JP4333609B2 - コンテンツ再生システム,通信方法,再生装置,及び携帯再生装置 - Google Patents

コンテンツ再生システム,通信方法,再生装置,及び携帯再生装置 Download PDF

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Description

本発明はコンテンツ再生方法,通信方法,再生装置,携帯再生装置,車両,およびコンピュータプログラムに関する。
現在では,自動車等の車内で音楽等のコンテンツデータを再生することが可能な車載用のオーディオシステムが一般的に利用されている。かかるオーディオシステムでは,CDやMDなどの記録媒体に記録されたコンテンツデータを再生し,スピーカー等に出力している。
また,オーディオシステムにて再生することができる1又は2以上のコンテンツデータを車内の搭乗者が所有するソース機器(携帯端末など)から読み込んで再生し,スピーカーなどに出力するシステムが存在する(例えば,特許文献1参照)。
特開2003−196919号公報
しかしながら,自分が所有するソース機器に記憶されたコンテンツデータ以外はオーディオシステムにコンテンツデータの再生をリクエストすることしかできず,自分以外の搭乗者が所有するコンテンツデータを把握する手段すら存在し得ず,他の搭乗者のコンテンツデータを自らオーディオシステムに再生要求することができなかった。
本発明は,上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,車内で通信接続された携帯再生装置及び再生装置が記憶するコンテンツデータを当該通信接続されたいずれの装置からも再生をリクエストし,再生することが可能な,新規かつ改良されたコンテンツ再生システム,通信方法,再生装置,携帯再生装置,車両,およびコンピュータプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため,本発明の第1の観点によれば,再生装置と,該再生装置に通信接続された1又は2以上の携帯再生装置とを備えたコンテンツ再生システムが提供される。上記コンテンツ再生システムにおける携帯再生装置は,自身が記憶するコンテンツデータの一覧を示したリスト情報を通信接続する再生装置に送信し;再生装置は,自身と通信接続される各携帯再生装置から,該携帯再生装置が記憶するコンテンツデータの一覧を示したリスト情報を収集し,その収集したリスト情報を該リスト情報の保有元の携帯再生装置を識別する装置識別情報でひも付けて記憶するとともに,その収集したリスト情報と当該再生装置自身が記憶するコンテンツデータのリスト情報とを含んだ全リスト情報を携帯再生装置に送信し;上記携帯再生装置は,再生装置から送信された上記全リスト情報を記憶し;上記携帯再生装置は,全リスト情報を画面上に表示し;上記携帯再生装置は,全リスト情報に記載されたコンテンツデータを識別する識別情報の中から少なくとも一つの識別情報の選択を受付け;当該選択された識別情報に対応するコンテンツデータを,再生装置又は携帯再生装置のうちいずれか一方が再生することを特徴としている。
また,上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,携帯再生装置は,自身が記憶するコンテンツデータの一覧を示したリスト情報を通信接続する再生装置に送信し;再生装置と通信接続する携帯再生装置から収集したリスト情報と当該再生装置が記憶するコンテンツデータのリスト情報とを含んだ全リスト情報を受信し;上記再生装置から送信された全リスト情報を記憶し;全リスト情報を画面上に表示し;全リスト情報に記載されたコンテンツデータを識別する識別情報の中から少なくとも一つの識別情報の選択を受付け,その選択された識別情報に対応する選択コンテンツデータの再生を指示することを特徴とする通信方法が提供される。
本発明によれば,再生装置は,当該再生装置に通信接続している携帯再生装置から送信されるリスト情報を集め,再生装置自身のリスト情報とを合わせて全リスト情報を作成する。再生装置により作成された全リスト情報は各携帯再生装置の記憶部に格納される。その携帯再生装置に格納された全リスト情報のうち少なくとも一つの識別情報の選択を受付ければ,選択を受付けた識別情報に対応するコンテンツデータ(又は,選択コンテンツデータ)の再生を指示する。かかる構成によれば,再生装置及び当該再生装置に通信接続している携帯再生装置が保有するコンテンツデータ全てを各装置が保有せず,当該全コンテンツデータに対応する識別情報が少なくとも記載された全リスト情報を各装置が各々保有するため,各装置の記憶容量に負担をかけずに,どの装置からでも全リスト情報を基にしてコンテンツデータの再生を指示することができる。なお,通信接続は無線又は有線のいずれの場合でもよい。また,上記選択コンテンツデータとは,再生装置又は携帯再生装置がユーザからコンテンツデータの選択を受付けたコンテンツデータ自身であることを意味する。
上記通信方法は,さらに,上記選択コンテンツデータを携帯再生装置が記憶しているとき,当該選択コンテンツデータを再生し,当該選択コンテンツデータの再生により生成される再生データを再生装置に送信するように構成してもよい。
上記通信方法は,さらに,上記選択コンテンツデータを携帯再生装置が記憶しているとき,当該選択コンテンツデータを再生するのと並行して,当該選択コンテンツデータの再生により生成される再生データを再生装置に送信するように構成してもよい。かかる構成により,再生装置は再生データを受信するタイミングを早めることができ,再生データをより一層リアルタイムに出力することができる。なお,上記再生データは,例えば,コンテンツデータがデコードされた後のオーディオ信号及び/又はビデオ信号等を例示することができる。
上記通信方法は,上記選択コンテンツデータを選択受付け元の携帯再生装置自身が記憶していないとき,当該選択コンテンツデータを再生するように命ずる再生命令を再生装置に送信するように構成してもよい。かかる構成により,選択受付け元の携帯再生装置が選択コンテンツデータを記憶していなくとも,その選択コンテンツデータを再生装置又は他の携帯再生装置によって再生することができる。
上記通信方法は,上記選択コンテンツデータを選択受付け元の携帯再生装置自身が記憶しているとき,当該選択コンテンツデータをストリーミング形式で再生装置に送信するように構成してもよい。かかる構成により,選択受付け元の携帯再生装置自身はデコード処理等の処理が不要となり,自己の処理負荷が軽減した上で,コンテンツデータを再生することができる。
上記ストリーミング形式で送信される選択コンテンツデータは,携帯再生装置が復号可能である場合でも再生装置に送信されるように構成してもよい。かかる構成により,選択受付け元の携帯再生装置自身はデコード処理等の処理が一切不要となり,自己の処理負荷が軽減した上で,携帯再生装置よりも処理能力が高い再生装置がデコード処理等を実行するため,コンテンツデータを円滑に品質良く再生することができる。
上記再生装置上でストリーミング形式の選択コンテンツデータが再生され,その選択コンテンツデータの再生により生成される再生データを受信するように構成してもよい。
上記通信方法は,さらに,ストリーミング形式で送信された選択コンテンツデータが上記再生装置上で再生できないとき,選択コンテンツデータを再生するように命ずる再生命令を再生装置から受信し;上記再生命令に応じて選択コンテンツデータを再生するように構成してもよい。
上記通信方法は,さらに,携帯再生装置が記憶する全リスト情報に記載された識別情報が加工された場合,加工後の全リスト情報を再生装置に送信するように構成してもよい。かかる構成により,各携帯再生装置及び再生装置に分散して保有された全リスト情報が加工(追加,削除,または変更等)された場合でも内容の不一致なく全リスト情報の内容の統一を図れる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,再生装置は,自身と通信接続される1又は2以上の携帯再生装置から,該携帯再生装置が記憶するコンテンツデータの一覧を示したリスト情報を受信することで,該携帯再生装置からのリスト情報を収集し;上記収集した携帯再生装置のリスト情報を,該リスト情報の保有元の携帯再生装置を識別する装置識別情報でひも付けて記憶し,そのリスト情報と当該再生装置自身が記憶するコンテンツデータのリスト情報とを含んだ全リスト情報を上記携帯再生装置に各々送信することを特徴とする通信方法が提供される。
