JP2001227751A - 電気ストーブ - Google Patents
電気ストーブInfo
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- JP2001227751A JP2001227751A JP2000040603A JP2000040603A JP2001227751A JP 2001227751 A JP2001227751 A JP 2001227751A JP 2000040603 A JP2000040603 A JP 2000040603A JP 2000040603 A JP2000040603 A JP 2000040603A JP 2001227751 A JP2001227751 A JP 2001227751A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は電気暖房器具に利用する電気ストー
ブに関するものであり、出力や赤外線波長が位置により
ことなる電気ストーブを提供することである。 【解決手段】 電気ストーブは、前面を開口したストー
ブ本体内に設けた反射板の前方に、直線状からなる炭素
系抵抗発熱体を直列に複数本前記管体中に配設し、複数
本の炭素系抵抗発熱体を接続具で接続し通電可能とした
発熱体を配設した構成であり、一つの管体で位置により
出力を変えた構成とすることができ、発熱体が炭素系で
あるため発熱体表面の放射率が高く放射エネルギー量を
増加することができる電気ストーブを実現することがで
きる。
ブに関するものであり、出力や赤外線波長が位置により
ことなる電気ストーブを提供することである。 【解決手段】 電気ストーブは、前面を開口したストー
ブ本体内に設けた反射板の前方に、直線状からなる炭素
系抵抗発熱体を直列に複数本前記管体中に配設し、複数
本の炭素系抵抗発熱体を接続具で接続し通電可能とした
発熱体を配設した構成であり、一つの管体で位置により
出力を変えた構成とすることができ、発熱体が炭素系で
あるため発熱体表面の放射率が高く放射エネルギー量を
増加することができる電気ストーブを実現することがで
きる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気暖房器具に利用
する電気ストーブに関するものである。
する電気ストーブに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の電気ストーブは、図７に示
されているように前面を開口したストーブ本体２内に反
射板３を設けて、その前方の位置に発熱体１４を設け
て、その発熱体１４は、図８（ａ）、（ｂ）に示されて
いるように結晶化ガラスや石英で形成した管体４内にＦ
ｅ−Ｃｒ−ＡｌやＮｉ−Ｃｒ等の電熱線やＷ（タングス
テン）等の金属体をコイル状に丸巻きした発熱線１２を
結晶化ガラスや石英で形成した管体４内に構成されてお
り管体４の両端部より突出した発熱線１２の端部１３よ
り通電することで発熱させ発熱線１２より熱を放射する
ようになっていた。
されているように前面を開口したストーブ本体２内に反
射板３を設けて、その前方の位置に発熱体１４を設け
て、その発熱体１４は、図８（ａ）、（ｂ）に示されて
いるように結晶化ガラスや石英で形成した管体４内にＦ
ｅ−Ｃｒ−ＡｌやＮｉ−Ｃｒ等の電熱線やＷ（タングス
テン）等の金属体をコイル状に丸巻きした発熱線１２を
結晶化ガラスや石英で形成した管体４内に構成されてお
り管体４の両端部より突出した発熱線１２の端部１３よ
り通電することで発熱させ発熱線１２より熱を放射する
ようになっていた。
【０００３】また、電気ストーブの発熱体１４を一本の
管体の中で温度分布を変える場合の発熱線１２は、実開
平５−４７７０７号公報に示すようなものが一般的であ
った。この発熱線１２は図９に示されているようにコイ
ル状に丸巻きした発熱体の巻ピッチを変えて位置により
出力を変え、温度分布を変えるようにしたものである。
管体の中で温度分布を変える場合の発熱線１２は、実開
平５−４７７０７号公報に示すようなものが一般的であ
った。この発熱線１２は図９に示されているようにコイ
ル状に丸巻きした発熱体の巻ピッチを変えて位置により
出力を変え、温度分布を変えるようにしたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気ストーブでは、発熱体１４の管体４は発熱線１２が
コイル状に巻かれるのでコイル巻径に応じた管径が必要
なため、外径が太くなるという課題を有していた。
電気ストーブでは、発熱体１４の管体４は発熱線１２が
コイル状に巻かれるのでコイル巻径に応じた管径が必要
なため、外径が太くなるという課題を有していた。
【０００５】さらに、発熱体１４の発熱線１２は金属体
で形成されているので、発熱線１２の表面の放射率は低
く放射エネルギー量が少ないという課題を有していた。
で形成されているので、発熱線１２の表面の放射率は低
く放射エネルギー量が少ないという課題を有していた。
【０００６】さらに、発熱体１４の巻ピッチが位置によ
り異なり、性能の安定性が悪いという課題を有してい
た。
り異なり、性能の安定性が悪いという課題を有してい
た。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、前面を開口したストーブ本体と、前記ス
トーブ本体内に設けた反射板と、前記反射板の前方に発
熱体とを有し、前記発熱体は、直線状からなる炭素系抵
抗発熱体と、その外周を覆う管体とを有し、炭素系抵抗
発熱体を直列に複数本前記管体中に配設し、複数本の炭
素系抵抗発熱体を接続具で接続し通電可能としたことを
特徴とする電気ストーブである。
決するために、前面を開口したストーブ本体と、前記ス
トーブ本体内に設けた反射板と、前記反射板の前方に発
熱体とを有し、前記発熱体は、直線状からなる炭素系抵
抗発熱体と、その外周を覆う管体とを有し、炭素系抵抗
発熱体を直列に複数本前記管体中に配設し、複数本の炭
素系抵抗発熱体を接続具で接続し通電可能としたことを
特徴とする電気ストーブである。
【０００８】上記発明によれば、一つの管体内に直線状
の炭素系抵抗発熱体が直列に複数本配設されそれぞれを
接続具で接続し通電可能としているため、一本の管体で
位置により出力を変えることができ、発熱体は炭素系で
あるため発熱体表面の放射率が高く放射エネルギー量を
増加することができる。
の炭素系抵抗発熱体が直列に複数本配設されそれぞれを
接続具で接続し通電可能としているため、一本の管体で
位置により出力を変えることができ、発熱体は炭素系で
あるため発熱体表面の放射率が高く放射エネルギー量を
増加することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明は、前面を開口したストー
ブ本体と、前記ストーブ本体内に設けた反射板と、前記
反射板の前方に発熱体とを有し、前記発熱体は、直線状
からなる炭素系抵抗発熱体と、その外周を覆う管体とを
有し、炭素系抵抗発熱体を直列に複数本前記管体中に配
設し、複数本の炭素系抵抗発熱体を接続具で接続し通電
可能とし配設したものである。
ブ本体と、前記ストーブ本体内に設けた反射板と、前記
反射板の前方に発熱体とを有し、前記発熱体は、直線状
からなる炭素系抵抗発熱体と、その外周を覆う管体とを
有し、炭素系抵抗発熱体を直列に複数本前記管体中に配
設し、複数本の炭素系抵抗発熱体を接続具で接続し通電
可能とし配設したものである。
【００１０】そして、発熱体の炭素系抵抗発熱体を一つ
の管体中に複数本直列に配設し、それぞれを接続具で接
続し通電可能としているのでその組み合わせにより位置
により異なる出力を取り出すことができる電気ストーブ
を実現することができると共に、発熱体は炭素系である
ため、発熱体表面の放射率が高く発熱体から放射エネル
ギー量を多く放出することができる電気ストーブを実現
することができる。
の管体中に複数本直列に配設し、それぞれを接続具で接
続し通電可能としているのでその組み合わせにより位置
により異なる出力を取り出すことができる電気ストーブ
を実現することができると共に、発熱体は炭素系である
ため、発熱体表面の放射率が高く発熱体から放射エネル
ギー量を多く放出することができる電気ストーブを実現
することができる。
【００１１】また、複数本の炭素系抵抗発熱体の内、少
なくとも１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる発熱温度
に設定したものである。
なくとも１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる発熱温度
に設定したものである。
【００１２】そして、管体内の複数本の炭素系抵抗発熱
体の内少なくとも一本は、他の炭素系抵抗発熱体と異な
る発熱温度であるため、一つの管体で位置により異なる
赤外線波長の放射エネルギーを得ることができる電気ス
トーブを実現することができる。
体の内少なくとも一本は、他の炭素系抵抗発熱体と異な
る発熱温度であるため、一つの管体で位置により異なる
赤外線波長の放射エネルギーを得ることができる電気ス
トーブを実現することができる。
【００１３】さらに、複数本の炭素系抵抗発熱体の内、
少なくとも１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる出力に
設定したものである。
少なくとも１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる出力に
設定したものである。
【００１４】そして、管体内の複数本の炭素系抵抗発熱
体の内、少なくとも一本は他の炭素系抵抗発熱体と異な
る出力であるため、一つの管体で位置により異なる出力
を得ることができる電気ストーブを実現することができ
る。
体の内、少なくとも一本は他の炭素系抵抗発熱体と異な
