。RPV10は一般に円筒形であり、一端部でボトムヘッド12により閉鎖され、他端部では取り外し自在のトップヘッド14により閉鎖されている。ボトムヘッド12からトップヘッド14まで側壁16が延出している。側壁16はトップフランジ18を含む。トップヘッド14はトップフランジ18に装着されている。円筒形の炉心シュラウド20は炉心22を包囲している。シュラウド20は一端部でシュラウドサポート24により支持されており、反対の側に取り外し自在のシュラウドヘッド26を含む。シュラウド20と側壁16との間に環状空間28が形成されている。リング形を有するポンプデッキ30はシュラウドサポート24とTPV側壁16との間に延出している。ポンプデッキ30は複数の円形開口部32を含み、各開口部は1台のジェットポンプ34を収容している。ジェットポンプ34は炉心シュラウド20の周囲に沿って配分されている。入口昇水管36は接合アセンブリ38により2台のジェットポンプ34に結合されている。各ジェットポンプ34は入口ミキサ40と、ディフーザ42とを含む。入口昇水管36と2台の結合されたジェットポンプ34は1つのジェットポンプアセンブリ44を形成する。
【0011】
熱は核分裂可能物質から成る複数の燃料束46を含む炉心22内部で発生される。炉心22を通って循環する水の少なくとも一部は蒸気に変換される。蒸気分離器48は蒸気を水から分離し、水は再循環される。蒸気乾燥器50は蒸気から残留水を除去する。蒸気は圧力容器のトップヘッド14付近にある蒸気出口52を経てRPV10から出る。
【0012】
炉心22で発生する熱の量は、中性子吸収物質、例えば、ハフニウムから成る複数の制御棒54を挿入し又は引き出すことにより調整される。制御棒54が燃料束46の中へどの程度まで挿入されるかに応じた量で、制御棒は、吸収されなければ炉心22で熱を発生させる連鎖反応を促進するために利用できたであろう中性子を吸収する。
【0013】
制御棒54は、制御棒54をコアプレート64及び燃料束46に対して移動させる制御棒駆動装置(CRD)58と結合している。CRD58はボトムヘッド12を貫通し、制御棒駆動装置ハウジング66の中に封入されている。制御棒案内管56は制御棒駆動装置ハウジング66からコアプレート64まで延出している。制御棒案内管56は制御棒が挿入され、引き出されている間に制御棒54の垂直方向から外れた運動を制限する。
【0014】
図2は、本発明の一実施例に従った制御棒駆動装置制御システム(RDCS)70の簡略化ブロック線図である。RDCS70は、トランスポンダカード76に動作結合する分岐増幅器カード74に動作結合されている中央制御棒処理回路又は制御プロセッサ72を含む。詳細には、一実施例においては、分岐増幅器カード74とトランスポンダカード76はシリアルデジタル電子通信を経て制御プロセッサ72に動作結合されている。分岐増幅器カード74とトランスポンダカード76は水圧制御ユニット(HCU)82の一部である。HCU82は、分岐増幅器カード74に結合するいくつかのトランスポンダカード76を1クラスタとする複数のクラスタとして配列された複数のトランスポンダカード76を含む。分岐増幅器カード74は、1つには、中央制御棒処理回路72から受信する指令(CMD)語をそのクラスタ内のトランスポンダカード76と、次の下流側の分岐増幅器カード74とに分配する働きをする。逆に、確認(ACK)語は1つのクラスタの中でそのクラスタの分岐増幅器カード74へと経路指定される。各分岐増幅器カード74はACK語を更に上流側の分岐増幅器カード74へ経路指定すると共に、制御プロセッサ72に戻す。
【0015】
図3を参照すると、一実施例においては、RDCS70は発電装置操作担当者が常時制御棒を選択、操作し、且つ制御棒の位置を表示することを可能にする。これは、制御室内及び遮蔽施設内部の双方において、操作担当者のコンソール80から水圧制御ユニット82へ送信されるデジタル電子メッセージ(「語」)及び制御棒位置プローブ94からコンソール80に戻されるデジタル電子メッセージを生成し、検査し且つ分配する一連の構成要素を含む。
【0016】