本発明によれば,再生装置は,当該再生装置に通信接続している携帯再生装置から送信されるリスト情報を集め,再生装置自身のリスト情報とを合わせて全リスト情報を作成する。再生装置により作成された全リスト情報は各携帯再生装置の記憶部に格納される。また,再生装置は各携帯再生装置のリスト情報を装置識別情報とひも付けて自己の記憶部に格納する。かかる構成によれば,再生装置及び当該再生装置に通信接続している携帯再生装置が保有するコンテンツデータ全てを各装置が保有せず,当該全コンテンツデータに対応する識別情報が少なくとも記載された全リスト情報を各装置が各々保有するため,各装置の記憶容量に負担をかけずに,どの装置からでも全リスト情報を基にしてコンテンツデータを特定することができる。また,上記通信方法は,さらに,上記全リスト情報に記載されたコンテンツデータを識別する識別情報の中から少なくとも一つの識別情報の選択が上記携帯再生装置によって受付けられ,当該選択された識別情報に対応する選択コンテンツデータを選択受付け元の携帯再生装置が記憶しているとき,当該携帯再生装置上で当該選択コンテンツデータが再生され,その再生により生成される当該選択コンテンツデータの再生データを受信するように構成してもよい。
上記通信方法は,さらに,上記全リスト情報に記載されたコンテンツデータを識別する識別情報の中から少なくとも一つの識別情報の選択が上記携帯再生装置によって受付けられ,当該選択された識別情報に対応する選択コンテンツデータを選択受付け元の携帯再生装置が記憶しているとき,当該携帯再生装置上で当該選択コンテンツデータが再生され,その再生と並行して生成される当該選択コンテンツデータの再生データを受信するように構成してもよい。
上記通信方法は,さらに,上記全リスト情報に記載されたコンテンツデータを識別する識別情報の中から少なくとも一つの識別情報の選択を携帯再生装置によって受付けられ,当該選択された識別情報に対応する選択コンテンツデータを選択受付け元の携帯再生装置自身が記憶していないとき,当該選択コンテンツデータを再生するように命ずる再生命令を選択受付け元の携帯再生装置から受信し;上記再生装置は,自身が有する全リスト情報を参照することによって選択コンテンツデータを記憶する装置を特定し;上記特定した結果,選択コンテンツデータを記憶する装置が選択受付け元の携帯再生装置を除いた他の携帯再生装置であるとき,当該他の携帯再生装置に対して選択コンテンツデータの再生命令を送信するように構成してもよい。
上記通信方法は,さらに,上記全リスト情報に記載されたコンテンツデータを識別する識別情報の中から少なくとも一つの識別情報の選択を携帯再生装置によって受付けられ,当該選択された識別情報に対応する選択コンテンツデータを選択受付け元の携帯再生装置が記憶しているとき,選択受付け元の携帯再生装置からストリーミング形式で送信された当該選択コンテンツデータを受信するように構成してもよい。
上記ストリーミング形式で送信された選択コンテンツデータを再生し,当該コンテンツデータの再生によって生成される再生データを再生装置と通信接続される携帯再生装置に送信するように構成してもよい。
上記通信方法は,さらに,ストリーミング形式で送信された選択コンテンツデータの再生可否を判断し;判断した結果,選択コンテンツデータを再生できない場合,選択コンテンツデータを記憶する選択受付け元の携帯再生装置に対して当該選択コンテンツデータの再生命令を送信し,選択受付け元の携帯再生装置上で,再生命令に応じて選択コンテンツデータが再生され,それと並行して生成される当該選択コンテンツデータの再生データを受信するように構成してもよい。
上記受信した再生データを,再生装置と通信接続される携帯再生装置に送信するように構成してもよく,また上記受信した再生データを,再生装置と通信接続される選択受付け元の携帯再生装置を除いた携帯再生装置に送信するように構成してもよい。
ストリーミング形式で送信された選択コンテンツデータを受信し,当該選択コンテンツデータを上記再生装置に通信接続される携帯再生装置に送信するように構成してもよく,また上記ストリーミング形式で送信された選択コンテンツデータを受信し,当該選択コンテンツデータを上記再生装置に通信接続される選択受付け元の携帯再生装置を除いた携帯再生装置に送信するように構成してもよい。
上記通信方法は,さらに,上記携帯再生装置が記憶する全リスト情報に記載された識別情報が加工された場合に当該携帯再生装置から加工後の全リスト情報を受信し;再生装置自身が記憶する全リスト情報を加工後の全リスト情報に更新するように構成してもよい。
上記通信方法は,さらに再生装置に通信接続される携帯再生装置に加工後の全リスト情報を送信するように構成してもよい。
以上説明したように,本発明によれば,車内で通信接続された携帯再生装置および再生装置が保有するコンテンツデータを,当該携帯再生装置又は再生装置のいずれの装置からも再生をリクエストし,再生することができる。
以下,本発明の好適な実施の形態について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお,以下の説明及び添付図面において,略同一の機能及び構成を有する構成要素については,同一符号を付することにより,重複説明を省略する。
(1.コンテンツ再生システム)
まず,図1〜2を参照しながら,第1の実施の形態にかかるコンテンツ再生システム100について説明する。図1は,第1の実施の形態にかかるコンテンツ再生システムを備えた自動車の概観の一例を示した説明図であり,図2は,第1の実施の形態にかかるコンテンツ再生システムの概略の一例を示した説明図である。
第1の実施の形態にかかるコンテンツ再生システム100は,主として,コンテンツを再生し,音声及び/又は画像を出力するシステムである。なお,本実施の形態にかかるコンテンツは,音声(例えば,音楽),画像(例えば,写真画像),又はそれらの組み合わせからなる(例えば,映画,ゲーム)場合を例に挙げて説明するが,かかる例に限定されない。また,コンテンツをコンテンツデータ等と記載する場合もある。
図1に示す自動車50にコンテンツ再生システムが設けられている。より具体的には,例えば,自動車50の運転席付近(例えば,センターコンソール付近)や,ドアなどにコンテンツ再生システムが設けられている。
図2(a)に示すように,自動車50の車内座席にはコンテンツ再生システム100の構成要素として,複数の携帯再生装置107a,107b,…,107n,(以下では「携帯再生装置107」と総称する場合もある。)が備わっている。
また,自動車50の先頭部には,コンテンツ再生システム100の構成要素として複数の音声出力部105a,105b(以下では「音声出力部105」と総称する場合もある。)と,センターコンソール付近には再生装置103が備わっている。
携帯再生装置107は,再生装置103と無線又は有線で通信可能となっており,携帯再生装置107は再生装置103に自己が有するコンテンツデータを送信し,例えば再生装置103から音声出力部105を介してそのコンテンツデータに係る音声を出力することができる。なお,本実施の形態にかかる音声出力部105は,例えば,スピーカー等を例示できる。
図2(b)には,本実施の形態に係るコンテンツ再生システム100の概略的な構成が示されている。コンテンツ再生システム100は,再生装置103と,音声出力部105と,携帯再生装置107と,ネットワーク109とを少なくとも備えている。
なお,音声出力部105は,再生装置103と別体である場合を例に挙げて説明するが,かかる例に限定されず,例えば,音声出力部105は,再生装置103と一体である場合等でもよい。
図2に示す携帯再生装置107は,図3に示すように,自動車50の車内では,ホルダ108に載置される。携帯再生装置107は,ネットワーク109と通信可能なように接続する。
