JP4331541B2 - 内視鏡装置 - Google Patents
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このため、たとえば航空機用エンジン内に多数配列されているタービンブレードのように被検査対象物の数が多いと、高い集中力を必要とする検査作業が長時間続くこととなって検査官の負担を大きくするため、異常部分の判定及び検出を自動化することが望まれている。
しかし、内視鏡装置を用いた非破壊検査では、視野が制限されるため被検査対象物の全体をひとつの画像として撮影できることはほとんどなく、しかも、常に一定の位置から所望の画像データを取り込むことも困難である。すなわち、タービンブレードのように被検査対象物が大きくて静翼・動翼間のスペースが狭い場合には、内視鏡装置の視野に被検査対象物全体を入れて常に同じ位置から所望の画像を撮影するのは困難であり、しかも、上流側から下流側へとブレード形状が順次変化するため、多種類の被検査対象物毎に異なる良品モデルを作成するという面倒な作業が必要となってくる。
そこで、本発明は、内視鏡装置で得られる限られた視野の画像データに基づいて、被検査対象物にある傷等の異常部分を自動的に直接検出できるようにし、モニターに映し出された画像から小さな傷等の異常を目視で見つけなければならないという検査官の作業負担を軽減することができる内視鏡装置の提供を目的としている。すなわち、良品モデルや模擬画像に相当する比較対象物の作成を不要とした画像処理により、異常検出を可能とするものである。
前記画像識別手段は、前記欠陥部の状態を識別し、前記表示手段は、前記画像識別手段の識別結果にもとづいて、前記識別結果に対応した複数種類の前記表示を加えて前記画像を表示してもよい。
また、前記画像識別手段は、前記欠陥部の検出感度を可変に構成され、前記検出感度にもとづいて前記欠陥部の状態を識別してもよい。
また、前記画像にもとづいて、前記欠陥部の寸法又は面積を測定する測定手段をさらに備えるものでもよい。
図1及び図2に示す工業用の内視鏡装置1は、ケーシング内に各種装置を内蔵した電子内視鏡本体10と、細長い挿入部20と、画像表示用のモニター30と、手元操作用のリモートコントローラ(以下、「リモコン」と呼ぶ)40とを具備して構成される。
なお、以下の実施形態では、ジェットエンジン60のタービンブレードを被検査対象物とする非破壊検査に適用する内視鏡装置1を例示して説明する。
挿入部20は、一端が電子内視鏡本体10に接続されて他端側に先端部21を有する細長く柔軟な中空シャフトであり、先端部21がタービンブレードの近傍まで挿入される。先端部21には、被検査対象物の撮像手段として機能する対物レンズ22及びその焦点面に配設された固体撮像素子(たとえばCCD:charge coupled device )23と、撮像対象及びその周辺を撮像可能な明るさに照らす照明手段として機能する照明レンズ24とが設けられている。
先端部21の近傍で電子内視鏡本体10側となる挿入部20の一部には、図1(b)に示すように、先端部21を上下方向あるいは上下左右方向へ操向可能とする湾曲部27が設けられている。この湾曲部27は、リモコン40を操作することにより、挿入部20内に通した図示しないワイヤ等が動作して所定の角度範囲内で湾曲する部分であり、従って、上述した対物レンズ22及び照明レンズ24を所望の方向へ向けることができる。
さらに、この画像信号処理装置12は、固体撮像素子23から取り込んだ画像データの信号に基づいて画像処理を行い、入手した画像データの形状から被検査対象物が正常または異常であると判定する画像識別手段16を備えている。
なお、画像識別手段16の設置場所については、画像信号処理装置12に限定されることはなく、たとえば外部PC50としてもよい。
ジェットエンジン60は、燃焼器から供給される高温高圧のガスをタービン中で膨張させて主軸61を回転させ、タービン出口から噴射される高速ジェット(排気)の運動エネルギーを航空機の推進力として利用するものである。ジェットエンジン60の主軸61にはコンプレッサー部及びタービン部が設けられ、それぞれがローター62の外周面に多数配列されて一体に回転する軸方向へ多段のタービンブレード63と、車室64の内周側に多数配列されて軸方向に多段とした固定側のタービンブレード(図示省略)とを備えている。
