JP4332439B2 - ディスプレイ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、平面電極型電子放出素子を用いたディスプレイなど、多数配線と電子放出素子を組み合わせて画像を形成するフラットディスプレイパネルに適したマトリックス配線構造に関する。
平面電極型電子放出素子を用いた大面積フラットディスプレイパネルは、マトリックス状に配列された多数の配線(マトリックス配線)の各交差部に電子放出素子を配置し、各交差部に選択的に電位をかけることにより、画像を表示するものである。
これらのマトリックス配線はいずれも、上配線と下配線の交差部に誘電体の絶縁層を配置した形で構成されている。また、上部及び下部の配線は、それぞれ電極に接地されており、その電極間に電子源を設けることにより、電子放出機能を持たせられる。また、放電を応用するディスプレイは、電子線を対向する蛍光体に照射することにより蛍光体を発光させて画像を形成する。
また、上配線と下配線を比較すると、例えばXGA規格では、下配線は1024本×3(RGB)で、合計3072本が必要なのに対して、上配線は768本でよい。従って、下配線は上配線に対して、細くする必要がある。
従来、このようなパネルの基板上に配置される配線は、導電性の材料を印刷で形成する方法、特許文献1で開示されているように感光性材料を混入した導電性材料ペーストを基板上に全面に塗布し、マスク露光〜現像で配線を作る方法、銅やアルミニウムなどの抵抗の小さい金属材料をスパッタリングなどの真空プロセスで薄膜形成したあと、マスクを用いてフォトリソグラフィーでパターンを形成する方法が一般に用いられている。これらの方法では、製造装置が高価だったり、導電性の材料が高価であるという問題があった。そこで、特許文献2には、細い金属ワイヤーを、接着剤を用いて基板に布線することにより、配線を形成する方法が開示されている。
特開平3−163727号公報 特開平11−312481号公報
平面電極型電子放出素子を用いた大面積フラットディスプレイパネルは、電子線を対向する蛍光体に照射するため、蛍光体側の基板にチャージが蓄積される。そして、蓄積されたチャージは、それと対向するマトリックス配線に、アーク放電として落ちる可能性がある。このようなアーク放電は、高エネルギーであるため、配線を断線する可能性がある。特に、下配線はパネルの構造上太くすることが困難であるため、低抵抗化が難しい。そのため、下配線にアーク放電が落ちた場合、特に断線する確率が高くなる。このように、下配線が断線した場合、ディスプレイパネルの縦ラインでの発光が欠落するため、形成される画像は非常に不鮮明となる。
図4に従来のマトリックス配線と平面電極型電子放出素子とを用いた電子源の一例の模式図を示した。また、図5に図4のC−C’断面図を、図6にD−D’断面図を示す。図中、1は絶縁性基板、4a,4bは電極、5は保護層、6は上配線、7は電子放出素子部、9は下配線である。
このようなマトリックス配線は前述の導電性材料ペーストや金属ワイヤーを用いて製造することが可能である。通常は、下配線9は上配線6との交差部の絶縁層(不図示)が存在する箇所以外、完全に露出している(図4の保護層5がない形態)。従って、このような露出部にアーク放電が落ちると、断線する可能性が高い。
また、アーク放電の電流を逃がすことができるように、下配線9を低抵抗化するため、太くすることが考えられるが、前述のように下配線9は本数が多いため、素子部7の形成領域を確保する上で太くすることはできない。また、低抵抗化する方法として、厚くすることが考えられるが、アーク電流を逃がしうる程度に厚くした場合、その上部の保護層5、上配線6の形成が困難となる。
そこで、図に示すように、下配線9にアーク放電が落ちないように下配線9を保護層5で覆う。このような構成では、下配線9が保護層5に覆われているため、下配線9にアーク放電が落ちることはない。ところが、下配線9上に保護層5を形成するため、上配線6を設ける際、基板1表面との段差が大きくなり、図7に示すように上配線6が断線する可能性がある。また、下配線9を絶縁材料で被覆する際、図に示すように被覆不良の可能性がある。これを回避するため、十分な絶縁材料を被覆した場合、図に示すように、近傍の素子部7にまで絶縁材料が供給され、電子源に影響を及ぼす可能性がある。尚、図7は図4のC−C’断面に、図8及び図9はE−E’断面に相当する。
