JP3309017B2 - 気体放電表示パネルの製造方法 - Google Patents
気体放電表示パネルの製造方法Info
- Publication number
- JP3309017B2 JP3309017B2 JP5161094A JP5161094A JP3309017B2 JP 3309017 B2 JP3309017 B2 JP 3309017B2 JP 5161094 A JP5161094 A JP 5161094A JP 5161094 A JP5161094 A JP 5161094A JP 3309017 B2 JP3309017 B2 JP 3309017B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas discharge
- display panel
- phosphor layer
- discharge display
- phosphor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は気体放電表示パネルの製
造方法に関し、特にカラー放電表示パネルの各放電セル
における底面および障壁の壁面、または前面板の内面側
に蛍光体層を形成する方法に関する。
造方法に関し、特にカラー放電表示パネルの各放電セル
における底面および障壁の壁面、または前面板の内面側
に蛍光体層を形成する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、気体放電表示パネルの構造に関
し、直流（ＤＣ）型気体放電表示パネルを例にとって説
明する。ＤＣ型気体放電表示パネルの一例の構造を断面
図にて図２に示す。図２において、ガラスなどの絶縁材
料からなる平板状の前面板６と背面板７とが一定間隔を
おいて互いに平行に配置され、背面板７の内面側には紙
面と直交する方向に縦長の障壁４が固着されており、こ
の障壁４により前面板６と背面板７間の間隙を上記一定
の間隔に保っている。
し、直流（ＤＣ）型気体放電表示パネルを例にとって説
明する。ＤＣ型気体放電表示パネルの一例の構造を断面
図にて図２に示す。図２において、ガラスなどの絶縁材
料からなる平板状の前面板６と背面板７とが一定間隔を
おいて互いに平行に配置され、背面板７の内面側には紙
面と直交する方向に縦長の障壁４が固着されており、こ
の障壁４により前面板６と背面板７間の間隙を上記一定
の間隔に保っている。
【０００３】また、前面板６の内面側には紙面と直交す
る方向に縦長の絶縁された表示陽極母線が配置され、そ
の一部が露出されたかたちで表示陽極１が形成されてい
る。背面板７の内面側にはこの表示陽極母線と直交する
方向に陰極２（陰極母線でもある）が形成されており、
さらに前面板６の内面側の表示陽極１の周囲には蛍光体
層３が表示陽極１に隣接して形成されている。ここで、
表示陽極１および陰極２はスクリーン印刷法を用いて形
成され、材料としてはニッケルなどの卑金属がよく使用
されている。
る方向に縦長の絶縁された表示陽極母線が配置され、そ
の一部が露出されたかたちで表示陽極１が形成されてい
る。背面板７の内面側にはこの表示陽極母線と直交する
方向に陰極２（陰極母線でもある）が形成されており、
さらに前面板６の内面側の表示陽極１の周囲には蛍光体
層３が表示陽極１に隣接して形成されている。ここで、
表示陽極１および陰極２はスクリーン印刷法を用いて形
成され、材料としてはニッケルなどの卑金属がよく使用
されている。
【０００４】この気体放電表示パルにおいては、表示陽
極１と陰極２との間に直流電源から供給して所定の電圧
を印加することで放電セル（以下単にセルと言う）５内
に電場を形成することにより、セル５内で表示陽極１と
陰極２間の放電が行われる。この放電により生じた紫外
線によって蛍光体層３が励起発光され、前面板６を透過
して来る光を観察者がカラー画像として観察し得るよう
になっている。また、蛍光体層は表示陽極１の周囲でな
く、図３に示すように障壁４の壁面に形成され、蛍光体
層３の発光を前面板６を通して直接観察するようにした
ものもある。
極１と陰極２との間に直流電源から供給して所定の電圧
を印加することで放電セル（以下単にセルと言う）５内
に電場を形成することにより、セル５内で表示陽極１と
陰極２間の放電が行われる。この放電により生じた紫外
線によって蛍光体層３が励起発光され、前面板６を透過
して来る光を観察者がカラー画像として観察し得るよう
になっている。また、蛍光体層は表示陽極１の周囲でな
く、図３に示すように障壁４の壁面に形成され、蛍光体
層３の発光を前面板６を通して直接観察するようにした
ものもある。
【０００５】さらに、図４に示すように、図２および図
３の場合とは反対に前面板６の内面側に陰極２が、背面
板７の内面側に表示陽極１がそれぞれ形成されたものも
あり、蛍光体層３も障壁４の壁面に加え表示陽極１（表
示陽極母線）の一部を残してその周囲に形成するように
したものもある。
３の場合とは反対に前面板６の内面側に陰極２が、背面
