JP4326290B2 - エンジン駆動式空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明はエンジンで駆動する空気調和機に関する。
従来のエンジン駆動式空気調和機としては、図3の系統図に示すものがある。
図3において、2はエンジン1によりクラッチ12を介して駆動される圧縮機、3は四方弁、4は室外熱交換器、5は絞り機構、6は室内熱交換器であり、これらを冷媒配管で連通して結合することによって冷凍サイクルが構成されている。
冷房運転時には、エンジン1によりクラッチ12を介して圧縮機2が駆動されると、圧縮機2から吐出された冷媒は、図3中の実線矢印で示すように、四方弁3を経て室外熱交換器4に入り、ここで室外ファン7により送風される外気に放熱することによって凝縮液化する。
この液冷媒は絞り機構5を流過する過程で断熱膨張した後、室内熱交換器6に入り、ここで室内ファン8により送られる室内空気を冷却することによって蒸発気化する。
しかる後、この蒸発気化したガス冷媒は四方弁3を経て圧縮機2に戻る。
また、暖房運転時には、四方弁3が上記と逆方向に切換えられ、圧縮機2から吐出された冷媒は、図3中の破線矢印で示すように、四方弁3、室内熱交換器6、絞り機構5、室外熱交換器4、四方弁3を経て圧縮機2に戻る。
一方、エンジン1を冷却することによって昇温した冷却水はラジエータ9に入り、ここで室外ファン7により外気に放熱することによって降温した後、冷却水循環ポンプ10により付勢されてエンジン1に戻る。
なお、圧縮機2のクランクケース2Aには、エンジン1の停止中に液冷媒が寝込むのを防止するためにクランクケースヒータ13が付設されている。
上記従来の空気調和機において、その試運転時や、長期間停止時にクランクケースヒータ13への通電を遮断した場合には、圧縮機2のクランクケース2A内に貯溜されている冷凍機油中に多量の液冷媒が溶解する。
この状態でエンジン1を始動すると、圧縮機2の潤滑油中に液冷媒が溶解して、その液冷媒により圧縮機2の潤滑個所で潤滑不良となって焼き付きや異常摩耗が誘起したり、液冷媒の圧縮による圧縮機2の圧縮室が異常高圧となり、圧縮機2が破損する恐れがあった。
そのため、クランクケースヒータ13による加熱により、圧縮機2を起動する前に液冷媒をすべて気化させるが、これには通常8時間程度の長時間がかかり、また、電力消費量が発生する問題があった。
そこで、上記課題を解決するために、別の従来のエンジン駆動式空気調和機としては、図4の系統図に示すものが提案されている。
図4に示すものは、エンジン1により駆動されるクランクケースヒータ13付きの圧縮機2、室外熱交換器4、室内熱交換器6を冷媒配管で接続してなる冷凍サイクルを備えたエンジン駆動式圧縮機において、エンジン1を空調負荷に対応した目標回転数で運転する負荷制御手段23と、上記クランクケースヒータ13への通電時間を積算する通電時間積算手段26等を有する制御装置20を備えている。
なお、図4中、21は始動制御手段、22は再始動制御手段、24は運転時間積算手段、25は切換手段、26は通電時間積算手段、27は運転スイッチ、28は室温センサ、29は室温設定器である。
そして、エンジン1の始動時にクランクケースヒータ13への通電時間が所定時間以内、即ち、クランクケース2A内の冷凍機油への液冷媒の寝込み量が多い場合と、通電時間が所定時間以上の場合、即ち、上記液冷媒の寝込み量が少ない場合とによりエンジン1の始動完了後、目標回転数に到達するまでの単位時間当たりのエンジンの加速度を変化させて、冷凍機油中に液冷媒が寝込んでいる場合であっても圧縮機の潤滑個所の焼き付きや異常摩耗を防止するものである(例えば、特許文献1)。
しかしながら、上述の図4に示すものでは、長期停止などで長時間クランクケースヒータ13の通電を遮断した時は、圧縮機2を起動するにはクランクケースヒータ13による長時間の加熱が必要であり、圧縮機2を起動するまでの時間を短縮させることが出来ないという問題がある。
また、圧縮機の停止時に圧縮機充電部と圧縮機容器間の絶縁抵抗値もしくは浮遊静電容量により圧縮機容器の冷媒及び冷凍機油混合液面レベルを検知して、クランクケースヒータの通電を制御するとともに圧縮機の運転制御をするものが提案されている(例えば、特許文献2)。
更には、空気調和装置の高圧側冷媒配管と低圧側冷媒配管とを連通するバイパス配管に設けた電磁弁により制御される圧縮機内部の潤滑油温度に相当する圧縮機の動作状態を検出し、この検出した圧縮機の動作状態と予め設定された動作状態とを比較し、この比較した出力に基づき上記電磁弁を制御して圧縮機を最適に維持して運転するものも提案されている(例えば、特許文献3)。
しかしながら、上述の何れのものも、圧縮機を起動するまでの時間を短縮させることが出来ないという問題がある。
特開平9―105563号公報 実開平5−61488号公報 特開平5−296578号公報
本発明は、上述の問題点を解決するために提案されたものであり、エンジン駆動式空気調和機において、圧縮機の潤滑個所の焼き付きや異常摩耗を防止することができ、且つ圧縮機を起動するまでの時間を短縮させることができるエンジン駆動式空気調和機を提供することを課題とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、本発明のエンジンにより駆動される圧縮機を備えたエンジン駆動式空気調和機は以下の手段を採用する。
その第1の手段として、前記エンジン駆動式空気調和機の電源スイッチと、前記エンジン駆動式空気調和機の運転・停止を行う運転スイッチと、前記圧縮機内に設けられ前記電源スイッチをオンにした時にオンとなり前記運転スイッチをオンにした時にオフとなるクランクケースヒータと、前記クランクケースヒータが断線した場合クランクケースヒータ異常信号を送信する断線検知手段と、前記エンジン又は圧縮機の停止時間を積算すると共に、前記電源スイッチをオンにした場合又は前記クランクケースヒータ異常信号を受信した場合、前記停止時間の積算をゼロにリセットする停止時間積算手段と、前記停止時間積算手段によって積算された前記停止時間が所定時間以内で最初の始動信号が前記運転スイッチより入力された時、前記エンジンの排気制御動作及び前記圧縮機の排出制御動作を行う切換手段を備えたことを特徴としている。
の手段として、前記第1の手段のエンジン駆動式空気調和機は、前記エンジンの排気制御動作及び前記圧縮機の排出制御動作をエンジンスタータにより前記エンジンを断続運転して行うことを特徴としている。
の手段として、前記第1又は2の手段のエンジン駆動式空気調和機は、前記エンジンの排気制御動作及び前記圧縮機の排出制御動作を前記エンジンのイグニッション及び燃料供給をオフ状態として行うことを特徴としている。
の手段として、前記第1ないしの手段のエンジン駆動式空気調和機は、前記エンジンによる前記圧縮機の排出制御動作を電磁クラッチを介して行うことを特徴としている。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
上述のごとく、エンジン駆動式空気調和機の据付け時、或いは長期間停止後において、電源スイッチ32により電源が投入され、或いはクランクケースヒータ13が断線した場合において、運転開始操作が開始されると、エンジン1の排気制御と同時に圧縮機2内の液冷媒や冷凍機油の排出制御が行われるので、クランクケースヒータ13による長時間の加熱により圧縮機2内の液冷媒を気化させる操作が不要となると共に、圧縮機2内に溜まり込んだ液冷媒や冷凍機油が排出されて異常高圧による圧縮機2の破損が防止され、据付け後すぐに空気調和機の運転が可能となりサービス性を向上させることが出来る。
以下、本発明にかかる実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るエンジン駆動式空気調和機の全体系統図、図2はその制御フローを示す図である。
なお、図1において、図3にて説明した従来例と同一部分については同一符号を付して示し、その説明を省略する。
図1に示すように、エンジン駆動式空気調和機のエンジン1、圧縮機2、四方弁3、エンジンスタータ11、クラッチ12、及びクランクケースヒータ13等は制御装置30により監視、制御される。
そして制御装置30は、エンジンスタータ11、エンジン1及びクラッチ12等を監視、制御する切換手段33、エンジン1の停止時間を積算する停止時間積算手段31を具備している。
切換手段33は、電源スイッチ32および運転スイッチ27からの信号を受けて、エンジン1、エンジンスタータ11及びクラッチ12に出力して、エンジン駆動式空気調和機を所定回転数で運転する。
エンジン1の出力軸には、エンジン1の停止状態を検出する停止状態検出器14が設けられている。
そして、運転スイッチ27のオフによりエンジン1の運転が停止されると、停止状態検出器14はエンジン1の停止状態信号を停止時間積算手段31に出力する。
停止時間積算手段31では、停止状態信号を受信して停止時間Tを積算する。なお、出力軸が回転すると、積算された停止時間Tは0にリセットされる。
また、この停止時間Tは切換手段33に出力される。
32は電源スイッチであり、エンジン駆動式空気調和機を据付け後に電源が投入された時、及び長期間停止のため電源スイッチ32をオフにした後、運転開始のため電源が再投入された時等に電源スイッチ32のオン信号を切換手段33に出力する回路が形成されている。
次に、図2に基づき、上記の構成のエンジン駆動式空気調和機の作動につき説明する。
切換手段33には、エンジンスタータ11を所定時間(短時間)オン及び所定時間(短時間)オフする断続信号を連続して自動的に複数回(3〜4回)繰返す図示しないスタータオンオフ自動繰返し回路(或いは制御手段、制御プログラム、シーケンス)が設けられている。
また、切換手段33には、イグニッション制御、燃料供給弁制御及びエンジン1の排気制御を行うエンジン制御回路(或いは制御手段、制御プログラム、シーケンス)33b、クラッチ12の嵌脱を制御するクラッチ制御回路(或いは制御手段、制御プログラム、シーケンス)33d、クランクケースヒータ13のオンオフを制御するヒータ制御回路(或いは手段、制御プログラム、シーケンス)33c、エンジンスタータ11を制御するスタータ制御回路(或いは制御手段、制御プログラム、シーケンス)33aが設けられている。なお、圧縮機2がエンジン1に直結されている装置ではクラッチは無いため、クラッチ制御回路33dは無い。
〔第1実施形態〕
まず、エンジン駆動式空気調和機を据付け電源スイッチ32をオンにした場合、或いは長期間停止のため電源スイッチ32をオフにしていた後に電源スイッチ32をオンにした場合の作動につき説明する。
エンジン駆動式空気調和機を製造し据え付けた状態では、電源は入っておらず、且つ圧縮機2のクランクケース2A内に貯留されている冷凍液油中に多量の液冷媒が溶解している場合が多い(図2中のステップS01)。
また、長時間停止のため、電源スイッチをオフにしていた場合は、クランクケースヒータ13もオフになっている(ステップS02)。
ステップS01又はステップS02の状態で、電源スイッチ32をオンにすると、そのオン信号が制御装置30内の切換手段33へ送信される(ステップS03)。そして、制御装置30の盤面上の電源ランプが点灯すると共に、クランクケースヒータ制御回路により、クランクケースヒータ13がオンとなる(ステップS05)。
この状態で、運転スイッチ27をオンにする(ステップS06)と、先ず、クランクケースヒータ13をオフにする制御が行われる(ステップS09)。更にクラッチ12をオンにする制御が行われる(ステップS08)。これと並行してエンジン1の排気制御も行われる(ステップS07)。なお、クランクケースヒータ13のオフ(ステップS09)、クラッチ32のオン(ステップS08)及びエンジン1の排気(ステップS07)の制御は同時に行っても良く、どれが先でも良い。なお、イグニッション用リレー及び燃料供給弁等はオフのままとする。
一方、停止時間積算手段31では、停止時間Tを積算するとともに、その積算時間Tを切換手段33に出力している(ステップS18)。なお、電源スイッチ32をオンにした直後は、停止時間Tは0にリセットされる。
制御装置30或いは切換手段33には所定の設定時間T0(通常、設定時間T0は8時間前後)が、回路或いはプログラムの一部として初期設定されているか、或いは入力できるようになっている。
そして、切換手段33にて、停止時間Tが所定の設定時間T0以上か否かを判断する(ステップS10)。
停止時間Tが設定時間T0以内であることが判断されると、先ずスタータオンオフ自動繰返し回路にて、エンジンスタータ11を所定時間(短時間)オン及び所定時間(短時間)オフする制御を、連続して自動的に複数回(3〜4回)繰返し、圧縮機2内に溜まり込んだ液冷媒や冷凍機油を排出する(ステップS14)。
なお、停止時間Tが設定時間T0以上であることが判断された場合、クランクケースヒータ13により圧縮機2内に溜まり込んだ液冷媒や冷凍機油は排出されているとみなしてステップ15の通常のエンジン始動制御に移行する。
