JP4328581B2 - モジュール間データ転送確認機能を有する装置並びにストレージ制御装置および同装置用インターフェイスモジュール - Google Patents
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Description
このストレージ装置1は、複数のディスクユニット(ディスク装置,物理デバイス)2aを有するディスクエンクロージャ2と、各ディスクユニット2aとサーバ4との間にそなえられサーバ4の各ディスクユニット2aに対するアクセスを制御するストレージ制御装置3とから構成されている。
ここで、ディスクインターフェイスモジュール10は、ディスクインターフェイスバス54を介してディスクエンクロージャ2における各ディスクユニット2aとのインターフェイス(データ転送)を制御するものである。
管理モジュール30は、本ストレージ制御装置3の全体を統括的に管理するもので、サーバ4から各ディスクユニット2aに書き込まれるべきデータや、各ディスクユニット2aからサーバ4へ読み出されるべきデータを一時的に格納するキャッシュメモリを搭載され、このキャッシュメモリの管理を行なうものである。
サーバ4からディスクエンクロージャ2のディスクユニット2aにデータを書き込む際には、まず、書込対象データが、サーバ4からファイバチャネルインターフェイスバス50を介してホストインターフェイスモジュール20へ転送され、このホストインターフェイスモジュール20からPCIバス52,PCIブリッジモジュール40およびPCIバス53を介して管理モジュール30のキャッシュメモリに一時的に格納される(図4中の矢印A1参照)。この後、管理モジュール30のキャッシュメモリ上の書込対象データは、PCIバス53,PCIブリッジモジュール40およびPCIバス51を介してディスクインターフェイスモジュール10へ転送され、このディスクインターフェイスモジュール10からディスクインターフェイスバス54を介して所定のディスクユニット2aに書き込まれることになる(図4中の矢印A2参照)。
チップセット(Chip Set)12は、CPU11を他デバイス(例えばメモリ13)に繋ぐための機能や、PCIバス17に接続するための機能を有している。CPU11は、このチップセット12を介してメモリ13に接続されるとともに、さらにチップセット12およびPCIバス17を介してインターフェイスモジュール−LSI14に接続されている。なお、メモリ13は、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)によって構成されている。
また、インターフェイスモジュール−LSI14には、PCIバス51,52を介してPCIブリッジモジュール40が接続され、PCIバス(インターフェイスバス)17を介してチップセット12が接続され、PCIバス(インターフェイスバス)18を介してファイバチャネルチップ16が接続されている。
このようなインターフェイスモジュール10,20が、管理モジュール30のキャッシュメモリにデータを転送する際には、図4を参照しながら前述したように、そのデータを、PCIバス51〜53を用いPCIブリッジモジュール40を経由させることになる。このとき、インターフェイスモジュール10,20は、PCIバス51,52によりPCIブリッジモジュール40へデータが正常に転送されたか否かを確認することはできるが、PCIブリッジモジュール40から管理モジュール30へデータが正常に転送されたか否かを確認することができない。このことは、信頼性を要求されるシステムにおいては問題となるため、インターフェイスモジュール10,20が、PCIブリッジモジュール40から管理モジュール30へのデータ転送も正常に行なわれたか否かを確認できるようにする必要がある。
まず、図6に示すシーケンス図(ステップS11〜S35)を参照しながら、上述したストレージ制御装置3の正常時動作について説明する。CPU11は、データ転送を開始するに当たり、転送すべきデータ単位(データブロック)毎にデータ転送用ディスクリプタおよび確認コード読出用ディスクリプタ(データ転送確認記述子)をインターフェイスモジュール−LSI14(DMAC)に設定するとともに(DSC設定;ステップS11)、DMAを起動する(ステップS12)。
CPU11は、ステップS34で、インターフェイスモジュール−LSI14(データバッファ15)から読み出された確認コードに基づいて異常判定をすると、確認コード(AA code 2)からエラー内容を検出し(ステップS36)、データ2の転送エラーを確認すると、データ2以降のデータ単位(ここでは2つのデータ2,3)の再転送を実行する(ステップS37)。
また、全ての正常/異常判定をCPU11で実行することにより、CPU11に大きな負荷がかかるとともにPCIアクセスに時間がかかり、やはり、その判定処理が大きなオーバヘッドとなり入出力性能の劣化の要因になっている。
〔1〕本発明の一実施形態の説明