板７の内面側に表示陽極１がそれぞれ形成されたものも
あり、蛍光体層３も障壁４の壁面に加え表示陽極１（表
示陽極母線）の一部を残してその周囲に形成するように
したものもある。
【０００６】さて、図４に示した構造の気体放電表示パ
ネルにおいて、障壁４の壁面および表示陽極１の一部を
残しセルに蛍光体層を形成するにはサンドブラスト法に
よるものが知られている。この方法は、厚膜印刷法など
で障壁４を形成したあと、蛍光体をスクリーン印刷法に
よってセル内に充填し、サンドブラストによって電極１
（表示陽極の一部）上の蛍光体を除去して完成させる。
ネルにおいて、障壁４の壁面および表示陽極１の一部を
残しセルに蛍光体層を形成するにはサンドブラスト法に
よるものが知られている。この方法は、厚膜印刷法など
で障壁４を形成したあと、蛍光体をスクリーン印刷法に
よってセル内に充填し、サンドブラストによって電極１
（表示陽極の一部）上の蛍光体を除去して完成させる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記サンドブラスト法
によりセル内に蛍光体層を形成するにあたっては、上述
したように、蛍光体層が形成されて欲しくない部分、す
なわち電極上の蛍光体をサンドブラストによって除去し
ている。しかしながら、この蛍光体の除去に際して圧搾
空気を電極の部分に吹きつけるため蛍光体粉末の取り扱
い、粒径の管理、粉塵対策等の運用および設備に関する
問題、また、障壁壁面に付着している蛍光面も同時にブ
ラストされるという問題もあった。また、広い面積に一
定角度でノズルを操作する必要があり、そのための装置
も高価となる欠点もあった。本発明は上記問題点ないし
欠点を解消するために、気体放電表示パネルの各セルに
蛍光体層を形成する改善された方法を提供することを目
的とする。
によりセル内に蛍光体層を形成するにあたっては、上述
したように、蛍光体層が形成されて欲しくない部分、す
なわち電極上の蛍光体をサンドブラストによって除去し
ている。しかしながら、この蛍光体の除去に際して圧搾
空気を電極の部分に吹きつけるため蛍光体粉末の取り扱
い、粒径の管理、粉塵対策等の運用および設備に関する
問題、また、障壁壁面に付着している蛍光面も同時にブ
ラストされるという問題もあった。また、広い面積に一
定角度でノズルを操作する必要があり、そのための装置
も高価となる欠点もあった。本発明は上記問題点ないし
欠点を解消するために、気体放電表示パネルの各セルに
蛍光体層を形成する改善された方法を提供することを目
的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明気体放電表示パネルの製造方法は、通液性の
蛍光体層が形成される気体放電表示パネルの基板上面に
おいて、前記蛍光体層の形成を望まない前記基板上面の
部分にあらかじめ溶媒に可溶性の物質をパターニングし
て被着し、該物質がパターニングして被着された部分を
含め前記基板上面に一様に前記蛍光体層を形成し、該形
成された蛍光体層の上面から前記溶媒を前記可溶性の物
質に作用させることにより前記形成を望まない部分の蛍
光体層を前記基板上面から剥離するようにした気体放電
表示パネルの製造方法において、前記溶媒を水とし、前
記可溶性の物質を硫酸マグネシウム（ＭｇＳＯ4 ）また
は硫酸アルミニウム（Ａｌ2 （ＳＯ4 ）3 ）としたこと
を特徴とするものである。
に、本発明気体放電表示パネルの製造方法は、通液性の
蛍光体層が形成される気体放電表示パネルの基板上面に
おいて、前記蛍光体層の形成を望まない前記基板上面の
部分にあらかじめ溶媒に可溶性の物質をパターニングし
て被着し、該物質がパターニングして被着された部分を
含め前記基板上面に一様に前記蛍光体層を形成し、該形
成された蛍光体層の上面から前記溶媒を前記可溶性の物
質に作用させることにより前記形成を望まない部分の蛍
光体層を前記基板上面から剥離するようにした気体放電
表示パネルの製造方法において、前記溶媒を水とし、前
記可溶性の物質を硫酸マグネシウム（ＭｇＳＯ4 ）また
は硫酸アルミニウム（Ａｌ2 （ＳＯ4 ）3 ）としたこと
を特徴とするものである。
【０００９】また、本発明気体放電表示パネルの製造方
法は、前記パターニングを、スクリーン印刷法またはフ
ォトリソグラフィ法によって行うようにしたことを特徴
とするものである。
法は、前記パターニングを、スクリーン印刷法またはフ
ォトリソグラフィ法によって行うようにしたことを特徴
とするものである。
【００１０】
【実施例】以下に添付図面を参照し実施例により本発明
を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施例は、上
記従来技術においてサンドブラスト法により蛍光体層を
形成するものとして説明した図４の構成の気体放電表示
パネルを例にとって、本発明によって蛍光体層を形成す
るものとする。図４に示す構造の気体放電表示パネル
は、内面側に陰極２が形成されている前面板６と、内面
