JP4329464B2 - 包装材料、これを用いた包装袋、及び蓋体 - Google Patents
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Description
前記A成分の含有量は、前記A成分と前記B成分の合計量のうち50ないし99重量%であり、2液型パーマ液または2液酸化反応型カラーリング液の1剤として用いられるpH8ないし11のアルカリ性溶液に使用されることを特徴とする。
前記A成分の含有量は、前記A成分と前記B成分の合計量のうち50ないし99重量%であり、2液型パーマ液または2液酸化反応型カラーリング液の1剤として用いられるpH8ないし11のアルカリ性溶液に使用されることを特徴とする。
前記A成分の含有量は、前記A成分と前記B成分の合計量のうち50ないし99重量%であり、2液型パーマ液または2液酸化反応型カラーリング液の1剤として用いられるpH8ないし11のアルカリ性溶液の包装に使用されることを特徴とする。
本発明の包装体は、 基材と、
該基材上に設けられたバリア層と、
該バリア層上に接触して設けられ、エチレン−メタクリル酸共重合体またはエチレン−アクリル酸共重合体からなる熱可塑性樹脂層と、
該熱可塑性樹脂層との共押出しにより形成された、エチレン−アクリル酸共重合体からなるA成分、及びポリプロピレンからなるB成分を含有するシーラント層とを含む積層シートを有する包装部材と、
該包装部材内に収容された2液型パーマ液または2液酸化反応型カラーリング液の1剤として用いられるpH8ないし11のアルカリ性溶液と、
該包装部材を該シーラント層で熱シールした封止部を含むことを特徴とする。
アスコルビン酸
アンモニア水
エデト酸塩
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
香料
精製水
セタノール
濃グリセリン
パラフィン
パルミチン酸イソプロピル
プロピレングリコール
ポリオキシエチレンセチルエ−テル
無水亜硫酸水素ナトリウム
メタアミノフェノール
塩酸2,4-ジアミノフェノキシエタノール
オルトアミノフェノール
パラアミノフェノール
硫酸トルエン-2,5-ジアミン
レゾルシン
カラーリング剤2液組成
塩化セチルトリメチルアンモニウム
過酸化水素水
ステアリン酸ブチル
精製水
政府所定変性アルコール
セタノール
ターピナル SL
パラフィン
ポリオキシエチレンラウリルエーテル
ミリスチン酸イソプロピル
リン酸
リン酸水素二ナトリウム
以下、図面を参照し、本発明を具体的に説明する。
上述の二室型の包装袋は、1つのラインで製造及び充填が可能であり、2種類のボトル容器の製造及び充填ラインに比べて、設備の小型化が可能である。
図2,3,及び5に示す包装袋、及び容器内には、固体、液体等、どのような内容物でも収容可能であるが、この包装袋、及び容器は、pH8以上のアルカリ性溶液を収容しても、長期保存が可能である。例えば2液型パーマ液や2液酸化反応型カラーリング液等の1剤として使用されるpH11程度のアルカリ性溶液を収容しても、内容物の浸食により不所望な剥離等は発生しない。
実施例1
成形容器の形成
350μmの厚さを有するポリプロピレンフィルム上に、100μmの厚さを有するポリビニルアルコールフィルム、350μmの厚さを有するポリプロピレン、及び低密度ポリエチレンを積層した積層シートを用い、これを真空成形により成形して40mm×70mm×深さ25mmの大きさで、図5の容器50と同様の形状の、側壁から延出0された封止面をもつ成形容器を得た。
基材として、一方の面に接着剤層が形成された15μmの厚さの延伸ナイロンを用意し、この接着剤層上に15μmのアルミ箔を二液硬化型ドライ接着剤により接着した。下記表1に示すように、別途、熱可塑性樹脂層材料としてメタクリル酸成分含有量11重量%のエチレン−メタクリル酸共重合体と、シーラント層材料として80:20の重量比で配合された樹脂A成分となる低密度ポリエチレン及び非相溶性樹脂B成分となるポリブテンとを、各々、共押出し器に導入し、基材に接着されたアルミ箔上に、熱可塑性樹脂層とシーラント層とを共押出し加工により積層し、蓋体用積層シートを得た。得られた蓋用積層シートを成形容器の封止面の大きさに合わせて切断し、蓋体を得た。