本発明の一実施形態としてのストレージ装置1Aも、図4に示すように、基本的に一般的なストレージ装置1とほぼ同様に構成されている。つまり、本実施形態のストレージ装置1Aも、サーバ(ホスト)4からのアクセスに応じて、サーバ4からのデータを書き込んだり、サーバ4から要求されたデータを読み出してサーバ4へ転送したりするものである。そして、このストレージ装置1Aも、複数のディスクユニット(ディスク装置,物理デバイス)2aを有するディスクエンクロージャ2と、各ディスクユニット2aとサーバ4との間にそなえられサーバ4の各ディスクユニット2aに対するアクセスを制御するストレージ制御装置3Aとから構成されている。
ここで、ディスクインターフェイスモジュール(第1モジュール)10Aは、ディスクインターフェイスバス54を介してディスクエンクロージャ2における各ディスクユニット2aとのインターフェイス(データ転送)を制御するものである。
管理モジュール(第2モジュール)30は、本ストレージ制御装置3Aの全体を統括的に管理するもので、サーバ4から各ディスクユニット2aに書き込まれるべきデータや、各ディスクユニット2aからサーバ4へ読み出されるべきデータを一時的に格納するキャッシュメモリを搭載され、このキャッシュメモリの管理を行なうものである。
このような構成により、本実施形態のストレージ制御装置3Aにおいても、サーバ4からディスクユニット2aへのデータ書込や、ディスクユニット2aからサーバ4へのデータ読出が、上述したストレージ制御装置3と同様の手順(図4中の矢印A1〜A4参照)で実行される。
ディスクリプタ設定手段(記述子設定手段)111は、転送すべきデータ単位(データブロック)毎に、管理モジュール30へのデータ転送に必要な転送情報とデータ転送確認フラグとを含むデータ転送用ディスクリプタ(データ転送記述子)を、インターフェイスモジュール−LSI14AのDMAC(制御手段142)に設定するものである。
この第2判定手段112により異常判定がなされた場合、図3を参照しながら後述するごとく、CPU11Aは、インターフェイスモジュール−LSI14AによってPCIブリッジモジュール40Aから読み出された詳細エラー情報をインターフェイスモジュール−LSI14Aから取得し、その詳細エラー情報に基づいてデータ再送をインターフェイスモジュール−LSI14Aに対して指示する。つまり、ディスクリプタ設定手段111が機能することにより、再送対象のデータブロックについてのデータ転送用ディスクリプタがインターフェイスモジュール−LSI14Aに設定されるようになっている。
さらに、本実施形態のインターフェイスモジュール−LSI14Aには、ディスクリプタ生成手段141,制御手段(DMAC:Direct Memory Access Controller)142および第1判定手段143としての機能がそなえられている。
そして、第1判定手段143により異常判定がなされた場合、ディスクリプタ生成手段141が、詳細エラー情報(エラーアドレス)をPCIブリッジモジュール40Aからインターフェイスモジュール10,20へ読み出すために必要なエラー読出情報を含むエラー読出用ディスクリプタ(エラー読出記述子)を自動生成するとともに、制御手段142が、ディスクリプタ生成手段141によって自動生成されたエラー読出用ディスクリプタ(前記エラー読出情報)に従って、PCIブリッジモジュール40Aからの前記詳細エラー情報の読出を制御するようになっている。
次に、図2および図3を参照しながら、上述のごとく構成された本実施形態のストレージ制御装置3A(インターフェイスモジュール10A,20A)の動作について詳細に説明する。
図3に示す例でも、図2と同様の手順(ステップS51〜S55,S59〜S61,S65〜S70)で3つのデータ単位が転送されるとともに最後のデータ単位についての確認コードが取得される。この図3に示す例では、図7に示した例と同様、2番目のデータ2の転送時にPCIブリッジモジュール40と管理モジュール30との間で転送エラーが発生し、データ2の転送が異常終了した場合について説明する。このような異常(エラー)が発生した場合、本実施形態のPCIブリッジモジュール40Aでは、上記新機能により、そのエラーアドレスが保持される(ステップS74)。
このように、本発明の一実施形態としてのストレージ制御装置3A(インターフェイスモジュール10A,20A)によれば、データ転送用ディスクリプタに設定されるデータ転送確認フラグがオン(“1”)の場合、インターフェイスモジュール−LSI14Aのディスクリプタ生成手段141としての機能により、データ転送確認用ディスクリプタがデータ転送用ディスクリプタにおける転送情報に基づいて自動的に生成され、データ転送用ディスクリプタに従って管理モジュール30へのデータ転送が行なわれるとともに、管理モジュール30へのデータ転送の終了後に、データ転送確認用ディスクリプタに従ってPCIブリッジモジュール40Aから確認コードが読み出される。