本発明は、上記したような平面電極型電子放出素子を用いた大面積フラットディスプレィパネルにおけるマトリックス配線において、アーク放電が発生しても配線の欠陥を発生することがなく、良好な画像が長期にわたり形成可能なマトリックス配線構造を提供するものである。
本発明は、下配線と、絶縁材料からなる層を介して前記下配線と交差する上配線と、前記下配線に接続された電極と、前記上配線に接続された電極と、前記下配線に接続された前記電極と前記上配線に接続された前記電極との間に設けられた電子源と、をその表面に備えた絶縁性基板、
及び、前記電子源から放出された電子線が照射される蛍光体を備え、前記絶縁性基板の前記表面に対向する対向基板、
を有するディスプレイの製造方法であって、
表面に凹溝を有する絶縁性基板の前記凹溝の内側に、導電性ワイヤーを配置して、下配線を形成する第1工程と、
前記第1工程の後に、(i)前記下配線に接続する電極を、その一部が前記絶縁性基板の前記表面であって前記凹溝の外側に配置され、残りの部分が前記凹溝の内側に配置された前記導電性ワイヤーの少なくとも一部を覆うように設け、(ii)絶縁材料からなる層を介して前記下配線と交差する上配線に接続するための電極を、前記下配線に接続する前記電極から離れて、前記絶縁性基板の前記表面であって前記凹溝の外側に設ける、第2工程と、
を有しており、
前記第2工程は、前記絶縁性基板の前記表面にレジストをスピンコートし、当該スピンコートしたレジストを、前記下配線に接続する前記電極および前記上配線に接続するための前記電極のそれぞれの形状を有するようにパターニングした後、白金錯体溶液を当該パターニングしたレジストに染みこませ、焼成することによって、前記下配線に接続する前記電極と前記上配線に接続するための前記電極とを形成する工程を含むことを特徴とする。
また本発明は、下配線と、絶縁材料からなる層を介して前記下配線と交差する上配線と、前記下配線に接続された電極と、前記上配線に接続された電極と、前記下配線に接続された前記電極と前記上配線に接続された前記電極との間に設けられた電子源と、をその表面に備えた絶縁性基板、及び、
前記電子源から放出された電子線が照射される蛍光体を備え、前記絶縁性基板の前記表面に対向する対向基板、
を有するディスプレイであって、
前記絶縁性基板は、前記表面に凹溝を有していること、
前記下配線は、前記凹溝の内側に配置された、断面が円形の導電性ワイヤーであること、
前記下配線に接続された前記電極は、その一部が前記絶縁性基板の前記表面であって前記凹溝の外側に配置され、残りの部分が前記導電性ワイヤーの前記対向基板の側と前記凹溝の全体に渡って接合し、かつ、前記残りの部分の前記対向基板の側の面が平滑であること、および、
前記絶縁材料からなる層が、前記残りの部分の上に、前記凹溝を覆うように設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、平面電極型電子放出素子を用いた大面積のフラットディスプレイパネルにおいて、アーク放電が発生しても、配線の欠陥を生じることがなく、良好な画像を長期にわたり提供することができる。また、本発明のマトリックス配線構造は、下配線が基板への埋め込み構造であるため、製造上の欠陥が少なく、上配線を修復する頻度が大幅に低減される。
図1に、平面電極型電子放出素子を用いたフラットディスプレイパネルの電子源基板に、本発明のマトリックス配線構造を適用した一実施形態の平面模式図を示す。図中、1は絶縁性の基板、2は凹溝、3は導電性ワイヤー、4a,4bは電極、5は保護層、6は上配線、7は電子放出素子部、8は接着材である。
本発明の特徴は、絶縁性の基板1に凹溝2を形成し、該凹溝2内に導電性ワイヤー3を配置して下配線としたことにある。ワイヤー3で配置される下配線は断線等の製造上の欠陥が生じにくく、また、凹溝2内に配置されるため、基板1の表面に段差を形成しない。よって、該下配線と接続される電極4a及び該下配線を覆う保護層5の表面に段差が生じず、上配線6との交差部において、上配線6に大きな段差を生じる恐れがない。また、保護層5は平滑な面に形成されるため、図8のような被覆不良を起こす恐れがなく、よって、過剰に用いて図9の如く素子部7に影響を及ぼす恐れもない。