ネットワーク109は,再生装置103と携帯再生装置107とを通信可能に接続するものであり,USBケーブル等の有線である場合でも,無線である場合でもよい。さらに,図3に示すように,ネットワーク109は,データを送受信する用途のケーブル109b(USBケーブル等。)の他に,コンテンツデータのデコード後の再生データを携帯再生装置107から再生装置103に伝送する等の用途のケーブル109aとから構成されても良い。
再生装置103は,コンテンツを再生することが可能な装置である。より具体的には,再生装置103は,例えば,コンテンツ再生機能を有するナビゲーション装置(又は,カーナビゲーション装置。)であるが,かかる例に限定されず,再生装置103は,コンテンツを再生だけでなく記録することが可能な装置でもよい。また,コンテンツを再生可能であれば,例えば車載用ゲーム機,車載用DVD再生装置などで構成することもできる。
また,携帯再生装置107は,持ち運び可能であってコンテンツを再生することが可能な装置である。より具体的には,携帯再生装置107は,例えば,携帯電話であるが,かかる例に限定されない。例えば,携帯再生装置107は,PDA(Personal Digital Assistant),ノート型PC(パーソナルコンピュータ)等の場合でも良い。
(再生装置)
次に,図4を参照しながら,本実施の形態にかかる再生装置103について説明する。なお,図4は,本実施の形態にかかる再生装置103の概略的な構成を示すブロック図である。
図4に示すように,再生装置103は,CPU(中央演算処理部)130と,バス131と,記憶部133と,入出力インタフェース135と,操作部136と,表示部137と,通信部139と,無線通信部140と,ドライブ141と,コンテンツ入力部143とを備える。
CPU130は,制作端末装置114に構成する各部の処理・命令等を制御する。また,リスト情報とデバイスID(又は,装置識別情報)とをひも付けるひも付け処理等,コンテンツ再生に関する一連の処理を行うプログラムを起動及び実行等する。
記憶部133は,上記プログラム等を記憶する記憶装置であり,例えば,ハードディスクドライブ,EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)などを例示することができる。
操作部136は,使用者から操作指示を受けることが可能な1又は2以上からなるボタン,トラックボール,トラックパッド,スタイラスペン,ダイアルログ,またはジョイスティックなどのポインティングデバイスなどからなるが,かかる例に限定されない。
表示部137は,少なくとも文学,コンサート,映画,またはスポーツなどの多種のジャンルに係るテキスト,音声,動画像,もしくは静止画像又はそれら任意の組み合わせなどを表示する。
バス131は,内部バス,メモリバス,入出力(I/O)バスなど再生装置103に構成されるバスの総称をいう。バス131は,各部から送出されたデータを,上記データの宛先である各部に伝送する。
通信部139は,有線からなるネットワーク109(109b)を介して種々の情報を送信又は受信する。無線通信部140は,無線からなるネットワーク109を介して種々の情報を変復調し送信又は受信する。
ドライブ(コンテンツ再生部)141は,例えば,CDまたはDVDなどに記録されたコンテンツデータを再生するデバイスである。したがって,CDまたはDVD等のメディアをトレイ上に裁置することで,ドライブ141は,上記メディアに記録されたコンテンツデータを読み取り,デコード等の処理を施すことで音声出力部105にコンテンツを出力することができる。
コンテンツ入力部143は,ネットワーク109aを介して携帯再生装置107から送信される再生データの入力を受け付ける。なお,再生データは,例えば,携帯再生装置107によってコンテンツデータがデコード(又は,復号)されることで生成されるデータ(又は,信号)である。
CPU(中央演算処理装置)130が,バス131を介してROM(Read Only Memory)132に記憶されているプログラムや,記憶部133からRAM(Random Access Memory)134に読み出したプログラム等に従って各種処理を実行する。
(携帯再生装置107)
次に,図5を参照しながら,本実施の形態にかかる携帯再生装置107について説明する。なお,図5は,本実施の形態にかかる携帯再生装置107の概略的な構成を示すブロック図である。
携帯再生装置107は,携帯型のコンテンツ再生装置であるポータブルデバイス(PD)である。より具体的には,携帯再生装置107は,例えば,数十MBの記憶容量を有する携帯電話であるが,かかる例に限定されず,例えば,携帯再生装置107は,数十GBの記憶容量を有するハードディスクドライブ(HDD)を備えた携帯型オーディオプレーヤ,携帯型映像/音声プレーヤ,PDAなど,各種の携帯可能な装置であってもよい。
図5に示すように,携帯再生装置107は,CPU200と,バス201と,記憶部203と,入出力インタフェース205と,操作部206と,出力部207と,通信部209と,無線通信部210と,コンテンツ出力部212とを備える。
なお,図5に示すCPU200,バス201,記憶部203,入出力インタフェース205,操作部206,通信部209,無線通信部210は,図4に示す再生装置103に備わるものと実質的に同一であるため詳細な説明は省略する。
上記出力部207には,映像又はビデオを表示するディスプレイ(表示画面)と,音声を出力するスピーカー等が備わっている。
上記コンテンツ出力部212は,コンテンツデータをデコードすることで生成される再生データをネットワーク109を介して外部に出力する。例えば,コンテンツデータ出力部212から出力された再生データが再生装置103に送信され,その再生データが再生装置103の音声出力部105に出力される。
(再生装置におけるプログラム)
次に,図6を参照しながら,本実施の形態にかかる再生装置103に適用される各種モジュールについて説明する。図6は,本実施の形態にかかる再生装置103に適用される各種モジュールの概略を示す説明図である。
図6に示すように,本実施の形態にかかる再生装置103を処理/動作させるプログラムには複数のモジュールが存在している。上記モジュールは,例えば,再生装置103に備わる記憶部133に予め記録され,必要に応じてRAM134等に書き込まれて,実行される。
再生装置103を処理/動作させるプログラムは,図6に示すように,リスト情報を収集する収集モジュール601と,特定モジュール603と,再生モジュール605と,ひも付けモジュール607と,送信モジュール609と,受信モジュール611と,表示モジュール613と,出力モジュール615と,加工モジュール617と,受付けモジュール619と,再生命令モジュール(又は,再生指示部)621とから少なくとも構成される。
上記特定モジュール603は,再生装置103が有するひも付けされた全リスト情報を基にして再生要求のあったコンテンツデータを保有する携帯再生装置107を特定するモジュールである。なお,全リスト情報,ひも付け処理については後程述べる。
再生モジュール605は,コンテンツデータをデコードすることで生成された再生データを例えば表示モジュール613又は出力モジュール615等に渡す。
ひも付けモジュール607は,受け取ったリスト情報と,そのリスト情報を保有する携帯再生装置107のデバイスIDとをひも付けて全リスト情報を作成し,記憶部133に格納する。
送信モジュール609は,再生モジュール605でデコードされた再生データを携帯再生装置107に送信する,コンテンツデータをそのまま送信する,またはその他の情報を外部に送信する。
上記表示モジュール613は,デコードされた再生データに従って表示部137に動画像又は静止画像を表示する。同様に出力モジュール615は,デコードされた再生データに従い音声出力部105に音声を出力する。