側に表示陽極１、障壁４、および電極の部分を除いた底
面と障壁壁面に蛍光体層３が形成されている背面板７と
の２つの構造体を組み合わせることで製造される。
を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施例は、上
記従来技術においてサンドブラスト法により蛍光体層を
形成するものとして説明した図４の構成の気体放電表示
パネルを例にとって、本発明によって蛍光体層を形成す
るものとする。図４に示す構造の気体放電表示パネル
は、内面側に陰極２が形成されている前面板６と、内面
側に表示陽極１、障壁４、および電極の部分を除いた底
面と障壁壁面に蛍光体層３が形成されている背面板７と
の２つの構造体を組み合わせることで製造される。
【００１１】本発明による蛍光体層の形成法は、その方
法を図１（ａ）〜（ｃ）（但し（ａ）は上面図、他は側
断面図）にて示すように、まず、表示陽極１がすでに形
成されている背面板７の内面側の表示陽極１のうち、と
くに電極となる部分で、蛍光体層によって覆いたくない
部分１′（図１（ａ）参照）に、水に溶ける物質、例え
ば、硫酸マグネシウム（ＭｇＳＯ4 ）の層８をスクリー
ン印刷によってパターニングの上、被着形成し、さらに
障壁４を形成した後セルの底面および障壁壁面全体に蛍
光体３を充填する（図１（ｂ））。
法を図１（ａ）〜（ｃ）（但し（ａ）は上面図、他は側
断面図）にて示すように、まず、表示陽極１がすでに形
成されている背面板７の内面側の表示陽極１のうち、と
くに電極となる部分で、蛍光体層によって覆いたくない
部分１′（図１（ａ）参照）に、水に溶ける物質、例え
ば、硫酸マグネシウム（ＭｇＳＯ4 ）の層８をスクリー
ン印刷によってパターニングの上、被着形成し、さらに
障壁４を形成した後セルの底面および障壁壁面全体に蛍
光体３を充填する（図１（ｂ））。
【００１２】本例では、この底面および障壁の壁面全体
が本発明の特許請求の範囲、請求項１記載の蛍光体層が
形成される気体放電表示パネルの基板であると定義し、
以下同様に、本発明においては、蛍光体層を被着させる
構造体を、本発明の特許請求の範囲、請求項１記載の蛍
光体層が形成される気体放電表示パネルの基板であると
定義する。
が本発明の特許請求の範囲、請求項１記載の蛍光体層が
形成される気体放電表示パネルの基板であると定義し、
以下同様に、本発明においては、蛍光体層を被着させる
構造体を、本発明の特許請求の範囲、請求項１記載の蛍
光体層が形成される気体放電表示パネルの基板であると
定義する。
【００１３】ここまでの工程を、実際のサンプル実施に
即して説明すると、まず、ガラス基板からなる背面板７
上にスクリーン印刷法により複数の平行なストライプ状
パターンの表示陽極１を幅０．４ｍｍ、膜厚２０μｍ、
ピッチ０．６５ｍｍにて形成した。本実施例では、表示
陽極１はコスト、安定性および抵抗値の面からニッケル
ペースト（Dupont社、品番９５３６Ｄ）を使用した。次
に、図１（ａ）の１′で示す部分の陽極上に硫酸マグネ
シウム（ＭｇＳＯ4 ）８を２００μｍ角（図１（ａ）〜
（ｃ）においては、この部分が小さくなって蛍光体層形
成の工程が判然としなくなるため、２００μｍ角よりは
るかに大きい表示陽極１の幅の正方形、すなわち０．４
ｍｍ×０．４ｍｍの正方形で示している）でスクリーン
印刷により形成し、続いて障壁４を形成後焼成し、次に
カラー表示パネルとしての各セルに応じてセル内にスク
リーン印刷でそれぞれＲ，Ｇ，Ｂ３色の蛍光体を充填し
焼成した。
即して説明すると、まず、ガラス基板からなる背面板７
上にスクリーン印刷法により複数の平行なストライプ状
パターンの表示陽極１を幅０．４ｍｍ、膜厚２０μｍ、
ピッチ０．６５ｍｍにて形成した。本実施例では、表示
陽極１はコスト、安定性および抵抗値の面からニッケル
ペースト（Dupont社、品番９５３６Ｄ）を使用した。次
に、図１（ａ）の１′で示す部分の陽極上に硫酸マグネ
シウム（ＭｇＳＯ4 ）８を２００μｍ角（図１（ａ）〜
（ｃ）においては、この部分が小さくなって蛍光体層形
成の工程が判然としなくなるため、２００μｍ角よりは
るかに大きい表示陽極１の幅の正方形、すなわち０．４
ｍｍ×０．４ｍｍの正方形で示している）でスクリーン
印刷により形成し、続いて障壁４を形成後焼成し、次に
カラー表示パネルとしての各セルに応じてセル内にスク
リーン印刷でそれぞれＲ，Ｇ，Ｂ３色の蛍光体を充填し
焼成した。
【００１４】以上により得られた背面板７上に表示陽極
１（１′）、障壁４、硫酸マグネシウム（ＭｇＳＯ4 ）
層８および蛍光体層３が形成された構造体を、水に浸す
（水現像）と、水が蛍光体層３を通して硫酸マグネシウ
ム層８に入り込み、これが溶けることに伴って、その表
面に形成されている蛍光体層３が剥離されることとな
り、セルの底面には、符号１′で示す部分に２００μｍ
角（図示では０．４ｍｍ角）の電極（表示陽極）が形成
された（図１（ｃ））。
１（１′）、障壁４、硫酸マグネシウム（ＭｇＳＯ4 ）
層８および蛍光体層３が形成された構造体を、水に浸す
（水現像）と、水が蛍光体層３を通して硫酸マグネシウ
ム層８に入り込み、これが溶けることに伴って、その表
面に形成されている蛍光体層３が剥離されることとな
り、セルの底面には、符号１′で示す部分に２００μｍ
角（図示では０．４ｍｍ角）の電極（表示陽極）が形成
された（図１（ｃ））。
【００１５】以上では、水に溶ける物質として硫酸マグ
ネシム（ＭｇＳＯ4 ）を使用したが、これは硫酸アルミ
ニウム（Ａｌ2 （ＳＯ4 ）3 ）でもよく、これらは耐熱
性、かつ水に溶け易い無機塩であるから障壁４の焼成加
工が終わった後でも溶かし去ることができる。しかし、
これらの物質は水に溶け易い物質であれば上記２種類の
ものに限らず、他の物質を選定使用してもよい。さら
に、これら物質は水だけでなく、他の溶媒を用いて溶か
すことのできるものを用いてもよいが、その処理にあた
って蛍光体を含め気体放電表示パネルの構造体に悪影響
を与えないものでなければならないことは勿論である。
また、上記物質の背面板（一般には基板）への被着には
スクリーン印刷法を用いて行ったが、これはフォトリソ
グラフィ法に代えてもよい。なお、本発明で形成される
蛍光体層は通液性のものでなければならない。
ネシム（ＭｇＳＯ4 ）を使用したが、これは硫酸アルミ
ニウム（Ａｌ2 （ＳＯ4 ）3 ）でもよく、これらは耐熱
性、かつ水に溶け易い無機塩であるから障壁４の焼成加
工が終わった後でも溶かし去ることができる。しかし、
これらの物質は水に溶け易い物質であれば上記２種類の
ものに限らず、他の物質を選定使用してもよい。さら
に、これら物質は水だけでなく、他の溶媒を用いて溶か
すことのできるものを用いてもよいが、その処理にあた
って蛍光体を含め気体放電表示パネルの構造体に悪影響
を与えないものでなければならないことは勿論である。
また、上記物質の背面板（一般には基板）への被着には
スクリーン印刷法を用いて行ったが、これはフォトリソ
グラフィ法に代えてもよい。なお、本発明で形成される
蛍光体層は通液性のものでなければならない。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、各種気体放電表示パネ
ルのカラー表示に必要な蛍光体層の形成を、各セルに対
して均一かつ歩留りよく行うことができ、従来のサンド
ブラスト法のように、工作精度上の問題および蛍光体の
粉塵がもたらすことによって生ずる種々の問題を一挙に
解決することがてきる。
ルのカラー表示に必要な蛍光体層の形成を、各セルに対
して均一かつ歩留りよく行うことができ、従来のサンド
ブラスト法のように、工作精度上の問題および蛍光体の
粉塵がもたらすことによって生ずる種々の問題を一挙に
解決することがてきる。
【図１】 本発明による蛍光体層の形成法を説明する図
である。
である。
【図２】 気体放電表示パネルの一例の構造を示す断面
図である。
図である。
【図３】 気体放電表示パネルの一例の構造を示す断面
図である。
図である。
【図４】 気体放電表示パネルの一例の構造を示す断面
図である。
図である。
１，１′ 表示陽極 ２ 陰極 ３ 蛍光体層 ４ 障壁 ５ 放電セル（セル） ６ 前面板 ７ 背面板 ８ 水に溶ける物質の層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河井 貴志 東京都世田谷区砧１丁目10番11号 日本 放送協会放送技術研究所内 (72)発明者 村上 宏 東京都世田谷区砧１丁目10番11号 日本 放送協会放送技術研究所内 (72)発明者 宗本 英治 東京都世田谷区砧１丁目10番11号 日本 放送協会放送技術研究所内 (56)参考文献 特開 平４−67529（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−314900（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01J 9/227 H01J 9/02
Claims (2)
- 【請求項１】 通液性の蛍光体層が形成される気体放電
表示パネルの基板上面において、前記蛍光体層の形成を
望まない前記基板上面の部分にあらかじめ溶媒に可溶性
の物質をパターニングして被着し、該物質がパターニン
グして被着された部分を含め前記基板上面に一様に前記
蛍光体層を形成し、該形成された蛍光体層の上面から前
記溶媒を前記可溶性の物質に作用させることにより前記
形成を望まない部分の蛍光体層を前記基板上面から剥離
するようにした気体放電表示パネルの製造方法におい
て、前記溶媒を水とし、前記可溶性の物質を硫酸マグネ
シウム（ＭｇＳＯ4 ）または硫酸アルミニウム（Ａｌ2
（ＳＯ4 ）3 ）としたことを特徴とする気体放電表示パ
ネルの製造方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の気体放電表示パネルの製
造方法において、前記パターニングは、スクリーン印刷
法またはフォトリソグラフィ法によって行うようにした