これにより、従来、CPU11で行なわれていた確認コード読出用ディスクリプタの設定処理を省略することができ、CPU11Aの負荷が大幅に低減されるとともにPCIアクセス数が大幅に削減され、入出力性能が大幅に向上することになる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、本発明をストレージ制御装置に適用した場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、PCIバス等のインターフェイスバスを介して接続された複数のモジュールから構成され、これらのモジュール間でのデータ転送を確認するための機能をそなえた装置であれば、上述した実施形態と同様に適用され、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、上述したディスクリプタ設定手段111,第2判定手段112,ディスクリプタ生成手段141,制御手段142および第1判定手段143としての機能は、CPU11Aやインターフェイスモジュール−LSI14Aが所定のプログラムを実行することによって実現される。このプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。
(付記1) 第1モジュールと、第2モジュールと、インターフェイスバスを介して該第1モジュールおよび該第2モジュールをそれぞれ接続され該第1モジュールと該第2モジュールとの相互間をデータ転送可能に接続するブリッジモジュールと、該第1モジュールが該インターフェイスバスを用い該ブリッジモジュール経由で該第2モジュールへのデータ転送を行なった際に該ブリッジモジュールから該第2モジュールへのデータ転送を確認するための確認コードを該ブリッジモジュールに設定する確認コード設定手段とをそ
なえるとともに、
該第1モジュールが、
該第2モジュールへのデータ転送に必要な転送情報とデータ転送確認フラグとを含むデータ転送記述子を設定する記述子設定手段と、
前記データ転送確認フラグがオンの場合、前記確認コードを該ブリッジモジュールから該第1モジュールへ読み出すために必要な確認コード読出情報を含むデータ転送確認記述子を、該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に基づいて自動的に生成する記述子生成手段と、
該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に従って該第2モジュールへのデータ転送を制御するとともに、前記データ転送確認フラグがオンの場合、該第2モジュールへのデータ転送の終了後に、該記述子生成手段によって自動生成された前記データ転送確認記述子における前記確認コード読出情報に従って、該ブリッジモジュールからの前記確認コードの読出を制御する制御手段とをそなえて構成されていることを特徴とする、モジュール間データ転送確認機能を有する装置。
該第1モジュールを統括的に管理する第1処理部と、
該第1処理部からの指示に応じて該インターフェイスバスを介してデータ転送を行なう第2処理部とをそなえて構成され、
該第1処理部が、該記述子設定手段としての機能を果たすとともに、
該第2処理部が、該記述子生成手段および該制御手段としての機能を果たすことを特徴とする、付記1記載のモジュール間データ転送確認機能を有する装置。
該ブリッジモジュールから読み出された前記確認コードに基づいて該ブリッジモジュールと該第2モジュールとの間のデータ転送の正常/異常を判定する第1判定手段と、
該第1モジュールと該ブリッジモジュールとの間のデータ転送の正常/異常を判定する第2判定手段とをさらにそなえて構成されていることを特徴とする、付記1記載のモジュール間データ転送確認機能を有する装置。
該第1モジュールを統括的に管理する第1処理部と、
該第1処理部からの指示に応じて該インターフェイスバスを介してデータ転送を行なう第2処理部とをそなえて構成され、
該第1処理部が、該記述子設定手段および第2判定手段としての機能を果たすとともに、
該第2処理部が、該記述子生成手段,該制御手段および第1判定手段としての機能を果たすことを特徴とする、付記4記載のモジュール間データ転送確認機能を有する装置。
(付記7) 該第1モジュールから複数のデータブロックを該第2モジュールへ連続的に転送する場合、該記述子設定手段が、前記複数のデータブロックのうちの最後のデータブロックを転送するためのデータ転送記述子における前記データ転送確認フラグのみをオンに設定することを特徴とする、付記1〜付記6のいずれか一項に記載のモジュール間データ転送確認機能を有する装置。
該ディスク装置とのインターフェイスを制御するディスクインターフェイスモジュールと、
該ホストとのインターフェイスを制御するホストインターフェイスモジュールと、
本装置全体を統括的に管理する管理モジュールと、
インターフェイスバスを介して該ディスクインターフェイスモジュール,該ホストインターフェイスモジュールおよび該管理モジュールをそれぞれ接続されこれらの該ディスクインターフェイスモジュール,該ホストインターフェイスモジュールおよび該管理モジュールの相互間をデータ転送可能に接続するブリッジモジュールと、
該ディスクインターフェイスモジュールもしくは該ホストインターフェイスモジュールが該インターフェイスバスを用い該ブリッジモジュール経由で該管理モジュールへのデータ転送を行なった際に該ブリッジモジュールから該管理モジュールへのデータ転送を確認するための確認コードを該ブリッジモジュールに設定する確認コード設定手段とをそなえるとともに、
該ディスクインターフェイスモジュールおよび該ホストインターフェイスモジュールのうちの少なくとも一方(以下、単にインターフェイスモジュールという)が、
該管理モジュールへのデータ転送に必要な転送情報とデータ転送確認フラグとを含むデータ転送記述子を設定する記述子設定手段と、
前記データ転送確認フラグがオンの場合、前記確認コードを該ブリッジモジュールから該インターフェイスモジュールへ読み出すために必要な確認コード読出情報を含むデータ転送確認記述子を、該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に基づいて自動的に生成する記述子生成手段と、
該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に従って該管理モジュールへのデータ転送を制御するとともに、前記データ転送確認フラグがオンの場合、該管理モジュールへのデータ転送の終了後に、該記述子生成手段によって自動生成された前記データ転送確認記述子における前記確認コード読出情報に従って、該ブリッジモジュールからの前記確認コードの読出を制御する制御手段とをそなえて構成されていることを特徴とする、ストレージ制御装置。
該インターフェイスモジュールを統括的に管理する第1処理部と、
該第1処理部からの指示に応じて該インターフェイスバスを介してデータ転送を行なう第2処理部とをそなえて構成され、
該第1処理部が、該記述子設定手段としての機能を果たすとともに、
該第2処理部が、該記述子生成手段および該制御手段としての機能を果たすことを特徴とする、付記8記載のストレージ制御装置。
該ブリッジモジュールから読み出された前記確認コードに基づいて該ブリッジモジュールと該管理モジュールとの間のデータ転送の正常/異常を判定する第1判定手段と、
該インターフェイスモジュールと該ブリッジモジュールとの間のデータ転送の正常/異常を判定する第2判定手段とをさらにそなえて構成されていることを特徴とする、請求の範囲第8項に記載のストレージ制御装置。
該インターフェイスモジュールを統括的に管理する第1処理部と、
該第1処理部からの指示に応じて該インターフェイスバスを介してデータ転送を行なう第2処理部とをそなえて構成され、
該第1処理部が、該記述子設定手段および第2判定手段としての機能を果たすとともに、
該第2処理部が、該記述子生成手段,該制御手段および第1判定手段としての機能を果たすことを特徴とする、付記11記載のストレージ制御装置。
(付記14) 該インターフェイスモジュールから複数のデータブロックを該管理モジュールへ連続的に転送する場合、該記述子設定手段が、前記複数のデータブロックのうちの最後のデータブロックを転送するためのデータ転送記述子における前記データ転送確認フラグのみをオンに設定することを特徴とする、付記8〜付記13のいずれか一項に記載のストレージ制御装置。
該管理モジュールへのデータ転送に必要な転送情報とデータ転送確認フラグとを含むデータ転送記述子を設定する記述子設定手段と、
前記データ転送確認フラグがオンの場合、前記確認コードを該ブリッジモジュールから本インターフェイスモジュールへ読み出すために必要な確認コード読出情報を含むデータ転送確認記述子を、該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に基づいて自動的に生成する記述子生成手段と、
該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に従って該管理モジュールへのデータ転送を制御するとともに、前記データ転送確認フラグがオンの場合、該管理モジュールへのデータ転送の終了後に、該記述子生成手段によって自動生成された前記データ転送確認記述子における前記確認コード読出情報に従って、該ブリッジモジュールからの前記確認コードの読出を制御する制御手段とをそなえて構成されていることを特徴とする、ストレージ制御装置用インターフェイスモジュール。
該第1処理部が、該記述子設定手段としての機能を果たすとともに、該第2処理部が、該記述子生成手段および該制御手段としての機能を果たすことを特徴とする、付記15記載のストレージ制御装置用インターフェイスモジュール。
本インターフェイスモジュールと該ブリッジモジュールとの間のデータ転送の正常/異常を判定する第2判定手段とをさらにそなえて構成されていることを特徴とする、付記15記載のストレージ制御装置用インターフェイスモジュール。