エンジンスタータ11の短時間のオン・オフの繰返し制御が完了した後に、エンジン制御回路にて、イグニッション用リレー及び燃料供給弁をオンにするとともに、エンジンスタータ11をオンにして、通常のエンジン始動制御が行われる(ステップS16)。
このようにして、エンジン駆動式空気調和機の始動は完了し、通常の温度制御等を行う(ステップS17)。
上述のごとく、エンジン駆動式空気調和機の据付け時、或いは長期間停止後において、電源スイッチ32により電源が投入され、運転スイッチ27により運転開始操作が開始されると、切換手段21によりエンジン1の排気制御と同時に圧縮機2内の液冷媒や冷凍機油の排出制御が行われるので、クランクケースヒータ13による長時間の加熱により圧縮機2内の液冷媒を気化させる操作が不要となると共に、圧縮機2内に溜まり込んだ液冷媒や冷凍機油が排出されて異常高圧による圧縮機2の破損が防止され、据付け後すぐに空気調和機の運転が可能となりサービス性を向上させることが出来る。
〔第2実施形態〕
次に、電源スイッチ32がオンで、エンジン1が停止している場合、或いはエンジン駆動式空気調和機を据付け電源スイッチ32をオンにしたままの状態を長時間保持した場合(ステップS04)について説明する。
この場合、クランクケースヒータ13はオンの状態であり、且つ、停止状態検出器14からの信号を受信して、停止時間積算手段31にて停止時間Tを積算している(ステップS18)。
この状態で、運転スイッチ27をオンにする(ステップS06)と、先ず、クランクケースヒータ13をオフにする制御が行われる(ステップS09)。更にクラッチ32をオンにする制御が行われる(ステップS08)。これと並行してエンジン1の排気制御も行われる(S07)。なお、イグニッション用リレー及び燃料供給弁はオフのままとする。
一方、停止時間積算手段31から積算された停止時間Tを受信する。
切換手段33にて、停止時間Tが所定の設定時間T0以上か否かを判断する(ステップS10)。
そして、停止時間Tが設定時間T0以上であると判断された場合は、エンジン制御回路にて、イグニッション用リレー及び燃料供給弁をオンにするとともに、エンジンスタータ11をオンにして(ステップS15)、通常のエンジン始動制御が行われる(ステップS16)。
一方、停止時間Tが設定時間T0以下であることを判断した場合は、スタータオンオフ自動繰返し回路にて、エンジンスタータ11を所定時間(短時間)オン及び所定時間(短時間)オフする制御を連続して自動的に複数回(3〜4回)繰返す(ステップS14)。
エンジンスタータ11の短時間のオン・オフの繰返し制御が完了した後に、エンジン制御回路にて、イグニッション用リレー及び燃料供給弁をオンにするとともに、エンジンスタータ11をオンにして(ステップS15)通常のエンジン始動制御が行われる(ステップS16)。
上述のごとく、エンジン駆動式空気調和機が運転スイッチ27により停止され、停止状態検出器14の信号により停止時間積算手段31にて積算された停止時間Tが所定時間T0以内で、再始動を行うべく運転スイッチ27の信号が切換手段33に入力される場合には、エンジン1及び圧縮機2の運転開始前に、切換手段33はクラッチ12に出力して圧縮機2をエンジン1に接続すると共に、エンジン1の排気制御と同時に圧縮機2内の液冷媒や冷凍機油の排出制御を行うので、クランクケースヒータ13による長時間の加熱により圧縮機2内の液冷媒を気化させる時間が短縮されると共に、圧縮機2内に溜まり込んだ液冷媒や冷凍機油が排出されて異常高圧による圧縮機2の破損防止が出来、信頼性が向上する。
〔第3実施形態〕
次に、クランクケースヒータ13が断線等の異常を起こした場合につき説明する。
クランクケースヒータ制御回路にクランクケースヒータ13への電流を検知し、クランクケースヒータ13への電流がストップした場合に断線等の異常を検知する回路を設ける。
そして、クランクケースヒータ13が断線等の異常を起こした場合(ステップS19)には、先ず、故障を示す警報を発する(ステップS20)。
そして、停止時間積算手段31にクランクケースヒータ異常信号を送信する。停止時間積算手段31では異常信号を受信した場合、停止時間Tの積算をゼロにリセットする。