ことを特徴とする気体放電表示パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5161094A JP3309017B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 気体放電表示パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5161094A JP3309017B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 気体放電表示パネルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07262923A JPH07262923A (ja) | 1995-10-13 |
| JP3309017B2 true JP3309017B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=12891679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5161094A Expired - Fee Related JP3309017B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 気体放電表示パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3309017B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP5161094A patent/JP3309017B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07262923A (ja) | 1995-10-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3659913B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 | |
| EP0712149B1 (en) | Light-emitting device and method of manufacturing the same | |
| JPH08315726A (ja) | 電界電子放出装置の製造方法 | |
| JP3306511B2 (ja) | プラズマディスプレーパネルの後面基板とその製造方法 | |
| KR100549149B1 (ko) | 플라즈마어드레스광전디스플레이제조방법 | |
| JP3309017B2 (ja) | 気体放電表示パネルの製造方法 | |
| JP2814557B2 (ja) | ガス放電パネルの製造方法 | |
| JPH09115434A (ja) | プラズマ・ディスプレイ・パネルの製造方法 | |
| JP3348450B2 (ja) | 表示装置の製造方法 | |
| KR100350652B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널의 격벽 및 형광체 형성 방법 | |
| JP3539078B2 (ja) | プラズマディスプレイパネル用背面基板の製造方法 | |
| JPH04308630A (ja) | 面放電型プラズマディスプレイパネル | |
| JP2000243303A (ja) | 放電型表示装置の背面側基板の構造 | |
| JP3239652B2 (ja) | 発光装置及びその製造方法 | |
| KR100612511B1 (ko) | 격벽전극을 갖는 플라즈마 표시소자 및 그 제조방법 | |
| JP4371501B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法 | |
| JP2005116349A (ja) | プラズマディスプレイ装置 | |
| JP4371502B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法 | |
| KR100293512B1 (ko) | 플라즈마표시장치용격벽제조방법 | |
| KR100749164B1 (ko) | 방전을 이용한 디스플레이 패널의 격벽형성방법 | |
| JPH10321127A (ja) | ガス放電パネルおよびその製造方法 | |
| JP2003217440A (ja) | 電光板用交流駆動型プラズマ表示素子及びその製造方法 | |
| KR19990006183U (ko) | 플라즈마 표시장치의 유전층 구조 | |
| JPS63279541A (ja) | プラズマ発光装置 | |
| JPH03152830A (ja) | 気体放電型パネル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |