JP4318957B2 - 除湿機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、一般家庭で使用される小型の除湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来一般家庭で使用される除湿機は、洗濯物を乾燥させるために洗濯物を吊した真下に置いて、直接洗濯物に乾燥空気を吹きかけることで短時間に洗濯物を乾燥させるという様な使用方法が行われる事が多かった。そして除湿機の操作部又は表示部は枠体と一体に上面に形成された穴やボタンを、柔軟性のあるフィルムで覆うことで操作部又は表示部裏面に備えた制御基板等の電気部品に洗濯物等の水滴が侵入して故障が発生する事を防止していた。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
実公平7−4416号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、操作部又は表示部を枠体と一体に形成した場合には、操作部や表示部のユニット化ができないために、除湿機の組立コスト削減等の障害になるものであった。また上面板全体を枠体とは別部品で構成し、この上面板の裏面に電気部品を取り付ける事もできるが、デザインや設計が制限される問題があり、操作部や表示部を枠体と別体に構成し、枠体上面に配置した場合には、枠体と操作部又は表示部の隙間から洗濯物から滴下した水滴が器具内に侵入して操作部又は表示部の裏面に位置する電気部品に故障が発生する原因となるものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明はこの点に着目し上記欠点を解決する為、枠体内の上部に蒸発器と凝縮器と送風ファンと水受け皿を備え、前記蒸発器で発生したドレン水を水受け皿を介して溜めるドレンタンクを水受け皿下方に備え、前記枠体は底板と一対の側板と枠体上部に傾斜して備えた操作部とで構成され、この操作部は多数のボタン形状の切込みや表示ランプ用の穴が設けられ、操作部の上面全体を樹脂フイルムで覆うと共に、前記操作部の外周には水滴案内溝を設け、前記側板の開口縁より垂下するリブを形成し、前記水滴案内溝の溝内にリブを位置させ、前記水滴案内溝端部の下方には水受け皿またはドレンタンクを位置させたものである。
【0006】
これによって、操作部のユニット化により、除湿機の組立コスト削減ができ、コンパクトでスッキリしたデザインが可能となり、枠体と操作部との隙間から洗濯物から滴下した水滴が器具内に侵入しても、速やかに水受け皿やドレンタンクに導かれ、操作部の裏面に位置する電装部品の故障をまねくような事も無くなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
この発明の除湿機を図面に示した一実施例で説明すれば、1は除湿機の枠体で平面縦長で後部から前部に向かうに従ってその幅寸法が徐々に広くなる形状の底板2上の外周形状に沿って上方に形成され左右が略対称の左側板3と右側板4とを設け、左右の側板3・4の上面中央から後方の枠体嵌合部5には取手部6を形成し、この取手部6の前方には操作部7取付用の開口を備え、この操作部7の取付で前方向に向かって徐々に前下がりの傾斜面を形成し、前記底板2と左右の側板3・4と操作部7によって本体の外郭を構成している。
【0008】
前記操作部7はボタン形状の切込み8や表示ランプ用の穴9が設けられ、操作部7の上面全体を柔軟性を有する樹脂フイルム10を接着剤にて貼り付けて覆っている。
また前記操作部7の外周の上部から左右側部には、前記左右側板3・4との間の隙間より侵入した水滴を案内する溝11を設けている。この水滴案内溝11内に前記側板3・4の開口縁より垂下するリブ12を形成し、確実に隙間より侵入した水滴を案内溝11に導くものであり、案内溝11に導かれた水滴は左右の溝端部13から下方の水受け皿14やドレンタンク15へ流れてゆくものである。
【0009】
16は前記底板2の前後方向の略中央に垂直に取付けられ、前後方向に隔てる仕切板で、この仕切板16の後方には機械室17を、前方にはタンク室18を設け、前記機械室17の左右対称線上に圧縮機19が、タンク室18には前方に引き出して着脱自在の前記ドレンタンク15を備えている。
【0010】
20は前記左側板3に上部に形成された吸込口で、横長のスリットを多数備えた開口が設けられ、左側板3の側面は左斜め後方に向いているので、正面からは吸込口20が隠れてほとんど見えないものである。
21は前記右側板4の上面に設けた吹出口で、開いた時に風向板を兼ねる開閉自在の蓋22によって乾燥空気の吹出方向を右斜め上方向から水平方向に自由にかえることができるものである。
【0011】
前記吸込口20の内側には樹脂製の網や不織布からなり、吸入空気に混入するホコリを取り除くフィルタ(図示せず)をそなえている。このフィルタの内側にはフィンチューブ式の熱交換器からなる蒸発器23と、蒸発器23の更に下流には、同じくフィンチューブ式の熱交換器からなる凝縮器24を設け、この凝縮器24の下流には送風ファン25及びこのファン25を駆動するファンモータ26が設けられ、前記吸込口20と吹出口21の間に形成した送風経路27の送風を行うものである。
【0012】