なお、タービンブレード63はローター62の円周上に多数配列されているので、図3(a)に示すように、手動または電動のローター回転装置66を用いることにより、適当な回転速度で主軸61及びローター62と共にタービンブレード63を回転移動させながら検査を行うことができるようになっている。
図4(a)に示す枠内のモニター画像P1は、タービンブレード63の一部である中央右側を撮像したものであり、タービンブレード63のエッジ(縁)63aに傷等の欠陥部がない場合はきれいな直線状または緩やかな曲線状の像となる。これに対し、図4(b)のモニター画像P2は、タービンブレード63のエッジ63aに欠陥部Dあるため、エッジ63aの像はきれいな線にはならず、一部が乱れた直線状または緩やかな曲線状の像となる。
なお、以下の説明では、直線状及び緩やかな曲線状の線を総称して「外形線」と呼ぶことにする。
固体撮像素子23より入手した画像データは、画像信号処理装置12に取り込んで画像識別手段16により二値化処理を行う。この二値化処理により画像の明暗が明確に区別されるため、明暗境界線からエッジ63aの検出が可能となり、このエッジ63aがタービンブレード63の外形線を表すこととなる(図25(a),(b))。以下では、この状態の画像を「エッジ画像」と呼ぶことにする。なお、こうして得られたエッジ画像は、画像識別手段16内の記憶手段(図示省略)に保存される。
続いて、上述したエッジ画像にスムージング処理を施し、外形線の凹凸を滑らかな線に変化させていく(図25(c),(d))。以下では、このようなスムージング処理後の画像について、「スムージング処理画像」と呼ぶことにする。
しかし、図25の(b)及び(d)のようにエッジ画像とスムージング処理画像との間に差があって一致しない場合には、エッジ画像にあった凹凸(傷等の欠陥部D)による線の乱れが、スムージング処理を施したことにより解消されてなくなったと判断することができる。従って、この場合の画像データは、異常であると判定される。すなわち、撮像したタービンブレード63の外形線には傷等の欠陥部Dが存在しているため乱れがあり、異常が存在する状態にあると自動的に判定することができる。
較して、検査時間の大幅な短縮が可能となる。
すなわち、人間の目で検査する場合、移動するタービンブレード63の小さな欠陥部Dを正確に識別するのは極めて困難であるため、停止状態でタービンブレード63を1枚検査するたびにローター62をわずかに回転させ、再度停止した後に隣接する次のタービンブレード63を検査するという手順が必要である。しかし、上述した画像処理を採用した自動の異常検出では、たとえば30分の1秒毎(1フレーム毎)に内視鏡装置1により画像が撮影されるので、その1枚1枚の画像データを画像処理して傷等の異常を検出することができる。従って、ローター62を停止させることなく、ゆっくりと回転させながら検査を続けることが可能である。
そして、画像識別手段16に検出感度可変機能を設けることにより、状況に応じた使い分けが可能になる。すなわち、ジェットエンジン60の検査現場は、高所、高温に加えて作業スペースが狭いなど、良好な作業環境とはいえないことが多いため、現場では検出感度を低く設定して比較的大きな欠陥部D1を検出することとし、これと同時に、外部出力端子15を介して接続された録画装置により画像データを録画する。この後、別の場所に移動してから録画した画像データを再生し、検出感度を高く設定することにより、大きな欠陥部D1だけではなく小さな欠陥部D2についても検出できるようにして再検査を実施する。
このようにすれば、現場で大まかな検査を実施して作業環境の面で劣る現場作業を短時間に抑え、良好な作業環境が得られる適当な場所で詳細な検査を行うことで確実な異常検出が可能になる。
