JP4333530B2 - 洗車機 - Google Patents

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本発明は、たとえば給油所に設置され、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、洗浄手段により被洗浄車両の洗浄を行うのに使用される洗車機に関するものである。
従来、この種の洗車機において、上面洗浄ブラシの昇降バランス装置としては、次のような構成が提供されている。すなわち、洗車機本体側に回転軸を介して左右一対の揺動アームを取り付け、これら揺動アームの遊端間に上面洗浄ブラシを取り付け、この上面洗浄ブラシに連動する回転駆動装置を揺動アームに設けると共に、上面洗浄ブラシを昇降させるシリンダを設けている。そして洗車機本体と回転軸との間に、一定範囲の推力とストロークを持つ高圧ガス封入シリンダを配設している。
その際に高圧ガス封入シリンダの配設は、揺動アーム(上面洗浄ブラシ)が水平位置のときに、揺動アームと高圧ガス封入シリンダとを連結するピンを、アーム回転軸を中心とする円弧の接線方向に該高圧ガス封入シリンダで押すようにしてあり、したがってブラシ自重を支える方向の回転力(回転軸に与える回転力)は最大となる。そして上昇時や下降時には、高圧ガス封入シリンダのピンを押す方向とアーム回転軸を中心とする円弧の接線との角度を大きくして、揺動アームに与える回転力を減少させている(たとえば、特許文献1参照。)。
実願昭56−186791号(実開昭58−90858号)のマイクロフィルム
しかし、上記した従来構成によると、揺動アームが水平位置や少し下降した位置のときに、高圧ガス封入シリンダは、ブラシ自重を支える方向の回転力が最大となるように押し作用し、かつかかる押し作用を継続することから、上面洗浄ブラシはフロントガラスやリヤガラスにも強く押し作用(当接)することになり、これらガラスやワイパーなどの損傷を招く恐れがある。
そこで本発明の請求項1記載の発明は、トップブラシを、洗浄対象箇所に応じて常に好適な当接力として洗浄し得る洗車機を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の洗車機は、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、洗浄手段により被洗浄車両の洗浄を行う洗車機であって、前記洗浄手段はトップブラシ装置を有し、このトップブラシ装置を、洗車機本体側に対して上下揺動自在に設けた左右一対のアームと、両アームの遊端間に左右方向のブラシ軸を支持させたトップブラシと、アームの揺動駆動部と、トップブラシの回転駆動部とにより構成するとともに、洗車機本体側とアーム側との間にバランス補助シリンダーを設け、このバランス補助シリンダーの伸縮制御により、揺動駆動部による揺動制御位置において、被洗浄車両に対するトップブラシの当接力を調整可能に構成したことを特徴としたものである。
したがって請求項1の発明によると、回転駆動部の駆動によりブラシ軸を介してトップブラシを回転させた状態で、揺動駆動部の作動により両アームを同時に上下揺動させることよって、トップブラシの昇降制御が可能となり、被洗浄車両の上面形状に合わせた昇降制御を行いながら洗浄し得る。
このようなトップブラシ装置の作動時において、トップブラシを、被洗浄車両の水平状部分など強当接力に耐え得る部分に当接させて洗浄を行っているときには、バランス補助シリンダーの伸展室側の圧力を低圧状態とすることで、トップブラシを水平状部分に対して、揺動駆動部による揺動制御位置において、トップブラシ装置側の自重も含めた充分に強い当接力で当接させた状態で洗浄を行える。
また、トップブラシ装置の作動時において、トップブラシを、フロントガラス部分やリヤガラス部分など強当接力に耐え難い部分に当接させて洗浄を行っているときには、バランス補助シリンダーの伸展室側の圧力を高圧状態とすることで、トップブラシをフロントガラス部分やリヤガラス部分に対して、揺動駆動部による揺動制御位置において、トップブラシ装置側の自重などに抗した弱い当接力で当接させた状態で洗浄を行える。
また本発明の請求項2記載の洗車機は、上記した請求項1記載の構成において、アームを、洗車機本体側に回転自在に支持させた左右方向の回転軸に連結し、この回転軸に、揺動駆動部とバランス補助シリンダーとを連動したことを特徴としたものである。
したがって請求項2の発明によると、揺動駆動部とバランス補助シリンダーとを回転軸に作用させる構成により、これら揺動駆動部やバランス補助シリンダーをコンパクトに配設し得る。