このような状態において、運転スイッチ27をオンにする(ステップS06)と、停止時間Tはゼロ又は、非常に短いため、ステップS10にて設定時間T0以内と判断され、上述のごとく、ステップS14以降の運転が行われる。
〔第4実施形態〕
上述の第1〜3実施形態において、圧縮機油の排出操作をより安全に行う場合について説明する
即ち、ステップS10の切換手段33にて、停止時間Tが所定の設定時間T0以上か否かを判断するまでは、第1〜3実施形態と同じである。
この形態においては、押しボタン付きのスタータオンオフ繰返しOKボタンが制御装置30の盤面上に設けられている。
そして、停止時間Tが設定時間T0以上であると判断された場合、先ず、スタータオンオフ繰返しOKボタンが点灯する(ステップS11)。
ランプが点灯後、操作員がエンジン駆動式空気調和機等の安全を確認した上で、スタータオンオフ繰返しOKボタンを押す(ステップS12)。その後は、第1〜3実施形態と同様のステップS14〜ステップS17の制御、運転が行われる。
このようにすれば、運転スイッチ27をオンの後、いきなりエンジンスタータ11、エンジン1、圧縮機2等が回転し始めるのではなく、安全を確認しつつ操作することが可能となる。
以上、本発明を図示の各実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
例えば、圧縮機2がエンジン1に直結されている装置では、クラッチの制御は省略される。
また、室内熱交換器4を複数台有するマルチタイプの装置に場合には、四方弁3及び絞り機構5も複数組み設けることにより適用可能である。
上記の本発明を実施するための最良の形態において、停止状態検出器14はエンジン出力軸に設置されているが、これに限定されるものではなく、圧縮機2の回転軸に設けてもよく、その他、エンジンスタータ11、燃料供給弁等に設けることも可能である。
また、制御装置30にスタータオンオフ自動繰返し回路を行う手動スイッチを設けておけば、何時でもスタータオンオフ繰返し操作を自動的に行うことができる。
本発明の実施の形態に係るエンジン駆動式空気調和機の全体系統図である。 図1に示すエンジン駆動式空気調和機の制御フローを示す図である。 従来のエンジン駆動式空気調和機の系統図である。 他の従来のエンジン駆動式空気調和機の系統図である。
符号の説明
1 エンジン
2 圧縮機
2A クランクケース
3 四方弁
4 室外熱交換器
5 絞り機構
6 室内熱交換器
7 室外ファン
8 室内ファン
9 ラジエータ
10 冷却水循環ポンプ
11 エンジンスタータ
12 クラッチ
13 クランクケースヒータ
14 停止状態検出器
27 運転スイッチ
30 制御装置
31 停止時間積算手段
32 電源スイッチ
33 切換手段

Claims (4)

  1. エンジンにより駆動される圧縮機を備えたエンジン駆動式空気調和機において、前記エンジン駆動式空気調和機の電源スイッチと、前記エンジン駆動式空気調和機の運転・停止を行う運転スイッチと、前記圧縮機内に設けられ前記電源スイッチをオンにした時にオンとなり前記運転スイッチをオンにした時にオフとなるクランクケースヒータと、前記クランクケースヒータが断線した場合クランクケースヒータ異常信号を送信する断線検知手段と、前記エンジン又は圧縮機の停止時間を積算すると共に、前記電源スイッチをオンにした場合又は前記クランクケースヒータ異常信号を受信した場合、前記停止時間の積算をゼロにリセットする停止時間積算手段と、前記停止時間積算手段によって積算された前記停止時間が所定時間以内で最初の始動信号が前記運転スイッチより入力された時、前記エンジンの排気制御動作及び前記圧縮機の排出制御動作を行う切換手段を備えたことを特徴とするエンジン駆動式空気調和機
  2. 前記エンジンの排気制御動作及び前記圧縮機の排出制御動作をエンジンスタータにより前記エンジンを断続運転して行うことを特徴とする請求項1記載のエンジン駆動式空気調和機。
  3. 前記エンジンの排気制御動作及び前記圧縮機の排出制御動作を前記エンジンのイグニッション及び燃料供給をオフ状態として行うことを特徴とする請求項1又は請求項記載のエンジン駆動式空気調和機。
  4. 前記エンジンによる前記圧縮機の排出制御動作を電磁クラッチを介して行うことを特徴とする請求項1ないし請求項のエンジン駆動式空気調和機
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