加工モジュール617は,外部の携帯再生装置107が保有する全リスト情報が変更されると,それに伴い再生装置103自身が保有する全リスト情報も変更するモジュールである。なお,加工モジュール617は,外部の全リスト情報の変更に伴わずに自身が保有する全リスト情報を変更する場合も可能である。
受付けモジュール619は,操作部136で利用者の操作によって入力された指示を認識し,その指示内容に適する各部に指示情報を転送するモジュールである。例えば,受付けモジュール619は,利用者から操作部136を介してコンテンツの再生要求があると,そのコンテンツを識別する識別情報(タイトルなど)が記載された再生指示情報を再生モジュール605に転送する。
再生命令モジュール621は,再生装置103自身でデコードすることができない場合など,ネットワーク109で接続された外部の携帯再生装置107にコンテンツを再生するように命令する再生命令を送信するモジュールである。
図6に示す上記各種モジュール(収集モジュール601〜再生命令モジュール621)は,CPU130により,記憶部133からRAM134に呼び出され,記憶され,各処理が実行される。
(データ構造について)
次に,図7を参照しながら,本実施の形態にかかる再生装置103におけるデータ構造について説明する。図7は,本実施の形態にかかる再生装置103におけるデータ構造の概略の一例を示す説明図である。
図7に示すように,記憶部133には,コンテンツ1,2,3,…と複数のコンテンツデータ304(以下,単にコンテンツデータ又はコンテンツと記載する。)と,当該コンテンツデータ304を識別する識別情報が記載されたリスト情報302と,全リスト情報308とが記憶されている。
上記リスト情報302は,記憶部133に記憶されたコンテンツデータ304と一対一対応する識別情報が1又は2以上記載されている。したがって,識別情報を指定すれば,一意にコンテンツデータ304を特定することができる。なお,本実施の形態にかかる識別情報は,例えば,コンテンツデータのタイトルを例示することができるが,かかる例に限定されず,例えば,識別情報は,1又は2桁以上からなるID番号等の場合でもよい。
上記全リスト情報308は,再生装置103のみならず,当該再生装置103とネットワーク109と通信接続された全ての携帯再生装置107が記憶するリスト情報から構成されたリスト情報である。なお,ネットワーク109に通信接続する携帯再生装置107全てからリスト情報が集められることで全リスト情報が作成されるが,かかる例に限定されず,例えば,ネットワーク109に通信接続していても予め他の携帯再生装置107等とデータ送受信しない携帯再生装置107が存在する場合,その携帯再生装置107を除く携帯再生装置107全てのリスト情報から全リスト情報が作成されても良い。
つまり,全リスト情報308には,再生装置103及び通信接続された外部の携帯再生装置107が記憶するコンテンツデータ全てを識別可能な識別情報が記載されている。さらに,再生装置103が記憶する全リスト情報308のうち携帯再生装置107が記憶するリスト情報の識別情報の部分は,そのリスト情報を保有する携帯再生装置107のデバイスIDと関連付けられて(ひも付けられて)いる。詳細は後述する。
また,本実施の形態にかかる全リスト情報308は,リスト情報302とは異なる別のリスト情報である場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,リスト情報302を一体化させて全リスト情報308のみの場合でも良い。
続いて,図8を参照しながら,本実施の形態にかかる再生装置103が記憶する全リスト情報308について説明する。図8は,本実施の形態にかかる再生装置が記憶する全リスト情報の概略の一例を示す説明図である。
図8に示すように,全リスト情報308は,デバイスID(A1,B3,B3,…)と識別情報(コンテンツj,コンテンツk,コンテンツl,…)とがひも付けられて記憶部133に記憶されている。なお,デバイスIDは,例えば,製造時にラベリングされる携帯再生装置107を識別する固有のIDであるが,かかる例に限定されない。
上記全リスト情報308がデバイスIDと識別情報とがひも付けられることで,識別情報に対応するコンテンツデータを保有する携帯再生装置107を特定することができる。図8に示すように,例えば,識別情報であるタイトル名が“コンテンツm”のコンテンツデータを保有しているのは,デバイスID“B3”である携帯再生装置107である。
ひも付けモジュール607は,携帯再生装置107から送信されるリスト情報とともにその携帯再生装置107が保有するデバイスIDも一緒に受け取り,リスト情報とデバイスIDとをひも付け,記憶部133に全リスト情報308として記憶していく。
(携帯再生装置においけるプログラム)
次に,図9を参照しながら,本実施の形態にかかる携帯再生装置107に適用される各種モジュールについて説明する。図9は,本実施の形態にかかる携帯再生装置107に適用される各種モジュールの概略を示す説明図である。
図6に示すように,本実施の形態にかかる携帯再生装置107を処理/動作させるプログラムには複数のモジュールが存在している。上記モジュールは,例えば,携帯再生装置107に備わる記憶部203に予め記録され,必要に応じてRAM204等に書き込まれて,実行される。
携帯再生装置107を処理/動作させるプログラムは,図9に示すように,送信モジュール901と,受信モジュール903と,加工モジュール905と,再生モジュール907と,出力モジュール909と,表示モジュール911と,受付けモジュール913と,検索モジュール915と,再生命令モジュール(又は,再生指示部)917とから少なくとも構成される。
なお,上記送信モジュール901,受信モジュール903,加工モジュール905,再生モジュール907,出力モジュール909,表示モジュール911,受付けモジュール913,および再生命令モジュール917は,上記説明した再生装置103に記憶されたモジュールと実質的に同一であるため詳細な説明は省略する。
検索モジュール915は,受付けモジュール913が操作部206を介して受付けた再生要求のあったコンテンツデータを自装置内の記憶部207から検索するモジュールである。検索した結果,当該コンテンツデータが存在した場合,検索モジュール915は,再生モジュール907にデコードを依頼し,存在しない場合,再生命令モジュール917に再生装置103に対し再生命令を送信するように依頼する。
図9に示す上記各種モジュール(送信モジュール901〜再生命令モジュール917)は,CPU200により,記憶部203からRAM204に呼び出され,記憶され,各処理が実行される。
(データ構造)
次に,図10を参照しながら,本実施の形態にかかる携帯再生装置107におけるデータ構造について説明する。図10は,本実施の形態にかかる携帯再生装置107におけるデータ構造の概略の一例を示す説明図である。
図10に示すように,携帯再生装置107に備わる記憶部203には,コンテンツA,B,C,…と複数のコンテンツデータ(以下,単にコンテンツデータ又はコンテンツと記載する。)303と,当該コンテンツデータ303を識別する識別情報が記載されたリスト情報301と,全リスト情報307と,デバイスID305とが記憶されている。
なお,上記リスト情報301は,上記再生装置103におけるリスト情報302と実質的に同一であるため,詳細な説明は省略する。
全リスト情報307は,上記全リスト情報308と比較して,デバイスIDと識別情報とが関連付けられていない点を除けば,ほぼ同様な構成であるため,詳細な説明は省略する。
デバイスID305は,例えば,製造時にROM132又は記憶部203等に格納される携帯再生装置107を一意に特定することが可能な固有のIDであるが,かかる例に限定されない。
(全リスト情報作成処理)
次に,図11を参照しながら,本実施の形態に係る全リスト情報を作成する処理について説明する。なお,図11は,本実施の形態にかかる全リスト情報作成処理の概略を示すシーケンス図である。
図11(a)に示すように,再生装置103にはリスト情報302が記憶されており,携帯再生装置107aにはリスト情報301aが記憶されており,携帯再生装置107cにはリスト情報301cが記憶されている。