RDCS70の動作の一般的概要は次の通りである。発電装置操作担当者は制御棒インタフェースシステム(RIS)ベンチボードコンソール80で運動させるべき1つ以上の制御棒を選択する。2つの冗長制御棒動作制御システム(RACS)キャビネット86及び88へ要求語が送信される。各RACSキャビネット86及び88は、所望の制御棒の運動の結果、許容しうる制御棒パターンが確実に得られるように保証するために操作担当者の要求を互いに独立して評価する。有効と認められた要求は制御棒駆動システム(RDS)キャビネット90へ送信される。RDSキャビネット90は2つのRACSキャビネット86及び88からの有効と認められた制御棒運動指令を比較し、それらが一致していれば、CMD語を分岐接合増幅器カード74とトランスポンダカード76のクラスタを介して一連の水圧制御ユニット82へ送信する。圧力容器10の下方にある複数の位置プローブ94は制御棒54の位置を測定し、プローブ語メッセージを2つの冗長制御棒位置マルチプレクサ(MUX)キャビネット96及び98へ送信する。RACSキャビネット86及び88は測定制御棒位置を許容制御棒パターン構成と互いに独立して比較する。RACSキャビネット86及び88は位置情報をRDSキャビネット90へ送信し、位置情報はRISコンソール80にある操作担当者の表示装置100へ更に送信される。RDSキャビネット90は位置データをコンピュータインタフェースモジュール102を介して送信されるプロセス語によって発電装置プロセスコンピュータ(図示せず)へ送信する。
【0017】
HCUトランスポンダカード76はCMD語を受信し、それらを同じクラスタの下流側のトランスポンダカード76にバッファするように構成されている。また、トランスポンダカード76はCMD語に埋め込まれている指令アドレスをそのトランスポンダカード独自の識別カードアドレスと比較するように構成されている。アドレスが一致すれば、CMD語の指令ビットを復号し、適切な方向制御弁ソレノイド92を励磁する。更に、トランスポンダカード76は独自のACK語を次の上流側のトランスポンダカード76へ送信するように構成されている。アドレスが一致しない場合には、トランスポンダカード76は何らかの信号をACK入力からACK出力へ引き渡す。また、各トランスポンダカード76は、継続性及び励磁に関するHCU方向制御弁ソレノイド回路の監視に基づいて弁動作ビットを生成するように構成されている。更に、各トランスポンダ回路は識別カードアドレスと、方向弁動作ビットと、HCU状態ビットと、トランスポンダ障害ビットとから構成されるACK語を生成するように構成されている。
【0018】
各トランスポンダカード76は上流側のトランスポンダカード又は分岐増幅器カード74からのCMD語と、下流側のトランスポンダカードからのACK語と、HCU82の状態とを入力として受信するように構成されている。HCU82の状態は、
スクラム弁が共に完全には閉鎖されていない状態、
スクラムアキュムレータ障害(N2ガス圧力が低い又はアキュムレータピストンのガス側の水)、
スクラム試験スイッチが共に「ノーマル」ではない状態、
下流側トランスポンダカードからの交流電圧
を含む。
【0019】
各トランスポンダカード76は下流側のトランスポンダカードへCMD語を出力すると共に、上流側のトランスポンダカード又は分岐増幅器カードへACK語を出力するように構成されている。更に、各トランスポンダカード76は方向制御弁ソレノイドへオン/オフされた(switched)交流電圧を出力すると共に、下流側のトランスポンダカードへ交流電圧を出力するように構成されている。例えば、60Hz、120ボルト交流又は50Hz、12ボルト交流などのいずれかの適切な交流電圧を使用できる。120ボルトを越える交流電圧又は120ボルト未満の交流電圧も使用できることは言うまでもない。
【0020】
CMD語はシリアルデータストリームとして送信される32ビットシリアル語から構成されている。このデータストリームは8つの定義済みセクションに分割できる。データビット送信速度は312.5kHz(3.2μs)であるので、1語の語長は102.4μsとなる。図4はCMD語の一実施例を示し、表Iは図4に示すCMD語の記述を規定する。
【0021】
【表1】
*各トランスポンダはHCUの発電装置内配列に対応する独自のID番号を有する。各々のID番号は発電装置内配列のX座標とY座標に対応する行アドレスと列アドレスにより構成されている。
【0022】