そして本発明の請求項3記載の洗車機は、上記した請求項1または2記載の構成において、洗車機本体側に車両検出手段を設け、相対移動に伴い車両検出手段が被洗浄車両の上部を検出することにより、被洗浄車両に対するトップブラシの洗浄位置に応じてバランス補助シリンダーを伸縮制御するように構成したことを特徴としたものである。
したがって請求項3の発明によると、被洗浄車両の強当接力に耐え得る部分と強当接力に耐え難い部分とを的確に把握しながら、バランス補助シリンダーを伸縮制御し得る。
上記した本発明の請求項1によると、回転駆動部の駆動によりブラシ軸を介してトップブラシを回転させた状態で、揺動駆動部の作動により両アームを同時に上下揺動させることよって、トップブラシの昇降制御が可能となり、被洗浄車両の上面形状に合わせた昇降制御を行いながら洗浄を行うことができる。
このようなトップブラシ装置の作動時において、トップブラシを、被洗浄車両の水平状部分など強当接力に耐え得る部分に当接させて洗浄を行っているときには、バランス補助シリンダーの伸展室側の圧力を好適な低圧状態とすることで、トップブラシを水平状部分に対して、揺動駆動部による揺動制御位置において、トップブラシ装置側の自重も含めた充分に強い当接力で当接させた状態で、好適な洗浄を行うことができる。
また、トップブラシ装置の作動時において、トップブラシを、フロントガラス部分やリヤガラス部分など強当接力に耐え難い部分に当接させて洗浄を行っているときには、バランス補助シリンダーの伸展室側の圧力を好適な高圧状態とすることで、トップブラシをフロントガラス部分やリヤガラス部分に対して、揺動駆動部による揺動制御位置において、トップブラシ装置側の自重などに抗した弱い当接力で当接させた状態で洗浄を行うことができ、以てガラスやワイパーなどの損傷が生じ難い好適な洗浄を行うことができる。
このように、バランス補助シリンダーを伸縮制御することにより、トップブラシを、洗浄対象箇所に応じて常に好適な当接力として洗浄できる。
また上記した本発明の請求項2によると、揺動駆動部とバランス補助シリンダーとを回転軸に作用させる構成により、これら揺動駆動部やバランス補助シリンダーを、他の機器に悪影響を及ぼすことなくコンパクトに配設できる。
そして上記した本発明の請求項3によると、被洗浄車両の強当接力に耐え得る部分と強当接力に耐え難い部分とを的確に把握しながら、バランス補助シリンダーを正確に伸縮制御できる。
[実施の形態]
以下に、本発明の実施の形態を、移動式の洗車機に採用した状態として図に基づいて説明する。
1は車両(被洗浄車両)2を跨ぎ、複数個の輪体3を介して床面4に敷設されたレール5の上を車両2の前後方向に走行する門型の洗車機本体であり、この門型の洗車機本体1には、洗浄水(リンス)、あるいは洗剤、あるいはワックスを噴霧するスプレー装置として、前方から、第1洗浄水(プレリンス)アーチ6と、第1洗剤(前洗剤)アーチ7と、第2洗浄水(ファイナルリンス)アーチ8と、第1ワックスアーチ9と、第2ワックスアーチ10と、第2洗剤(後洗剤)アーチ11とがこの順で配設されている。そして、前記第1洗浄水アーチ6の近くに、車両2の乾燥手段として、トップノズル12、左右一対のサイドノズル13、ならびに両ノズル12,13に同時に連通して風を供給する左右一対のブロワ装置14が設けられている。
また洗車機本体1内には、車両2をブラッシングする洗浄手段として、車両2の上面を洗浄するトップブラシ装置21と、車両2の前後面および両側面を洗浄する一対のサイドブラシ装置15とが設けられ、さらに両側下部それぞれに、車両2の両側面下部およびタイヤを洗浄する左右一対のロッカーブラシ装置17が設けられている。その際にトップブラシ装置21は、上下方向に移動自在(昇降自在)なトップブラシ(詳細は後述する。)を有し、両サイドブラシ装置15は、洗車機本体1の走行方向(前後方向)と直角な左右方向に横行自在なサイドブラシ16を有し、両ロッカーブラシ装置17は、互いに接近離間自在なロッカーブラシ18を有している。
また洗車機本体1の正面側部には、起動、停止指令や洗車モードなどを入力する操作スイッチが配列された操作パネル19が設けられ、この操作パネル19は洗車機本体1内に設置された制御装置20に接続されている。
前記トップブラシ装置21は左右一対のアーム22を有し、これらアーム22は、その基端側を洗車機本体1側に回転自在に支持させた左右方向の回転軸23に連結することで、洗車機本体1側に対して上下揺動自在に設けられる。そして両アーム22の遊端間に、左右方向のブラシ軸24を介してトップブラシ25が遊転自在に設けられている。いずれかのアーム22側にはトップブラシ25の回転駆動部26が設けられ、この回転駆動部26は、アーム22の基端部分に取り付けられたモータ27と、このモータ27の出力軸28と前記ブラシ軸24との間に設けられた回転伝動機構(たとえば、スプロケットやチェーンなどからなる。)29などにより構成されている。
前記洗車機本体1の一方側(たとえば左側)には、アーム22の揺動駆動部31が設けられている。すなわち、回転軸23から連設されたブラケット32と洗車機本体1側との間に揺動用シリンダー33が設けられ、アーム22の揺動(トップブラシ25の昇降)は、第1および第2のオイルタンク34,35から揺動用シリンダー33にオイルを供給・排出して行う構成となっている。
そして、アーム22を上方揺動(トップブラシ25を上昇)させる際は、切替スイッチ37のソレノイド37Aおよび切替スイッチ38のソレノイド38Aをともにオフとし、コンプレッサ39から絞り弁40を介して第1のオイルタンク34にエアを供給し、第1のオイルタンク34内のオイルを加圧押出して揺動用シリンダー33へオイルを供給し、また保持する(昇降をロックする)際はソレノイド37Aをオンとする。さらに、アーム22を下方揺動(トップブラシ25を下降)させる際は、ソレノイド37Aをオフ、ソレノイド38Aをオンとして逆止弁41、絞り弁42を介して第1のオイルタンク34内のエアをサイレンサ43から排出し、揺動用シリンダー33から第1のオイルタンク34にオイルを戻している。
また、ソレノイド37Aをオンとして昇降をロックしている状態の時、トップブラシ25を上方へ押し上げる力が働いた場合、外気を吸い込ませ揺動用シリンダー33の動きを軽くさせるためにチェック弁44が設けられ、さらにトップブラシ25のトルク検出装置45が設けられている。このトルク検出装置45は、トップブラシ25を駆動するモータ27の電流によりトルクを検出し、トップブラシ25の自重と、トップブラシ25の回転による車両2の洗浄面との反発バランスを検出している。
また、アーム22の下限位置を検出する下限位置検出装置46と、アーム22の上限位置を検出する上限位置検出装置47が設けられている。これら位置検出装置46,47は、たとえば近接センサや光電スイッチなどにより構成される。なお、トルク検出装置45のトルク検出信号と、位置検出装置46,47の位置検出信号は制御装置20に入力される。以上の32〜47などにより揺動駆動部31の一例が構成される。
前記洗車機本体1の他方側(たとえば右側)とアーム22側との間にバランス補助シリンダー51が設けられ、このバランス補助シリンダー51の伸縮制御により、車両1に対するトップブラシ25の当接力を調整可能に構成されている。
すなわち、回転軸23から連設されたブラケット52と洗車機本体1側との間にバランス補助シリンダー51が設けられ、このバランス補助シリンダー51の伸展室側に、前記コンプレッサ39側からの給気路が、切替スイッチ53を介して接続されている。そして給気路には、切替スイッチ53とバランス補助シリンダー51との間において圧力センサ54が設けられている。なお切替スイッチ53は、給気部53aとロック部53bと排気部53cとからなり、またバランス補助シリンダー51の収縮室側は開放されている。
前記制御装置20には判断部55と目標値指示部56が設けられている。この目標値指示部56は、高圧力設定値57Aと低圧力設定値57Bとを切り換え信号58によって切り換えたのち、判断部55に高圧目標値信号56aまたは低圧目標値信号56bを入力するように構成されている。そして判断部55には圧力センサ54からの検出圧力信号54aが入力され、以て判断部55において、検出圧力信号54aと目標値信号56a,56bと比較判断して、不一致状のときには切替スイッチ53のソレノイド53Aを動作させるように構成されている。
前記洗車機本体1の正面上部には、車両2の存在および車両2の車高などを検出する超音波センサからなる車両検出手段60が設けられ、この車両検出手段60は前記制御装置20に接続されている。そして制御装置20においては、車両検出手段60からの検出信号や洗車機本体1の走行距離信号などを基にして、揺動駆動部31を動作させたり、切り換え信号58の出力によりバランス補助シリンダー51を動作させるように構成されている。すなわち、相対移動に伴い車両検出手段60が車両2の上部を検出することにより、車両2に対するトップブラシ25の洗浄位置に応じてバランス補助シリンダー51を伸縮制御するように構成されている。