該第1処理部が、該記述子設定手段および第2判定手段としての機能を果たすとともに、該第2処理部が、該記述子生成手段,該制御手段および第1判定手段としての機能を果たすことを特徴とする、付記18記載のストレージ制御装置用インターフェイスモジュール。
(付記21) 本インターフェイスモジュールから複数のデータブロックを該管理モジュールへ連続的に転送する場合、該記述子設定手段が、前記複数のデータブロックのうちの最後のデータブロックを転送するためのデータ転送記述子における前記データ転送確認フラグのみをオンに設定することを特徴とする、付記15〜付記20のいずれか一項に記載のストレージ制御装置用インターフェイスモジュール。
従って、本発明は、例えばホストの物理デバイス(磁気ディスク装置等)に対するアクセスを制御するストレージ制御装置および同装置用インターフェイスモジュールに用いて好適であり、その有用性は極めて高いものと考えられる。
2 ディスクエンクロージャ
2a ディスクユニット(ディスク装置,物理デバイス)
3A ストレージ制御装置
4 サーバ(ホスト)
10A ディスクインターフェイスモジュール(第1モジュール)
11A CPU(第1処理部)
111 ディスクリプタ設定手段(記述子設定手段)
112 第2判定手段
12 チップセット
13 メモリ
14A インターフェイスモジュール−LSI(第2処理部,第2転送処理部)
141 ディスクリプタ生成手段(記述子生成手段)
142 制御手段(DMAC)
143 第1判定手段
15 データバッファ
16 ファイバチャネルチップ(第1転送処理部)
17,18 PCIバス(インターフェイスバス)
20A ホストインターフェイスモジュール(第1モジュール)
30 管理モジュール(第2モジュール)
40A PCIブリッジモジュール(ブリッジモジュール)
41 確認コード設定手段
50 ファイバチャネルインターフェイスバス
51,52,53 PCIバス(インターフェイスバス)
54 ディスクインターフェイスバス
Claims (5)
- 第1モジュールと、第2モジュールと、インターフェイスバスを介して該第1モジュールおよび該第2モジュールにそれぞれ接続されるとともに該第1モジュールと該第2モジュールとの相互間をデータ転送可能に接続するブリッジモジュールと、該第1モジュールが該インターフェイスバスを用い該ブリッジモジュール経由で該第2モジュールへのデータ転送を行なった際に該ブリッジモジュールから該第2モジュールへのデータ転送を確認するための確認コードを該ブリッジモジュールに設定する確認コード設定手段とをそなえるとともに、
該第1モジュールが、
該第2モジュールへのデータ転送に必要な転送情報とデータ転送確認フラグとを含むデータ転送記述子を設定する記述子設定手段と、
前記データ転送確認フラグがオンの場合、前記確認コードを該ブリッジモジュールから該第1モジュールへ読み出すために必要な確認コード読出情報を含むデータ転送確認記述子を、該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に基づいて自動的に生成する記述子生成手段と、
該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に従って該第2モジュールへのデータ転送を制御するとともに、前記データ転送確認フラグがオンの場合、該第2モジュールへのデータ転送の終了後に、該記述子生成手段によって自動生成された前記データ転送確認記述子における前記確認コード読出情報に従って、該ブリッジモジュールからの前記確認コードの読出を制御する制御手段とをそなえて構成され、
該第1モジュールから複数のデータブロックを該第2モジュールへ連続的に転送する場合、該記述子設定手段が、前記複数のデータブロックのうちの最後のデータブロックを転送するためのデータ転送記述子における前記データ転送確認フラグのみをオンに設定することを特徴とする、モジュール間データ転送確認機能を有する装置。 - ディスク装置とホストとの間にそなえられ該ホストの該ディスク装置に対するアクセスを制御するストレージ制御装置であって、
該ディスク装置とのインターフェイスを制御するディスクインターフェイスモジュールと、
該ホストとのインターフェイスを制御するホストインターフェイスモジュールと、
本装置全体を統括的に管理する管理モジュールと、
インターフェイスバスを介して該ディスクインターフェイスモジュール,該ホストインターフェイスモジュールおよび該管理モジュールにそれぞれ接続されるとともに該ディスクインターフェイスモジュール,該ホストインターフェイスモジュールおよび該管理モジュールの相互間をデータ転送可能に接続するブリッジモジュールと、
該ディスクインターフェイスモジュールもしくは該ホストインターフェイスモジュールが該インターフェイスバスを用い該ブリッジモジュール経由で該管理モジュールへのデータ転送を行なった際に該ブリッジモジュールから該管理モジュールへのデータ転送を確認するための確認コードを該ブリッジモジュールに設定する確認コード設定手段とをそなえるとともに、