受信同期プライムはCMD同期ビットに先立って送信される。プライムビットの状態は「1」である。CMD同期ビットは「0」状態に設定されている。トランスポンダカードはこのビットを受信すると、次のビットで行アドレスが受信されることを指示する。各トランスポンダはHCUの発電装置内配列に対応する独自のID番号を有する。各々のID番号は発電装置内配列のX座標とY座標に対応する行アドレスと列アドレスにより構成されている。スペースビットはID番号を指令ビットから分離するために送信される。スペースビットの状態は「0」に設定されている。ID番号が特定のトランスポンダと一致した場合、この時点でACK語が生成される。CMS語の引き出し供給ビット及び挿入/引き出し排気ビットは動的に符号化される。トランスポンダがHCU方向制御弁を作動するための指令ビットを受信した場合、後続する語の指令ビットは先行する語の指令ビットの補数によって符号化される必要がある。後続する語の指令ビットが先行する指令ビットの補数として符号化されないと、作動された制御弁は時間切れ(断磁)となる。表IIは、作動を発生させる指令ビットの論理値を示す。マージンビットのセットは「0」状態に設定され、受信同期ビットに先立って送信される。マージンビットの目的はトランスポンダカードにACK語の送信を完了させることである。
【0023】
【表2】
【0024】
ACK語も32ビットシリアルデータストリームから構成されている。このデータストリームは8つのセクションに分割できる。データ送信速度は312.5kHz(3.2μs)であるので、1語の語長さは102.4μsとなる。図5はACK語の一実施例を示し、表IIIは図5に示すACK語の記述を規定する。
【0025】
【表3】
*各トランスポンダはHCUの発電装置内配列に対応する独自のID番号を有する。各々のID番号は発電装置内配列のX座標とY座標に対応する行アドレスと列アドレスにより構成されている。
【0026】
同期ビットと関連して、送信同期プライムビットは、ビットの意味を正確に解釈するために受信回路の受信を受信されるべき語と同期させる手段を構成する働きをする。受信回路を同期させるためには10の連続する「1」状態が要求される。ACK同期ビットは「0」に設定されている。このビットは送信同期プライムと関連して、受信回路を受信されるべき語と同期させるために使用される。各トランスポンダはHCUの発電装置内配列に対応する独自のID番号を有する。各々のID番号は発電所内配列のX座標とY座標に対応する行アドレスと列アドレスにより構成されている。スペースビットは方向弁状態ビットからID番号を分離するために使用される。スペースビットの状態は「0」に設定されている。方向弁状態ビットは4つのビットを含み、方向弁の作動状態を規定する。各々の弁の状態は次の2つの等式により表される。
SET(「1」状態)=(入力電力が交流ピークを越える)AND(ソレノイド弁回路が継続性を有する)AND(ソレノイド弁が断磁される)
RESET(「0」状態)=(入力電力が0ボルトに近い)OR(ソレノイド弁回路が開成している)OR(ソレノイド弁が励磁される)
【0027】
HCU状態は3つのビットを含み、試験スイッチ、HCUアキュムレータ圧力及びスクラム弁位置を規定する。トランスポンダが適切な指令を伴わない方向制御弁ソレノイドの励磁を検出した場合、トランスポンダはソレノイドに対する給電を停止し且つトランスポンダ障害フラグを「1」に設定する。
【0028】
HCUトランスポンダカード76は、方向制御弁監視回路とカードにより受信された指令語との不一致を検出した場合に方向制御弁ソレノイドを流れる電流を遮断するために各々の弁制御回路にあるソリッドステートリレー(または「固体リレー」若しくは半導体継電器、以下「固体リレー」という)を使用する自己試験機能を含む。言い換えれば、弁が指令なしに励磁された場合、自己試験回路は短時間の遅延の後に、弁電流経路とシリアルに接続している固体リレーをオフすることにより弁ソレノイドに対する給電を停止する。HCUトランスポンダの自己試験回路がCMD語と弁動作との一致を検出したならば、固体リレーは再び動作され、トランスポンダは適正に動作することができるようになる。中央制御棒処理回路72にあるアナライザカードは自己試験プログラムの一部として間隔をおいてHCUトランスポンダに問い合わせる。トランスポンダが適正なACK語を符号化することができないという障害は直ちに制御室で検出され、告知ウィンドウ警報によって指示される。HCUトランスポンダ76の自己試験機能は制御棒駆動装置制御システムからの適切な指令なしの制御棒方向制御弁ソレノイドの動作を検出し且つそれを防止する。HCUトランスポンダの2次自己試験機能は、バックアップソレノイド断磁回路の起動を阻止すると考えられる単一構成要素故障モードの大半を検出する。
【0029】
HCUトランスポンダ76は、適切な指令なしの方向制御弁ソレノイドの励磁を検出すると、ソレノイドへの給電を停止し且つ「トランスポンダ障害」フラグ(シリアル語ビット)を論理値「1」に設定する。「トランスポンダ障害」フラグは、分岐増幅器カード74により確認語に追加されるPnビット及びPpビットのために予約されている2ビット記憶場所を占める。