前記凝縮器24とファンモータ26の間には、樹脂材料で一体成型された熱交固定部材28を設け、この熱交固定部材28は前記モータ26を取付けると共に送風ファン25の吸入口29を備えたファンガイド部30と、前記蒸発器23と凝縮器24のフィンの上面や銅管を固定する上部固定部31と、蒸発器23で発生した結露水を受ける前記水受け皿14を一体に成形し、前記ファンガイド部30と上部固定部31の間と、ファンガイド部30と水受け皿14の間に、折曲可能な肉薄部32を形成し、この肉薄部32を中心にして約90度の角度で折り曲げて、蒸発器23と凝縮器24を挟み込み固定するものである。
【0013】
33はモータ取付部で、前記吸入口29より立設される足の間を吸込空気が通過するものである。
34は前記上部固定部31の左右に突出する上固定片で、前記蒸発器23、凝縮器24の銅管等の上部を押さえるものである。
35は前記水受け皿14の左右に突出する下固定片で、前記蒸発器23、凝縮器24の銅管等の下部を押さえるものである。
【0014】
前記ファンガイド部30の下部にはネジ穴用凸部36を、折曲状態でこの凸部36に対向する水受け皿14にはネジ穴37を備え、ファンガイド部30と水受け皿14の折曲状態をネジ38にて保持する固定手段を備えるものである。
又前記上部固定部31の下部には爪部39を、折曲状態でこの爪部39が係止する、溝又は突起40をファンガイド部30の上部に設ける係止手段を備えるものである。
【0015】
前記圧縮機19は凝縮器24とキャピラリーチューブ等の減圧装置(図示せず)と蒸発器23を冷媒配管で連通して、圧縮機19の運転により凝縮器24は高温になり、蒸発器23は低温になるものである。
【0016】
前記ドレンタンク15は枠体1の左右両側面間の寸法を後部より前方に向かうに従って幅広に形成し、前面下部に大きな容積で設ける。また、前記ドレンタンク15は下部前面で前面穴41に着脱自在に設けられ、ドレンタンク15装着時に前記水受け皿14の排水口42から排水される結露水を溜めるものであり、タンク前面下部にはタンク15を前面に引き出すための取手用凹部43を備えている。
【0017】
前記操作部7には運転ボタン44、タイマーボタン45、運転コース選択ボタン46等のボタン類と各種ランプや発光ダイオードによる表示部47を備え、前記枠体1の左右両側面間の寸法を後部より前方に向かうに従って幅広に形成し、ドレンタンク15上方の広い上面に設けたので、とても見やすく操作がしやすいものである。また前記操作部7はリモコン等を使用する場合はボタン類を設けずに表示部47のみでもよいものである。
【0018】
48は制御基板等の電装部品で、前記操作部7の下方で、上部固定部31の上面に位置するものであるが、前記操作部7に備えた水滴案内溝11と、この水滴案内溝11内に前記側板3・4の開口縁より形成したリブ12によって、操作部7と側板3・4の隙間から侵入する、洗濯物等から滴下する水滴を確実に案内溝11に導く事で、電装部品48を保護するものである。
【0019】
このようにすることで、コンパクトでスッキリしたデザインが可能となり、枠体1と操作部7の隙間から洗濯物から滴下した水滴がこの隙間から器具内に侵入しても、速やかに水受け皿14やドレンタンク15に導かれ、操作部7の裏面に位置する電装部品48の故障をまねくような事も無くなるものである。
また侵入した水滴は電装部品48を避けるだけでなく、器具外へ飛び散ったり排出される様な事もなくドレン水と一緒にドレンタンク15に回収されるものである。
また小型の除湿機であってもドレンタンク15を比較的大きく形成する事ができると共に、ドレンタンク15が枠表面に露出する面積が大きくなり、ドレンタンク15内の水位を確認する事が極めて容易になるものである。
また、正面からは側面の吸込口が見えなくなりデザイン性も向上するものである。
【0020】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、操作部のユニット化により除湿機の組立コスト削減ができ、枠体と操作部の隙間から洗濯物から滴下した水滴がこの隙間から器具内に侵入しても、速やかに水受け皿やドレンタンクに導かれ、操作部の裏面に位置する電装部品の故障をまねくような事も無くなるものである。
また侵入した水滴は電装部品を避けるだけでなく、器具外へ飛び散ったり排出される様な事もなくドレン水と一緒にドレンタンクに回収されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例の斜視図。
【図2】同分解状態の斜視図。
【図3】同正面中央の拡大断面図。
【図4】同操作部の斜視図。
【図5】同要部側面拡大断面図。
【図6】同正面側要部の拡大断面図。
【図7】同組立前の熱交固定部材の断面図。
【符号の説明】
1 枠体
2 底板
3 左側板
4 右側板
7 操作部
11 水滴案内溝
12 リブ
13 溝端部
Claims (1)
- 枠体内の上部に蒸発器と凝縮器と送風ファンと水受け皿を備え、前記蒸発器で発生したドレン水を水受け皿を介して溜めるドレンタンクを水受け皿下方に備え、前記枠体は底板と一対の側板と枠体上部に傾斜して備えた操作部とで構成され、この操作部は多数のボタン形状の切込みや表示ランプ用の穴が設けられ、操作部の上面全体を樹脂フイルムで覆うと共に、前記操作部の外周には水滴案内溝を設け、前記側板の開口縁より垂下するリブを形成し、前記水滴案内溝の溝内にリブを位置させ、前記水滴案内溝端部の下方には水受け皿またはドレンタンクを位置させた事を特徴とする除湿機。
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