る出力であるため、一つの管体で位置により異なる出力
を得ることができる電気ストーブを実現することができ
る。
【００１５】さらに、複数本の炭素系抵抗発熱体の内、
少なくとも１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる断面積
としたものである。
少なくとも１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる断面積
としたものである。
【００１６】そして、管体内の複数本の炭素系発熱体の
内、少なくとも一本は、他の炭素系抵抗発熱体と異なる
断面積であるため、一つの管体で異なる断面積の炭素系
抵抗発熱体を接続しているで、位置により異なる発熱温
度及び出力を得ることができる電気ストーブを実現する
ことができる。
内、少なくとも一本は、他の炭素系抵抗発熱体と異なる
断面積であるため、一つの管体で異なる断面積の炭素系
抵抗発熱体を接続しているで、位置により異なる発熱温
度及び出力を得ることができる電気ストーブを実現する
ことができる。
【００１７】さらに、複数本の炭素系抵抗発熱体の内、
少なくとも１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる長さと
したものである。
少なくとも１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる長さと
したものである。
【００１８】そして、管体内の複数本の炭素系抵抗発熱
体の内、少なくとも一本は他の炭素系抵抗発熱体と異な
る長さであるため、一つの管体で異なる長さの炭素系抵
抗発熱体を接続しているので、位置により異なる発熱温
度及び出力を得ることができる電気ストーブを実現する
ことができる。
体の内、少なくとも一本は他の炭素系抵抗発熱体と異な
る長さであるため、一つの管体で異なる長さの炭素系抵
抗発熱体を接続しているので、位置により異なる発熱温
度及び出力を得ることができる電気ストーブを実現する
ことができる。
【００１９】さらに、複数本の炭素系抵抗発熱体の内、
少なくとも１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる断面形
状としたものである。
少なくとも１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる断面形
状としたものである。
【００２０】そして、管体内の複数本の炭素系抵抗発熱
体の内、少なくとも一本は、他の炭素系抵抗発熱体と異
なる断面形状であるため、一つの管体で異なる断面形状
の炭素系抵抗発熱体を接続しているので、位置により異
なる発熱温度及び出力を得ることができる電気ストーブ
を実現することができると共に、放射方向に指向性をも
たせることもできる電気ストーブを実現することができ
る。
体の内、少なくとも一本は、他の炭素系抵抗発熱体と異
なる断面形状であるため、一つの管体で異なる断面形状
の炭素系抵抗発熱体を接続しているので、位置により異
なる発熱温度及び出力を得ることができる電気ストーブ
を実現することができると共に、放射方向に指向性をも
たせることもできる電気ストーブを実現することができ
る。
【００２１】また、炭素系抵抗発熱体を直列に複数本管
体中に配設し、それぞれを接続具で接続した発熱体を、
前記管体中に並列に複数本配設した発熱体を配設したも
のである。
体中に配設し、それぞれを接続具で接続した発熱体を、
前記管体中に並列に複数本配設した発熱体を配設したも
のである。
【００２２】そして炭素系抵抗発熱体を一つの管体中に
複数本直列に配設し、それぞれを接続具で接続したもの
を並列に複数本配設しているので、その組み合わせおよ
び位置により大きく異なる出力を取り出すことができる
電気ストーブを実現することができる。
複数本直列に配設し、それぞれを接続具で接続したもの
を並列に複数本配設しているので、その組み合わせおよ
び位置により大きく異なる出力を取り出すことができる
電気ストーブを実現することができる。
【００２３】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【００２４】（実施例１）図１は本発明の実施例１の電
気ストーブの側断面図である。また図２は発熱体の断面
図である。そして、図３は発熱体の断面斜視図である。
気ストーブの側断面図である。また図２は発熱体の断面
図である。そして、図３は発熱体の断面斜視図である。
【００２５】図１、図２、図３において電気ストーブ
は、前面を開口したストーブ本体２内に反射板３を設け
て、その前方の位置に、直線状からなる炭素系抵抗発熱
体１ｂを一つの管体４内に直列に複数本配設し、複数本
の炭素系抵抗発熱体１ｂを接続具で接続し通電可能とし
た発熱体１を配設した構成である。１ａは炭素系抵抗発
熱体ユニットで、４はこの炭素系抵抗発熱体１ｂの外周
部を覆う管体である。管体４は石英管や結晶化ガラス管