なお車両2としては普通乗用車が示され、この車両2の上部(上面)は、前下位水平状部分2a、フロントガラス部分2b、上位水平状部分2c、リヤガラス部分2d、後下位水平状部分2eにより形成されている。
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
洗車を行うに際して、まず車両2を停止させた状態で運転者または作業者が操作パネル19を操作し、以て希望する一つの洗車コース(洗浄条件)が設定される。この状態で洗車スタートスイッチをオン操作することで、洗車機本体1を往復走行させながら、回転により拡がった各ブラシ16,18,25の接近離間動、洗浄水アーチ6,8を介しての水(洗浄水)の供給、洗剤アーチ7,11を介しての希釈した洗剤の供給、ワックスアーチ9,10を介しての希釈したワックスの供給、ならびに各ノズル12,13からの風の噴出し(吹き付け)、などを適宜に組合せて作動させ、以て車両2に対する所期の基本的な洗浄工程と乾燥工程とが行えることになる。
このような洗車工程を遂行する際に、車両検出手段60や適宜の検出手段により車高や車長などが検出され、制御装置20などを介して、前述した各作動部が好適に作動される。
このようにして所期の洗車を行えるのであり、その際に、トップブラシ装置21においては、回転駆動部26のモータ27の駆動により、出力軸28や回転伝動機構29を介してブラシ軸24を回転させることで、トップブラシ25を回転し得る。またトップブラシ25の昇降は、車両検出手段60からの検出信号や洗車機本体1の走行距離信号などを基にして、制御装置20による制御によって揺動駆動部31を動作させることにより、すなわち揺動用シリンダー33を伸縮動させることにより行える。その際に、アーム22の下限位置は、図3の仮想線に示すように、下限位置検出装置46の検出動により規制し得、またアーム22の上限位置は、図3の実線に示すように、上限位置検出装置47の検出動により規制し得る。
このようなトップブラシ装置21の作動時において、トップブラシ25を、図1の仮想線イに示すように、前下位水平状部分2aや上位水平状部分2cや後下位水平状部分2eなど強当接力に耐え得る部分に当接させて洗浄を行っているときには、目標値指示部56が切り換え信号58によって低圧力設定値57B側に切り換えられ、これにより低圧力設定値57Bに見合う低圧目標値信号56bを判断部55に入力し得る。このとき判断部55には、圧力センサ54からの検出圧力信号54a、すなわちバランス補助シリンダー51における伸展室側の圧力に相当する検出圧力信号54aが入力されており、以て判断部55において検出圧力信号54aと低圧目標値信号56bとを比較判断し得る。
そして、[検出圧力信号54a≦低圧目標値信号56b](一致状)と比較判断したときには、バランス補助シリンダー51における伸展室側の圧力が好適な低圧状態であることから切替スイッチ53を切替え動作させず、ロック部53bの切替え状態を維持させる。したがって、トップブラシ25を前下位水平状部分2aや上位水平状部分2cや後下位水平状部分2eに対して、揺動駆動部31による揺動制御位置において、トップブラシ装置21側の自重も含めた充分に強い当接力で当接させた状態で、好適な洗浄を行える。
また、[検出圧力信号54a>低圧目標値信号56b](不一致状)と比較判断したときには、バランス補助シリンダー51における伸展室側の圧力が高圧で、トップブラシ25を上昇させる方向に作用し、その分、トップブラシ25の当接力が弱い状態にあることから、切替スイッチ53のソレノイド53Aを動作させて排気部53cに切替える。これにより、バランス補助シリンダー51における伸展室側の圧力を開放し得る。そして、圧力開放により[検出圧力信号54a≦低圧目標値信号56b](一致状)となったとき、切替スイッチ53のソレノイド53Aを動作させてロック部53bに切替える。
さらに、上述したようなトップブラシ装置21の作動時において、トップブラシ25を、図1の仮想線ロに示すように、フロントガラス部分2bやリヤガラス部分2dなど強当接力に耐え難い部分に当接させて洗浄を行っているときには、目標値指示部56が切り換え信号58によって高圧力設定値57A側に切り換えられ、これにより高圧力設定値57Aに見合う高圧目標値信号56aを判断部55に入力し得る。
そして判断部55において、[検出圧力信号54a≧高圧目標値信号56a](一致状)と比較判断したときには、バランス補助シリンダー51における伸展室側の圧力が好適な高圧状態であることから切替スイッチ53を切替え動作させず、ロック部53bの切替え状態を維持させる。したがって、トップブラシ25をフロントガラス部分2bやリヤガラス部分2dに対して、揺動駆動部31による揺動制御位置において、トップブラシ装置21側の自重などに抗した弱い当接力で当接させた状態で洗浄を行え、以てガラスやワイパーなどの損傷が生じ難い好適な洗浄を行える。
また、[検出圧力信号54a<高圧目標値信号56a](不一致状)と比較判断したときには、バランス補助シリンダー51における伸展室側の圧力が低圧で、トップブラシ装置21側の自重などでトップブラシ25を下降させる方向に作用し、その分、トップブラシ25の当接力が強い状態にあることから、切替スイッチ53のソレノイド53Aを動作させて給気部53aに切替える。これにより、コンプレッサ39からのエアをバランス補助シリンダー51における伸展室側に供給し得、以てバランス補助シリンダー51における伸展室側の圧力を高圧化し得る。そして、エア供給により[検出圧力信号54a≧高圧目標値信号56a](一致状)となったとき、切替スイッチ53のソレノイド53Aを動作させてロック部53bに切替える。
このように、不一致状のときに切替スイッチ53のソレノイド53Aを動作して、バランス補助シリンダー51を伸縮制御することにより、トップブラシ25を、洗浄対象箇所に応じて常に好適な当接力として洗浄し得る。
上記した実施の形態では、洗車機本体1のみを移動させることで洗車機本体1と車両2を相対移動させて、車両2の洗車を行う形式が示されているが、これは洗車機本体1を固定状態とし、ローラコンベヤ(車両移動手段)を用いて車両2を前後に移動させて、相対移動するようにした形式などであってもよい。また、洗車機本体1を、洗浄手段を備えた前部本体と乾燥手段を備えた後部本体とに分離し、これら前部本体と後部本体とを各別に移動可能とした形式などであってもよい。
上記した実施の形態では、洗車機本体1の一方側(たとえば左側)に揺動駆動部31が設けられ、他方側(たとえば右側)にバランス補助シリンダー51が設けられた形式が示されているが、これはバランス補助シリンダー51が両側にそれぞれ設けられた形式などであってもよい。
上記した実施の形態では、揺動駆動装部31として揺動用シリンダー33を使用した形式が示されているが、これは駆動モータなどを使用した形式などであってもよい。
本発明の実施の形態を示し、洗車機の概略側面図である。 同洗車機の概略正面図である。 同洗車機におけるトップブラシ装置の構造、およびその駆動系を示す図である。
符号の説明
1 洗車機本体
2 車両(被洗浄車両)
2a 前下位水平状部分
2b フロントガラス部分
2c 上位水平状部分
2d リヤガラス部分
2e 後下位水平状部分
15 サイドブラシ装置
17 ロッカーブラシ装置
19 操作パネル
20 制御装置
21 トップブラシ装置
22 アーム
23 回転軸
24 ブラシ軸
25 トップブラシ
26 回転駆動部
27 モータ
31 揺動駆動部
33 揺動用シリンダー
39 コンプレッサ
51 バランス補助シリンダー
53 切替スイッチ
53A ソレノイド
54 圧力センサ
54a 検出圧力信号
55 判断部
56 目標値指示部
56a 高圧目標値信号
56b 低圧目標値信号
57A 高圧力設定値
57B 低圧力設定値
58 切り換え信号
60 車両検出手段

Claims (3)

  1. 被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、洗浄手段により被洗浄車両の洗浄を行う洗車機であって、前記洗浄手段はトップブラシ装置を有し、このトップブラシ装置を、洗車機本体側に対して上下揺動自在に設けた左右一対のアームと、両アームの遊端間に左右方向のブラシ軸を支持させたトップブラシと、アームの揺動駆動部と、トップブラシの回転駆動部とにより構成するとともに、洗車機本体側とアーム側との間にバランス補助シリンダーを設け、このバランス補助シリンダーの伸縮制御により、揺動駆動部による揺動制御位置において、被洗浄車両に対するトップブラシの当接力を調整可能に構成したことを特徴とする洗車機。
  2. アームを、洗車機本体側に回転自在に支持させた左右方向の回転軸に連結し、この回転軸に、揺動駆動部とバランス補助シリンダーとを連動したことを特徴とする請求項1記載の洗車機。
  3. 洗車機本体側に車両検出手段を設け、相対移動に伴い車両検出手段が被洗浄車両の上部を検出することにより、被洗浄車両に対するトップブラシの洗浄位置に応じてバランス補助シリンダーを伸縮制御するように構成したことを特徴とする請求項1または2記載の洗車機。
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