これを具体的に説明すると、第1回目は検出感度を高く設定した検査を行って得られた検査結果を記憶手段に保存する。続いて、検出感度を下げてから第2回目の検査を行い、この検査で得られた検査結果は、保存した第1回目の検査結果と重ね合わせてモニター30に画面表示される。この時、第1回目及び第2回目の両方の検査で検出された欠陥部D1については、大きな傷であると判断できるため、画面表示についても目立つように、たとえば大きく太い文字で「DEFECT!」と表示する。一方、第1回目の高い検出感度でしか検出されなかった欠陥部D2については、非常に小さな傷であるか、画面上のノイズであるか、あるいはタービンブレード63の表面に付着した汚れや異物など、種々の可能性が考えられる。このため、画面表示についても、たとえば比較的小さな文字で「DEFECT?」のように表示して区別する。
なお、このような検出感度の異なる検査を行うことは、手動操作により検査官が選択操作するのはもちろんのこと、自動的に検出感度の異なる検査を繰り返し行って画面表示する検査モードを選択可能に設けてもよい。
また、上述した実施の形態では、ローター回転装置66によりタービンブレード63をゆっくりと回転させながら検査を継続するものとしたが、異常を検出した時点でローター回転装置66を自動停止させてもよい。このようにすれば、検査官が異常の検出を認識しやすくなり、しかも、静止した状態のタービンブレード63を検査することにより、異常の種類や程度の観察が容易になる。
この場合、電子内視鏡本体10と外部PC50との間は、同軸ケーブル3によっても接続される。同軸ケーブル3は、電子内視鏡本体のアナログビデオ出力(ライブ画像)を外部PC50に入力するもので、その途中にはビデオキャプチャー装置52が設けられている。
このような構成では、電子内視鏡本体10から同軸ケーブル3及びビデオキャプチャー装置52を介してライブ画像のアナログビデオ信号が外部PC50に送られ、外部PC50内の画像識別手段で画像処理して得られた検査結果は、外部PC50のモニター51に表示されると共に、ローカルエリアネットワーク(LAN)2により電子内視鏡本体10に伝送されてモニター30にも表示される。
この構成にすると、電子内視鏡本体10内の画像信号処理装置12内に画像識別手段16を設ける必要がなくなり、画像信号処理装置12さらには電子内視鏡本体10を小型軽量、安価に制作することができる。
また、上述した説明でアナログビデオ信号を使用しているのは、現状ではライブ画像のデジタル信号送信に信頼性の問題が残るためであるが、近い将来には、たとえばMPEG圧縮伝送方式により画像を圧縮してデジタルで送ることも十分可能になると思われる。この場合、図9に示すように、現場の電子内視鏡本体10と外部PC50′との間は、ローカルエリアネットワーク2により接続するだけでよい。
従って、画像データの伝送方式は、アナログビデオ信号に限定されるものではない。
内視鏡装置1の視野及び被検査対象物であるタービンブレード63が存在する位置等の問題から、タービンブレード全体を1画像とする遠景画像を得ることは困難である。しかも、タービンブレード63の全体が入る遠景画像を得られても、画像中の欠陥部Dは相対的に極めて小さなものとなるので、第1の目的である小さな欠陥部Dを検出できずに見落としてしまうおそれがある。従って、内視鏡装置1で撮像可能な画像から、タービンブレード63における既知の寸法を基準として欠陥部Dの寸法を測長するためには、タービンブレード63の一部を撮像した複数の画像を合成し、既知の寸法として利用できるブレード幅全体に及ぶ画像を得る必要がある。
以下、合成画像の作成について、図面を参照しながら説明する。図10に示すように、タービンブレード63のブレード幅Wを含む合成画像を作成するため、エッジ63aの欠陥部Dを含む主画像P10と、この主画像P10と重複する部分を含み、かつ、タービンブレード63のブレード幅Wを形成する反対側のエッジ63bを含んでいる補助画像P11とを撮像する。補助画像P11を得るためには、たとえば図12(a)に示すように、主画像P10の撮像位置から湾曲部27を僅かに動かして先端部21をアンギュレーションし、撮像方向を変化させて撮像すればよい。このようなアンギュレーションは、リモコン40あるいは外部PC50を操作して実施することができる。
また、上述した補助画像P11を得るためには、図13に示すように、先端部21Aの側面に向けた対物レンズ22及び照明レンズ24が配設され、挿入部がリジッドな側視スコープ20Aを用いて、先端部21Aの対物レンズ22が向きを変えるよう僅かに回転させて撮像方向を変化させてもよい。なお、図中の符号28はテレビカメラ、29は同軸ケーブルであり、側視スコープ20Aの回転についても、リモコン40あるいは外部PC50により実施するようにすることもできる。
最初に、両画像の重複部分に存在する共通の特定箇所(たとえば、斑点や汚れなど)を少なくとも一つ以上探す。図示の例では、たとえば図11(b)の主画像P10に存在する特定箇所T1と、図11(a)の補助画像P11に存在する特定箇所T1′とが同じものであるから、両特定箇所T1,T1′が一致して重なるように合成して、図11(c)に示すような合成画像P12を作成する。このようにすれば、主画像P10と補助画像P11とが重複する共通領域を少なくしても、パノラマ合成が可能となる。
こうして特定箇所T1,T1′が特定されたら、両方が重なるように主画像P10及び補助画像P11を平行移動して合成する。なお、このようなパノラマ合成は、自動的に行われる。
この結果、既知のブレード幅Wと、画面上のブレード幅LW及び欠陥長さLdとを用いて、比例式(L=W/LW × Ld)により、タービンブレード63のエッジ63aにある欠陥実長Lを算出することが、すなわち欠陥部Dの側長が可能となる。
また、上述したパノラマ合成を行う際には、図16に示すように、撮像済みの主画像P10をモニター51等の画面上に表示し、同じモニター画面上に並べてライブ画像P13を表示して、所定の操作により適当なライブ画像P13を補助画像P11として取り込んでもよい。このようにすれば、主画像P10及び補助画像P11の両方に共通する特定箇所T1,T1′について、最適な位置を選択しながら補助画像P11の撮像を行うことができる。
これを図17及び図18に基づいて具体的に説明すると、欠陥部Dを鮮明にするため比較的高い倍率として狭い範囲を撮像した主画像P21(図17(c)参照)と、比較的低い倍率で広い範囲を撮像した補助画像P22(図17(b)参照)とが得られた場合、両画像に共通して存在する特定箇所T3,T4間の距離を測定し、その比率に応じて主画像P21を縮小して補助画像P22と同じ倍率の主画像P21′(図17(d)参照)を得る。こうして同じ倍率とした主画像P21′及び補助画像P22をパノラマ合成することにより、図18に示すような合成画像P23を作成することができる。すなわち、倍率が異なる画像どうしであっても、複数の特定箇所を定めて距離の比率による倍率の補正を行えば、側長に使用できる合成画像を得ることが可能である。
これを図19及び図20に基づいて具体的に説明すると、図19(b)に示した補助画像P32は、図19(c)に示した主画像P31に対して、相対的に回転した画像となっている。このようような画像が得られた場合、両画像に共通して存在する特定箇所T5,T6を結ぶ線の角度を比較して回転角度を算出する。図示の例では、主画像P31を回転させ、補助画像P32にあわせて位置補正した主画像P31′(図19(d)参照)を得る。こうして回転角度の補正をした主画像P31′及び補助画像P32をパノラマ合成することにより、図20に示すような合成画像P33を作成することができる。すなわち、相対的に回転した画像どうしであっても、複数の特定箇所を定めて回転角度の補正を行えば、側長に使用できる合成画像を得ることが可能である。
これを図21に基づいて説明すると、図21(a)に示すように、エッジ63aの欠陥部D及び特定箇所T7を含む主画像P41と、特定箇所T7,T8を含む第1補助画像P42と、特定箇所T8及びエッジ63bを含む第2補助画像P43の3枚の画像が撮像される。そして、特定箇所T7が一致するように主画像P41と第1補助画像P42とを合成し、さらに、特定箇所8が一致するようにして第1補助画像P42と第2補助画像P43とを合成することにより、最終的には図21(b)に示すような合成画像P44を作成することができる。すなわち、特定箇所を一致させるという手法により、主画像に加えて2以上の補助画像を合成し、側長に使用できる合成画像を得ることが可能である。