等の高耐熱性の透明、不透明または半透明材料で構成し
たものであり、内部に炭素系抵抗発熱体１ｂを複数本直
列に構成している。炭素系抵抗発熱体１ｂは炭素質及び
黒鉛質を含む炭素系材料を炭素発熱体の製造法（特公平
３−６７３１６号公報）や炭素系コイル状抵抗発熱体の
製造方法（特公昭６４−１９１４号公報）に記載してい
るような方法で、丸及び多角形断面形状に直線状に成形
されたものである。そして複数本の炭素系抵抗発熱体１
ｂは、各々炭素系抵抗発熱体１ｂの両端を一部にバネ性
を有するようにコイル形状とした接続線５ａと、接続管
５ｂで構成した接続具５で接続しており、両端の接続線
５ａは箔６と接続し箔６の片側は、取り出し線７と接続
している。複数本の炭素系抵抗発熱体１ｂを内部に位置
した管体４は、内部に空気と置換して不活性ガス１１を
複数個の箔６部で、管体４の両端部を溶融して封止部８
を形成して封入すると共に炭素系抵抗発熱体１ｂを保持
している。接続具５は接続線５ａと接続管５ｂをコイル
形状等で一体的に構成してもよい。
は、前面を開口したストーブ本体２内に反射板３を設け
て、その前方の位置に、直線状からなる炭素系抵抗発熱
体１ｂを一つの管体４内に直列に複数本配設し、複数本
の炭素系抵抗発熱体１ｂを接続具で接続し通電可能とし
た発熱体１を配設した構成である。１ａは炭素系抵抗発
熱体ユニットで、４はこの炭素系抵抗発熱体１ｂの外周
部を覆う管体である。管体４は石英管や結晶化ガラス管
等の高耐熱性の透明、不透明または半透明材料で構成し
たものであり、内部に炭素系抵抗発熱体１ｂを複数本直
列に構成している。炭素系抵抗発熱体１ｂは炭素質及び
黒鉛質を含む炭素系材料を炭素発熱体の製造法（特公平
３−６７３１６号公報）や炭素系コイル状抵抗発熱体の
製造方法（特公昭６４−１９１４号公報）に記載してい
るような方法で、丸及び多角形断面形状に直線状に成形
されたものである。そして複数本の炭素系抵抗発熱体１
ｂは、各々炭素系抵抗発熱体１ｂの両端を一部にバネ性
を有するようにコイル形状とした接続線５ａと、接続管
５ｂで構成した接続具５で接続しており、両端の接続線
５ａは箔６と接続し箔６の片側は、取り出し線７と接続
している。複数本の炭素系抵抗発熱体１ｂを内部に位置
した管体４は、内部に空気と置換して不活性ガス１１を
複数個の箔６部で、管体４の両端部を溶融して封止部８
を形成して封入すると共に炭素系抵抗発熱体１ｂを保持
している。接続具５は接続線５ａと接続管５ｂをコイル
形状等で一体的に構成してもよい。
【００２６】次に動作、作用について説明すると、炭素
系材料は非酸化性雰囲気においては溶融、変形すること
なく優れた耐熱性耐食性を示し金属に近い電気伝導性を
示すため、管体４の外部に露出した取り出し線７に通電
することで、炭素系抵抗発熱体１ｂが発熱し放射エネル
ギーを放射する。炭素系抵抗発熱体１ｂは、直線状であ
るため管体４の外径は大きくならない電気ストーブを実
現することができる。
系材料は非酸化性雰囲気においては溶融、変形すること
なく優れた耐熱性耐食性を示し金属に近い電気伝導性を
示すため、管体４の外部に露出した取り出し線７に通電
することで、炭素系抵抗発熱体１ｂが発熱し放射エネル
ギーを放射する。炭素系抵抗発熱体１ｂは、直線状であ
るため管体４の外径は大きくならない電気ストーブを実
現することができる。
【００２７】また炭素系抵抗発熱体１ｂは高放射率であ
るため表面からの放射エネルギーは増加し放射効率を増
加することができる電気ストーブを実現することができ
る。
るため表面からの放射エネルギーは増加し放射効率を増
加することができる電気ストーブを実現することができ
る。
【００２８】（実施例２）図４は本発明の実施例２の発
熱体の断面図である。
熱体の断面図である。
【００２９】実施例１と異なる点は複数本の炭素系抵抗
発熱体の内、少なくとも１本は、長さ、断面積または断
面形状を変え異なる発熱温度及び出力に設定した炭素系
抵抗発熱体ユニット９を構成したところである。
発熱体の内、少なくとも１本は、長さ、断面積または断
面形状を変え異なる発熱温度及び出力に設定した炭素系
抵抗発熱体ユニット９を構成したところである。
【００３０】なお実施例１と同符号のものは同一構造を
有し、説明は省略する。
有し、説明は省略する。
【００３１】次に動作、作用について説明すると、炭素
系抵抗発熱体ユニット９は、炭素系抵抗発熱体各々が、
異なる長さ、断面積、断面形状等としているので、各々
の炭素系抵抗発熱体の発熱温度及び出力を変えることが
でき、取り出し部７より通電することで、炭素系抵抗発
熱体の各々は異なる波長の赤外線及び放射エネルギーを
放射するため、一つの管体４で位置により異なる波長の
赤外線及び放射エネルギーを放射することができる電気
ストーブを実現することができる。
系抵抗発熱体ユニット９は、炭素系抵抗発熱体各々が、
異なる長さ、断面積、断面形状等としているので、各々
の炭素系抵抗発熱体の発熱温度及び出力を変えることが