本発明で用いられる絶縁性基板1は、ガラス、プラスチック等の絶縁体を用いることができる。また、該基板1に形成される凹溝2の形状は、ワイヤー3が収まる形状で、且つ、電極4aの形成に影響を与えない大きさにする必要がある。凹溝2の形成方法は、基板1の材料に適した方法が用いられる。基板1がプラスチック等の塑性変形可能な材料であれば、ネガ型の基板をプレスすることにより転写する方法、モールド成形する方法などが挙げられるが、特に加工方法は限定されるものではない。また、基板1がガラス等の塑性変形が困難な材料の場合、PDP(プラズマディスプレイパネル)のバリアリブを作製するためのサンドブラスト法などが応用される。さらには、リソグラフィ法を用いたドライ或いはウエットエッチング法なども用いられる。
本発明に用いられる導電性ワイヤー3としては、抵抗率の小さい銅、銅合金、アルミニウム、銀、金などが適している。特に、安価な銅や銅合金が好ましい。大面積ディスプレイは、60インチサイズクラスまでが家庭に設置できる範囲であると言われているが、このサイズのディスプレイを実現するためには、銅や銀を用いた場合、下配線としては直径が10〜100μm程度の細いワイヤーが求められる。
ワイヤー3の形状は、断面が円形や矩形のものが用いられるが、特に限定されない。断面が円形の配線材料は、入手が容易で、一般的にICなどのボンディング材料として市販されている直径10〜100μm程度の線材や、エナメル線用の25〜500μmのものを使用することができる。所定の寸法のものを用いたい場合には、公知の延伸機によって作製されたワイヤーを用いればよい。
ワイヤー3の凹溝2内への固定方法は、凹溝2の中に予め接着材8を配置し、その上にワイヤー3を配置する方法や、凹溝2の溝幅をワイヤー3の直径に調節して、ワイヤー3を嵌め込む方法など、後のプロセスにおいてワイヤー3が凹溝2からはずれないようにすることができれば、特に限定はされない。
本発明においては、ワイヤー3を凹溝2内に配置した上に、電極4a,4bを形成する。この電極4a,4bは、例えば、スパッタリングにより金属の薄膜を形成した後、フォトリソグラフィ法によりパターニングを行う方法、レジストを電極形状にパターニングした後、白金錯体溶液を該レジストに染みこませ、焼成する方法、などが挙げられ、電極材料としては、金、白金、パラジウム、アルミニウムなどの導電性材料が用いられる。
本発明においては、基板1に埋め込まれたワイヤー3の表面が基板1表面に露出しているため、電極4aを形成すると同時に、電極4aとワイヤー3との導通が自然にとれることになる。
電極4a,4bを形成した後、ワイヤー3を覆うように保護層5を形成する。保護層5は、二酸化シリコン、アルミナ、酸化鉛、酸化マグネシウム等、絶縁抵抗値の高い材料であれば用いることができる。また、保護層5の形成方法は、上記材料微粒子をペースト状にしたものを印刷し、高温で焼成する方法、フォトリソグラフィを用いてレジストのネガパターンを形成後、スパッタリングにより上記材料を成膜する方法など、公知の方法が用いられる。
最後に、ワイヤー3と直交する方向に、電極4bと接続するように上配線6を形成する。上配線6も、保護層5と同様の方法が用いられ、電極材料微粒子をペースト状にしたのものを印刷し、高温で焼成する方法、フォトリソグラフィ法を用いてレジストのネガパターンを形成後、スパッタリングにより電極材料を成膜する方法など、公知の方法が用いられる。
特に、上配線6は露出しているため、アーク放電にさらされる可能性が高い。そのため、アーク放電に対して耐久性のある低抵抗な構造とすることが望ましい。具体的には、本発明のマトリックス配線構造を用いて平面電極型電子放出素子を用いた大面積フラットディスプレイパネルを構成する場合、上配線6の抵抗値は、基板長において30Ω以下とすることにより、ほぼ断線欠陥が発生しなくなる。さらに、安定したパネルを提供する場合には、上配線6の基板長における抵抗値を10Ω以下とすることが望ましい。
(実施例1)
図1〜図3に示したマトリックス配線を作製した。