該ディスクインターフェイスモジュールおよび該ホストインターフェイスモジュールのうちの少なくとも一方(以下、インターフェイスモジュールという)が、
該管理モジュールへのデータ転送に必要な転送情報とデータ転送確認フラグとを含むデータ転送記述子を設定する記述子設定手段と、
前記データ転送確認フラグがオンの場合、前記確認コードを該ブリッジモジュールから該インターフェイスモジュールへ読み出すために必要な確認コード読出情報を含むデータ転送確認記述子を、該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に基づいて自動的に生成する記述子生成手段と、
該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に従って該管理モジュールへのデータ転送を制御するとともに、前記データ転送確認フラグがオンの場合、該管理モジュールへのデータ転送の終了後に、該記述子生成手段によって自動生成された前記データ転送確認記述子における前記確認コード読出情報に従って、該ブリッジモジュールからの前記確認コードの読出を制御する制御手段とをそなえて構成され、
該インターフェイスモジュールから複数のデータブロックを該管理モジュールへ連続的に転送する場合、該記述子設定手段が、前記複数のデータブロックのうちの最後のデータブロックを転送するためのデータ転送記述子における前記データ転送確認フラグのみをオンに設定することを特徴とする、ストレージ制御装置。 - 該インターフェイスモジュールが、
該ブリッジモジュールから読み出された前記確認コードに基づいて該ブリッジモジュールと該管理モジュールとの間のデータ転送の正常/異常を判定する第1判定手段と、
データ転送に係るステータスに基づいて該インターフェイスモジュールと該ブリッジモジュールとの間のデータ転送の正常/異常を判定する第2判定手段とをさらにそなえて構成されていることを特徴とする、請求項2記載のストレージ制御装置。 - ディスク装置とホストとの間にそなえられ該ホストの該ディスク装置に対するアクセスを制御するストレージ制御装置であって、該ディスク装置もしくは該ホストとのインターフェイスを制御するインターフェイスモジュールと、本ストレージ制御装置全体を統括的に管理する管理モジュールと、インターフェイスバスを介して該インターフェイスモジュールおよび該管理モジュールにそれぞれ接続されるとともに該インターフェイスモジュールおよび該管理モジュールの相互間をデータ転送可能に接続するブリッジモジュールと、該インターフェイスモジュールが該インターフェイスバスを用い該ブリッジモジュール経由で該管理モジュールへのデータ転送を行なった際に該ブリッジモジュールから該管理モジュールへのデータ転送を確認するための確認コードを該ブリッジモジュールに設定する確認コード設定手段とをそなえて構成されたストレージ制御装置において用いられる上記インターフェイスモジュールであって、
該管理モジュールへのデータ転送に必要な転送情報とデータ転送確認フラグとを含むデータ転送記述子を設定する記述子設定手段と、
前記データ転送確認フラグがオンの場合、前記確認コードを該ブリッジモジュールから本インターフェイスモジュールへ読み出すために必要な確認コード読出情報を含むデータ転送確認記述子を、該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に基づいて自動的に生成する記述子生成手段と、
該記述子設定手段によって設定された前記データ転送記述子における前記転送情報に従って該管理モジュールへのデータ転送を制御するとともに、前記データ転送確認フラグがオンの場合、該管理モジュールへのデータ転送の終了後に、該記述子生成手段によって自動生成された前記データ転送確認記述子における前記確認コード読出情報に従って、該ブリッジモジュールからの前記確認コードの読出を制御する制御手段とをそなえて構成され、
本インターフェイスモジュールから複数のデータブロックを該管理モジュールへ連続的に転送する場合、該記述子設定手段が、前記複数のデータブロックのうちの最後のデータブロックを転送するためのデータ転送記述子における前記データ転送確認フラグのみをオンに設定することを特徴とする、ストレージ制御装置用インターフェイスモジュール。 - 該ブリッジモジュールから読み出された前記確認コードに基づいて該ブリッジモジュールと該管理モジュールとの間のデータ転送の正常/異常を判定する第1判定手段と、
データ転送に係るステータスに基づいて本インターフェイスモジュールと該ブリッジモジュールとの間のデータ転送の正常/異常を判定する第2判定手段とをさらにそなえて構成されていることを特徴とする、請求項4記載のストレージ制御装置用インターフェイスモジュール。
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