でき、取り出し部７より通電することで、炭素系抵抗発
熱体の各々は異なる波長の赤外線及び放射エネルギーを
放射するため、一つの管体４で位置により異なる波長の
赤外線及び放射エネルギーを放射することができる電気
ストーブを実現することができる。
【００３２】また炭素系抵抗発熱体ユニット９の炭素系
抵抗発熱体の断面形状を変え、図５（ａ）、（ｂ）、
（ｃ）のように平面部１０を有する断面形状とすると、
平面部１０の方向を変えることで、赤外線の放射方向を
変化させたり、指向性を有したり無くしたりすることが
一つの管体４で実施することができる電気ストーブを実
現することができる。
抵抗発熱体の断面形状を変え、図５（ａ）、（ｂ）、
（ｃ）のように平面部１０を有する断面形状とすると、
平面部１０の方向を変えることで、赤外線の放射方向を
変化させたり、指向性を有したり無くしたりすることが
一つの管体４で実施することができる電気ストーブを実
現することができる。
【００３３】（実施例３）図６は本発明の実施例３の炭
素系抵抗発熱体の断面図である。実施例１と異なる点は
炭素系抵抗発熱体が長さ、断面積、断面形状の異なる９
ａ、９ｂ、９ｃ等を直列に複数本配設し、それぞれを接
続具５で接続した炭素系抵抗発熱体ユニット９を、前記
管体４中に並列に複数本配設したものである。
素系抵抗発熱体の断面図である。実施例１と異なる点は
炭素系抵抗発熱体が長さ、断面積、断面形状の異なる９
ａ、９ｂ、９ｃ等を直列に複数本配設し、それぞれを接
続具５で接続した炭素系抵抗発熱体ユニット９を、前記
管体４中に並列に複数本配設したものである。
【００３４】また、接続具５が重ならないように配設す
ることにより接続具５を重なるように配設した時より管
体４を細くすることができる。
ることにより接続具５を重なるように配設した時より管
体４を細くすることができる。
【００３５】なお実施例１と同符号のものは同一構造を
有し、説明は省略する。本実施例によれば、炭素系抵抗
発熱体９ａ、９ｂ、９ｃ等を直列に複数本配設し、それ
ぞれを接続具５で接続した発熱体１を、前記管体４中に
並列に複数本配設したので、取り出し部７よりの通電を
選択的に行えば管体４の位置により大きく異なる出力を
取り出すことができる電気ストーブを実現できる。
有し、説明は省略する。本実施例によれば、炭素系抵抗
発熱体９ａ、９ｂ、９ｃ等を直列に複数本配設し、それ
ぞれを接続具５で接続した発熱体１を、前記管体４中に
並列に複数本配設したので、取り出し部７よりの通電を
選択的に行えば管体４の位置により大きく異なる出力を
取り出すことができる電気ストーブを実現できる。
【００３６】なお、実施例３において炭素抵抗発熱体ユ
ニット９を用いたが、図２に示す炭素抵抗発熱体ユニッ
ト１ａを複数本管体４中に配設しても同様の効果が得ら
れる。
ニット９を用いたが、図２に示す炭素抵抗発熱体ユニッ
ト１ａを複数本管体４中に配設しても同様の効果が得ら
れる。
【００３７】なお、実施例１、実施例２、実施例３で
は、発熱体１はストーブ本体２内に水平方向に構成され
ていたが、垂直方向及び斜め方向に構成されていても同
様に実施できる。
は、発熱体１はストーブ本体２内に水平方向に構成され
ていたが、垂直方向及び斜め方向に構成されていても同
様に実施できる。
【００３８】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように、本発明
によれば、発熱体は一つの管体内に直線状の炭素系抵抗
発熱体を複数本直列に配設しているため、性能の安定し
た状態で一本の管体で位置により出力を変えることがで
きる電気ストーブを実現することができる。
によれば、発熱体は一つの管体内に直線状の炭素系抵抗
発熱体を複数本直列に配設しているため、性能の安定し
た状態で一本の管体で位置により出力を変えることがで
きる電気ストーブを実現することができる。
【００３９】また異なる炭素系抵抗発熱体と組み合わせ
ることで、性能の安定した状態で一本の管体で位置によ
り波長の異なる赤外線を放射することができる電気スト
ーブを実現することができる。
ることで、性能の安定した状態で一本の管体で位置によ
り波長の異なる赤外線を放射することができる電気スト
ーブを実現することができる。
【００４０】また発熱体は炭素系であるため放射率が高
く放射効率を高めることかできる電気ストーブを実現す
ることができるという有利な効果を有する。
く放射効率を高めることかできる電気ストーブを実現す
ることができるという有利な効果を有する。
【図１】本発明の実施例１の電気ストーブ側断面図
【図２】同発熱体の断面図
【図３】同発熱体の断面斜視図
【図４】本発明の実施例２の発熱体の断面図
【図５】（ａ）本発明の実施例２の炭素系抵抗発熱体の
斜視図 （ｂ）同炭素系抵抗発熱体の斜視図 （ｃ）同炭素系抵抗発熱体の斜視図
斜視図 （ｂ）同炭素系抵抗発熱体の斜視図 （ｃ）同炭素系抵抗発熱体の斜視図
【図６】本発明の実施例３の発熱体の断面図
