JP4329951B2 - 逆止弁 - Google Patents
逆止弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4329951B2 JP4329951B2 JP01633099A JP1633099A JP4329951B2 JP 4329951 B2 JP4329951 B2 JP 4329951B2 JP 01633099 A JP01633099 A JP 01633099A JP 1633099 A JP1633099 A JP 1633099A JP 4329951 B2 JP4329951 B2 JP 4329951B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- check valve
- strainer
- communication hole
- valve body
- valve seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、湯や水(以下、単に湯水という)の逆流防止と共に異物の捕集を行う逆止弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
給水栓や配管等の給水器具には、湯水の逆流を防止するための「逆止弁」と共に、給水器具に流入する異物(例えば、切粉、砂等)を捕集するための「ストレーナ」を設置することがある。具体的には、別体の逆止弁及びストレーナを給水器具の別個の箇所に各々設置すること(以下、「従来例1」という。)や、別体の逆止弁及びストレーナを単一のホルダーで覆ったユニットを給水器具の所望の箇所に設置すること(以下、「従来例2」という。)が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来例1及び従来例2には以下のような問題がある。
即ち、従来例1では、給水器具の施工やメンテナンスの際に、逆止弁及びストレーナを別個に着脱することが必要となり、作業性が悪くなる。また、給水器具に、逆止弁及びストレーナの設置スペースを別個に確保することが必要なため、給水器具のコンパクト化を阻害することになる。
一方、従来例2においても、逆止弁及びストレーナを内蔵するユニットは構造が複雑化し易いため、給水器具の施工やメンテナンスの手間が嵩み易い。また、別個の逆止弁及びストレーナを内蔵するユニットは大型化し易く、給水器具に大きな設置スペースを確保することが必要なため、給水器具のコンパクト化を阻害することになる。
【0004】
本各発明はこのような実状に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、先ず、請求項1の発明については、給水器具の施工、メンテナンスを容易にしたり、コンパクト化を図ることができる「ストレーナ付きの逆止弁」を提供することである。
次に、請求項2の発明については、請求項1の発明の目的に加え、請求項1の発明の逆止弁の作動をより円滑にすることである。
最後に、請求項3の発明については、請求項1及び請求項2の発明の目的に加え、請求項1及び請求項2の発明の逆止弁の作動をより一層、円滑にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本各発明が採った手段は、先ず、請求項1の発明については、「給水器具に設けられた逆止用弁座部に着座して湯水の逆流を防止する逆止用弁体を備えた逆止弁であって、
前記逆止用弁体に、前記逆止用弁座部の連通孔内に挿入されて該連通孔に摺接可能であるとともに、線材を編み込んだ網体で構成され、該連通孔に摺接する外面が略平滑面とされたストレーナを一体化し、該ストレーナの全長を前記逆止用弁体の移動幅よりも長くしたこと」をその要旨とする。
【0006】
請求項1の発明によると、ストレーナを逆止用弁体と一体とするため、両者の着脱を一度に行うことができ、給水器具の施工やメンテナンスが容易となる。
また、逆止用弁体とストレーナとを一体化するため、構造が簡便で、コンパクトサイズな「ストレーナ付きの逆止弁」が得られる。また、給水器具にストレーナの設置個所を別途設けるのではなく、この設置個所として逆止弁を備える給水器具に必要不可欠な「連通孔」を利用するため、給水器具のコンパクト化を図ることができる。尚、本発明の「給水器具」としては、給水栓の給水栓本体の他に、この給水栓本体に接続される配管や、この配管と給水栓本体との間に介在されるソケット等を例示できる。
【0007】
次に、請求項2の発明については、「給水器具に設けられた逆止用弁座部に着座して湯水の逆流を防止する逆止用弁体を備えた逆止弁であって、
前記逆止用弁体に、前記逆止用弁座部の連通孔内に挿入可能であるとともに線材を編み込んだ網体で構成されるストレーナ、若しくは、前記逆止用弁座部の連通孔内に挿入可能であるとともに略筒状体に湯水通過孔を設けて構成されるストレーナを一体化し、
該ストレーナの全長を前記逆止用弁体の移動幅よりも長くするとともに、
前記連通孔の内壁面と前記ストレーナの外面との間のクリアランスが、0.05mm〜0.25mmであること」をその要旨とする。