次に,図11(b)に示すように,携帯再生装置107cがネットワーク109によって上記再生装置103と接続すると,携帯再生装置107cと再生装置103との通信コネクションが確立する。
上記コネクションの確立後,携帯再生装置107cからリスト情報301cが再生装置103に送信され,再生装置103からはリスト情報302が携帯再生装置107cに送信される。携帯再生装置107から再生装置103に送信されるリスト情報301cの送信情報のヘッダ部分等にはデバイスIDが格納されている。
次に,図11(c)に示すように,携帯再生装置107c内の受信モジュール903等が再生装置103からリスト情報302を受け取ると,自己の記憶部203に記憶されたリスト情報301cにリスト情報302を追加する。
同じく,再生装置103内の受信モジュール611等がリスト情報301cを受信すると,ひも付けモジュール607は,受け取ったヘッダ等の部分に記載されているデバイスIDと受け取ったリスト情報301cとをひも付け,リスト情報301cをリスト情報302に追加する。なお,この際,再生装置103のひも付けモジュール607は,携帯再生装置107とネットワーク109を介して通信接続された際の再生装置103側のポート番号や,接続端子等とデバイスIDとを対応付けて記憶してもよい。
さらに,図11(d)に示すように,携帯再生装置107aがネットワーク109によって上記再生装置103と接続すると,携帯再生装置107aと再生装置103との通信コネクションが確立する。
上記コネクションの確立後,携帯再生装置107aからリスト情報301aが再生装置103に送信され,再生装置103からはリスト情報302及びリスト情報301aが携帯再生装置107cに送信される。携帯再生装置107aから再生装置103に送信されるリスト情報302及びリスト情報301aからなる送信情報のヘッダ部分等にはデバイスIDが格納されている。
また,既にネットワーク109で通信接続している携帯再生装置107cには,携帯再生装置107aが保有するリスト情報301aが,再生装置103から送信される。
次に,図11(e)に示すように,携帯再生装置107a内の受信モジュール903等が再生装置103からリスト情報301c及びリスト情報302を受け取ると,自己の記憶部203に記憶されたリスト情報301aにリスト情報301c及びリスト情報302を追加することで全リスト情報307を作成する。同じく,携帯再生装置107cも全リスト情報307を作成する。
再生装置103内の受信モジュール611等がリスト情報301aを受信すると,上記説明の通り,受け取った送信情報等の部分に記載されているデバイスIDと,受け取ったリスト情報301aとをひも付け,リスト情報301aを,リスト情報301cが追加されたリスト情報302にさらに追加することで,全リスト情報308を作成する。なお,この際,再生装置103のひも付けモジュール607は,携帯再生装置107aとネットワーク109を介して通信接続された際の携帯再生装置107aのポート番号又は接続端子ID等とデバイスIDとを対応付けて記憶してもよい。以上で,本実施の形態にかかる全リスト情報を作成する一連の処理の説明が終了する。
かかる全リスト情報の作成によって,再生装置103が全リスト情報を保持するのみならず,当該全リスト情報が再生装置103と通信接続する携帯再生装置107にも分散して,各携帯再生装置107が記憶することができる。したがって,携帯再生装置107から再生装置103または他の携帯再生装置107が保有するコンテンツを再生することをリクエスト等できる。
なお,本実施の形態にかかる全リスト情報の作成処理では,再生装置103に通信接続された携帯再生装置107が保有するリスト情報を再生装置103が受け取り,再生装置103自身が保有するリスト情報を携帯再生装置107のリスト情報に追加させて,携帯再生装置107から受け取ったリスト情報を再生装置103自身のリスト情報に追加する処理を,通信接続された携帯再生装置107ごとに順番に行い,最後の携帯再生装置107のリスト情報を再生装置103のリスト情報に追加すると携帯再生装置107及び再生装置103の全リスト情報が作成される場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されない。例えば,本実施の形態にかかる全リスト情報の作成処理では,再生装置103に通信接続された各携帯再生装置107のリスト情報全てを,再生装置103が受け取り,再生装置103自身のリスト情報に上記各携帯再生装置107のリスト情報全てを追加することで,一旦再生装置103側で全リスト情報を作成し,その全リスト情報を再生装置103が各携帯再生装置107に対して配信することで各携帯再生装置107に分散して全リスト情報を保有させる場合等でも良い。
次に,図12を参照しながら,本実施の形態にかかるコンテンツを再生する処理について説明する。なお,図12は,本実施の形態にかかるコンテンツ再生処理の概略を示すシーケンス図である。
コンテンツがオーディオ又は映像である場合に限らず,コンテンツを再生する処理は,図12に示すように,まず,携帯再生装置107に備わる操作部206を介して受付けモジュール913が全リスト情報307に記載されたコンテンツの再生を受付ける(S1201)。なお,上記コンテンツの再生を受付ける処理(S1201)は,再生装置103が実行してもよく,また再生装置103,各携帯再生装置107は全リスト情報307,308を保有しているものとする。
次に,再生要求を受付けた携帯再生装置107cは,自己が記憶するコンテンツデータであるか否かを確認するため,記憶部203に記憶されたコンテンツデータの中から該当するコンテンツデータを検索する(S1203)。
検索した結果,コンテンツデータが存在していた場合,携帯再生装置107は上記コンテンツデータをデコードし,再生データを再生装置103に送信する(S1205)。再生装置103は,再生データを受信し,そのまま音声出力部105又は表示部137に出力する。
一方,同様に,携帯再生装置107aがコンテンツデータの再生を受付け(S1207),コンテンツデータを検索すると(S1209),自己の記憶部203に当該コンテンツデータが存在しない場合,再生命令モジュール917が再生命令を生成し,再生装置103に送信する(S1211)。
再生装置103が上記再生命令を受信すると,特定モジュール603は,全リスト情報308を基にして,上記再生命令に記載されたコンテンツの識別情報を検索する。検索した結果,識別情報を検出すると,その識別情報と一対一に対応するデバイスIDを基に携帯再生装置107を特定する(S1213)。
次に,再生装置103の再生命令モジュール621は,再生要求のあったコンテンツデータを保有する携帯再生装置107に対して,コンテンツデータを再生するよう再生命令を送信する(S1215)。
なお,再生命令のヘッダ等には,再生要求先の携帯再生装置107のデバイスIDが設定されている。その設定されたデバイスIDに該当する携帯再生装置107が再生命令を受信すると,コンテンツデータをデコードする。
再生命令モジュール621は,再生装置103に通信接続する携帯再生装置107全てに再生命令を送信する場合でもよく,また再生装置103からポーリング等し,該当するデバイスIDの携帯再生装置107とコネクション確立した後,個別に再生命令を送信する場合などでもよい。
再生命令後,携帯再生装置107から再生データを受信すれば,その再生データをそのまま音声出力部105又は表示部137に出力する(S1217)。
(音声再生処理)
次に,図13を参照しながら,コンテンツがオーディオである場合の再生処理について説明する。なお,図13は,コンテンツがオーディオである場合のコンテンツ再生処理の概略を示すシーケンス図である。なお,再生装置103は全リスト情報308を,携帯再生装置107は全リスト情報307を保有している。
まず,図13に示すように,携帯再生装置107aに備わる操作部206を介して受付けモジュール913が全リスト情報308に記載されたコンテンツ(オーディオ1B)の再生を受付ける(S1301)。