【0030】
瞬時の短絡によって制御弁ソレノイドがオンされたが、後にそれが解消された場合、トランスポンダ76は固体リレーをオフすることにより弁回路への給電を停止する。2分ごとに、アナライザカードは故障したトランスポンダカードを再試験する。アナライザカードによる制御弁ソレノイドの再試験によって、弁制御監視回路の遮断状態(弁監視回路には励磁に見える)とアナライザ「試験」指令語との一致が発生する。そこで、トランスポンダ76の自己試験回路は固体リレーを再び動作させ、トランスポンダ制御回路は指令に応じて方向弁ソレノイドを励磁できるようになる。制御が弁励磁回路に戻されると、トランスポンダ76は再び正規動作を実行する。
【0031】
本発明を様々な特定の実施例によって説明したが、特許請求の範囲の趣旨の範囲内で変形を伴って本発明を実施できることは当業者には認識されるであろう。また、特許請求の範囲に記載された符号は、理解容易のためであってなんら発明の技術的範囲を実施例に限縮するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 沸騰水型原子炉圧力容器の一部切り欠き概略断面図。
【図2】 本発明の一実施例に従った制御棒駆動装置制御システムの簡略化ブロック線図。
【図3】 制御棒駆動装置の信号流れ図。
【図4】 指令語の表現を示す図。
【図5】 確認語の表現を示す図。
【符号の説明】
22…炉心、54…制御棒、58…制御棒駆動装置(CRD)、70…制御棒駆動装置制御システム(RDCS)、72…制御プロセッサ、74…分岐増幅器カード、76…トランスポンダカード、82…水圧制御ユニット(HCU)、92…方向制御弁ソレノイド
Claims (14)
- 制御プロセッサ(72)と、前記制御プロセッサに動作上結合して駆動される複数の電気装置とを有する原子炉制御棒駆動装置制御システム(70)のために、前記複数の電気装置の各々を前記制御プロセッサ(70)からの指令に基づいて選択的に駆動するトランスポンダカード(76)において、
前記トランスポンダカードは、
前記制御プロセッサ(72)からの電気装置駆動指令を受信し、
前記電気装置駆動指令を受信したときに、その指令により割り当てられた電気装置を動作或いは非動作させ、
この電気装置がこの指令に応じて動作或いは非動作されたか否かを検出して、前記指令の種類との対比に基づいて前記トランスポンダカードの制御回路の故障を検出し、
故障が検出されたときに、前記制御プロセッサへ、故障警報を送信し、
前記検出された制御回路故障の間に、前記電気装置を動作させるための指令が前記制御プロセッサ(72)から送出されていないときにはこのトランスポンダカード自身が前記制御プロセッサ(72)から独立して当該電気装置への給電を停止するように構成されていることを特徴とするトランスポンダカード(76)。 - 前記トランスポンダカード(76)は、前記制御回路の故障が検出されている間に指令を受信したときには、その指令に割り当てられたソレノイドを動作させるように更に構成されていることを特徴とする請求項1記載のトランスポンダカード(76)。
- 前記トランスポンダカードの各々は、
独自の識別アドレスを有しており、且つ、
指令語に埋め込まれた指令アドレスを前記トランスポンダカードの前記識別アドレスと比較して、指令アドレスが前記トランスポンダカードの識別アドレスと一致したときに、割り当てられた電気装置を動作させるために指令語の指令ビットを復号し、
前記トランスポンダカードの上流側に配置されている別のトランスポンダカードへ確認語を送信する、
ように構成されている請求項1または2に記載のトランスポンダカード(76)。 - 前記トランスポンダカードの各々は、
トランスポンダを識別するアドレスビットと、前記トランスポンダ学童するように割り当てられた電気装置のアクティビティを表すビットと、当該電気装置の状態を表すビットと、当該トランスポンダが障害か否かを示すビットとを含む確認語を生成するように更に構成されている請求項1乃至3のいずれかに記載のトランスポンダカード(76)。 - 前記トランスポンダカードの各々は、
前記トランスポンダカーの下流側トランスポンダカードへ前記指令語を出力し、
前記トランスポンダカードの上流側トランスポンダカードへ又は前記制御プロセッサ(72)へ前記確認語を出力し、
当該トランスポンダカードに割り当てられた電気装置へオンオフされた交流電圧を出力し、
当該トランスポンダカードの下流側のトランスポンダカードへ交流電圧を出力するように更に構成されている請求項1乃至4のいずれかに記載のトランスポンダカード(76)。 - 前記電気装置は固体リレーであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のトランスポンダカード(76)。
- 原子炉の複数の制御棒(54)の駆動を制御するために、
複数のトランスポンダカード(76)に対して指令を送受できるように構成された制御プロセッサ(72)と、
制御棒に接続するように構成されている制御棒駆動装置(58)と、
前記制御棒駆動装置に接続された水圧制御ユニット(82)であって、その水圧制御ユニット(82)の各々が、少なくとも1つのソレノイド(92)と、少なくとも1つの方向制御弁と、少なくとも1つのトランスポンダカード(76)とを有し、前記ソレノイドの各々が前記少なくとも1つの方向制御弁のうちの1つに接続され、各トランスポンダカードは前記制御プロセッサに動作結合するように構成された水圧制御ユニット(82)と、
を具備する原子炉制御棒駆動装置制御システムであって、
前記水圧制御ユニット(82)の各々のトランスポンダカードは、
前記制御プロセッサからのソレノイドへの指令を受信し、
前記受信した指令に応じて割り当てられたソレノイドを励磁または断磁し、
このソレノイドがこの指令に応じて励磁または断磁しされたか否かを検出して、前記指令の種類との対比に基づいて前記トランスポンダカードの制御回路故障を検出し、
故障が検出されたときに、前記制御プロセッサへ、故障警報を送信し、
前記検出された制御回路故障の間に前記ソレノイドを励磁するための指令が前記制御プロセッサ(72)からないときには、当該トランスポンダカード自身が前記制御プロセッサ(72)から独立してソレノイドへの給電を停止するように構成されている制御システム(70)。 - 前記トランスポンダカード(76)は、前記制御回路の故障が検出されている間に指令を受信したときには、その指令に割り当てられたソレノイドを動作させるように更に構成されている請求項7記載の制御システム(70)。
- 複数のトランスポンダカード(76)から構成される少なくとも1つのクラスタを更に具備する制御システムであって、この制御システムの前記トランスポンダカードは、
前記制御プロセッサ(72)から指令語を受信し、
同じクラスタ内の下流側のトランスポンダカードに指令語をバッファするように構成されている請求項7または8記載の制御システム(70)。 - 前記トランスポンダカード(76)の各々は、独自の識別アドレスを有し且つ、指令語に埋め込まれている指令アドレスを、当該トランスポンダカード自身の識別アドレスと比較し、
前記指令のアドレスが前記トランスポンダカードの識別アドレスと一致したときには、割り当てられた方向制御弁のソレノイド(92)を励磁するためにこの指令語の指令ビットを復号し、
次の上流側のトランスポンダカードへ確認語を送信するように構成されている請求項7乃至9のいずれかに記載の制御システム(70)。 - 前記トランスポンダカード(76)は、
トランスポンダ識別アドレスと、
方向弁アクティビティビットと、
水圧制御ユニット状態ビットと、
トランスポンダ障害ビットとを含む確認語を生成するように構成されている請求項7乃至10のいずれかに記載の制御システム(70)。 - 前記トランスポンダカード(76)は、
上流側のトランスポンダカード又は前記制御プロセッサ(72)からの指令語と、
下流側のトランスポンダカードからの確認語と、
水圧制御ユニット状態と、
を入力として受信するように構成されている請求項7乃至11のいずれかに記載の制御システム(70)。 - 前記トランスポンダカード(76)は、下流側のトランスポンダカードへ指令語を出力し、
上流側のトランスポンダカード又は前記制御プロセッサ(72)へ前記指令語に対応する確認語を出力し、
前記方向制御弁ソレノイド(92)へ
を出力し、
下流側トランスポンダカードへ交流電圧を出力する、
ように構成されている請求項6乃至12のいずれかに記載の制御システム(70)。 - 前記トランスポンダカード(76)の各々はシリアルデジタル電子通信を経て前記制御プロセッサ(72)に動作結合されている請求項7乃至13のいずれかに記載の制御システム(70)。
Applications Claiming Priority (2)
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