請求項2の発明では、連通孔の内壁面とストレーナの外面との間に適度なクリアランスが確保され、ストレーナが逆止用弁体をより円滑に作動させるための「ガイド」として機能することになる。ここで、この「クリアランス」の意義を説明する。先ず、「クリアランス」の下限値を「0.05mm」とするのは、この値が0.05mm未満となると、ストレーナの軸心が連通孔の軸心と僅かに偏心しても、ストレーナの外面が連通孔の内壁面にしっかりと接触(摺接が困難な程度に接触)してしまい、「逆止用弁体の円滑な作動」を却って損なうおそれがあるからである。尚、下限値を0.1mmとすると、寸法精度の誤差を十分に吸収でき、また、作製も容易となり、好適である。
【0008】
一方、「クリアランス」の上限値を「0.25mm」とするのは以下の理由による。即ち、この値が0.25mmを越えると、ストレーナの連通孔に対する「ガタツキ」がやや大きくなり、ストレーナがガイドとしての機能を十分に発揮できないおそれがある。また、ストレーナによって捕集すべき有害な異物は直径0.5mmを越える大きさのもの(実際の異物の形状は球形に限らないが、説明の便宜上、直径で示す。)であり、ストレーナの編み目幅は、例えば、0.5mm程度(メッシュ50程度)とされるのが一般的である。このため、「クリアランス」の上限値を0.25mmとすれば、仮に、ストレーナの軸心が連通孔の軸心と最大限偏心した場合にも、ストレーナの外面と連通孔の内壁面との間の最大隙間が0.5mm程度(径方向に沿ったクリアランスの総和)に止まる。そして、この有害な異物がこの最大隙間を通過することはなく、ストレーナによって捕集されるからである。尚、上限値を0.2mmとすると、寸法精度の誤差を十分に吸収でき、また、作製も容易となり、好適である。
【0009】
最後に、請求項1及び請求項3の発明については、「前記ストレーナの外面を略平滑面としたこと」をその要旨とする。請求項1及び請求項3の発明では、ストレーナの外面を略平滑面とし、この外面の凹凸を少なくしたり、無くすることで、ストレーナ、ひいては、逆止弁全体の作動をより一層、円滑なものとしている。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本各発明に関わる「逆止弁」の実施の形態を図面に従って詳細に説明する。
先ず、請求項1及び請求項2の発明の一具体例を、図1及び図2を用いて説明する。
この逆止弁20は、図1(a)に示すように、請求項1及び請求項2の「給水器具」の一具体例としての「給水栓の給水栓本体10」に組み込まれている。但し、本各発明の逆止弁20の設置個所はこれに限定されず、給水栓本体10に接続される配管Hや、水栓本体10と配管Hとの間に必要に応じて介在されるソケット等の他の給水器具であってもよい。
【0011】
給水栓本体10の内部空間は、図1(a)に示すように、隔壁によって導入室13と、流入室14と、流出室15とに区画されている。尚、本例の給水栓が湯水混合水栓であれば、その給水栓本体10内に、導入室13、流入室14等を「湯導入側」及び「水導入側」に別個に設けることがあり、かかる場合には、後述する「逆止用弁座部17」、「逆止弁20」等を「湯導入側」及び「水導入側」の各々に設けることができる。
また、導入室13は給水栓本体10の最上流部に設けられ、この導入室13には配管Hを通じて湯水が導入される。
【0012】
更に、流入室14は連通孔16を通じて導入室13と連通し、この連通孔16の流入室14側の開口周囲部を逆止用弁座部17としている。
また、流出室15は通過孔18を通じて流入室14と連通している。そして、この通過孔18の流出室15側の開口周囲部を、本給水栓が備える「本来的な機能(例えば、吐止水選択、吐水量調節、湯水の混合比率の調節等)」を担う弁座部19、即ち、主弁座部19としている。また、流出室15には、主弁体(本例では、コマを例示)30が進退可能に設置され、この主弁体30によって主弁座部19の開閉が行われる。尚、図示を省略するが、流出室15の下流側は、直接的に、若しくは、切換弁等を介して間接的に、吐水管、シャワーヘッド等の吐水具に接続されている。
【0013】
本逆止弁20は、図1(a)に示すように、逆止用弁体21とストレーナ22とを備え、連通孔16を中心に設置されている。また、逆止用弁体21は、図1(b)に示すように、流入室14内に設置されており、背面から軸部2aを突出させた台部2bと、台部2bに取着されたシートパッキング2cとを備える。尚、本例では、シートパッキング2cの「逆止用弁座部17側」を向いた面A、即ち、逆止用弁座部17に着座可能な面Aに、後述するストレーナ22を取着してあるが、例えば、連通孔の内周面に逆止用弁体が挿嵌することで逆止用弁座部に着座して流路を閉塞するような逆止弁(図示しない)である場合には、上記逆止用弁体の先端側にストレーナを取着すればよい。
【0014】
また、軸部2aは、図1(a)に示すように、給水栓本体11内に固定状態で配置された内蓋部2Aの軸受け孔2gに摺動可能に挿入され、内蓋部2Aと台部2bとの間にコイルスプリングSが圧縮状態で介在されている。このため、逆止用弁体21は逆止用弁座部17の方向に付勢され、シートパッキング2cを逆止用弁座部17に当接させている。但し、本例と異なり、例えば、導入室13内にコイルスプリングSを引っ張り状態で設置し、このコイルスプリングSによって逆止用弁体21を逆止用弁座部17の方向に付勢してもよい。