【図７】従来の電気ストーブの側断面図
【図８】（ａ）従来の発熱体の一部切欠断面図 （ｂ）従来の発熱体の一部切欠断面図
【図９】従来の発熱体の断面図
１ 発熱体 １ａ、９ 炭素系抵抗発熱体ユニット １ｂ、９ａ、９ｂ、９ｃ 炭素系抵抗発熱体 ２ ストーブ本体 ３ 反射板 ４ 管体 ５ 接続具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻田 邦男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 3K092 PP06 QA03 QB08 QB48 3L087 AA11 AC08 CB08 DA05
Claims (7)
- 【請求項１】前面を開口したストーブ本体と、前記スト
ーブ本体内に設けた反射板と、前記反射板の前方に発熱
体とを有し、前記発熱体は、直線状からなる炭素系抵抗
発熱体と、その外周を覆う管体とを有し、炭素系抵抗発
熱体を直列に複数本前記管体中に配設し、複数本の炭素
系抵抗発熱体を接続具で接続し通電可能としたことを特
徴とする電気ストーブ。 - 【請求項２】複数本の炭素系抵抗発熱体の内、少なくと
も１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる発熱温度に設定
したことを特徴とする請求項１記載の電気ストーブ。 - 【請求項３】複数本の炭素系抵抗発熱体の内、少なくと
も１本は炭素系抵抗発熱体と異なる出力に設定したこと
を特徴とする請求項１記載の電気ストーブ。 - 【請求項４】複数本の炭素系抵抗発熱体の内、少なくと
も１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる断面積としたこ
とを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載
の電気ストーブ。 - 【請求項５】複数本の炭素系抵抗発熱体の内、少なくと
も１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる長さとしたこと
を特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載の
電気ストーブ。 - 【請求項６】複数本の炭素系抵抗発熱体の内、少なくと
も１本は他の炭素系抵抗発熱体と異なる断面形状とした
ことを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記
載の電気ストーブ。 - 【請求項７】発熱体は、前記管体中に並列に複数本配設
されたことを特徴とする請求項１から６のいずれか１項
に記載の電気ストーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000040603A JP2001227751A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 電気ストーブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000040603A JP2001227751A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 電気ストーブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001227751A true JP2001227751A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18563958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000040603A Pending JP2001227751A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 電気ストーブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001227751A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100402939C (zh) * | 2005-11-09 | 2008-07-16 | 刘志雄 | 一种电热设备的反射罩之改良结构 |
-
2000
- 2000-02-18 JP JP2000040603A patent/JP2001227751A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100402939C (zh) * | 2005-11-09 | 2008-07-16 | 刘志雄 | 一种电热设备的反射罩之改良结构 |
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