上記成形容器にpH11のカラーリング剤1液を50cc導入した。
上述のように内容物を封入した容器を、合計10個ずつ用意した。
デラミネーション試験の結果、剥離のない蓋体については、これを開封して、その易剥離性を調べた。得られた結果を下記表2に示す。
熱可塑性樹脂層材料として、アクリル酸成分含有量7.5重量%のエチレン−アクリル酸共重合体、樹脂A成分として、アクリル酸成分含有量7.5重量%のエチレン−アクリル酸共重合体、及び樹脂B成分として、ポリプロピレンを使用し、A成分とB成分との重量比を60:40にすること以外は、実施例1と同様にして内容物を封入した容器を作成した。
各々、下記表1に示す熱可塑性樹脂層材料、樹脂A成分、及び樹脂B成分を使用すること以外は、実施例1と同様にして内容物を封入した容器を作成した。
Claims (4)
- 基材と、
該基材上に設けられたバリア層と、
該バリア層上に接触して設けられ、エチレン−メタクリル酸共重合体またはエチレン−アクリル酸共重合体からなる熱可塑性樹脂層と、
該熱可塑性樹脂層との共押出しにより形成された、エチレン−アクリル酸共重合体からなるA成分、及びポリプロピレンからなるB成分とを含有するシーラント層とを含み、
前記A成分の含有量は、前記A成分と前記B成分の合計量のうち50ないし99重量%であり、2液型パーマ液または2液酸化反応型カラーリング液の1液としていられるpH8ないし11のアルカリ性溶液に使用されることを特徴とする包装材料。 - 基材と、
該基材上に設けられたバリア層と、
該バリア層上に接触して設けられ、エチレン−メタクリル酸共重合体またはエチレン−アクリル酸共重合体からなる熱可塑性樹脂層と、
該熱可塑性樹脂層との共押出しにより形成された、エチレン−アクリル酸共重合体からなるA成分、及びポリプロピレンからなるB成分を含有するシーラント層とを含む積層シートを用いて形成され、
該シーラント層を対向配置して熱シールした封止部を含み、
前記A成分の含有量は、前記A成分と前記B成分の合計量のうち50ないし99重量%であり、2液型パーマ液または2液酸化反応型カラーリング液の1剤として用いられるpH8ないし11以上のアルカリ性溶液に使用されることを特徴とする包装袋。 - 基材と、
該基材上に設けられたバリア層と、
該バリア層上に接触して設けられ、エチレン−メタクリル酸共重合体またはエチレン−アクリル酸共重合体からなる熱可塑性樹脂層と、
該熱可塑性樹脂層との共押出しにより形成された、エチレン−アクリル酸共重合体からなるA成分、及びポリプロピレンからなるB成分とを含有するシーラント層とを含み、
前記A成分の含有量は、前記A成分と前記B成分の合計量のうち50ないし99重量%であり、2液型パーマ液または2液酸化反応型カラーリング液の1剤として用いられるpH8ないし11のアルカリ性溶液の包装に使用されることを特徴とする蓋体。 - 基材と、
該基材上に設けられたバリア層と、
該バリア層上に接触して設けられ、エチレン−メタクリル酸共重合体またはエチレン−アクリル酸共重合体からなる熱可塑性樹脂層と、
該熱可塑性樹脂層との共押出しにより形成された、エチレン−アクリル酸共重合体からなるA成分、及びポリプロピレンからなるB成分を含有するシーラント層とを含む積層シートを有する包装部材と、
該包装部材内に収容された2液型パーマ液または2液酸化反応型カラーリング液の1剤として用いられるpH8ないし11のアルカリ性溶液と、
該包装部材を該シーラント層で熱シールした封止部を含むことを特徴とする包装体。
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