【0015】
更に、ストレーナ22は、図1(b)に示すように、一端側を逆止用弁体21の機能側の面Aに固定しつつ、他端側を連通孔16を通じて導入室13内に到達させている。本例では、このストレーナ22として、図2(a)に示すように、線材を編み込んで構成した略有底円筒形状の網体(メッシュ50)が用いられ、一端側の底部2dに取着孔2eを設け、他端側を開口部2fとしている。そして、図1(b)に示すように、この取着孔2eを用いてビスEを逆止用弁体21に螺合することにより、逆止用弁体21の先端側である機能側の面Aに固定されている。尚、本逆止弁20では、このストレーナ22の固定に伴い、ビスEの頭部と台部2bとによって、シートパッキング2cが挟持固定されている。
【0016】
このように、本例では、ストレーナ22を逆止用弁体21と一体化しつつ、連通孔16を中心とする箇所に納めている。一般に、連通孔16は、逆止弁を備える給水器具にとって、ストレーナ22を備えるか否かを問わず、必要不可欠である反面、逆止用弁座部17の一次側(本例では、導入室13)と二次側(本例では、流入室14)との連通を行うこと以外には何ら用をなさない部分と言える。即ち、本各発明では、連通孔16をストレーナ22の設置スペースとして積極的に用いるばかりか、ストレーナ22を逆止用弁体21と一体化して逆止弁20全体をコンパクト化するため、給水器具のコンパクト化を図ることができる。
【0017】
尚、本例では、図1(a)に示すように、外蓋部2Bを給水栓本体10の着脱孔1aにOリングを介して水密状に螺合固定し、内蓋部2Aを外蓋部2Bに螺合固定している。しかも、着脱孔1aが内蓋部2A、逆止用弁体21及びストレーナ22よりも大径とされるため、外蓋部2Bを着脱すると、外蓋部2Bと一体で内蓋部2A、逆止用弁体21及びストレーナ22が着脱される。従って、シートパッキング2c、ストレーナ22等の消耗部品の保守・点検・交換等をより一層、効率的に行うことができる。
【0018】
本例では、主弁体30に開弁操作を施して流入室14内の水等を流出室15に流入させ、流入室14内の流体圧を低下させると、導入室13内の水等の流体圧によって逆止用弁体21が、コイルスプリングSの付勢力に抵抗しながら外蓋部2B側に押圧される。このため、逆止用弁体21がストレーナ22と共に外蓋部2B側に移動し、逆止用弁座部17が開弁状態となり、流入室14に次々と水等が流入し、前述の吐水具を通じた吐水が行われる。一方、主弁体30に閉弁操作を施して、主弁座部19を閉鎖したとき、仮に、流入室14内の流体圧が上昇しても、逆止用弁体21には閉弁方向への背圧が掛かると共に同方向にコイルスプリングSの復元力が加わるため、逆止用弁座部17は閉弁状態となり、流入室14内の水等が導入室13等へと逆流することはない。
【0019】
このような「逆止用弁体21の開閉弁作動」に際して、本例では、ストレーナ22の外面と連通孔16の内壁面との間のクリアランス、即ち、図1(b)に図示の幅「D」が適量(0.05mm〜0.25mm)となっているため、ストレーナ22が「ガイド」として機能する。しかも、本例では、ストレーナ22の全長を逆止用弁体21の移動幅よりも長くしているため、逆止用弁体21の作動位置に係わらず、ストレーナ22は常時、連通孔16内に位置する。よって、ストレーナ22本来の機能を確実に果たす他、上記の「ガイド」としての機能も確実に果たす。尚、ストレーナ22が「ガイド」として機能すれば、逆止用弁体21自体に移動安定性が要求されないため、本例に例示するように、「軸部2aの全長を短くする」等して逆止用弁体21全体の幅寸法を押さえ、逆止弁20全体をより一層、コンパクト化できるというメリットを生ずる。
【0020】
また、図1(b)に示すように、ストレーナ22を網体で構成すると、その外面には、線材の網目に応じた凹凸を生ずるのが一般的である。従って、請求項2の発明を満足するためには、ストレーナ22の外面に現れる、凹所Mと凸所Nの双方につき、前記「クリアランス」を0.05mm〜0.25mmとすることが必要となり、ストレーナ22の作製精度を高くすることが必要となる。但し、図2(b)に示す請求項1及び請求項3の発明の一具体例のように、ストレーナ22の外面に事後的な研磨等を施して(同図では、図示2点鎖線部分を削り取る。)、略平坦面とすれば、ストレーナ22自体の作製精度をそれ程、高くする必要はない。
【0021】
更に、請求項3の発明を満足する「ストレーナ22」としては、例えば、図3(a)に示すように、樹脂、金属等の各種素材を用いた略筒状体(例えば、外面が略平滑な略有底円筒状体等)に湯水通過孔2kを設けたもの等を例示できる。尚、図3(a)では、湯水通過孔2kを誇張して図示しているが、この湯水通過孔2kはストレーナとしての機能を発揮できる程度のサイズ(例えば、一辺0.5mm程度の角孔若しくは直径0.5mm程度の丸孔等)とされる。また、図3(a)に示す態様のストレーナ22は、(1)略筒状体に打ち抜き加工やエッチング加工等を施して湯水通過孔2kを穿設したもの、(2)板状体にプレス加工やエッチング加工等を施して湯水通過孔2kを穿設した後に、接着、溶着、溶接等を施し、略筒状体としたもの、(3)湯水通過孔2kを備えた状態の筒状体を一体成形(例えば、射出成形)したもの等を例示できる。