また、欠陥部Dの領域を囲む折れ線毎に側長すれば、欠陥領域の面積や周囲長を測定することもできる。なお、多角形の面積については、周知のように幾何学の数式から算出することができる。
他の実施形態としては、たとえば図22に示す第1変形例の内視鏡装置1Aのように、画像信号処理装置12Aから画像データの入力を受けるように、画像識別手段16を内蔵した機器内蔵用PC17が電子内視鏡本体10A内に設けられたものでもよい。このような構成とすれば、外部PC50の運搬やケーブル接続等の作業がなくなるので、検査作業の準備、後かたづけ及び搬送移動等が容易になる。
このような構成を採用しても、外部PC50の運搬やケーブル接続等の作業がなくなるので、検査作業の準備や後かたづけ等が容易になる。なお、上述したノートPC30Aに代えて、タブレットPCを使用することも可能である。
10,10A〜10C 電子内視鏡本体
11,11A 制御用コンピュータ
12,12A 画像信号処理装置
13 光源
14 LANインターフェース
15 外部出力端子
16 画像識別手段
20 挿入部
21 先端部
22 対物レンズ
23 固体撮像素子
24 照明レンズ
27 湾曲部
30 モニター
40 リモートコントローラ(リモコン)
50 パーソナルコンピュータ(PC)
60 ジェットエンジン
63 タービンブレード
65 のぞき穴
66 ローター回転装置
D,D1,D2 欠陥部(傷)
Claims (7)
- エンジン内に配置されたブレードを観察するための内視鏡装置であって、
前記エンジン内に挿入される挿入部と、
前記挿入部に設けられ、前記ブレードを含む前記エンジン内の画像を撮像する撮像手段と、
前記画像に基づいて前記ブレードの欠陥部を検出する画像識別手段と、
前記画像を表示する表示手段と、
を備え、
前記表示手段は、前記画像識別手段が前記欠陥部を検出したときに、前記欠陥部を示す表示を加えて前記画像を表示することを特徴とする内視鏡装置。 - 前記画像識別手段は、前記欠陥部の状態を識別し、前記表示手段は、前記欠陥部を前記状態ごとに区別可能に表示することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
- 前記画像識別手段は、前記欠陥部の状態を識別し、前記表示手段は、前記画像識別手段の識別結果にもとづいて、前記識別結果に対応した複数種類の前記表示を加えて前記画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
- 前記画像識別手段は、前記欠陥部の検出感度を可変に構成され、前記検出感度にもとづいて前記欠陥部の状態を識別することを特徴とする請求項2又は3に記載の内視鏡装置。
- 前記表示手段は、前記画像識別手段が前記欠陥部を検出したときに、前記画像のうち、前記欠陥部を含む領域を拡大して表示することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の内視鏡装置。
- 前記挿入部に設けられて前記挿入部を湾曲可能とする湾曲部と、
前記湾曲部を駆動して前記挿入部を湾曲させるための湾曲駆動手段と、
をさらに備え、
前記画像識別手段が前記欠陥部を検出したときに、前記湾曲駆動手段は前記画像における前記欠陥部の位置に基づいて前記湾曲部を制御することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の内視鏡装置。 - 前記画像にもとづいて、前記欠陥部の寸法又は面積を測定する測定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
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