次に,再生要求を受付けた携帯再生装置107aは,自己が記憶するコンテンツデータであるか否かを確認するため,記憶部203に記憶されたコンテンツデータの中から該当するコンテンツデータを検索する。
検索した結果,コンテンツデータが存在しない場合,再生命令モジュール917が再生命令を生成し,再生装置103に送信する(S1303)。
再生装置103が上記再生命令を受信すると,特定モジュール603は,全リスト情報308を基にして,上記再生命令に記載されたコンテンツの識別情報を検索する。検索した結果,識別情報を検出すると,その識別情報と一対一に対応するデバイスIDを基に携帯再生装置107を特定する(S1306)。
次に,再生装置103の再生命令モジュール621は,再生要求のあったコンテンツデータを保有する携帯再生装置107cに対して,コンテンツデータを再生するよう再生命令を送信する(S1309)。
再生装置103から再生命令を受けた携帯再生装置107cは再生命令に設定された識別情報に適合するコンテンツデータ(オーディオ1Bデータ)を記憶部203から読み出し,そのコンテンツデータをデコードせずに,ストリーミング形式で再生装置103に送信する(S1311)。
再生装置103の再生モジュール605は,上記ストリーミング形式のコンテンツデータを受けると,まず音楽コンテンツであることを確認する(S1313)。
次に,再生モジュール605は,そのコンテンツデータ(オーディオ1Bデータ)をデコード可能であるか否かを判断する(S1315)。判断した結果,デコード不可能である場合,再生命令モジュール621は,送信元の携帯再生装置107cに対し,オーディオ1Bデータをデコードするよう命令する(S1317)。
携帯再生装置107cは,再生装置103からデコード指示を受けると(S1317),上記オーディオ1Bデータをデコードし(S1319),デコードされたオーディオ1Bデータ(再生データ)を再生装置103に送信する(S1321)。なお,再生データは携帯再生装置107cの出力部207に出力されてもよい。
なお,本実施の形態にかかる再生モジュール907がコンテンツデータをデコードしてから,送信モジュール907が再生データを再生装置103に送信する場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,再生モジュール907がコンテンツデータをデコードするのと並行してデコード後のコンテンツデータ(再生データ)を送信モジュール901が再生装置103に送信しても良い。かかる処理によって送信処理の時間を短縮することができる。
一方,判断した結果(S1315),デコード可能であると判断すると,再生モジュール605は,上記オーディオ1Bデータをデコードする(S1323)。
最後に,携帯再生装置107c又は自己(再生装置103)からの再生データを音声出力(S1325)して,コンテンツデータがオーディオである場合の再生処理の一連の動作が終了する。
(画像再生処理:再生装置がデコードする場合)
次に,図14を参照しながら,第1の実施の形態にかかるコンテンツがビデオ(又は,映像)である場合の再生処理について説明する。なお,図14は,第1の実施の形態に係るコンテンツがビデオである場合のコンテンツ再生処理の概略を示すシーケンス図である。なお,再生装置103は全リスト情報308を,携帯再生装置107は全リスト情報307を保有している。
図14に示すように,携帯再生装置107aに備わる操作部206を介して受付けモジュール913が全リスト情報308に記載されたコンテンツ(ビデオ1A)の再生を受付ける(S1401)。
次に,再生要求を受付けた携帯再生装置107aは,自己が記憶するコンテンツデータであるか否かを確認するため,記憶部203に記憶されたコンテンツデータの中から該当するコンテンツデータを検索する。
検索した結果,コンテンツデータが存在しない場合,再生命令モジュール917が再生命令を生成し,再生装置103に送信する(S1403)。
再生装置103が上記再生命令を受信すると,特定モジュール603は,全リスト情報308を基にして,上記再生命令に記載されたコンテンツの識別情報(ビデオ1A)を検索する。検索した結果,識別情報を検出すると,その識別情報と一対一に対応するデバイスIDを基に携帯再生装置107を特定する(S1405)。
次に,再生装置103の再生命令モジュール621は,再生要求のあったコンテンツデータを保有する携帯再生装置107cに対して,コンテンツデータを再生するよう再生命令を送信する(S1407)。
再生装置103から再生命令を受けた携帯再生装置107cは再生命令に設定された識別情報に適合するコンテンツデータ(ビデオ1Aデータ)を記憶部203から読み出し,そのコンテンツデータをまずはデコードせずに,ストリーミング形式で再生装置103に送信する(S1411)。
再生装置103の再生モジュール605は,上記ストリーミング形式のコンテンツデータを受けると,まず映像コンテンツであることを確認する(S1413)。
次に,再生モジュール605は,そのコンテンツデータ(オーディオ1Bデータ)をデコード可能であるか否かを判断する(S1415)。判断した結果,デコード不可能である場合,再生命令モジュール621は,送信元の携帯再生装置107cに対し,ビデオ1Aデータをデコードするよう命令する(S1417)。
携帯再生装置107cは,再生装置103からデコード指示を受けると(S1419),上記ビデオ1Aデータをデコードし(S1421),デコードされたビデオ1Aデータ(再生データ)を再生装置103に送信する(S1423)。なお,再生データは携帯再生装置107cの出力部207に映像が表示されてもよい。
なお,本実施の形態にかかる再生モジュール907がコンテンツデータをデコードしてから,送信モジュール907が再生データを再生装置103に送信する場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,再生モジュール907がコンテンツデータをデコードするのと並行してデコード後のコンテンツデータ(再生データ)を送信モジュール901が再生装置103に送信しても良い。かかる処理によって送信処理の時間を短縮することができる。
また,携帯再生装置107cは,ストリーミング形式のコンテンツデータ(ビデオ1Aデータ)を送信後,所定時間経過してもデコード指示が無い場合(S1417),デコードの指示が無いと判断し(S1419),再生装置103からの再生データを待つ。
一方,デコード可否を判断した結果(S1415),デコード可能であると判断すると,再生モジュール605は,上記オーディオ1Bデータをデコードする(S1425)。
携帯再生装置107c又は再生装置103によってビデオ1Aデータがデコードされることで,生成された再生データは,通信接続された各携帯再生装置107に送信される(S1427)。
最後に,携帯再生装置107c又は自己(再生装置103)によって生成された再生データを映像出力(S1429)して,コンテンツデータがビデオである場合の再生処理の一連の動作が終了する。
(画像再生処理:携帯再生装置がデコードする場合)
次に,図15を参照しながら,第2の実施の形態にかかるコンテンツがビデオである場合の再生処理について説明する。なお,図15は,第2の実施の形態に係るコンテンツがビデオである場合のコンテンツ再生処理の概略を示すシーケンス図である。なお,再生装置103は全リスト情報308を,携帯再生装置107は全リスト情報307を保有している。
また,第2の実施の形態にかかるコンテンツがビデオである場合の再生処理の説明では,第1の実施の形態にかかるコンテンツがビデオである場合のコンテンツ再生処理との相違点について詳細に説明し,その他の点については,実質的に同一であるとして説明を省略する。
図15に示すように,携帯再生装置107aに備わる操作部206を介して受付けモジュール913が全リスト情報308に記載されたコンテンツ(ビデオ1A)の再生を受付ける(S1501)。
次に,再生要求を受付けた携帯再生装置107aは,自己が記憶するコンテンツデータであるか否かを確認するため,記憶部203に記憶されたコンテンツデータの中から該当するコンテンツデータを検索する。
検索した結果,コンテンツデータが存在しない場合,再生命令モジュール917が再生命令を生成し,再生装置103に送信する(S1503)。
再生装置103が上記再生命令を受信すると,特定モジュール603は,全リスト情報308を基にして,上記再生命令に記載されたコンテンツの識別情報(ビデオ1A)を検索する。検索した結果,識別情報を検出すると,その識別情報と一対一に対応するデバイスIDを基に携帯再生装置107を特定する(S1505)。
次に,再生装置103の再生命令モジュール621は,再生要求のあったコンテンツデータを保有する携帯再生装置107cに対して,コンテンツデータを再生するよう再生命令を送信する(S1507)。
再生装置103から再生命令を受けた携帯再生装置107cは再生命令に設定された識別情報に適合するコンテンツデータ(ビデオ1Aデータ)を記憶部203から読み出し,そのコンテンツデータをデコードせずに,ストリーミング形式で再生装置103に送信する(S1511)。
再生装置103の再生モジュール605は,上記ストリーミング形式のコンテンツデータを受けると,まず映像コンテンツであることを確認し(S1513),ストリーミング形式のビデオ1Aデータを受信する。
上記ストリーミング形式のビデオ1Aデータを受信が終了すると,送信モジュール609が各携帯再生装置107に対してストリーミング形式のビデオ1Aデータを送信すると共に,再生命令モジュール621が各携帯再生装置107に対して再生するように命令する(S1515)。
なお,第2の実施の形態にかかる送信処理(S1515)では,ビデオ1Aデータの保有元の携帯再生装置107cに対してもビデオ1Aデータを送信する場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,携帯再生装置107c以外の各携帯再生装置107にコンテンツデータを送信する場合等でも実施可能である。
次に,各携帯再生装置107は,上記ビデオ1Aデータをデコードし(S1517),各携帯再生装置107に備わる出力部207に映像,音声を出力する。以上で,第2の実施の形態にかかるコンテンツデータがビデオである場合の再生処理の一連の動作が終了する。
なお,第2の実施の形態にかかる再生モジュール907がコンテンツデータをデコードしてから,出力部207に映像,音声を出力する場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,再生モジュール907がコンテンツデータをデコードするのと並行してデコード後のコンテンツデータ(再生データ)を出力部207に映像,音声を出力しても良い。かかる処理によって出力部207に出力するまでの時間を短縮することができる。
以上,本実施の形態にかかるコンテンツ再生システム100の説明を終了するが,かかるコンテンツ再生システム100には,以下に示すような優れた効果がある。
(1)コンテンツ再生システム100に備わる再生装置103または再生装置103と通信接続した1又は2以上の携帯再生装置107の各装置に全リスト情報を分散し,共有することができる。
(2)どの装置にコンテンツデータが記憶されているのかを利用者は意識せず,再生装置103のみならず携帯再生装置107もコンテンツデータを再生するようリクエストを利用者から受付け,再生装置103又は携帯再生装置107がコンテンツを再生することができる。
(3)携帯再生装置107にのみ記憶されたコンテンツデータを再生装置103で再生する場合でも,利用者はいちいち携帯再生装置107から再生装置103にコンテンツデータを転送又はメディアなどを移し変える作業を要せず,利用者は単にコンテンツデータを指定するだけで,所望のコンテンツデータを再生させることができる。したがって,コンテンツデータが不正に携帯再生装置107から再生装置103にコピーされる等の危険性を低減することもできる。
なお,上述した一連の処理は,専用のハードウェアにより行うこともできるし,ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う場合には,そのソフトウェアを構成するプログラムが,汎用のコンピュータやマイクロコンピュータ等の情報処理装置にインストールされ,上記情報処理装置を再生装置103及び/又は携帯再生装置107として機能させる。
プログラムは,コンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスクやROMに予め記録しておくことができる。あるいはまた,プログラムは,ハードディスクドライブに限らず,フレキシブルディスク,CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto Optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc),磁気ディスク,半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に,一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。
なお,プログラムは,上述したようなリムーバブル記録媒体111からコンピュータにインストールする他,ダウンロードサイトから,ディジタル衛星放送用の人工衛星を介して,コンピュータに無線で転送したり,LAN(Local Area Network),インターネットといったネットワークを介して,コンピュータに有線で転送し,コンピュータでは,そのようにして転送されてくるプログラムを,内蔵するハードディスク等にインストールすることができる。
ここで,本明細書において,コンピュータに各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは,必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく,並列的あるいは個別に実行される処理(例えば,並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。また,プログラムは,1のコンピュータにより処理されるものであっても良いし,複数のコンピュータによって分散処理されるものであっても良い。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例を想定し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記実施形態においては,コンテンツ再生システム100では,再生装置103と携帯再生装置107でコンテンツデータを送受信する際,データがストリーミング形式の場合を例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,コンテンツ再生システム100では,再生装置103と携帯再生装置107でコンテンツデータを送受信する際,データがストリーミング形式以外のファイル形式などでも実施可能である。
本発明は,コンテンツ再生方法,通信方法,再生装置,携帯再生装置,車両,およびコンピュータプログラムに適用可能である。
第1の実施の形態にかかるコンテンツ再生システムを備えた自動車の概観の一例を示した説明図である。 第1の実施の形態にかかるコンテンツ再生システムの概略の一例を示した説明図である。 第1の実施の形態にかかる携帯再生装置がホルダにセットされた概略的な構成を示す説明図である。 本実施の形態にかかる再生装置の概略的な構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる携帯再生装置の概略的な構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる再生装置に適用される各種モジュールの概略を示す説明図である。 本実施の形態にかかる再生装置におけるデータ構造の概略の一例を示す説明図である。 本実施の形態にかかる再生装置が記憶する全リスト情報の概略の一例を示す説明図である。 本実施の形態にかかる携帯再生装置に適用される各種モジュールの概略を示す説明図である。 本実施本実施の形態にかかる携帯再生装置におけるデータ構造の概略の一例を示す説明図である。 本実施の形態にかかる全リスト情報作成処理の概略を示すシーケンス図である。 本実施の形態にかかるコンテンツ再生処理の概略を示すシーケンス図である。 コンテンツがオーディオである場合のコンテンツ再生処理の概略を示すシーケンス図である。 第1の実施の形態に係るコンテンツがビデオである場合のコンテンツ再生処理の概略を示すシーケンス図である。 第2の実施の形態に係るコンテンツがビデオである場合のコンテンツ再生処理の概略を示すシーケンス図である。
符号の説明
100 コンテンツ再生システム
103 再生装置
105 音声出力部
107 携帯再生装置
109 ネットワーク

Claims (9)

  1. 再生装置と,該再生装置に通信接続された1又は2以上の携帯再生装置とを備えたコンテンツ再生システムであって:
    前記携帯再生装置は,自身が記憶するコンテンツデータの一覧を示したリスト情報を通信接続する再生装置に送信し;
    再生装置は,自身と通信接続される各携帯再生装置から,該携帯再生装置が記憶するコンテンツデータの一覧を示したリスト情報を収集し,その収集したリス
    ト情報を該リスト情報の保有元の携帯再生装置を識別する装置識別情報でひも付けて記憶するとともに,その収集したリスト情報と当該再生装置自身が記憶する コンテンツデータのリスト情報とを含んだ全リスト情報を前記携帯再生装置に送信し;
    前記携帯再生装置は,前記再生装置から送信された前記全リスト情報を記憶し;
    前記携帯再生装置は,前記全リスト情報を画面上に表示し;
    前記携帯再生装置は,前記全リスト情報に記載されたコンテンツデータを識別する識別情報の中から少なくとも一つの識別情報の選択を受付け;
    前記再生装置は,前記選択された識別情報に対応する選択コンテンツデータの再生可否を判断し,再生できない場合には前記選択コンテンツデータを記憶する携帯再生装置に対し,前記選択コンテンツデータを再生するように命ずる再生命令を送信する;
    コンテンツ再生システム。
  2. 携帯再生装置は,自身が記憶するコンテンツデータの一覧を示したリスト情報を通信接続する再生装置に送信し;
    前記再生装置に通信接続した携帯再生装置から収集したリスト情報と当該再生装置が記憶するコンテンツデータのリスト情報とを含んだ全リスト情報を受信し;
    前記再生装置から送信された前記全リスト情報を記憶し;
    前記全リスト情報を画面上に表示し;
    前記全リスト情報に記載されたコンテンツデータを識別する識別情報の中から少なくとも一つの識別情報の選択を受付け,その選択された識別情報に対応する選択コンテンツデータの再生を指示し;
    前記選択コンテンツデータを前記選択受付け元の携帯再生装置自身が記憶しているとき,前記再生指示を基にして当該選択コンテンツデータをストリーミング形式で前記再生装置に送信し;
    前記ストリーミング形式で送信された選択コンテンツデータが前記再生装置上で再生できないとき,前記選択コンテンツデータを再生するように命ずる再生命令を前記再生装置から受信し;
    前記再生命令に応じて前記選択コンテンツデータを再生する;
    通信方法。
  3. 前記再生装置上で前記ストリーミング形式の選択コンテンツデータが再生され,その選択コンテンツデータの再生により生成される再生データを受信する,請求項に記載の通信方法。
  4. 再生装置は,自身と通信接続される1又は2以上の携帯再生装置から,該携帯再生装置が記憶するコンテンツデータの一覧を示したリスト情報を受信することで,該携帯再生装置からのリスト情報を収集し;
    前記収集した携帯再生装置のリスト情報を,該リスト情報の保有元の携帯再生装置を識別する装置識別情報でひも付けて記憶し,そのリスト情報と当該再生装置自身が記憶するコンテンツデータのリスト情報とを含んだ全リスト情報を前記携帯再生装置に送信し;
    前記全リスト情報に記載されたコンテンツデータを識別する識別情報の中から少なくとも一つの識別情報の選択を前記携帯再生装置によって受付けられ,当該選択された識別情報に対応する選択コンテンツデータを前記選択受付け元の携帯再生装置が記憶しているとき,前記選択受付け元の携帯再生装置からストリーミング形式で送信された当該選択コンテンツデータを受信し;
    前記ストリーミング形式で送信された選択コンテンツデータの再生可否を判断し;
    前記判断した結果,前記選択コンテンツデータを再生できない場合,前記選択コンテンツデータを記憶する前記選択受付け元の携帯再生装置に対して当該選択コンテンツデータの再生命令を送信し;
    前記選択受付け元の携帯再生装置上で,前記再生命令に応じて前記選択コンテンツデータが再生され,それと並行して生成される当該選択コンテンツデータの再生データを受信する;
    通信方法。
  5. 前記判断した結果,前記選択コンテンツデータを再生できる場合,前記ストリーミング形式で送信された選択コンテンツデータを再生し,当該コンテンツデータの再生によって生成される再生データを前記再生装置と通信接続される携帯再生装置に送信することを特徴とする,請求項に記載の通信方法。
  6. 前記受信した再生データを,前記再生装置と通信接続される携帯再生装置に送信することを特徴とする,請求項に記載の通信方法。
  7. 前記ストリーミング形式で送信された選択コンテンツデータを受信し,当該選択コンテンツデータを前記再生装置に通信接続される携帯再生装置に送信することを特徴とする,請求項に記載の通信方法。
  8. 再生装置に通信接続した携帯再生装置であって:
    前記携帯再生装置自身が記憶するコンテンツデータの一覧を示したリスト情報を通信接続する再生装置に送信する送信部と;
    前記再生装置に通信接続した携帯再生装置から収集したリスト情報と当該再生装置が記憶するコンテンツデータのリスト情報とを含んだ全リスト情報を受信する受信部と;
    前記再生装置から送信された前記全リスト情報を記憶する記憶部と;
    前記全リスト情報を画面上に表示する表示部と;
    前記全リスト情報に記載されたコンテンツデータを識別する識別情報の中から少なくとも一つの識別情報の選択を受付け,その選択された識別情報に対応する選択コンテンツデータの再生を指示する再生指示部と;
    前記選択コンテンツデータを前記再生装置に送信し,該再生装置が前記選択コンテンツデータの再生可否を判断して,該判断の結果再生できなかった場合に前記再生装置から送信される再生指示に応じて前記選択コンテンツデータを再生する再生部と;
    を備える,携帯再生装置。
  9. 1又は2以上の携帯再生装置と通信接続する再生装置であって:
    前記再生装置自身と通信接続される各携帯再生装置から,該携帯再生装置が記憶するコンテンツデータの一覧を示したリスト情報を受信することで,該携帯再生装置からのリスト情報を収集する収集部と;
    前記収集した携帯再生装置のリスト情報を,該リスト情報の保有元の携帯再生装置を識別する装置識別情報でひも付けて記憶し,そのリスト情報と当該再生装置自身が記憶するコンテンツデータのリスト情報とを含んだ全リスト情報を前記携帯再生装置に送信する送信部と;
    前記全リスト情報に記載されたコンテンツデータを識別する識別情報の中から少なくとも一つの識別情報の選択が前記携帯再生装置によって受付けられ,当該選択された識別情報に対応する選択コンテンツデータを記憶する携帯再生装置から当該選択コンテンツデータを受信する受信部と;
    前記選択コンテンツデータの再生可否を判断する再生部と;
    前記判断の結果再生できない場合に,前記選択コンテンツデータを記憶する装置を特定する特定部と;
    前記判断の結果再生できない場合に,前記選択コンテンツデータを記憶する装置に対して前記選択コンテンツデータの再生を命令する再生命令部と;
    を備える,再生装置。
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