具体的には、基板1としてガラス基板を用い、該基板1上にドライフィルムレジストを積層し、露光現像により凹溝2を形成する部分のレジストのみを溶解し、サンドブラスト法を用いて凹溝2を形成した。溝幅は40μmとした。次いで、凹溝2内にワイヤー仮固定のための銀ペースト(接着材8に相当)を微量敷いた上に、直径30μmの銅製のワイヤー3を、特開平11−312481号公報に開示されている配設装置を用いて配設した。
次に、ネガ型レジストをスピンコートした後、プロキシミティ露光により、電極4a,4bの形状に露光した。基板1上のレジスト厚は0.5μmであった。ここで、ワイヤー3と電極4aとの接合を強固にするために、凹溝2上は全て露光した。次いで、現像を行い、電極形状のレジスト像を得た。該レジストパターン基板を白金錯体溶液中に浸漬し、白金錯体をレジストに染みこませた後、窒素雰囲気中、500℃で1時間焼成して、厚さ0.1μmの白金製の電極4a,4bを得た。
上記凹溝2を覆うように、酸化鉛を主成分とする印刷用ペーストを幅50μmに印刷し、窒素雰囲気中、500℃で1時間焼成して厚さ8μmの保護層5を得た。
最後に、銀粒子をペースト状にしたインクを印刷し、窒素雰囲気中、500℃で1時間焼成し、幅200μm、厚さ8μmの上配線6を形成した。この上配線6の基板長における配線抵抗は12Ωであった(基板長:0.95m、配線長:0.9m)。
特開平11−312481号公報に開示されている方法により、上記マトリックス配線に、電子放出素子部7を形成し、蛍光体を備えた対向基板と対向させて真空封着して平面電極型電子放出素子を用いた大面積フラットディスプレイパネルを作製した。得られたパネルは、良好な画像を表示し、3000時間連続点灯でも画像に変化が生じなかった。
(実施例2)
上配線6の厚さを3μmとした以外、実施例1と同様にしてマトリックス配線を作製した。得られたマトリックス配線の上配線6の基板長における配線抵抗は30Ωであった。本マトリックス配線を用いて、実施例1と同様にフラットディスプレイパネルを作製し、連続点灯したところ、3000時間後に若干、パネル温度が上昇したものの、画像の変化は認められなかった。
(実施例3)
上配線6の厚さを2.5μmとし、基板長における配線抵抗を38Ωとした以外は、実施例1と同様にしてフラットディスプレイパネルを作製した。本パネルは、初期画像は良好であったが、連続24時間点灯後に横方向の1ラインが発光しなくなった。パネルを分解したところ、上配線にオープンショートが確認され、ショート箇所を顕微鏡で拡大観察した結果、アーク放電による配線の溶解が認められた。一方、下配線には断線箇所は認められなかった。
(比較例1)
図4〜図6に示した従来のマトリックス配線を作製した。
凹溝2の形成とワイヤー3の配設による下配線の形成工程を行わずに、実施例1と同様にして電極4a,4bを形成した後、実施例1における上配線6の形成方法により、幅50μm、厚さ5μmの下配線9を形成した。次いで、実施例1と同様の方法で下配線9上に厚さ8μmの保護層5を形成したが、下配線9上では、基板1表面からの高さが13μmとなった。また、幅は50μmとしたが、図8に示すように、下配線9の一部が露出してしまった。
次に、実施例1と同様の方法で、幅200μm、厚さ8μmの上配線6を形成した。該上配線6の導通テストを行ったところ、768本中、5本にオープンショートが発生した。これは、図7に示すように、下配線9と保護層5の厚さに起因する欠陥であると考えられる。上記オープンショートを補修した後、実施例1と同様にしてディスプレイパネルを作製し、表示テストを行った。その結果、表示直後は良好であったものの、24時間連続点灯後に、縦方向に13ラインが発光しなくなった。本ディスプレイを分解したところ、下配線9にオープンショートが確認された。また、ショート箇所を顕微鏡で拡大観察したところ、図8に示すような、下配線9の露出箇所にアーク放電が落ちたことによる、配線の溶解が認められた。
(比較例2)
保護層5の幅を60μmとした以外は比較例1と同様にしてマトリックス配線を作製したところ、図9に示すように、電子放出素子部7にまでペーストが流れて覆い隠す箇所が発生した。また、上配線6のオープンショートは8本確認された。上配線6のオープンショートを補修した後、実施例1と同様にしてディスプレイパネルを作製し、表示テストを行った。その結果、表示初期から無数の発光しない点が確認された。尚、連続点灯では、変化はなかった。
本発明のマトリックス配線と平面電極型電子放出素子を用いた電子源の一実施形態の平面模式図である。 図1のマトリックス配線構造の断面模式図である。 図1のマトリックス配線構造の断面模式図である。 従来のマトリックス配線と平面電極型電子放出素子を用いた電子源の平面模式図である。 図4のマトリックス配線構造の断面模式図である。 図4のマトリックス配線構造の断面模式図である。 図4のマトリックス配線構造の断面模式図である。 図4のマトリックス配線構造の断面模式図である。 図4のマトリックス配線構造の断面模式図である。
符号の説明
1 絶縁性基板
2 凹溝
3 導電性ワイヤー
4a,4b 電極
5 保護層
6 上配線
7 電子放出素子部
8 接着材
9 下配線

Claims (4)

  1. 下配線と、絶縁材料からなる層を介して前記下配線と交差する上配線と、前記下配線に接続された電極と、前記上配線に接続された電極と、前記下配線に接続された前記電極と前記上配線に接続された前記電極との間に設けられた電子源と、をその表面に備えた絶縁性基板、
    及び、前記電子源から放出された電子線が照射される蛍光体を備え、前記絶縁性基板の前記表面に対向する対向基板、
    を有するディスプレイの製造方法であって、
    表面に凹溝を有する絶縁性基板の前記凹溝の内側に、導電性ワイヤーを配置して、下配線を形成する第1工程と、
    前記第1工程の後に、(i)前記下配線に接続する電極を、その一部が前記絶縁性基板の前記表面であって前記凹溝の外側に配置され、残りの部分が前記凹溝の内側に配置された前記導電性ワイヤーの少なくとも一部を覆うように設け、(ii)絶縁材料からなる層を介して前記下配線と交差する上配線に接続するための電極を、前記下配線に接続する前記電極から離れて、前記絶縁性基板の前記表面であって前記凹溝の外側に設ける、第2工程と、
    を有しており、
    前記第2工程は、前記絶縁性基板の前記表面にレジストをスピンコートし、当該スピンコートしたレジストを、前記下配線に接続する前記電極および前記上配線に接続するための前記電極のそれぞれの形状を有するようにパターニングした後、白金錯体溶液を当該パターニングしたレジストに染みこませ、焼成することによって、前記下配線に接続する前記電極と前記上配線に接続するための前記電極とを形成する工程を含むことを特徴とするディスプレイの製造方法。
  2. 前記スピンコートしたレジストを、前記凹溝の全体に渡って延在するようにパターニングすることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイの製造方法。
  3. 前記第2工程の後に、前記絶縁材料からなる層を、前記凹溝を覆うように、前記下配線に接続された前記電極の上に形成する工程を有することを特徴とする請求項2に記載のディスプレイの製造方法。
  4. 下配線と、絶縁材料からなる層を介して前記下配線と交差する上配線と、前記下配線に接続された電極と、前記上配線に接続された電極と、前記下配線に接続された前記電極と前記上配線に接続された前記電極との間に設けられた電子源と、をその表面に備えた絶縁性基板、及び、
    前記電子源から放出された電子線が照射される蛍光体を備え、前記絶縁性基板の前記表面に対向する対向基板、
    を有するディスプレイであって、
    前記絶縁性基板は、前記表面に凹溝を有していること、
    前記下配線は、前記凹溝の内側に配置された、断面が円形の導電性ワイヤーであること、
    前記下配線に接続された前記電極は、その一部が前記絶縁性基板の前記表面であって前記凹溝の外側に配置され、残りの部分が前記導電性ワイヤーの前記対向基板の側と前記凹溝の全体に渡って接合し、かつ、前記残りの部分の前記対向基板の側の面が平滑であること、および、
    前記絶縁材料からなる層が、前記残りの部分の上に、前記凹溝を覆うように設けられていることを特徴とするディスプレイ。
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