【0022】
この図3(a)に示す態様では、請求項3の発明を満足するストレーナ22を得るために、事後的な研磨加工を行う必要がない分だけ、ストレーナ22の作製が容易となる。しかも、網体を用いて構成したストレーナ22においては、図3(b)に示すように、その開口部2fにおいて、線材のほつれ処理が必要となることがあり、この処理によって形成される処理部2mがストレーナ22の他の部分に比べて大径となることがある。従って、請求項2の発明の「クリアランス」を確保するためには、この処理部2mを含めた「ストレーナ22の外面全体」の外径を制御することが必要となり、この点で、ストレーナ22をより精密に作製することが必要となる。これに対し、図3(a)に示す態様によると、このような処理部2mを設ける必要がない。
【0023】
また、請求項1〜請求項3の発明によると、ストレーナ22の「異物捕集能力」を高めることができる。即ち、各給水器具において、連通孔16は、その一次側の箇所(本例では、導入室13)及び二次側の箇所(本例では、流入室14)に比べて流路断面積が絞り込まれ、通過させる湯水の流速を速くする部分である。そして、本各発明では、この部分を中心にストレーナ22を設置するため、一次側の箇所に到達した異物は、連通孔16の方向、即ち、ストレーナ22内に勢い良く流れ込んで確実に捕集されるからである。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によると、給水器具の施工、メンテナンスを容易にしたり、コンパクト化を図ることができる「ストレーナ付きの逆止弁」が得られる。また、請求項2の発明によると、請求項1の発明の逆止弁の作動をより円滑にすることができる。更に、請求項3の発明によると、請求項1及び請求項2の発明の逆止弁の作動をより一層、円滑にすることでができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は発明の実施の形態の逆止弁を説明するための概略的な一部縦断面図、(b)は図1(a)の要部拡大縦断面図である。
【図2】 (a)は図1(a)に示すストレーナの斜視図、(b)は請求項3のストレーナの一例を示す概略的な一部縦断面図である。
【図3】 (a)は請求項3のストレーナの他の例を示す斜視図、(b)はストレーナに必要に応じて設けられる処理部の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10;給水栓本体、13;導入室、14;流入室、15;流出室、H;配管、16;連通孔、17;逆止用弁座部、18;通過孔、19;主弁座部、20;逆止弁、21;逆止用弁体、2a;軸部、2b;台部、2c;シートパッキング、22;ストレーナ、2d;底部、2e;取着孔、2f;開口部、E;ビス、2A;内蓋部、2B;外蓋部、S;コイルスプリング、2k;湯水通過孔、2m;処理部、M;凹所、N;凸所、30;主弁体(コマ)。
Claims (3)
- 給水器具に設けられた逆止用弁座部に着座して湯水の逆流を防止する逆止用弁体を備えた逆止弁であって、
前記逆止用弁体に、前記逆止用弁座部の連通孔内に挿入されて該連通孔に摺接可能であるとともに、線材を編み込んだ網体で構成され、該連通孔に摺接する外面が略平滑面とされたストレーナを一体化し、
該ストレーナの全長を前記逆止用弁体の移動幅よりも長くしたことを特徴とする逆止弁。 - 給水器具に設けられた逆止用弁座部に着座して湯水の逆流を防止する逆止用弁体を備えた逆止弁であって、
前記逆止用弁体に、前記逆止用弁座部の連通孔内に挿入可能であるとともに線材を編み込んだ網体で構成されるストレーナ、若しくは、前記逆止用弁座部の連通孔内に挿入可能であるとともに略筒状体に湯水通過孔を設けて構成されるストレーナを一体化し、
該ストレーナの全長を前記逆止用弁体の移動幅よりも長くするとともに、
前記連通孔の内壁面と前記ストレーナの外面との間のクリアランスが、0.05mm〜0.25mmであることを特徴とする逆止弁。 - 前記ストレーナの外面を略平滑面としたことを特徴とする請求項2に記載の逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01633099A JP4329951B2 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01633099A JP4329951B2 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 逆止弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000213656A JP2000213656A (ja) | 2000-08-02 |
JP4329951B2 true JP4329951B2 (ja) | 2009-09-09 |
Family
