JP4324453B2 - 赤外線電球及び加熱装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上記の問題を解決するためになされるものであり、赤外線電球の輻射分布を改善し、赤外線輻射強度が大きい構成を有する小型の赤外線電球及びその赤外線電球を用いた加熱装置を提供することを目的とする。
本発明は、容易に正確な放物線の反射膜を形成することができ、所定の方向に大きな輻射強度を有する赤外線電球を実現できる。放物線形状の反射板を構成することによっても赤外線の輻射強度の大きい赤外線電球は実現できるが、反射板を利用する加熱装置は外形が大きくなる。本発明によれば、輻射強度の大きい小型の赤外線電球を実現できる。
本発明によれば、所定の方向において輻射強度の大きい赤外線電球を実現できる。
本発明によれば、所定の方向において輻射強度の大きい赤外線電球を実現できる。
本発明によれば、局所的に輻射強度の大きい、又は広い範囲を均一的に加熱できる赤外線電球を実現できる。
本発明によれば、加熱効率が高い赤外線電球を実現できる。
本発明によれば、所定の方向において輻射強度の大きい小型の加熱装置を実現できる。
図1を用いて、実施の形態の赤外線電球及び加熱装置について説明する。図1は本発明の実施の形態の赤外線電球の構造を示す正面図(a)及び長手方向に垂直の断面図(b)である。図1(a)は、赤外線電球の一方の端部を表したものであり、もう一方の端部は同じ構成であるため省略している。実施の形態の赤外線電球は、ガラス管1、発熱体2、放熱ブロック3、内部リード線4、モリブデン箔5、外部リード線6、反射膜7を有する。
ガラス管1は石英ガラス(例えば、ダウコーニング社製バイコールガラス(品番 #7190))の非晶質ガラスである。ガラス管1は、発熱体2と放熱ブロック3と内部リード線4とを封入している。本発明のガラス管1は、長手方向に垂直の断面の一部が放物線形状である。
コイルバネ部4aに続いて弾性を有するスプリング部4bが形成されている。スプリング部4bは、放熱ブロック3の外周面から所定間隔を有して配置されており、発熱体2の膨張による寸法変化をその伸び縮みにより打ち消し吸収できるよう構成されている。
内部リード線4の他端には、モリブデン箔5が溶接して接続されている。モリブデン箔5には外部リード線6であるモリブデン線がそれぞれスポット溶接法により接合されている。内部リード線4は、モリブデン箔5を介して外部リード線6に接続される。
外部リード線6に電力を印加すると、発熱体2に電流が流れ、その電流に対する発熱体の抵抗により熱が生じる。このとき、発熱体からは赤外線が放射される。赤外線電球は、発熱体2の発熱温度が1500℃以下で定常状態になるように設計されている。
反射膜7はガラス管の外面状に約5μmの厚みに蒸着された金の薄膜である。反射膜7の長さは発熱体2の発光長を覆う長さである。反射膜7は、発熱体2から輻射された赤外線を反射し、反射膜の背面はほとんど輻射されない。
本発明に係る実施の形態1の赤外線電球において、発熱体2は、発熱体の中心軸に垂直な断面において、放物線形状の反射膜7の焦点に配設される。放物線の焦点に配置された点光源から放射された光は、放物線によって反射されて平行光になる。好ましくは、反射膜7の幅方向の両端と発熱体2の中心軸とが略直線上に位置するのが良い。発熱体は板状であって、発熱体の最も面積が広い面が、反射膜が放射するほぼ平行な光にほぼ垂直に配置される。
輻射強度分布曲線21〜23は、発熱体2に一定の電圧を印加したとき、発熱体2の中心軸から一定の距離の地点における微少な一定の面積内に到達する赤外線量を測定して得た。図2において、半径方向の単位はW/cm2である。
なお、実施の形態において、反射膜はガラス管外面に取り付けたが、これに代えてガラス管の内面に取り付けても、同一の効果が得られる。
2 発熱体
3 放熱ブロック
4 内部リード線
4a コイルバネ部
4b スプリング部
5 モリブデン箔
6 外部リード線
7 反射膜
Claims (6)
- 長手方向に延びる形状を有する1又は複数個の発熱体と、前記発熱体を封止した、長手方向に垂直の断面の一部が放物線であるガラス管と、を有し、
前記ガラス管の外周上の断面が放物線の部分に、長手方向に反射膜が形成されるとともに前記長手方向に垂直な断面の前記発熱体中心軸が、前記放物線両端部を結ぶ略直線上で且つ前記反射膜の焦点に位置していることを特徴とする赤外線電球。 - 複数個の発熱体を有し、複数個の前記発熱体が、前記反射膜が放射するほぼ平行な光にほぼ垂直な面に、並置されることを特徴とする請求項1に記載の赤外線電球。
- 前記発熱体は板状であって、前記発熱体の最も面積が広い面が、前記反射膜が放射するほぼ平行な光にほぼ垂直に配置されることを特徴とする請求項1に記載の赤外線電球。
- 前記発熱体は、前記反射膜が放射するほぼ平行な光の進行方向に向かって凸状又は凹状に湾曲していることを特徴とする請求項1に記載の赤外線電球。
- 前記発熱体は、炭素系物質で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の赤外線電球。
- 請求項1から請求項5のいずれかの請求項に記載の赤外線電球を有する加熱装置。
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