ID=11913443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01633099A Expired - Fee Related JP4329951B2 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4329951B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002188736A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-05 | Noritz Corp | 排水栓 |
JP2007289827A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Shinwa Kogyo Kk | ストレーナとその製造方法 |
CA2689160C (en) | 2007-01-09 | 2016-05-17 | Alessandro Barberio | Surgical cast venting device and material |
US9554944B2 (en) | 2012-08-20 | 2017-01-31 | Alessandro Barberio | Medical protruded pads or dressings for wound care including use with orthopedic and prosthetic devices |
US10524936B2 (en) | 2014-01-10 | 2020-01-07 | Alessandro Barberio | Porous orthopedic or prosthetic support having removable cushioning and scaffolding layers |
JP7482514B2 (ja) | 2020-10-28 | 2024-05-14 | 株式会社テイエルブイ | 捕捉手段を有する逆止弁 |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP01633099A patent/JP4329951B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000213656A (ja) | 2000-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060201557A1 (en) | Ball check valve | |
US20110030823A1 (en) | Diverter valve | |
CA2675296A1 (en) | Diverter integrated into a side sprayer | |
JP4329951B2 (ja) | 逆止弁 | |
US7380569B2 (en) | Valve body for backflow prevention valve | |
JP2008014352A (ja) | 逆止弁ユニットと濾過整流板 | |
US10437263B2 (en) | Toilet fill valve with improved noise performance | |
CN102985729A (zh) | 转换阀 | |
JP5861181B2 (ja) | 混合水栓 | |
JP7130186B2 (ja) | 水栓装置 | |
JP2012219525A (ja) | 浄水器用切換コック | |
JP2005282649A (ja) | 流量制御弁 | |
JP4232450B2 (ja) | シリンダ弁およびシリンダ弁を備えた給水装置 | |
JP7118361B2 (ja) | 水栓装置及びその製造方法 | |
JP7409106B2 (ja) | 水栓装置 | |
CN212536787U (zh) | 一种新型防回流装置 | |
JPH0138381Y2 (ja) | ||
JP4503864B2 (ja) | 単水栓 | |
JP7083475B2 (ja) | 湯水混合栓 | |
JP3582372B2 (ja) | 逆流防止弁付定流量弁及びそれを備えた小便器 | |
JP2005127452A (ja) | ボールバルブ | |
US20150021259A1 (en) | Flush valve filter | |
JPH069092Y2 (ja) | 排水装置 | |
JP4226408B2 (ja) | 切換弁及び浄水装置 | |
JPH0247815Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090303 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090526 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090611 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |